JP2002159655A - 風車装置 - Google Patents

風車装置

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JP2002159655A
JP2002159655A JP2000360000A JP2000360000A JP2002159655A JP 2002159655 A JP2002159655 A JP 2002159655A JP 2000360000 A JP2000360000 A JP 2000360000A JP 2000360000 A JP2000360000 A JP 2000360000A JP 2002159655 A JP2002159655 A JP 2002159655A
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JP
Japan
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rotation
side regulating
rotating
regulating body
rotating blade
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JP2000360000A
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Masashi Inoue
雅士 井上
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転羽根体の磁力よる所定位置への停止と、
球衝突後の円滑な回転との両立化。 【解決手段】 規制体12と規制体15との間に働く磁
力で回転羽根体2を所定位置に停止させる構造におい
て、規制体12を羽根8以外の部分である軸7の一部を
構成する部材4に設けることにより、規制体12を回転
羽根体2の回転中心に可能な限り近接配置可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に用い
られる風車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は特開昭60−5179号公報で開
示された風車装置70を示す。風車装置70は取付基板
71に設けられた風車軸72に回転羽根体73を回転可
能に嵌め込み、回転羽根体73に設けられた永久磁石又
は磁性体よりなる回転側規制体74と取付基板71に設
けられた永久磁石又は電磁石よりなる固定側規制体75
との間に働く磁力で回転羽根体73を所定位置に停止す
る形態である。取付基板71で遊技盤76に形成された
開口部77を覆い、取付基板71を遊技盤76に止ねじ
78で取付けることにより、風車装置70は遊技盤76
に実装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、回転側
規制体74が回転羽根体73の軸受部79と軸受部79
の前側に設けられた回転化粧体80とに連接された複数
の羽根81に固定された構造である。このため、回転側
規制体74が回転羽根体73の回転中心より遠く離れて
設けられ、回転側規制体74と固定側規制体75との間
に働く磁力に起因する制動トルクが大きくなるので、回
転羽根体73が球の衝突で回転した場合、回転側規制体
74と固定側規制体75とが対向する位置毎に回転羽根
体73の回転速度が減速し、回転羽根体73が球の衝突
から回転停止するまでの間において「カクンカクン」と
言うような不安定な回転を行う。回転羽根体73に球の
衝突で本来の自然的な安定した回転を行わせるべく、回
転側規制体74と固定側規制体75との間に働く磁力を
弱めることも考えられるが、磁力を弱めた場合には回転
羽根体73が所定位置に停止する本来の目的がそがれ
る。
【0004】そこで、本発明は、回転羽根体が球衝突後
の自然的な回転を行うと共に磁力で所定位置に停止する
ことにより、品質信頼性の向上が図れる風車装置を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、取付
基板に回転羽根体を回転可能に装着し、回転羽根体に永
久磁石又は磁性体よりなる回転側規制体を設け、取付基
板に永久磁石又は電磁石よりなる固定側規制体を設けた
風車装置において、回転側規制体を回転羽根体の羽根以
外の部分に設けたことを特徴としている。よって、本発
明によれば、回転側規制体を回転羽根体の回転中心に近
接配置することができ、この近接配置により回転側規制
体と固定側規制体との間に働く磁力に起因する制動トル
クが小さくなり、回転羽根体が球衝突後の自然的な回転
を行えると共に磁力で所定位置に停止することができ
る。又、本発明にあっては、回転側規制体及び固定側規
制体を取付基板よりも裏側に配置すれば、球への磁力の
影響を軽減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明の一実施形
態であって、図1は風車装置1の断面を示し、図2は風
車装置を分解して示し、図3は風車装置が取付けられた
遊技盤を示す。
【0007】図2を参照し、風車装置1について説明す
る。風車装置1は、回転羽根体2、取付基板3、回転体
4、リアカバー5を備える。回転羽根体2は回転化粧体
6、風車軸7、複数の羽根8を有する。回転化粧体6は
円板状の前面を意匠表示面として形成する。風車軸7は
回転化粧体6の裏面中央より裏側に直線状に突出する。
複数の羽根8は回転化粧体6と風車軸7とに連接される
と共に風車軸7より放射状に周方向に等間隔に配置され
る。この実施形態では、回転化粧体6と風車軸7及び複
数の羽根8は合成樹脂により単一体として形成される。
取付基板3は板状の中心に軸受孔9を有し、軸受孔9の
周囲に複数の貫通孔である取付孔10を有する。回転体
4は円盤状の中心に係合孔11を有し、係合孔11の周
囲に複数の回転側規制体12を有する。回転側規制体1
2は磁性体又は永久磁石により形成され、回転体4に係
合孔11の中心を中心とする1つの円周上に周方向に等
間隔に圧入又は接着等で取付けられる。回転側規制体1
2の個数は複数の羽根8の個数と同数と定められてい
る。リアカバー5は回転体4より大きな円盤状の底部1
3より前側に環状の周壁14を突出し、底部13に複数
の固定側規制体15を回転側規制体12と位置が対応す
るように圧入又は接着等で取付けられる。固定側規制体
15は永久磁石又は磁性体により形成される。回転側規
制体12が磁性体の場合は固定側規制体15が永久磁石
であり、回転側規制体12が永久磁石の場合は固定側規
制体15が磁性体であり、回転側規制体12及び固定側
規制体15が永久磁石であってもよい。双方が永久磁石
の場合には吸引し合うように互いに対向する側を逆極性
とすればよい。
【0008】図1を参照し、風車装置1の組立方につい
て説明する。風車軸7を取付基板3の前側より軸受孔9
に挿入し、取付基板3より裏側に突出した風車軸7の端
部を係合孔11に挿入し、回転体4を風車軸7の端部に
一緒に回転し得るように固定する。これにより、回転羽
根体2と回転体4とが互いに一緒に回転する。その後、
回転体4をリアカバー5で覆うようにして、リアカバー
5の周壁14前面を取付基板3の裏面に接触させ、リア
カバー5を取付基板3に取付ける。これにより、風車装
置1の組立が完成する。このように組立てられた風車装
置1を遊技盤20に取付けるには、遊技盤20に形成さ
れた部品取付用の開口部21にリアカバー5を挿入し、
取付基板3の裏面を遊技盤20の前面に接触させる。こ
れにより、開口部21は取付基板3で閉鎖される。その
後、図外の止ねじを取付基板3の前側より取付孔10を
経由して開口部21周りの遊技盤20に締結する。
【0009】遊技盤20上を流下する図外の球が羽根8
に衝突することで回転羽根体2が風車軸7を中心として
図1の紙面裏側から表側方向又は逆方向へ回転する。そ
して、時間の経過と共に回転羽根体2が徐々に減速し、
回転側規制体12が固定側規制体15を通過する場合の
回転側規制体12と固定側規制体15との間に働く磁力
による制動トルクよりも回転による慣性力が小さくなっ
た程度まで、回転羽根体2の回転速度が減速すると、回
転側規制体12と固定側規制体15との間に働く磁力で
回転側規制体12と固定側規制体15とが互いに同軸上
に向き合う所定位置に、回転側規制体12が停止する。
よって、実施形態のように回転体4を含む回転羽根体2
における羽根8以外の部分に回転側規制体12を設けれ
ば、回転側規制体12を回転羽根体2の回転中心に近づ
けることができ、回転羽根体2の回転中心と回転側規制
体12との間の距離を小さくして回転側規制体12と固
定側規制体15との間に働く磁力による制動トルクを小
さくすることができる。このように、磁力を弱めずに距
離を縮めて制動トルクを小さくしたので、回転羽根体2
が球の衝突から所定位置に停止するまでの間において、
回転羽根体2の回転動態を回転側規制体12と固定側規
制体15とよりなる所定位置停止手段を付加しない自然
な回転に近似させることができる。
【0010】図3を参照し、前記風車装置1を用いた遊
技盤20について説明する。遊技盤20の前面でガイド
レール22により囲まれた内側の遊技領域には、センタ
ー役物としての図柄表示装置23、風車装置1、サイド
ランプ24、入賞口装置25、始動入賞口装置26、変
動入賞口装置27、アウト口28等が配置される。風車
装置1が図柄表示装置23の周囲に配置され、始動入賞
口装置26が図柄表示装置23の真下に配置され、複数
の入賞口装置25のうちの2つが図柄表示装置23の周
囲で風車装置1の上下間に個別に配置されている。回転
羽根体2が図1で説明した固定側規制体15と回転側規
制体12との間に働く磁力で所定位置に停止した状態に
おいて、複数のうちの1つの羽根8が上向きにとなるよ
うに、風車装置1が遊技盤20に取付けられる。このた
め、上部の風車装置1における回転羽根体2に衝突した
球がその下の入賞口装置25に向かうように流下し、下
部の風車装置1における回転羽根体2に衝突した球がそ
の下の始動入賞口装置26に向かうように流下する。よ
って、回転羽根体2に衝突した球の入賞口装置25又は
始動入賞口装置26への入賞の機会が多くなり、遊技性
が高まる。
【0011】図4は第2実施形態の風車装置1を示す。
図4において、回転羽根体2は風車軸30を介して取付
基板3に回転し得るように取付けられる。回転羽根体2
はボス31が回転化粧体6の中央より裏側へ突出し、軸
受孔32が回転化粧体6及びボス31の中央を前後に貫
通する。ボス31は裏面に回転側規制体33を一緒に回
転し得るように備える。回転側規制体33はフェライト
よりなる筒状であって、周方向の少なくとも1つの所定
個所に軸方向に沿う方向の磁力を生じるように着磁する
ことにより形成された永久磁石を有する。風車軸30は
回転羽根体2の前側より軸受孔32及び回転側規制体3
3の内部空間を経由して取付基板3に挿入される。取付
基板3より突出した風車軸30の後端には止輪34を取
付ける。風車軸30は取付基板3に回転可能又は回転不
能のいずれでもよい。固定側規制体35は磁性体で形成
する。
【0012】図5は第3実施形態の風車装置1を示す。
この第3実施形態は、取付基板3に前側より裏側に窪む
凹部36を形成し、ボス31Aを長く形成し、第2実施
形態の回転側規制体33と固定側規制体35とを取付基
板3の前側より裏側に奥まらせて配置し、第1実施形態
のように球が磁力の影響を受けずらい構造としたもので
ある。
【0013】第2・第3実施形態において、固定側規制
体35は1つであっても回転側規制体33の永久磁石数
と同一であっても、回転羽根体2の所定位置への停止は
可能であるが、回転側規制体33の永久磁石の数及び固
定側規制体35の数を第1実施形態のように羽根8の個
数と同数とすれば、回転羽根体2の所定位置への停止は
最良となる。
【0014】固定側規制体35を永久磁石とし、筒状の
回転側規制体33の全体を複数の永久磁石に形成するこ
とも可能であるが、この場合は、回転側規制体33の固
定側規制体35と対応する所定位置又は回転側規制体3
3の羽根8と同一個数の所定位置には固定側規制体35
と吸引し合う磁力となる永久磁石を形成し、それ以外の
部分には固定側規制体35と反発し合う磁力となる永久
磁石を形成することは勿論である。このように、磁力の
反発反力を使うことにより、その部分で回転羽根体2が
取付基板3より離れて回転することができる。
【0015】又、回転側規制体33を筒状でなく、棒状
又は板状のような部分配置可能な形状の永久磁石で形成
することも可能であるが、この場合には、固定側規制体
35は棒状の磁性体又は棒状の永久磁石で形成し得る。
【0016】風車装置1は光を装飾として用いたランプ
風車装置としても適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の風車装置を示す断面図。
【図2】 同実施形態の風車装置を示す分解斜視図。
【図3】 同実施形態の遊技盤を示す模式図。
【図4】 第2実施形態の風車装置を示す断面図。
【図5】 第3実施形態の風車装置を示す断面図。
【図6】 従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 風車装置 2 回転羽根体 3 取付基板 8 羽根 12;33 回転側規制体 15;35 固定側規制体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基板に回転羽根体を回転可能に装着
    し、回転羽根体に永久磁石又は磁性体よりなる回転側規
    制体を設け、取付基板に永久磁石又は電磁石よりなる固
    定側規制体を設けた風車装置において、回転側規制体を
    回転羽根体の羽根以外の部分に設けたことを特徴とする
    風車装置。
JP2000360000A 2000-11-27 2000-11-27 風車装置 Pending JP2002159655A (ja)

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Cited By (5)

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