JPH0646774U - 遊技機における回転電動役物装置 - Google Patents

遊技機における回転電動役物装置

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JPH0646774U JP2532793U JP2532793U JPH0646774U JP H0646774 U JPH0646774 U JP H0646774U JP 2532793 U JP2532793 U JP 2532793U JP 2532793 U JP2532793 U JP 2532793U JP H0646774 U JPH0646774 U JP H0646774U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラムの外周にレンズを直接取付けるこ
とにより、レンズと回転ドラムの図柄との間隔が常に一
定となり図柄が正確に拡大できると共に綺麗に見えるよ
うにし、また、図柄を二重にして立体感あるいは奥行き
感をもって見えるようにしたものである。 【構成】 円周上に複数の図柄1aを有する回転ドラム
1を支持板5に固定されたモータ4によって回転すると
共に回転軸方向に対して複数個並べた遊技機における回
転電動役物装置において、円筒状のレンズ2を前記モー
タの回転軸に固定し、あるいは、前記レンズを前記モー
タの回転軸に固定し、さらには、回転ドラムを一定間隔
隔てて2重に配置し、外側回転ドラム12の図柄12a
1 から内側回転ドラム11の図柄11a1 が見えるよう
にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は円周上に複数種類の図柄を有する回転ドラムを複数個並べた回転電動 役物装置を有するパチンコ遊技機あるいはスロットルマシーン等において、前記 図柄を正確に拡大し、あるいは、図柄を立体的に見せるようにした遊技機におけ る回転電動役物装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機あるいはスロットルマシーン、特に、パチンコ遊技機において は、パチンコ玉と釘と入賞口とが相互に関連して遊技盤を構成しているため、回 転電動役物装置の大きさが限定され、従って、回転ドラムの大きさにも限界があ った。また、回転ドラムに形成される図柄は、カラー印刷によって図柄が描かれ たシールを回転ドラムに単に巻付けただけのものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのために、回転ドラムの図柄が小さくて、遊技者にとって極度に目が疲れ長 時間遊技することができず、また、図柄も意匠的工夫を施して遊技者の目を引く 程度であり、図柄としての変化にも乏しく遊技者の興味をそそるものではなかっ た。
【0004】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 回転ドラムの外周に円筒状のレンズを直接取付けレンズと図柄との間に隙間を開 けることにより、レンズと回転ドラムの図柄との間隔が常に一定となり図柄が正 確に拡大され、図柄が綺麗に見えるようにした遊技機における回転電動役物装置 を提供せんとするにある。
【0005】 また、本考案の他の目的とするところは、回転ドラムを二重にすると共に外周 回転ドラムの図柄から内周回転ドラムの図柄が見えるようにしたことにより、図 柄が立体的に見えあるいは奥行き感を有して見えることから、遊技者が図柄自体 に興味を抱き楽しく遊技することができる遊技機における回転電動役物装置を提 供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の遊技機における回転電動役物装置用は前記した目的を達成せんとする もので、その手段は、支持板に固定されたモータの回転軸に、円周上に複数の図 柄を有する回転ドラムを固定し、回転軸方向に対して複数個並べた遊技機におけ る回転電動役物装置において、円筒状のレンズを前記回転ドラムの円周面上に一 定の間隙を介して固定したものである。
【0007】 また、本考案にあっては、円周上に複数の図柄を有する回転ドラムを支持板に 固定されたモータによって回転すると共に回転軸方向に対して複数個並べた遊技 機における回転電動役物装置において、前記回転ドラムの円周面上に一定間隔を 介して固定した円筒状のレンズを前記モータの回転軸に固定したものである。
【0008】 さらに、本考案にあっては、回転ドラムを所望間隔を隔てた二重リング状とな し、内周および外周の回転ドラムに形成された図柄位置を一致させ、かつ、外周 回転ドラム上の図柄から内周回転ドラムの図柄が少なくと一部が見えるようにし たものである。
【0009】
【作用】
本考案の遊技機における回転電動役物装置は前記した如く構成されているので 、回転ドラムの外周面に一体的に円筒状のレンズを取付け、回転ドラムの回転と 一緒に円筒状のドラムも回転することからレンズと図柄との間隔が常に一定に保 たれ、回転ドラム上に形成された図柄が拡大されて見えるものである。
【0010】 また、外周回転ドラムの図柄から内周回転ドラムの図柄が見えることにより、 図柄として相似形のものである場合には立体的に見え、また、図柄が相違する場 合には奥行き感を有して見ることができるものである。
【0011】
【実施例】
次に、本考案に係る遊技機における回転電動役物装置の一実施例を図1〜図6 と共に説明する。 本実施例にあっては、パチンコ遊技機に応用した場合を示し、図1は全体の正 面図で、その遊技盤Aの面には略中心位置に本考案の回転電動役物装置Bが、ま た、適宜位置には風車C、普通入賞口D、始動口Eが設けられている。前記始動 口Eは3か所に設けられていて、その何れかに打球が入賞すると前記回転電動役 物装置Bが動作して、3個の回転ドラムが回転を開始し停止した状態において回 転ドラムの同じ図柄が揃うとアタッカFが複数回(例えば、16回)一定時間( 例えば、30秒)開放されるものである。
【0012】 次に、前記した電動役物装置の具体例を図2〜図4と共に説明する。 1は前記遊技盤Aの電動役物Bに図柄を表示するための複数種類の図柄1aを 周面に描出した回転ドラムである。この回転ドラム1の側面には一定間隔毎にL 字状の突片1bが複数(実施例にあっては6個)形成されると共に、該突片1b の先端裏面には突起1b1 が形成されている。
【0013】 2は前記回転ドラム1の外径より僅かに大きい内径を有する円筒状のレンズに して、周面に凸レンズ2aが連続して形成されている。この円筒状のレンズ2の 側面には鍔部2bが形成され、また、この鍔部2bには一定間隔毎に小孔2b1 が形成されると共に、位置決め用の凹部2b2 が形成されている。なお、円筒状 のレンズ2のレンズ形状は断面形において上面のみが凸状、上面と下面が突状あ るいは下面も上面と同一方向に凸状となっているものなど種々考えられる。
【0014】 また、円筒状のレンズ2の側面には一定間隔毎に前記回転ドラム1に形成され た突片1bに挿入される角孔2cが形成され、かつ、この角孔2cに近接して前 記突片1bの突起1b1 が嵌合される小孔2dが形成されている。
【0015】 3は前記回転ドラム1の鍔部2bに形成された小孔2b1 に嵌合される突起3 aが内面に形成されると共に、前記凹部2b2 に嵌合される位置決め用の突起3 bに形成されたリングにして、外周面の一か所には光線を反射する反射面、光線 を吸収する黒色の光線吸収面、光線を透過する透明面、或いは磁気センサを動作 させるマグネット等の基準点であるセンサ読取部3cが形成されている。4は前 記した回転ドラム1が回転軸に固定されたステッピングモータ、5は該ステッピ ングモータ4が固定された支持板である。
【0016】 次に、図7の他の電動役物装置について説明するに、前記した実施例にあって は、ステッピングモータ4の回転軸に回転ドラム1の中心を固定したものを示し たが、本実施例は円筒状のレンズ2をステッピングモータ4の回転軸に取付ける ようにし、また、回転ドラム1を円筒状のレンズ2に取付けるようにしたもので ある。
【0017】 円筒状のレンズ2に対する回転ドラム1の取付手段としては、円筒状のレンズ 2に一体的に形成したリング3の内周面に孔3b1 を有する突片3bを形成し、 一方、回転ドラム1の周縁に突起1c1 を有する係合片1cを形成する。そして 、円筒状のレンズ2をモータ4に取付ける前に、回転ドラム1を円筒状のレンズ 2内に挿入すると共に係合片1cを突片3bの孔3b1 に嵌合する。
【0018】 これにより、係合片1cに形成した突起1c1 が孔3b1 に係合され抜け出る のを防止でき、従って、円筒状のレンズ2に対して回転ドラム1を固定でき、し かも、回転ドラム1の周面と円筒状のレンズ2のレンズ2aとの間には一定間隔 の隙間ができる。
【0019】 図8は前記した図7の変形例を示すものであり、前記図7の回転ドラム1の係 合片1cに代えて、第1の実施例における突片1bと同様に突起を有する突片1 bを形成し、また、レンズ2の側面に前記第1の実施例と同じ角孔2cと小孔1 dを形成した点で相違するものである。そして、回転ドラム1とレンズ2との組 み合わせは前記第1の実施例と同じなので説明は省略する。
【0020】 図5、図6において、6は該支持板5を遊技盤Aに取付けるためのケースにし て、上下内面の背面側には固定溝6aが、また、上下内面の前面側には支持窪み 6bが3列設けられている。そして、前記支持窪み6bには前記支持板5の前縁 を挿入し、また、固定溝6aには支持板5の後縁に形成された突起5aが挿入す ることにより、ケース6に3枚の支持板5を並列状態で取付けることができる。 これにより、3個の回転ドラム1のそれぞれの図柄1aがケース6の前面の開口 部6cから透視できるようになるものである。
【0021】 さらに、ケース6の後面の開口部6d側には裏蓋6eが取付けられ、このカバ ーによって支持板5のケース6からの抜けは防止されると共に、この裏蓋6eの 背面には前記3個の回転ドラム1のセンサ読取部3cに対向する3か所に検知孔 が設けられ、各検知孔にはセンサ読取部3cが光線の反射、吸収、透過を行うも のである時には光学式センサが、マグネットの時には磁気センサが取付けられ、 センサ読取部3cの通過を検知するようになっている。
【0022】 こような構成したケース6を、その前面の開口部6cを遊技盤Aの回転電動役 物取付用孔に一致させて遊技盤Aの背面側より固定する。これにより、回転ドラ ム1の図柄1aを円筒状のレンズ2を介して見ることができるので、図柄1aは 拡大して見えるものである。
【0023】 しかも、円筒状のレンズ2は回転ドラム1の外周に一体的に取付けられている ので、回転ドラム1の外周面と円筒状のレンズ2の内周面とが常に一定の間隔と なっているので、図柄1aが変形拡大されて見えるようことがない。
【0024】 また、電動役物Bの前面に取付けるカバーを凸レンズ形状とすることにより、 より一層図柄1aを拡大して見ることもでき、さらに、円筒状のレンズ2の周面 に模様、図柄を彫り込むことによって、回転ドラム1の図柄1aを立体的に表現 することもできるものである。
【0025】 なお、前記した実施例はパチンコ遊技機の場合について説明したが、この実施 例はパチスロ(スロットマシーン)にも応用できるものである。また、回転ドラ ム1の回転位置を検出するための装置として、前記した2つの実施例にあっては 円筒状のレンズ2の側縁にセンサ読取部3cを有するリング3としたものを開示 したが、回転ドラム1の側面に検出片を取付け、この検出片を光学式センサある いは磁気センサによって検出してもよく、さらには、モータ内に装備された公知 のロータ回転角検出装置からの出力を利用してもよい。
【0026】 前記した実施例にあっては、1つの回転ドラム1に図柄を抽出したものである ため図柄は平面的であり、図柄に変化を与えるためには図柄の意匠を変えるなど して遊技者の目を楽しませていた。しかし、見慣れてしまうと興味もなくなり単 純な遊技となってしまう。そこで、本考案にあっては、図柄を立体的あるいは奥 行き感を持たせるようにした。
【0027】 以下、この実施例について図9〜図12と共に説明する。なお、前記した実施 例と同一符号は同一部分を示し、説明は省略する。 本実施例における回転ドラム1は透明あるいは半透明な合成樹脂によって形成 された内周回転ドラム11と外周回転ドラム12とから構成されている。そして 、それぞれの回転ドラム11,12の図柄は、図9に示すような図柄11a1 , 12a1 が印刷された図柄シール11a,12aを巻付けると共に端部同志を接 着剤11′,12′で接着することにより取付けられている。
【0028】 図柄シール11aに印刷される図柄11a1 は図柄シール12aの図柄12a 1 が見えるように透明あるいは半透明に形成されている。また、図柄シール11 a,12aに印刷される図柄11a1 ,12a1 は、図10(A),(B)に示 すように同じ文字、図形であり、かつ、図柄11a1 が大きい相似形に形成され 、あるいは図10(C)に示すように図柄11a1 が文字、図形であり、図柄1 2a1 が多色あるいは単色の色彩のみからなる図柄である。
【0029】 前記図柄シール11a,12aの一側面には複数の突起11a2 ,12a2 が 形成され、その内の1つが他の突起より大きく形成されている。そして、内側回 転ドラム11の一側面には鍔片11bが形成されると共に、前記図柄シール11 aの突起11a2 が挿入されるガイド孔11b1 が形成されている。従って、こ のガイド孔11b1 に図柄シール11aの突起11a2 を挿入して状態で巻付け 端部において接着することにより、特定の図柄11a1 は内側回転ドラム11の 所定の位置にくるようになる。
【0030】 また、内側回転ドラム11の他の側面には2つの切欠部11c1 ,11c2 を 有するリング状の支持片11cが形成されている。なお、11dは前実施例にお ける突片1bと同じ形状の突片である。
【0031】 外側回転ドラム12は前記した内側回転ドラム11の周面と所望の間隔を隔て る大きさに形成され、一側面には図柄シール12aの突起12a2 が挿入される ガイド孔12b1 が形成された鍔片12bが形成されている。また、他側面には 前記内側回転ドラム11の支持片11cに嵌合される大きさの鍔片12cが形成 され、ここには、前記内側回転ドラム11の突片11dが貫通する大孔12c1 が形成されている。
【0032】 さらに、鍔部12cの内周縁には内側回転ドラム11の支持片11cの切欠部 11c1 に係合される突起12c2 が形成されると共に内壁面には図柄シール1 1aの突起11a2 が形成されていない縁が挿入される溝12c3 が形成されて いる。
【0033】 2は前記した第1の実施例と同様な円筒状のレンズにして、本実施例にあって は、検出用のリング3およびこれを取付けるための鍔部がなく、かつ、側面の内 側に図柄シール12aの突起12a2 が形成されていない縁を挿入するための溝 2eを形成すると共に、前記内側回転ドラム11の切欠部11c2 に挿入される 突起12fを形成した以外は、前記第1の実施例と同じ構成である。また、13 は支持板に取付けられたランプを有するランプハウスにして、内側回転ドラム1 1の内周に位置して内側回転ドラム11および外側回転ドラム12を照明するも のである。
【0034】 次に、組立手順について説明するに、内側回転ドラム11の周面に図柄シール 11aを突起11a2 をガイド孔11b1 に挿入した状態で巻付けた後、端部に おいて接着剤11′によって接着して取付ける。同じく、外側回転ドラム12に も同じ要領で図柄シール12aを取付ける。
【0035】 次いで、内側回転ドラム11の外周に、突起12c2 を切欠部11c1 に嵌め た状態で外側回転ドラム12を被せるようにして外側回転ドラム12の鍔部12 cを内側回転ドラム11の支持片11cに嵌合して仮止めする。この時、図柄シ ール11aの縁を外側回転ドラム12の溝12c3 に入り込ませることにより、 図柄シール11aは内側回転ドラム11の円周方向および横方向にズレることは ない。
【0036】 さらに、外側回転ドラム12の外周に、突起2fを切欠部11c2 に嵌めた状 態でレンズ2を被せる。この時、内側回転ドラム11の突片11dが外側回転ド ラム12の大孔12c1 を介して突出しているので、この突片11dを角孔2c 内に挿入しながら回転し、突片11dの裏面に形成された突起が小孔2dに嵌合 する。これにより、内側、外側回転ドラム11,12およびレンズ2は一体化さ れる。なお、前記レンズ2の嵌め込みにおいて、該レンズ2に形成した溝2eに 図柄シール12aの縁を入り込ませる。
【0037】 このように組立たドラムをモータ4の回転軸に内側回転ドラム11によって取 付けると、ランプハウス13は内側回転ドラム11の内側周面に位置する。そし て、モータ4を駆動してドラムを回転すると共にランプハウス13内のランプを 点灯することにより、内側回転ドラム11を介して外側回転ドラム12が照明さ れるので、図柄シール11aの図柄11a1 を介して図柄シール12の図柄12 a1 をレンズ2を通して見ることができ、従って、図柄が立体的に、あるいは、 奥行き感をもって、しかも、拡大した状態で見ることができるものである。
【0038】 次に、図13〜図15の他の実施例について説明する。本実施例にあっては、 前記したレンズ2を有さないドラムであって、そのために、図柄シール12aの 縁を嵌め込む溝11b2 を内側回転ドラム11の鍔部11bに形成する。また、 内側回転ドラム11に外側回転ドラム12を嵌合するために、該外側回転ドラム 12の鍔部12cに内側回転ドラム11に形成した突片11dを挿入するための 角孔12c1 と、該突片11dの突起と係合する小孔12c3 を形成した以外は 前記した実施例と略同じ構造である。
【0039】 このように構成したドラムは、前記した実施例と同様に内側および外側回転ド ラム11,12に図柄シール11a,12aを取付けると共に、角孔12c1 か ら突片11dを突出させた状態において、図柄シール11aの縁を溝12c4 に 、また、図柄シール12aの縁を溝11b2 に嵌め込む。次いで、外側回転ドラ ム12を回転して、突片11dの突起を小孔12c3 に嵌合して組み立てる。
【0040】 以下、前記したと同様にモータ4の回転軸に内側回転ドラム11を取付け、モ ータ4を回転することにより、図柄を立体的に、あるいは、奥行き感をもって見 ることができるものである。
【0041】 なお、前記した実施例における各回転ドラム11,12に形成する図柄11a 1 ,12a1 は相似形の図柄を示したが、全く異なる図柄であってもよい。また 、回転ドラムは内側と外側の2重ドラムの場合について説明したが、この回転ド ラムは2個に限定されるものではなく、2個以上のドラムを順次一定間隔を介し て積層したものであってもよく、さらに、モータ4の回転軸に固定する内側の回 転ドラム11に代えて外側の回転ドラム12あるいはレンズ2を固定し、この回 転ドラム12あるいはレンズ2に対して順次結合固定するようにしてもよい。
【0042】
【考案の効果】
本考案は上記したように、回転ドラムの図柄の並び組合せによって入賞を競う パチンコ遊技機やスロットルマシーンにおける回転電動役物装置において、前記 回転ドラムの外周面に一体的に円筒状のレンズを取付け、回転ドラムの回転と一 緒に円筒状のレンズも回転するようにしたので、レンズと図柄との間隔が常に一 定に保たれ、従って、図柄を見る時に図柄が歪んで見えたりすることがなく正確 に拡大され綺麗に見えるものである。
【0043】 さらに、回転ドラムを多重回転ドラムとなし、かつ、最外周の回転ドラムに形 成された図柄を透して内側の回転ドラムに形成された図柄や模様が見えるように したので、図柄を立体感あるいは奥行き感をもって見ることができ、遊技者に対 して大いなる興味を与え、しかも、レンズを外側回転ドラムの外周に配置するこ とにより、図柄が拡大されてより興味を引く等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】本考案に係る回転電動役物装置の分解斜視図で
ある。
【図3】図3の回転ドラムと円筒状のレンズとの組合せ
部分の断面図である。
【図4】ケースと支持板との組合せ状態を示す一部を破
断した斜視図である。
【図5】支持板をケースに組み込む状態を示す斜視図で
ある。
【図6】回転電動役物装置の全体の斜視図である。
【図7】回転ドラムと円筒状のレンズとの組合せ部分の
他の実施例の分解斜視図である。
【図8】さらに他の実施例を示す分解斜視図である。
【図9】図柄を立体的に見せるようにした他の実施例の
分解斜視図である。
【図10】(A)〜(C)は図柄シールの一部を示す斜視
図である。
【図11】組み合わせ状態の一部斜視図である。
【図12】組立状態の斜視図である。
【図13】図柄を立体的に見せるようにしたさらに他の実
施例の分解斜視図である。
【図14】組み合わせ状態の一部斜視図である。
【図15】組立状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 円筒状のレンズ 4 ステッピングモータ 5 支持板 6 ケース 11 内側回転ドラム 12 外側回転ドラム 11a 図柄シール 11a1 図柄 12a 図柄シール 12a2 図柄

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周上に複数の図柄を有する回転ドラム
    を支持板に固定されたモータによって回転すると共に回
    転軸方向に対して複数個並べた遊技機における回転電動
    役物装置において、円筒状のレンズを前記モータの回転
    軸に固定された回転ドラムの円周面上に一定間隙を介し
    て固定したことを特徴とする遊技機における回転電動役
    物装置。
  2. 【請求項2】 円周上に複数の図柄を有する回転ドラム
    を支持板に固定されたモータによって回転すると共に回
    転軸方向に対して複数個並べた遊技機における回転電動
    役物装置において、前記回転ドラムの円周面上に一定間
    隔を介して固定した円筒状のレンズを前記モータの回転
    軸に固定したことを特徴とする遊技機における回転電動
    役物装置。
  3. 【請求項3】 前記回転ドラムを所望間隔を隔てた多重
    リング状となし、各回転ドラムに同一図柄あるいは相似
    形図柄あるいは異なる図柄を形成し、かつ、最外周の回
    転ドラム上の図柄から内周側の回転ドラムにおける図柄
    が見えるようにしたことを特徴とする前記請求項1およ
    び2記載の遊技機における回転電動役物装置。
  4. 【請求項4】 前記円筒状のレンズの周面に模様あるい
    は前記回転ドラムの図柄と同じ図柄を刻印したことを特
    徴とする前記請求項1乃至請求項3記載の遊技機におけ
    る回転電動役物装置。
  5. 【請求項5】 円周上に複数の図柄を有する回転ドラム
    を支持板に固定されたモータによって回転すると共に回
    転軸方向に対して複数個並べた遊技機における回転電動
    役物装置において、前記回転ドラムを所望間隔を隔てた
    多重リング状となし、各回転ドラムに同一図柄あるいは
    相似形図柄あるいは異なる図柄を形成し、かつ、最外周
    の回転ドラム上の図柄から内周側の回転ドラムにおける
    図柄が見えるようにしたことを特徴とする遊技機におけ
    る回転電動役物装置
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