JP2561842B2 - パチンコ機の飾り風車 - Google Patents

パチンコ機の飾り風車

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JP2561842B2 JP62277468A JP27746887A JP2561842B2 JP 2561842 B2 JP2561842 B2 JP 2561842B2 JP 62277468 A JP62277468 A JP 62277468A JP 27746887 A JP27746887 A JP 27746887A JP 2561842 B2 JP2561842 B2 JP 2561842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パチンコ機の遊技板に設備される飾り風車
に関する。
[従来の技術] 周知の様に、遊技板には打ち込まれた打球の落下方向
に変化を与え、自からは回転することによって打球の動
きを表現しつつ視覚的に変化を与える飾り風車が装備さ
れているが、従来から実用されている風車は植設した一
つの支軸に単一の羽根車を軸承したものからなり、落下
球を羽根先に衝合させてその落下方向に変化を与える一
方、この衝合で回転するに過ぎないものとなっていた。
近時、この単純な構成に変化を与え遊技者に視覚的な
満足感を与えるため取付基板や羽根車を透明或は着色し
た半透明の合成樹脂を素材にして背後に備える照明ラン
プで照明し装飾効果を高めたものが提供されているが、
打球に変化を与える機能面では従来通りのものとなって
いる。
[発明が解決しようとする問題点] この従来の風車における機能上の難点は遊技板の面方
向に回転するという単純性だけではなく打球の衝合が風
車の羽根先に接触するような衝合が多く、このため大き
な落下方向の変化が期待できない点にある。
本発明は、この様な従来の飾り風車における問題点に
鑑み、落下する打球に更に複雑な変化に富んだ動きを与
ることによって飾りの効果を上げ、遊技者の視覚的満足
感を向上させることを目的として研究開発されたもので
ある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述目的に基づき、特に打球に対する落下方
向の変化と、自からの回転の変化を求めてなされたもの
であり、その特徴とするところは取付基板の前面に臨ま
せる回転体を前後方向に軸心を向ける第1の支軸を介し
て回転自由に軸承すると共に、該回転体から前方に向け
て立設せしめる支柱に前記第1の支軸の軸心方向に対し
て直角をなす第2の支軸を設け、該第2の支軸に回転羽
根を回転自由に軸承させてなることを特徴としたパチン
コ機の飾り風車を提供することにある。
[作 用] 本発明の飾り風車は第1の支軸をして回転する回転体
と、この回転体に備える第2の支軸をして回転する回転
羽根とをそれぞれ打球によって回転させるものであり、
この個々の回転によって打球を左右並びに前後に振り分
ける一方、第1の支軸を支点として回転体を回転させる
ことによって第2の支軸の向きを任意に変化させ、これ
によって回転羽根の回転方向を任意変化させて打球の振
り分け方向を更に複雑に変化させるものとなっている。
以下、本発明に係る飾り風車を図示する実施例に基づ
き説明し、併せて特徴とする点を詳述することにする。
[実施例] 図面第1図は本発明に係る飾り風車の斜視図であり、
第2図は正面図、第3図は中央部で断面とした平面図、
第4図は同じく中央縦断右側面図である。
図面において1は取付基板、2は回転体、3は回転羽
根である。
取付基板1は略椀形に形成してあり、椀の縁に沿って
鍔形の取付片4を有し、この片に設ける透孔4aを通して
ビス5を遊技板6にネジ付けることで遊技板前面に固定
できるようにしてある。
この取付基板は底部中心部に後方に突き出す如く筒状
の軸受部7を一体に有し、回転体2に備える第1の支軸
8を貫き通してこの回転体を回転自由に支持している。
回転体2は椀形の取付基板の凹部に収まる同じく椀形
に形成してあり、その底部の中心部から前記第1の支軸
8を前方に向け垂直に延設し、これを軸受部7に挿通し
て軸端に抜止めリング9を嵌め、取付基板から脱落しな
いよう組付けている。
この回転体2は上記中心部に植設される支軸8の延長
線を挟んで相対向する前面部に2本の支柱10,10を並行
に立設し、この支柱の間に第2の支軸11を渡設してこれ
に前記回転羽根3を回転自由に軸承している。
回転羽根3は直交する方向に4枚の板羽根3aを延設
し、交錯中央部に軸受部3bを備えており、前記第2の支
軸11をこの軸受部に挿通することによって回転自由軸承
されている。
ところで、この実施例における取付基板1並びに回転
体2、回転羽根3は着色した半透明の合成樹脂を材料に
個別に成形し、取付基板1については取付片4に近い背
面部から後方に向けて2本のステー12,12を延設し、こ
のステーに照明ランプ13を備えたランプ基板14をネジ止
めして一体に備えてある。そして、椀形をなす取付基板
1と上記2本のステー12,12を収めるため遊技板6には
取付穴15を開設し、その全体を遊技板前面から後方の部
分に収められるようにしてある。
この取付基板1の嵌め込みは同時に回転体2の嵌め込
みをもたらすもので、第3,4図に図示されるように回転
体の前面に大きな奥行き空間16を形成し、これによって
容易に回転羽根3を収めることができるようにしてあ
る。
さて、以上の様に構成してなる本発明飾り風車は、前
述した様に取付基板の取付片4をビス5で止め付けるこ
とで遊技板6に固着され、遊技板前面に回転体2の支柱
10の部分と回転羽根3を突出させることになる。そし
て、遊技中に打球が上記回転体のいずれかの支柱に衝合
すると、この打球を跳ね返しその落下方向に変更を与え
ると共に、自からは衝撃を受けて第1の支軸8を支点に
左右いずれかの方向に回転する。
この回転体2の回転は回転羽根3を伴って回転するも
のであるが、一方回転羽根3に打球が衝合すると第2の
支軸11を中心に回転することになる。
この回転羽根3の回転は打球が4枚の板羽根3aのいず
れに衝合するかで変り、前方に突き出す板羽根に衝合し
たときには前方に向けて、また後方に突き出す板羽根に
衝合したときには後方に向けて回転することになり、且
つこの回転方向に伴わせて衝合した打球を前又は後に誘
導することになる。
この回転羽根3は第2の支軸11が略水平な状態にある
場合には各板羽根に打球を受けたとき、この支軸11を支
点に単独で回転するが、支軸11が左右に傾斜したり、垂
直な状態にあるとき打球を受けると自からの回転と共
に、回転体2に衝撃を伝えてこれを回転させることにも
なり、両者が同時に回転し、向きを変えることになる。
第5,6図及び第7,8,9図は本発明の他の実施例で、第5,
6図に示す第2の実施例は回転体2に立設する2本の支
柱10の断面形状を前記第1の実施例(第1図から第4図
に示す実施例)の支柱と逆に外側が広く内側が狭くなる
略台形状の断面形に形成した場合であり、第7〜9図の
第3実施例は上記第2実施例の支柱10を外方に張り出さ
せて幅を広げ打球の衝合率を高くした場合である。
ここに示した3種の支柱10の形状の相違は打球の衝合
率を変化させることに併せて衝撃力に変化を付け、主と
して回転体2の回転状態を変えるための試みであり、こ
の外にも形状を変えて打球に対応させることができる。
尚、重量を消滅して軽快な回転を得るため支柱10は内部
を空胴にした中空体が都合がよい。
ところで、上述各実施例では2本の支柱10を回転体に
立設し、この間に第2の支軸11を渡設してこの支軸11が
第1の支軸8の延長線上で交錯するよう位置が設定され
ているが、回転羽根3を支持する支柱10は一本であって
支軸11を片持ち状態で支持するものであってもよく、更
には例えば回転体の中心部から一本の支柱を立設してこ
れに複数本の支軸を支持させ複数個の回転羽根を軸承さ
せるようにしてもよい。
要するに本発明の飾り風車を実施するに当っては回転
体2を軸承する第1の支軸8を前後に向けて備え、回転
体を左右方向に回転可能に支持する一方、回転羽根3を
軸承する第2の支軸11は第1の支軸8の軸心方向に対し
て直角をなす平面に並行した方向に備え回転羽根を前後
方向に回転可能に支持すればよく、このうち第2の支軸
11ひいては回転羽根は複数個であってもよいものとなっ
ている。
[発明の効果] 以上、本発明を図示する実施例を基に説明したが、本
発明飾り風車は回転体の第1の支軸を中心とした左右の
回転と、回転羽根の第2の支軸を中心とした前後の回転
があり、更にこの両者が同時に回転して回転羽根にあっ
ては傾斜して回転することもあるので極めて変化に富ん
だ動態を表現することができ、遊技者の視覚を充分楽し
ませることができると共に、この変化に富んだ回転によ
って多方向に打球を跳ね返しちらばせることができるの
で従来の風車に期待できない極めて変化性に富んだ遊技
を提供することができる。
また、この様な複雑な変化を背後の照明ランプで映し
出せるので興味を高める上で極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は斜面
図、第2図は正面図、第3図は一部中央で断面とした取
付使用状態の平面図、第4図は取付使用状態の中央縦断
右側面図、第5図は回転体をやゝ傾けた状態で示した他
の実施例の正面図、第6図は上図実施例の一部中央部で
断面とした取付状態の右側面図、第7図は他の実施例の
正面図、第8図は取付使用状態の上図の一部中央で断面
とした平面図、第9図は同上一部中央で断面とした右側
面図である。 1……取付基板、2……回転体、 3……回転羽根、6……遊技板、 8……第1の支軸、10……支柱、 11……第2の支軸。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付基板の前面に臨ませる回転体を前後方
    向に軸心を向ける第1の支軸を介して回転自由に軸承す
    ると共に、該回転体から前方に向けて立設せしめる支柱
    に前記第1の支軸の軸心方向に対して直角をなす第2の
    支軸を設け、該第2の支軸に回転羽根を回転自由に軸承
    させてなることを特徴としたパチンコ機の飾り風車。
  2. 【請求項2】取付基板と回転体は椀形に形成して回転体
    を前面から嵌め合せると共に、取付基板と回転体の中心
    部に第1の支軸を介在させ回転自由に軸承するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のパチ
    ンコ機の飾り風車。
  3. 【請求項3】回転体から立設される支柱は第1の支軸の
    軸心線の延長線を挟んで相対向する2本とし、該2本の
    支柱間に第2の支軸を渡設して回転羽根を軸承するよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    パチンコ機の飾り風車。
JP62277468A 1987-11-04 1987-11-04 パチンコ機の飾り風車 Expired - Fee Related JP2561842B2 (ja)

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