JPH0739117Y2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents
ビデオテープレコーダInfo
- Publication number
- JPH0739117Y2 JPH0739117Y2 JP382089U JP382089U JPH0739117Y2 JP H0739117 Y2 JPH0739117 Y2 JP H0739117Y2 JP 382089 U JP382089 U JP 382089U JP 382089 U JP382089 U JP 382089U JP H0739117 Y2 JPH0739117 Y2 JP H0739117Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decoder
- nicam
- signal
- audio
- video tape
- Prior art date
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、音声等のテレビ多重放送信号を記録再生する
ビデオテープレコーダ(VTR)に関する。
ビデオテープレコーダ(VTR)に関する。
(ロ)従来の技術 欧州地区ではテレビ音声多重方式としてデジタル音声信
号とFM音声信号を用いるものが用いられている(ナショ
ナル・テクニカルレポート、Vol.34、No.5、PP.21〜30
参照)。
号とFM音声信号を用いるものが用いられている(ナショ
ナル・テクニカルレポート、Vol.34、No.5、PP.21〜30
参照)。
これらの方式について、第2図、第3図に従い説明す
る。第2図は西独における音声多重方式を示すものであ
り、5MHzまでの映像信号の帯域の上方に5.5MHzと5.74MH
zの音声サブキャリア(FM変調)が配されている。第3
図はNICAM(ナイカム)放送方式(デジタル音声信号)
を示すものであり、5.5MHzのFM(モノラル)音声サブキ
ャリアと5.85MHzのPCM音声のサブキャリアが配されてい
る。そして両方式が受信できる地域が存在する。
る。第2図は西独における音声多重方式を示すものであ
り、5MHzまでの映像信号の帯域の上方に5.5MHzと5.74MH
zの音声サブキャリア(FM変調)が配されている。第3
図はNICAM(ナイカム)放送方式(デジタル音声信号)
を示すものであり、5.5MHzのFM(モノラル)音声サブキ
ャリアと5.85MHzのPCM音声のサブキャリアが配されてい
る。そして両方式が受信できる地域が存在する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、上記のテレビ音声多重放送を受信して記録再
生するVTRにおいて、問題となるのは、両方式の受信が
可能な地域でどの様に多重された音声信号を記録するか
という点である。
生するVTRにおいて、問題となるのは、両方式の受信が
可能な地域でどの様に多重された音声信号を記録するか
という点である。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで本考案ではNICAM方式を受信しているかどうかの
判別をNICAMビットエラー判別信号によって行ない、NIC
AM方式を受信時には横トラックにFMモノラル音声を記録
し、NICAM放送受信時以外では音声デコーダの出力を送
信のモードに応じて横トラックに記録する。
判別をNICAMビットエラー判別信号によって行ない、NIC
AM方式を受信時には横トラックにFMモノラル音声を記録
し、NICAM放送受信時以外では音声デコーダの出力を送
信のモードに応じて横トラックに記録する。
(ホ)作用 つまり、受信されている放送方式が西独音多方式である
場合には、音多デコーダからの出力が放送のモードに応
じて横トラックに記録され、NICAM方式を受信している
場合には、同時にFMで伝送されているモノラル音声が横
トラックに記録される。
場合には、音多デコーダからの出力が放送のモードに応
じて横トラックに記録され、NICAM方式を受信している
場合には、同時にFMで伝送されているモノラル音声が横
トラックに記録される。
(ヘ)実施例 以下、図面に従い本考案の実施例を説明する。
図において、(1)はVTRのチューナ、(2)はIF回路
であってPCM信号とFM信号を分離して出力する。(3)
は西独音多対応(FM)デコーダであってL(メイン)チ
ャンネル及びR(サブ)チャンネル(若しくはL+Rの
モノラル)出力を作成出力する。又、送信モードが2ケ
国語かステレオかを表すモード判別出力も出力する。
であってPCM信号とFM信号を分離して出力する。(3)
は西独音多対応(FM)デコーダであってL(メイン)チ
ャンネル及びR(サブ)チャンネル(若しくはL+Rの
モノラル)出力を作成出力する。又、送信モードが2ケ
国語かステレオかを表すモード判別出力も出力する。
(4)はNICAMデコーダであり、L及びRチャンネルの
出力と、ビットエラー判別信号が出力される。(5)は
第1の選択回路、(6)は第2の選択回路、(7)は第
3の選択回路である。(8)はFM変調記録回路、(9)
(10)はFM変調記録のための回転ヘッド、(11)は横ト
ラック記録回路、(12)は横トラッツ記録のための固定
ヘッド、(13)は磁気テープである。
出力と、ビットエラー判別信号が出力される。(5)は
第1の選択回路、(6)は第2の選択回路、(7)は第
3の選択回路である。(8)はFM変調記録回路、(9)
(10)はFM変調記録のための回転ヘッド、(11)は横ト
ラック記録回路、(12)は横トラッツ記録のための固定
ヘッド、(13)は磁気テープである。
第1選択回路(5)には音声デコータ(3)及びNICAM
(4)のL、R出力が供給されており、ビットエラー判
別信号の状態に応じて、選択が制御される(NICAMデコ
ーダが方式の判別手段として利用されている)。つま
り、ビットエラー判別信号によりNICAM放送が受信され
ている状態では端子(b)が選択され、西独音多放送が
受信されている状態では端子(a)が選択される。この
第1選択回路(5)の出力はFM変調記録回路(8)に供
給される。
(4)のL、R出力が供給されており、ビットエラー判
別信号の状態に応じて、選択が制御される(NICAMデコ
ーダが方式の判別手段として利用されている)。つま
り、ビットエラー判別信号によりNICAM放送が受信され
ている状態では端子(b)が選択され、西独音多放送が
受信されている状態では端子(a)が選択される。この
第1選択回路(5)の出力はFM変調記録回路(8)に供
給される。
第2選択回路(6)は、第1選択回路(5)の出力を入
力する。そしてL、Rチャンネルを混合した信号(モノ
ラル、混合器(6a)による)か、L(メイン)チャンネ
ツの信号かを選択する。この選択は、音多デコーダ
(3)からのモード判別信号に応じて制御される。つま
り、ステレオモードではL+Rの信号が選択され、2ケ
国語モードではメインチャンネルの信号が選択される。
第2選択回路(6)の出力は第3選択回路(7)へ付与
される。
力する。そしてL、Rチャンネルを混合した信号(モノ
ラル、混合器(6a)による)か、L(メイン)チャンネ
ツの信号かを選択する。この選択は、音多デコーダ
(3)からのモード判別信号に応じて制御される。つま
り、ステレオモードではL+Rの信号が選択され、2ケ
国語モードではメインチャンネルの信号が選択される。
第2選択回路(6)の出力は第3選択回路(7)へ付与
される。
第3選択回路(7)には、他に音多デコーダからのLチ
ャンネル信号が与えられており、いずれかの選択が、ビ
ットエラー判別信号に基づき行われる。つまり、NICAM
放送受信時には音多デコーダ(3)出力が選択され、音
多放送受信時には、第2選択回路(6)の出力が選択さ
れる。
ャンネル信号が与えられており、いずれかの選択が、ビ
ットエラー判別信号に基づき行われる。つまり、NICAM
放送受信時には音多デコーダ(3)出力が選択され、音
多放送受信時には、第2選択回路(6)の出力が選択さ
れる。
そして、第1選択回路(5)の出力がFM変調記録(斜め
のトラックに)され、第3選択回路(7)の出力が横ト
ラックに記録されることになる。
のトラックに)され、第3選択回路(7)の出力が横ト
ラックに記録されることになる。
次に、動作を説明する。NICAM放送を受信しているとき
には、ビットエラー判別信号に基づき、第1、第3選択
回路(5)(7)においてb側が選択される。そこで、
NICAMデコーダ(4)からのL(メイン)、R(サブ)
チャンネル信号が回転ヘッドにより記録される。又、横
トラックには5.5MHzで伝送されているモノラル信号が記
録されることになる。
には、ビットエラー判別信号に基づき、第1、第3選択
回路(5)(7)においてb側が選択される。そこで、
NICAMデコーダ(4)からのL(メイン)、R(サブ)
チャンネル信号が回転ヘッドにより記録される。又、横
トラックには5.5MHzで伝送されているモノラル信号が記
録されることになる。
西独音多放送を受信している場合には、第1、第3選択
スイッチ(5)(7)はa側を選択する。これにより、
回転ヘッドでは音多デコーダ出力が記録され、横トラッ
クには第2選択回路(6)で選択された信号(モノラル
信号かメインチャンネル信号)が記録される。
スイッチ(5)(7)はa側を選択する。これにより、
回転ヘッドでは音多デコーダ出力が記録され、横トラッ
クには第2選択回路(6)で選択された信号(モノラル
信号かメインチャンネル信号)が記録される。
(ト)考案の効果 以上述べた様に本考案によれば、NICAM放送と西独音多
放送が受信できる地域において、横トラックに記録する
音声信号を自動的に選択できるので実用的である。
放送が受信できる地域において、横トラックに記録する
音声信号を自動的に選択できるので実用的である。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
西独音多方式の説明図、第3図はNICAM方式の説明図で
ある。 (3)……西独音多デコーダ、(4)……NICAMデコー
ダ(判別手段)、(5)(6)(7)……選択回路、
(11)……横トラック記録回路。
西独音多方式の説明図、第3図はNICAM方式の説明図で
ある。 (3)……西独音多デコーダ、(4)……NICAMデコー
ダ(判別手段)、(5)(6)(7)……選択回路、
(11)……横トラック記録回路。
Claims (1)
- 【請求項1】NICAMデコーダとFM音声多重デコーダを備
えるビデオテープレコーダにおいて、 受信している放送方式を判別する判別手段と、 この判別手段からの制御信号に基づき、NICAM放送受信
時には前記FM音声多重デコーダからのモノラル音声信号
を選択し、NAICAM放送受信時以外には前記FM音声多重デ
コーダからの放送モードに応じた音声信号を選択する選
択手段と、 この選択手段の出力を横トラックに記録する手段、 を有することを特徴とするビデオテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP382089U JPH0739117Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | ビデオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP382089U JPH0739117Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | ビデオテープレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296687U JPH0296687U (ja) | 1990-08-01 |
JPH0739117Y2 true JPH0739117Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31205793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP382089U Expired - Fee Related JPH0739117Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | ビデオテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739117Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP382089U patent/JPH0739117Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0296687U (ja) | 1990-08-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |