JPH0324203Y2 - - Google Patents

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JPH0324203Y2
JPH0324203Y2 JP12604885U JP12604885U JPH0324203Y2 JP H0324203 Y2 JPH0324203 Y2 JP H0324203Y2 JP 12604885 U JP12604885 U JP 12604885U JP 12604885 U JP12604885 U JP 12604885U JP H0324203 Y2 JPH0324203 Y2 JP H0324203Y2
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rotor
ball
protrusion
protruding body
protruding
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JP12604885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、遊技盤の表面を流下する打球の方
向に変化を与えるパチンコ機用風車に関するもの
である。
〈従来の技術〉 周知のように従来のパチンコ機用風車は、円盤
の裏面に軸筒を後向きに突設すると共に、該軸筒
に複数の翼片を放射状に設けて回転体を構成し、
該回転体の表側から軸筒内に釘を挿通し、軸筒の
後端に突出した釘の先端を遊技盤の表面に打ち込
むようにしたものが一般的であつた(例えば実公
昭54−42787号公報)。一方、上記釘を直接遊装盤
の表面に打ち込まずに、遊技盤の表面に固定した
基板に設けた軸受部に支軸を挿通し、支軸の後端
を止着リングで止めるもの(実開昭60−23079号
公報)や、支軸の後端に設けたねじ部を基板にね
じ込んで止めるもの(実公昭58−4534号公報)も
ある。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記のように従来の風車は回転体の軸を遊技盤
や基板の軸受部で片持ち状に支持している。従つ
て、回転体の重心が前端付近にあるので、軸には
大きなモーメントが加わつている。
そして、風車にはパチンコ遊技中、絶えず打球が
衝突しているので、上記のように片持ち状で大き
なモーメントの加わる従来構造の風車では、軸が
緩んだり、曲つしまい、耐久性に乏しいものであ
つた。また緩んだり、曲つて軸心のずれた風車は
摩擦抵抗が大きいので、回転が遅くて動きがぎこ
ちなかつたり、打球の跳ねる方向の変化が少なく
て、パチンコ遊技の興味を半減させている。
〈課題を解決するするための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、軸受部
を有する基板の前面側に、前方に向かつて横方向
及び縦方向の長さが縮小する中空状の突出体を隆
設し、該突出体の中心には軸孔を開設し、背面に
支軸を突設すると共に周辺に上記突出体を被うよ
うに複数の球受部を設けたロータを、上記突出体
の前面に臨ませ、上記ロータの支軸を突出体の軸
孔から基板の軸受部に一連に挿通することにより
当該ロータを突出体の前面側で回転自在に支持し
たものである。
〈作用〉 本考案は、上記した構成により、打球が当つて
回転するロータの支軸を、基板の軸受部と中空状
の突出体に開設した軸孔の2点で支持することが
でき、ロータのほゞ重心位置を上記軸孔が支え
る。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例について説明す
る。本考案の風車1は、遊技盤2の表面に止着す
る基板3と基板3の表面に隆設した突出体4、及
び突出体4の前面に回転自在に設けたロータ5と
からなる。
図面に示す基板3は表面に適宜な模様を付した
プラスチツク製で、ほぼ上半分が半円形で、下半
分は逆台形になつている。基板3のほぼ中央部に
は浅い環状の嵌合溝6が形成してある。また基板
3の左右側縁には止着孔7,7を、上記嵌合溝6
の内側の適宜位置には通孔8…を穿設する。基板
3の裏側中心には後向きの短尺な筒状の軸受部9
を突設すると共に、該軸受部9の周囲に後向きの
ポスト10…を突設する。
上記基板3の前面側には、横方向及び縦方向の
長さが縮小する中空状の突出体4を隆設する。こ
の突出体4は透光性を有するプラスチツク材から
なる中空のレンズ状で、該突出体4の頂点部分を
やや偏平に形成し、中心に軸孔11を開設する。
また突出体4の外面にはパチンコ球に対応する浅
い球受溝12を環状に設け、内面には放射状に切
込溝13…を設ける。
また、上記した突出体4の前面に回転自在に取
付けるロータ5は、突出体4と同様に透光性を有
するプラスチツク材で射出成形したもので、円盤
状の中央部14から放射状に適宜装飾を施した4
本の腕15を延出し、各腕15の先端から直角に
基板3に向く円柱形の球受部16を突出し、該球
受部16と中央部14との間にはリブ17を設け
る。リブ17は前記突出体4の曲面に対応して円
弧状に形成してある。更に中央部14の裏面には
隆起部18を突設してあり、この隆起部18の中
心に後方へ延出する金属製の支軸19をインサー
ト成形する。従つて、このロータ5の重心は支軸
19上で且つ隆起部18の近傍に位置する。
そして、前記突出体4を基板3の前面に設ける
には、突出体4の後縁を嵌合溝6に嵌着し、必要
なら接着する。また上記ロータ5を突出体4の前
面に回転自在に設けるには、ロータ5の支軸19
を突出体4の軸孔11から基板3の軸受部9内に
前方から一連に挿通し、軸受部9の端から突出す
る支軸19の後端部に止着リング20を嵌めて突
出体4が外れないようにする。従つて、ロータ5
は、支軸19が中空状の突出体4の軸孔11と基
板3の軸受部9とにより2点で回転自在に支持さ
れることになり、軸孔11はロータ5の重心位置
とほヾ一致する。
上記した構成からなる風車1を遊技盤2の表面
に取付けるには、基板3を遊技盤2の表面に当て
がつて基板3裏面の軸受部9などを遊技盤2の挿
通孔21内に収納し、基板3の止着孔7に通す釘
などを遊技盤2に打ち込んで固定する。
上記のようにして取付けた風車1に、遊技盤2
の表面を流下してきた打球が当ると、この打球は
ロータ5に当つて跳ね返る。このとき、打球は流
下勢によりいずれかの球受部16を押圧しながら
跳ねるので、この押圧力によりロータ5が高速回
転する。そして、本考案の風車1は、ロータ5を
突出体4の軸孔11と基板3の軸受部9との離れ
た2点で支持し、しかも軸孔11による支持はロ
ータ5のほヾ重心を支持することになる。従つ
て、支軸19に加わるモーメントが小さいので、
支持力は大きいが摩擦抵抗は小さい。
そこで、打球が勢いよくロータ5に当つても支
軸19が緩んだり、ガタ付くことがなく、耐久性
が向上し、長期間に亙つて初期の機能を維持し、
ロータ5はいつでも円滑に回転する。更にロータ
5が高速回転すると球受部16がフライホイルと
して機能するので、ロータ5は打球が瞬間的に当
つても上記フライホイル効果によつて、従来の風
車よりも長時間回転し続けるし、打球の跳ねる方
向に著しに変化を与える。
また、本考案は突出体4を設けているので、支
軸19からの距離が同じところを流下する打球で
あつても、遊技盤2に近いところを流下する打球
とガラスに近いところを流下する打球とでは、ロ
ータ5の回転速度や打球の跳ねる方向が多様に変
化する。
更に、本考案における支軸19は、基板3の裏
側に突出していないので、基板3の裏側に他の部
材を取付ける際の障害とならない。
尚、第2図、第6図に示すように、突出体4の
外面に浅い球受溝12を設けた場合には、ロータ
5に当らずに直接突出体4に当る打球を球受溝1
2でロータ5に案内することができ、これによつ
てもロータ5を高速で回転させたり跳ねる方向に
変化を与えることができる。また、突出体4を上
記実施例のようにレンズ状とし、該突出体4の内
面に放射状の切込溝13を設けると、光が複雑に
屈折して装飾効果を高め、更に基板3の裏面のポ
スト10にランプや発光ダイオード等の発光源2
2を取付けた配電板23を固定し、該発光源22
を基板3の通孔8に臨ませると、発光源22の光
により突出体4及びロータ5が輝くので、装飾効
果を更に高めることができる。発光源22は適宜
閃光させたり、遊技との関連、例えば打球の入賞
の表示などに利用して発光させるとよい。
尚また、本考案における腕15及び球受部16
の数は、4個に限定されるものではなく、例えば
支軸19を中心に60度間隔で6箇所形成したり
120度間隔で3箇所形成してもよい。
〈考案の効果〉 以上、説明したように本考案によれば、ロータ
の支軸を、中空状の突出体の軸孔と基板の軸受部
の2点で支持し、しかも、軸孔による支持はロー
タのほヾ重心を支持することができるので、支軸
の支持強度を従来よりも著しく高めることができ
る。従つて、打球がロータに当つて支軸が曲つた
り、支軸の止着が緩むことがなく、風車の耐久性
が向上する。また、支軸に加わるモーメントが小
さく、支軸と軸受部との摩擦抵抗も少ないので、
ロータの回転がスムーズで高速回転し、球受部が
フライホイルとして機能するので、打球が当つた
ときにロータの回転し続ける時間を従来よりも長
く維持することができる。このため、打球が跳ね
る方向に著しい変化を与えることができるし、装
飾効果が高いので、パチンコ遊技の興味が増加す
る。
また、本考案は突出体を設けているので、ロー
タの支軸から等距離のところを流下する打球であ
つても、盤面側を流下する打球に与える影響と、
ガラス側を流下する打球に与える影響が異なり、
ロータの回転速度に変化を与えたり、跳ねる方向
に多様な変化を与えることができる。
更に、本考案は、構造が極めて簡単であり、バラ
ンスリング等の重量付加物を一切設ける必要がな
いので、組立て作業が著しく簡単である。更に、
支軸は基板の裏側に突出しないので、他の部材の
取付けに支障をきたすことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は縦断面図、第3図は基板の正面
図、第4図は同上の縦断面図、第5図は突出体の
正面図、第6図は同上の縦断面図、第7図はロー
タの正面図、第8図は同上の縦断面図を示す。 1……風車、3……基板、4……突出体、5…
…ロータ、9……軸受部、11……軸孔、19…
…支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受部を有する基板の前面側に、前方に向かつ
    て横方向及び縦方向の長さが縮小する中空状の突
    出体を隆設し、該突出体の中心には軸孔を開設
    し、背面に支軸を突設すると共に周辺に上記突出
    体を被うように複数の球受部を設けたロータを、
    上記突出体の前面に臨ませ、上記ロータの支軸を
    突出体の軸孔から基板の軸受部に−連に挿通する
    ことにより当該ロータを突出体の前面側で回転自
    在に支持してなるパチンコ機用風車。
JP12604885U 1985-08-20 1985-08-20 Expired JPH0324203Y2 (ja)

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JP12604885U JPH0324203Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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JP12604885U JPH0324203Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6233883U JPS6233883U (ja) 1987-02-27
JPH0324203Y2 true JPH0324203Y2 (ja) 1991-05-27

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ID=31019491

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JP12604885U Expired JPH0324203Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530457Y2 (ja) * 1987-03-20 1993-08-04
JP2583754Y2 (ja) * 1992-09-30 1998-10-27 株式会社大一商会 パチンコ球用風車

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Publication number Publication date
JPS6233883U (ja) 1987-02-27

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