JP3322699B2 - カメラのフイルム給送装置 - Google Patents

カメラのフイルム給送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプール回転によりフ
イルムを送り出す写真フイルムパトローネを用いるカメ
ラのフイルム給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラに不慣れな初心者でも容易に写真
フイルム装填を行うことができるようにした、オート・
ローディング方式のフイルム給送装置が組み込まれたカ
メラが提供されている。一方、米国特許第483430
6号,第4846418号明細書等に見られるように、
未使用状態ではフイルムの先端までもパトローネ本体内
に巻き込んでおくようにし、使用時にはスプールを回転
させることによってフイルムの送り出しをするようにし
た写真フイルムパトローネが提案されている。こうした
写真フイルムパトローネを、前記のオート・ローディン
グ方式のフイルム給送装置を組み込んだカメラに用いる
ことも提案されている。
【0003】このような写真フイルムパトローネのパト
ローネ本体内には、フイルムをロール状に巻きつけたス
プールが回転自在に収納され、さらにパトローネ本体の
内壁には、フイルムロールの巻き緩みを規制するリブが
配置されている。また、フイルム送出口の奥には先端分
離爪が、フイルムロールの最外周面と接触するようにパ
トローネ本体内壁に一体成型されている。カメラ側の機
構によりスプールがフイルム送り出し方向に回転される
と、フイルムロールもスプールと一緒に回転する。フイ
ルムの先端がフイルム排出口に対面する位置に達する
と、分離爪によりフイルムの先端がフイルムロールから
分離され、フイルムは排出口内部に貼られた遮光部材の
間を通過し送り出される。
【0004】前述の給送機構では、パトローネ本体内か
ら送り出されたフイルムをカメラ本体内を通過させ、カ
メラに設けられたフイルム巻取り軸まで送る。巻取り軸
の周囲にはフイルムのパーフォレーションと係合する爪
が設けられており、巻取り軸を回転させることによりフ
イルムの先端を引っ掛けるようにしている。このとき写
真フイルムパトローネのスプールの回転速度を巻取り軸
の回転速度より遅くし、送られてくるフイルムの速度よ
り引っ掛ける爪の速度が早くなるようにしている。ま
た、フイルムの先端を巻取り軸の爪が引っ掛けた後は、
遊星クラッチによって両者の速度差は吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フイル
ムの送り出されるタイミングと爪が来るタイミングが合
わず、フイルムの先端に数個(2〜4個)開設されたパ
ーフォレーションを逃す可能性もある。巻取り軸の爪に
フイルムの先端がキャッチされなくても、フイルムはス
プールの回転により送り出され続けるので、フイルムは
巻取り室の壁に張りつくように広がり、爪がパーフォレ
ーションを捕らえることはできない。最終的には巻取り
軸にフイルムが巻き回されないのでフイルムが途中で座
屈してしまい、スプールを回転させてもフイルムを送り
出すことができなくなる。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、スプールの回転によりフイルムをパト
ローネ本体外に送り出すようにした写真フイルムパトロ
ーネを用いるカメラにおいて、フイルムの先端を確実に
巻取り軸の爪がキャッチできるようにしたカメラのフイ
ルム給送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、写真フイルムパトローネの装填操作の完了時に正転
方向への駆動が開始されるフイルム給送用の駆動モータ
と、駆動モータの回転を第1遊星クラッチを介して前記
スプールに伝達してフイルム送り出し方向に駆動する駆
動伝達手段と、前記スプールの駆動により送り出された
フイルムの先端部が前記巻取り軸と係合可能な位置まで
送られたことを検知して前記駆動モータを停止させるモ
ータ停止手段と、レンズ鏡胴が不使用時の沈胴位置から
使用時の突出位置に繰り出されることに連動して前記第
1遊星クラッチを切り離してスプールをフリーにすると
ともに前記駆動モータを正転させ、第2遊星クラッチを
介して駆動モータの回転を前記フイルム巻取り軸に伝達
してフイルム巻取り軸の回転によりフイルム巻き上げを
開始させる制御手段とを備えたものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。本発明にかかるフイルム給送装置を組み込んだカメ
ラには、例えば図6,図7に示した写真フイルムパトロ
ーネ2が用いられる。この写真フイルムパトローネ2
は、パトローネ本体3を構成する樹脂製のケース体3
a,3bと、その中に回転自在に収納されるスプール4
と、このスプール4に巻きつけられたフイルム5とから
なる。フイルム5はスプール4のフランジ4a,4bの
間に緊締して巻きつけられ、パトローネ本体3に組み込
むことによってフイルム5の最外周は、ケース体3a,
3bの内壁に一体に設けられた外周規制リブ6,7によ
って抑えつけられ、フイルム5がスプール4から巻き緩
むことはない。
【0009】また、この写真フイルムパトローネ2を組
み立てた状態では、スプール4の端部4cはケース体3
a,3bの外表面と一致し、少なくとも突出することは
ない。ケース体3a,3bには、フイルム5の排出通路
となるポート部8,9が突出形成され、それぞれの内壁
には遮光用のテレンプ10が対向し合うように貼り付け
されている。そしてこのポート部8,9の先端がフイル
ム排出口となる。またケース体3bのポート部9の奥に
は先端分離爪12が設けられている。
【0010】スプール4の端部4cに設けられたキーを
利用してスプール4を時計方向に駆動すると、フイルム
5はスプール4に緊締して巻かれた状態にあるから、フ
イルム5もスプール4とともに回転する。そして、フイ
ルム先端部5aが排出口11に対向する位置に移動して
くると先端分離爪12によって掬い上げられ、引き続き
スプール4が駆動されることによって、フイルム先端部
5aはテレンプ10の間を通って排出口11から送り出
される。フイルム5の一方の端部には図7に示すように
撮影範囲5cの1コマに対し2つずつのパーフォレーシ
ョン5bが設けられており、フイルム先端部5aには先
端キャッチ用のパーフォレーション5bが3つ設けられ
ている。
【0011】本発明を実施したカメラのフイルム給送装
置の構造を示す図1において、駆動モータ13の外周に
はフイルム巻取り軸14が回動自在に設けられている。
駆動モータ13の軸の先端にはピニオンギア15が固着
されており、ギア群16を介して遊星クラッチ17の太
陽ギア18と噛合している。遊星クラッチ17は、太陽
ギア18と遊星ギア19とから構成されており、これら
はクラッチレバー20を介して噛合されている。
【0012】駆動モータ13が矢印A方向にピニオンギ
ア15を回動させたとき、太陽ギア18の軸を中心にフ
イルム巻取り軸14側へ回動され、遊星ギア19がギア
21を介してフイルム巻取り軸14の端部に形成された
ギア部14aに噛合して、フイルム巻取り軸14をフイ
ルム巻き上げ方向に回動させる。駆動モータ13がピニ
オンギア15を矢印B方向に回動させた時は、遊星ギア
19がフイルム巻取り軸14と逆方向に太陽ギア18の
軸を中心に回動するので、駆動モータ13の回転はフイ
ルム巻取り軸14のギア部14aには伝わらない。な
お、フイルム巻取り軸14の一方の端部にはフイルム5
のパーフォレーション5bに係合する複数の爪14bが
形成されている。
【0013】前記太陽ギア18には、ギアトレイン22
を介して遊星クラッチ24の太陽ギア25が噛合してい
る。この太陽ギア25の上部には、これより長径の副太
陽ギア26が固着されており、T字状クラッチレバー2
7を介して太陽ギア25には遊星ギア28,副太陽ギア
26には遊星ギア29が各々噛合されている。遊星ギア
28,29の間には幅広のギア31が設けられており、
フイルム送り出し時には遊星ギア29とギア31の上
部,フイルム巻き戻し時には遊星ギア28とギア31の
下部が各々噛合される。
【0014】幅広のギア31にはギア32が噛合してお
り、このギア32にはスプール駆動軸33が一体に形成
されている。このスプール駆動軸33の先端には、写真
フイルムパトローネ2のスプール4の端部4cと係合す
るフォーク33aが形成されている。また、前記T字状
クラッチレバー27の足の先端には突起27aが一体に
形成されており、カメラ本体に設けられた円弧状のガイ
ド溝35にその端部を挿入して遊星クラッチ24の回動
を規制している。さらに、図示しない鏡胴と連動してい
るL字状の部材36が、所定の位置でT字状クラッチレ
バー27に一体に形成された突起27aと当接するよう
に設けられている。
【0015】以上のように構成されたカメラのフイルム
給送装置の作用について説明する。フイルム給送装置の
動作をフローチャートで示した図5のように、まず写真
フイルムパトローネ2をカメラの裏蓋を開けて所定の位
置に装填する。このとき写真フイルムパトローネ2がカ
メラのパトローネ室に正しく装填されていれば、スプー
ル4の端部4cがスプール駆動軸33の先端に設けられ
たフォーク33aと係合する。写真フイルムパトローネ
2を装填してカメラの裏蓋を閉めると、カメラ側の機構
によりメインSWのON/OFFが確認され、メインS
WがOFFで鏡胴が沈胴した状態に設定される。
【0016】上記の状態が確認されたところで、駆動モ
ータ13が正転し図2に示す矢印A方向にピニオンギア
15を回動させる。ピニオンギア15が矢印A方向に回
転すると、ギア群16を介して太陽ギア18が時計方向
に回転され、遊星クラッチ17は太陽ギア18の周りを
時計方向に回動される。これにより遊星ギア19がギア
21と噛合し、ギア21はフイルム巻取り軸14のギア
部14aに噛合しているので、フイルム巻取り軸14を
反時計方向(フイルム巻き上げ方向)に回転させる。
【0017】さらに太陽ギア18の回転は、ギアトレイ
ン22を介して太陽ギア25に伝達される。太陽ギア2
5がピニオンギア15の矢印A方向の回転により時計方
向に回転させられると、遊星クラッチ24は太陽ギア2
5の周りを時計方向に回動して遊星ギア29がギア31
に噛合される。ギア31の回転がスプール駆動軸33が
一体に形成されているギア32に伝達され、スプール駆
動軸33が反時計方向に回動される。スプール駆動軸3
3のフォーク33aがスプール4の端部4cと係合して
いるので、スプール4も反時計方向(フイルム送り出し
方向)に回転される。
【0018】パトローネ本体3内のフイルム5はスプー
ル4に緊締して巻かれた状態にあるから、駆動モータ1
3が正転してその回転がギア群16,ギアトレイン2
2,遊星クラッチ24,ギア31からなる駆動伝達手段
を介してスプール4に伝達されると、フイルム5もスプ
ール4とともに回転する。そして、フイルム先端部5a
が排出口11に対向する位置に移動してくると先端分離
爪12によって掬い上げられ、引き続きスプール4が駆
動されることによって、フイルム先端部5aはテレンプ
10の間を通って排出口11から送り出される。パトロ
ーネ本体3外に送り出されたフイルム5は、カメラ側に
設けられたフイルム通路を通りフイルム巻取り室に向か
う。その途中にはパーフォセンサが設けられており、フ
イルム5がパトローネ本体3から送り出された量をフイ
ルム5に開設されているパーフォレーション5bにより
監視する。フイルム先端部5aに設けられたパーフォレ
ーション5bがフイルム巻取り軸14の爪14bと係合
し易い位置まで送り出されてくると、前記パーフォセン
からの信号に基づいて初期送り時のフイルム送り出し
量を監視しているモータ停止手段が信号を発し駆動モー
タ13がストップされ給送を停止する。
【0019】前述のようにして写真フイルムパトローネ
2の装填後、フイルム5がスプール4の回転により送り
出されて、フイルム先端部5aに設けられたパーフォレ
ーション5bがフイルム巻取り軸14の爪14bと係合
し易い位置まで送り出された状態で初期送りを終了す
る。撮影者が撮影のためにメインSWをONするまで
は、この初期送りの状態が保たれる。撮影者がメインS
WをONすると、カメラ側の機構により鏡胴が繰り出さ
れ、再び駆動モータ13が正転する。
【0020】鏡胴が繰り出され、駆動モータ13が再び
正転を始めると、T字状クラッチレバー27,ギア群1
6,遊星クラッチ17,ギア21を含む制御手段が作動
し、フイルム5の巻き上げが再開される。すなわち図3
に示すように、鏡胴に連動しているL字状の部材36が
矢印C方向に動き、T字状クラッチレバー27に一体に
形成された突起27aを円弧状のガイド溝35に沿って
回動させる。このため遊星クラッチ24は、太陽ギア2
5の軸を中心に反時計方向に回動させられ、遊星ギア2
9はギア31との噛合位置から外れる。駆動モータ13
の回転は初期送り時と同様に、ピニオンギア15,遊星
クラッチ17等を介してフイルム巻取り軸14を反時計
方向(フイルム巻き上げ方向)に回転させるが、遊星ク
ラッチ24がL字状の部材36により強制的に反時計方
向に回動されるので、駆動モータ13の回転はスプール
駆動軸33が一体に形成されているギア32には伝達さ
れない。
【0021】フイルム先端部5aに設けられたパーフォ
レーション5bがフイルム巻取り軸14の爪14bと係
合し易い位置に保たれており、フイルム巻取り軸14の
みが回転するので、フイルム先端部5aがフイルム巻取
り軸14の爪14bに確実にキャッチされる。フイルム
先端部5aがフイルム巻取り軸14にキャッチされる
と、フイルム5はフイルム巻取り軸14に巻取られて行
き、スプール4はフイルム巻取り軸14のフイルム巻上
げ動作に従動して回転する。前記パーフォセンサがフイ
ルム5のファースト・フレームが所定の位置に送られて
きたことを確認すると信号を発し、駆動モータ13がス
トップされ給送を停止する。
【0022】撮影者が露光を繰り返す度にフイルム給送
とモータ停止を繰り返し、フイルム5の最終コマの撮影
を終了すると、パーフォセンサは新たなフイルム5のパ
ーフォレーション5bを検出できず信号が発せられな
い。パーフォセンサの信号が一定時間発せられないと駆
動モータ13が逆回転を始め、ピニオンギア15も図4
に示すB方向に回転する。ピニオンギア15が矢印B方
向に回転すると、ギア群16を介して太陽ギア18が反
時計方向に回転され、遊星クラッチ17は太陽ギア18
の周りを反時計方向に回動される。これにより遊星ギア
19がギア21との噛合位置から外れ、駆動モータ13
の回転がフイルム巻取り軸14のギア部14aに伝達さ
れることはない。
【0023】さらに太陽ギア18の回転は、ギアトレイ
ン22を介して太陽ギア25に伝達される。太陽ギア2
5がピニオンギア15の矢印B方向の回転により反時計
方向に回転させられると、T字状クラッチレバー27に
一体に形成された突起27aがL字状の部材36との当
接位置から離れるように、遊星クラッチ24は太陽ギア
25の周りを反時計方向に回動する。このため遊星ギア
28がギア31に噛合し、ギア31の回転がスプール駆
動軸33が一体に形成されているギア32に伝達され、
スプール駆動軸33が時計方向に回動される。スプール
駆動軸33のフォーク33aがスプール4の端部4cと
係合しているので、スプール4も時計方向(フイルム巻
き戻し方向)に回転される。
【0024】上記のように駆動モータ13の逆転により
スプール駆動軸33だけが回転され、フイルム巻取り軸
14はスプール4のフイルム巻き戻し動作に従動して回
転する。パトローネ本体3内に完全に露光済のフイルム
5を巻き戻したことを、前記パーフォセンサにより確認
すると、駆動モータ13が停止されるとともにメインS
WもOFFになる。
【0025】なお本実施例では、初期送り時にスプール
駆動軸33とフイルム巻取り軸14の両方を駆動モータ
13により回転させるようにしたが、初期送り時にはフ
イルム巻取り軸14が回転している必要はないので、遊
星ギア19とギア21の噛合を鏡胴に連動した部材等に
より解除してスプール駆動軸33のみを回転させるよう
にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラのフイル
ム給送装置よれば、フイルムが停止した状態で、回転し
ているフイルム巻取り軸の爪でフイルムに開設されたパ
ーフォレーションをキャッチするようにしたので、フイ
ルムの先端をフイルム巻取り軸が確実にキャッチするこ
とができる。また、フイルムが止まった状態で先端をキ
ャッチするようにしたので、フイルム巻取り軸の爪の数
を少なくすることもでき、フイルムの片巻きや爪による
フイルムへの傷を少なくすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラのフイルム給送装置の
構造を示した説明図である。
【図2】図1に示したカメラのフイルム給送装置の初期
送り時の回転方向を示したものである。
【図3】図1に示したカメラのフイルム給送装置のF.
F.S.時の回転方向を示したものである。
【図4】図1に示したカメラのフイルム給送装置の巻き
戻し時の回転方向を示したものである。
【図5】図1に示したカメラのフイルム給送装置の動作
を示すフローチャートである。
【図6】本発明にかかるフイルム給送装置を組み込んだ
カメラに用いられる写真フイルムパトローネの分解斜視
図である。
【図7】図6に示した写真フイルムパトローネから引き
出されたフイルムの説明図である。
【符号の説明】
2 写真フイルムパトローネ 3 パトローネ本体 4 スプール 5 フイルム 5b パーフォレーション 13 駆動モータ 14 フイルム巻取り軸 15 ピニオンギア 17,24 遊星クラッチ 18,25 太陽ギア 19,28,29 遊星ギア 20 クラッチレバー 27 T字状クラッチレバー 33 スプール駆動軸 36 部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用状態ではフイルムの先端までもパ
    トローネ本体内に完全に収納し、パトローネ本体内に回
    動自在に設けられたスプールをフイルム給送方向に回転
    させることによりフイルムを送り出すようにした写真フ
    イルムパトローネを用い、この写真フイルムパトローネ
    から送り出されたフイルムを巻き取るフイルム巻取り軸
    を備えたカメラにおいて、写真フイルムパトローネの装填操作の完了時に正転方向
    への駆動が開始されるフイルム給送用の駆動モータと、
    駆動モータの回転を第1遊星クラッチを介して前記スプ
    ールに伝達してフイルム送り出し方向に駆動する駆動伝
    達手段と、前記スプールの駆動により送り出されたフイ
    ルムの先端部が前記巻取り軸と係合可能な位置まで送ら
    れたことを検知して前記駆動モータを停止させるモータ
    停止手段と、レンズ鏡胴が不使用時の沈胴位置から使用
    時の突出位置に繰り出されることに連動して前記第1遊
    星クラッチを切り離してスプールをフリーにするととも
    に前記駆動モータを正転させ、第2遊星クラッチを介し
    て駆動モータの回転を前記フイルム巻取り軸に伝達して
    フイルム巻取り軸の回転によりフイルム巻き上げを開始
    させる制御手段とを備えた ことを特徴とするカメラの給
    送装置。
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