JPH0324202Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0324202Y2
JPH0324202Y2 JP1984196263U JP19626384U JPH0324202Y2 JP H0324202 Y2 JPH0324202 Y2 JP H0324202Y2 JP 1984196263 U JP1984196263 U JP 1984196263U JP 19626384 U JP19626384 U JP 19626384U JP H0324202 Y2 JPH0324202 Y2 JP H0324202Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
cylindrical portion
front plate
protrusions
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984196263U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61111474U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984196263U priority Critical patent/JPH0324202Y2/ja
Publication of JPS61111474U publication Critical patent/JPS61111474U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0324202Y2 publication Critical patent/JPH0324202Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、遊技盤の表面を流下する打球の方向
に変化を与えるパチンコ機用風車に関し、特に回
転のスムーズな風車に関するものである。
〈従来の技術〉 周知のように従来のパチンコ機用風車は、金属
製円盤の裏面に軸筒を後向きに突設すると共に、
該軸筒に3枚の翼片を放射状に設け、円盤の表側
から軸筒内に釘を挿通し、軸筒の後端に突出した
釘の先端を遊技盤の表面に打ち込むようにしたも
のが一般的であつた。しかしながら斯る風車は、
構成部品数が多く、しかも組み立てに煩雑な手数
を要する。このため近年はプラスチツク材により
軸筒、翼片及び円盤を一体成形した風車が開発さ
れている(例えば実公昭58−6463号公報)。
しかしながらプラスチツク製風車は、打球が当
つて回転しても、軽量すぎるためにすぐに回転が
止り、打球を跳ねない欠点があつた。このような
欠点を解消した風車としては、実公昭54−43817
号公報に記載のものがある。
この風車は、円盤の外周縁に凹溝を形成し、該
凹溝内にバランスリングを嵌合することによりフ
ライホイル効果を発揮させ、回転を長時間維持す
るようにしたものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながらこの風車は、バランスリングを円
盤の凹溝内に嵌合しなければならないので、組み
立て作業が面倒である。また、上記風車は、円盤
の前面に装飾模様を付けることができるが、翼片
等に装飾を施すことが困難である。したがつて、
充分な装飾効果を期待することができず、特に斜
め前方から見た場合に体裁が悪い。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、横向き
の短尺なプラスチツク製円筒部の外周面に打球が
衝突可能な突条部を当該円筒部の軸線と略々平行
に略々等角度間隔で複数形成すると共に、上記円
筒部の一端側開口部を塞ぐように前面板を設け、
該前面板の裏側の略中心に支軸を後向きに突設す
ることにより、前端面が開口すると共に外周面に
前記複数の突条部を有するロータを構成し、該ロ
ータの支軸を遊技盤に止着する基板の軸受に表側
から回転自在に設けたものである。
〈作用〉 本案は上記した構成により、打球が突条部に当
つてロータが回転すると、適度な重量を有する円
筒部がフライホイルとして機能すると共に、前端
面が開口する円筒部によりロータの重心が基板近
くに位置し、上記フライホイル効果及び支軸に加
わるモーメントの減少により、打球が当ると従来
の風車よりも長時間回転し続け、打球を様々な方
向に跳ね返すものである。
〈実施例〉 以下、本考案を図面の実施例にもとづいて説明
する。
風車1は、遊技盤2の表面に止着する基板3
と、該基板3の前面に回転自在に設けたロータ4
とからなる。
図面に示す基板3は、表面に適宜な模様を付し
たプラスチツク製の円形板状であり、左右側縁に
止着孔5,5を、中心を外した適宜位置に通孔6
…を夫々有し、裏側には後向きの筒状の軸受7を
略中心に、該軸受7の周りに後向きのポスト8…
を各々一体成形してなる。
一方、上記基板3の表面に回転可能に取り付け
るロータ4は、透光性を有するプラスチツク材を
一体射出成形したもので、横向きの短尺な円筒部
9の一端部に拡径する段部10を形成すると共
に、この円筒部9の外周面に、打球が衝突可能な
例えばカマボコ状の突条部11…を、当該円筒部
9の軸線と平行に且つ等角度間隔で複数、例えば
120度間隔で3箇所形成してなる。また、上記各
突条部11の先端面11′にはロータ4とは異な
る着色を施し、円筒部9の内部には段部10側の
開口部を長さの途中で塞ぐようにして前面板12
を設け、該前面板12の表面と円筒部9の内周面
とにより構成される隅部には装飾を兼ねた三角片
状のリブ13…を放射状に形成し、該リブ13…
に囲まれた前面板12表面の中心部には装飾板1
4を貼設し、上記前面板12の裏面の略中心に隆
出部15を突設して後方に延出する支軸16をイ
ンサート成形する。従つて、このロータ4は、打
球が衝突可能な複数の突条部11を有すると共に
前端面が開口し、適度な重量を有している。尚、
上記突条部11の内部部に空間を設けることで重
量やバランスの調整が可能である。
そして、上記ロータ4を基板3の表面に回転自
在に設けるには、ロータ4の支軸16を基板3の
軸受7内に前方から挿通し、軸受7の前端と隆出
部15の後端を回転自在に接触させると共に、軸
受7の後端から突出した支軸16の端部に止着リ
ング17を嵌めてロータ4が外れないようにす
る。
また、上記した構成から成る風車1を遊技盤2
の表面に取り付けるには、基板3を遊技盤2表面
に当てがつて基板3裏面の軸受7等を遊技盤2の
貫通孔18内に収納し、基板3の止着孔5,5に
釘等を通して固定する。
この様にして取り付けた風車1に、遊技盤2の
表面を流下してきた打球が当ると、この打球はロ
ータ4に当つて跳ね返る。このとき、打球はいず
れかの突条部11を押圧しながら跳ねるので、こ
の押圧力によりロータ4が高速回転し始める。こ
のようにしてロータ4が高速回転すると、回転中
心から離れたところに位置する円筒部9及び突条
部11によりロータ4に大きな回転モーメントが
作用すると共に、適度に重量を増加したロータ4
がフライホイルとして機能する。また、円筒部9
の前端面を開口させると共に前面板12を基板3
寄りに設けて、ロータ4の重心を基板3に接近し
たところに位置させているので、支軸16に加わ
るモーメントが小さく回転抵抗が低い。従つて、
ロータ4は、打球が瞬間的に当つても上記フライ
ホイル効果及び回転抵抗の低さによつて、従来の
風車よりも長時間回転し続けるし、打球の跳ねる
方向に著しい変化を与えることができる。
なお、第2図に示すように、基板3裏面のポス
ト8・・・にランプや発光ダイオード等の発光源
19を固定し、該発光源19を基板3の通孔6に
臨ませると、発光源19の光によりロータ4が輝
くので、装飾効果を高めることができる。
また、ロータ4の前面板12の裏面に同心円状
の溝20…を多数形成してレンズ状にすると、発
光源19から発せられる光が複雑に屈折するの
で、より一層装飾効果を高めることができる。
なお、本考案における突条部11の数は、3箇
所に限定されるものではない。例えば、第1図鎖
線で示すように、更に3個追加し、支軸16を中
心にして60度間隔で6箇所形成してもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、突条部及
び円筒部によりロータの重量を適度に増加させる
ことができると共に、平面上の重量分布を外周縁
付近に集中させているので、大きな慣性力を容易
に得ることができ、円筒部がフライホイルとして
有効に機能する。また、前端面が開放する円筒部
により重心が基板付近に位置し、支軸に加わるモ
ーメントが小さく回転抵抗が低い。従つて、ロー
タに打球が当つたときに回転し続ける時間を従来
の風車よりも長く維持することができ、打球が跳
ねる方向に著しい変化を与えることができ、パチ
ンコ遊技の興趣を著しく高めることができる。
また本考案は、ロータが円筒状なので、斜め前
方から見ても体裁が良く、回転時間が長いことと
相俟つて装飾効果を従来以上に高めることができ
る。
更に本考案は、構造が極めて簡単であり、バラ
ンスリング等の重量附加物を一切設ける必要がな
いので、組み立て作業が著しく簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は縦縦断面図、第3図は基板の
右半部分を欠截した背面図である。 1……風車、2……遊技盤、3……基板、4…
…ロータ、7……軸受、9……円筒部、11……
突条部、12……前面板、16……支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横向きの短尺なプラスチツク製円筒部の外周面
    に打球が衝突可能な突条部を当該円筒部の軸線と
    略々平行に略々等角度間隔で複数形成すると共
    に、上記円筒部の一端側開口部を塞ぐように前面
    板を設け、該前面板の裏側の略中心に支軸を後向
    きに突設することにより、前端面が開口すると共
    に外周面に前記複数の突条部を有するロータを構
    成し、該ロータの支軸を遊技盤に止着する基板の
    軸受に表側から回転自在に設けてなるパチンコ機
    用風車。
JP1984196263U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0324202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984196263U JPH0324202Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984196263U JPH0324202Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61111474U JPS61111474U (ja) 1986-07-15
JPH0324202Y2 true JPH0324202Y2 (ja) 1991-05-27

Family

ID=30753954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984196263U Expired JPH0324202Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0324202Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117131A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2559230B2 (ja) * 1987-06-24 1996-12-04 並彦 小笠原 遊技機用表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586463U (ja) * 1982-06-10 1983-01-17 日本電信電話株式会社 トランシ−バ型ファクシミリ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02208Y2 (ja) * 1981-01-31 1990-01-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586463U (ja) * 1982-06-10 1983-01-17 日本電信電話株式会社 トランシ−バ型ファクシミリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117131A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61111474U (ja) 1986-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW202009380A (zh) 風扇
JPH0324202Y2 (ja)
JPH0331338Y2 (ja)
JPH0324203Y2 (ja)
JPH11342239A (ja) パチンコ機における動的図柄模様表示装置
JPH04135584A (ja) 弾球遊技機の風車
JP4440423B2 (ja) 風車装置および弾球遊技機
JPH02208Y2 (ja)
JP3996327B2 (ja) 遊技機用風車
JP4627599B2 (ja) 弾球遊技機の風車
JPH057011Y2 (ja)
JPH0530457Y2 (ja)
JP3851720B2 (ja) パチンコ遊技機の風車
JPH057012Y2 (ja)
JPS584534Y2 (ja) パチンコ機用風車
JP4028012B2 (ja) 遊技機の遊技部用表示装置
JP2002017989A (ja) 遊技機用風車
JPS63297Y2 (ja)
JPH085743Y2 (ja) パチンコ機のセーフ球受口器
JPH08229200A (ja) パチンコ遊技機用風車
JPH0546789Y2 (ja)
JP2510432Y2 (ja) パチンコ機における回転ドラム位置検出装置
JP2002159655A (ja) 風車装置
JPH0543816Y2 (ja)
JPH0431102Y2 (ja)