JP4325776B2 - 電飾装置を備えた遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の遊技状態となった場合等に発光する演出を行なう電飾装置を備える遊技機に関し、詳しくは電飾装置を用いて遊技者を盛上げるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から遊技機には、豆ランプ,発光ダイオード等を光源とする種々の電飾装置が備えられる。これらの光源は、特定の遊技状態となった場合に、点滅等して遊技者の気分を盛り上げ、遊技者を楽しませる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電飾装置による演出は発光体の点灯、点滅、消灯のみによるものがほとんどであり、斬新さがなく遊技者に与える視覚効果に乏しいといった問題点があった。
【0004】
本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、発光体から発光される光の進行方向を変化させることで、遊技者に与える視覚効果を高めることができる遊技機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、遊技状態に応じて発光する電飾装置を備えた遊技機であって、前記電飾装置は、発光体と、発光体から放光された光を反射する傾斜反射板と、発光体から傾斜反射板に向かって放光される光の光軸回りに傾斜反射板を回転させる駆動源と、傾斜反射板の回転位置を検出する検出手段と、検出手段で検出された回転位置に基づいて駆動源を制御する制御手段とを備える。そして、前記傾斜反射板には、当該傾斜反射板から反射された光の進行方向前面及び側面を囲む内レンズ体が一体化されている。前記制御手段は、前記傾斜反射板の反射面が遊技者と正対する位置からずれた位置で前記傾斜反射板の回転が停止するように駆動源を制御する。
上記遊技機では、発光体から放光された光は、傾斜反射板で反射されて遊技者の目で視認される。この傾斜反射板は、駆動源によって発光体から傾斜反射板に向かう光の光軸周りに回転させられるため、傾斜反射板で反射される光は、傾斜反射板の回転に伴って反射方向が変化させられる。したがって、発光体の点灯等による演出のみならず、発光体から放光される光の進行方向が変化する演出が可能となり、遊技者に与える視覚効果を高めることができる。また、傾斜反射板で反射された光の進行方向側面が内レンズ体により囲まれているため、傾斜反射板で反射された光は内レンズ体の側面でさらに反射され、当該内レンズ体の中央(反射された光の前面)により多くの光が集まる。したがって、当該内レンズ体の側面と中央の光量の対照性から、遊技者は反射された光の進行方向の変化を明確に視認することができる。
【0006】
請求項1に記載の遊技機においては、内レンズ体が拡散レンズであることが好ましい。このような構成によれば、傾斜反射板で反射した光は拡散レンズによって拡散される。したがって、傾斜反射板が光軸回りに回転して、その反射面が遊技者と正対する位置からずれたときでも、遊技者は拡散レンズで拡散された光(反射板で反射された光)を視認することができる。
【0007】
また、上記課題は次に記載の遊技機によっても解決することができる。
すなわち、この遊技機は、遊技状態に応じて発光する電飾装置を備えた遊技機であって、前記電飾装置は、発光体と、発光体から放光された光を反射する傾斜反射板と、発光体から傾斜反射板に向かって放光される光の光軸回りに傾斜反射板を回転させる駆動源とを備える。そして、前記傾斜反射板には、当該傾斜反射板から反射された光の進行方向前面に拡散レンズが一体化されている。
上記遊技機では、傾斜反射板が駆動源によって回転させられることで、傾斜反射板で反射された光の進行方向を変化させることができる。したがって、光の進行方向が変化する斬新な光の演出が可能となり、遊技者に与える視覚効果を高めることができる。また、傾斜反射板で反射された光は、その進行方向前面に配された拡散レンズによって拡散される。したがって、傾斜反射板の反射面が遊技者と正対する位置からずれたときでも、遊技者は拡散レンズで拡散された光(反射板で反射した光)を視認することができる。
【0008】
また、上記の遊技機において、前記傾斜反射板を覆い、かつ、光を透過可能な着色された外レンズ体を備えても良い。このような形態によると、遊技者は傾斜反射板の回転を直接視認することはなく、傾斜反射板から反射された光により輝く外レンズ体(着色された色に輝く)を強く認識することができる。
【0009】
また、上記した各請求項に記載の遊技機では、さらに、遊技状態に応じて図柄を変動表示する図柄表示器を備え、その図柄表示器と前記電飾装置が同一の枠体に取付けられるとともに、その電飾装置の発光体及び/又は駆動源が、前記図柄表示器の図柄変動に応じて作動することが好ましい。
上記遊技機では、同一の枠体に図柄表示器と電飾装置が取付けられ、図柄表示器の図柄変動に応じて電飾装置が作動することから、図柄変動による演出と、それに連動した電飾装置による演出を効果的に行うことができる。したがって、遊技者は面白みのある遊技を楽しむことができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明を具現化した一実施例に係るパチンコ機について図1〜10を参照して説明する。パチンコ機の個々の装置や部材の機械的構造は公知であるため、それらの詳細な説明は省略し、本発明に関するものを主に説明する。
図1は、本実施例に係るパチンコ機に装備される遊技盤2の正面図である。図1に示すように、遊技盤2には、レール5に囲まれた内部に遊技領域3が設けられている。遊技領域3には、ハンドル(図示省略)を操作することで発射装置(図示省略)から発射されたパチンコ球が打ち込まれる。このパチンコ球は遊技領域3内を釘等によって進行方向を変化させながら流下し、遊技領域3内に配された各種遊技装置を作動させる。
【0012】
遊技領域3には、その中央に図柄表示装置4が配設されている。図柄表示装置4の下方には第1種始動口10、大入賞口12が設けられている。
第1種始動口10には、始動口センサ11が設けられている。パチンコ球が第1種始動口10に入賞すると、始動口センサ11がそのパチンコ球を検出し、図柄表示装置4に備えられた図柄表示器8は図柄変動を開始する。また、パチンコ球が第1種始動口10に入ると、賞球が上皿(図示省略)に払出される。
大入賞口12には、開閉蓋13と、この開閉蓋13を開閉駆動するソレノイド15が備えられている。この開閉蓋13は、図柄表示器8で行われる図柄変動が所定の表示態様(例えば、同一図柄が揃う)となると所定の条件時間(本実施例では20秒間)開放される。開閉蓋13が開放されると、大入賞口12にパチンコ球が入賞可能な状態となり、大入賞口12にパチンコ球が入賞すると上皿(図示省略)に賞球が払出される。また、大入賞口12には入賞球検出センサ113(図1では図示省略:ただし図7に表示)が備えられており、大入賞口12に入賞したパチンコ球の個数を計数する。なお、本実施例に係るパチンコ機では、大入賞口12にパチンコ球が10個入賞した場合は、前述した20秒が経過する前でも開閉蓋13は閉じられる。
また、大入賞口12には、Vゾーン16が設けられ、このVゾーン16にはVゾーンセンサ17が設けられている。そして、開閉蓋13が開かれている間にVゾーン16にパチンコ球が入賞すると、Vゾーンセンサ17がそのパチンコ球を検出し、その検出情報に基づいて開閉蓋13が所定回数(本実施例では15回)開放される。このような動作により、1回の大当り遊技が終了し、通常の遊技状態に戻る。
【0013】
次に、遊技盤2に備えられている図柄表示装置4について図2を参照して説明する。図2は図柄表示装置4の正面図である。図柄表示装置4は、遊技盤2に取付けられる枠体7と、枠体7に遊技盤2の裏面側から取付けられる液晶表示器からなる図柄表示器8と、図柄表示器8の上方に枠体7と一体化されている電飾装置6から構成される。なお、図1、図2においては、電飾装置6は、遊技者が電飾を認識できる部分のみが遊技盤2の表面に露出している。
枠体7は、図柄表示装置4を遊技盤2に取付けるための取付枠として機能し、パトロールカー前面をモチーフとした形状に形成され、また、「POLICE」の文字が枠体7の左上方部に装飾されている。図柄表示器8には特別図柄(左図柄、中図柄、右図柄)が変動表示され、変動停止時の表示態様によって遊技状態が変化する(大当り遊技状態や、通常の遊技状態)。
【0014】
続いて、電飾装置6について図3〜図5を参照して説明する。図3は、電飾装置6の全体斜視図である。図4、図5は図3の電飾装置6の駆動機構を示す斜視図である。図4に示すように、電飾装置6にはプレート43が備えられている。プレート43の上面にはLED42がほぼ格子状に配設されている。さらに、プレート43の中央には支柱45が立設されている。支柱45には、歯車48が回転可能に支持される。すなわち、歯車48は、支柱45が挿通する貫通孔が形成された保持部48aが設けられ、その保持部48aと外周部48c(歯が形成される)が3本の連結部48bで連結される。そして、保持部48aに支柱45が挿通され、歯車48はプレート43の上方で保持される。なお、この状態では、プレート43上面のLED42は外周部48c内に位置し、LED42から放光された光は、外周部48cと保持部48aを通って上方に進むこととなる。
歯車48には、傾斜反射板40が、歯車48(プレート43)に対して一定の角度で取付けられる。傾斜反射板40の下面は、光を反射する反射面とされている。また、歯車48には、図5に示すように、傾斜反射板40の周縁と外周部48cとで形成される開口部を覆うレンズ体52が取り付けられる。レンズ体52の中央は拡散レンズとされている。したがって、歯車48がプレート43に取付けられた状態では、傾斜反射板40の反射面がLED42と対向し、LED42から放光された光を反射する。また、傾斜反射板40で反射された光は、レンズ体52を通って外部に放光されることとなる。
上記のように傾斜反射板40とレンズ体52が一体化された歯車48は、歯車機構(46a〜46g)を介してモーター44の回転が伝達される。すなわち、歯車48(詳しくは外周部48c)には歯車46gが噛合しており、同様に歯車46gには歯車46f、46e、46d、46c、46b、46aが順に噛合している。歯車46aはモーター44の出力軸に固定される。したがって、モーター44が回転すると歯車46a〜46gを介して歯車48に回転が伝達されて、歯車48がプレート43に対して回転する。なお、歯車46a〜46gはカバー50内に収容される。
また、プレート43には、歯車48(傾斜反射板40)の回転位置を検出する位置検出手段(図3〜図5では図示省略:但し図7に表示)が設置されている。詳しくは、歯車48に施されたマーキング(図示省略)を検出するための位置検出センサ112が歯車48の下面に設けられている。歯車48のマーキングは、歯車48の外周部48cを8等分した内の1つの部位の裏面全体に施される。このマーキングと、傾斜反射板40と、位置検出センサ112の位置関係は、位置検出センサ112がマーキングの中心を検出するときに、傾斜反射板40の反射面が遊技機の正面を向き、反射面が遊技者と正対するように調整されている。したがって、傾斜反射板40の反射面が遊技者に正対する位置から所定の角度範囲内(−22.5度〜+22.5度)となるときは、位置検出センサ112が歯車48のマーキングを検出し、傾斜反射板40の反射面が遊技者に正対する位置から所定の角度以上ずれると、位置検出センサ112により歯車48のマーキングが検出されない。
なお、傾斜反射板40とレンズ体52が一体化された歯車48は、円筒の下面を切りぬいた形状をなしたグローブ7(外レンズ体)に覆われている。グローブ7は、グローブ7は光を透過可能な合成樹脂であり、赤色に着色されている。グローブ7の底面は、プレート43に接合されている(図3参照)。
【0015】
上述した電飾装置6は次のように作動する。モーター44が作動すると、歯車46a〜46gを介して歯車48に回転が伝達され、歯車48に一体化された傾斜反射板40とレンズ体52も回転する。また、LED42が発光すると、LED42から発せられた光は、傾斜反射板40で反射してレンズ体52、グローブ7を通過し遊技者に届く(図5の光60)。したがって、モーター44が作動している状態でLED42が発光すると、傾斜反射板40で反射した光は歯車48の回転に伴って進行方向が回転することとなる。
なお、後で詳述するように、歯車48が回転すると、位置検出センサ112によって歯車48に施されたマーキングが検出され、その検出状態(ON又はOFF)に基づいてモーター44の駆動が制御される。
【0016】
次に、光源体であるLED42によって発光された光の、傾斜反射板40による反射の態様の一例を、図6を用いて説明する。
図6(a)は、電飾装置6に備えられた歯車48と、歯車48に一体として取付けられた傾斜反射板40と、レンズ体52(本実施例ではレンズ体52の中央52aは拡散レンズである)を示した斜視図である。また、図6(b)は、図6(a)の平面図であり、傾斜反射板40で反射したときの光の一部を示してある。図6(c)は図6(b)の状態から45°左回転した図であり、傾斜反射板40で反射したときの光の一部を示してある。
図6(b)において、発光体であるLED42から発光された光は、傾斜反射板40で反射されレンズ体52を通過する。この際、レンズ体52は、傾斜反射板40の側面52bにも配されていることから、傾斜反射板40で反射された光がレンズ体52の中央52aに集光される。また、レンズ体52の中央52aには拡散レンズを用いていることから、レンズ体52の中央52aを通過する際に光が拡散され、遊技者41に到達する光(60g)や、レンズ体52への入射方向とは違う方向へ進行する光(60f)が生じる。また、図6(c)の場合でも、レンズ体52を透過した光は、レンズ体52を直進する光(60i)だけでなく、レンズ体52中央52aの拡散レンズにより入射方向とは違う方向に拡散された光(60h)があり、その光は遊技者41の方向に進行する。したがって、図6(c)の状態でも、LED42から発光された光を遊技者が感知することができる。
【0017】
次に、上記の図柄表示器8、電飾装置6(詳しくは、モーター44、LED42)を制御する制御系の構成について図7に基づいて説明する。図7はパチンコ機の遊技動作等を制御する制御系の一例を示すブロック図である。遊技動作を制御する制御回路部100は、CPU102、ROM104、RAM106、入力ポート110、出力ポート114で構成されている。CPU102は、ROM104に格納された遊技制御プログラムに従って遊技盤2に装備された各種装置を全体的に制御する。ROM104に格納される遊技制御プログラムには、コマンドデータを作成する処理や、その作成したコマンドデータを出力ポート114を介して各回路部(ソレノイド駆動回路部126、LED点灯回路部128、モーター駆動回路部130)や、表示制御部124に送信する処理等を実現するためのプログラムが含まれている。RAM106はワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって、保留球数(特別図柄を変動表示中に第1種始動口10に入賞したパチンコ球の数)や、当該図柄変動が大当たりか否かを示す大当たりフラグ等の各種データ、出入力信号が各種プログラムの実行に応じて格納される。このCPU102、ROM104及びRAM106はバス108によって入力ポート110及び出力ポート114と相互に接続されている。
【0018】
入力ポート110には、第1種始動口10に設けられて入賞球を検出する始動口センサ11や、大入賞口12の内部に設けられてVゾーン16への入賞球を検出するVゾーンセンサ17が接続されている。さらに、歯車48のマーキングを検出する位置検出センサ112、大入賞口12に入賞したパチンコ球の個数を検出する入賞球検出センサ113が入力ポート110に接続されている。それぞれのセンサは検出信号を入力ポート110に送信し、入力ポート110で受信された信号はバス108を介して制御回路部100に取り込まれる。
【0019】
出力ポート114には表示制御部124、ソレノイド駆動回路部126、LED点灯回路部128、モーター駆動回路部130が接続されている。
表示制御部124は、制御回路部100から受信したコマンドデータに基づいて、図柄表示器8に所定の画像(背景図、特別図柄、エラーメッセージ等)を表示するための制御を行なう。
ソノレイド駆動回路部126は、制御回路部100からの命令により、ソノレイド15を駆動するための電力供給のON−OFFスイッチングを行なう。例えば、制御回路部100で前述した入賞球検出センサ113による10個目のパチンコ球入賞情報を受信すると、制御回路部100は開閉蓋13を閉じるコマンド(信号)をソノレイド駆動回路部126に出力する。ソノレイド駆動回路部126は、ソノレイド15への電力供給をOFFし、開閉蓋13を閉じる。
LED点灯回路部128、モーター駆動回路部130は、制御回路部100からの出力データに従って、LED42の点灯、消灯、モーター44の駆動を行なう。詳しくは、上述したソノレイド駆動回路部126と同様に電力供給のON―OFFスイッチングを行なうことによって、LED42を点灯、消灯させ、モーター44を作動、停止する。
【0020】
なお、制御回路部100、表示制御部124、ソレノイド駆動回路部126等の各回路部は、いずれも遊技盤2の裏面側の所定部位に装着されている。また、本実施例に係る遊技盤2には、上記の各回路部以外にも、賞球処理を行う払出駆動回路部等が設けられる。さらには、表示制御部124以外に、スピーカから効果音やBGMを発生させる処理を行う音声制御部等が設けられる。しかし、これらについては公知である従来のパチンコ機の制御構成と同一であれば良く、本発明を特に特徴づけるわけではないのでその詳細な説明は省略する
【0021】
次に、上述のように構成されるパチンコ機において、図柄表示器8、LED42、モーター44を制御するための制御回路部100における処理について図8のフローチャートを参照して説明する。
図8は制御回路部100で行われる処理のフローチャートである。まず、制御回路部100は、始動口センサ11から出力された信号を受信したか否かについての判別を行なう(ステップS4)。始動口センサ11からの信号を受信していない場合(ステップS4でNOの場合)、制御回路部100により図柄表示器8、LED42、モーター44が駆動されることはない。始動口センサ11による信号を受信している場合(ステップS4でYESの場合)、制御回路部100は、各種乱数を読込み記憶する(ステップS6)。読込まれる乱数には、大当り判定用乱数、大当り図柄乱数、ハズレ図柄乱数、図柄変動乱数、リーチ判定用乱数等がある。大当り判定用乱数は、大当りとなるか否かを決定するための乱数であり、所定の数値範囲内から一の数値が読込まれる。所定の数値範囲内には1以上の当り値が設定されており、読込まれた乱数値が当り値の場合は大当りとなる。大当り図柄乱数とは、図柄表示器8に大当りの表示態様で停止する特別図柄を決定するための乱数である。ハズレ図柄乱数は、図柄表示器8にハズレの表示態様で停止する特別図柄を決定するための乱数である。図柄変動乱数は、大当りになる場合、ハズレになる場合を問わず特別図柄の変動態様を決定するための乱数である。図柄変動がリーチを構成する場合には、この図柄変動乱数によってリーチアクションの種類(リーチアクションパターン)が決定される。リーチ判定用乱数は、特別図柄の図柄変動がリーチを構成するか否かを決定するための乱数である。
各種乱数を読込み記憶すると、大当り判定用乱数が当り値か否かの判定を行なう(ステップS8)。大当り判定用乱数が当り値の場合(ステップS8でYESの場合)、大当り図柄乱数によって大当り図柄が決定される(ステップS26)。そして、図柄変動乱数によって、特別図柄が変動を開始してから前記大当り図柄で停止するまでの図柄変動の態様(リーチアクションを含む)が決定される(ステップS28)。また、ステップS28で決定された特別図柄の変動態様に応じて、LED42の点灯開始、モーター44の回転開始のタイミングを決定する(ステップS30)。すなわち、ステップS28で決定された特別図柄の変動態様によって、各図柄の停止タイミングが決まるため、この各図柄の停止タイミングに応じて電飾装置6が作動するタイミング(例えば、リーチ構成時)を決定する。そして、上述したステップS26,S28で決定された事項に関するコマンド(特別図柄の停止図柄,図柄変動の態様)を表示制御回路部124へ出力する(ステップS32)。この出力されたコマンドに従って、表示制御回路部124は図柄表示器8に特別図柄が変動表示される。
表示制御回路部124にコマンドを出力後の所定のタイミングで、制御回路部100は、ステップS30で決定した情報に基づいて、LED点灯回路部128、モーター駆動回路部130を介して、それぞれLED42、モーター44の駆動を開始する(ステップS34)。すなわち、特別図柄の図柄変動開始後の所定のタイミング(例えば、リーチ構成時)で、LED42、モーター44を作動させる。そして、図柄表示器8に特別図柄が変動停止されると、制御回路部100は、次に説明する大当り遊技処理を行なう(ステップS36)。
【0022】
この大当り遊技処理(ソレノイド15の開閉、モーター44の停止、LED42の消灯の制御処理)について、図9のフローチャートを参照して説明する。既に説明したように、本実施例に係るパチンコ機では、開閉蓋13が15回開閉したとき(15回目が閉まったとき)、若しくは、開閉蓋13が開かれている間にVゾーン16に入賞せずに20秒経過又は大入賞口12にパチンコ球が10個入賞して開閉蓋13が閉じられたときに、大当り遊技は終了する。したがって、Vゾーン16へのパチンコ球の入賞によって、大当り遊技(開閉蓋13の開放)は所定回数継続されることとなる。しかしながら、このVゾーン16への入賞に基づく大当り遊技の継続処理は、従来のパチンコ機と同様の手順で行なわれる。このため、以下の説明では、Vゾーン16への入賞による大当り遊技の継続処理についてはその説明を省略し、各回の大当り遊技処理(開閉蓋13の開閉処理)について説明する。
大当り遊技処理では、制御回路部100は、まず、開閉蓋13を開くためにソレノイド駆動回路部126へ信号を出力し、ソレノイド15への電力供給をONにする(ステップS60)。次に、制御回路部100に備えられられているタイマーをリセットし、カウントを開始する(ステップS62)。そして、タイマーが20秒に達したか否かの判別を行なう(ステップS64)。
タイマーが20秒に達していない場合(ステップS64でNOの場合)、入賞球検出センサ113から出力された入賞検出信号を受信したか否かについての判別を行なう(ステップS66)。入賞検出信号を受信していないとき(ステップS66でNOの場合)は、ステップS64に戻ってステップS64からの処理を繰り返す。一方、入賞球検出信号を受信しているとき(ステップS66でYESの場合)は、その信号数をカウントする(入賞球をカウントする:ステップS68)。そして、ステップS68でカウントしたカウント数が10個に達したか否かについての判別を行なう(ステップS70)。カウント数が10個に達していない場合(ステップS70でNOの場合)は、ステップS64に戻ってステップS64からの処理を繰り返す。
一方、タイマーが20秒に達した場合(ステップS64でYESの場合)や、ステップS68でカウントしたカウント数が10個に達した場合(ステップS70でYESの場合)には、LED42、ソレノイド15の電力供給をOFFするよう、LED点灯回路部128、ソレノイド駆動回路部126へ信号を出力する(ステップS72)。これにより、LED42が消灯し、ソレノイド15がオフされて開閉蓋13が閉じられる。
次に、位置検出センサ112によってマーキングが検出されているか否かの判別を行なう(ステップS74)。上述のように、位置検出センサ112によりマーキングが検出されるときは、傾斜反射板40の反射面が遊技者に正対する位置(正確には、正対する位置から−22.5度〜+22.5度の範囲)となる。したがって、位置検出センサ112によってマーキングが検出されているか否かによって、LED42を消灯したときの傾斜反射板40の反射面が遊技者に正対するか否かを判別する。
マーキングが検出されていない場合(ステップS74でNOの場合)は、モーター44への電力供給をOFFするために、モーター駆動回路部130へ信号を出力する(ステップS76)。マーキングが検出されている場合(ステップS74でYESの場合)は、モーター44をさらに所定時間駆動し、しかる後モーター44への電力供給をOFFする信号をモーター駆動回路部130へ出力する(ステップS78)。なお、ステップS78における所定時間は、傾斜反射板40の反射面が遊技者と正対する位置から所定角度(本実施例では、22.5度)以上ずれる位置まで傾斜反射板40(歯車48)を回転させるのに必要な時間とされる。具体的には、歯車48が45度回転するのに要する時間とされる。
上記の説明から明らかなように、本実施例に係るパチンコ機で大当りになる場合は、リーチ状態から継続して大当り遊技中も電飾装置6(LED42,モーター44)は作動し続け、大当り遊技の終了と同時にLED42が消灯し、モーター44の回転が停止する。なお、モーター44の回転停止時には、傾斜反射板40の反射面が遊技者と正対する位置となるか否かが判断され、傾斜反射板40の反射面が遊技者と正対する場合には、遊技者と正対しない位置となるまでモーター44が駆動される。
【0023】
一方、図8に戻って、大当り判定用乱数が当り値でない場合(ステップS8でNOの場合)は、続いて、特別図柄の図柄変動がリーチを構成するか否かを判定する(ステップS10)。具体的には、リーチ判定用乱数の値が所定の値となるか否かにより決定する。
リーチを構成しない場合(ステップS10でNOの場合)、ハズレ図柄乱数によってハズレであってリーチを構成しない特別図柄の停止図柄が決定される(ステップS12)。次いで、図柄変動乱数によって特別図柄が変動停止するまでの変動態様(リーチを構成しない変動態様)が決定される(ステップS14)。そして、ステップS12,ステップS14で決定された事項に関するコマンド(特別図柄の停止図柄,図柄変動の態様)を表示制御部124へ出力する(ステップS16)。これにより、図柄表示器8にハズレでリーチとならない特別図柄の図柄変動が表示される。
また、リーチを構成する場合(ステップS10でYESの場合)、ハズレ図柄乱数によってハズレであってリーチを構成する特別図柄の停止図柄が決定される(ステップS13)。次いで、図柄変動乱数によって特別図柄が変動停止するまでの変動態様(リーチアクションを含む)が決定される(ステップS18)。特別図柄の変動態様が決まると、その変動態様に応じてLED42の点灯開始及び点灯終了タイミングと、モーター44の駆動開始及び駆動停止タイミングが決定される(ステップS20)。すなわち、本実施例に係るパチンコ機において、リーチでハズレとなる場合は、特別図柄の変動中の所定のタイミングで電飾装置6(LED42,モーター44)が作動し、特別図柄の変動停止するとLED42が消灯し、モーター44の回転が停止する。したがって、ステップS18で決定されたリーチアクションからLED42の点灯開始タイミングとモーター44の駆動開始タイミングを決め、特別図柄の変動終了タイミングからLED42の消灯タイミングと、モーター44の駆動停止タイミングを決定する。
次いで、ステップS13,ステップS18で決定された事項に関するコマンド(特別図柄の停止図柄,図柄変動の態様)を表示制御回路124へ出力する(ステップS22)。これにより、図柄表示器8にハズレでリーチを構成する図柄変動が表示される。
また、ステップS20で決定された事項(LED42、モーター44の作動開始・作動停止タイミング)に基づいて、LED42、モーター44の駆動処理を行なう(ステップS24)。すなわち、ステップS22によって表示制御回路124にコマンドが出力された後の所定のタイミングで、LED42とモーター44の駆動が開始され、特別図柄の変動停止に併せてLED42とモーター44の回転が停止される。
【0024】
このステップS24によるLED42とモーター44の駆動処理について、図10を参照して詳細に説明する。
まず、制御回路100は、図8のステップS20で決定したLED42の点灯開始タイミング及びモーター44の駆動開始タイミングに基づいて、LED42、モーター44への電力供給をONにするようLED点灯回路部128、モーター駆動回路部130に信号を出力する(ステップS40)。次に、制御回路部100に備えられたタイマーをリセットし、タイマーによるカウントを開始する(ステップS42)。そして、タイマーによりカウントされる時間が、図8のステップS20で決定される電飾装置6(LED42、モーター44)の作動時間に達したか否かの判別を行なう(ステップS44)。電飾装置6の作動時間とは、LED42・モーター44の作動開始から作動停止までの時間である。
タイマーでカウントした時間が所定時間に達していなければ(ステップS44でNOの場合)、ステップS42の判別を繰り返す。タイマーでカウントする時間が所定時間に達したならば(ステップS44でYESの場合)、まず、LED42への電力供給をOFFにする信号をLED点灯回路部128へ出力する(ステップS46)。
次に、位置検出センサ112によって歯車48のマーキングが検出されているか否かの判別を行なう(ステップS48)。そして、位置検出センサ112によりマーキングが検出されていない場合(ステップS48でNOの場合)は、そのままモーター44への電力供給をOFFするようにモーター駆動回路130へ信号を出力する(ステップS50)。一方、位置検出センサ112によりマーキングが検出されている場合(ステップS48でYESの場合)は、モーター44をさらに所定時間駆動し、しかる後にモーター44への電力供給をOFFするようにモーター駆動回路130へ信号を出力する(ステップS52)。なお、ステップS52における所定時間は、既に説明したステップS78における所定時間と同一の時間とされている。
【0025】
続いて、上述した制御回路部100によって制御される電飾装置6、図柄表示器8の作動の様子を図11(a)〜(c)を参照して説明する。
図柄表示器8には、その向かって左側に左特別図柄70(以下、単に左図柄という)、その中央に中特別図柄71(以下、単に中図柄という)、向かって右側に右特別図柄72(以下、単に右図柄という)が変動表示される。
図11(a)は、図柄表示器8における各図柄70,71,72が変動している様子を示したものである。この時、電飾装置6のLED42の点灯、反射板40の回転等は行なわれていいない。次に、すべての図柄が変動している状態(図11(a)の状態)から、左図柄70、中図柄71が同じ図柄で停止してリーチ状態となると、先述した制御回路部100のコマンドに基づいて電飾装置6のLED42が点灯し、傾斜反射板40が回転される(図11(b)の状態)。そして、リーチ状態から最後に停止する右図柄72が左図柄70、中図柄71と同一図柄になった場合(本実施例では7・7・7)は大当りとなり、電飾装置6はリーチ状態から継続して作動し続ける(図11(c)の状態)。そして、リーチ状態からハズレになった場合(リーチ状態から最後に停止する右図柄72が左図柄70、中図柄71と異なる図柄になった場合)、また、大当り遊技が終了した場合には、制御回路部100のコマンドによりモーター44、LED42は停止、消灯し、電飾装置6の作動は停止する。
【0026】
以上、詳述したように、本実施例に係るパチンコ機では、電飾装置6の傾斜反射板40がモーター44の駆動によって回転し、LED42から放光され傾斜反射板40により反射した光は、傾斜反射板40の回転に伴って反射方向が変化する。したがって、LED42の点灯等による演出のみならず、LED42から放光される光の進行方向を変化させる演出が可能となり、遊技者に与える視覚効果を高めることができる。
また、傾斜反射板40で反射された光の進行方向側面がレンズ体52により囲まれているため、傾斜反射板40で反射された光はレンズ体52の側面でさらに反射され、レンズ体52の中央により多くの光が集まる。したがって、レンズ体52の側面と中央の光量の対照性から、遊技者は反射された光の進行方向の変化を明確に視認することができる。
さらには、傾斜反射板40で反射された光は、レンズ体中央部に配された拡散レンズによって拡散される。したがって、傾斜反射板40の反射面が遊技者と正対する位置からずれたときでも、遊技者は傾斜反射板40で反射された光を視認することができる
【0027】
また、本実施例では電飾装置6の電飾を認識できる部分(グローブ7)のみが遊技盤2の表面に露出し、モーター44及び各歯車は、遊技盤2の裏面部に取付けられている(図1参照)。したがって、モーター44や各歯車によって美観を損なうことは無く、遊技者に煩雑な感じを与えることを防止する。
さらには、位置検出センサ112によってマーキングを検出し傾斜反射板40の停止位置を調整している。このように傾斜反射板40の停止位置を調整することによって、傾斜反射板40の回転停止時に傾斜反射板40の反射面が遊技者と正対する位置に来ることを避けることができる。したがって、遊技者が電飾装置6の作動時における突然の放光によって眩惑されるのを防ぐことができる。
【0028】
なお、本実施例の電飾装置による演出は、種々の態様で行なうことができる。例えば、電飾装置6の傾斜反射板40は同方向に回転し続けても良いし、一定周期で逆回転するようにしても良い(例えば、半回転毎に逆回転させる)。このように回転の方向を変えることによって、電飾装置6による演出を多様化することができる。さらに、リーチ状態、大当り状態等の遊技機の状態に応じて傾斜反射板40の回転速度を変化させる演出を行っても良い。回転速度が速い場合と、遅い場合では、遊技者に異なった視覚的効果を与えることができるからである。また、リーチ状態の途中で傾斜反射板40の回転停止及び/又はLED42の消灯を行ない、一旦停止された傾斜反射板40の再駆動、消灯されたLED42の再点灯するようにしても良い。このように、リーチ中に傾斜反射板40の停止や、LED42の消灯を行ない、また、1度停止された傾斜反射板40及び/又は消灯されたLED42を再作動することによって、遊技者の失望や期待を喚起することができ、遊技者に面白みのあるゲームを演出することができる。
また、確率変動時に電飾装置6を作動させてもよい。ここで、確率変動とは、大当りの確率が高確率となる状態である。最近の遊技機は、確率変動機能を備えたものが多く、確率変動時にさまざまな演出を行っている。それらの演出の1つとして電飾装置6を作動し傾斜反射板40の回転、LED42を点灯することで、遊技者に確率変動状態であることを明確に認識させることができる。
さらに、電飾装置6の作動と同時にスピーカからサイレン等の音響による演出を行っても良い。電飾装置6の演出に音響による演出が付加されることで、より緊急事態であることを意識させられる。したがって、リーチ状態の際の緊張感・リアル感が増し、遊技者に面白みのあるゲームを提供することができる。
また、左、中、右のすべての図柄が変動している状態(図11(a)の状態)から最初に停止する左図柄が停止し、かつ、リーチ状態となる前のタイミングで、電飾装置6の点灯、回転を開始しても良い(リーチ予告)。すなわち、左図柄70が停止し、次の中図柄71が停止する前に、電飾装置6を作動させて傾斜反射板40の回転、LED42の点灯を開始し(図11(d)の状態)、高い確率でリーチ状態(図11(c)の状態)に移行するようする。このような演出では、電飾装置6の作動でリーチ予告を行うこととなり、遊技者にリーチ予告を明確に認識させることができる。
【0029】
なお、上述したモーター44や、モーター44の回転を伝達する歯車機構は、本発明を特徴付けるものではなく、他の同一機能を有する物で代替することができる。また、グローブ7の色は何色であってもよい。本実施例のように赤色であってもよいし、青色、黄色等の他の色を用いても良い。さらに、プレートに配設するLEDに発光色が異なる複数種類のLEDを配設するとともに、透明のグローブを用いて、光源の色を変化させることによってグローブを透過する光の色彩が変化するようにしても良い。
【0030】
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技盤の正面図
【図2】 図柄表示装置の正面図
【図3】 電飾装置の全体斜視図
【図4】 電飾装置の駆動機構を示す斜視図
【図5】 電飾装置の駆動機構を示す斜視図
【図6】 レンズ体と傾斜反射板と傾斜反射板で反射される光の態様の一例を示した図
【図7】 パチンコ機の遊技動作等を制御する構成の一例を示すブロック図
【図8】 制御回路部で行われる処理のフローチャート
【図9】 大当り遊技処理のフローチャート
【図10】 リーチ時にモーター等を駆動制御するための制御回路部で行なわれる処理のフローチャート
【図11】 制御回路部によって制御される電飾装置、図柄表示器の作動の一例を示した図
【符号の説明】
2 ・・遊技盤
3 ・・遊技領域
4 ・・図柄表示装置
6 ・・電飾装置
7 ・・グローブ
8 ・・図柄表示器
10 ・・始動口
11 ・・始動口センサ
12 ・・大入賞口
13 ・・開閉蓋
15 ・・ソレノイド
16 ・・Vゾーン
17 ・・Vゾーンセンサ
40 ・・傾斜反射板
41 ・・遊技者
42 ・・LED
43 ・・プレート
44 ・・モーター
45 ・・支柱
46 ・・歯車
48 ・・傾斜反射板と一体に備えられた歯車
50 ・・カバー
52 ・・レンズ体
60 ・・反射板で反射した光の一例
70 ・・左特別図柄
71 ・・中特別図柄
72 ・・右特別図柄
100・・制御回路部
112・・位置検出センサ
113・・入賞球検出センサ
124・・表示制御部
126・・ソノレイド駆動回路部
128・・LED点灯回路部
130・・モーター駆動回路部
Claims (2)
- 遊技状態に応じて発光する電飾装置を備えた遊技機において、
前記電飾装置は、発光体と、発光体から放光された光を反射する傾斜反射板と、発光体から傾斜反射板に向かって放光される光の光軸回りに傾斜反射板を回転させる駆動源と、傾斜反射板の回転位置を検出する検出手段と、検出手段で検出された回転位置に基づいて駆動源を制御する制御手段とを備え、
前記傾斜反射板には、当該傾斜反射板から反射された光の進行方向前面及び側面を囲む内レンズ体が一体化されており、
前記制御手段は、前記傾斜反射板の反射面が遊技者と正対する位置からずれた位置で前記傾斜反射板の回転が停止するように駆動源を制御する
ことを特徴とする遊技機。 - 前記内レンズ体は、水平面に対して傾斜している傾斜面に沿って円錐が上部と下部に分けられた場合に得られる当該下部の形状を有しており、当該下部の上面に前記傾斜反射板が固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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