JP3370736B2 - 電動巻上げ巻戻し式カメラ - Google Patents

電動巻上げ巻戻し式カメラ

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JP3370736B2
JP3370736B2 JP14977193A JP14977193A JP3370736B2 JP 3370736 B2 JP3370736 B2 JP 3370736B2 JP 14977193 A JP14977193 A JP 14977193A JP 14977193 A JP14977193 A JP 14977193A JP 3370736 B2 JP3370736 B2 JP 3370736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムの巻上げおよ
び巻戻しを電動モータで行うカメラ、殊に、初期巻上げ
中にフィルムのミスローディングが生じた場合にフィル
ムの再ローディングが可能である電動巻上げ巻戻し式カ
メラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルムの巻上げおよび巻戻しをモータ
で行う、いわゆる電動巻上げ巻戻し式カメラでは、往々
にして、フィルムのオートローディング(フィルムの自
動空送り操作)が失敗している状態で撮影操作を続行し
て撮影ミスを惹き起すことがある。
【0003】そのため、従来のこの種カメラにおいて
は、初期巻上げ中にフィルムのミスローディングが生じ
たことを何等かの方法で検出して、上述した撮影ミスを
未然に防止する対策が講じられている。
【0004】例えば、本出願人の出願に係る特開昭58
−145932号公報には、フィルムの自動空送り操作
が失敗したときに、それを検知してフィルム給送用モー
タを強制的に停止させることにより、シャッタ機構およ
びクイックリターン機構をリセットし得ない状態にし
て、フィルムの自動空送り操作の失敗による撮影ミスを
最小限1回だけに抑え、或いは、操作の失敗を検知した
ときに警報を発することにより撮影ミスをゼロにすると
いう技術が開示されている。
【0005】また、特開昭60−120341号公報に
は、1駒分のフィルム巻上げ動作が完了する毎にモータ
停止位置に移動し、撮影動作完了により巻上げ位置に移
動するスイッチ部材30とフィルムカウンタ27とを関
連付け、フィルムの自動空送り操作の失敗によりフィル
ムカウンタ27が作動しない場合に、スイッチ部材30
を巻上げ位置に保持した状態でフィルム給送用モータの
駆動を継続させることにより、現在の状態がミスローデ
ィング状態であることを容易に察知し得るようにすると
いう技術が開示されている。
【0006】さらに、特開平4−31840号公報に
は、フィルム給送用のフォーク7と係合して巻上げ方向
および巻戻し方向に回転する供給スプール22と、この
供給スプール22に巻回されたフィルムが緩んだときに
その外周面と接触して送出し時におけるフィルムの摩擦
量を軽減する3本のローラ23および1個所の内部突出
部21aとを具えた特殊なフィルムカートリッジ21を
用いるカメラにおいて、フィルムの自動空送り操作が失
敗したときに、先ずフィルムの巻戻し操作を行ってフィ
ルムを一旦カートリッジ21内に巻込み、その後、フィ
ルムの自動空送り操作をやり直すことができるというフ
ィルムの自動空送り操作の再操作可能な技術が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
58−145932号公報の開示技術の場合は、フィル
ムの自動空送り操作が失敗したときにフィルム給送用モ
ータを強制的に停止させるようにしたケースでは、最小
限1回の撮影ミスを生じさせるということが問題とな
り、また、警報を発するケースでは、警報発生時に裏蓋
を開けることによりそれまで巻上げられたフィルムが無
駄になるということが問題となる。
【0008】また、特開昭60−120341号公報の
開示技術では、フィルムの自動空送り操作が失敗したと
きにフィルム給送用モータの駆動を継続させなければな
らないために、モータ駆動に伴う電池の消耗ということ
が大きな欠点となり、しかも、モータが駆動中であるの
に裏蓋を開いてもよいのかという素朴な不安感が生じる
ということも人間工学上の欠点となる。
【0009】一方、特開平4−31840号公報の開示
技術は、フィルムの自動空送り操作が失敗したときに、
フィルムを巻戻して再度フィルムの自動空送り操作を再
度行うという点で本発明と類似する技術ではあるが、こ
の技術では、一般的なパトローネの使用を前提とする従
来のフィルム給送システムには適用することができない
ということが大きな欠点となっている。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その第1の目的は、従来技術の問題点を全て
解決し、一般的なフィルムパトローネを使用する従来の
フィルム給送システムの活用を前提として、フィルムの
自動空送り操作が失敗したときに、フィルムを自動空送
り前の位置まで自動的に巻戻し、この状態から簡単に自
動空送り操作を再開し得る電動巻上げ巻戻し式カメラを
提供することにあり、第2の目的は、フィルムが最終端
(所謂、フィルムエンド)まで巻上げられたときに、上
述したフィルムの再度の自動空送り操作を再開し得る手
段を利用して、フィルムを自動空送り前の位置まで自動
的に巻戻し得る電動巻上げ巻戻し式カメラをすることで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、フィルムの巻上げおよ
び巻戻しを電動モータで行うカメラにおいて、前記電動
モータの駆動制御を含めて前記カメラの全体制御を司る
駆動制御手段と、前記カメラ内に装填された前記フィル
ムを予め設定されたオートロード開始位置から撮影駒の
第1駒位置まで自動空送りし得るオートロード手段を備
え、且つ、前記駆動制御手段により巻上げ方向および巻
戻し方向に駆動制御されるフィルム給送装置と、前記フ
ィルムがオートロード開始位置に位置したときに、前記
駆動制御手段にフィルム存在信号を出力し、且つ、前記
フィルムがオートロード開始位置に位置していないとき
に、前記駆動制御手段にフィルム不存在信号を出力し得
るフィルム存否スイッチ手段と、前記カメラの蓋が完全
に閉じられたときに、前記駆動制御手段に蓋閉じ信号を
出力し、且つ、前記カメラの蓋が開いているときに、前
記駆動制御手段に蓋開き信号を出力し得る蓋閉じ検出ス
イッチ手段と、前記フィルムが前記オートロード開始位
置から前記撮影駒の第1駒位置まで自動空送りされたと
きに、前記駆動制御手段に自動空送り完了信号を出力
し、且つ、前記自動空送り動作前の状態および前記フィ
ルムが前記オートロード開始位置から前記撮影駒の第1
駒位置まで自動空送り中のときに、前記駆動制御手段に
自動空送り未完了信号を出力し得る第1駒位置検出スイ
ッチ手段と、前記フィルム給送装置が前記フィルムを前
記撮影駒の1駒分に相当する長さ巻上げている間は、前
記駆動制御手段に対して巻上げ途中信号を出力し、且
つ、前記フィルム給送装置が前記撮影駒の1駒分に相当
するフィルム長さだけの巻上げを完了すると1駒分巻上
げ完了信号を出力し得る1駒分巻上げ完了検出スイッチ
手段と、を備え、前記第1駒位置検出スイッチ手段と、
前記蓋閉じ検出スイッチ手段と、前記フィルム存否スイ
ッチ手段とを直列に接続すると共に、前記第1駒位置検
出スイッチ側の一端を前記駆動制御手段に接続してな
り、前記フィルム存在信号と前記蓋閉じ信号と前記自動
空送り未完了信号とが同時に出力され、前記フィルムを
前記オートロード開始位置から前記第1駒位置まで自動
空送りするときの前記フィルムの第1駒位置停止に関し
て、前記第1駒位置検出スイッチ手段と前記1駒分巻上
げ完了検出スイッチ手段との同期がとれていないときに
は、前記第1駒位置検出スイッチ手段による検出が終了
した後に前記1駒分巻上げ完了検出スイッチ手段が1駒
分巻上げを検出した時点で、前記フィルムを第1駒位置
に停止させ、前記自動空送り動作中に予定時間を越えて
も自動空送り完了信号が出力されないとき、前記フィル
ムを巻戻し、この巻戻し途中で発生する前記フィルム不
存在信号に基づいて、前記フィルムを使用前の状態位置
の近傍位置に自動的に停止させ得るように構成したこと
を特徴とするものである。また、請求項2に記載の発明
は、前記フィルムが前記オートロード開始位置から前記
第1駒位置まで自動空送りされるときに、その自動空送
り開始信号に基づいて計時を開始し得る空送り時間計測
タイマーを設けると共に、前記フィルムが前記オートロ
ード開始位置から前記第1駒位置まで自動空送りされる
ときの前記予定時間として定められた自動空送り基準時
間を、前記駆動制御手段に設定するように構成し、少な
くとも前記蓋閉じ信号と、前記フィルム存在信号と、前
記自動空送り未完了信号とが、全て前記駆動制御手段に
出力されているときに、前記フィルムを前記オートロー
ド開始位置から前記第1駒位置まで自動空送りし、前記
空送り時間計測タイマーにより計測された前記オートロ
ードに係る実際の前記フィルム自動空送り時間と、前記
自動空送り基準時間とを比較して、前記実際のフィルム
自動空送り時間が前記自動空送り基準時間を超えたとき
に、その情報に基づいて前記フィルムを巻戻し、この巻
戻し途中で発生する前記フィルム不存在信号に基づい
て、前記フィルムを使用前の状態位置の近傍位置に自動
的に停止させ得るように構成したことを特徴とするもの
である。また、請求項に記載の発明は、前記電動モー
タの正方向の回転駆動力で前記フィルムを巻上げ且つ前
記電動モータの逆方向の回転駆動力で前記フィルムを巻
戻し得るように前記フィルム給送装置を構成し、前記フ
ィルムがその使用前の状態位置の近傍位置に巻戻された
ときには、その後に、前記フィルム給送装置の機械的
「ガタ」を吸収し得る角度位置に前記電動モータを正方
向に回転させ且つこの状態で前記電動モータを停止させ
得るように、前記駆動制御手段により前記フィルム給送
装置を制御するように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0012】
【作用】上記のように構成された電動巻上げ巻戻し式カ
メラは、前記電動モータの駆動制御を含めて前記カメラ
の全体制御を司る駆動制御手段と、前記カメラ内に装填
された前記フィルムを予め設定されたオートロード開始
位置から撮影駒の第1駒位置まで自動空送りし得るオー
トロード手段を備え、且つ、前記駆動制御手段により巻
上げ方向および巻戻し方向に駆動制御されるフィルム給
送装置と、前記フィルムがオートロード開始位置に位置
したときに、前記駆動制御手段にフィルム存在信号を出
力し、且つ、前記フィルムがオートロード開始位置に位
置していないときに、前記駆動制御手段にフィルム不存
在信号を出力し得るフィルム存否スイッチ手段と、前記
カメラの蓋が完全に閉じられたときに、前記駆動制御手
段に蓋閉じ信号を出力し、且つ、前記カメラの蓋が開い
ているときに、前記駆動制御手段に蓋開き信号を出力し
得る蓋閉じ検出スイッチ手段と、前記フィルムが前記オ
ートロード開始位置から前記撮影駒の第1駒位置まで自
動空送りされたときに、前記駆動制御手段に自動空送り
完了信号を出力し、且つ、前記自動空送り動作前の状態
および前記フィルムが前記オートロード開始位置から前
記撮影駒の第1駒位置まで自動空送り中のときに、前記
駆動制御手段に自動空送り未完了信号を出力し得る第1
駒位置検出スイッチ手段と、を備え、前記第1駒位置検
出スイッチ手段と、前記蓋閉じ検出スイッチ手段と、前
記フィルム存否スイッチ手段とを直列に接続すると共
に、前記第1駒位置検出スイッチ側の一端を前記駆動制
御手段に接続してなる。このように構成することによ
り、第1駒位置スイッチ手段と蓋閉じ検出スイッチ手段
と、フィルム存否スイッチ手段の3つのスイッチ手段を
具備しながら、駆動制御手段に対しては1つの入力端に
出力するだけでよく、従って、駆動制御手段に入力する
信号数を減らし、駆動制御装置の単純化で、コストダウ
ンを図り得る。また、前記フィルム給送装置が前記フィ
ルムを前記撮影駒の1駒分に相当する長さ巻上げている
間は、前記駆動制御手段に対して巻上げ途中信号を出力
し、且つ、前記フィルム給送装置が前記撮影駒の1駒分
に相当するフィルム長さだけの 巻上げを完了すると1駒
分巻上げ完了信号を出力し得る1駒分巻上げ完了検出ス
イッチ手段と、を備え、前記フィルムを自動空送りする
ときの前記フィルムの第1駒位置停止に関して、前記第
1駒位置検出スイッチ手段と前記1駒分巻上げ完了検出
スイッチ手段との同期がとれていないときには、前記第
1駒位置検出スイッチ手段による検出が終了した後に前
記1駒分巻上げ完了検出スイッチ手段が1駒分巻上げを
検出した時点で、前記フィルムを第1駒位置に停止させ
るように構成してなる。このように構成することによ
り、万一、第1駒位置検出スイッチ手段と1駒分巻上げ
完了検出スイッチ手段との同期がとれていない場合で
も、第1駒位置検出スイッチ手段による検出が終了する
ことによりフィルムは第1駒位置まで巻上げられたこと
になり、さらにその後、1駒分巻上げ完了検出スイッチ
手段により1駒分巻上げを検出する時点まで若干余分に
フィルムは、巻上げられるが、その巻上げ量は微小であ
り、第2駒目以降は、1駒分巻上げ完了スイッチ手段に
より1駒分ずつ正確にフィルムが巻き上げられ、撮影画
面の重なりを防止することができる。また、前記フィル
ム存在信号と前記蓋閉じ信号と前記自動空送り未完了信
号とが同時に出力されているとき、前記フィルムを前記
オートロード開始位置から前記第1駒位置まで自動空送
りし、前記自動空送り動作中に予定時間を越えても自動
空送り完了信号が出力されないとき、前記フィルムを巻
戻し、この巻戻し途中で発生する前記フィルム不存在信
号に基づいて、前記フィルムを使用前の状態位置の近傍
位置に自動的に停止させ得るように構成してなる。この
ように構成することにより、駆動制御手段の単純化を図
りながら、一般的なフィルムパトローネを使用する従来
のフィルム給送システムの活用を前提としてフィルムの
自動空送り操作を失敗したときでもフィルムを自動空送
り前の位置まで自動的に巻き戻し、しかもこの状態から
簡単に自動空送り操作を再開して正常な自動空送りを実
行させることができる。
【0013】また、自動空送りされたフィルムを第1駒
位置から第2駒位置にまたは或る撮影駒から次に位置す
る撮影駒まで巻上げる際に、少なくともレリーズスイッ
チ手段からのオン信号に基づいてフィルムの巻上げを開
始し、1駒巻上げ時間計測タイマーにより計測された実
際の1駒分巻上げ時間と駆動制御手段に予め設定された
1駒巻上げ基準時間とを比較して、実際の1駒分巻上げ
時間が1駒巻上げ基準時間を超えたときにその情報に基
づいてフィルムを巻戻し、この巻戻し途中で発生するフ
ィルム存否スイッチ手段からのフィルム不存在信号に基
づいて、フィルムを使用前の状態位置の近傍位置に自動
的に停止させるようになしてある。
【0014】
【実施例】以下、図示実施例に基づいて本発明の構成お
よび作用を詳しく説明する。
【0015】図2〜図4において、1は電動巻上げ巻戻
し式カメラで、そのカメラ本体2内に、それ自体公知の
構成から成るオートローディング機構付きのフィルム給
送装置(いずれも、図示なし)が設けられている。
【0016】そして、カメラ本体2内には、その中央領
域に撮影駒のサイズ(例えば、36mm×24mmサイズ)
を決定する露光枠3と、その右側領域に形成されたパト
ローネ室4と、このパトローネ室4内の、例えば上方壁
から突出するフィルム給送装置の巻戻し軸5と、露光枠
3の左側領域に形成されたフィルム巻取り室(以下、単
に「巻取り室」という)6と、この巻取り室6の上方壁
から突出するフィルム給送装置の巻取り軸7と、この巻
取り軸7と一体回転可能に取り付けられた巻取りスプー
ル8とが、それ自体公知の方法でそれぞれ設けられてい
る。
【0017】さらに、カメラ本体2内に形成されたフィ
ルム移送路の適宜個所には、1駒の撮影駒の移送長さ
(巻上げ長さ)を機械的に検出するためのスプロケット
(図示なし)が設けられている。
【0018】このスプロケットは、公知のスプロケット
と同様にその外周面に、例えば8歯を有するように構成
され、例えばこのスプロケットがフィルム給送装置の駆
動力により1回転または半回転したときに、その回転量
で撮影駒の1駒分の移送長さを検出し得るように構成さ
れている。
【0019】また、カメラ本体2の適宜個所には、この
スプロケットからのフィルム移送量検出情報に基づい
て、露光済み撮影駒または未露光の撮影駒の駒数を表示
するフィルムカウンタ手段(図示なし)が設けられてい
る。
【0020】そして、スプロケットからの1駒分の移送
長さ検出情報とフィルムカウンタ手段からの撮影駒数情
報とは、後述する駆動制御手段の要部をなす総合演算回
路21(図1)に出力されるように構成されている。
【0021】一方、フィルム給送装置は、正逆方向に回
転する適宜の電動モータ(図示なし)を備え、フィルム
の巻上げ時には、正方向に回転する電動モータの駆動力
で巻取り軸7およびスプロケットを回転させ、スプロケ
ット歯でフィルム13を送りながら、巻取りスプール8
を介してフィルム13を巻取り得るように構成され、フ
ィルムの巻戻し時には、逆方向に回転する電動モータの
駆動力により巻戻し軸5を回転させ、後述するパトロー
ネ9の巻戻しスプール9aを介してフィルム13をパト
ローネ9内に巻戻し得るように構成されている。
【0022】そして、このカメラ1では、一般的な構造
のフィルムパトローネ(以下、単に「パトローネ」とい
う)9内に内蔵された一般的な35mmロールフィルム
(以下、単に「フィルム」という)13を使用するが、
このパトローネ9をパトローネ室4内に挿入するときに
は、パトローネ9に設けられた巻戻しスプール9aの端
部を巻戻し軸5に連結するような状態で挿入するように
構成されている。
【0023】10はカメラ本体2に対して、例えば片開
き式に設けられた裏蓋であり、11は裏蓋10の内面側
に取付けられた圧板である。
【0024】12はフィルム13の存在を検知するため
のフィルム存否スイッチ手段としてのフィルム存否スイ
ッチで、フィルム13表面に接触し得る接触子12a
が、フィルム進行方向には、使用前の状態にあるフィル
ム13のリーダー部13aの位置を越えたフィルム移送
路内の位置に、また、フィルム幅方向には、例えばフィ
ルム13のパーフォレーションとフィルム縁部との間に
対応するフィルム移送路内の位置に設けられている。
【0025】そして、フィルム13が接触子12a上に
位置(接触)していないときには、図3に示すように、
接触子12aがフィルム移送路を越えて圧板11の逃げ
穴11a内に突出して、後述する総合演算回路21に対
してフィルム不存在信号としてのオフ信号を発し得るよ
うに構成され、さらに、フィルム13が接触子12a上
に位置しているときには、図4に示すように、接触子1
2aがフィルム13の表面に適宜の圧力で圧接して、総
合演算回路21にフィルム存在信号としてのオン信号を
発し得るように構成されている。
【0026】20はこのように構成されたカメラ1を駆
動制御するための駆動制御手段で、図1に示すような回
路として構成されている。すなわち、図1において、2
1は駆動制御手段20の主要部をなす総合演算回路で、
例えばマイクロコンピュータから構成されている。
【0027】この総合演算回路21は、それ自体公知で
ある露出演算プログラムや撮影シーケンスプログラム等
に基づいて、後述するモータ駆動回路23に対して巻上
げ信号、巻戻し信号、ブレーキ信号等を出力し、また、
シャッタ駆動回路24に対してシャッタ駆動信号等を出
力し得るように構成されている。
【0028】そして、フィルム存否スイッチ手段として
のフィルム存否スイッチ12、第1駒位置検出スイッチ
手段としてのカウンタ検出スイッチ26、裏蓋閉じ検出
手段としての裏蓋閉じ検出スイッチ27の3つのスイッ
チ手段が、全てオン信号を出力しているときには、自動
空送り開始状態(初期引出し開始状態)と判断して、フ
ィルム給送装置を形成するモータ駆動回路23に対して
巻上げ信号を出力して、フィルム給送装置用の電動モー
タを駆動開始するように制御し、いずれか1つのスイッ
チがオフ信号を出力すると電動モータを停止させるよう
に制御するように構成されている。
【0029】さらに、フィルム存否スイッチ12、裏蓋
閉じ検出スイッチ27、1駒分巻上げ完了検出スイッチ
手段としての1駒分巻上げ完了検出スイッチ28の3つ
のスイッチが、全てオン信号を出力しているときは、フ
ィルム巻上げ中と判断して、フィルム給送装置の電動モ
ータに正方向回転を行わせるように制御し、いずれか1
つのスイッチ手段がオフ信号を出力すると電動モータを
停止させるように制御するように構成されている。
【0030】ところで、このカメラ1では、フィルム1
3を装填する際に、先ず、パトローネ9をパトローネ室
4に挿入し、パトローネ9に設けられた巻戻しスプール
9aを巻戻し軸5に連結させ、その後、パトローネ9か
ら所定量だけ引出された状態(以下、「使用前の状態」
という)にあるリーダー部13aを、フィルム存否スイ
ッチ12の接触子12a上に設定した「オートロード開
始位置」までマニュアル操作により引き出し、オートロ
ーディング機構による自動空送り動作を、この「オート
ロード開始位置」から行うように構成されている。
【0031】このときの自動空送り量は、図示実施例で
は、例えば駒数に換算して3駒分に相当するフィルム長
さとして設定され、自動空送り時に、フィルム13をオ
ートロード開始位置から第1撮影駒の位置(以下、単に
「第1駒位置」という)まで自動的に巻上げ得るように
構成されている。
【0032】そして、図示実施例では、フィルム13を
オートロード開始位置から第1駒位置まで巻上げるのに
要する時間を予め設定し、この時間を自動空送り基準時
間T1 として総合演算回路21に記憶させるように構成
されている。
【0033】しかも、総合演算回路21には、自動空送
り時におけるフィルム13の実際の巻上げ時間を計時す
るための空送り時間計測タイマー21aが設けられ、総
合演算回路21が、この空送り時間計測タイマー21a
の計時時間と自動空送り基準時間T1 とを比較し得るよ
うに構成されている。
【0034】一方、図示実施例では、撮影駒を1駒分巻
上げるのに要する1駒巻上げ時間を予め設定し、この時
間を1駒巻上げ基準時間T2 として総合演算回路21に
記憶させるようにも構成されている。
【0035】さらに、撮影時における1駒分の実際の巻
上げ時間を計時するための1駒巻上げ時間計測タイマー
21bが設けられ、総合演算回路21が、この1駒巻上
げ時間計測タイマー21bの計時時間と1駒巻上げ基準
時間T2 とを比較し得るようにも構成されている。
【0036】この場合、自動空送り基準時間T1 および
1駒巻上げ基準時間T2 は、いずれも、電池電力の消
耗、環境温度による潤滑油の硬化度等に起因して生じる
フィルムの巻上げ速度の変化を勘案して、通常のカメラ
使用条件に適合するような余裕を持たせた値として設定
されることになる。
【0037】22は駆動制御回路20全体の電源である
電池で、カメラ始動スイッチ(図示なし)を投入すると
総合演算回路21に所定電圧の電流を供給するように構
成されている。
【0038】23は上述したフィルム給送装置用の電動
モータ(図示なし)を駆動するためのモータ駆動回路
で、総合演算回路21から巻上げ信号が付与されたとき
に電動モータを正方向に回転駆動し、巻戻し信号が付与
されたときに電動モータを逆方向に回転駆動し、ブレー
キ信号が付与されたときには回転中の電動モータを急停
止させ得るように構成されている。
【0039】24はそれ自体公知の構成からなる電気シ
ャッタ機構(図示なし)を駆動するためのシャッタ駆動
回路で、総合演算回路21からシャッタ駆動信号が付与
されたときにシャッタ羽根(図示なし)を開閉させ得る
ように構成されている。25はシャッタレリーズ操作に
よりオンされるレリーズスイッチ手段としてのレリーズ
スイッチである。
【0040】26はフィルム13がの第1駒位置まで巻
上げられたことを検出するための第1駒位置検出スイッ
チ手段としての第1駒位置検出スイッチで、例えばカウ
ンタ検出スイッチから構成されている。
【0041】この第1駒位置検出スイッチは、例えばフ
ィルム給送装置のフィルムカウンタ手段(図示なし)の
表示が「0」または「S」から「1」になるまでは、総
合演算回路21に対してオン信号を出力し、表示が
「1」に変るとオフ信号を出力するように構成されてい
る。
【0042】27はそれ自体公知の構成からなる裏蓋閉
じ検出スイッチで、裏蓋10が完全に閉じている間中、
総合演算回路21に対して蓋閉じ信号としてのオン信号
を出力し、裏蓋10が開き状態になると蓋開き信号とし
てのオフ信号を出力するように構成されている。
【0043】28はフィルム13が1駒分巻上げられた
ときにこの状態を検出する1駒分巻上げ完了検出スイッ
チで、例えばスプロケットからの回転運動情報に基づ
き、フィルム給送装置が撮影駒の1駒分に相当するフィ
ルム長さを巻上げている間は、総合演算回路21に対し
て巻上げ途中信号としてのオン信号を出力し、1駒分に
相当するフィルム長さの巻上げを終了すると1駒分巻上
げ完了信号としてのオフ信号を出力するように構成され
ている。
【0044】次に、図示実施例の動作ないし作用を図5
のフローチャートに従って詳細に説明する。
【0045】[フィルム13の自動空送り操作]カメラ
始動スイッチをオン操作して総合演算回路21を作動状
態に移行させた後に、パトローネ9をパトローネ室4内
に挿入して巻戻しスプール9aをフィルム給送装置の巻
戻し軸5に連結する。
【0046】この状態では、未だフィルム存否スイッチ
12の接触子12aがフィルム移送路を越えて圧板11
の逃げ穴11a内に入り込み得る状態(図3の状態に相
当する状態)を保ってしているから、フィルム存否スイ
ッチ12から総合演算回路21に対してオフ信号が出力
されている。
【0047】また、裏蓋10が未だ閉じられていないか
ら、裏蓋閉じ検出スイッチ27からも総合演算回路21
に対してオフ信号がされることになる。
【0048】一方、この状態では、フィルム給送装置の
フィルムカウンタ手段が「0」または「S」の表示を行
っているから、第1駒位置検出スイッチ26から総合演
算回路21に対してオン信号が出力されている。
【0049】そのため、総合演算回路21は、これら3
つのスイッチ12、26、27の信号状態から、未だ自
動空送り開始状態ではないと判断して、モータ駆動回路
23に対する巻上げ信号を出力しない状態を維持する。
[ステップS1]さて、フィルム13を使用前の状態か
ら少し引き出して、リーダー部13aをフィルム存否ス
イッチ12の接触子12a上に位置させるようにセット
し、この状態において裏蓋10を閉じる。
【0050】このとき、フィルム存否スイッチ12の接
触子12aが、図4に示すように、フィルム13の表面
に圧接する状態に移行するから、フィルム存否スイッチ
12から総合演算回路21に対してオン信号が出力され
る。
【0051】さらに、裏蓋10が完全に閉じたことを検
出した裏蓋閉じ検出スイッチ27も総合演算回路21に
対してオン信号を出力することになる[ステップS
2]。従って、総合演算回路21は、3つのスイッチ1
2、26、27からオン信号が出力された状態を検出し
て、自動空送り開始状態に至ったと判断し、モータ駆動
回路23に対して巻上げ信号を出力すると共に、空送り
時間計測タイマー21aに対して計時開始を指令する
[ステップS3]。
【0052】そのため、フィルム給送装置の電動モータ
が正方向に回転し、フィルム給送装置のオートローディ
ング機構を作動させて、フィルム13を巻取り室6側に
給送する[ステップS4]。
【0053】さて、フィルム13のリーダー部13a
が、巻取りスプール8に巻き付き、フィルム13がオー
トロード開始位置から第1駒位置に向って移送される。
移送開始から第1駒位置検出スイッチ26より自動空送
り完了信号が出力されるまでの時間が自動空送り基準時
間T1 以内であれば、フィルムカウンタ手段の表示が
「0」または「S」から「1」に変った時点で、第1駒
位置検出スイッチ26がこの時点で総合演算回路21に
対してオフ信号を出力する[ステップS5,S6]。
【0054】この結果、総合演算回路21は、3つのス
イッチ12、26、27の信号状態を検出して、モータ
駆動回路23に対してブレーキ信号を出力して電動モー
タを急速に停止させ、フィルム13を第1駒位置に停止
させる[ステップS7]。
【0055】この状態は、第1駒に対して露光可能(撮
影可能)な状態であるから、この状態で被写体を定め且
つシャッタレリーズ操作を行えば、第1駒に対する撮影
を実行することができる状態である。
【0056】この場合、フィルム13が実際に第1駒位
置にまで巻上げられる時間が自動空送り基準時間T1 内
であるときには、[ステップS5,S6,S7]の動作
がそのまま実行されることになる。
【0057】しかし、このときの実際の巻上げ時間が、
自動空送り基準時間T1 を超えたときには、総合演算回
路21は自動空送り動作に何等かのトラブルが生じたも
のと判断して、モータ駆動回路23に対して巻戻し信号
を出力することになる[ステップS6]。
【0058】このようにして総合演算回路21からモー
タ駆動回路23に対して巻戻し信号を出力されたときに
は、電動モータは、逆方向に回転し、巻戻し軸5を介し
て巻戻しスプール9aを回転させて、フィルム13をフ
ィルムパトローネ9内に巻戻す動作を開始する[ステッ
プS8]。
【0059】従って、フィルム13は、パトローネ室4
側に向って巻戻されるが、リーダー部13aがフィルム
存否スイッチ12の接触子12aから外れる位置まで巻
戻されると、図3に示すように、接触子12aがフィル
ム移送路を越えて圧板11の逃げ穴11a内に入り込
み、フィルム存否スイッチ12がこの時点で総合演算回
路21に対してフィルム不存在信号としてのオフ信号を
出力する[ステップS9]。
【0060】そのため、総合演算回路21は、モータ駆
動回路23に対してブレーキ信号を出力して電動モータ
を急速に停止させ、フィルム13を巻戻し位置に停止さ
せる。この巻戻し位置は、使用前の状態にあるリーダー
部13aの位置に相当する位置となる[ステップS1
0]。
【0061】このようにしてフィルム13のリーダー部
13aが巻戻し位置まで巻戻されると、総合演算回路2
1は、モータ駆動回路23に対して電動モータを少し正
方向に回転させるように制御して、今迄の逆方向回転に
より生じたフィルム給送装置の運動伝達系路ロック(歯
車間の食い付き状態)を取り除き、この状態で電動モー
タを停止させるように制御する[ステップS11]。
【0062】この結果、巻戻されたフィルム13のリー
ダー部13aは、最初にフィルムパトローネ9をパトロ
ーネ室4内に挿入したときの位置に止まることになり、
ここに、カメラ1は、再びフィルム13の自動空送り操
作を行い得る状態となる。すなわち[ステップS1]の
状態に復帰する。
【0063】従って、この状態で裏蓋10を開き、フィ
ルム13を巻戻し位置から少し引き出してリーダー部1
3aをフィルム存否スイッチ12の接触子12a上に位
置させるようにセットし、且つ、裏蓋10を閉じるよう
に操作して、再度、フィルム13の自動空送り操作を試
みるようにする。
【0064】[通常撮影時]フィルム13が上述した
[ステップS7]の動作により第1駒位置に停止したと
きは、撮影可能になる。
【0065】従って、この状態で被写体を定め且つシャ
ッタレリーズ操作を行ってレリーズスイッチ25をオン
する[ステップS20]と、総合演算回路21からシャ
ッタ駆動回路24に対してシャッタ駆動信号が出力され
る。
【0066】そのため、電気シャッタ機構は、総合演算
回路21の露出演算プログラムで演算されたそのときの
露出条件に基づいてシャッタ羽根を開閉して、適正な露
光動作を行う[ステップS21]。
【0067】このとき、フィルム存否スイッチ12、裏
蓋閉じ検出スイッチ27、1駒分巻上げ完了検出スイッ
チ28の3つのスイッチ12,27,28が、全て総合
演算回路21に対してオン信号を出力している状態を保
っていので、露光動作が終了すると、総合演算回路2
1は、これら3つのスイッチ12,27,28の信号状
態からフィルム巻上げ中と判断し、モータ駆動回路23
に対して巻上げ信号を出力すると共に、1駒巻上げ時間
計測タイマー21bに対して計時開始を指令する。その
ため、電動モータが正方向に回転し、フィルム給送装置
の巻取り軸7を回転させて次の撮影駒に対する巻上げを
開始する[ステップS22]。
【0068】フィルム給送が実行されると、総合演算部
21は、1駒巻上げ時間計測タイマー21bにより計時
される時間が1駒巻上げ基準時間T2 内であるか否かを
判定する[ステップS24]。
【0069】さて、フィルム13が上記1駒巻上げ基準
時間T2 内にフィルム巻取り室6に給送され、スプロケ
ットが1駒分の長さだけフィルム13の移送量を検出し
終ると、1駒分巻上げ完了検出スイッチ28から総合演
算回路21に対してオフ信号が出力されるから、総合演
算回路21は3つのスイッチ12、27、28の信号状
態を検出して、モータ駆動回路23に対してブレーキ信
号を出力して、電動モータをこの時点で急速に停止さ
せ、フィルム13を次の撮影駒(第2駒)の位置に停止
させる[ステップS7]。
【0070】この状態は、第2駒に対して露光可能な状
態であるから、この状態で被写体を定め且つシャッタレ
リーズ操作を行えば、第2駒に対する撮影を実行するこ
とができる状態である。
【0071】そして、引き続いて第2駒に対する撮影な
いし露光が実行される[ステップS20,S21]と、
総合演算回路21は、第3駒の撮影のために第3駒位置
に向けてフィルム13を移送させるように制御する[ス
テップS22]。
【0072】このようにして各撮影駒への露光動作を続
けてフィルムエンド付近に至ると、残りのフィルム長さ
が通常の撮影駒の長さよりも短くなる。この場合、フィ
ルムエンドは、巻戻しスプール9aに固定されているの
で、最終撮影駒の位置からフィルム13を巻上げたとき
には、その途中でフィルム13が強制的に停止させられ
る事態が生じる。
【0073】しかし、1駒巻上げ時間計測タイマー21
bは、依然として計時を続けているから、このとき1駒
巻上げ時間計測タイマー21bから総合演算回路21に
出力される巻上げ時間が、1駒巻上げ基準時間T2 を超
える結果となる。
【0074】従って、総合演算回路21は、このときの
巻上げ時間が1駒巻上げ基準時間T2 を超えた時点で、
フィルム移動動作に何等かのトラブルが生じたものと判
断して、モータ駆動回路23に対して巻戻し信号を出力
する。すなわち、いわゆるフィルムエンドの検出動作が
行われることになる[ステップS24]。
【0075】さて、総合演算回路21からモータ駆動回
路23に対して巻戻し信号が出力されると、電動モータ
は、逆方向に回転し、巻戻し軸5を介して巻戻しスプー
ル9aを回転させて、フィルム13をフィルムパトロー
ネ9内に巻戻す動作を開始する[上述したステップS
8]。
【0076】そして、フィルム13がパトローネ室4側
に向って巻戻され、且つ、巻戻し位置に復帰することに
なるが、このときの動作は、上述した[ステップS9]
〜[ステップS11]と全く同じになるのでその説明を
省略する。
【0077】なお、何等かの事情により、フィルム13
が最終撮影駒に至るまでの間で、実際の巻上げ時間が1
駒巻上げ基準時間T2 を超える事態が生じる可能性もあ
るが、このときも、総合演算回路21からモータ駆動回
路23に対して巻戻し信号が出力されて、フィルム13
を巻戻し位置に復帰させる。
【0078】以上、図示実施例に基づいて説明したが、
本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内で種々に変形実施する
ことが可能である。例えば、図示実施例では、パーフォ
レーション付きの35mmロールフィルム13を使用する
場合を例にして説明したが、他の形式のロールフィルム
を用いるカメラにも適用することが可能である。
【0079】また、図示実施例では、パーフォレーショ
ン付きのフィルムに対する撮影駒長さ検出手段としてス
プロケットを使用しているが、フォトインタラプタなど
を用いてもよいし、パーフォレーションの無いロールフ
ィルムに対しては、例えば撮影駒長さ検出ローラやフィ
ルムの巻回厚さに基づいて撮影駒の長さ検出を行い得る
検出手段を用いるものとする。
【0080】また、図示実施例では、スプロケットから
のフィルム移送量情報に基づいて第1駒位置検出スイッ
チ26と1駒分巻上げ完了検出スイッチ28とを働かせ
るように構成しているため、フィルムを自動空送りする
ときに両方の検出スイッチ26、28の間にフィルム1
3の第1駒位置停止に関して同期がとれているが、若
し、フィルムの第1駒位置停止に関して、2つの検出ス
イッチ26、28の間に同期がとれていないときには、
第1駒位置検出スイッチによる検出が終了した後に1駒
分巻上げ完了検出スイッチが1駒分巻上げを検出した時
点で、フィルムを第1駒位置に停止させるように構成す
るのが好ましい。
【0081】さらに、電動モータを利用するフィルム給
送装置、オートローディング機構、フィルムカウンタ手
段、フィルム存否スイッチ12、第1駒位置検出スイッ
チ26、裏蓋閉じ検出スイッチ27、1駒分巻上げ完了
検出スイッチ28等は、それ自体公知の適宜構成のもの
をそれぞれ使用することが可能である。
【0082】また、フィルム存否スイッチ12の接触子
12aの設置個所についても適宜の位置を選択すること
ができる。
【0083】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1に
記載の発明によれば、フィルムの巻上げおよび巻戻しを
電動モータで行うカメラにおいて、前記電動モータの駆
動制御を含めて前記カメラの全体制御を司る駆動制御手
段と、前記カメラ内に装填された前記フィルムを予め設
定されたオートロード開始位置から撮影駒の第1駒位置
まで自動空送りし得るオートロード手段を備え、且つ、
前記駆動制御手段により巻上げ方向および巻戻し方向に
駆動制御されるフィルム給送装置と、前記フィルムがオ
ートロード開始位置に位置したときに、前記駆動制御手
段にフィルム存在信号を出力し、且つ、前記フィルムが
オートロード開始位置に位置していないときに、前記駆
動制御手段にフィルム不存在信号を出力し得るフィルム
存否スイッチ手段と、前記カメラの蓋が完全に閉じられ
たときに、前記駆動制御手段に蓋閉じ信号を出力し、且
つ、前記カメラの蓋が開いているときに、前記駆動制御
手段に蓋開き信号を出力し得る蓋閉じ検出スイッチ手段
と、前記フィルムが前記オートロード開始位置から前記
撮影駒の第1駒位置まで自動空送りされたときに、前記
駆動制御手段に自動空送り完了信号を出力し、且つ、前
記自動空送り動作前の状態および前記フィルムが前記オ
ートロード開始位置から前記撮影駒の第1駒位置まで自
動空送り中のときに、前記駆動制御手段に自動空送り未
完了信号を出力し得る第1駒位置検出スイッチ手段と、
前記フィルム給送装置が前記フィルムを前記撮影駒の1
駒分に相当する長さ巻上げている間は、前記駆動制御手
段に対して巻上げ途中信号を出力し、且つ、前記フィル
ム給送装置が前記撮影駒の1駒分に相当するフィルム長
さだけの巻上げを完了すると1駒分巻上げ完了信号を出
力し得る1駒分巻上げ完了検出スイッチ手段と、を備
え、前記第1駒位置検出スイッチ手段と、前記蓋閉じ検
出スイッチ手段と、前記フィルム存否スイッチ手段とを
直列に接続すると共に、前記第1駒位置検出スイッチ側
の一端を前記駆動制御手段に接続してなり、前記フィル
ム存在信号と前記蓋閉じ信号と前記自動空送り未完了信
号とが同時に出力され、前記フィルムを前記オートロー
ド開始位置から前記第1駒位置まで自動空送りするとき
の前記フィルムの第1駒位置停止に関して、前記第1駒
位置検出スイッチ手段と前記1駒分巻上げ完了検出スイ
ッチ手段との同期がとれていないときには、前記第1駒
位置検出スイッチ手段による検出が終了した後に前記1
駒分巻上げ完了検出スイッチ手段が1駒分巻上げを検出
した時点で、前記フィルムを第1駒位置に停止させ、
記自動空送り動作中に予定時間を越えても自動空送り完
了信号が出力されないとき、前記フィルムを巻戻し、こ
の巻戻し途中で発生する前記フィルム不存在信号に基づ
いて、前記フィルムを使用前の状態位置の近傍位置に自
動的に停止させ得るように構成したから、次のような優
れた効果を奏する。第1に、フィルムの自動空送り動作
と、フィルムの自動空送り操作の失敗時における自動巻
き戻し動作とを制御するのに、直列に接続された第1駒
位置検出スイッチ手段と、蓋閉じ検出スイッチ手段と、
フィルム存否スイッチ手段の3つのスイッチ手段を、駆
動制御手段の1つの制御入力端に接続することで足りる
ため、駆動制御手段に入力する信号数を減らし、駆動制
御手段の単純化を実現することができ、延いては、駆動
制御装置のコストダウンを図ることができる。第2に、
フィルムの自動空送り動作の失敗時における自動巻き戻
し動作を実行した際、巻き戻しをされたフィルムは、使
用前の状態位置の近傍位置に自動的に停止させるように
してあるため、フィルムの端部を摘んで、再設定し簡単
に自動空送り操作を再開することができる。第3に、自
動空送り操作が失敗したときに、フィルム給送装置のモ
ータを予定時間経過後、自動的にモータを逆転させ、ま
た、自動巻き戻しが完了したら、フィルム存否スイッチ
手段がフィルム不存在信号を駆動制御手段に出力し、直
ちにモータを停止させるために、電池の無駄な消耗を効
果的に抑制することができる。第4に、自動巻戻し終了
検出手段として、フィルムの自動巻き上げ時のフィルム
状態を検出するフィルム存否スイッチ手段を兼用してい
るので、その分検出手段の数を削減させ、コストダウン
を実現し得る電動巻き上げ巻き戻し式カメラを提供する
ことができる。第5に、万一、第1駒位置検出スイッチ
手段と1駒分巻上げ完了検出スイッチ手段との同期がと
れていない場合でも、第1駒位置検出スイッチ手段によ
る検出が終了することによりフィルムは第1駒位置まで
巻上げられたことになり、さらにその後、1駒分巻上げ
完了検出スイッチ手段により1駒分巻上げを検出する時
点まで若干余分にフィルムは巻上げられるが、その巻上
げ量は微小であり、第2駒目以降は、1駒分巻上げ完了
スイッチ手段により1駒分ずつ正確にフィルムが巻上げ
られることになるので、撮影画面の重なりを防止し得る
電動巻上げ巻戻し式カメラを提供することができる。
た、請求項2に記載の発明によれば、前記フィルムが前
記オートロード開始位置から前記第1駒位置まで自動空
送りされるときに、その自動空送り開始信号に基づいて
計時を開始し得る空送り時間計測タイマーを設けると共
に、前記フィルムが前記オートロード開始位置から前記
第1駒位置まで自動空送りされるときの前記予定時間と
して定められた自動空送り基準時間を、前記駆動制御手
段に設定するように構成し、少なくとも前記蓋閉じ信号
と、前記フィルム存在信号と、前記自動空送り未完了信
号とが、全て前記駆動制御手段に出力されているとき
に、前記フィルムを前記オートロード開始位置から前記
第1駒位置まで自動空送りし、前記空送り時間計測タイ
マーにより計測された前記オートロードに係る実際の前
記フィルム自動空送り時間と、前記自動空送り基準時間
とを比較して、前記実際のフィルム自動空送り時間が前
記自動空送り基準時間を超えたときに、その情報に基づ
いて前記フィルムを巻戻し、この巻戻し途中で発生する
前記フィルム不存在信号に基づいて、前記フィルムを使
用前の状態位置の近傍位置に自動的に停止させ得るよう
に構成したから、請求項1に記載の発明と同等以上の
を奏し得る電動巻き上げ巻き戻し式カメラを提供する
ことができる。また、請求項に記載の発明によれば、
前記電動モータの正方向の回転駆動力で前記フィルムを
巻上げ且つ前記電動モータの逆方向の回転駆動力で前記
フィルムを巻戻し得るように前記フィルム給送装置を構
成し、前記フィルムがその使用前の状態位置の近傍位置
に巻戻されたときには、その後に、前記フィルム給送装
置の機械的「ガタ」を吸収し得る角度位置に前記電動モ
ータを正方向に回転させ且つこの状態で前記電動モータ
を停止させ得るように、前記駆動制御手段により前記フ
ィルム給送装置を制御するように構成したから、フィル
ムの自動巻き戻し終了時にロックしたギアを外すことが
でき、その結果、パトローネ軸をフリーにし、パトロー
ネ室にフィルムカートリッジを装填したまま、フィルム
先端を容易にフィルムカートリッジから引き出し得る電
動巻き上げ巻き戻し式カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動巻上げ巻戻し式カメラを制御
する駆動制御手段の一例を示す電気回路図である。
【図2】本発明に係る電動巻上げ巻戻し式カメラの一実
施例を裏蓋を開いた状態でカメラ背面から見たときの概
略構成図である。
【図3】図2におけるA−A矢視方向断面を表す断面図
で、フィルムが装填された状態を示す。
【図4】図2におけるA−A視断面を表す断面図で、フ
ィルムが装填され且つフィルムのリーダー部が巻取りス
プールに巻きついた状態を示す。
【図5】図1および図2に示す電動巻上げ巻戻し式カメ
ラの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ本体 3 露光枠 4 パトローネ室 5 巻戻し軸 6 フィルム巻取り室 7 巻取り軸 8 巻取りスプール 9 フィルムパトローネ 9a 巻戻しスプール 10 裏蓋 11 圧板 11a 逃げ穴 12 フィルム存否スイッチ 12a 接触子 13 35mmロールフィルム 13a リーダー部 20 駆動制御回路 21 総合演算回路 21a 空送り時間計測タイマー 21b 1駒巻上げ時間計測タイマー 22 電池 23 モータ駆動回路 24 シャッタ駆動回路 25 レリーズスイッチ 26 第1駒位置検出スイッチ 27 裏蓋閉じ検出スイッチ 28 1駒分巻上げ完了検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00 G03B 17/26 - 17/34 G03B 17/38 - 17/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの巻上げおよび巻戻しを電動モ
    ータで行うカメラにおいて、 前記電動モータの駆動制御を含めて前記カメラの全体制
    御を司る駆動制御手段と、 前記カメラ内に装填された前記フィルムを予め設定され
    たオートロード開始位置から撮影駒の第1駒位置まで自
    動空送りし得るオートロード手段を備え、且つ、前記駆
    動制御手段により巻上げ方向および巻戻し方向に駆動制
    御されるフィルム給送装置と、 前記フィルムがオートロード開始位置に位置したとき
    に、前記駆動制御手段にフィルム存在信号を出力し、且
    つ、前記フィルムがオートロード開始位置に位置してい
    ないときに、前記駆動制御手段にフィルム不存在信号を
    出力し得るフィルム存否スイッチ手段と、 前記カメラの蓋が完全に閉じられたときに、前記駆動制
    御手段に蓋閉じ信号を出力し、且つ、前記カメラの蓋が
    開いているときに、前記駆動制御手段に蓋開き信号を出
    力し得る蓋閉じ検出スイッチ手段と、 前記フィルムが前記オートロード開始位置から前記撮影
    駒の第1駒位置まで自動空送りされたときに、前記駆動
    制御手段に自動空送り完了信号を出力し、且つ、前記自
    動空送り動作前の状態および前記フィルムが前記オート
    ロード開始位置から前記撮影駒の第1駒位置まで自動空
    送り中のときに、前記駆動制御手段に自動空送り未完了
    信号を出力し得る第1駒位置検出スイッチ手段と、前記フィルム給送装置が前記フィルムを前記撮影駒の1
    駒分に相当する長さ巻上げている間は、前記駆動制御手
    段に対して巻上げ途中信号を出力し、且つ、前記フィル
    ム給送装置が前記撮影駒の1駒分に相当するフィルム長
    さだけの巻上げを完了すると1駒分巻上げ完了信号を出
    力し得る1駒分巻上げ完了検出スイッチ手段と、 を備
    え、 前記第1駒位置検出スイッチ手段と、前記蓋閉じ検出ス
    イッチ手段と、前記フィルム存否スイッチ手段とを直列
    に接続すると共に、前記第1駒位置検出スイッチ側の一
    端を前記駆動制御手段に接続してなり、 前記フィルム存在信号と前記蓋閉じ信号と前記自動空送
    り未完了信号とが同時に出力され、前記フィルムを前記
    オートロード開始位置から前記第1駒位置まで自動空送
    するときの前記フィルムの第1駒位置停止に関して、
    前記第1駒位置検出スイッチ手段と前記1駒分巻上げ完
    了検出スイッチ手段との同期がとれていないときには、
    前記第1駒位置検出スイッチ手段による検出が終了した
    後に前記1駒分巻上げ完了検出スイッチ手段が1駒分巻
    上げを検出した時点で、前記フィルムを第1駒位置に停
    止させ、前記自動空送り動作中に予定時間を越えても自
    動空送り完了信号が出力されないとき、前記フィルムを
    巻戻し、この巻戻し途中で発生する前記フィルム不存在
    信号に基づいて、前記フィルムを使用前の状態位置の近
    傍位置に自動的に停止させ得るように構成したことを特
    徴とする電動巻上げ巻戻し式カメラ。
  2. 【請求項2】 前記フィルムが前記オートロード開始位
    置から前記第1駒位置まで自動空送りされるときに、そ
    の自動空送り開始信号に基づいて計時を開始し得る空送
    り時間計測タイマーを設けると共に、 前記フィルムが前記オートロード開始位置から前記第1
    駒位置まで自動空送りされるときの前記予定時間として
    定められた自動空送り基準時間を、前記駆動制御手段に
    設定するように構成し、 少なくとも前記蓋閉じ信号と、前記フィルム存在信号
    と、前記自動空送り未完了信号とが、全て前記駆動制御
    手段に出力されているときに、前記フィルムを前記オー
    トロード開始位置から前記第1駒位置まで自動空送り
    し、 前記空送り時間計測タイマーにより計測された前記オー
    トロードに係る実際の前記フィルム自動空送り時間と、
    前記自動空送り基準時間とを比較して、前記実際のフィ
    ルム自動空送り時間が前記自動空送り基準時間を超えた
    ときに、その情報に基づいて前記フィルムを巻戻し、こ
    の巻戻し途中で発生する前記フィルム不存在信号に基づ
    いて、前記フィルムを使用前の状態位置の近傍位置に自
    動的に停止させ得るように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載された電動巻上げ巻戻し式カメラ。
  3. 【請求項3】 前記電動モータの正方向の回転駆動力で
    前記フィルムを巻上げ且つ前記電動モータの逆方向の回
    転駆動力で前記フィルムを巻戻し得るように前記フィル
    ム給送装置を構成し、 前記フィルムがその使用前の状態位置の近傍位置に巻戻
    されたときには、その後に、前記フィルム給送装置の機
    械的「ガタ」を吸収し得る角度位置に前記電動モータを
    正方向に回転させ且つこの状態で前記電動モータを停止
    させ得るように、前記駆動制御手段により前記フィルム
    給送装置を制御するように構成したことを特徴とする請
    求項1または2に記載された電動巻上げ巻戻し式カメ
    ラ。
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