JPH03287150A - カメラのフイルム給送装置 - Google Patents
カメラのフイルム給送装置Info
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- JPH03287150A JPH03287150A JP2087864A JP8786490A JPH03287150A JP H03287150 A JPH03287150 A JP H03287150A JP 2087864 A JP2087864 A JP 2087864A JP 8786490 A JP8786490 A JP 8786490A JP H03287150 A JPH03287150 A JP H03287150A
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- film
- cartridge
- shaft
- spool
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 29
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パトローネスプール軸を送出し方向または巻
戻し方向に回転させることでロール状に巻かれているフ
ィルムを送出し口から外方に送出したり巻戻したりする
ことが可能なフィルムパトローネが装填されるスチルカ
メラにおけるフィルム給送装置に関する。
戻し方向に回転させることでロール状に巻かれているフ
ィルムを送出し口から外方に送出したり巻戻したりする
ことが可能なフィルムパトローネが装填されるスチルカ
メラにおけるフィルム給送装置に関する。
たとえば米国特許第4,832,275号明細書、米国
特許第4、834、306号明細書などには、写真撮影
用フィルムをロール状に巻いた状態で収納するスプール
軸を内設した筒状部とその接線方向に一体に延設されて
フィルム先端側を直線状態で収納するフィルム送出し部
とからなる現在一般的な135型のフィルムパ?−ロー
ネとは異なる方式のフィルムパトローネ構造が開示され
ている。すなわち、これらのパトローネにあっては、パ
トローネが単体で取扱われるカメラへの装填時以外のと
きには、フィルム先端が外部に露呈しないように前記送
出し部内に収容される一方、カメラに装填されたときに
、パトローネスプールがカメラ側の駆動系によってスプ
ール軸が回転駆動されることでフィルム先端がパトロー
ネの送出し口から順次送出されるような構成となってい
る。
特許第4、834、306号明細書などには、写真撮影
用フィルムをロール状に巻いた状態で収納するスプール
軸を内設した筒状部とその接線方向に一体に延設されて
フィルム先端側を直線状態で収納するフィルム送出し部
とからなる現在一般的な135型のフィルムパ?−ロー
ネとは異なる方式のフィルムパトローネ構造が開示され
ている。すなわち、これらのパトローネにあっては、パ
トローネが単体で取扱われるカメラへの装填時以外のと
きには、フィルム先端が外部に露呈しないように前記送
出し部内に収容される一方、カメラに装填されたときに
、パトローネスプールがカメラ側の駆動系によってスプ
ール軸が回転駆動されることでフィルム先端がパトロー
ネの送出し口から順次送出されるような構成となってい
る。
そして、このようなパトローネ構造によれば、カメラに
対して装填する時や撮影終了後にフィルムを巻取って取
出す時に、フィルム先端がパトローネ内に引込まれた状
態となっており、しかもカメラに装填した際のフィルム
の送出し等を、スプールを電動モータ等で回転駆動する
ことにより自動的に行なえるため、フィルムのカメラへ
の装填操作をきわめて簡単に行なえ、また操作者にとっ
てのフィルムの取扱いも容易となる。
対して装填する時や撮影終了後にフィルムを巻取って取
出す時に、フィルム先端がパトローネ内に引込まれた状
態となっており、しかもカメラに装填した際のフィルム
の送出し等を、スプールを電動モータ等で回転駆動する
ことにより自動的に行なえるため、フィルムのカメラへ
の装填操作をきわめて簡単に行なえ、また操作者にとっ
てのフィルムの取扱いも容易となる。
しかしながら、]―述した構成などを有するフィルムパ
トローネを装填しようとするカメラにおいてフィルム給
送装置としては、既存の135型フイルムパトローネ用
のものを用いることはできないという問題を生じている
。すなわち、この種のフィルムパトローネにあっては、
フィルムの送出しおよび巻戻しを、パトローネスプール
軸を回転駆動することで行なうことが必要となるもので
あった。
トローネを装填しようとするカメラにおいてフィルム給
送装置としては、既存の135型フイルムパトローネ用
のものを用いることはできないという問題を生じている
。すなわち、この種のフィルムパトローネにあっては、
フィルムの送出しおよび巻戻しを、パトローネスプール
軸を回転駆動することで行なうことが必要となるもので
あった。
特に、この種のフィルムパトローネを装填し得るカメラ
構造やその内部機構、たとえばフィルムをどのような機
構でパトローネ側ら送出し、−こまづつの巻上げ、さら
にはパトローネ内に巻戻ずかについての具体例を開示し
たものは未だ存在せず、上述したようなパトローネ構造
のもつ利点を発揮させ得るフィルムの送出し機構、巻上
げ機構および巻戻し機構等を備えてなるカメラの出現が
望まれている。
構造やその内部機構、たとえばフィルムをどのような機
構でパトローネ側ら送出し、−こまづつの巻上げ、さら
にはパトローネ内に巻戻ずかについての具体例を開示し
たものは未だ存在せず、上述したようなパトローネ構造
のもつ利点を発揮させ得るフィルムの送出し機構、巻上
げ機構および巻戻し機構等を備えてなるカメラの出現が
望まれている。
そして、このようなカメラを構成するうえで必要とされ
ることは、上述したフィルムの送出し、巻上げ、巻戻し
等を、必要最小限の構成部品による簡単な構成をもつフ
ィルム駆動機構によって行なえるようにすることで、ま
た各機構部を効率よく配設し、しかも装置全体を小型か
つコンパクトに構成することも必要で、さらに各t!4
構部を安定して確実に動作させ得ることも望まれており
、これらの要請を全て満足し得るような何らかの対策を
講じることが望まれている。
ることは、上述したフィルムの送出し、巻上げ、巻戻し
等を、必要最小限の構成部品による簡単な構成をもつフ
ィルム駆動機構によって行なえるようにすることで、ま
た各機構部を効率よく配設し、しかも装置全体を小型か
つコンパクトに構成することも必要で、さらに各t!4
構部を安定して確実に動作させ得ることも望まれており
、これらの要請を全て満足し得るような何らかの対策を
講じることが望まれている。
たとえば、このようなカメラのフィルム給送装置を構成
するうえで望まれることの一つに、フィルムのパトロー
ネからの送出しと巻戻しを、同一の駆動源とこの駆動源
からの回転伝達系などによって適切かつ確実に駆動制御
することがあり、このような要請に応えることができる
ようなフィルム給送装置の出現が要望されている。
するうえで望まれることの一つに、フィルムのパトロー
ネからの送出しと巻戻しを、同一の駆動源とこの駆動源
からの回転伝達系などによって適切かつ確実に駆動制御
することがあり、このような要請に応えることができる
ようなフィルム給送装置の出現が要望されている。
本発明はこのような要請に鑑みてなされたものであり、
上述したようなパトローネを装填することにより、フィ
ルム送出しを適切かつ確実に行えるとともに、フィルム
の巻戻しも簡単に行えるフィルム給送装置を提供するこ
とを目的としている。
上述したようなパトローネを装填することにより、フィ
ルム送出しを適切かつ確実に行えるとともに、フィルム
の巻戻しも簡単に行えるフィルム給送装置を提供するこ
とを目的としている。
このような要請に応えるために本発明に係るカメラのフ
ィルム給送装置は、フィルムパトローネのスプール軸に
係合しこれを正、逆両方向に回転駆動することで該スプ
ール軸をフィルムの送出し方向および巻戻し方向に回転
駆動するパトローネ駆動用の駆動軸と、この駆動軸を回
転駆動するための正、逆回転可能な電動モータと、この
モータからの回転伝達を行なう回転伝達系と、モータか
らの回転方向に伴ってパトローネ側の駆動軸に対して二
系統の伝達経路を選択する切換伝達手段とを備えてなる
構成としたものである。
ィルム給送装置は、フィルムパトローネのスプール軸に
係合しこれを正、逆両方向に回転駆動することで該スプ
ール軸をフィルムの送出し方向および巻戻し方向に回転
駆動するパトローネ駆動用の駆動軸と、この駆動軸を回
転駆動するための正、逆回転可能な電動モータと、この
モータからの回転伝達を行なう回転伝達系と、モータか
らの回転方向に伴ってパトローネ側の駆動軸に対して二
系統の伝達経路を選択する切換伝達手段とを備えてなる
構成としたものである。
本発明によれば、電動モータから回転伝達系により伝達
される回転駆動力は、その回転方向に応じて切換え制御
される切換伝達手段により、パトローネ側の駆動軸に対
する二系統の伝達経路の一方が選択されて伝達され、こ
れにより回転駆動されるパトローネスプール軸でフィル
ムのパトローネからの送出しまたは巻戻しを、必要に応
じて適切かつ確実に行える。
される回転駆動力は、その回転方向に応じて切換え制御
される切換伝達手段により、パトローネ側の駆動軸に対
する二系統の伝達経路の一方が選択されて伝達され、こ
れにより回転駆動されるパトローネスプール軸でフィル
ムのパトローネからの送出しまたは巻戻しを、必要に応
じて適切かつ確実に行える。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明に係るカメラのフィルム給送袋置の一実
施例を示すものであり、図において、符号lは写真撮影
用フィルム2をロール状に巻いた状態で収納するスプー
ル軸3を内設した筒状部とその接線方向に一体に延設さ
れてフィルム先端側を直線状態で収納するフィルム送出
し部とからなるフィルムパトローネで、このパトローネ
1によれば、筒状部内に設けられるスプール軸3を、そ
の軸端部(たとえばスプライン部〉によりフィルム2の
送出し方向(図中実線矢印F4)に回転駆動させること
により、送出し部先端の送出し口がち、フィルム2が先
端側から順次送り出されるとともに、巻戻し方向く図中
破線矢印R4)に回転駆動させることにより、フィルム
2が巻戻されて先端を送出し部内に巻き込んだ状態とし
得るものである。なお、図中2aはフィルム2の先端側
に穿設されているオートローディング用のパーフォレー
ション、2bはフィルム2の各撮影画面(撮影こま)に
対向して穿設されているこま位置確認用のパーフォレー
ションである。
施例を示すものであり、図において、符号lは写真撮影
用フィルム2をロール状に巻いた状態で収納するスプー
ル軸3を内設した筒状部とその接線方向に一体に延設さ
れてフィルム先端側を直線状態で収納するフィルム送出
し部とからなるフィルムパトローネで、このパトローネ
1によれば、筒状部内に設けられるスプール軸3を、そ
の軸端部(たとえばスプライン部〉によりフィルム2の
送出し方向(図中実線矢印F4)に回転駆動させること
により、送出し部先端の送出し口がち、フィルム2が先
端側から順次送り出されるとともに、巻戻し方向く図中
破線矢印R4)に回転駆動させることにより、フィルム
2が巻戻されて先端を送出し部内に巻き込んだ状態とし
得るものである。なお、図中2aはフィルム2の先端側
に穿設されているオートローディング用のパーフォレー
ション、2bはフィルム2の各撮影画面(撮影こま)に
対向して穿設されているこま位置確認用のパーフォレー
ションである。
一方、カメラ側において、上述したパトローネ1が収納
される一側のパトローネ室(図示せず)と対向する他側
には、パトローネ1から撮影画面を決めるアパーチャ部
分を通って送出されるフィルム2を先端部から巻取り、
さらにこま送り操作に伴ってフィルム2を順次巻上げ走
行させる巻上げスプール4が設けられ、その外周部には
前記オドローディング用パーフォレーシゴン2aを引っ
掛ける爪部4aが突設されている。そして、この巻上げ
スプール4の上端部には、後述するフィルム給送装置1
0の駆動源である電動モータ11からの回転伝達を受け
る駆動用歯車5が設けられている。なお、本実施例では
、モータ11をこのスプール4内に配置させた場合を示
している。
される一側のパトローネ室(図示せず)と対向する他側
には、パトローネ1から撮影画面を決めるアパーチャ部
分を通って送出されるフィルム2を先端部から巻取り、
さらにこま送り操作に伴ってフィルム2を順次巻上げ走
行させる巻上げスプール4が設けられ、その外周部には
前記オドローディング用パーフォレーシゴン2aを引っ
掛ける爪部4aが突設されている。そして、この巻上げ
スプール4の上端部には、後述するフィルム給送装置1
0の駆動源である電動モータ11からの回転伝達を受け
る駆動用歯車5が設けられている。なお、本実施例では
、モータ11をこのスプール4内に配置させた場合を示
している。
また、6は前記フィルム2の撮影画面に対応する位置確
認用パーフォレーション2bを検出し得る位置に対向し
てカメラ側に設けられたフォトセンサで、このセンサ6
によってフィルム2の給送制御を行うように構成曝れて
いる。
認用パーフォレーション2bを検出し得る位置に対向し
てカメラ側に設けられたフォトセンサで、このセンサ6
によってフィルム2の給送制御を行うように構成曝れて
いる。
10は上述したパトローネ1のスプール軸3と巻上げス
プール4とを、フィルム送出し、巻上げあるいは巻戻し
走行させるために前記巻上げスプール4内等に配設した
電動モータ11からの回転駆動力を伝達するためのフィ
ルム給送装置で、モータ軸上のピニオン12から回転伝
達を行なう伝達歯車13,14.14aを有し、その歯
車14aには、前記巻上げスプール4側の歯車5に選択
的に回転伝達を行なう伝達切換手段としての遊星歯車機
構15を構成する太陽歯車16が噛合している。ここで
、この太陽歯車16は、固定側の太陽軸16a回りで回
転可能に軸支されるとともに、これと同軸上で軸支され
ているレバー腕17との間に摩擦習性を与える摩擦ばね
(図示せず〉が介装され、このレバー腕17が太陽歯車
16の回転方向に揺動動作するように構成されている。
プール4とを、フィルム送出し、巻上げあるいは巻戻し
走行させるために前記巻上げスプール4内等に配設した
電動モータ11からの回転駆動力を伝達するためのフィ
ルム給送装置で、モータ軸上のピニオン12から回転伝
達を行なう伝達歯車13,14.14aを有し、その歯
車14aには、前記巻上げスプール4側の歯車5に選択
的に回転伝達を行なう伝達切換手段としての遊星歯車機
構15を構成する太陽歯車16が噛合している。ここで
、この太陽歯車16は、固定側の太陽軸16a回りで回
転可能に軸支されるとともに、これと同軸上で軸支され
ているレバー腕17との間に摩擦習性を与える摩擦ばね
(図示せず〉が介装され、このレバー腕17が太陽歯車
16の回転方向に揺動動作するように構成されている。
18はこのレバー腕17の先端部に太陽歯車16に噛合
した状態で支軸18aにより軸支されている遊星歯車で
、この遊星歯車18は、モータ11側の図中矢印F1方
向への回転時に太陽歯車16が図中矢印F5方向に回転
することでレバー腕■7を介して図中反時計方向く図中
実線で示す矢印方向)に揺動し、図示されるように巻上
げスプール4側の歯車5に噛合するように構成されてい
る。なお、モータ11が図中矢印R1方向に回転したと
きには、遊星歯車18はレバー17の図中時計方向く図
中破線矢印方向〉により巻上げスプル4側の歯車5との
噛合いを解除するように動作される。
した状態で支軸18aにより軸支されている遊星歯車で
、この遊星歯車18は、モータ11側の図中矢印F1方
向への回転時に太陽歯車16が図中矢印F5方向に回転
することでレバー腕■7を介して図中反時計方向く図中
実線で示す矢印方向)に揺動し、図示されるように巻上
げスプール4側の歯車5に噛合するように構成されてい
る。なお、モータ11が図中矢印R1方向に回転したと
きには、遊星歯車18はレバー17の図中時計方向く図
中破線矢印方向〉により巻上げスプル4側の歯車5との
噛合いを解除するように動作される。
一方、前記パトローネ1のスプール軸3には、その端部
に形成されるキー(図示せず)に対し、カメラ側に設け
られるパトローネ駆動の駆動軸21側の図示を省略した
フォーク部等が係合することで、回転伝達可能に構成さ
れている。すなわち、この駆動軸21は、パトローネ■
をカメラに装填したときにスプール軸3と係合し、その
軸上に設けられている駆動用歯車20(20,aまたは
20b)に対して前記モータ11側の歯車14aに噛合
する回転伝達用歯車22,23.23aに噛合する太陽
歯車24を有する切換伝達手段としての遊星歯車機構2
5によって選択的に伝達され0 る回転駆動力により回転駆動されるように構成されてい
る。
に形成されるキー(図示せず)に対し、カメラ側に設け
られるパトローネ駆動の駆動軸21側の図示を省略した
フォーク部等が係合することで、回転伝達可能に構成さ
れている。すなわち、この駆動軸21は、パトローネ■
をカメラに装填したときにスプール軸3と係合し、その
軸上に設けられている駆動用歯車20(20,aまたは
20b)に対して前記モータ11側の歯車14aに噛合
する回転伝達用歯車22,23.23aに噛合する太陽
歯車24を有する切換伝達手段としての遊星歯車機構2
5によって選択的に伝達され0 る回転駆動力により回転駆動されるように構成されてい
る。
すなわち、本発明によれば、上述した構成によるフィル
ム給送装置10において、フィルムパトローネ1のスプ
ール軸3に係合しこれを正、逆両方向に回転駆動するこ
とで該スプール軸3をフィルム2の送出し方向および巻
戻し方向に回転駆動するパトローネ駆動用のWE!!l
F軸21と、軸内1動軸21を回転駆動するための正、
逆回転可能な電動モータ11と、このモータ11からの
回転伝達を行なう回転伝達系(歯車12,13,14,
22.23等による)と、モータ11からの回転方向に
伴ってパトローネ1(!Iの駆動軸21に対して一系統
の伝達経路を選択する切換伝達手段としての略くの字状
レバー26を有する遊星歯車I!構25とを備えている
ところに特徴を有している。ここで、図中24aは太陽
歯車24を軸支する固定側の軸、27.28はレバー2
6の各先端部に支軸27a、28aを介して軸支されか
つ太陽歯車24に常時噛合する遊星歯車で、これらの遊
星歯車27.28が前記駆動軸21上の歯車20aまた
は20bに選択的に噛合することにより、上述した二系
統の伝達経路を選択し得るようになっている。なお、こ
の遊星歯車機構25を構成する太陽歯車24とレバー2
6との間には、前述したと同様に、摩擦力によって回動
習性を伝える摩擦ばね(図示せず)が介在され、該レバ
ー26は、太陽歯車24ずなわちモータ1−1での回転
方向に応じて揺動動作するようになっている。
ム給送装置10において、フィルムパトローネ1のスプ
ール軸3に係合しこれを正、逆両方向に回転駆動するこ
とで該スプール軸3をフィルム2の送出し方向および巻
戻し方向に回転駆動するパトローネ駆動用のWE!!l
F軸21と、軸内1動軸21を回転駆動するための正、
逆回転可能な電動モータ11と、このモータ11からの
回転伝達を行なう回転伝達系(歯車12,13,14,
22.23等による)と、モータ11からの回転方向に
伴ってパトローネ1(!Iの駆動軸21に対して一系統
の伝達経路を選択する切換伝達手段としての略くの字状
レバー26を有する遊星歯車I!構25とを備えている
ところに特徴を有している。ここで、図中24aは太陽
歯車24を軸支する固定側の軸、27.28はレバー2
6の各先端部に支軸27a、28aを介して軸支されか
つ太陽歯車24に常時噛合する遊星歯車で、これらの遊
星歯車27.28が前記駆動軸21上の歯車20aまた
は20bに選択的に噛合することにより、上述した二系
統の伝達経路を選択し得るようになっている。なお、こ
の遊星歯車機構25を構成する太陽歯車24とレバー2
6との間には、前述したと同様に、摩擦力によって回動
習性を伝える摩擦ばね(図示せず)が介在され、該レバ
ー26は、太陽歯車24ずなわちモータ1−1での回転
方向に応じて揺動動作するようになっている。
そして、このような構成によれば、モータ11から回転
伝達系により伝達される回転駆動力を、その回転方向に
応じて切換え制御される切換伝達手段である遊星歯車機
構25によって、バトロネ1側の駆動軸21に対する二
系統の伝達経路(遊星歯車27.28が駆動用歯車20
aまたは20bに噛合することによる〉の一方が選択さ
れて伝達され、これにより回転駆動されるスプール軸3
でフィルム2のパトローネ1からの送出しまたは巻戻し
を、必要に応じて適切かつ確実に行える。
伝達系により伝達される回転駆動力を、その回転方向に
応じて切換え制御される切換伝達手段である遊星歯車機
構25によって、バトロネ1側の駆動軸21に対する二
系統の伝達経路(遊星歯車27.28が駆動用歯車20
aまたは20bに噛合することによる〉の一方が選択さ
れて伝達され、これにより回転駆動されるスプール軸3
でフィルム2のパトローネ1からの送出しまたは巻戻し
を、必要に応じて適切かつ確実に行える。
すなわち、以上の構成によるフィルム給送装置10によ
れば、まず、パトローネ1をカメラ内に装填することで
、スプール軸3とパトローネ駆動用の駆動軸21上の駆
動用歯車20とが一体的に連結される。そして、図示し
ない裏蓋を閉じたりレリーズ釦を半押し操作したりする
ことで、モータ11が図中矢印F1方向に回転されると
、回転伝達系を構成する歯車14等が図中矢印F2方向
に回転し、これにより太陽歯車24が矢印F3方向に回
転し、レバー26が図中実線矢印方向に揺動することに
なり、一方の遊星歯車27を駆動用歯車20aに噛合さ
せ、パトローネスプール軸21を図中矢印F4方向つま
りフィルム送出し方向に回転駆動する。一方、モータ1
1が図中矢印R1方向に回転すると、歯車14等が図中
矢印R2方向に回転し、太陽歯車24が図中矢印R3方
向に回転することで、遊星歯車機構25を構成する他方
の遊星歯車28がレバー26の図中破線矢印方向への揺
動によって駆動軸21 、h−の歯車20bに噴合し、
スプール軸3を図中矢印R4方向つまリフィルム2の巻
戻し方向に回転駆動することになる。なお、これらの場
合、噛合を解除される側の遊星歯車28または27は空
転することは言うまでもない。
れば、まず、パトローネ1をカメラ内に装填することで
、スプール軸3とパトローネ駆動用の駆動軸21上の駆
動用歯車20とが一体的に連結される。そして、図示し
ない裏蓋を閉じたりレリーズ釦を半押し操作したりする
ことで、モータ11が図中矢印F1方向に回転されると
、回転伝達系を構成する歯車14等が図中矢印F2方向
に回転し、これにより太陽歯車24が矢印F3方向に回
転し、レバー26が図中実線矢印方向に揺動することに
なり、一方の遊星歯車27を駆動用歯車20aに噛合さ
せ、パトローネスプール軸21を図中矢印F4方向つま
りフィルム送出し方向に回転駆動する。一方、モータ1
1が図中矢印R1方向に回転すると、歯車14等が図中
矢印R2方向に回転し、太陽歯車24が図中矢印R3方
向に回転することで、遊星歯車機構25を構成する他方
の遊星歯車28がレバー26の図中破線矢印方向への揺
動によって駆動軸21 、h−の歯車20bに噴合し、
スプール軸3を図中矢印R4方向つまリフィルム2の巻
戻し方向に回転駆動することになる。なお、これらの場
合、噛合を解除される側の遊星歯車28または27は空
転することは言うまでもない。
また、上述したフィルム2の送出し側への回転駆動時に
おいては、モータ11の正転方向(図中矢印F1方向)
への回転によって巻−Lげスプール4側の遊星歯車機構
15も、レバー腕17の図中実線矢印方向への回転によ
って、スプール駆動用歯車5に噛合して回転伝達を行な
う状態となっており、該スプール4もフィルム送りつま
りフィルム巻上げ方向に回転されている。
おいては、モータ11の正転方向(図中矢印F1方向)
への回転によって巻−Lげスプール4側の遊星歯車機構
15も、レバー腕17の図中実線矢印方向への回転によ
って、スプール駆動用歯車5に噛合して回転伝達を行な
う状態となっており、該スプール4もフィルム送りつま
りフィルム巻上げ方向に回転されている。
ところで、上述したように送出されるフィルム2は、図
示しないアパーチャを有するフィルム通路部分を通り、
その先端が前記巻上げスプール4外周部に至り、爪部4
aとパーフォレーション2aとが係合した状態で順次巻
付けられることになる。そして、このようなフィルム送
出し時において、モータ11により巻上げスプール4と
パトーネ1側のスプール軸3とは、共に同方向に回転部
3 4 動されるが、この場合にパトローネ1側からフィルム2
を送出す速さよりも、巻上げスプール4側でのフィルム
2の巻取り速さの方が大きくなるように、両方の回転伝
達系でのギヤ比が設定されているため、フィルム2が、
そのパーフォレーション2aのスプール4側の爪部4a
への引掛は係合によって、スプール4側に巻取られるよ
うになると、フィルム2に作用するスプール4による引
張り力によって、パトローネ1のスプール軸3は、モー
タ11からの回転伝達よりも速く回転されることになる
。このような状態となると、駆動軸21上の駆動用歯車
20 (20a、20b)は、モータ11側からの回転
で回転されている遊星歯車27よりも速く回転されるこ
とになり、その結果歯車20は、歯車27に対し相対的
に逆方向に回転することになり、これにより遊星歯車2
7はレバー26により該歯車20aとの噛合が解除され
るように若干回転して離間し、この部分での回転伝達が
切り離される。そして、これらの歯車20aと27とは
巻上げ動作中、この状態のままとなる。なお、このとき
、レバー26は他方の遊星歯車28が噛合するところま
では回動することはない。そして、フィルム給送量を検
知する前述したフォトセンサ6または図示しないエンコ
ーダなどにより、所定のフィルム移動量に対応する信号
を発生した時点で、モータ11は停止され、これにより
初期巻上げが完了する。その後は、撮影操作に伴なうフ
ィルム2への露光の度に、モータ11が再びフィルム送
り方向く図中矢印F1方向〉に回転され、フィルム2が
−こま分づつ給送されるとともにその移動量を感知する
エンコーダ等からの信号でモータ11は停止されるとい
う動作を繰返す。
示しないアパーチャを有するフィルム通路部分を通り、
その先端が前記巻上げスプール4外周部に至り、爪部4
aとパーフォレーション2aとが係合した状態で順次巻
付けられることになる。そして、このようなフィルム送
出し時において、モータ11により巻上げスプール4と
パトーネ1側のスプール軸3とは、共に同方向に回転部
3 4 動されるが、この場合にパトローネ1側からフィルム2
を送出す速さよりも、巻上げスプール4側でのフィルム
2の巻取り速さの方が大きくなるように、両方の回転伝
達系でのギヤ比が設定されているため、フィルム2が、
そのパーフォレーション2aのスプール4側の爪部4a
への引掛は係合によって、スプール4側に巻取られるよ
うになると、フィルム2に作用するスプール4による引
張り力によって、パトローネ1のスプール軸3は、モー
タ11からの回転伝達よりも速く回転されることになる
。このような状態となると、駆動軸21上の駆動用歯車
20 (20a、20b)は、モータ11側からの回転
で回転されている遊星歯車27よりも速く回転されるこ
とになり、その結果歯車20は、歯車27に対し相対的
に逆方向に回転することになり、これにより遊星歯車2
7はレバー26により該歯車20aとの噛合が解除され
るように若干回転して離間し、この部分での回転伝達が
切り離される。そして、これらの歯車20aと27とは
巻上げ動作中、この状態のままとなる。なお、このとき
、レバー26は他方の遊星歯車28が噛合するところま
では回動することはない。そして、フィルム給送量を検
知する前述したフォトセンサ6または図示しないエンコ
ーダなどにより、所定のフィルム移動量に対応する信号
を発生した時点で、モータ11は停止され、これにより
初期巻上げが完了する。その後は、撮影操作に伴なうフ
ィルム2への露光の度に、モータ11が再びフィルム送
り方向く図中矢印F1方向〉に回転され、フィルム2が
−こま分づつ給送されるとともにその移動量を感知する
エンコーダ等からの信号でモータ11は停止されるとい
う動作を繰返す。
また、全こまの撮影が終了すると、モータ11は、前述
したとは逆に、図中破線矢印R1方向に回転され、これ
により巻上げスプール4側への回転伝達は、遊星歯車機
構15により切り離されるとともに、パトローネ1側へ
の回転伝達は、遊星歯車機構25のレバー26の図中破
線矢印方向への回転によって切換ちれ、歯車20bに対
しての遊星歯車28の噛合いによって図中矢印R4方向
つまりフィルム巻戻し方向に回転駆動されて順次巻戻さ
れる結果となる。なお、この巻戻し時においては、巻上
げスプール4@は、遊星歯車機構15の図中矢印R5方
向への回転によって空転可能な状態となっており、動作
上で何ら支障ない。
したとは逆に、図中破線矢印R1方向に回転され、これ
により巻上げスプール4側への回転伝達は、遊星歯車機
構15により切り離されるとともに、パトローネ1側へ
の回転伝達は、遊星歯車機構25のレバー26の図中破
線矢印方向への回転によって切換ちれ、歯車20bに対
しての遊星歯車28の噛合いによって図中矢印R4方向
つまりフィルム巻戻し方向に回転駆動されて順次巻戻さ
れる結果となる。なお、この巻戻し時においては、巻上
げスプール4@は、遊星歯車機構15の図中矢印R5方
向への回転によって空転可能な状態となっており、動作
上で何ら支障ない。
そして、全てのフィルム2が巻戻されると、エンコーダ
等による信号出力がなくなり、これによる検出信号で、
モータ11が停止することになる。
等による信号出力がなくなり、これによる検出信号で、
モータ11が停止することになる。
なお、−上述したモータ11の駆動制御は、図示を省略
した電気制御回路およびフィルム給送状態を検出するセ
ンサ6などによって行なうことは、言うまでもない。
した電気制御回路およびフィルム給送状態を検出するセ
ンサ6などによって行なうことは、言うまでもない。
第2図は本発明装置の他の実施例を示すものであり、フ
ィルム3を納めたパトローネ1やフォトセンサ6、さら
に巻上げスプール4、その駆動制御を行なう給送装置1
0等は上述した実施例と略同様であるため、相当する部
分に同一番号を付して説明は省略する。
ィルム3を納めたパトローネ1やフォトセンサ6、さら
に巻上げスプール4、その駆動制御を行なう給送装置1
0等は上述した実施例と略同様であるため、相当する部
分に同一番号を付して説明は省略する。
さて、この実施例における相違点は、モータ11からの
回転伝達を、パトローネ駆動用の駆動軸21上の歯車2
0に対して行なうにあたっての切換伝達手段としての遊
星歯車機130部分である。これを簡単に説明すると、
駆動軸21上の駆動用歯車20には、第1の伝達歯車3
4の小歯車34aと第2の伝達歯車35とが両側からそ
れぞれ噛合している。そして、これら両歯車34a。
回転伝達を、パトローネ駆動用の駆動軸21上の歯車2
0に対して行なうにあたっての切換伝達手段としての遊
星歯車機130部分である。これを簡単に説明すると、
駆動軸21上の駆動用歯車20には、第1の伝達歯車3
4の小歯車34aと第2の伝達歯車35とが両側からそ
れぞれ噛合している。そして、これら両歯車34a。
35に対し、選択的に噛合する遊星歯車33を有する遊
星歯車機構30が、モータ11側からの回転伝達を受け
る歯車23aに噛合する太陽歯車31およびその回転に
よって揺動動作するレバー腕32によって構成されてい
る。なお、31aは太陽歯車31の固定側の支軸、33
aはレバー腕32の先端への遊星歯車33の支軸である
。そして、該レバー腕32と太陽歯車31との間には、
図示しないが摩擦ばねが介在され、太陽歯車31の回転
方向にレバー腕32を揺動させ、遊星歯車33を、前記
駆動用歯車20に噛合する歯車34.35と選択的に噛
合させるようになってい] 7 8 このような構成による本実施例装置10によれば、モー
タ11の図中矢印F1方向への回転によ−って、伝達歯
車23aにより太陽歯車3]が図中矢印F3方向に回転
駆動されることにより、レバー腕32が図中実線矢印方
向に揺動され、遊星歯車33と伝達歯車34都の噛合に
よって、小歯車34a、駆動用歯車20を介して駆動軸
21を、図中矢印F4方向に回転駆動し、これによりフ
ィルム2のパトローネ1からの送出しを行なう。また、
これとは逆にモータ1■が図中矢印R1方向に回転する
と、太陽歯車3]−の図中矢印R3方向への回転によっ
て、遊星歯車33が伝達歯車351!Jに噛合し、駆動
軸21を図中矢印R4方向つまりフィルム2の巻戻し方
向に同転駆動することになる。
星歯車機構30が、モータ11側からの回転伝達を受け
る歯車23aに噛合する太陽歯車31およびその回転に
よって揺動動作するレバー腕32によって構成されてい
る。なお、31aは太陽歯車31の固定側の支軸、33
aはレバー腕32の先端への遊星歯車33の支軸である
。そして、該レバー腕32と太陽歯車31との間には、
図示しないが摩擦ばねが介在され、太陽歯車31の回転
方向にレバー腕32を揺動させ、遊星歯車33を、前記
駆動用歯車20に噛合する歯車34.35と選択的に噛
合させるようになってい] 7 8 このような構成による本実施例装置10によれば、モー
タ11の図中矢印F1方向への回転によ−って、伝達歯
車23aにより太陽歯車3]が図中矢印F3方向に回転
駆動されることにより、レバー腕32が図中実線矢印方
向に揺動され、遊星歯車33と伝達歯車34都の噛合に
よって、小歯車34a、駆動用歯車20を介して駆動軸
21を、図中矢印F4方向に回転駆動し、これによりフ
ィルム2のパトローネ1からの送出しを行なう。また、
これとは逆にモータ1■が図中矢印R1方向に回転する
と、太陽歯車3]−の図中矢印R3方向への回転によっ
て、遊星歯車33が伝達歯車351!Jに噛合し、駆動
軸21を図中矢印R4方向つまりフィルム2の巻戻し方
向に同転駆動することになる。
なお、フィルム2が巻上げスプール4側に巻き付いて巻
き」二げられることによる伝達歯車34と遊星歯車33
との哨合い離脱や、巻上げスプール4の駆動制御などは
、上述した実施例と同様であり、その説明は省略する。
き」二げられることによる伝達歯車34と遊星歯車33
との哨合い離脱や、巻上げスプール4の駆動制御などは
、上述した実施例と同様であり、その説明は省略する。
以上のような構成による本発明装置10によれば、簡単
な構成によりフィルム2のパトローネ1からの送出し、
巻上げスプール4への巻取り、巻−Lげ、お、Lひバ1
ヘローネ1への巻戻しを適切かつ確実に達成することが
可能となる。また、フィルム2の送出し時と巻戻し時と
では、モータ11から駆動軸21への同転伝達経路を切
換伝達f・段(遊星歯車機構25.30)により切換え
るため、フィルム送114シ時のモータ11から駆動軸
21へのギア比と、巻戻し時のそれとを独立に設定でき
、より自由度の高い設計が可能となる。さらに、切換伝
達手段として遊星歯車機構25.30を用いているため
、フィルム2がスプール4に巻付いて駆動軸21がフィ
ルム2によって速く回されると、遊星歯車27,28.
33と相手側の歯車20a、20b;34,35との間
で楽団りが生じて回転速度差を吸収するので、特別に一
方向クラッチを設ける必要がなく合理的であるなどの利
点がある。
な構成によりフィルム2のパトローネ1からの送出し、
巻上げスプール4への巻取り、巻−Lげ、お、Lひバ1
ヘローネ1への巻戻しを適切かつ確実に達成することが
可能となる。また、フィルム2の送出し時と巻戻し時と
では、モータ11から駆動軸21への同転伝達経路を切
換伝達f・段(遊星歯車機構25.30)により切換え
るため、フィルム送114シ時のモータ11から駆動軸
21へのギア比と、巻戻し時のそれとを独立に設定でき
、より自由度の高い設計が可能となる。さらに、切換伝
達手段として遊星歯車機構25.30を用いているため
、フィルム2がスプール4に巻付いて駆動軸21がフィ
ルム2によって速く回されると、遊星歯車27,28.
33と相手側の歯車20a、20b;34,35との間
で楽団りが生じて回転速度差を吸収するので、特別に一
方向クラッチを設ける必要がなく合理的であるなどの利
点がある。
なお、本発明は−に述した実施例m造に限定されず、フ
ィルム給送装置10等を始めとする各部の構成等を始め
とし各部の形状、構造等を、適宜変形、変更することは
自由で、種々の変形例が考えられよう。たとえば上述し
た二つの実施例では、巻戻し時はモータ11から巻上げ
スプール4への回転伝達を切り離すようにした場合を示
しているが、本発明はこれに限定されず、巻戻し時にお
いて駆動軸21によりスプール軸3が巻戻される速さ、
Lつもフィルム2を速く送り出すようにスプル4を回転
駆動させ得るように構成してもよいことは勿論である。
ィルム給送装置10等を始めとする各部の構成等を始め
とし各部の形状、構造等を、適宜変形、変更することは
自由で、種々の変形例が考えられよう。たとえば上述し
た二つの実施例では、巻戻し時はモータ11から巻上げ
スプール4への回転伝達を切り離すようにした場合を示
しているが、本発明はこれに限定されず、巻戻し時にお
いて駆動軸21によりスプール軸3が巻戻される速さ、
Lつもフィルム2を速く送り出すようにスプル4を回転
駆動させ得るように構成してもよいことは勿論である。
この場合、スプール4に巻かれたフィルム2は、スプー
ル4の回りで若干巻径が大きくなると爪部4aとパーフ
ォレーション2aの係合が外れるので、その後スプール
4はその周りのフィル182に対して空転するようにな
り、巻反しに対して支障とはならない。
ル4の回りで若干巻径が大きくなると爪部4aとパーフ
ォレーション2aの係合が外れるので、その後スプール
4はその周りのフィル182に対して空転するようにな
り、巻反しに対して支障とはならない。
また、フィルム2の8=)げにあたって、巷上げスプー
ル4外周部に爪部4aを設け、これでオ(〜TV デ
ィング用パーフォレージ三1ン2aを引つかけるように
したが、この他に、たとえば実公平1−25938”を
公報に示されるように、巻−Lげスプール4と押圧ロー
ラによりフィルム2を巻取るようにしてもよい。さらに
、この巻取りスプール4の表面を、オートn−ディング
用として、ゴム等の摩擦材にて形成する等の変形例も考
えられる。
ル4外周部に爪部4aを設け、これでオ(〜TV デ
ィング用パーフォレージ三1ン2aを引つかけるように
したが、この他に、たとえば実公平1−25938”を
公報に示されるように、巻−Lげスプール4と押圧ロー
ラによりフィルム2を巻取るようにしてもよい。さらに
、この巻取りスプール4の表面を、オートn−ディング
用として、ゴム等の摩擦材にて形成する等の変形例も考
えられる。
以F説明したように本発明に係るカメラのフィルム給送
装置によれば、フィルムパトローネのスプール軸に係合
しこれを正、逆両方向に回転駆動することで該スプール
軸をフィルムの送出し方向および巻戻し方向に回転駆動
するパトローネ駆動用の駆動軸と、この駆動軸を回転駆
動するための正、逆回転可能な電動モータと、このモー
タからの回転伝達を行なう回転伝達系と、モータからの
回転方向に什ってパトローネ側の駆動軸に対して系統の
伝達経路を選択する切換伝達手段とを備えてなる構成と
したので、簡単な構成にもかかわらず、スプール軸の所
要の方向への回転駆動力を2] 2 得て、フィルムのパトローネからの送出しや巻戻しを適
切かつ確実に達成し得るものである。特に、本発明によ
れば、フィルム送出しと巻戻しとを、モータからパI・
ローネ駆動用の駆動軸への回転伝達経路を切換手段(遊
星歯車機構〉により切換えているため、フィルム送出し
時のモータから駆動軸へのギア比と、巻戻し時のそれと
を独立に設定でき、より一層自由度の高い設計が可能と
なる。さらに、切換手段として遊星歯車機構を用いてい
るため、フィルムが巻上げスプールに巻付いてパトロー
ネ駆動用の駆動軸がフィルムによって速く回されるよう
に構成すると、該駆動軸上の駆動用歯車とこれに噛合う
遊星歯車との間で空回りが生じて回転速度差を吸収する
ことが可能で、これによりこのようなフィルム巻上げ時
の動作性能を得るために、特別に一方向クラッチなどを
設けるといった対策は必要がなくなり、合理的である。
装置によれば、フィルムパトローネのスプール軸に係合
しこれを正、逆両方向に回転駆動することで該スプール
軸をフィルムの送出し方向および巻戻し方向に回転駆動
するパトローネ駆動用の駆動軸と、この駆動軸を回転駆
動するための正、逆回転可能な電動モータと、このモー
タからの回転伝達を行なう回転伝達系と、モータからの
回転方向に什ってパトローネ側の駆動軸に対して系統の
伝達経路を選択する切換伝達手段とを備えてなる構成と
したので、簡単な構成にもかかわらず、スプール軸の所
要の方向への回転駆動力を2] 2 得て、フィルムのパトローネからの送出しや巻戻しを適
切かつ確実に達成し得るものである。特に、本発明によ
れば、フィルム送出しと巻戻しとを、モータからパI・
ローネ駆動用の駆動軸への回転伝達経路を切換手段(遊
星歯車機構〉により切換えているため、フィルム送出し
時のモータから駆動軸へのギア比と、巻戻し時のそれと
を独立に設定でき、より一層自由度の高い設計が可能と
なる。さらに、切換手段として遊星歯車機構を用いてい
るため、フィルムが巻上げスプールに巻付いてパトロー
ネ駆動用の駆動軸がフィルムによって速く回されるよう
に構成すると、該駆動軸上の駆動用歯車とこれに噛合う
遊星歯車との間で空回りが生じて回転速度差を吸収する
ことが可能で、これによりこのようなフィルム巻上げ時
の動作性能を得るために、特別に一方向クラッチなどを
設けるといった対策は必要がなくなり、合理的である。
第1図は本発明に係るカメラのフィルム給送装置の一実
施例を示す要部構成の概略斜視図、第2図は本発明の別
の実施例を示す概略斜視図である。 1−・・フィルムパトローネ、2・−・フィルム、3・
・・スプール軸、4・・・巻上げスプール、10・・・
フィルム給送装置、11・・・電動モータ、1.2,1
.3゜1.4.i4a・・・歯車、15・・・巻−)z
げ測道星歯車機構、20 (20a、20b)−パトロ
ーネ駆動用の駆動用歯車、21・・・パトローネ駆動用
の駆動軸、22,23.23a・・・歯車、24.;3
1・・・太陽歯車、25.30・・・パトローネ側遊星
歯車機構(切換伝達手段〉、26−・・くの字状レバ2
7.28:33・・・遊星歯車、34.34a;35・
・・回転伝達歯車。
施例を示す要部構成の概略斜視図、第2図は本発明の別
の実施例を示す概略斜視図である。 1−・・フィルムパトローネ、2・−・フィルム、3・
・・スプール軸、4・・・巻上げスプール、10・・・
フィルム給送装置、11・・・電動モータ、1.2,1
.3゜1.4.i4a・・・歯車、15・・・巻−)z
げ測道星歯車機構、20 (20a、20b)−パトロ
ーネ駆動用の駆動用歯車、21・・・パトローネ駆動用
の駆動軸、22,23.23a・・・歯車、24.;3
1・・・太陽歯車、25.30・・・パトローネ側遊星
歯車機構(切換伝達手段〉、26−・・くの字状レバ2
7.28:33・・・遊星歯車、34.34a;35・
・・回転伝達歯車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 パトローネスプール軸を正、逆両方向に回転駆動するこ
とによりフィルムの送出しおよび巻戻しを選択的に行な
うフィルムパトローネが装填されるカメラにおいて、 前記スプール軸に係合し該スプール軸をフィルムの送出
しまたは巻戻し方向に回転駆動するパトローネ用の駆動
軸と、 この駆動軸を回転駆動するための正、逆回転可能な電動
モータと、 このモータからの回転伝達を行なう回転伝達系と、 前記モータからの回転方向に伴ってパトローネ側の駆動
軸に対して二系統の伝達経路を選択する切換伝達手段と
を備えてなることを特徴とするカメラのフィルム給送装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2087864A JPH03287150A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | カメラのフイルム給送装置 |
DE69127766T DE69127766T2 (de) | 1990-04-02 | 1991-04-02 | Filmzuführvorrichtung für Kameras |
EP91302862A EP0450903B1 (en) | 1990-04-02 | 1991-04-02 | Film feeder for cameras |
US08/370,361 US5456419A (en) | 1990-04-02 | 1995-01-09 | Film feeder for cameras |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2087864A JPH03287150A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | カメラのフイルム給送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03287150A true JPH03287150A (ja) | 1991-12-17 |
Family
ID=13926750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2087864A Pending JPH03287150A (ja) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | カメラのフイルム給送装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5456419A (ja) |
EP (1) | EP0450903B1 (ja) |
JP (1) | JPH03287150A (ja) |
DE (1) | DE69127766T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5552846A (en) * | 1993-10-08 | 1996-09-03 | Olympus Optical Co. Ltd | Camera |
US5604555A (en) * | 1994-04-12 | 1997-02-18 | Nikon Corporation | Camera |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5367004A (en) * | 1992-11-17 | 1994-11-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Ambient curing water-borne compositions comprising half esters of anhydride polymers crosslinked by epoxies |
US5555048A (en) * | 1995-01-20 | 1996-09-10 | Eastman Kodak Company | Dual floating gear system for a film transport mechanism |
US5568214A (en) * | 1995-06-01 | 1996-10-22 | Eastman Kodak Company | Take-up spool clutch with delayed engagement |
GB2307302B (en) * | 1995-11-17 | 2000-01-12 | Arc Design Room Ltd | Film transport system with one motor for the camera which accepts the advanced photo system cartridge film |
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JPH09281569A (ja) * | 1996-04-18 | 1997-10-31 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
JPH09288302A (ja) * | 1996-04-19 | 1997-11-04 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
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