JPH06214284A - カメラ - Google Patents
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- JPH06214284A JPH06214284A JP2171393A JP2171393A JPH06214284A JP H06214284 A JPH06214284 A JP H06214284A JP 2171393 A JP2171393 A JP 2171393A JP 2171393 A JP2171393 A JP 2171393A JP H06214284 A JPH06214284 A JP H06214284A
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- Japan
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- voltage
- battery
- converter
- circuit
- camera
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池の電圧を昇圧するDC/DCコンバータ
を搭載したカメラにあって、バッテリチェックを正確に
行うことができるようにする。 【構成】 通常はDC/DCコンバータ36により電池
32の電圧を昇圧してカメラ制御用の集積回路31に電
源を供給するが、検知回路33によるバッテリチェック
動作中はDC/DCコンバータ36の動作を停止させ
る。こうすることにより、検知回路33によって、電池
32の電圧がカメラを正常に動作させることが可能なレ
ベルにあるか否かを正確に判定することができる。
を搭載したカメラにあって、バッテリチェックを正確に
行うことができるようにする。 【構成】 通常はDC/DCコンバータ36により電池
32の電圧を昇圧してカメラ制御用の集積回路31に電
源を供給するが、検知回路33によるバッテリチェック
動作中はDC/DCコンバータ36の動作を停止させ
る。こうすることにより、検知回路33によって、電池
32の電圧がカメラを正常に動作させることが可能なレ
ベルにあるか否かを正確に判定することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ動作を制御する
電気系のエネルギー源としての電池の電圧チェック、及
び、カメラの測距を確実に動作させるための技術に関す
る。
電気系のエネルギー源としての電池の電圧チェック、及
び、カメラの測距を確実に動作させるための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電池の電圧を昇圧するDC/
DCコンバータを搭載し、該コンバータ出力をカメラ制
御用の電気回路の電源としたカメラがある。この種のカ
メラにおいては、一般に電池の電圧がカメラを正常に動
作させることが可能なレベルにあるか否かをチェックす
るバッテリチェック機能を備えている。
DCコンバータを搭載し、該コンバータ出力をカメラ制
御用の電気回路の電源としたカメラがある。この種のカ
メラにおいては、一般に電池の電圧がカメラを正常に動
作させることが可能なレベルにあるか否かをチェックす
るバッテリチェック機能を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なカメラにおいて、DC/DCコンバータを動作させて
いるときにバッテリチェックを行うと、DC/DCコン
バータが該コンバータ内蔵のインダクタ(コイル)に電
流を蓄えている時と蓄えていない時とで電池の状態が異
なり、それに伴ってバッテリチェックの結果が両者の間
で差が生じることがある。
なカメラにおいて、DC/DCコンバータを動作させて
いるときにバッテリチェックを行うと、DC/DCコン
バータが該コンバータ内蔵のインダクタ(コイル)に電
流を蓄えている時と蓄えていない時とで電池の状態が異
なり、それに伴ってバッテリチェックの結果が両者の間
で差が生じることがある。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、カメラ動作用の電気回路の電源として、電池電圧を
昇圧するDC/DCコンバータを搭載したものにあっ
て、正確なバッテリチェックを行うことが可能なカメラ
を提供することを目的とする。
で、カメラ動作用の電気回路の電源として、電池電圧を
昇圧するDC/DCコンバータを搭載したものにあっ
て、正確なバッテリチェックを行うことが可能なカメラ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、カメラへ電源を供給する電池と、上記電池
からの電気エネルギーを蓄え逆起電力により昇圧電圧を
発生するインダクタを内蔵し、該インダクタを用いて上
記電池の電圧を昇圧し、該昇圧電圧をカメラ制御用の電
気回路に印加するDC/DCコンバータと、上記電池の
電圧がカメラを正常に動作させることが可能なレベルに
あるか否かを判定する電池電圧検知手段と、上記電池電
圧検知手段の動作中は上記DC/DCコンバータの動作
を停止させる制御手段とを備えたカメラである。
に本発明は、カメラへ電源を供給する電池と、上記電池
からの電気エネルギーを蓄え逆起電力により昇圧電圧を
発生するインダクタを内蔵し、該インダクタを用いて上
記電池の電圧を昇圧し、該昇圧電圧をカメラ制御用の電
気回路に印加するDC/DCコンバータと、上記電池の
電圧がカメラを正常に動作させることが可能なレベルに
あるか否かを判定する電池電圧検知手段と、上記電池電
圧検知手段の動作中は上記DC/DCコンバータの動作
を停止させる制御手段とを備えたカメラである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、通常はDC/DCコンバ
ータにより電池の電圧を昇圧してカメラ制御用の電気回
路に電源を供給するが、電池電圧検知手段によるバッテ
リチェック動作中は制御手段によりDC/DCコンバー
タの動作を停止させる。こうすることにより、電池電圧
検知手段によって、電池の電圧がカメラを正常に動作さ
せることが可能なレベルにあるか否かを正確に判定する
ことができる。
ータにより電池の電圧を昇圧してカメラ制御用の電気回
路に電源を供給するが、電池電圧検知手段によるバッテ
リチェック動作中は制御手段によりDC/DCコンバー
タの動作を停止させる。こうすることにより、電池電圧
検知手段によって、電池の電圧がカメラを正常に動作さ
せることが可能なレベルにあるか否かを正確に判定する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図面を参照して説明する。図1はカメラの斜視図、図2
はカメラの内部回路のブロック図である。カメラには、
メインスイッチSM、レリーズ釦S1、ズーム切替釦S
Z1及びSZ2、裏蓋開閉スイッチSRなどの各スイッ
チが設けられている。カメラを制御するための集積回路
(以下、ICという)1は、上記各スイッチの操作に応
じて、液晶表示板(LCD)2、フラッシュ回路3、自
動焦点(AF)回路4、自動露出(AE)回路5、DC
/DCコンバータ6、EEPROM7、モータドライバ
8を制御する。モータドライバ8は、シャッタモータM
1、フィルム給送モータM2及びズームモータM3を駆
動制御する。シャッタモータM1はシャッタのシャッタ
羽根を駆動する。フィルム給送モータM2は、フィルム
をカメラに充填したとき、フィルムを撮影可能な所定位
置まで巻き上げ、撮影を1駒終了するごとにフィルムを
1駒ずつ巻き上げる。さらに、フィルムを最終駒まで撮
影した後は、フィルムを巻き戻す。ズームモータM3
は、ズーム撮影のためのズームレンズの焦点距離を変え
るために、ズームレンズの付いたズームレンズ鏡胴を駆
動する。
図面を参照して説明する。図1はカメラの斜視図、図2
はカメラの内部回路のブロック図である。カメラには、
メインスイッチSM、レリーズ釦S1、ズーム切替釦S
Z1及びSZ2、裏蓋開閉スイッチSRなどの各スイッ
チが設けられている。カメラを制御するための集積回路
(以下、ICという)1は、上記各スイッチの操作に応
じて、液晶表示板(LCD)2、フラッシュ回路3、自
動焦点(AF)回路4、自動露出(AE)回路5、DC
/DCコンバータ6、EEPROM7、モータドライバ
8を制御する。モータドライバ8は、シャッタモータM
1、フィルム給送モータM2及びズームモータM3を駆
動制御する。シャッタモータM1はシャッタのシャッタ
羽根を駆動する。フィルム給送モータM2は、フィルム
をカメラに充填したとき、フィルムを撮影可能な所定位
置まで巻き上げ、撮影を1駒終了するごとにフィルムを
1駒ずつ巻き上げる。さらに、フィルムを最終駒まで撮
影した後は、フィルムを巻き戻す。ズームモータM3
は、ズーム撮影のためのズームレンズの焦点距離を変え
るために、ズームレンズの付いたズームレンズ鏡胴を駆
動する。
【0008】LCD2は撮影情報やカメラの動作状態を
表示する。フラッシュ回路3は撮影時光量が不足すると
きに被写体を照らす補助光源である。AF回路4は被写
体までの距離を測定する。AE回路5は被写体の輝度を
測定する。DC/DCコンバータ6は電源である電池の
電圧を、回路の動作が可能な所定の電圧まで昇圧する。
EEPROM7は、電源の電池を交換するときに、回路
の電源が全く供給できなくなった場合でも記憶しておか
なければならない現在のフィルム駒数や各種調整値など
の情報を記憶する。
表示する。フラッシュ回路3は撮影時光量が不足すると
きに被写体を照らす補助光源である。AF回路4は被写
体までの距離を測定する。AE回路5は被写体の輝度を
測定する。DC/DCコンバータ6は電源である電池の
電圧を、回路の動作が可能な所定の電圧まで昇圧する。
EEPROM7は、電源の電池を交換するときに、回路
の電源が全く供給できなくなった場合でも記憶しておか
なければならない現在のフィルム駒数や各種調整値など
の情報を記憶する。
【0009】メインスイッチSMは、カメラが非動作状
態のときは動作状態に、カメラが動作状態のときは非動
作状態にするスイッチである。つまり、メインスイッチ
SMのオン・オフ状態を切替えるたびにカメラの動作状
態が切替わる。カメラが動作状態のときには、DC/D
Cコンバータ6を駆動して電池の電圧を昇圧し、IC1
に所定電圧を印加する。レリーズ釦S1は、測距、測
光、シャッタ駆動、フラッシュ発光、1駒巻き上げの一
連の撮影動作を起動するためのスイッチである。ズーム
切替釦SZ1及びSZ2は、シーソ型のスイッチになっ
ており一方に倒すとSZ1が、もう一方に倒すとSZ2
がオンする。SZ1がオンしているときにはズームレン
ズ鏡胴を焦点距離の長い方に、SZ2がオンしていると
きにはズームレンズ鏡胴を焦点距離の短い方に駆動す
る。裏蓋開閉スイッチSRは、カメラの裏蓋が開いてい
るときにはオンし、裏蓋が閉じているときにはオフし、
IC1はこのスイッチの状態により裏蓋の開閉状態を判
断できる。
態のときは動作状態に、カメラが動作状態のときは非動
作状態にするスイッチである。つまり、メインスイッチ
SMのオン・オフ状態を切替えるたびにカメラの動作状
態が切替わる。カメラが動作状態のときには、DC/D
Cコンバータ6を駆動して電池の電圧を昇圧し、IC1
に所定電圧を印加する。レリーズ釦S1は、測距、測
光、シャッタ駆動、フラッシュ発光、1駒巻き上げの一
連の撮影動作を起動するためのスイッチである。ズーム
切替釦SZ1及びSZ2は、シーソ型のスイッチになっ
ており一方に倒すとSZ1が、もう一方に倒すとSZ2
がオンする。SZ1がオンしているときにはズームレン
ズ鏡胴を焦点距離の長い方に、SZ2がオンしていると
きにはズームレンズ鏡胴を焦点距離の短い方に駆動す
る。裏蓋開閉スイッチSRは、カメラの裏蓋が開いてい
るときにはオンし、裏蓋が閉じているときにはオフし、
IC1はこのスイッチの状態により裏蓋の開閉状態を判
断できる。
【0010】図3はIC1の内部構成を示す。本IC1
は、汎用マイクロコンピュータ(マイコン)11と周辺
回路でなり、これらが同一チップ上に内蔵されている。
周辺回路はマイコン11の出力ポートに接続されてい
て、マイコン11によって制御される。周辺回路の出力
はIC1のピンに出力される。また、マイコン11の入
力ポートはスイッチインタフェース17を介してIC1
のピンと接続されていて、IC1のピンの状態をマイコ
ン11が判断することができる。スイッチインタフェー
ス17はIC1のピンに接続されているスイッチの状態
を読み取り、この読み取った情報をマイコン11に送
る。
は、汎用マイクロコンピュータ(マイコン)11と周辺
回路でなり、これらが同一チップ上に内蔵されている。
周辺回路はマイコン11の出力ポートに接続されてい
て、マイコン11によって制御される。周辺回路の出力
はIC1のピンに出力される。また、マイコン11の入
力ポートはスイッチインタフェース17を介してIC1
のピンと接続されていて、IC1のピンの状態をマイコ
ン11が判断することができる。スイッチインタフェー
ス17はIC1のピンに接続されているスイッチの状態
を読み取り、この読み取った情報をマイコン11に送
る。
【0011】周辺回路には、LCD駆動回路12、AF
制御回路14、AE制御回路15、DC/DCコンバー
タ制御回路16、モータプリドライバ18、フラッシュ
制御回路13がある。LCD駆動回路12はIC1に接
続されているLCD2を駆動する。マイコン11の出力
ポートはLCD駆動回路12に接続されていて、LCD
駆動回路12は該出力ポートの信号に応じてLCD2に
おける表示のオン/オフ及び表示内容を変える。AF制
御回路14はIC1に接続されるAF回路4を制御す
る。マイコン11の出力ポートと入力ポートはAF制御
回路14に接続されていて、AF制御回路14は、該出
力ポートの信号に応じて制御され、AF回路4から被写
体距離に応じた信号を受取り、マイコン11の認識でき
る距離データに変換し、マイコン11の入力ポートに距
離データを伝える。
制御回路14、AE制御回路15、DC/DCコンバー
タ制御回路16、モータプリドライバ18、フラッシュ
制御回路13がある。LCD駆動回路12はIC1に接
続されているLCD2を駆動する。マイコン11の出力
ポートはLCD駆動回路12に接続されていて、LCD
駆動回路12は該出力ポートの信号に応じてLCD2に
おける表示のオン/オフ及び表示内容を変える。AF制
御回路14はIC1に接続されるAF回路4を制御す
る。マイコン11の出力ポートと入力ポートはAF制御
回路14に接続されていて、AF制御回路14は、該出
力ポートの信号に応じて制御され、AF回路4から被写
体距離に応じた信号を受取り、マイコン11の認識でき
る距離データに変換し、マイコン11の入力ポートに距
離データを伝える。
【0012】AE制御回路15はIC1に接続されるA
E回路5を制御する。マイコン11の出力ポートと入力
ポートはAE制御回路15に接続されていて、AE制御
回路15は、該出力ポートの信号に応じて制御され、A
E回路5から被写体輝度に応じた信号を受取り、マイコ
ン11の認識できる輝度データに変換し、マイコン11
の入力ポートに輝度データを伝える。DC/DCコンバ
ータ制御回路16はIC1に接続されるDC/DCコン
バータ6を制御する。マイコン11の出力ポートはDC
/DCコンバータ制御回路16に接続されていて、該出
力ポートの信号に応じてDC/DCコンバータ6の動作
/非動作を切替える。
E回路5を制御する。マイコン11の出力ポートと入力
ポートはAE制御回路15に接続されていて、AE制御
回路15は、該出力ポートの信号に応じて制御され、A
E回路5から被写体輝度に応じた信号を受取り、マイコ
ン11の認識できる輝度データに変換し、マイコン11
の入力ポートに輝度データを伝える。DC/DCコンバ
ータ制御回路16はIC1に接続されるDC/DCコン
バータ6を制御する。マイコン11の出力ポートはDC
/DCコンバータ制御回路16に接続されていて、該出
力ポートの信号に応じてDC/DCコンバータ6の動作
/非動作を切替える。
【0013】モータプリドライバ18はIC1に接続さ
れるモータドライバ8を制御する。マイコン11の出力
ポートはモータプリドライバ18に接続されていて、該
出力ポートの信号に応じてモータの選択、回転の開始/
停止、回転方向を決定する。フラッシュ制御回路13は
IC1に接続されるフラッシュ回路3を制御する。マイ
コン11の出力ポートと入力ポートはフラッシュ制御回
路13に接続されていて、フラッシュ制御回路13は該
出力ポートの信号に応じてフラッシュの昇圧、発光を制
御し、昇圧した電圧に対応する信号をフラッシュ回路3
から受取り、マイコン11の認識できる検知信号に変換
し、これをマイコン11の入力ポートにを伝える。
れるモータドライバ8を制御する。マイコン11の出力
ポートはモータプリドライバ18に接続されていて、該
出力ポートの信号に応じてモータの選択、回転の開始/
停止、回転方向を決定する。フラッシュ制御回路13は
IC1に接続されるフラッシュ回路3を制御する。マイ
コン11の出力ポートと入力ポートはフラッシュ制御回
路13に接続されていて、フラッシュ制御回路13は該
出力ポートの信号に応じてフラッシュの昇圧、発光を制
御し、昇圧した電圧に対応する信号をフラッシュ回路3
から受取り、マイコン11の認識できる検知信号に変換
し、これをマイコン11の入力ポートにを伝える。
【0014】上記のようなIC1の周辺回路の動作を確
認するためにチェック用のソフトを内蔵することが多
い。しかし、マイコン11のROMはROMの容量にも
限界があり、全てのチェック内容を網羅できるとは限ら
ない。この問題を解決するために、IC1にテストピン
Tを設けて、図4に示すような回路をマイコン11の出
力ポートと各周辺回路の間に設けることにより、IC1
の周辺回路の動作チェックを行う方法が考えられる。同
図に示す回路は、AND回路21,23、NOT回路2
2、OR回路24からなり、テストピンTの状態に応じ
て、周辺回路への制御線を、マイコン11の出力ポート
から切離し、IC1の入力ピンに接続することができ
る。
認するためにチェック用のソフトを内蔵することが多
い。しかし、マイコン11のROMはROMの容量にも
限界があり、全てのチェック内容を網羅できるとは限ら
ない。この問題を解決するために、IC1にテストピン
Tを設けて、図4に示すような回路をマイコン11の出
力ポートと各周辺回路の間に設けることにより、IC1
の周辺回路の動作チェックを行う方法が考えられる。同
図に示す回路は、AND回路21,23、NOT回路2
2、OR回路24からなり、テストピンTの状態に応じ
て、周辺回路への制御線を、マイコン11の出力ポート
から切離し、IC1の入力ピンに接続することができ
る。
【0015】例えば、図5を参照してモータプリドライ
バ18の動作を確認する方法について説明する。図5は
マイコン11の出力ポートからモータプリドライバ18
までの接続の詳細を示す。テストピンTをL(ロー)レ
ベルにすると、モータプリドライバ18の入力はマイコ
ン11の出力ポート信号となる。それに対して、テスト
ピンTをH(ハイ)レベルにすると、モータプリドライ
バ18の入力はスイッチインタフェース17の信号とな
る。このようにすることにより、モータプリドライバ1
8の動作を、マイコン11の出力ポートの状態、すなわ
ちマイコンソフトによらずに、スイッチ入力ピンの状態
のみで行うことができる。他の周辺回路であるLCD駆
動回路12、AF制御回路14、AE制御回路15、D
C/DCコンバータ制御回路16、フラッシュ制御回路
13についても同様に、マイコン11の出力ポートの状
態によらずにスイッチ入力端子により制御することがで
きる。これにより、マイコンのソフトの内容によらずに
周辺回路を制御することができるようになり、IC1の
周辺回路の動作チェックが容易になる。なお、本実施例
では、テスト用にスイッチ入力ピンを使用したがこれに
限ったものではない。
バ18の動作を確認する方法について説明する。図5は
マイコン11の出力ポートからモータプリドライバ18
までの接続の詳細を示す。テストピンTをL(ロー)レ
ベルにすると、モータプリドライバ18の入力はマイコ
ン11の出力ポート信号となる。それに対して、テスト
ピンTをH(ハイ)レベルにすると、モータプリドライ
バ18の入力はスイッチインタフェース17の信号とな
る。このようにすることにより、モータプリドライバ1
8の動作を、マイコン11の出力ポートの状態、すなわ
ちマイコンソフトによらずに、スイッチ入力ピンの状態
のみで行うことができる。他の周辺回路であるLCD駆
動回路12、AF制御回路14、AE制御回路15、D
C/DCコンバータ制御回路16、フラッシュ制御回路
13についても同様に、マイコン11の出力ポートの状
態によらずにスイッチ入力端子により制御することがで
きる。これにより、マイコンのソフトの内容によらずに
周辺回路を制御することができるようになり、IC1の
周辺回路の動作チェックが容易になる。なお、本実施例
では、テスト用にスイッチ入力ピンを使用したがこれに
限ったものではない。
【0016】次に、DC/DCコンバータについて説明
する。図6はステップアップ式DC/DCコンバータ3
6の構成を示す。DC/DCコンバータ36はコイルL
1、トランジスタTr1、ダイオードD1、コンデンサ
C1で構成され、入力端に電池32が接続され、出力端
にIC31が接続されている。電池32の電圧はDC/
DCコンバータ36により昇圧され、この昇圧電圧によ
りIC31の動作を保証する。コイルL1は電池32か
らの電気エネルギーを蓄え、逆起電力により昇圧電圧を
発生する。トランジスタTr1はコイルL1に流れる電
流を制御する。トランジスタTr1を導通させると、コ
イルL1に電気エネルギーを蓄え、トランジスタTr1
を非導通にすると、コイルL1に逆起電力を発生させる
ことができる。ダイオードD1はコイルL1に発生した
逆起電力を整流する。コンデンサC1はダイオードD1
によって整流された電流を蓄え、電圧を平滑する。
する。図6はステップアップ式DC/DCコンバータ3
6の構成を示す。DC/DCコンバータ36はコイルL
1、トランジスタTr1、ダイオードD1、コンデンサ
C1で構成され、入力端に電池32が接続され、出力端
にIC31が接続されている。電池32の電圧はDC/
DCコンバータ36により昇圧され、この昇圧電圧によ
りIC31の動作を保証する。コイルL1は電池32か
らの電気エネルギーを蓄え、逆起電力により昇圧電圧を
発生する。トランジスタTr1はコイルL1に流れる電
流を制御する。トランジスタTr1を導通させると、コ
イルL1に電気エネルギーを蓄え、トランジスタTr1
を非導通にすると、コイルL1に逆起電力を発生させる
ことができる。ダイオードD1はコイルL1に発生した
逆起電力を整流する。コンデンサC1はダイオードD1
によって整流された電流を蓄え、電圧を平滑する。
【0017】IC31には入力電圧をチェックする検知
回路33が内蔵され、コンデンサC1で平滑された電圧
を検知する。検知電圧が予め決められている所定電圧よ
り高いときには駆動回路34の動作を停止させ、トラン
ジスタTr1を非導通とし、一方、検知電圧が所定電圧
より低いときには駆動回路34を動作させ、トランジス
タTr1を導通させて、DC/DCコンバータ36の出
力電圧を一定に保つ。
回路33が内蔵され、コンデンサC1で平滑された電圧
を検知する。検知電圧が予め決められている所定電圧よ
り高いときには駆動回路34の動作を停止させ、トラン
ジスタTr1を非導通とし、一方、検知電圧が所定電圧
より低いときには駆動回路34を動作させ、トランジス
タTr1を導通させて、DC/DCコンバータ36の出
力電圧を一定に保つ。
【0018】ここで、アクティブ方式のオートフォーカ
スを行う発光回路について考える。アクティブ方式のオ
ートフォーカスでは測距のために赤外光線を発生させる
必要がある。図7はオートフォーカスのための赤外光線
の発光回路の構成を示す。発光回路41は、電源42を
入力とし、トランジスタTr2とコンデンサC2の直列
回路と、コンデンサC2に並列に接続されたトランジス
タTr3と赤外LED43の直列回路とからなる。赤外
光線を発生させるためには、まず、トランジスタTr2
を導通制御してコンデンサC2に充電する。次に、トラ
ンジスタTr3を導通させて、コンデンサC2の充電電
荷でもって赤外LED43を発光させる。従来、コンデ
ンサC2への充電用の電源は電池の出力を直接用いてい
た。例えば、電池の電圧が6Vであれば、赤外LED4
3が発光するのに十分な高い電圧を印加することができ
る。しかし、電池電圧が3Vの場合は、コンデンサC2
の充電電圧も3V程度となり、赤外LED43が発光す
るために十分な電圧でない。さらに、電池が消耗したと
きも、赤外光線の光量が減少し、オートフォーカスの性
能に大きな影響を与える。
スを行う発光回路について考える。アクティブ方式のオ
ートフォーカスでは測距のために赤外光線を発生させる
必要がある。図7はオートフォーカスのための赤外光線
の発光回路の構成を示す。発光回路41は、電源42を
入力とし、トランジスタTr2とコンデンサC2の直列
回路と、コンデンサC2に並列に接続されたトランジス
タTr3と赤外LED43の直列回路とからなる。赤外
光線を発生させるためには、まず、トランジスタTr2
を導通制御してコンデンサC2に充電する。次に、トラ
ンジスタTr3を導通させて、コンデンサC2の充電電
荷でもって赤外LED43を発光させる。従来、コンデ
ンサC2への充電用の電源は電池の出力を直接用いてい
た。例えば、電池の電圧が6Vであれば、赤外LED4
3が発光するのに十分な高い電圧を印加することができ
る。しかし、電池電圧が3Vの場合は、コンデンサC2
の充電電圧も3V程度となり、赤外LED43が発光す
るために十分な電圧でない。さらに、電池が消耗したと
きも、赤外光線の光量が減少し、オートフォーカスの性
能に大きな影響を与える。
【0019】このため、電池電圧を昇圧してコンデンサ
C2の充電を行う必要がある。そこで、図6に示したD
C/DCコンバータ36を用いることが考えられるが、
DC/DCコンバータ36の出力電圧をそのまま利用す
ると以下に示すような問題が起きる。コンデンサC1の
容量は通常20μF程度でコンデンサC2の容量は40
0μFである。コンデンサC2が完全に放電している状
態でトランジスタTr2を導通状態にすると、コンデン
サC1の電荷がコンデンサC2へ充電され、コンデンサ
C1の電圧が降下してIC31の動作が保証されなくな
る。この問題を解決するために、DC/DCコンバータ
の回路をもう1つ用意すると、コイルやスイッチング素
子をはじめ検知回路、駆動回路とも2回路分必要とな
り、回路が複雑になりコストが上がる。
C2の充電を行う必要がある。そこで、図6に示したD
C/DCコンバータ36を用いることが考えられるが、
DC/DCコンバータ36の出力電圧をそのまま利用す
ると以下に示すような問題が起きる。コンデンサC1の
容量は通常20μF程度でコンデンサC2の容量は40
0μFである。コンデンサC2が完全に放電している状
態でトランジスタTr2を導通状態にすると、コンデン
サC1の電荷がコンデンサC2へ充電され、コンデンサ
C1の電圧が降下してIC31の動作が保証されなくな
る。この問題を解決するために、DC/DCコンバータ
の回路をもう1つ用意すると、コイルやスイッチング素
子をはじめ検知回路、駆動回路とも2回路分必要とな
り、回路が複雑になりコストが上がる。
【0020】そこで、図8に示すように、ダイオードD
1のアノード側に別のダイオードD2を接続し、ダイオ
ードD2の出力電流を用いて発光回路41のコンデンサ
C2へ電荷を供給する。同図において、コンデンサC2
が完全に放電している状態でトランジスタTr2を導通
状態にした場合、コンデンサC2が充電されるまではダ
イオードD2のアノード側はダイオードD1のカソード
側とともに電圧が降下する。この時、ダイオードD1の
カソードの電圧は、IC31の内部の消費電流による電
圧降下があるものの、コンデンサC2への充電電流によ
る影響はなくなる。このように、ダイオードD2を1つ
追加するだけでDC/DCコンバータ36が1つで済む
ようになり、IC31の動作を保証しつつオートフォー
カスの発光回路41へ昇圧した電圧を供給することが可
能となる。以上では、オートフォーカスのための発光回
路について述べたが、リモコンの発光回路についても応
用することができる。
1のアノード側に別のダイオードD2を接続し、ダイオ
ードD2の出力電流を用いて発光回路41のコンデンサ
C2へ電荷を供給する。同図において、コンデンサC2
が完全に放電している状態でトランジスタTr2を導通
状態にした場合、コンデンサC2が充電されるまではダ
イオードD2のアノード側はダイオードD1のカソード
側とともに電圧が降下する。この時、ダイオードD1の
カソードの電圧は、IC31の内部の消費電流による電
圧降下があるものの、コンデンサC2への充電電流によ
る影響はなくなる。このように、ダイオードD2を1つ
追加するだけでDC/DCコンバータ36が1つで済む
ようになり、IC31の動作を保証しつつオートフォー
カスの発光回路41へ昇圧した電圧を供給することが可
能となる。以上では、オートフォーカスのための発光回
路について述べたが、リモコンの発光回路についても応
用することができる。
【0021】再び、従来のDC/DCコンバータ出力と
ICの関係について図9を参照して説明する。同図にお
いて、VPはDC/DCコンバータ56の入力端であっ
て、電池52が入力電源として接続されている。VDD
はDC/DCコンバータ56の出力端であって、IC5
1、特に発振回路53の電源端子となっている。DC/
DCコンバータ56はIC51のDC/DCコンバータ
制御回路54からの出力信号に応じて制御される。IC
51の動作中は、DC/DCコンバータ制御回路54に
よってDC/DCコンバータ56を駆動して、電池52
の電圧を昇圧し、IC51内部の回路の動作を保証す
る。IC51の非動作時には電源を節約するために、D
C/DCコンバータ56の動作を停止させ、IC51を
停止状態にする。このIC51の停止状態では、VDD
にはVPからDC/DCコンバータ56のコイル(イン
ダクタ)L1とダイオードD1を通して電源が供給され
る。
ICの関係について図9を参照して説明する。同図にお
いて、VPはDC/DCコンバータ56の入力端であっ
て、電池52が入力電源として接続されている。VDD
はDC/DCコンバータ56の出力端であって、IC5
1、特に発振回路53の電源端子となっている。DC/
DCコンバータ56はIC51のDC/DCコンバータ
制御回路54からの出力信号に応じて制御される。IC
51の動作中は、DC/DCコンバータ制御回路54に
よってDC/DCコンバータ56を駆動して、電池52
の電圧を昇圧し、IC51内部の回路の動作を保証す
る。IC51の非動作時には電源を節約するために、D
C/DCコンバータ56の動作を停止させ、IC51を
停止状態にする。このIC51の停止状態では、VDD
にはVPからDC/DCコンバータ56のコイル(イン
ダクタ)L1とダイオードD1を通して電源が供給され
る。
【0022】ここで、IC51の動作可能電圧が2.0
V、VPの電圧が2.2Vのときに、IC51を停止状
態から動作状態にする場合を考える。IC51の動作が
停止している時はVDDからのIC51内部での消費電
流は10μA程度であり、ダイオードD1による電圧降
下は0.01V程度であるので、VDDにはIC51の
動作を保証するに必要な電圧がかかる。しかし、IC5
1を動作状態にするためにIC51に内蔵されている発
振回路53を動作させると、VDDからのIC51内部
での消費電流は5mA程度となり、DC/DCコンバー
タ56の出力が安定になるまでは、ダイオードD1によ
る電圧降下は0.3V程度になる。この時、VDDの電
圧は1.9Vになり、IC51の動作可能電圧の2.0
Vよりも低下してしまうので、IC51の動作が保証さ
れなくなる。
V、VPの電圧が2.2Vのときに、IC51を停止状
態から動作状態にする場合を考える。IC51の動作が
停止している時はVDDからのIC51内部での消費電
流は10μA程度であり、ダイオードD1による電圧降
下は0.01V程度であるので、VDDにはIC51の
動作を保証するに必要な電圧がかかる。しかし、IC5
1を動作状態にするためにIC51に内蔵されている発
振回路53を動作させると、VDDからのIC51内部
での消費電流は5mA程度となり、DC/DCコンバー
タ56の出力が安定になるまでは、ダイオードD1によ
る電圧降下は0.3V程度になる。この時、VDDの電
圧は1.9Vになり、IC51の動作可能電圧の2.0
Vよりも低下してしまうので、IC51の動作が保証さ
れなくなる。
【0023】この問題を解決するために、図10に示す
ように、入力端VPと出力端VDDの間に、両者間を短
絡するためのスイッチング素子57を設ける。また、I
C51の内部には、所定時間経過後、このスイッチング
素子57を導通状態から非導通状態にするタイマ55が
設けられている。スイッチング素子57は、少なくとも
発振回路53を動作させる前からDC/DCコンバータ
56の駆動を開始させるまでの間、導通させてDC/D
Cコンバータ56の入力端と出力端を短絡させる。これ
により、上述した例のIC51の動作可能電圧が2.0
V、VPの電圧が2.2Vのときでも、VPの電圧が
2.0V以下まで低下することがなくなり、正常にIC
51を停止状態から動作状態にすることが可能になる。
ように、入力端VPと出力端VDDの間に、両者間を短
絡するためのスイッチング素子57を設ける。また、I
C51の内部には、所定時間経過後、このスイッチング
素子57を導通状態から非導通状態にするタイマ55が
設けられている。スイッチング素子57は、少なくとも
発振回路53を動作させる前からDC/DCコンバータ
56の駆動を開始させるまでの間、導通させてDC/D
Cコンバータ56の入力端と出力端を短絡させる。これ
により、上述した例のIC51の動作可能電圧が2.0
V、VPの電圧が2.2Vのときでも、VPの電圧が
2.0V以下まで低下することがなくなり、正常にIC
51を停止状態から動作状態にすることが可能になる。
【0024】いま、スイッチング素子57のオン抵抗を
20Ωとする。発振回路53が動作する前にスイッチン
グ素子57を導通状態にすると、IC51内部における
消費電流が少ないために、VDDにはVPからスイッチ
ング素子57を通して、IC51の動作を保証するに必
要な電圧が印加される。その後、IC51を動作状態に
するために発振回路53を動作させると、VDDからの
消費電流の5mAはスイッチング素子57を通じて供給
される。スイッチング素子57の電圧降下を考慮して
も、VDDの電圧は2.1Vとなり、IC51の動作可
能電圧の2.0Vよりも大きいので、IC51の動作は
保証されている。
20Ωとする。発振回路53が動作する前にスイッチン
グ素子57を導通状態にすると、IC51内部における
消費電流が少ないために、VDDにはVPからスイッチ
ング素子57を通して、IC51の動作を保証するに必
要な電圧が印加される。その後、IC51を動作状態に
するために発振回路53を動作させると、VDDからの
消費電流の5mAはスイッチング素子57を通じて供給
される。スイッチング素子57の電圧降下を考慮して
も、VDDの電圧は2.1Vとなり、IC51の動作可
能電圧の2.0Vよりも大きいので、IC51の動作は
保証されている。
【0025】発振回路53の動作を開始させてからDC
/DCコンバータ56の出力が安定になるまでの所定時
間をタイマ55により計測し、所定時間経過後にスイッ
チング素子57を導通状態から非導通状態にする。スイ
ッチング素子57が非導通状態になった後は、DC/D
Cコンバータ56が安定に動作しているので、VDDに
は所定電圧まで昇圧された電圧が印加されるので、IC
51は正常に動作する。
/DCコンバータ56の出力が安定になるまでの所定時
間をタイマ55により計測し、所定時間経過後にスイッ
チング素子57を導通状態から非導通状態にする。スイ
ッチング素子57が非導通状態になった後は、DC/D
Cコンバータ56が安定に動作しているので、VDDに
は所定電圧まで昇圧された電圧が印加されるので、IC
51は正常に動作する。
【0026】なお、上記実施例では、タイマ55を用い
たが、VDDの電圧をモニタし、これがIC51の動作
可能電圧より若干高い基準電圧になったかを判定する手
段を設け、VDDの電圧が基準電圧より高いときにはス
イッチング素子57を非導通状態にし、基準電圧より低
いときにはスイッチング素子57を導通状態にして短絡
するようにしてもよい。また、スイッチング素子57は
FETでもトランジスタでもよい。上記実施例では、ス
イッチング素子57を導通状態にするタイミングは発振
回路53の発振開始からDC/DCコンバータ56の出
力が可能になるまでとしたが、IC51の動作が停止中
にもスイッチング素子57を導通状態にしてもよい。上
記実施例では、スイッチング素子57、タイマ55、発
振回路53をIC51に内蔵しているが、これらはIC
51の外にあってもよい。
たが、VDDの電圧をモニタし、これがIC51の動作
可能電圧より若干高い基準電圧になったかを判定する手
段を設け、VDDの電圧が基準電圧より高いときにはス
イッチング素子57を非導通状態にし、基準電圧より低
いときにはスイッチング素子57を導通状態にして短絡
するようにしてもよい。また、スイッチング素子57は
FETでもトランジスタでもよい。上記実施例では、ス
イッチング素子57を導通状態にするタイミングは発振
回路53の発振開始からDC/DCコンバータ56の出
力が可能になるまでとしたが、IC51の動作が停止中
にもスイッチング素子57を導通状態にしてもよい。上
記実施例では、スイッチング素子57、タイマ55、発
振回路53をIC51に内蔵しているが、これらはIC
51の外にあってもよい。
【0027】次に、カメラの制御シーケンスについて図
11乃至図19を参照して説明する。図11はリセット
ルーチンのフローチャートである。カメラに電池を投入
した後、#30で全RAMをクリアしておき、#31で
ICの入出力ポートにハイレベルを出力しておく。その
後、#32で全スイッチの状態を読込み、RAMに記憶
しておく。#33でICテストモードか否かを判別し、
テストモードならば、#34に分岐してICテストシー
ケンスを実行する。テストモードでなければ、#35で
カメラシーケンス実行に必要なEEPROMに記憶され
ている所定のデータをRAMにダウンロードしておく。
#36でEEPROMの67番地(EEPROMに初期
データ書込み済みを判別するデータが格納されている番
地)の値をアキュムレータに読込む。EEPROMにお
いて未書込み状態のデータは一般にFF(Hexa:1
6進数)なので、#37でアキュムレータの値がFF
(H)か否かを判定し、FF(H)ならばEEPROM
に初期データ未書込と判断して、#38に分岐し、EE
PROMに初期データ未書込では正常なカメラ動作が実
行されないので、カメラシーケンスをストップさせる。
11乃至図19を参照して説明する。図11はリセット
ルーチンのフローチャートである。カメラに電池を投入
した後、#30で全RAMをクリアしておき、#31で
ICの入出力ポートにハイレベルを出力しておく。その
後、#32で全スイッチの状態を読込み、RAMに記憶
しておく。#33でICテストモードか否かを判別し、
テストモードならば、#34に分岐してICテストシー
ケンスを実行する。テストモードでなければ、#35で
カメラシーケンス実行に必要なEEPROMに記憶され
ている所定のデータをRAMにダウンロードしておく。
#36でEEPROMの67番地(EEPROMに初期
データ書込み済みを判別するデータが格納されている番
地)の値をアキュムレータに読込む。EEPROMにお
いて未書込み状態のデータは一般にFF(Hexa:1
6進数)なので、#37でアキュムレータの値がFF
(H)か否かを判定し、FF(H)ならばEEPROM
に初期データ未書込と判断して、#38に分岐し、EE
PROMに初期データ未書込では正常なカメラ動作が実
行されないので、カメラシーケンスをストップさせる。
【0028】#37でアキュムレータの値がFF(H)
でなければ、#39に移行し、#39〜#42でシャッ
タ・フォトリフレクタ(以下、シャッタPRという)の
調整シーケンスを実行する。このシャッタPR調整の理
由は、シャッタPRは初期位置での出力がハイレベルと
なるように設定されているが、電源電圧のレベル等によ
って出力される電圧が変化するため、リセット時に、こ
の初期位置におけるハイ判定のためのレベルを決めてお
く必要があるからである。なお、シャッタPRシーケン
スの詳細については後述する。#39でシャッタPRを
選択する。シャッタが閉じている状態では、シャッタP
Rからはハイレベルが出力されるので、#40でこのと
きのシャッタPRの電圧をA/D変換し、CPUに入力
する。#41で、A/D変換した値に基づきコンパレー
タに出力する基準電圧(後述)となるREFレベルを演
算する。演算した結果を#42でEEPROMに書込ん
でおく。
でなければ、#39に移行し、#39〜#42でシャッ
タ・フォトリフレクタ(以下、シャッタPRという)の
調整シーケンスを実行する。このシャッタPR調整の理
由は、シャッタPRは初期位置での出力がハイレベルと
なるように設定されているが、電源電圧のレベル等によ
って出力される電圧が変化するため、リセット時に、こ
の初期位置におけるハイ判定のためのレベルを決めてお
く必要があるからである。なお、シャッタPRシーケン
スの詳細については後述する。#39でシャッタPRを
選択する。シャッタが閉じている状態では、シャッタP
Rからはハイレベルが出力されるので、#40でこのと
きのシャッタPRの電圧をA/D変換し、CPUに入力
する。#41で、A/D変換した値に基づきコンパレー
タに出力する基準電圧(後述)となるREFレベルを演
算する。演算した結果を#42でEEPROMに書込ん
でおく。
【0029】次に、#43〜#46でズームモータ・フ
ォトインタラプタ(以下、ズームPIという)の調整を
行う。#43でズームPIを選択し、ズームモータを回
転させ、一定時間後、モータをオフする。モータをオフ
したとき、モータは慣性で比較的遅い速度で回転するの
で、このとき、PIによってモータの回転数を検出す
る。PIからの出力信号を一定回数だけA/D変換して
サンプリングを行うことによって、モータを通電しなが
らサンプリングを行う場合よりも精度の高いサンプリン
グを行うことができる。このように、モータの一定時間
通電、モータオフ、一定回数サンプリングといった一連
のシーケンスを複数回繰返して、PIからの出力信号を
サンプリングし、A/D変換後、CPUに入力する。そ
して、#45で、サンプリング値に基づきコンパレータ
に出力する基準電圧(後述)となるREFレベルを演算
する。演算した結果を#46でEEPROMに書込み、
シャッタPR及びズームPIの調整処理を終了する。
ォトインタラプタ(以下、ズームPIという)の調整を
行う。#43でズームPIを選択し、ズームモータを回
転させ、一定時間後、モータをオフする。モータをオフ
したとき、モータは慣性で比較的遅い速度で回転するの
で、このとき、PIによってモータの回転数を検出す
る。PIからの出力信号を一定回数だけA/D変換して
サンプリングを行うことによって、モータを通電しなが
らサンプリングを行う場合よりも精度の高いサンプリン
グを行うことができる。このように、モータの一定時間
通電、モータオフ、一定回数サンプリングといった一連
のシーケンスを複数回繰返して、PIからの出力信号を
サンプリングし、A/D変換後、CPUに入力する。そ
して、#45で、サンプリング値に基づきコンパレータ
に出力する基準電圧(後述)となるREFレベルを演算
する。演算した結果を#46でEEPROMに書込み、
シャッタPR及びズームPIの調整処理を終了する。
【0030】ここで、シャッタPR及びズームPIから
の出力をデジタル信号に変換するコンパレータは共通と
し、制御するPRもしくはPI信号ごとに、該コンパレ
ータの基準値とPRもしくはPI信号とを切替えること
により、1つのコンパレータで複数のPRもしくはPI
信号をデジタル信号に変換することが可能となる。その
後、#47でズームレンズ鏡胴を初期位置まで戻るよう
に駆動し、#48でCPUは待機状態となる。なお、上
記実施例では、#38において、EEPROMに初期デ
ータが未書込みの場合にはシーケンスをストップさせた
が、表示部材にエラー表示、あるいは、警告音を鳴らす
等の処理を行うことも可能である。
の出力をデジタル信号に変換するコンパレータは共通と
し、制御するPRもしくはPI信号ごとに、該コンパレ
ータの基準値とPRもしくはPI信号とを切替えること
により、1つのコンパレータで複数のPRもしくはPI
信号をデジタル信号に変換することが可能となる。その
後、#47でズームレンズ鏡胴を初期位置まで戻るよう
に駆動し、#48でCPUは待機状態となる。なお、上
記実施例では、#38において、EEPROMに初期デ
ータが未書込みの場合にはシーケンスをストップさせた
が、表示部材にエラー表示、あるいは、警告音を鳴らす
等の処理を行うことも可能である。
【0031】ここで、PR調整について図18及び図1
9を参照して説明する。図18はPRの波形整形回路の
ブロック図を示す。VCCは回路電圧、PRはシャッタ
PR、PIはズームPIである。PRとPIはそれぞれ
PR/PIセレクタ61に接続されていて、PR/PI
セレクタ61によってPRとPIの何れに電流IPIが
流されるかが選択される。この電流IPIを、一端が接
地された抵抗62に流すことにより、電圧VPIに変換
する。基準電圧VREFは、電圧VPIをA/D回路6
3においてA/D変換してCPUに送って処理し、CP
UからのデータをD/A回路64においてD/A変換す
ることにより決定される。この電圧VPIと基準電圧V
REFとはコンパレータ65に入力されて比較され、コ
ンパレータ65からはパルス信号が出力される。図19
はVPI波形とパルス波形を示す。電圧VPIが基準電
圧VREFよりも高いときはパルス出力がHに、それに
対して電圧VPIが基準電圧VREFよりも低いときは
パルス出力がLになる。なお、上記H/Lの設定が逆で
もよい。また、上記では、基準電圧VREFとしてD/
A回路64の出力を用いたが、可変抵抗を用いてもよ
く、また、予め数種類の電圧を設定しておき、そこから
適当な電圧を選択するようにしてもよい。
9を参照して説明する。図18はPRの波形整形回路の
ブロック図を示す。VCCは回路電圧、PRはシャッタ
PR、PIはズームPIである。PRとPIはそれぞれ
PR/PIセレクタ61に接続されていて、PR/PI
セレクタ61によってPRとPIの何れに電流IPIが
流されるかが選択される。この電流IPIを、一端が接
地された抵抗62に流すことにより、電圧VPIに変換
する。基準電圧VREFは、電圧VPIをA/D回路6
3においてA/D変換してCPUに送って処理し、CP
UからのデータをD/A回路64においてD/A変換す
ることにより決定される。この電圧VPIと基準電圧V
REFとはコンパレータ65に入力されて比較され、コ
ンパレータ65からはパルス信号が出力される。図19
はVPI波形とパルス波形を示す。電圧VPIが基準電
圧VREFよりも高いときはパルス出力がHに、それに
対して電圧VPIが基準電圧VREFよりも低いときは
パルス出力がLになる。なお、上記H/Lの設定が逆で
もよい。また、上記では、基準電圧VREFとしてD/
A回路64の出力を用いたが、可変抵抗を用いてもよ
く、また、予め数種類の電圧を設定しておき、そこから
適当な電圧を選択するようにしてもよい。
【0032】次に、カメラのメインシーケンスについて
図12を参照して説明する。カメラのメインシーケンス
では、まず、#50で各シーケンス終了後の各NGフラ
グの状態をチェックし、NGフラグがセットされていな
ければ、それぞれの処理を実行するために#53に進
む。NGフラグがセットされていれば、#51でその内
容をEEPROMに書込み、#52でNGフラグをクリ
アし、#72でCPUのポートにHを出力し、#73で
ホールド状態(待機状態)に入る。ホールド状態から
は、メインスイッチがONされることで起動し、#53
に移る。
図12を参照して説明する。カメラのメインシーケンス
では、まず、#50で各シーケンス終了後の各NGフラ
グの状態をチェックし、NGフラグがセットされていな
ければ、それぞれの処理を実行するために#53に進
む。NGフラグがセットされていれば、#51でその内
容をEEPROMに書込み、#52でNGフラグをクリ
アし、#72でCPUのポートにHを出力し、#73で
ホールド状態(待機状態)に入る。ホールド状態から
は、メインスイッチがONされることで起動し、#53
に移る。
【0033】#53でメインスイッチがOFFからON
されたか否かを判別し、ONされたなら、#54に分岐
し、ズームレンズがワイド位置までくるようにズームレ
ンズ鏡胴を駆動し、その後、#50に戻る。#53でメ
インスイッチがONされなかったなら、#55に進み、
メインスイッチがONからOFFされたか否かを判別す
る。OFFされたなら、#56に分岐し、ズームレンズ
鏡胴を沈胴位置に戻し、#72に移行し、その後、CP
Uはホールド状態に入る。#55でメインスイッチがO
FFされなかったなら、#57に進む。#57で巻戻し
スイッチがONされたか否かを判別し、ONされたな
ら、#58で巻戻しシーケンスを実行し、#50に戻
る。
されたか否かを判別し、ONされたなら、#54に分岐
し、ズームレンズがワイド位置までくるようにズームレ
ンズ鏡胴を駆動し、その後、#50に戻る。#53でメ
インスイッチがONされなかったなら、#55に進み、
メインスイッチがONからOFFされたか否かを判別す
る。OFFされたなら、#56に分岐し、ズームレンズ
鏡胴を沈胴位置に戻し、#72に移行し、その後、CP
Uはホールド状態に入る。#55でメインスイッチがO
FFされなかったなら、#57に進む。#57で巻戻し
スイッチがONされたか否かを判別し、ONされたな
ら、#58で巻戻しシーケンスを実行し、#50に戻
る。
【0034】#57で巻戻しスイッチがONされなかっ
たなら、#59に進み、裏蓋スイッチが開状態から閉状
態に変化したか否かを検知し、閉状態に変化したなら、
#60に分岐し、バッテリチェックを行う。バッテリチ
ェックした結果がOKなら、#61で後述するイニシャ
ルロードシーケンスを実行し、#50に戻る。裏蓋スイ
ッチに変化がなければ、#62に進み、レリーズ釦S1
がONされたか否かを検知する。ONされたなら#63
に分岐し、バッテリチェックして、OKなら、#64で
後述するレリーズシーケンスを実行し、#50に戻る。
レリーズ釦S1がONされなかったなら、#65に進
み、ズームインスイッチがONされたか否かを検知す
る。ONされたなら#66に分岐し、バッテリチェック
して、OKなら、#67でズームインシーケンスを実行
し、#50に戻る。
たなら、#59に進み、裏蓋スイッチが開状態から閉状
態に変化したか否かを検知し、閉状態に変化したなら、
#60に分岐し、バッテリチェックを行う。バッテリチ
ェックした結果がOKなら、#61で後述するイニシャ
ルロードシーケンスを実行し、#50に戻る。裏蓋スイ
ッチに変化がなければ、#62に進み、レリーズ釦S1
がONされたか否かを検知する。ONされたなら#63
に分岐し、バッテリチェックして、OKなら、#64で
後述するレリーズシーケンスを実行し、#50に戻る。
レリーズ釦S1がONされなかったなら、#65に進
み、ズームインスイッチがONされたか否かを検知す
る。ONされたなら#66に分岐し、バッテリチェック
して、OKなら、#67でズームインシーケンスを実行
し、#50に戻る。
【0035】#65でズームインスイッチがONされな
ければ、#68に進み、ズームアウトスイッチがONさ
れたか否かを検知する。ONされたなら#69に分岐
し、バッテリチェックして、OKなら、#70でズーム
アウトシーケンスを実行し、#50に戻る。ズームアウ
トスイッチがONされなければ、#71に進み、オート
・パワー・オフ(APO)タイマがタイムオーバしたか
否かを検知し、タイムオーバしていなければ、#53に
戻り、上述の動作を繰返す。タイムオーバしていれば、
#72に進み、CPUはホールド状態に入る。以上がカ
メラのメインシーケンスである。
ければ、#68に進み、ズームアウトスイッチがONさ
れたか否かを検知する。ONされたなら#69に分岐
し、バッテリチェックして、OKなら、#70でズーム
アウトシーケンスを実行し、#50に戻る。ズームアウ
トスイッチがONされなければ、#71に進み、オート
・パワー・オフ(APO)タイマがタイムオーバしたか
否かを検知し、タイムオーバしていなければ、#53に
戻り、上述の動作を繰返す。タイムオーバしていれば、
#72に進み、CPUはホールド状態に入る。以上がカ
メラのメインシーケンスである。
【0036】次に、レリーズシーケンスについて図13
及び図14を参照して説明する。まず、#1で被写体の
距離を測定し、得られた測距データよりAFゾーン値を
算出する。その後、#2で被写体の輝度を測定し、得ら
れた測光データより、AEレリーズかFMレリーズかを
決定する。AEレリーズなら制御EV値を算出し、FM
レリーズなら制御EV値とAV値を算出する。その後、
#3で、#2で求めた制御EV値とAV値に基づいてシ
ャッタ制御を行うために、シャッタ制御データを演算し
て求める。次に、#4で、#1の測距結果からカメラが
近距離ロック状態になったなら、#29に分岐し、レリ
ーズシーケンスを終了する。近距離ロック状態にならな
ければ、#5に進む。#5では、#2の結果によりAE
レリーズかFMレリーズかを判別し、AEレリーズなら
#7に移行する。FMレリーズなら、#6に進み、フラ
ッシュ発光が可能か否かをチェックするために、メイン
コンデンサの電圧をモニタして、L1レベル(発光可能
レベル)以上あればフラッシュ発光が可能であるので、
#7に進む。L1レベル未満であれば、フラッシュ発光
するのに十分な電圧が得られないので、#29に分岐
し、レリーズを禁止する。
及び図14を参照して説明する。まず、#1で被写体の
距離を測定し、得られた測距データよりAFゾーン値を
算出する。その後、#2で被写体の輝度を測定し、得ら
れた測光データより、AEレリーズかFMレリーズかを
決定する。AEレリーズなら制御EV値を算出し、FM
レリーズなら制御EV値とAV値を算出する。その後、
#3で、#2で求めた制御EV値とAV値に基づいてシ
ャッタ制御を行うために、シャッタ制御データを演算し
て求める。次に、#4で、#1の測距結果からカメラが
近距離ロック状態になったなら、#29に分岐し、レリ
ーズシーケンスを終了する。近距離ロック状態にならな
ければ、#5に進む。#5では、#2の結果によりAE
レリーズかFMレリーズかを判別し、AEレリーズなら
#7に移行する。FMレリーズなら、#6に進み、フラ
ッシュ発光が可能か否かをチェックするために、メイン
コンデンサの電圧をモニタして、L1レベル(発光可能
レベル)以上あればフラッシュ発光が可能であるので、
#7に進む。L1レベル未満であれば、フラッシュ発光
するのに十分な電圧が得られないので、#29に分岐
し、レリーズを禁止する。
【0037】#7でセルフレリーズか否かを判別し、セ
ルフレリーズなら#10に移行し、ノーマルレリーズな
ら#8に移行する。#8、#9でレリーズスイッチS2
がONされるのを待ち、ONされたなら#10に進む。
測光、測距スイッチS1がOFFされたなら、#29に
分岐し、レリーズシーケンスを終了する。次に、#10
で、セルフレリーズか否かを判別し、セルフレリーズな
ら#11に進み、ノーマルレリーズなら#14に移行す
る。#11でセルフカウントをスタートさせ、#12で
メインスイッチがOFFされたか否かを判定し、OFF
されたなら、#29に分岐しレリーズシーケンスを終了
する。メインスイッチがONのままなら、#13に進
み、セルフカウンタがオーバフローするのを待って、#
14に進む。#14でFMレリーズか否かを判別し、F
Mレリーズでなければ#17に移行し、FMレリーズで
あれば#15に進み、暗い場所でのフラッシュ撮影によ
って目が赤く写ってしまう現象を軽減する赤目軽減モー
ドか否かを判別し、赤目軽減モードでなければ#17に
移行する。赤目軽減モードならば、#16で赤目軽減用
ランプを一定時間照射する。
ルフレリーズなら#10に移行し、ノーマルレリーズな
ら#8に移行する。#8、#9でレリーズスイッチS2
がONされるのを待ち、ONされたなら#10に進む。
測光、測距スイッチS1がOFFされたなら、#29に
分岐し、レリーズシーケンスを終了する。次に、#10
で、セルフレリーズか否かを判別し、セルフレリーズな
ら#11に進み、ノーマルレリーズなら#14に移行す
る。#11でセルフカウントをスタートさせ、#12で
メインスイッチがOFFされたか否かを判定し、OFF
されたなら、#29に分岐しレリーズシーケンスを終了
する。メインスイッチがONのままなら、#13に進
み、セルフカウンタがオーバフローするのを待って、#
14に進む。#14でFMレリーズか否かを判別し、F
Mレリーズでなければ#17に移行し、FMレリーズで
あれば#15に進み、暗い場所でのフラッシュ撮影によ
って目が赤く写ってしまう現象を軽減する赤目軽減モー
ドか否かを判別し、赤目軽減モードでなければ#17に
移行する。赤目軽減モードならば、#16で赤目軽減用
ランプを一定時間照射する。
【0038】そして、#17で、#1で求めた測距結果
に基き、レンズを駆動してフォーカシング動作を行う。
フォーカシング後、#18で正常にフォーカシングが行
われたか否かを判別し、フォーカシング異常が発生した
場合には、#29に分岐しレリーズシーケンスを終了す
る。フォーカシング異常がなければ、#19に進み、#
3で算出したシャッタ制御データに基づいてシャッタ制
御を行ってシャッタを開閉し、#20に進む。#20で
は、#17で駆動したレンズを初期位置にリセットす
る。その後、#21で今回のレリーズがFMレリーズか
AEレリーズかを判別し、AEレリーズなら#25へ移
行し、FMレリーズなら#22で正常なフラッシュ動作
が行われたか否かを、メインコンデンサの電圧をモニタ
することにより行い、#23でメインコンデンサの電圧
がL1レベル未満なら#25に移行し、L1レベル以上
であればFMレリーズ後であるにも拘らずメインコンデ
ンサが放電していないので、正常にフラッシュトリガが
かからなかったと判断し、#24でFMトリガNGフラ
グをセットし、#25に進む。
に基き、レンズを駆動してフォーカシング動作を行う。
フォーカシング後、#18で正常にフォーカシングが行
われたか否かを判別し、フォーカシング異常が発生した
場合には、#29に分岐しレリーズシーケンスを終了す
る。フォーカシング異常がなければ、#19に進み、#
3で算出したシャッタ制御データに基づいてシャッタ制
御を行ってシャッタを開閉し、#20に進む。#20で
は、#17で駆動したレンズを初期位置にリセットす
る。その後、#21で今回のレリーズがFMレリーズか
AEレリーズかを判別し、AEレリーズなら#25へ移
行し、FMレリーズなら#22で正常なフラッシュ動作
が行われたか否かを、メインコンデンサの電圧をモニタ
することにより行い、#23でメインコンデンサの電圧
がL1レベル未満なら#25に移行し、L1レベル以上
であればFMレリーズ後であるにも拘らずメインコンデ
ンサが放電していないので、正常にフラッシュトリガが
かからなかったと判断し、#24でFMトリガNGフラ
グをセットし、#25に進む。
【0039】#25で、裏蓋の状態をモニタし、裏蓋が
開いていれば#27に移行し、裏蓋が閉じていれば#2
6でフィルムにデータを写込むためにデータ写込み信号
を出力し、#27に進む。#27でフィルムの有無を判
別し、フィルムがなければ、#29に分岐しレリーズシ
ーケンスを終了する。フィルムがあれば、#28でフィ
ルムを1駒だけ巻上げてから本シーケンスを終了する。
開いていれば#27に移行し、裏蓋が閉じていれば#2
6でフィルムにデータを写込むためにデータ写込み信号
を出力し、#27に進む。#27でフィルムの有無を判
別し、フィルムがなければ、#29に分岐しレリーズシ
ーケンスを終了する。フィルムがあれば、#28でフィ
ルムを1駒だけ巻上げてから本シーケンスを終了する。
【0040】次に、バッテリチェックシーケンスを図1
5を参照して説明する。まず、#74で、電池52から
ダミー電流を入力端VPを通して流しておき、#75
で、ダミー電流によるVPの電圧変動が安定するのを待
つために、一定時間待機する。次に、DC/DCコンバ
ータを動作させることによって生じるVPの電圧変動の
影響をなくすために、#76でDC/DCコンバータを
停止させる。その後、#77でVPの電圧、つまり電池
電圧をA/D変換する。このとき、DC/DCコンバー
タは停止しているので、A/D変換した値は安定した正
確な値が得られる。A/D変換した値をCPUに入力し
た後、#78で再びDC/DCコンバータを動作させ、
#79でダミー電流をOFFする。その後、#80でA
/D変換した値とバッテリチェックロックレベルとを比
較し、A/D値がロックレベル以上の時は#82に分岐
してバッテリチェックシーケンスを終了する。A/D値
がロックレベル未満の時は#81に進み、バッテリチェ
ックロックフラグをセットし、本シーケンスを終了す
る。以上のように、バッテリチェック中はDC/DCコ
ンバータを停止させることにより、正確なバッテリチェ
ックができるようになる。
5を参照して説明する。まず、#74で、電池52から
ダミー電流を入力端VPを通して流しておき、#75
で、ダミー電流によるVPの電圧変動が安定するのを待
つために、一定時間待機する。次に、DC/DCコンバ
ータを動作させることによって生じるVPの電圧変動の
影響をなくすために、#76でDC/DCコンバータを
停止させる。その後、#77でVPの電圧、つまり電池
電圧をA/D変換する。このとき、DC/DCコンバー
タは停止しているので、A/D変換した値は安定した正
確な値が得られる。A/D変換した値をCPUに入力し
た後、#78で再びDC/DCコンバータを動作させ、
#79でダミー電流をOFFする。その後、#80でA
/D変換した値とバッテリチェックロックレベルとを比
較し、A/D値がロックレベル以上の時は#82に分岐
してバッテリチェックシーケンスを終了する。A/D値
がロックレベル未満の時は#81に進み、バッテリチェ
ックロックフラグをセットし、本シーケンスを終了す
る。以上のように、バッテリチェック中はDC/DCコ
ンバータを停止させることにより、正確なバッテリチェ
ックができるようになる。
【0041】次に、イニシャルロードシーケンスを図1
6を参照して説明する。まず、#83で巻上モータのパ
ーフォレーション動作(以下、PRAという)を選択
し、#84で巻上PRA信号のアンプのゲインを、最終
ゲインを算出するために、ある特定の値に設定してお
く。#85で巻上モータを正転させ、フィルムを給送す
る。#86でイニシャルロード前に実行したバッテリチ
ェックの結果求められた値と基準値X1とを比較し、バ
ッテリチェックの値が基準値X1以上なら、#87でA
/D変換する回数を所定のJ1回に設定し、バッテリチ
ェックの値が基準値X1未満なら、#88でA/D変換
する回数を所定のJ2回に設定する(ただしJ1<J
2)。ここで、バッテリチェックの値に応じてA/D変
換する回数を変える理由を述べる。A/Dサンプリング
中のフィルム給送量は(A/D変換時間)×(A/D変
換回数)で表される時間に対応する量となる。A/D変
換回数を固定化すると、電池電圧が最大値とバッテリチ
ェックロック付近とでは異なるので、これに伴って、フ
ィルム給送量のばらつきが大きくなってしまう。そこ
で、バッテリチェックの値に応じてA/D変換回数を変
化させることにより、A/Dサンプリング中のフィルム
給送量のばらつきを小さく抑えることが可能になり、フ
ィルムカウンタが1となるフィルム使用開始時の位置が
安定する。
6を参照して説明する。まず、#83で巻上モータのパ
ーフォレーション動作(以下、PRAという)を選択
し、#84で巻上PRA信号のアンプのゲインを、最終
ゲインを算出するために、ある特定の値に設定してお
く。#85で巻上モータを正転させ、フィルムを給送す
る。#86でイニシャルロード前に実行したバッテリチ
ェックの結果求められた値と基準値X1とを比較し、バ
ッテリチェックの値が基準値X1以上なら、#87でA
/D変換する回数を所定のJ1回に設定し、バッテリチ
ェックの値が基準値X1未満なら、#88でA/D変換
する回数を所定のJ2回に設定する(ただしJ1<J
2)。ここで、バッテリチェックの値に応じてA/D変
換する回数を変える理由を述べる。A/Dサンプリング
中のフィルム給送量は(A/D変換時間)×(A/D変
換回数)で表される時間に対応する量となる。A/D変
換回数を固定化すると、電池電圧が最大値とバッテリチ
ェックロック付近とでは異なるので、これに伴って、フ
ィルム給送量のばらつきが大きくなってしまう。そこ
で、バッテリチェックの値に応じてA/D変換回数を変
化させることにより、A/Dサンプリング中のフィルム
給送量のばらつきを小さく抑えることが可能になり、フ
ィルムカウンタが1となるフィルム使用開始時の位置が
安定する。
【0042】上述のように、A/D変換する回数を設定
した後、#89に進み、PRA信号をA/D変換して、
この値をCPUに入力する。CPUに入力されたA/D
変換値は#90でRAMに記憶されて、#91でA/D
回数が1だけ減算される。これら#89〜#91の処理
は、A/D回数が0になるまで繰返される(#92)。
A/D回数が0になると、#93に進み、RAMに記憶
されているPRA信号の値とPRA信号のアンプの初期
ゲインとに基づき、最終的なアンプのゲインとコンパレ
ータのREFレベルとをCPUで演算し決定する。な
お、このコンパレータはPRA信号をデジタル信号に変
換するためのものである。そして、#94では、#93
で決定した最終ゲインとREFレベルを設定して、#9
5でコンパレータから出力されるデジタル化されたPR
A信号をCPUでカウントし、所定数までカウントした
ならば、#96で巻上モータを停止させ、イニシャルロ
ード完了となる。その後、#97で、決定した最終ゲイ
ンとREFレベルをEEPROMに書込み、イニシャル
ロードシーケンスを終了する。次に本シーケンスが実行
されるまでは、#97でEEPROMに書込まれた最終
ゲインとREFレベルの値を用いて、レリーズ後の1駒
巻上げ動作を実行する。
した後、#89に進み、PRA信号をA/D変換して、
この値をCPUに入力する。CPUに入力されたA/D
変換値は#90でRAMに記憶されて、#91でA/D
回数が1だけ減算される。これら#89〜#91の処理
は、A/D回数が0になるまで繰返される(#92)。
A/D回数が0になると、#93に進み、RAMに記憶
されているPRA信号の値とPRA信号のアンプの初期
ゲインとに基づき、最終的なアンプのゲインとコンパレ
ータのREFレベルとをCPUで演算し決定する。な
お、このコンパレータはPRA信号をデジタル信号に変
換するためのものである。そして、#94では、#93
で決定した最終ゲインとREFレベルを設定して、#9
5でコンパレータから出力されるデジタル化されたPR
A信号をCPUでカウントし、所定数までカウントした
ならば、#96で巻上モータを停止させ、イニシャルロ
ード完了となる。その後、#97で、決定した最終ゲイ
ンとREFレベルをEEPROMに書込み、イニシャル
ロードシーケンスを終了する。次に本シーケンスが実行
されるまでは、#97でEEPROMに書込まれた最終
ゲインとREFレベルの値を用いて、レリーズ後の1駒
巻上げ動作を実行する。
【0043】なお、上記実施例では、A/D変換する回
数をバッテリチェックの結果の値に応じて変えるように
したが、温度データに応じて変えるようにしてもよい。
また、フィルム給送量を一定にするための別の方法とし
て、例えば、以下に述べる2つの方法が上げられる。第
1の方法は、前回のゲインとREFを用いて、パーフォ
レーションパルスをカウントしながら、A/D変換しサ
ンプリングを行い、サンプリング終了時に演算したゲイ
ンとREFを出力する。イニシャルロードに必要なPR
A数から、サンプリング中にカウントしたパルス数を差
引いたパルス数だけフィルムを給送する方法である。第
2の方法は、サンプリング中におけるA/D値の変化状
況に基づいてPRA信号のアナログ波形を想定し、サン
プリング中のPRA数をカウントする。その後、ゲイン
とREFを設定して、PRA信号をデジタル信号に変換
し、残りのPRA数だけフィルムを給送する方法であ
る。
数をバッテリチェックの結果の値に応じて変えるように
したが、温度データに応じて変えるようにしてもよい。
また、フィルム給送量を一定にするための別の方法とし
て、例えば、以下に述べる2つの方法が上げられる。第
1の方法は、前回のゲインとREFを用いて、パーフォ
レーションパルスをカウントしながら、A/D変換しサ
ンプリングを行い、サンプリング終了時に演算したゲイ
ンとREFを出力する。イニシャルロードに必要なPR
A数から、サンプリング中にカウントしたパルス数を差
引いたパルス数だけフィルムを給送する方法である。第
2の方法は、サンプリング中におけるA/D値の変化状
況に基づいてPRA信号のアナログ波形を想定し、サン
プリング中のPRA数をカウントする。その後、ゲイン
とREFを設定して、PRA信号をデジタル信号に変換
し、残りのPRA数だけフィルムを給送する方法であ
る。
【0044】次に、測距シーケンスを図17を参照して
説明する。#98で表示用LCDを駆動させるためのク
ロックを停止させ、#99でDC/DCコンバータの発
振を停止させる。そして、#100で測距用のLED
(発光ダイオード)を発光させ、受光部であるPSD
(光位置検出器)の出力をICにおいて演算処理するこ
とで、被写体までの距離に応じた出力を得る。#101
でこの出力の積分を開始する。このとき、LCD駆動用
のクロックとDC/DCコンバータは停止しているの
で、積分した値はノイズの影響を受けず、積分結果に誤
差の生じる可能性が少なくなる。一定時間積分した後、
#102で積分を終了し、#103でLEDの発光を終
了させる。その後、#104でDC/DCコンバータの
発振を再開させる。そして、#105で表示用LCDを
再び駆動して、#106で上記積分結果に基づいて測距
演算を行い、被写体までの距離を算出して、測距シーケ
ンスを終了する。上述したように、測距用のLEDの発
光中はDC/DCコンバータを停止させることにより、
正確な測距データが得られる。
説明する。#98で表示用LCDを駆動させるためのク
ロックを停止させ、#99でDC/DCコンバータの発
振を停止させる。そして、#100で測距用のLED
(発光ダイオード)を発光させ、受光部であるPSD
(光位置検出器)の出力をICにおいて演算処理するこ
とで、被写体までの距離に応じた出力を得る。#101
でこの出力の積分を開始する。このとき、LCD駆動用
のクロックとDC/DCコンバータは停止しているの
で、積分した値はノイズの影響を受けず、積分結果に誤
差の生じる可能性が少なくなる。一定時間積分した後、
#102で積分を終了し、#103でLEDの発光を終
了させる。その後、#104でDC/DCコンバータの
発振を再開させる。そして、#105で表示用LCDを
再び駆動して、#106で上記積分結果に基づいて測距
演算を行い、被写体までの距離を算出して、測距シーケ
ンスを終了する。上述したように、測距用のLEDの発
光中はDC/DCコンバータを停止させることにより、
正確な測距データが得られる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電池の電
圧がカメラを正常に動作させるに必要なレベルにあるか
否かを判定するバッテリチェックに際しては、DC/D
Cコンバータの動作を停止させるようにしているので、
バッテリチェックを正確に行うことができる。従って、
バッテリチェックの結果に信頼性が持てるようになり、
正確なカメラ動作を保証することができる。
圧がカメラを正常に動作させるに必要なレベルにあるか
否かを判定するバッテリチェックに際しては、DC/D
Cコンバータの動作を停止させるようにしているので、
バッテリチェックを正確に行うことができる。従って、
バッテリチェックの結果に信頼性が持てるようになり、
正確なカメラ動作を保証することができる。
【図1】本発明の一実施例によるカメラの斜視図であ
る。
る。
【図2】該カメラの内部回路のブロック図である。
【図3】該カメラ内のICの内部構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】ICの周辺回路の動作をチェックする方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図5】モータプリドライバの動作をチェックする方法
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図6】ステップアップ式DC/DCコンバータの動作
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図7】オートフォーカスのための赤外光線の発光回路
の回路図である。
の回路図である。
【図8】ステップアップ式DC/DCコンバータの動作
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図9】従来例によるDC/DCコンバータの動作を説
明するための図である。
明するための図である。
【図10】本実施例によるDC/DCコンバータの動作
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図11】カメラのリセットルーチンのフローチャート
である。
である。
【図12】カメラのメインシーケンスのフローチャート
である。
である。
【図13】カメラのレリーズシーケンスのフローチャー
トである。
トである。
【図14】カメラのレリーズシーケンスのフローチャー
トである。
トである。
【図15】カメラのバッテリチェックシーケンスのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図16】カメラのイニシャルロードシーケンスのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図17】カメラの測距シーケンスのフローチャートで
ある。
ある。
【図18】フォトリフレクタ及びフォトインタラプタの
波形整形回路のブロック図である。
波形整形回路のブロック図である。
【図19】(a)は電圧VPIの波形図であり、(b)
はパルス信号の波形図である。
はパルス信号の波形図である。
1,31,51 集積回路 4 自動焦点回路 6,36,56 DC/DCコンバータ 11 マイクロコンピュータ 14 自動焦点制御回路 16,54 DC/DCコンバータ制御回路 32,52 電池 33 検知回路
Claims (1)
- 【請求項1】 カメラへ電源を供給する電池と、 上記電池からの電気エネルギーを蓄え逆起電力により昇
圧電圧を発生するインダクタを内蔵し、該インダクタを
用いて上記電池の電圧を昇圧し、該昇圧電圧をカメラ制
御用の電気回路に印加するDC/DCコンバータと、 上記電池の電圧がカメラを正常に動作させることが可能
なレベルにあるか否かを判定する電池電圧検知手段と、 上記電池電圧検知手段の動作中は上記DC/DCコンバ
ータの動作を停止させる制御手段とを備えたことを特徴
とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171393A JPH06214284A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171393A JPH06214284A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06214284A true JPH06214284A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=12062711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2171393A Withdrawn JPH06214284A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06214284A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100578634B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2006-05-11 | 주식회사 현대오토넷 | 충전 캐패시터 진단 장치 및 방법 |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP2171393A patent/JPH06214284A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100578634B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2006-05-11 | 주식회사 현대오토넷 | 충전 캐패시터 진단 장치 및 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |