JPH03200128A - カメラのフイルム給送装置 - Google Patents

カメラのフイルム給送装置

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JPH03200128A
JPH03200128A JP1338350A JP33835089A JPH03200128A JP H03200128 A JPH03200128 A JP H03200128A JP 1338350 A JP1338350 A JP 1338350A JP 33835089 A JP33835089 A JP 33835089A JP H03200128 A JPH03200128 A JP H03200128A
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JP
Japan
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film
spool
take
cartridge
pulse signal
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JP1338350A
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English (en)
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Tsutomu Wakabayashi
勤 若林
Koichi Daitoku
大徳 晃一
Akira Ezawa
朗 江沢
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルム先端が送出し口から出ていないタイ
プのフィルムカートリー2ジが装填されるカメラにおけ
るフィルム給送装置に関する。
〔従来の技術〕
写真撮影用フィルム1をロール状に巻いた状態で収納す
るスプール軸を内設した筒状部2aとその接線方向に一
体に延設されてフィルム先端側を直線状7gで収納する
フィルム送出し部2bとからなるフィルムカートリッジ
2として、たとえば米国特許部4,832,275号公
報などに示される構造によるものが従来から提案されて
いる。その概略構成を第10図に示しており、このカー
トリッジ2によれば、藺状fffi Z a内に設けら
れるスプール軸を、その軸端部(図中20で示すスプラ
イン部)によりフィルム1の送出し方向(図中実線矢印
)に回転駆動させることにより、送出し部2b先端の送
出し口から、フィルムlが図中二点鎖線で示すように先
端側から順次送り出されるとともに1巻戻し方向(図中
破線矢印)に回転駆動させることにより、フィルムlが
巻戻されて先端を送出し部zb内に巻き込んだ状態とし
得るものである。そして、このようなカートリー、ジ構
造によれ1f、カメラに対して装填する時や撮影終了後
に巻取って取出す時に、フィルム1先端がカートリッジ
2内に引込まれた状態となっており、しかもフィルム1
の送出しを、スプール軸を電動モータ等で回転駆動する
ことで自動的に行なえるため、フィルム1のカメラへの
装填操作もきわめて簡単に行なえる等、操作者にとって
フィルム1の取扱いが容易となる。なお、この例では、
135型フイルムと同様にフィルムlの上、下側縁に、
ハーフオレージョン1aが連続的に設けられた場合を例
示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種のフィルムカートリッジ2を装填
し得るカメラ構造やその内部機構、特にフィルム1をど
のような機構でカートリッジ2から送出し、−こまづつ
の巻上げ、さらにはカートリッジ2内に巻戻すかについ
ての具体例を開示したものは未だ存在せず、上述したよ
うなカートリッジ構造のもつ利点を発揮させ得るフィル
ムの送出し機構、巻上げ機構および巻戻し機構等を備え
てなるカメラの出現が望まれている。
特に、この種のカメラを構成するうえで必要とされるこ
とは、オートローディングと称される自動装填機構につ
いての機構構造の開発である。すなわち、1−述したタ
イプのフィルムカートリッジでは、フィルム先端が外部
に所定値引出されている周知の135型フイルムパトロ
ーネを用いるカメラの自動′!A填機構を用いることは
、フィルム送り構造がWなることから実際上で不可能で
ある。したがって、このようなフィルム先端がカートリ
ッジ2内に地這まれているフィルムlを、カメラ内に装
填するだけで、自動的に巻取りスプール側に送り出して
巻付けし、フィルムの自動装填を安定して確実に行なえ
るようなフィルム給送装置を。
町ス走な限り簡単な構成によって提供することが望まれ
ている。
〔課題を解決するための手段〕
このような要請に応えるために本発明に係るカメラのフ
ィルム飴送装置は、フィルムカートリッジから送り出さ
れるフィルムの送り出し速度よりも速い速度で巻取りス
プールを回転駆動することにより該巻取りスプール外周
部にフィルム先端を添接させて巻付けるフィルム巻取り
手段駆動用の電動モータと、このモータが所定量回転さ
れる毎にパルス信号を出力する基準信号検出手段と、フ
ィルムが所定量移動される毎にパルス信号を出力するフ
ィルム移動量検出手段とを備え、基準信号検出手段から
のパルス信号の発生周期を基準としフィルム移動量検出
手段からのパルス信号の信号発生周期が変化したか否か
を判定し該パルス信号の信号発生周期が変化したことを
判定することによりフィルムが巻取りスプールに巻付い
たことを判別する判定手段を設けたものである。
〔作用〕
本発明によれば、フィルムの自動装填を行なうにあたっ
て、カートリッジ側からのフィルムの送り出しとカメラ
内の巻取りスプールとを1回時にしかもスプール側が速
くなるように回転差をもたせて回転し、フィルムが巻取
りスプールに到達して巻付き、フィルムが引っ張られる
ことを利用し、フィルム移動量に伴なうパルス信号と巻
取りスプール駆動用モータの回転に伴なう基準パルス信
号との対比で、フィルムのスプールへの巻付き状態を判
定している。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第3図は本発明に係るフィルム給送装置の
一実施例を示し、これらの図において前述した第10図
と同一部分には同一番号を付して説明は省略する。ここ
で、図中3は図示しないカメラ本体内でカートリッジ2
と左、右に対向して設けられるフィルム巻取りスプール
で、その外周部にフィルムlの下側パーフォレーション
laと1111合する爪部3aが突設されるとともに、
フィルム巻1−げ時にフィルム巻りげ方向に回転伝達を
受ける巻取りスプール駆動用歯車4が一体に設けられ、
フィルムlを送り方向に巻りげ走行させる。また、5は
この巻取りスプール3の外周部に添接されカートリッジ
2側からのフィルム1を取込むための押えローラ、6は
この押えローラ5を保持し図示しない付勢手段により該
ローラ5をスプール3側に押付ける保持板であり、さら
に7は前述したカートリッジ2から巻取りスプール3側
に送出されるフィルムlに撮影画像を導びくカメラ本体
の7バーチヤである。
全体を符号10で示すフィルム給送装置は、フィルムl
の先端が送出し部2bから出ていないタイプのカートリ
ッジ2からフィルムlを送出して巻取りスプール3に巻
付けるという自動装填動作を行なうとともに、フィルム
lを−こまづつ巻[−1げ動作させ、さらに撮影終了時
には、カートリッジ2のスプール軸を回転させてフィル
ム1を巻戻すように構成されるもので1本実施例では、
巻取りスプール3内等に配置された一個の電動モータ1
1を駆動源として備えている。12はこのモータ11の
回転をモータ軸歯車13から歯車12a−12cを介し
て太陽歯車14に伝達する回転伝達歯車列で、該太陽歯
車14には、図示しない摩擦ばねにより摩擦習性が与え
られてレバー腕15が同軸上で挫動可能に軸支され、か
っこのレバー腕15の揺動端に太陽歯車14と噛合う遊
星歯車16が回転可能に軸支されている。そして、この
遊星歯車16は、第1図および第2図に示す自動装填動
作時およびフィルム巻上げ動作時において図中実線で示
す矢印方向への太陽歯車14の回転に伴ないレバー腕1
5が揺動することで伝達南東17と噛合い、この歯車1
7を介して前記巻取りスプール3偶の駆動用歯車4にフ
ィルム在地り何回転伝達歯車系18を構成する歯車18
a−18cにより巻取りスプール3側に回転を伝達する
ように構成されている。なお、図示は省略したが、前記
レバー腕15の揺動動作を歯車17へのM星歯車16の
噛合い位置で規制するストッパが設けられている。
一方、前記伝達歯車エフは第1図に示すように周知の構
成によるー・方向クラッチ20の下部歯車21にも噛合
1ており、かつこの下部歯車20と選択的に連結される
一ヒ部貴市22はフィルム送出し側の回転伝達歯車列2
3を構成する歯車23a〜23dを介してカートリッジ
2のスプール軸を回転駆動するフィルム駆動側歯車24
に回転伝達を行なえるように連結されている。なお、こ
の駆動用歯車24はスプール軸を回転させるためのスプ
ライン部2Cに係合するtM車軸端にフィルム駆動キー
24aを有し、カートリッジ2をカメラに装填したフィ
ルム送出し時には第1図中実線で示す矢印方向に、カー
トリッジ2にフィルムlを巻戻す時には第3図中−点鎖
線で示す矢印方向に回転駆動される。なお、第1図では
、駆動用歯車24のスプール軸との回転伝達手段である
フィルム駆動キー24aとスプライン部2Cとが係合し
ていない状態を図示しているが、図中想像線で示したよ
うに駆動キー24a側が軸線方向に延設されたり移動可
能に構成され、カートリッジ2をカメラに装填した際に
スプライン部2Cと係合するようになっている。
ここで、上述した一方向クラッチ20は、上部歯車22
の第1図中実線矢印方向への回転速度が、1部歯車21
の矢印方向への回転速度よりも遅くなる条件のときにの
み、下部歯車21から上部歯車22に回転駆動力の伝達
を行ない、かつh部両車22の矢印方向への回転速度が
、下部歯車21の矢印方向への回転速度よりも速い条件
のときには、下部歯車21から上部歯車22への動力伝
達を行なえないように構成されている。また、第1図中
実線矢印と反対方向へのL部歯車22の回転速度が、上
部歯車21側の図中矢印と反対方向への回転速度よりも
速いときには、に部爾車22からド部歯車21への回転
は伝達されないようになっている。
そして、カートリッジ2からフィルム1を送出すときに
は、上部歯車22の回転速度はOで、5然′F部歯v2
1の回転速度よりも遅いので、一方向クラッチ20によ
り下部、上部歯車21.22が連結され、モータ11側
からの回転伝達が、第1図中実線矢印で示す方向に行な
われ、フィルム送出し側の回転伝達歯車系23を介して
フィルム駆動用歯車24が回転し、フィルム2の送出し
が行なわれる。
一方、rA中25は第3図に示すように巻取りスプール
3側からのフィルム巻戻し時において太陽歯車14の図
中−点鎖線で示した矢印方向への回転によってレバー腕
15が図中−点鎖線で示す矢印方向に姪勤することで遊
星歯車16が噛合う伝達歯車で、これによりモータ11
側の回転が上部歯車22、回転伝達歯車列23を介して
フィルム駆動用歯車24に伝達され、その第3図中−点
鎖線で示す方向への回転によりカートリッジ2のスプー
ル軸を巻戻し方向に回転させ、フィルムlをカートリッ
ジ2内に取込むような構成となっている。なお、上述し
たレバー腕15の揺動を所定位置で規制するスト7パを
設けておくとよい。
ここで、上述した上部歯車22の回転は、一方向クラッ
チ20を介して下部歯車21に伝達され、伝達歯車17
からフィルム巻取り側の歯車列18を介して駆動用歯車
4に伝達され1.巻取りスプール3が、図中破線でボす
矢印方向に回転される。このとき、フィルムlは、カー
トリッジ2のスプール軸がフィルム駆動用歯車24によ
り図中−点鎖線で示す矢印方向に回転されることで巻戻
し走行しているが、後述するように巻取り側の歯車列1
8で伝達されるスプール3の回転速度が。
フィルム送り出し側の歯車列23によるカートリッジ2
へのフィルムlの巻戻し速度よりも速いので、フィルム
1がスプール3偏において巻き緩んで該スプール3の回
転はフィルムlの移動には影!なくなる。そして、フィ
ルム1はカートリッジ2内にフィルム駆動用歯車24で
の回転により巻戻されることになる。
30はカートリッジ2の送出し口から送出されたフィル
ムlにおいて上側のパーフォレージ1ンlaに噛合する
ように配置されたフィルム走行速度検出手段となるフリ
ースプロケットで、このスプロケット30の回転發によ
ってフィルムlの走行速度を検出するように構成されて
いる。すなわち、スプロケット30の上面には、導体パ
ターン31が形成されるとともに、一対のブラシ32a
、32bが回転に伴なってパターン31に接触したり非
接触状態となるようになっており。
これによりスズロケット30の所定醍回転したこと、す
なわちフィルムlの走行速度(移動速度)が検出される
。なお、一方のブラシ32aがパターン31に常時接触
し、他方のブラシ32bがパターン31にスプロケット
30の回転毎に接触することで、スイッチがオン・オフ
する信号を繰返すので、これを演算回路等で検出して演
算すれば、フィルムlの移動殖つまり走行速度が求めら
れることは、容易に理解されよう、ここで、図示した例
では、−回転毎に複数パルスを送出する場合を例示して
いるが、−パルスを送出するようなパターン形状として
もよいことは言うまでもない。
また、カートリッジ2から送出されたフィルム1は、図
示しない内、外レール部とフィルム圧板とから構成され
るトンネルと称される周知のフィルム通路内を給送され
、その途中で撮影画面を規定するアパーチャア部分およ
び上述したスプロケット30部分を通過して、前記巻取
りスプール3の外周部に至り、付勢ばね付きの押えロー
ラ5で、フィルムlが押え付けられて巻取られるように
構成されている。すなわち、フィルムlがスプール3外
周部まで到達すると、その回転およびカートリッジ2側
からのフィルム1の送出しにより、フィルムlがスプー
ル3とローラ5との間に入り込み、前述したような巻取
り動作が行なえる。
ここで、本実施例では、スプール3側の回転速度を、フ
ィルムlの送出し側の回転速度よりも三倍程度速くなる
ように1巻取り側の歯車列18とフィルム送出し側の歯
車列23側との減速比を設定しており、これによりスプ
ール3にフィルムlが巻付けられたときのフィルム1の
移動速度が、巻取り前よりも速くなる。そして、フィル
ムlは、この巻付きによってスプール3の回転によりカ
ートリッジ2から引出されることになり、これによりフ
ィルム駆動用両市24、回転伝達y!14f系23、さ
らにI:部崗車22が、スプール3側がらの[すJ転に
より増速回転されることになる。すると、−・方向クラ
ッチ20のり、下歯車22.21において、]一部両歯
車2側の回転が、下部耐重21側よりも速く回転するこ
とになり、その結果一方向クラッチ20が断れ、下部歯
車21から−L部歯車22側への回転伝達が行なわれな
くなる。このようなフィルムlのカートリッジ2からの
引出し、つまりスプール3側での巻取り状態を、7iI
Jz図に示している。
そして、このフィルム送り状態は、第2図において前記
スプロケット30に付設される検出手段でスイッチがオ
ン・オフすることにより検出されることは容易に理解さ
れよう、なお、この検出手段によれば、フィルムlの−
こま分の送り後を、スプロケット30での導体パターン
31とブラシ32a、32bとから構成されるスイッチ
出力を、演算回路に入力して算出することで求めること
が1丁能となる。
また、このようなフィルムlの走行状態の検出は、前述
した第3図に示すようなフィルム巻戻し詩においても同
様であり、フィルム1がこの検出手段であるスプロケッ
ト30位置を通過し1回転しない状態つまりスイッチの
すン・オフによる出力信号がなくなることで、フィルム
lの巻戻し状態を検出できる。したがって、この出力変
化が生じてから所定時間を経過した後に、モータ11の
回転を停止トすれば、フィルムlはカートリッジ2内に
完全に巻戻された状態となる。
さて、1−述した構成によるフィルム給送装置10にお
いて、カートリッジ2から巻取りスプール3偏にフィル
ムlを送出す自動装填動作を行なう場合に、該巻取りス
プール3へのフィルム1の巻4−1いたか否かの判定は
、前述したスプロケット30によるスイッチによってフ
ィルムlの移動速度を検出しておJ、その速度が速くな
ったことを検知することで行なえる。すなわち、本発明
によれば、ヒ述した構成による装置10において。
フィルム1の走行速度変化を利用し、カートリッジ2か
ら送り出されるフィルム1の送り出し速度よりも速い速
度で巻取りスプール3を回転駆動することにより該巻取
りスプール3外周部にフィルムl先端を添接させて巻付
ける駆動用の電動モータ11が所定量回転される毎にパ
ルス信号を出力する基準信号検出手段となる回転検出板
40と。
フィルムlが所定間移動される毎にパルス信号を出力す
るフィルム移動量検出手段であるフリースブロケー、 
ト30と、基準信号検出用の回転検出板40からのパル
ス信号の発生周期を基準としフィルム移動量検出用のフ
リースプロケット30からのパルス信号の信号発生周期
が変化したか否かを判定する判定手段(第5図に示すマ
イクロコンピュータ50)とを設け、f@4a図と第4
b図とから明らかなように、該パルス信号の信号発生周
期が変化したことを判定することによりフィルム1が巻
取りスプール3に巻付いたことを判別するように構成し
たところに特徴を有している。
ここで1図中40は前記モータ11のモータ軸11a上
に設けられ導体パターン41が形成された前記基準パル
ス信号検出手段となる回転検出板、42a、42bはこ
の導体パターン41上に接しモータ11の回転を検出す
る一対のブラシで、これによりモータ11の回転により
スイッチがオン−オフすることにより基準パルス信号を
送出する基準信号検出手段が構成される。すなわち、こ
のパルス数をカウントすることで、モータ11の回転速
度が検出できるもので、このモータ11による基準パル
ス信号を、第4a図、第4b図中では(I)に示してい
る。一方、前記フリースプロケット30によるフィルム
lの移動速度に伴なうパルス信号を、第4a図、第4b
図中で(n)に示しており、これら(I)と(n)とで
のパルス信t+の発生周期の変化を比較することで、フ
ィルムlの移動速度が速くなったか否かを検出し得るこ
とは容易に理解されよう、なお。
第4a図中(II)にカートリッジ2からのフィルムl
の送出し始めからフリースプロケット30へのパーフォ
レーショ/1aへの噛合いによるパルス信号発生状況を
、第4b図中(■)に第4a図での状況からフィルムl
が巻取りスプール3に巻付いてこのスプール3側の回転
で引っ張られて高速走行したときのパルス信号の発生状
況を示しており、信号の発生周期が、モータ11側での
発生信号を基準として変化しているものである。
特に、このようにモータ11の回転量を基にして基準パ
ルス信号を得るとともに、フィルム1の走行速度に基づ
いて発生するパルス信号の発生周期を比較し、フィルム
lのスプール3への巻付きを検出すると、種々の負荷変
動によってモータ11の回転速度が変動した場合にあっ
ても、このモータ11により駆動されるフィルム給送動
作に基づくフィルム走行速度の変化を、適切かつ確実に
検出し得るという利点がある。
換言すると、本発明は、フィルム1の自動装填を行なう
にあたって、カートリッジ2側からのフィルム送出しと
カメラ内の巻取りスプール3とを、同時にしかもスプー
ル3側が速くなるように回転差をもたせて回転し、フィ
ルムlが巻取りスプール3に到達して巻付きフィルム1
が引っ張られることを巧みに利用し、フィルム1の移動
部に伴なうパルス信号と巻取りスプール駆動用モータ1
1の回転に伴なう基準パルス信号との対比で、フィルム
1のスプール3への巻付き状態を、モータ回転速度変動
の如何にかかわらず判定し得るものである。
また1本発明によれば、カートリッジ2として2 スプ
ール軸を送り出し方向に回転させることでフィルム1を
送り出し口から外方に送り出すように構成されたものを
用い、かつこのカートリッジ2のスプール軸に、巻取り
スプール3を回転駆動する電動モータ11からの回転伝
達を行なう回転伝達系(12,23)を連結するととも
に、この回転伝達系に、判定p段が信号発生周期の変化
を判別したとき、回転伝達を切離すクラッチとして一方
面クラッチ20を設けているので、−個のモータ11に
より無駄のないフィルム給送動作を得ることができ、ま
たモータ1工に対する負荷を必要最小限とし得る等の利
点もある。
ここで、上述した構成によるフィルム給送装δlOにお
ける駆動回路および動作順序を、第5図ないし第9図を
用いて簡単に説明する。
すなわち、第5図は各動作を行なわせるための回路ブロ
ーIり図であって2図中50はマイクロコンピュータ(
以下CPUという)、51はその給電用バッテリで、基
準発振源52とCPU 50に内蔵される図示しない発
信回路とにより各種の演算や計時に必要なりロックパル
スが得られるように構成されている。
53は前述したフィルム走行速度検出用のフリースプロ
ケラ)30に設けられた導体パターン31とブラシ32
a、32bとから構成されるフィルム移動検出スイッチ
であり、一端は接地され、他端はプルアップ抵抗54を
介してバッテリ側に接続されるとともに、図中符号55
で示すカウンタAに接続されている。このカウンタAは
、フィルム移動検出スイッチ53での出力信号の立ち下
りを検出してカウントアツプするとともに、このカウン
ト値をCPU50の指令により、カウント値を0にリセ
ットするような構成となっている。
56は前述した基準パルス信号検出用の回転検出板40
の導体パターン41とブラシ42a。
42bとによるモータ回転検出スイッチで、一端が接地
され、他端がプルアップ抵抗57を介してバッテリ側に
接続されるとともに、図中符号58で示すカウンタBに
接続されている。このカウンタBは、モータ回転検出ス
イッチ56の出力信号の立ち一トリを検出してカウント
アツプするとともに、このカウント値をCPU50の指
令で0にリセットするような構成とされている。
60は前記フィルム給送装置10の駆動源である電動モ
ータ1.1の回転をルI御するためのモータ制御回路で
あり、CPU50の一方の出力ボート01のみがハイレ
ベルとなったときにモータ11を第1図中実線矢印方向
に回転させ、他方の出力ボート02のみがハイレベルと
なると、モータ11を第3図中−点鎖線矢印方向に回転
させ、またこれら出カポ−)01.Q2が共にローレベ
ルのときには、モータ11の回転を停止#Zさせる。
なお、このモータ11の回転のうち、第1図におけるフ
ィルム送出し1巻Fげ時の回転方向を正転とし、第3図
におけるフィルム巻戻し時の回転方向を逆転として以ド
を説明する。
6エはカメラ内へのカートリッジ2の装填を図示しない
検知手段の動きで検出するカートリー2ジ検出スイツチ
で、その一端は接地され、他端はゾルアップ抵抗62を
介してパー、テリ側に接続されるとともに、CPU50
の入力ボート11に接続されている。63はカートリッ
ジ2の装填後にカートリッジ4を閉じることで動作する
検知部材(共に図示せず)によってオンされるカートリ
ッジ許検知スイッチで、一端が接地され、他端はプルア
ップ抵抗64を介してバッテリ側に接続されるとともに
、C:PU50の人力ボートI2に接続される。65は
図示しないレリーズ釦の押下げ操作に連動してオンする
レリーズスイッチで、一端が接地され、他端がプルアッ
プ抵抗66を介してl<ツテリ側に接続されるとともに
、CPU50の入力ボートr3に接続されている。
67はカメラのシャッタ、絞りあるいは絞り制御装置な
どの露出制御装置であり、CPU50からの指令で、シ
ャッタ速度や絞りを制御する。
このような回路構成において、カメラに八−、テリ51
が装填されるとプログラムがスタートし、第6図から明
らかなように2カートリツジ検出スイツチ61のオン・
オフでカートリー7ジ2のカメラへの装填が確認される
(ステップtoi)、そして、カートリッジ2の装填が
確認されるとともに、ステップ102でカートリッジ許
検知スイッチ63による蓋の閉成状態が確認されること
により、ステップ103で前述したフィルム送出し駆動
系によるフィルムlのカートリッジ2からの送出しおよ
び巻取りスプール3での巻取りによる自動装填動作、い
わゆるオートローディングが行なわれる。
なお、このオートローディングステップ103の詳細を
第71AにtFシており、ステラ201でCPU60か
らの指令により第5図に示されるカウンタA、Bのカウ
ント値をそれぞOにリセットし1次アステップ202で
計時を開始する。このA1時は所定時間以内にフィルム
lをスプール3に巻付けることができたか否かを判定す
るために使用する。
次に、ステップ203にて出力ボートasをハイレベル
とし、モータ制御回路60にょリモータ11を正転方向
に回転させ、フィルムlのカートリッジ2からの送出し
および巻取りスプール3の回転駆動を行なう。
そして、ステップ204にてカウンタAのカウント値が
rlJになったか否かを判定し、「1」になった時点で
ステップ205に進み、このステップ205でカウンタ
A、Bのカウント値をそれぞれOにリセットする。
ここで、これらステップ204と205は。
モータ11の正転開始直後には、初期位欝のばらつきに
より正確なスプロケッ)30の回転によるフィルム移動
検出スイッチ53で検出できないために1回転開始後に
初期のばらつきをなくすように設けている。
次に、ステップ206にて、カウンタAのカウント値が
rlJになったか否かを判定し、カウント値が「1」と
なった時点でステップ207に進み、このステップ20
7でカウンタBのカウント値がr54以下か否かにより
フィルムlがスズール3に巻付いた否かを判定する。す
なわち、前述した説明から明らかなように、フィルムl
がスプール3に巻付いたときには、フィルム1の移動通
商が速くなるように給送装置10での伝達歯車系での減
速比が定められているので、第4a図または第4b図の
状態であるかによって、フィルム移動検出スイッチ53
の出力パルス信号の1周期が、モータ検出スイッチ56
の出力パルス信号の何周間に相当するかを検出すれば、
スプール3へのフィルムlのaCtきが判別できる。こ
こでは、第4b図に示すように、4周期に1周期分の余
裕を加えた5周期、つまりカウンタAのイ1がrlJと
なったときに、カラン′りBのf直が「5ノ以−ドであ
ることにより、フィルL、 lのスプール3への巻付き
を判定している。
ステップ207でカウンタBの(nがr51以下でない
と判定すると、フィルムlがスプール3に巻付いていな
いと判断し、ステップ208にて計時が所定時間が経過
してないかを判定し、オートローディング途中であるこ
とを判断すると、ステップ205に戻り、所定時間の経
過を判定すると、オートローディングを失敗してフィル
ム1のカートリッジ2からの送出し過ぎたことを判断し
、ステップ209で計時を停止し、ステップ210にて
オートローディングミスフラグMをrlJにセットし、
ステップ211に進み、モータ11の正転駆動を停止し
てメインプログラムにリターンする。
一方、ステップ207でカウンタBのカウント値が「5
」以下であると判定すると、フィルム1がスプール3に
巻付いたと判断し、ステップ212で計時を停止LL、
ステー2プ213にてカウンタAのカウントinをOに
リセットする。そして、ステップ214でカウンタAの
カラン)(1が予め定められた所定のイ1となってフィ
ルムlのこま[1がアパーチャアに対応する位置となっ
たか否かを判定する。このステップ214でカウンタA
のカウント値が所定値でないと判定すると、フィルム1
の−こま目がアパーチャアまで達していないと判断し、
ステップ214にとどまり、カウンタAのカウント値が
所定値であると判定すると、フィルム1の−こま目がア
パーチャア位置に到達したと判断してステップ215に
行き、オートローディングミスフラグMを0にリセット
して前述のステップ211でモータ11を停止し、メイ
〉・プログラムにリターンする。なお、オートローディ
ングミスフラグMは、オートローディングを失敗したと
判断したときに「1」となり。
オートローディングを成功したときには「0」となる。
そして、第6図に示したメインプログラムのステップ1
04でオートローディングミスフラグMの値が「0」か
「1」かを判定し、「0」であればステー、プ105に
進み、[lJであれば、後述のステップ109に行く。
ステップ105にてレリーズスイッチ65のオン、才)
によりレリーズすなわち撮影開始か否かを判定し、この
スイッチ65がオンされた鈴点でステップ106に進む
そして、このステップ106で図示しないフィルム感度
設定装置からフィルム感度を読込み、同じく図示しない
被写体輝度検出装置から被写体輝度を読込んで周知の露
出演算を行ない、シャッタ速度と絞り値を算出し、この
値となるように露出制御装置67を制御して撮影を行な
い、ステップ107に進む。
このステップ107は、フィルム1を−こま分巻りげる
こま送りであり、第8図に詳細が示される。
これを簡単に説明すると、ステップ301にてカウンタ
Aのカウント値を0にリセットし、ステップ302で計
時を開始する。この計時は、予め定められた所定時間内
にフィルムlが−こま分送られたか否かを判定するため
に使用される。
次に、ステップ303でモータ11を制御回路60によ
り正転させ、ステー2プ304でカウンタAのカウント
値が、フィルムIを−・こま分の送りに相当する所定値
か否かを判定する。そして、ステップ304でカウンタ
Aのカウント値が所定値でないと判定してフィルムlの
送りが−こま分になっていないと判断すると、ステップ
305に進み、ステ・7プ302で開始した計時による
時間が予め定められた所定時間となったか否かを判定し
、所定時間でないとすると、フィルム送り途中であると
の判断を行ない、ステー7プ304に戻り、所定時間に
達したと判定すると、フィルム1を所定時間内に−こま
分だけ送ることができないので、フィルムlの終端であ
るとの判断を行ない、ステップ306に進み、モータ1
1の正転を停止1−させ、ステップ307にて巻−1−
げ完了フラグFをOにリセー、トシてメインプログラム
にリターンする。
一方、ステップ304でカウンタAのカラントイ4が所
定値であると判足すると、フィルムlをこま分送ったと
判断してステップ308に進み、モータ11の正転を停
止にさせて、ステップ309にて巻上1プ完了フラグF
IrlJにセットし、メインプログラムにリターンする
。なお、巻1ニげ完了フラグFは、−こま分のフィルム
送りができたときに「1」となり、−こま分のフィルム
送りができずにフィルム終端と判断したときにOとなる
第6図のメインプログラムにおいて、こま送’1ステッ
プ107の次には、ステップ108で巻上げ完了フラグ
Fが「0」であるか否かにより、こま分のフィルム送り
ができたか−こま分のフィルム送りができずにフィルム
終端かを判定する。そして、ステップ108で巻−ヒげ
完了フラグFが1゛l」と判定すると、−こま分のフィ
ルム送りができたと判断して前述したステップ105に
戻り、ahげ完了フラグFが「o」と判定された時点で
、−こま分のフィルム送りが行なえず、フィルム終端で
あるとの判断を行ない、ステップ109に進む。
このステップ109は、フィルムlをカートリッジ2に
巻戻す巻戻しステップであり、第9図に詳細を示してい
る。これを簡単に説明すると、ステップ401でカウン
タAのカウントf1を0にフセットし、ステップ402
でモータ11を制御回路60により逆転駆動させ、カー
トリッジ2内へのフィルムの巻戻しを行なう、そして、
ステップ403で計時を開始する。この計時は、カウン
タAの値が変化しなくなってから、つまりスプロケット
30の位置をフィルムlの先端が通過してから確実にカ
ートリッジ2内に巻戻される所定の時間を計時するため
に使用される。
そして、ステップ404にてカウンタAのカウント(1
がrlJ以上であるか否かを判断し、「l]以にである
と判定すると、フィルムlがスプロケット30を通過し
ながら巻戻されていると判断し、ステー7プ408に進
み、ステップ403で開始した計時を停止し、ステップ
409にてカウンタAのカウント値をOにリセットして
ステップ403に戻る。
一方、ステップ404でカウンタAのカウント(fiが
「O」であると判定されると、ステップ405に進み、
ステップ403で開始した計時による時間が所定時間だ
け経過したか否かを判足してフィルム1が確実にカート
リー、ジ2に巻戻されたか否かを判断する。そして、こ
のステップ405で所定時間だけ計時時間が経過したこ
とを判定した時点で、フィルムがカートリー2ジ2内に
確実に巻戻されたと判断し、ステップ406に進み、制
御回路60によりモータ11の逆転を停止させ、ステッ
プ407で計時を停止してメインプログラムにリターン
する。
その後、第6図のメインプログラムにおいて、ステップ
110にてオートローディングミスプラグMが「1」か
否かで、オートローディングの失敗による巻戻しが否か
を判定する。そして、このステップ110でM=1によ
りオートローディングの失敗であることを判断すると、
再度オートローディングを行なうためにステップ103
に探り、rQJであるときには1通常のフィルム終端に
至ったことによる巻戻しであると判断してステップIl
lに進む。
そして、ステップitlにてカートリッジ着検出スイッ
チ63がオンかオフかにより、カートリッジ蓋が開けら
れているか否かを判定し、スイッチ63のオンで凶がま
だ開けられていないと判断し、オフとなった時点で蓋が
開けられていると判定してステップ112に進む。
このステップ112でカートリッジ検出スイッチ61に
よりカートリッジ2がカメラから取り出5れたか否かを
判定し、このスイッチ6Iがオフした時点でカートリッ
ジ2の取り出しを判定し。
始めのステップ101に戻り、次回の撮影に対しての待
機状態となる。
なお、本発明はL述した実施例構造に限定されず、フィ
ルム給送装置10の構成等を始めとして各部の形状、構
造等を、適宜変形、変更することは自由で、種々の変形
例が考えられよう、たとえば[−述した実施例では、 
+35型フイルムと同様にフィルムlの4−1下側縁の
少なくとも一方に、パーフォレーション1aが連続的に
設けられた場合を例示したが、このようなパーツオレー
シラン1aは必ずしも必要ではなく、フィルム送りを検
出し得るように一駒分を検知し得るように各こまに対応
して一個以ヒ設けられているものであってもよく、また
このようなフィルムの走行状態を検出し得る手段として
は、パーフォレーション1aとスズロケ−2ト30との
組合わせに限定されず、適宜の変形例が考えられよう。
さらに、前述した実施例では、−個のモータ11を駆動
源とし、また一方向クラッチ2oをその回転伝達系に介
在させてなる構成を説明したが5本発明はこれに限定さ
れず、複数個のモータを用いたり、通常のクラ−、チで
モータと被駆動側との回転伝達を断つような構成とする
等の種々の変形例が考えられよう。
〔発明の効果〕
以−L説明したように本発明に係るフィルム給送装置に
よれば、カートリッジから送出されるフィルムの送出し
速度よりも速い速度で巻取りスプールを回転駆動するこ
とにより鎖巻取りスプール外周部にフィルム先端を添接
させて巻付けるフィルム巻取り手段駆動用の電動モータ
と、このモータが所定量回転される毎にパルス信号を出
力する基準信号検出手段と、フィルムが所定量移動され
る毎にパルス信号を出力するフィルム移動量検出手段と
を備え、基準信号検出手段からのパルス信号の発生周期
を基準としフィルム移動量検出手段からのパルス信号の
信号発生周期が変化したか否かを削定し該パルス信号の
信号発生周期が変化したことを判定することによりフィ
ルムが巻取りスプールに巻付いたことを判別する判定手
段を設けるようにしたので、フィルムの自動装填を行な
うにあたって、モータの回転速度を基準とし、フィルム
の移動速度との比較でフィルムのスプールへの巻付きを
判定でき、特にモータの負荷変動による回転速度の変動
とは無関係に、自動装填動作の判定を適切かつ確実に行
なえるもので、フィルムを無理に押出し過るといった問
題を生じる虞れもない等の種々優れた効果がある。
また7本発明によれば、フィルムカートリッジとして、
スプール軸を送り出し方向に回転させることでフィルム
を送り出し口から外方に送り出すように構成されたもの
を用い、かつこのカートノー、ジのスプール軸に、a取
りスプールを回転駆動する電動モータからの回転伝達を
行なう回転伝達系を連結するとともに、この回転伝達系
に1判定手段が信号発生周期の変化を判別したとき1回
転伝達を切離すクラッチを設けているので、フィルムの
自動装填が行なわれた時点で、カートリッジ側のフィル
ム送出し力を断ち、無駄のないフィルム給送駆動系を構
成し得るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルム給送装置の一実施例を示
す要部構成の概略斜視図、第2図および第3図はそのフ
ィルム送出しおよび巻上げ時とフィルム巻戻し時の動作
説明図、第4a図および第4b図は基準パルス信号とフ
ィルム走行に基づくパルス信号との関係を示す特性図、
第5図は装置動作を行なわせるための回路ブロック図。 第6図ないし第9図は装置動作を説明するためのフロー
チャート、第10図は本発明で使用するフィルムカート
リッジの概略斜視図である。 1・・・・フィルム、2・・・・フィルムカートリッジ
、3・・・・巻取りスプール、4・・・・駆動用歯車、
3C・・・・スプライン部、10・・・・フィルム給送
装1、ll・・・・電動モータ、12,18.23・・
・・回転伝達歯車列、14・・・・太陽歯車、16・・
・・遊星満車、17.25・・・・伝達歯車、2o・・
・・一方向クラッチ、21.22・・・・L、下部歯車
、24−・拳争フィルム駆動用南車、3oo1111フ
ィルム走行速度検出用フリースプロヶッ)、40・・・
・基準パルス信号検出用回転検出板、50・・・・マイ
クロコンピュータ(判定1段)。 特許出顧入 株式会社ニコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムカートリッジからフィルムを巻取りスプ
    ール側に送り出すように構成されている自動装填式カメ
    ラにおいて、 前記フィルムカートリッジからのフィルム送り出し速度
    よりも速い速度で前記巻取りスプールを回転駆動するこ
    とにより該巻取りスプール外周部にフィルム先端を添接
    させて巻付けるフィルム巻取り手段駆動用の電動モータ
    と、 このモータが所定量回転される毎にパルス信号を出力す
    る基準信号検出手段と、 前記フィルムが所定量移動される毎にパルス信号を出力
    するフィルム移動量検出手段とを備えてなり、 前記基準信号検出手段からのパルス信号の発生周期を基
    準としフィルム移動量検出手段からのパルス信号の信号
    発生周期が変化したか否かを判定し該パルス信号の信号
    発生周期が変化したことを判定することによりフィルム
    が巻取りスプールに巻付いたことを判別する判定手段を
    設けたことを特徴とするカメラのフィルム給送装置。
  2. (2)請求項1において、 フィルムカートリッジは、スプール軸を送り出し方向に
    回転させることでフィルムを送り出し口から外方に送り
    出すように構成されており、このカートリッジのスプー
    ル軸に、巻取りスプールを回転駆動する電動モータから
    の回転伝達を行なう回転伝達系を連結するとともに、 この回転伝達系に、判定手段が信号発生周期の変化を判
    別したとき、回転伝達を切離すクラッチを設けたことを
    特徴とするカメラのフィルム給送装置。
JP1338350A 1989-11-28 1989-12-28 カメラのフイルム給送装置 Pending JPH03200128A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1338350A JPH03200128A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 カメラのフイルム給送装置
DE69028493T DE69028493T2 (de) 1989-11-28 1990-11-28 Filmzuführvorrichtung in einem Photoapparat
EP95101813A EP0658798A1 (en) 1989-11-28 1990-11-28 Film feeding apparatus in a camera
EP90312942A EP0430669B1 (en) 1989-11-28 1990-11-28 Film feeding apparatus in a camera
US07/758,307 US5136314A (en) 1989-11-28 1991-08-28 Film feeding apparatus in a camera
US08/459,297 US5555050A (en) 1989-11-28 1995-06-02 Film feeding apparatus in a camera

Applications Claiming Priority (1)

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JP1338350A JPH03200128A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 カメラのフイルム給送装置

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JP1338350A Pending JPH03200128A (ja) 1989-11-28 1989-12-28 カメラのフイルム給送装置

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JP (1) JPH03200128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220634A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Canon Inc カメラのフィルム送り装置
US6276845B1 (en) 1998-10-29 2001-08-21 Olympus Optical Co., Ltd. Power transmission mechanism

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220634A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Canon Inc カメラのフィルム送り装置
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