JP2560438Y2 - 混合サイマルカスト回路 - Google Patents

混合サイマルカスト回路

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JP2560438Y2 JP1990038020U JP3802090U JP2560438Y2 JP 2560438 Y2 JP2560438 Y2 JP 2560438Y2 JP 1990038020 U JP1990038020 U JP 1990038020U JP 3802090 U JP3802090 U JP 3802090U JP 2560438 Y2 JP2560438 Y2 JP 2560438Y2
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    • G11B2220/90—Tape-like record carriers

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気テープを利用して映像信号と音声信号を
記録しこれを再生する映像記録再生機における混合サイ
マルカスト回路に関するものであり、より詳細には再生
機内のチューナを通じて音声復調部で復調された音声信
号と外部から入力される音声信号を使用者の所望すると
おりに選択して記録媒体に記録しこれを更に選択的に再
生する混合サイマルカスト回路に関するものである。
従来の技術及び問題点 一般的にサイマルカスト回路が内蔵された映像記録再
生機でサイマルカスティングモードが設定されれば映像
はチューナを通じて映像復調部で復調された映像信号が
録画され、音声は外部から入力された音声信号が録音さ
れるので再生時音声信号は上記外部入力音声信号だけが
再生される。
即ち、従来においてはサイマルカスティングモード選
択の際映像は映像記録再生機内にて復調された映像信号
が録画され音声は外部から入力された音声信号が録音さ
れるので再生時音声信号が外部音声信号一つで固定され
るために、サイマルカスティングモードの際映像記録再
生機内の音声復調部から出力された音声信号を記録し得
ない問題があった。
問題点を解決する手段 したがって本考案の目的はサイマルカスティングモー
ドにおいて映像はチューナを通じて復調された映像信号
をそのまま録画させ、音声は一方のチャンネルチューナ
で復調された音声信号を他のチャンネルには外部から入
力された音声信号をそれぞれ選択的に記録し、再生時に
はチューナから復調され記録された音声信号や外部から
入力されて記録された音声信号を選択して聞き得る混合
サイマルカスト回路を提供するにある。
上記目的を達成するために本考案は、チューナを通じ
て入力される映像及び音声信号と外部より入力される映
像及び音声信号とを記録媒体について記録再生する混合
サイマルカスト回路において、前記チューナを通じて受
信された受信信号から映像信号を復調する映像復調部
と、映像復調部から供給された復調映像信号、及び、外
部から入力される外部映像信号が供給され、復調映像信
号及び外部映像信号のうちいずれか一方の映像信号を出
力する第１のスイッチング手段と、第１のスイッチング
手段により選択出力された映像信号を記録媒体に記録す
る映像記録手段と、チューナを通じて受信された受信信
号から第１の復調音声信号、及び、第２の復調音声信号
を復調する音声復調部と、音声復調部で復調された第１
及び第２の復調音声信号が供給され、第１及び第２の復
調音声信号のうちいずれか一方、又は、両方の音声信号
を第１の選択復調音声信号及び第２の選択復調音声信号
として選択出力する第２のスイッチング手段と、外部か
ら第１の外部音声信号及び第２の外部音声信号が供給さ
れ、第１及び第２の外部音声信号からいずれか一方、又
は、両方の音声信号を第１の選択外部音声信号及び第２
の選択外部音声信号として出力する第３のスイッチング
手段と、第２のスイッチング手段から第１及び第２の選
択復調音声信号が供給されるとともに、第３のスイッチ
ング手段から第１及び第２の選択外部音声信号が供給さ
れ、第１の選択復調音声信号及び第１の選択外部音声信
号からいずれか一方の音声信号を第１の選択音声信号と
して出力するとともに、第２の選択復調音声信号及び第
２の選択外部音声信号からいずれか一方の音声信号を第
２の選択音声信号として出力する第４のスイッチング手
段と、記録媒体に第１の記録音声信号及び第２の記録音
声信号を記録するとともに、記録媒体から第１の再生音
声信号及び第２の再生音声信号を再生する音声記録／再
生手段と、音声記録／再生手段と接続されるとともに、
第４のスイッチング手段から第１の選択音声信号及び第
２の選択音声信号が供給され、記録／再生手段による記
録媒体からの音声信号再生時には、記録媒体で再生され
た第１及び第２の再生音声信号に対して音声処理を施
し、第１の処理音声信号及び第２の処理音声信号として
出力し、記録／再生手段による記録媒体への音声信号記
録時には、第１の選択音声信号及び第２の選択音声信号
に音声処理を施し、第１の記録音声信号及び第２の記録
音声信号として記録／再生手段に供給する音声処理手段
と、音声処理手段から第１の処理音声信号及び第２の処
理音声信号が供給され、第１の処理音声信号又は第２の
処理音声信号のいずれか一方を第１の出力音声信号とし
て出力するとともに、第１の処理音声信号又は第２の処
理音声信号のいずれか一方を第２の出力音声信号として
出力する第５のスイッチング手段と、第１乃至第５のス
イッチング手段を予め設定された複数の音声出力モード
に応じて切り換える制御手段とを有することを特徴とす
る。
実施例 以下、本考案を例示された図面を通じてより詳細に記
述する。
本考案によるサイマルカスト回路は第１図に示したと
おりのような構成を持つ。
同図によればアンテナANTを通じてチューナ10に印加
されたRF信号は所望するチャンネルのIF信号に変換され
て映像復調部20および音声復調部60に各々供給するよう
に構成される。
第１スイッチング部30Aはコントロール信号CTL1にし
たがって上記した映像復調部20から出力される映像信号
か外部から供給される映像信号中いずれか１つを選択出
力してY/C分離部40とビデオヘッド50を通じて磁気テー
プに記録されるよう構成される。
第２スイッチング部30Bは上記音声復調部60で復調さ
れ出力される左、右側チャンネル音声信号L1,R1をコン
トロール信号CTL1,CTL2によってスイッチングして所望
する信号を出力するように構成され、第３スイッチング
部30Cは外部から入力される音声信号L3,R3をコントロー
ル信号CTL3,CTL3−１によってスイッチングして所望す
る信号で出力されるよう構成する。
第４スイッチング部30Dは上記した第2,3スイッチング
部30B,30Cから出力され入力される信号L2,R2,L4,R4をコ
ントロール信号CTL4,CTL5によって選択して記録および
再生モードに従ってオーディオプロセッサ70から記録音
声信号Lr、Rrとしてオーディオヘッド80に供給し、磁気
テープに記録し、また、オーディオヘッド80により磁気
テープを再生することにより得られる再生音声信号Lp,R
pをオーディオプロセッサ70を通じて後述する第５スイ
ッチング部30Eに供給し、出力する構成とされている。
第５スイッチング部30Eはオーディオプロセッサ70か
ら出力される音声信号L6,R6をコントロール信号CTL6,CT
L7にしたがってスイッチングして出力されるよう構成す
る。
本考案の混合サイマルカスト回路の上記実施例の作動
を第２図に示した論理表を参照して詳細に説明する。
第１図に示した混合サイマルカスト回路において、ア
ンテナANTを通じてチューナ10に印加されたRF信号は所
望するチャンネルのIF信号に変換されて映像復調部20と
音声復調部60に印加される。
上記映像復調部20に印加されたIF信号は映像信号V1に
復調されて第１スイッチング部30Aの一側の端子に供給
され、他側の端子には外部から入力される外部映像信号
V2が供給される。従って第１スイッチング部30Aから出
力される映像信号はコントロール信号CTL1によって決定
されるが、これは第２図（ａ）に示された論理表のとお
りである。即ち、第１スイッチング部30Aに供給される
コントロール信号CTL1が”ハイ”である場合映像復調部
20から出力された映像信号V1をY/C分離部40に印加し、
反対にコントロール信号CTL1が”ロー”である時は外部
入力の映像信号V2を選択してY/C分離部40に印加してビ
デオヘッド50を通じて磁気テープに映像信号を記録す
る。このように磁気テープに記録された映像信号は再生
モードである時ビデオヘッド50からピックアップされて
Y/C分離部40を通じて外部に出力される。
一方、音声復調部60で復調された左、右側のチャンネ
ル音声信号L1,R1は第２スイッチング部30Bに印加されて
コントロール信号CTL2,CTL2−１によって第２図（ｂ）
論理表のように所望する信号L2,R2で選択され、第３ス
イッチング部30Cに供給された外部入力音声信号L3,R3は
コントロール信号CTL3,CTL3−１によって第２図（ｃ）
の論理表のように所望する信号L4,R4に選択されて音声
入力選択用スイッチである第４スイッチング部30Dにそ
れぞれ供給される。
このように第４スイッチング部30Dの各入力端には第
2,3スイッチング部30B,30Cから選択された出力信号L2,R
2,L4,R4が印加されるが、上記おのおのの出力信号はコ
ントロール信号CTL4,CTL5として選択されて音声処理ブ
ロックであるオーディオプロセッサ70に印加され、これ
は選択されたモードに従ってオーディオヘッド80を通じ
て磁気テープに記録されるか第５スイッチング部30Eを
通じて外部に出力される。
上記した第４スイッチング部30Dから選択されて出力
される信号中L5は左側チャンネル録音入力信号であり、
R5は右側チャンネル録音入力信号である。そうしてコン
トロール信号CTL4,CTL5によって選択される信号は第２
図（ｄ）の論理表に図示されたとおりである。即ち、第
４スイッチング部30Dにおいてはコントロール信号CTL4,
CTL5によって、チューナモードにおいては出力信号L5,R
5は第２スイッチング部30Bから選択されて印加される音
声信号L2,R2となり、サイマルカストモードかラインモ
ードにおいては左、右チャンネルモードが第３スイッチ
ング部30Cから選択された外部音声信号L4,R4となる。併
し混合サイマルカストモードにおいてはコントロール信
号CTL4が”ハイ",コントロール信号CTL5が”ロー”と印
加されて出力信号L5は第２スイッチング部30Bから出力
されるチューナ音声信号L2となり、出力信号R5は第３ス
イッチング部30Cから出力される外部音声信号R4とな
る。
上記のとおり作動される第４スイッチング部30Dから
選択された音声信号L5,R5は音声処理ブロックであるオ
ーディオプロセッサ70内の自動レベル制限回路等を通じ
て音声信号L6,R6で出力され左、右オーディオヘッドを
通じて磁気テープに印加されて記録される。
上記した過程を通じて磁気テープに記録された左、右
チャンネルの音声信号は再生モードの際左、右のオーデ
ィオヘッドからピックアップされてオーディオプロセッ
サ70を通じて音声信号L6,R6として出力される。
上記オーディオプロセッサ70から出力される音声信号
L6,R6はコントロール信号CTL6,CTL7によってその出力が
第２図（Ｅ）のように決定される第５スイッチング部30
Eに供給されて音声信号L7,R7で出力される。
上述したように作動する本考案において混合サイマル
カストモードの遂行過程を説明する。
現在音声多重放送が行なわれている状態においてその
中で外国語を録音すると同時に外部から入力される外部
入力信号L3,R3をL3＋R3信号で録音しようとする場合に
は第２図の（ｆ）のように各コントロール信号を図示し
ていないマイコンから出力して各スイッチング部に供給
する。
即ち、第１スイッチング部30Aに供給されるコントロ
ール信号CTL1が”ハイ”であればここで出力される映像
信号は映像復調部20で復調されたチューナ映像信号V1と
なって磁気テープに記録される。第２スイッチング部30
Bに供給されるコントロール信号CTL2,CTL2−１がみな”
ハイ”であれば第２図（ｂ）においてわかるとおり右チ
ャンネルが選択されて（L1:母国語）外国語が音声信号L
2で出力される。
第３スイッチング部30Cに供給されるコントロール信
号CTL3,CTL3−１がみな”ロー”であれば第２図の
（ｃ）でわかるとおりR3＋L3の外部入力音声信号を音声
信号R4として出力する。
このように第2,3スイッチング部30B,30Cにおいてスイ
ッチングされて出力される外国語である音声信号L2と外
部入力音声信号L3＋R3は第４スイッチング部30Dに供給
され、これはコントロール信号CTL4,CTL5によって第２
図の（ｄ）のように出力される。
上記第４スイッチング部30Dに供給されるコントール
信号CTL4が”ハイ”であれば第２スイッチング部30Bか
ら出力される外国語の音声信号L2を選択し、コントロー
ル信号CTL5が”ロー”であれば第３スイッチング部30L
から出力されるL3＋R3の外部入力音声信号である音声信
号R3を選択して出力する。
上記において判るとおり混合サイマルカスティングモ
ードにおいては映像はチューナの映像信号が記録され、
音声は一方のチャンネルにはチューナの音声信号（外国
語）が記録され、他方のチャンネルには外部入力の音声
信号L3＋R3が記録される。
このように混合サイマルカスティングモードで記録さ
れた信号を再生すればオーディオプロセッサ70から音声
信号L6で外国語の信号音を出力させて、音声信号R6でL3
＋R3の外部入力音声信号を出力させて第５スイッチング
部30Eに印加するのでコントロール信号CTL6,CTL7によっ
て出力音声信号を選択して聞くことができる。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、制御手段により第１乃
至第５のスイッチング手段を予め設定された複数の音声
出力モードに応じて切り換えることにより、チューナに
より受信復調された第１及び第２の復調音声信号及び外
部から供給される第１及び第２の外部音声信号を自在に
切り換えて記録媒体に記録できるとともに、記録媒体再
生時には、記録媒体から再生された第１又は第２の再生
音声信号を選択的に出力できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案による混合サイマルカスト回路の実施例
を示す図、第2A乃至2F図は夫々第１図に図示された混合
サイマルカスト回路に包含された各スイッチング部の作
動を説明するための論理表の図である。 10…チューナ、20…映像復調部、30…スイッチング部、
40…Y/C分離部、50…ビデオヘッド、60…音声復調部、7
0…オーディオプロセッサ、80…オーディオヘッド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】チューナを通じて入力される映像及び音声
    信号と外部より入力される映像及び音声信号とを記録媒
    体について記録再生する混合サイマルカスト回路におい
    て、 前記チューナ（10）を通じて受信された受信信号から映
    像信号（V1）を復調する映像復調部（20）と、 前記映像復調部（20）から供給された復調映像信号（V
    1）、及び、外部から入力される外部映像信号（V2）が
    供給され、前記復調映像信号（V1）及び前記外部映像信
    号（V2）のうちいずれか一方を選択し、選択映像信号
    （V3）として出力する第１のスイッチング手段（30A）
    と、 前記第１のスイッチング手段（30A）により選択出力さ
    れた前記選択映像信号（V3）を前記記録媒体に記録する
    映像記録手段（6,7）と、 前記チューナ（10）を通じて受信された受信信号から第
    １の復調音声信号（L1）、及び、第２の復調音声信号
    （R1）を復調する音声復調部（60）と、 前記音声復調部（60）で復調された前記第１及び第２の
    復調音声信号（L1,R1）が供給され、前記第１及び第２
    の復調音声信号（L1,R1）のうちいずれか一方、又は、
    両方の音声信号を第１の選択復調音声信号（L2）及び第
    ２の選択復調音声信号（R2）として選択出力する第２の
    スイッチング手段（30B）と、 外部から第１の外部音声信号（L3）及び第２の外部音声
    信号（R3）が供給され、前記第１及び第２の外部音声信
    号（L3,R3）からいずれか一方、又は、両方の音声信号
    を第１の選択外部音声信号（L4）及び第２の選択外部音
    声信号（R4）として出力する第３のスイッチング手段
    （30C）と、 前記第２のスイッチング手段（30B）から前記第１及び
    第２の選択復調音声信号（L2,R2）が供給されるととも
    に、前記第３のスイッチング手段（30C）から前記第１
    及び第２の選択外部音声信号（L4,R4）が供給され、前
    記第１の選択復調音声信号（L2）及び前記第１の選択外
    部音声信号（L4）からいずれか一方の音声信号を第１の
    選択音声信号（L5）として出力するとともに、前記第２
    の選択復調音声信号（R2）及び前記第２の選択外部音声
    信号（R4）からいずれか一方の音声信号を第２の選択音
    声信号（R5）として出力する第４のスイッチング手段
    （30D）と、 前記記録媒体に第１の記録音声信号（Lr）及び第２の記
    録音声信号（Rr）を記録するとともに、前記記録媒体か
    ら第１の再生音声信号（Lp）及び第２の再生音声信号
    （Rp）を再生する音声記録／再生手段（80）と、 前記音声記録／再生手段（80）と接続されるとともに、
    前記第４のスイッチング手段（30D）から前記第１の選
    択音声信号（L5）及び前記第２の選択音声信号（R5）が
    供給され、前記記録／再生手段による前記記録媒体から
    の音声信号再生時には、前記記録媒体で再生された第１
    及び第２の再生音声信号（Lp,Rp）に対して音声処理を
    施し、前記第１の処理音声信号（L6）及び第２の処理音
    声信号（R6）として出力し、前記記録／再生手段による
    前記記録媒体への音声信号記録時には、前記第１の選択
    音声信号（L5）及び前記第２の選択音声信号（R5）に音
    声処理を施し、前記第１の記録音声信号（Lr）及び前記
    第２の記録音声信号（Rr）として前記記録／再生手段
    （80）に供給する音声処理手段（70）と、 前記音声処理手段（70）から前記第１の処理音声信号
    （L6）及び前記第２の処理音声信号（R6）が供給され、
    前記第１の処理音声信号（L6）又は前記第２の処理音声
    信号（R6）のいずれか一方を第１の出力音声信号（L7）
    として出力するとともに、前記第１の処理音声信号（L
    6）又は前記第２の処理音声信号（R6）のいずれか一方
    を第２の出力音声信号（R7）として出力する第５のスイ
    ッチング手段（30E）と、 前記第１乃至第５のスイッチング手段（30A,30B,30C,30
    D,30E）を予め設定された複数の音声出力モードに応じ
    て切り換える制御手段とを有することを特徴とする混合
    サイマルカスト回路。
JP1990038020U 1989-06-28 1990-04-09 混合サイマルカスト回路 Expired - Lifetime JP2560438Y2 (ja)

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