JPH11342239A - パチンコ機における動的図柄模様表示装置 - Google Patents
パチンコ機における動的図柄模様表示装置Info
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- JPH11342239A JPH11342239A JP17226998A JP17226998A JPH11342239A JP H11342239 A JPH11342239 A JP H11342239A JP 17226998 A JP17226998 A JP 17226998A JP 17226998 A JP17226998 A JP 17226998A JP H11342239 A JPH11342239 A JP H11342239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パチンコ機の遊技領域に設けられる役物自体、
又は遊技盤、或いはその周縁のパネル飾り内等に組み込
まれて、これらに施される図柄模様を移動とともに変化
する動的図柄模様にして、模様の装飾、或いは表示効果
を高めることである。 【解決手段】透光性の材質で構成されて、少なくとも片
面に第1凹凸模様P1 が形成された第1透光体A1 と、
同様の材質で構成されて、少なくとも片面に第2凹凸模
様P2 が形成され、前記第1透光体A1 と相対向して配
置される第2透光体A2 と、前記第1及び第2の各透光
体A1,A2 を透過する光を照射するランプ(光源)Lと
を備えた動的図柄模様表示装置M1 をパチンコ機の遊技
盤Bの遊技領域S、或いはその近傍のパネル飾りDに組
み込んで、前記第1及び第2の各透光体A1,A2 の少な
くとも一方を移動させることにより、前記第1及び第2
の各凹凸模様P1,P2 が合成された動的図柄模様として
表示する。
又は遊技盤、或いはその周縁のパネル飾り内等に組み込
まれて、これらに施される図柄模様を移動とともに変化
する動的図柄模様にして、模様の装飾、或いは表示効果
を高めることである。 【解決手段】透光性の材質で構成されて、少なくとも片
面に第1凹凸模様P1 が形成された第1透光体A1 と、
同様の材質で構成されて、少なくとも片面に第2凹凸模
様P2 が形成され、前記第1透光体A1 と相対向して配
置される第2透光体A2 と、前記第1及び第2の各透光
体A1,A2 を透過する光を照射するランプ(光源)Lと
を備えた動的図柄模様表示装置M1 をパチンコ機の遊技
盤Bの遊技領域S、或いはその近傍のパネル飾りDに組
み込んで、前記第1及び第2の各透光体A1,A2 の少な
くとも一方を移動させることにより、前記第1及び第2
の各凹凸模様P1,P2 が合成された動的図柄模様として
表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の遊技
盤の遊技領域、或いはその近傍に組み込まれて、動的図
柄模様を表示するための装置に関するものである。
盤の遊技領域、或いはその近傍に組み込まれて、動的図
柄模様を表示するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊技盤の遊技領域、或いは
その周縁のパネル枠には、種々の図柄模様が施されてい
る。例えば、遊技領域に配設された風車に施された図柄
模様は、転動するパチンコ玉によって、風車が回転させ
られることによって変化する。しかし、その図柄模様の
変化は回転によって図柄が流れるだけであり、変化に乏
しい。また、パネル枠に関しては、これらを構成する部
材に直接に模様が施され、模様が固定されているため
に、模様の変化はなく、装飾的効果に乏しい。
その周縁のパネル枠には、種々の図柄模様が施されてい
る。例えば、遊技領域に配設された風車に施された図柄
模様は、転動するパチンコ玉によって、風車が回転させ
られることによって変化する。しかし、その図柄模様の
変化は回転によって図柄が流れるだけであり、変化に乏
しい。また、パネル枠に関しては、これらを構成する部
材に直接に模様が施され、模様が固定されているため
に、模様の変化はなく、装飾的効果に乏しい。
【0003】一方、遊技中における「大当たり」等の遊
技状態の検知手段としては、ランプの点灯・点滅が一般
的であり、パネル枠の他、表示装置や入賞装置等におい
てもランプを点灯・点滅させて報知するものがある。し
かし、これらは通常行われる報知形態であり、それだけ
では斬新さに欠け、これに替わったり、或いはこれと併
用される報知手段が求められる。
技状態の検知手段としては、ランプの点灯・点滅が一般
的であり、パネル枠の他、表示装置や入賞装置等におい
てもランプを点灯・点滅させて報知するものがある。し
かし、これらは通常行われる報知形態であり、それだけ
では斬新さに欠け、これに替わったり、或いはこれと併
用される報知手段が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑み、パチンコ機の遊技領域に配設された風車や、表示
装置、入賞装置などの装置、或いは遊技領域の周縁のパ
ネル枠等に組み込まれて、これらに施される図柄模様を
移動とともに変化する動的図柄模様にして、模様の装
飾、或いは報知効果を高めることを課題としている。
鑑み、パチンコ機の遊技領域に配設された風車や、表示
装置、入賞装置などの装置、或いは遊技領域の周縁のパ
ネル枠等に組み込まれて、これらに施される図柄模様を
移動とともに変化する動的図柄模様にして、模様の装
飾、或いは報知効果を高めることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、パチンコ機の遊技盤の遊技領域、或いはそ
の近傍に組み込まれて、動的図柄模様を表示するための
装置であって、透光性の材質で構成されて、少なくとも
片面に第1凹凸模様が形成された第1透光部材と、透光
性の材質で構成されて、少なくとも片面に第2凹凸模様
が形成され、前記第1透光部材と相対向して配置される
第2透光部材と、前記第1及び第2の各透光部材を透過
する光を照射する光源とを備え、前記第1及び第2の各
透光部材の少なくとも一方を移動させることにより、前
記第1及び第2の各凹凸模様が合成された動的図柄模様
として表示することを、その特徴としている。
の本発明は、パチンコ機の遊技盤の遊技領域、或いはそ
の近傍に組み込まれて、動的図柄模様を表示するための
装置であって、透光性の材質で構成されて、少なくとも
片面に第1凹凸模様が形成された第1透光部材と、透光
性の材質で構成されて、少なくとも片面に第2凹凸模様
が形成され、前記第1透光部材と相対向して配置される
第2透光部材と、前記第1及び第2の各透光部材を透過
する光を照射する光源とを備え、前記第1及び第2の各
透光部材の少なくとも一方を移動させることにより、前
記第1及び第2の各凹凸模様が合成された動的図柄模様
として表示することを、その特徴としている。
【0006】第1及び第2の各透光部材は、いずれも少
なくとも片面に第1及び第2の各凹凸模様が形成されて
いて、その少なくとも一方は、その大部分が相互に重な
り合った状態を維持して移動する構成であって、第1及
び第2の各凹凸模様の交差態様が刻々変化して、各透光
部材の背面側の光源から、交差状態の第1及び第2の各
凹凸模様の部分に光が照射されて、前記第1及び第2の
各凹凸模様が合成されることにより、陰影を伴って刻々
変化する独自の動的図柄模様が明瞭に認識される。この
ように、互いに重なり合った状態の第1及び第2の各凹
凸模様が合成された合成模様は、透光部材の移動に伴っ
て変化する動的図柄模様となるために、模様としての表
示及び装飾の各効果が著しく高められる。
なくとも片面に第1及び第2の各凹凸模様が形成されて
いて、その少なくとも一方は、その大部分が相互に重な
り合った状態を維持して移動する構成であって、第1及
び第2の各凹凸模様の交差態様が刻々変化して、各透光
部材の背面側の光源から、交差状態の第1及び第2の各
凹凸模様の部分に光が照射されて、前記第1及び第2の
各凹凸模様が合成されることにより、陰影を伴って刻々
変化する独自の動的図柄模様が明瞭に認識される。この
ように、互いに重なり合った状態の第1及び第2の各凹
凸模様が合成された合成模様は、透光部材の移動に伴っ
て変化する動的図柄模様となるために、模様としての表
示及び装飾の各効果が著しく高められる。
【0007】特に、第1透光部材は、遊技盤に固定され
るか、或いは駆動手段によって回転させられる構成であ
ると共に、第2透光部材は、落下中のパチンコ玉によっ
て自由回転する回転羽根によって回転させられる構成に
なっていて、前記第1及び第2の各透光部材を備えた風
車を遊技盤の遊技領域に組み込んだ構成にすると、偶然
に通過するパチンコ玉により前記風車が急速回転させら
れて、静止状態、或いは低速回転状態における模様が急
速に変化して、パチンコ遊技としての楽しさが増大され
る。
るか、或いは駆動手段によって回転させられる構成であ
ると共に、第2透光部材は、落下中のパチンコ玉によっ
て自由回転する回転羽根によって回転させられる構成に
なっていて、前記第1及び第2の各透光部材を備えた風
車を遊技盤の遊技領域に組み込んだ構成にすると、偶然
に通過するパチンコ玉により前記風車が急速回転させら
れて、静止状態、或いは低速回転状態における模様が急
速に変化して、パチンコ遊技としての楽しさが増大され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明に係る各動的図柄模
様表示装置(以下、「模様表示装置」と略す)M1,M3
が組み込まれたパチンコ機の正面図であり、図2は、本
発明に係る模様表示装置M1 が組み込まれた風車Wの部
分の全体斜視図であり、図3は、同じく分解斜視図であ
り、図4は、同じく縦断面図であり、図5は、同じく正
面図である。第1実施例は、遊技盤Bの遊技領域Sの上
端部に左右均等に振り分けられて配置されている一対の
風車Wの部分に本発明を実施したものである。即ち、図
2ないし図5に示されるように、円筒状をしたケーシン
グ1の前面には、自身を遊技盤Bの盤面に固定するため
の一対のフランジ板2が一体に設けられ、該ケーシング
1の内部には、複数本(実施例では3本)のリブ3が放
射状に一体に設けられて、各リブ3の基端部(中心部)
は、該ケーシング1の中心部に配置されたボス4に一体
に連結されている。このボス4は、ケーシング1におけ
る前記各リブ3よりも後方の部分にのみ設けられてい
る。
に詳細に説明する。図1は、本発明に係る各動的図柄模
様表示装置(以下、「模様表示装置」と略す)M1,M3
が組み込まれたパチンコ機の正面図であり、図2は、本
発明に係る模様表示装置M1 が組み込まれた風車Wの部
分の全体斜視図であり、図3は、同じく分解斜視図であ
り、図4は、同じく縦断面図であり、図5は、同じく正
面図である。第1実施例は、遊技盤Bの遊技領域Sの上
端部に左右均等に振り分けられて配置されている一対の
風車Wの部分に本発明を実施したものである。即ち、図
2ないし図5に示されるように、円筒状をしたケーシン
グ1の前面には、自身を遊技盤Bの盤面に固定するため
の一対のフランジ板2が一体に設けられ、該ケーシング
1の内部には、複数本(実施例では3本)のリブ3が放
射状に一体に設けられて、各リブ3の基端部(中心部)
は、該ケーシング1の中心部に配置されたボス4に一体
に連結されている。このボス4は、ケーシング1におけ
る前記各リブ3よりも後方の部分にのみ設けられてい
る。
【0009】また、円板状をした第1透光体A1 は、透
光可能な透明樹脂で成形されていて、その背面側には、
全面にローレット状の第1凹凸模様P1 が設けられてい
る。このローレット状の第1凹凸模様P1 は、その突条
部の断面が円弧状をしている。この円板状をした第1透
光体A1 は、前記ケーシング1の前面開口から、その内
部に嵌合されて、第1凹凸模様P1 が設けられている背
面が、ケーシング1の複数本のリブ3に当接している。
円板状をした第1透光体A1 の中心部には、後述の風車
Wの回転支持軸8を遊嵌するための遊嵌孔5が貫通して
設けられている。
光可能な透明樹脂で成形されていて、その背面側には、
全面にローレット状の第1凹凸模様P1 が設けられてい
る。このローレット状の第1凹凸模様P1 は、その突条
部の断面が円弧状をしている。この円板状をした第1透
光体A1 は、前記ケーシング1の前面開口から、その内
部に嵌合されて、第1凹凸模様P1 が設けられている背
面が、ケーシング1の複数本のリブ3に当接している。
円板状をした第1透光体A1 の中心部には、後述の風車
Wの回転支持軸8を遊嵌するための遊嵌孔5が貫通して
設けられている。
【0010】また、風車Wは、第2透光体A2 としての
機能を併有する円板状の基板6の前面に、複数枚(実施
例では3枚)の回転羽根7が周方向に等間隔を保持して
一体に設けられた構成である。風車Wの基板6としての
機能を併有する第2透光体A2 は、前記第1透光体A1
と同じく透光可能な材質で成形され、しかも同じ大きさ
の円板状をしている。円板状をした第2透光体A2 の背
面には、前記第1透光体A1 の背面に設けられたローレ
ット状の第1凹凸模様P1 と同一の第2凹凸模様P2 が
設けられている。基板6(第2透光体A2)の背面側の中
心部には、風車Wの全体を回転支持するための回転支持
軸8が突設されていて、風車Wの中心部には、全体を貫
通する連結ピン挿通孔9が設けられており、該挿通孔9
における回転羽根7の前端面の部分には、連結ピン10
の頭部10aを収納するための頭部収納孔11が設けら
れている。
機能を併有する円板状の基板6の前面に、複数枚(実施
例では3枚)の回転羽根7が周方向に等間隔を保持して
一体に設けられた構成である。風車Wの基板6としての
機能を併有する第2透光体A2 は、前記第1透光体A1
と同じく透光可能な材質で成形され、しかも同じ大きさ
の円板状をしている。円板状をした第2透光体A2 の背
面には、前記第1透光体A1 の背面に設けられたローレ
ット状の第1凹凸模様P1 と同一の第2凹凸模様P2 が
設けられている。基板6(第2透光体A2)の背面側の中
心部には、風車Wの全体を回転支持するための回転支持
軸8が突設されていて、風車Wの中心部には、全体を貫
通する連結ピン挿通孔9が設けられており、該挿通孔9
における回転羽根7の前端面の部分には、連結ピン10
の頭部10aを収納するための頭部収納孔11が設けら
れている。
【0011】更に、風車Wに設けられた回転支持軸8が
第1透光体A1 の遊嵌孔5に遊嵌されて、該風車Wの中
心部、及び前記ケーシング1のボス4の部分にそれぞれ
設けられた連結ピン挿通孔9,12に連結ピン10が挿
通されて、該連結ピン10における前記ボス4から突出
した部分に止輪13が嵌められることにより、風車W
は、その回転支持軸8を介してケーシング1に回転可能
に支持される。また、風車Wを回転支持しているケーシ
ング1は、パチンコ機の遊技盤Bの上端部の左右両端に
均等に振り分けられた位置に、自身のフランジ板2を介
して固定される。これにより、ケーシング1の内部に嵌
め込まれた第1透光体A1 と、風車Wの基板6の機能を
併有している第2透光体A2 とが所定の隙間を有して相
対向して配置されて、遊技盤Bの上記部分に一対の風車
Wが回転可能に配設される。更に、図4及び図5に示さ
れるように、相対向して配置された第1及び第2の各透
光体A1,A2 の背面には、複数個のランプLが配置さ
れ、これから発せられる光は、透光性を有する第1及び
第2の各透光体A1,A2 を照射すると共に、これらを通
過して遊技盤Bの前面に透光されるようになっている。
なお、図4において、14は、遊技盤Bの前面を覆って
いるガラス板を示す。
第1透光体A1 の遊嵌孔5に遊嵌されて、該風車Wの中
心部、及び前記ケーシング1のボス4の部分にそれぞれ
設けられた連結ピン挿通孔9,12に連結ピン10が挿
通されて、該連結ピン10における前記ボス4から突出
した部分に止輪13が嵌められることにより、風車W
は、その回転支持軸8を介してケーシング1に回転可能
に支持される。また、風車Wを回転支持しているケーシ
ング1は、パチンコ機の遊技盤Bの上端部の左右両端に
均等に振り分けられた位置に、自身のフランジ板2を介
して固定される。これにより、ケーシング1の内部に嵌
め込まれた第1透光体A1 と、風車Wの基板6の機能を
併有している第2透光体A2 とが所定の隙間を有して相
対向して配置されて、遊技盤Bの上記部分に一対の風車
Wが回転可能に配設される。更に、図4及び図5に示さ
れるように、相対向して配置された第1及び第2の各透
光体A1,A2 の背面には、複数個のランプLが配置さ
れ、これから発せられる光は、透光性を有する第1及び
第2の各透光体A1,A2 を照射すると共に、これらを通
過して遊技盤Bの前面に透光されるようになっている。
なお、図4において、14は、遊技盤Bの前面を覆って
いるガラス板を示す。
【0012】次に、図6を参照して、第1実施例の上記
模様表示装置M1 の作用について説明する。遊技中にお
いて、遊技領域Sに放てきされたパチンコ玉Qが風車W
の部分を偶然に通過して、その回転羽根7に衝突する
と、この風車Wは、停止状態、或いは低速回転状態から
急速回転させられる。一方、相対向して配置されている
第1及び第2の各透光体A1,A2 の背面側には、それぞ
れスリット状の第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 が設
けられていて、風車Wの回転により、静止している第1
透光体A1 に対して第2透光体A2 が急激に高速回転さ
せられると、スリット状の第1及び第2の各凹凸模様P
1,P2 の交差角度が刻々変化して、異なる合成模様が連
続的に表示される。しかも、第1及び第2の各透光体A
1,A2 には、これらの背面側に配置したランプLから発
せられた光が照射されている。よって、遊技盤Bの前面
からは、上記した合成模様が連続的に変化した動的図柄
模様となった様子が明瞭に認識される。また、回転中の
第1及び第2の各凹凸模様P 1,P2 の凹凸部に光が照射
されることにより、光の屈折状態が連続的に変化して、
特定の模様が拡大、或いは縮小されたり、更には陰影を
有して表示されることにより、複雑な動的図柄模様の変
化が表示される。
模様表示装置M1 の作用について説明する。遊技中にお
いて、遊技領域Sに放てきされたパチンコ玉Qが風車W
の部分を偶然に通過して、その回転羽根7に衝突する
と、この風車Wは、停止状態、或いは低速回転状態から
急速回転させられる。一方、相対向して配置されている
第1及び第2の各透光体A1,A2 の背面側には、それぞ
れスリット状の第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 が設
けられていて、風車Wの回転により、静止している第1
透光体A1 に対して第2透光体A2 が急激に高速回転さ
せられると、スリット状の第1及び第2の各凹凸模様P
1,P2 の交差角度が刻々変化して、異なる合成模様が連
続的に表示される。しかも、第1及び第2の各透光体A
1,A2 には、これらの背面側に配置したランプLから発
せられた光が照射されている。よって、遊技盤Bの前面
からは、上記した合成模様が連続的に変化した動的図柄
模様となった様子が明瞭に認識される。また、回転中の
第1及び第2の各凹凸模様P 1,P2 の凹凸部に光が照射
されることにより、光の屈折状態が連続的に変化して、
特定の模様が拡大、或いは縮小されたり、更には陰影を
有して表示されることにより、複雑な動的図柄模様の変
化が表示される。
【0013】また、第1実施例においては、表面側に配
置される第2透光体A2 には、その背面に第2凹凸模様
P2 が設けられていて、この模様部分は、風車Wの部分
を通過するパチンコ玉Qと接触しないので、パチンコ玉
Qによって模様部分が磨耗されない利点がある。なお、
第1実施例では、背面側に配置される第1透光体A
1は、遊技盤Bに対して固定されているが、モータ等の
駆動手段によって、該第1透光体A1 を回転させて、第
1及び第2の各透光体A1,A2 の双方の回転によって、
第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 の合成模様を表示さ
せてもよい。
置される第2透光体A2 には、その背面に第2凹凸模様
P2 が設けられていて、この模様部分は、風車Wの部分
を通過するパチンコ玉Qと接触しないので、パチンコ玉
Qによって模様部分が磨耗されない利点がある。なお、
第1実施例では、背面側に配置される第1透光体A
1は、遊技盤Bに対して固定されているが、モータ等の
駆動手段によって、該第1透光体A1 を回転させて、第
1及び第2の各透光体A1,A2 の双方の回転によって、
第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 の合成模様を表示さ
せてもよい。
【0014】引き続いて、本発明の別の実施例について
順次説明する。なお、既述の第1実施例と同一又は同等
部分には、同一符号を付し、重複説明を避けて、実施例
独自の部分についてのみ説明する。図7は、第2実施例
の模様表示装置M2 が組み込まれた風車W’の部分の全
体斜視図であり、図8は、同じく縦断面図であり、図9
は、同じく正面図である。第2実施例の模様表示装置M
2 は、第1実施例と同様に風車に組み込まれたものであ
って、前面装飾板15としての機能を併有する第2透光
体A'2は、風車W’を構成する複数枚の回転羽根7の前
端部に一体に設けられていて、該第2透光体A'2の表面
側に第2凹凸模様P'2が設けられている構成が、前記第
1実施例と異なる。第2実施例では、風車W’の回転時
において、第1及び第2の各透光体A1,A'2に設けられ
た第1及び第2の各凹凸模様P1,P'2の合成模様が連続
的に変化するのに加えて、第2凹凸模様P'2そのものの
回転模様が表示される点に特徴を有する。第2実施例に
おいては、第1透光体A1が遊技盤Bの盤面に臨んでい
るが、この盤面に臨んでいる第1透光体A1 の表面は、
凹凸模様が設けられていないので、通過するパチンコ玉
Qによって、凹凸模様が損傷されないのは、第1実施例
と同一である。また、第1透光体A1 は固定されてお
り、前面装飾板15としての機能を併有する第2透光体
A'2は回転するので、前記第1実施例と同様に、第1透
光体A1 の第1凹凸模様P1 と、第2透光体A'2の第2
凹凸模様P'2とが合成されて、模様が連続的に変化す
る。
順次説明する。なお、既述の第1実施例と同一又は同等
部分には、同一符号を付し、重複説明を避けて、実施例
独自の部分についてのみ説明する。図7は、第2実施例
の模様表示装置M2 が組み込まれた風車W’の部分の全
体斜視図であり、図8は、同じく縦断面図であり、図9
は、同じく正面図である。第2実施例の模様表示装置M
2 は、第1実施例と同様に風車に組み込まれたものであ
って、前面装飾板15としての機能を併有する第2透光
体A'2は、風車W’を構成する複数枚の回転羽根7の前
端部に一体に設けられていて、該第2透光体A'2の表面
側に第2凹凸模様P'2が設けられている構成が、前記第
1実施例と異なる。第2実施例では、風車W’の回転時
において、第1及び第2の各透光体A1,A'2に設けられ
た第1及び第2の各凹凸模様P1,P'2の合成模様が連続
的に変化するのに加えて、第2凹凸模様P'2そのものの
回転模様が表示される点に特徴を有する。第2実施例に
おいては、第1透光体A1が遊技盤Bの盤面に臨んでい
るが、この盤面に臨んでいる第1透光体A1 の表面は、
凹凸模様が設けられていないので、通過するパチンコ玉
Qによって、凹凸模様が損傷されないのは、第1実施例
と同一である。また、第1透光体A1 は固定されてお
り、前面装飾板15としての機能を併有する第2透光体
A'2は回転するので、前記第1実施例と同様に、第1透
光体A1 の第1凹凸模様P1 と、第2透光体A'2の第2
凹凸模様P'2とが合成されて、模様が連続的に変化す
る。
【0015】また、図10ないし図12に示される第3
実施例の模様表示装置M3 は、図1に示されるように、
遊技盤Bの遊技領域Sの下端部の両側のパネル飾りDの
部分に組み込まれて、該パネル飾りDの部分の表示及び
装飾の各効果を高めるのに使用される例である。即ち、
第3実施例の模様表示装置M3 は、前記パネル飾りDの
部分に設けられた孔16内に配置されて、モータ17に
よって駆動回転される第1透光体A1 と、前記パネル飾
りDの表面に臨んだ状態で、前記孔16に嵌合された第
2透光体A2 とを備えている。第1及び第2の各透光体
A1,A2 は、僅かの隙間を有して同心状に配置されてい
る。第1透光体A1 には、その背面側の中心部に回転軸
18が一体に設けられ、該回転軸18に設けられた嵌合
孔18aに、前記モータ17の駆動軸17aが嵌合さ
れ、第1透光体A1 は、該モータ17によって駆動回転
される。また、第1及び第2の各透光体A1,A2 の背面
には、それぞれ第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 がそ
れぞれ設けられている。更に、第1透光体A1 の背面側
には、複数個(実施例では4個)のランプLが配置され
て第1及び第2の各透光体A1,A2 を照射している。
実施例の模様表示装置M3 は、図1に示されるように、
遊技盤Bの遊技領域Sの下端部の両側のパネル飾りDの
部分に組み込まれて、該パネル飾りDの部分の表示及び
装飾の各効果を高めるのに使用される例である。即ち、
第3実施例の模様表示装置M3 は、前記パネル飾りDの
部分に設けられた孔16内に配置されて、モータ17に
よって駆動回転される第1透光体A1 と、前記パネル飾
りDの表面に臨んだ状態で、前記孔16に嵌合された第
2透光体A2 とを備えている。第1及び第2の各透光体
A1,A2 は、僅かの隙間を有して同心状に配置されてい
る。第1透光体A1 には、その背面側の中心部に回転軸
18が一体に設けられ、該回転軸18に設けられた嵌合
孔18aに、前記モータ17の駆動軸17aが嵌合さ
れ、第1透光体A1 は、該モータ17によって駆動回転
される。また、第1及び第2の各透光体A1,A2 の背面
には、それぞれ第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 がそ
れぞれ設けられている。更に、第1透光体A1 の背面側
には、複数個(実施例では4個)のランプLが配置され
て第1及び第2の各透光体A1,A2 を照射している。
【0016】第3実施例では、モータ17によって第1
透光体A1 が回転されて、第1及び第2の各透光体A1,
A2 に設けられた第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 の
合成模様が刻々変化して、パネル飾りDの部分の表示と
装飾の双方の効果が高められるのみならず、遊技状態に
対応させて、第1透光体A1 の回転態様を変化させるこ
とにより、遊技状態の変化を明確に表示させることもで
きる。即ち、モータ17として可変速モータを使用し
て、遊技状態の変化に連動させて、モータ17の回転数
を急変させたり、正逆回転、更には間欠回転させること
により、上記合成模様の急激な変化によって、遊技状態
の変化を明確に表示できる。例えば、通常の遊技状態で
は、第1透光体A1 を低速度で一定回転させておいて、
パネル飾りDの部分の装飾効果のみを高めておき、「大
当たり」,「権利発生」等の遊技者に一定権利が発生し
ている遊技状態においては、第1透光体A1 を高速回
転、正逆回転等させることが挙げられる。更に、第1透
光体A1 の回転状態の急激な変化と、従来のランプの点
灯・点滅とを併用すると、遊技状態の変化が一層明確と
なる。
透光体A1 が回転されて、第1及び第2の各透光体A1,
A2 に設けられた第1及び第2の各凹凸模様P1,P2 の
合成模様が刻々変化して、パネル飾りDの部分の表示と
装飾の双方の効果が高められるのみならず、遊技状態に
対応させて、第1透光体A1 の回転態様を変化させるこ
とにより、遊技状態の変化を明確に表示させることもで
きる。即ち、モータ17として可変速モータを使用し
て、遊技状態の変化に連動させて、モータ17の回転数
を急変させたり、正逆回転、更には間欠回転させること
により、上記合成模様の急激な変化によって、遊技状態
の変化を明確に表示できる。例えば、通常の遊技状態で
は、第1透光体A1 を低速度で一定回転させておいて、
パネル飾りDの部分の装飾効果のみを高めておき、「大
当たり」,「権利発生」等の遊技者に一定権利が発生し
ている遊技状態においては、第1透光体A1 を高速回
転、正逆回転等させることが挙げられる。更に、第1透
光体A1 の回転状態の急激な変化と、従来のランプの点
灯・点滅とを併用すると、遊技状態の変化が一層明確と
なる。
【0017】上記した第1ないし第3の各実施例は、い
ずれも第1及び第2の各透光体A1,A2(A'2) のいずれ
か一方、或いはその双方が回転するものであるが、第1
及び第2の各透光体に設けられた第1及び第2の各凹凸
模様の合成模様を変化させるには、透光体の回転に限ら
れず、スライド移動であってもよい。図13及び図14
に示される第4実施例の模様表示装置M4 は、パネル飾
りDの上端隅部に設けられて、第2透光体(A''2)の機
能を併有している既設のパネル部材21と、該パネル部
材21の背面側にスライド可能に配置された円弧状をし
た第1透光体 (A'1) と、該第1透光体 (A'1) の背面
側に配置されたランプ(図示せず)とで構成されてい
る。第1及び第2の各透光体(A'1),(A''2)は、いず
れも透明樹脂で成形されて、それらの片面には、それぞ
れ第1及び第2の各凹凸模様(P'1),(P''2)が設けら
れている。また、円弧状をした第1透光体 (A'1) の内
周側には、その半径方向に沿ってアーム22が一体に設
けられていて、第1透光体 (A'1) は、アーム22の先
端部を支点23として設計角度内において往復スライド
移動を行う。即ち、モータ24の駆動軸24aにクラン
ク円板25が一体に取付けられ、該クランク円板25の
外周部と、前記アーム22とがリンク26を介して連結
されている。
ずれも第1及び第2の各透光体A1,A2(A'2) のいずれ
か一方、或いはその双方が回転するものであるが、第1
及び第2の各透光体に設けられた第1及び第2の各凹凸
模様の合成模様を変化させるには、透光体の回転に限ら
れず、スライド移動であってもよい。図13及び図14
に示される第4実施例の模様表示装置M4 は、パネル飾
りDの上端隅部に設けられて、第2透光体(A''2)の機
能を併有している既設のパネル部材21と、該パネル部
材21の背面側にスライド可能に配置された円弧状をし
た第1透光体 (A'1) と、該第1透光体 (A'1) の背面
側に配置されたランプ(図示せず)とで構成されてい
る。第1及び第2の各透光体(A'1),(A''2)は、いず
れも透明樹脂で成形されて、それらの片面には、それぞ
れ第1及び第2の各凹凸模様(P'1),(P''2)が設けら
れている。また、円弧状をした第1透光体 (A'1) の内
周側には、その半径方向に沿ってアーム22が一体に設
けられていて、第1透光体 (A'1) は、アーム22の先
端部を支点23として設計角度内において往復スライド
移動を行う。即ち、モータ24の駆動軸24aにクラン
ク円板25が一体に取付けられ、該クランク円板25の
外周部と、前記アーム22とがリンク26を介して連結
されている。
【0018】このため、モータ24によってクランク円
板25が連続回転すると、前記第1透光体 (A'1) は、
アーム22の先端の支点23を中心として往復スライド
移動を行って、第1及び第2の各透光体(A'1),(A''
2)に設けられた第1及び第2の各凹凸模様(P'1),
(P''2)の交差状態が変化して、それらの合成模様が動
的図柄模様として表示される。第4実施例においても、
前記第3実施例と同様に、遊技状態に応じて、第1透光
体 (A'1) のスライド移動の態様を変化させることも可
能である。これにより、表示される合成模様の変化が大
きくなって、表示及び装飾の双方の効果が高められる。
板25が連続回転すると、前記第1透光体 (A'1) は、
アーム22の先端の支点23を中心として往復スライド
移動を行って、第1及び第2の各透光体(A'1),(A''
2)に設けられた第1及び第2の各凹凸模様(P'1),
(P''2)の交差状態が変化して、それらの合成模様が動
的図柄模様として表示される。第4実施例においても、
前記第3実施例と同様に、遊技状態に応じて、第1透光
体 (A'1) のスライド移動の態様を変化させることも可
能である。これにより、表示される合成模様の変化が大
きくなって、表示及び装飾の双方の効果が高められる。
【0019】更に、図15及び図16に示される第5実
施例の模様表示装置M5 は、遊技領域Sの右側端に上下
方向に沿って設けられ、第2透光体(A'''2) としての
機能を併有しているサイドランプ31と、該ランプ31
の背面側にスライド移動可能に配置された第1透光体
(A''1)とを備えている。第1及び第2の各透光体
(A''1), (A'''2) は、いずれも透明樹脂で成形され
て、それらの片面には、それぞれ第1及び第2の各凹凸
模様(P''1),(P'''2) が設けられている。第1透光体
(A''1)の内周面には、ラック32が形成され、モータ
33の駆動軸33aに取付けられたピニオン34と前記
ラック32とが噛合されて、該ピニオン34の正逆回転
により第1透光体 (A''1)は、上下方向にスライド移動
して、第1及び第2の各凹凸模様(P''1),(P'''2) が
異なった状態で交差することにより、動的図柄模様が表
示される。第5実施例においても、遊技状態の変化に応
じて、第1透光体 (A''1)のスライド移動の態様を変化
させて、この遊技状態の変化を明瞭に表示させることも
できる。
施例の模様表示装置M5 は、遊技領域Sの右側端に上下
方向に沿って設けられ、第2透光体(A'''2) としての
機能を併有しているサイドランプ31と、該ランプ31
の背面側にスライド移動可能に配置された第1透光体
(A''1)とを備えている。第1及び第2の各透光体
(A''1), (A'''2) は、いずれも透明樹脂で成形され
て、それらの片面には、それぞれ第1及び第2の各凹凸
模様(P''1),(P'''2) が設けられている。第1透光体
(A''1)の内周面には、ラック32が形成され、モータ
33の駆動軸33aに取付けられたピニオン34と前記
ラック32とが噛合されて、該ピニオン34の正逆回転
により第1透光体 (A''1)は、上下方向にスライド移動
して、第1及び第2の各凹凸模様(P''1),(P'''2) が
異なった状態で交差することにより、動的図柄模様が表
示される。第5実施例においても、遊技状態の変化に応
じて、第1透光体 (A''1)のスライド移動の態様を変化
させて、この遊技状態の変化を明瞭に表示させることも
できる。
【0020】また、第1及び第2の各透光部材に設けら
れる第1及び第2の各凹凸模様の全体形状に関しても、
上記したローレット状の凹凸模様の他に、表示及び装飾
の各効果の高い種々の凹凸模様を挙げることができる。
例えば、図17に示される凹凸模様は、漸次大きさの変
化する多数の円弧状の凹凸模様を同心的に配したもので
あり、図18に示される凹凸模様は、模様を構成する個
々の凹凸が直角に交差しているものであり、図19に示
される模様は、大きさの異なる多数の正方形状の凹凸模
様を、その各対角線の交点が一致するように配したもの
であり、更に、図20に示される模様は、縦横の2種類
の凹凸模様を交差させたものである。
れる第1及び第2の各凹凸模様の全体形状に関しても、
上記したローレット状の凹凸模様の他に、表示及び装飾
の各効果の高い種々の凹凸模様を挙げることができる。
例えば、図17に示される凹凸模様は、漸次大きさの変
化する多数の円弧状の凹凸模様を同心的に配したもので
あり、図18に示される凹凸模様は、模様を構成する個
々の凹凸が直角に交差しているものであり、図19に示
される模様は、大きさの異なる多数の正方形状の凹凸模
様を、その各対角線の交点が一致するように配したもの
であり、更に、図20に示される模様は、縦横の2種類
の凹凸模様を交差させたものである。
【0021】また、上記凹凸模様の凹凸自体の形状に関
しても、上記実施例では、図21に示されているよう
に、その凸部41の断面が円弧状(丸カット)のもので
あるが、図22に示されるように、その凸部41’の断
面が山形状(Vカット)のものでもよく、更に、図20
に示されるように、個々の凸部41''が四角錐状(ダイ
ヤカット)のものでもよい。この凹凸模様の凹凸自体の
形状によって、透光部材を透過する光の屈折状態が変化
されて、独自の模様が表示される。
しても、上記実施例では、図21に示されているよう
に、その凸部41の断面が円弧状(丸カット)のもので
あるが、図22に示されるように、その凸部41’の断
面が山形状(Vカット)のものでもよく、更に、図20
に示されるように、個々の凸部41''が四角錐状(ダイ
ヤカット)のものでもよい。この凹凸模様の凹凸自体の
形状によって、透光部材を透過する光の屈折状態が変化
されて、独自の模様が表示される。
【0022】更に、第1及び第2の各透光部材に設けら
れる各凹凸模様に関しても、上記実施例のように、第1
及び第2の各透光部材に対して同一模様を設けてもよい
が、それぞれ個別の模様を設けて、表示効果を高めても
よい。
れる各凹凸模様に関しても、上記実施例のように、第1
及び第2の各透光部材に対して同一模様を設けてもよい
が、それぞれ個別の模様を設けて、表示効果を高めても
よい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、第1及び第2の各透光
部材に設けられた各凹凸模様が合成されることにより、
陰影を伴って刻々変化する独自の動的図柄模様が明瞭に
認識される。このように、互いに重なり合った状態の第
1及び第2の各凹凸模様が合成された合成模様は、時間
的に刻々変化する動的図柄模様となるために、パチンコ
機の遊技領域、或いはその近傍のパネル飾りに設けられ
る模様としての表示及び装飾の各効果が著しく高められ
る。
部材に設けられた各凹凸模様が合成されることにより、
陰影を伴って刻々変化する独自の動的図柄模様が明瞭に
認識される。このように、互いに重なり合った状態の第
1及び第2の各凹凸模様が合成された合成模様は、時間
的に刻々変化する動的図柄模様となるために、パチンコ
機の遊技領域、或いはその近傍のパネル飾りに設けられ
る模様としての表示及び装飾の各効果が著しく高められ
る。
【0024】特に、本発明を風車の部分に実施した場合
には、偶然に通過するパチンコ玉により前記風車が急速
回転させられて、静止状態、或いは低速回転状態におけ
る模様が急速に変化して、パチンコ遊技としての楽しさ
が増大されるという独自の効果が奏される。
には、偶然に通過するパチンコ玉により前記風車が急速
回転させられて、静止状態、或いは低速回転状態におけ
る模様が急速に変化して、パチンコ遊技としての楽しさ
が増大されるという独自の効果が奏される。
【0025】更に、透光部材をモータ等の駆動手段によ
り強制的に回転等させて移動させる場合には、「大当た
り」等の特殊の遊技状態に対応させて、回転移動等の態
様を急激に変化させることが可能となって、従来のラン
プの点灯・点滅と併用させることにより、遊技状態、及
びその変化を一層明確に表示することもできる。
り強制的に回転等させて移動させる場合には、「大当た
り」等の特殊の遊技状態に対応させて、回転移動等の態
様を急激に変化させることが可能となって、従来のラン
プの点灯・点滅と併用させることにより、遊技状態、及
びその変化を一層明確に表示することもできる。
【図1】本発明に係る各模様表示装置M1,M3 が組み込
まれたパチンコ機の正面図である。
まれたパチンコ機の正面図である。
【図2】本発明に係る模様表示装置M1 が組み込まれた
風車Wの部分の全体斜視図である。
風車Wの部分の全体斜視図である。
【図3】同じく分解斜視図である。
【図4】同じく縦断面図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】第1実施例の模様表示装置M1 の作用説明図で
ある。
ある。
【図7】第2実施例の模様表示装置M2 が組み込まれた
風車W’の部分の全体斜視図である。
風車W’の部分の全体斜視図である。
【図8】同じく縦断面図である。
【図9】同じく正面図である。
【図10】第3実施例の模様表示装置M3 が組み込まれ
たパネル飾りDの部分の全体斜視図である。
たパネル飾りDの部分の全体斜視図である。
【図11】同じく縦断面図である。
【図12】同じく正面図である。
【図13】第4実施例の模様表示装置M4 をパネル飾り
Dの上端隅部に組み込んだパチンコ機の正面図である。
Dの上端隅部に組み込んだパチンコ機の正面図である。
【図14】図13の部分拡大図である。
【図15】第5実施例の模様表示装置M5 をサイドラン
プ31の部分に組み込んだパチンコ機の正面図である。
プ31の部分に組み込んだパチンコ機の正面図である。
【図16】図15の部分拡大図である。
【図17】漸次大きさの変化する多数の円弧状の模様を
同心的に配した凹凸模様を示す図である。
同心的に配した凹凸模様を示す図である。
【図18】模様を構成する個々の凹凸が直角に交差した
凹凸模様を示す図である。
凹凸模様を示す図である。
【図19】大きさの異なる多数の正方形状の模様を、そ
の対角線の交点が一致するように配した凹凸模様を示す
図である。
の対角線の交点が一致するように配した凹凸模様を示す
図である。
【図20】異なる方向の2種類の模様を縦横に交差させ
た凹凸模様を示す図である。
た凹凸模様を示す図である。
【図21】凸部41の断面が円弧状をした凹凸模様の断
面図である。
面図である。
【図22】凸部41’の断面が山形状をした凹凸模様の
断面図である。
断面図である。
(A1),(A'1),(A''1):第1透光体(第1透光部材) (A2),(A'2),(A''2),(A'''2):第2透光体(第2
透光部材) B:遊技盤 D:パネル飾り L:ランプ(光源) M1 〜M5 :動的図柄模様表示装置 (P1),(P'1),(P''1):第1凹凸模様 (P2),(P'2),(P''2),(P'''2):第2凹凸模様 Q:パチンコ玉 W:風車 7:回転羽根 17,24,33:モータ(駆動手段)
透光部材) B:遊技盤 D:パネル飾り L:ランプ(光源) M1 〜M5 :動的図柄模様表示装置 (P1),(P'1),(P''1):第1凹凸模様 (P2),(P'2),(P''2),(P'''2):第2凹凸模様 Q:パチンコ玉 W:風車 7:回転羽根 17,24,33:モータ(駆動手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 パチンコ機の遊技盤の遊技領域、或いは
その近傍に組み込まれて、動的図柄模様を表示するため
の装置であって、 透光性の材質で構成されて、少なくとも片面に第1凹凸
模様が形成された第1透光部材と、 透光性の材質で構成されて、少なくとも片面に第2凹凸
模様が形成され、前記第1透光部材と相対向して配置さ
れる第2透光部材と、 前記第1及び第2の各透光部材を透過する光を照射する
光源とを備え、 前記第1及び第2の各透光部材の少なくとも一方を移動
させることにより、前記第1及び第2の各凹凸模様が合
成された動的図柄模様として表示することを特徴とする
パチンコ機における動的図柄模様表示装置。 - 【請求項2】 第1透光部材は、遊技盤に固定される
か、或いは駆動手段によって回転させられる構成である
と共に、第2透光部材は、落下中のパチンコ玉によって
自由回転する回転羽根によって回転させられる構成にな
っていて、前記第1及び第2の各透光部材を備えた風車
が遊技領域に組み込まれていることを特徴とする請求項
1に記載のパチンコ機における動的図柄模様表示装置。 - 【請求項3】 遊技盤の前面に設けられ、第1及び第2
の各透光部材の少なくとも一方は、駆動手段によって回
転可能であって、しかも遊技状態によって、その回転態
様が変化可能であることを特徴とする請求項1に記載の
パチンコ機における動的図柄模様表示装置。 - 【請求項4】 遊技盤の前面に設けられ、第1及び第2
の各透光部材の少なくとも一方は、駆動手段によってス
ライド移動可能であって、しかも遊技状態によって、そ
のスライド移動の態様が変化可能であることを特徴とす
る請求項1に記載のパチンコ機における動的図柄模様表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17226998A JPH11342239A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | パチンコ機における動的図柄模様表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17226998A JPH11342239A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | パチンコ機における動的図柄模様表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342239A true JPH11342239A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15938782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17226998A Withdrawn JPH11342239A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | パチンコ機における動的図柄模様表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11342239A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021550A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2005095566A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-04-14 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
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JP2006296837A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2009000215A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Ace Denken Co Ltd | 遊技機 |
JP2009291644A (ja) * | 2009-09-17 | 2009-12-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010279547A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2013034589A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Aiwa Raito:Kk | 遊技機用の電飾装置 |
JP2013140814A (ja) * | 2008-06-30 | 2013-07-18 | Fujitsu Ltd | 照明装置 |
JP2017012583A (ja) * | 2015-07-03 | 2017-01-19 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP17226998A patent/JPH11342239A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4664946B2 (ja) * | 2007-06-20 | 2011-04-06 | 株式会社エース電研 | 遊技機 |
JP2013140814A (ja) * | 2008-06-30 | 2013-07-18 | Fujitsu Ltd | 照明装置 |
JP2014207245A (ja) * | 2008-06-30 | 2014-10-30 | 富士通株式会社 | 照明装置 |
JP2010279547A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2009291644A (ja) * | 2009-09-17 | 2009-12-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013034589A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Aiwa Raito:Kk | 遊技機用の電飾装置 |
JP2017012583A (ja) * | 2015-07-03 | 2017-01-19 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050601 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20081225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |