JPH06100761B2 - カメラのフイルム給送装置 - Google Patents

カメラのフイルム給送装置

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JPH06100761B2
JPH06100761B2 JP62092548A JP9254887A JPH06100761B2 JP H06100761 B2 JPH06100761 B2 JP H06100761B2 JP 62092548 A JP62092548 A JP 62092548A JP 9254887 A JP9254887 A JP 9254887A JP H06100761 B2 JPH06100761 B2 JP H06100761B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラの自動フイルム給送装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
最近のコンパクトカメラは電子化が一段と進み、撮影枚
数カウンタも電子化されてきている。また、フイルム給
送はモータを用いたワインダによって自動化され、フイ
ルムをカメラに装填した時点から撮影終了後のフイルム
の巻戻しまで、全動作がプログラムに沿って行われてい
る。
このような電動カメラの中で、プレワインディング式の
ものが提供されている。プレワインディング式のカメラ
では、カメラにパトローネを装填した後にモータを正転
駆動し、パトローネ内の未露光フイルムを全て引き出し
て巻取りスプールに巻取り、このプレワインディングモ
ード後には、撮影毎にモータを逆転駆動して露光済みの
フイルムを1コマずつパトローネに巻き込んでゆくよう
にしたものである。このプレワインディング式によれ
ば、撮影途中で裏蓋を開けても露光済みのフイルムには
外光が及ばないことや、撮影完了後のフイルム巻戻し操
作が不要となることなど利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前述のプレワインディング式カメラも含め、
カメラの作動シーケンスが電子式に管制,制御されるカ
メラにおいては、その使用の途中で電池が消耗し、電池
交換が余儀なくされた場合には、次のような弊害が生ず
る。すなわち、電池交換のために旧電池を取り外した瞬
間に、カメラの作動用シーケンスを管制するためい用い
られている各種のメモリの記憶内容が消失してしまう。
したがって、撮影枚数を電子的に計数している電子カウ
ンタ計数値もリセットされ、電池交換前に撮影したフイ
ルム枚数を保存しておくことができない。この結果、新
たな電池を接続してもカメラの作動シーケンスは初期状
態から再起動されることになる。
このように、使用途中でカメラの作動シーケンスが初期
状態から再起動された場合には、フイルム給送を順巻き
式で行うカメラにおいては、すでに何コマか撮影が行わ
れているにもかかわらず、フイルムのリーダー部を巻き
取るための空送りが2,3コマ分行われることになり、未
露光のフイルムを2,3コマ程無駄にしてしまう。
また、プレワインディング式カメラにおいては、電池交
換を行うことによってプレワインディングモードから起
動されることになる。したがって、撮影済みのフイルム
がパトローネから引き出され、このフイルムから撮影が
始まるから、二重撮りが行われることになってしまう。
本発明はこのような従来技術の欠点を解決するためにな
されたものであり、プログラムに基づいて電子制御され
るカメラにおいて、電池交換によってプログラムが初期
状態になっても、撮影前の状態を忠実に再現して確実に
撮影が行われるようにしたカメラのフイルム給送装置を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、カメラに電源電池が
新規に接続されたことを検出する検出手段と、フイルム
の給送時にパーフォレーションの通過個数を計数するカ
ウント手段とを設けるとともに、前記検出手段から信号
が得られたときにフイルム給送用のモータを一方向に回
転させ、フイルムが端部まで給送された時点でモータを
停止させる第1駆動手段を設けたものである。さらに、
第1駆動手段によりモータの駆動が停止した後には、第
2駆動手段によってモータが逆転され、この逆転の停止
は、第1駆動手段によってフイルムが給送されるときに
前記カウント手段によって計数された、パーフォレーシ
ョンの通過個数を参照して行わせるようにしたものであ
る。
〔作用〕
上記のような構成によれば、電池交換が検出手段によっ
て検出されると、フイルムの端部を基準においてその端
部側まで第1駆動手段によってフイルムが移動、停止さ
れる。次に、この第1駆動手段によるフイルムの移送方
向と逆方向にフイルムが第2駆動手段によって給送され
る。駆動停止手段は両者のフイルム移送量をパーフォレ
ーションの通過個数を計数するカウント手段によって測
定し、撮影済みのコマとの間に無駄な間隔をあけること
なく、未露光のコマまでフイルムを移動させることがで
きる。
以下、プレワインディング式を用いたカメラにおける本
発明の実施例について説明する。
〔実施例〕
第3図は、本発明に用いたフイルム給送装置の概略を示
した図である。カメラを駆動するためのモータ1は、カ
メラを小型にする目的で巻取りスプール2と兼用されて
いる。すなわち、固定子が巻取りスプール2として用い
られ、この巻取りスプール2内に回転子が収納されてい
る。この巻取りスプール2の外周に複数の爪3が形成さ
れており、この爪3に写真フイルム4のパーフォレーシ
ョン4aが係合する。巻取りスプール2の上部からは、駆
動ギア5を遊嵌したモータ1の回転軸6が突出してい
る。駆動ギア5の回転は、減速ギアトレインを構成する
ギア8,9,10を介してスプール駆動ギア11に伝達される。
スプール駆動ギア11の回転は円筒板バネ12を介して巻取
りスプール2に伝達される。
スプール駆動ギア11の回転は、一方向クラッチ14を介し
てギア15へも伝達される。ギア15と同軸に設けられた巻
戻し爪(図示省略)は、パトローネ16内に収納されたス
プール17に係合する。前記一方向クラッチ14は、スプー
ル駆動ギア11が実線矢印方向に回転するときには係合が
解除された状態となり、ギア15は駆動されない。そし
て、スプール駆動ギア11が破線矢印方向に回転するとき
には、ギア15がスプール駆動ギア11によって駆動される
ようになる。
フイルム4の走行検出用として、露光枠22の肩に当たる
部分のパーフォレーション4aを両側から挟むようにして
LED20とフォトトランジスタ21とが設けられている。こ
のフォトトランジスタ21はLED20から光を受光するとON
状態となり、遮光により光が受光されないときOFF状態
になる。フイルム4が移動するとき、フォトトランジス
タ21はパーフォレーション4aの有無によってLED20から
の光を受光したり遮光されたりしてON,OFFを繰り返す。
第1図は、本発明を用いたモータ制御回路の概略を示す
ものである。フイルム給送用のモータ1の両端には、双
投式のリレースイッチS2,S3が設けられている。そし
て、リレースイッチS2が接点bに接続され、リレースイ
ッチS3が接点aに接続されているときには、モータ1は
正転してフイルム4を巻取りスプール2に巻き取る。逆
にリレースイッチS2が接点aに接続し、リレースイッチ
S3が接点bに接続しているときには、モータ1は逆転し
てフイルム4をパトローネ16に巻戻す。また、図示のよ
うにリレースイッチS2,S3が接点aに接続されたとき
に、モータ1は停止する。
トランジスタ31,32には、それぞれリレーコイル33,34が
接続されている。トランジスタ31,32は入力であるベー
スが「H」のときに通電、すなわちONになる。トランジ
スタ31,32がそれぞれONされたときには、リレーコイル3
3,34がリレースイッチS2,S3を接点aから接点bに切り
換える。
アップダウンカウンタ36は、カウント端子(C),アッ
プダウン切換え端子(U/D),リセット端子(R)とを
備え、カウント端子にはフォトトランジスタ21からパル
スが供給される。また、アップダウン切換え端子にはCP
U37からのカウントアップ指令信号、あるいはカウント
ダウン指令信号が入力される。そして、アップダウン切
換え端子にカウントアップ指令信号が入力されたときに
は、アップダウンカウンタ36はフォトトランジスタ21か
らのパルスを加算しながら計数し、カウントダウン指令
信号が入力されたときには、フォトトランジスタ21から
パルスが入力されるごとに減算しながら計数を行う。な
お、CPU37は、後述するように乾電池交換時直後に行わ
れるフイルム4のパトローネ16からの巻上げ時にカウン
トアップ指令信号を出力し、引き続いて行われるフイル
ム4のパトローネ16への巻き込み時にカウントダウン指
令信号を出力する。また、撮影モードにおいては枚数カ
ウンタ40の計数のため、カウントダウン指令信号を出力
し、プレワインディングモードでは例えばカウントアッ
プ指令信号を出力する。
CPU37はアップダウンカウンタ36の計数出力を常時監視
しており、これに基づいて一連のシーケンスプログラム
の遂行を管制している。そして、例えば撮影モードにお
いては、フォトトランジスタ21からのパルスによってア
ップダウンカウンタ36が「8」個減算された時点で、減
算式の枚数カウンタ40に1個のパルスを出力する。な
お、この減算パルス数「8」は、35mmフイルムフルサイ
ズにおけるフイルム1コマ分に相当するパーフォレーシ
ョン数として決められたものである。こうして、CPU37
から枚数カウンタ40に1パルスの出力が与えられると、
枚数カウンタ40の計数値は「1」だけ減算され、この結
果はフイルム残数を表示するための液晶板(LCD)42に
デジタル表示される。
なお、スイッチS4はカメラの裏側閉止を検出するスイッ
チを示し、パトローネ16を装填した状態で裏蓋を閉じた
ときにこのスイッチS4からCPU37に起動信号が提出され
る。
また、CPU37には乾電池30の電源電圧を監視するチェッ
ク回路43の出力端が接続されている。このチェック回路
43は、その両端に印加される電圧が「0」から所定のレ
ベルまで立ち上がったことを検知して、CPU37にリセッ
ト指令信号を出力する。
上述の構成を有する本発明の作用について説明する。
パトローネ16を装填した後、裏蓋を閉止することによっ
てスイッチS4が導通すると、CPU37はプレワインディン
グモードで起動される。これにより、CPU37はアップダ
ウンカウンタ36をリセットした後、カウントアップ指令
信号を送出するとともに、トランジスタ31のベースに
「H」信号(モータ1への正転開始指令信号)を送出す
る。トランジスタ31はこの「H」信号によってONし、リ
レーコイル33に電流が流れて、リレースイッチS2は接点
aから接点bに接続される。このときリレースイッチS3
は接点aに接続されたままであるから、したがってモー
タ1は正転方向、すなわち巻取りスプール2を駆動する
方向へ回転する。巻取りスプール2の正転でフイルム4
がスプール2に巻かれていくと、フォトトランジスタ21
はフイルム4の走行に対してON,OFFを繰り返す。
フイルム4が全てパトローネ16から巻き取られフォトト
ランジスタ21のON,OFFが停止すると、アップダウンカウ
ンタ36でカウントアップが停止する。このときのカウン
ト値を「P」として保持しながら、CPU37は一定時間カ
ウントアップが行われないことを検出すると、トランジ
スタ31に「L」信号(モータ1への正転停止指令信号)
を送出し、リレースイッチS2を接点aにしてモータ1の
正転を停止させる。
こうしてモータ1が停止した時点でCPU37は、パトロー
ネ16に設けられた周知のDXコードを電気的に読み取っ
て、これにより枚数カウンタ40を初期設定する。例えば
24枚撮りのフイルム4が使用された場合には、初期値と
して「24」がセットされる。
このようにしてプレワインディングモードが完了すると
撮影モードに切換えられる。そして、CPU37がアップダ
ウンカウンタ36のアップダウン端子にカウントダウン指
令信号を供出した後、トランジスタ32に「H」信号(モ
ータ1への逆転開始指令信号)を供出すると、モータ1
の正転時と同様の作動によりモータ1は逆転される。こ
うしてフイルム4が破線方向に給送されると、アップダ
ウンカウンタ36はフォトトランジスタ21から供出された
パルス信号によって、アップダウンカウンタ36の計数値
「p」を順次減算していく。そして、この減数パルス数
が例えば「m」個に達したことがCPU37によって検出さ
れると、CPU37はトランジスタ32に「L」信号(モータ
1への逆転停止指令信号)を供出してモータ1を停止さ
せる。なお、前記減算パルス数「m」はフイルム現像処
理時に切断されるフイルム後端部(パトローネ側)の長
さ、あるいはシャッタチャージを行うためのモータ駆動
量から設定されたものである。
レリーズボタン38が押圧されると、レリーズ信号発生回
路39からCPU37に信号が送られる。CPU37からの指令によ
り周知の測距動作,測光動作をへてシャッタが開閉す
る。このシャッタの作動完了信号がCPU37にフィードバ
ックされると、CPU37はモータ1への逆転開始指令信号
を供出する。これによって、露光済みののフイルム4が
パトローネ16に巻き込まれていく。そして、フォトトラ
ンジスタ21のON,OFFによりアップダウンカウンタ36でカ
ウントダウン動作が行われる。そして、アップダウンカ
ウンタ36の計数値が「8」だけ減算されたことがCPU37
によって検出されると、CPU37はモータ1への逆転停止
指令信号を供出するとともに、枚数カウンタ40を「1」
だけ減算する。これにより、LCD40には表示中の数より
1個減数した数、すなわち撮影可能なフイルム残数が表
示され、順次撮影が行われていく。
ところで、上記撮影モードの行われている途中で乾電池
30が消耗してくると、シャッタの開閉が終了した時点で
1コマの巻戻しが開始されなくなる。これは、巻戻しを
駆動するモータ1の消費電力がカメラの諸動作の中で一
番大きいためであり、このモータ1の作動停止を契機と
して乾電池30の交換が行われる。そして、電池交換のた
めにそれまで使用されていた乾電池30を取り外すとCPU3
7や枚数カウンタ40などには一切給電されなくなる。し
たがって、アップダウンカウンタ36や枚数カウンタ40に
おけるそれまでの計数値はすべて消失してしまうことに
なる。
しかる後に新たな電池30が接続されると、チェック回路
43はその両端に印加される電圧が「0」から所定のレベ
ルまで立ち上がったことを検知する。この検知信号がCP
U37に入力されると、CPU37は第2図で示したフローチャ
ートに従った電池交換モードで起動する。
CPU37はスイッチS4が導通していることを示す信号によ
り裏蓋の閉止を確認すると、アップダウンカウンタ36に
カウントアップする指令信号を送出するとともに、モー
タ1へ正転開始指令信号を送出する。モータ1の正転に
より露光済みのフイルム4が巻取りスプール2に巻き取
られていくと、アップダウンカウンタ36でカウントアッ
プ動作が行われる。フイルム4がすべて巻取りスプール
2に巻き取られると、アップダウンカウンタ36は再び
「0」からカウントアップ動作を開始する。CPU37は例
えば1秒間のカウントアップの停止を検出すると、この
ときのカウント値「n」を保持するとともにモータ1へ
正転停止指令信号を送出する。こうしてモータ1が停止
するとCPU37はDXコードを電気的に読み取って、フイル
ム4が24枚撮りのものなら枚数カウンタ40を「24」に初
期設定する。
次に、CPU37はアップダウンカウンタ36における計数値
「n」が、前記「m」以上であるかどうかを判定する。
CPU37は「n」>「m」であれば、アップダウンカウン
タ36にカウントダウン指令信号を供出するとともに、モ
ータ1へ逆転開始指令信号を供出する。こうして、乾電
池交換前に撮影した露光済みのフイルム4がパトローネ
16に巻き込まれていき、カウント数が「n+8」個に達
したことがCPU37によって検出されると、CPU37はモータ
1へ逆転停止指令信号を供出する。このように、カウン
トが「n+8」個になった時点でモータ1の逆転を停止
させると、電池交換前に撮影されたコマを送った後、次
の新たなコマが露光枠22に位置した状態となり、次の撮
影が可能とる。
なお、「n」≦「m」となるのは、プレワインディング
終了直前、あるいはプレワインディング後のフイルム空
送りがパーフォレーション4a「m」個分行われる前にカ
メラの作動が中断された状態を意味している。この場合
には、CPU37はパーフォレーション4aの「m」個分のフ
イルム4をパトローネ16に巻戻して、上述の撮影モード
のプログラムに従った動作を行う。
上記のモータ1への逆転開始指令信号の供出と平行し
て、CPU37では前記「n」をもとにLCD表示を正常に復帰
させるため24−〔(n−m)/8〕の演算が行われ、この
演算結果はこの時点でのフイルム残数としてLCD42に表
示される。
このようにして露光済みのフイルム4はパトローネ16に
収容され、未露光のフイルム4が露光枠22に設定される
とともに、フイルム残数も正常化された状態で撮影が再
開される。
なお、上述ではプレワインディング式のカメラについて
の実施例を取り上げたが、順巻き式のカメラについても
同様な作用を行うことができることはいうまでもない。
また、上記では乾電池交換後にパトローネ16から全ての
フイルム4を巻取りスプール2に巻上げ、パトローネ側
のフイルム端部を基準にフイルム4の巻戻しを行ってい
るが、プレワインディング式、順巻き式に関わらず上記
と逆に、電池交換後にパトローネ16にフイルム4を巻戻
した後、再び所定のコマ位置までフイルム4を巻取りス
プール2に巻き取ってゆくようにすることもできる。こ
の場合には、パトローネ16にフイルム4を巻戻してゆく
ときに、フイルムリーダー部が巻取りスプール2の爪3
から外れてパトローネ16に巻き込まれることを防ぐため
に、例えばフイルムリーダー部側の肩部分4b(第3図)
を検出した時点で、フイルム4の巻戻しを停止させるよ
うにするのがよい。
〔発明の効果〕
上記のような構成によれば、新規の電池交換後、フイル
ムの端部を基準においてその端部側までフイルムを移動
させ、この移動長を基に電池交換前の状態を復元し、さ
らに撮影済みのコマとの間に無駄な間隔をあけることな
く、未露光のコマまでフイルムを移動させることができ
る。しかも、フイルムの移動はパーフォレーションを基
準にして行うから確実に行われる。したがって、使用途
中で電池交換を行ってカメラを再起動させたときに、す
でに撮影したコマに2重撮りしたり、あるいはフイルム
を無駄に送ってしまったりすることなく、フイルムを効
率的に使うことができるとともに、カメラの作動シーケ
ンスも途中から継続させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたモータ制御回路の概略を示すも
のである。 第2図は本発明を用いたCPUのフローチャートを示す図
である。 第3図は本発明を用いたフイルム給送装置の概略を示し
た図である。 1……モータ 2……巻取りスプール 17……スプール 20……LED 21……フォトトランジスタ 31……トランジスタ(正転用) 32……トランジスタ(逆転用) S2……リレースイッチ(正転用) S3……リレースイッチ(逆転用) S4……スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電池が新規に接続されたことを検出す
    る検出手段と、フイルムの給送時にパーフォレーション
    の通過個数を計数するカウント手段と、前記検出手段か
    ら信号が得られたときに、フイルム給送用のモータを一
    方向に回転させ、フイルムが端部まで給送されたときに
    モータを停止させる第1駆動手段と、前記第1駆動手段
    が停止した後にモータを他方向に回転させる第2駆動手
    段と、この第2駆動手段によるフイルム給送時に前記カ
    ウント手段によって計数されるパーフォレーションの通
    過個数と、第1駆動手段によるフイルム給送時に計数さ
    れたパーフォレーション通過個数との両者を参照して第
    2駆動手段の作動を停止させる駆動停止手段とを備え、
    電源電池入れ換え時のフイルムの位置を正確に割り出す
    ことができるようになしたことを特徴とするカメラのフ
    イルム給送装置。
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