JP3462758B2 - バイリンガル音声再生装置 - Google Patents

バイリンガル音声再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイファイ音声ヘ
ッドとノーマル音声ヘッドを具えて、異なる言語の2つ
の音声信号を磁気テープから再生することが可能なバイ
リンガル音声再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハイファイ音声記録/再生機
能を具えたVTR(ビデオテープレコーダ)が知られてお
り、この種VTRにおいては、回転ヘッドシリンダーに
ハイファイ音声ヘッドが装備される一方、コントロール
ヘッドと一体に、ノーマル音声ヘッドが装備されてい
る。ハイファイ音声ヘッドには、変調器やノイズリダク
ション回路からなるハイファイ音声記録系を介して、主
音声信号入力端子及び副音声信号入力端子が接続される
と共に、復調器やノイズリダクション回路からなるハイ
ファイ音声再生系を介して、主音声出力端子及び副音声
出力端子が接続されている。
【0003】上述の如きVTRにおいては、異なる言語
(日本語及び外国語)の2つの音声信号(バイリンガル信
号)をハイファイ音声ヘッドを用いて磁気テープに記録
する場合、一般に、日本語の音声は主音声として、主音
声信号が主音声信号入力端子へ入力される一方、外国語
の音声は副音声として、副音声信号が副音声信号入力端
子へ入力されて、ハイファイ音声ヘッドによって両音声
信号が磁気テープに記録される。これに対し、ノーマル
音声ヘッドを用いた記録においては、2チャンネルの音
声記録は出来ないので、通常は主音声信号が選択されて
ノーマル音声ヘッドによって磁気テープに記録される。
【0004】又、バイリンガル信号が記録された磁気テ
ープを用いて語学学習等を行なう場合に、再生速度を1
倍速未満、若しくは2倍速以上に設定したり、一定テー
プ区間に記録されている音声信号を繰り返し再生する等
の特殊再生を可能とするため、デジタルシグナルプロセ
ッサー等からなる話速変換回路(例えば三洋電機株式会
社製「LC85400シリーズ」)が装備される。尚、
話速変換回路を装備したVTRにおいては、特殊再生モ
ードが設定された場合、ノーマル音声ヘッドによって再
生される連続性を有する音声信号を話速変換回路へ供給
する必要があり、ハイファイ音声ヘッドからの不連続な
音声信号は話速変換に用いることが出来ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のV
TRを用いたバイリンガル信号の記録、再生においては
ハイファイ音声ヘッドによって主音声信号及び副音声信
号の両方が磁気テープに記録されるものの、ノーマル音
声ヘッドによっては主音声信号のみが記録されるに過ぎ
ないので、副音声(外国語)を例えば1倍速の通常再生モ
ードで再生している状態から、例えば0.8倍速の特殊
再生モードに切り換えると、再生ヘッドが自動的にハイ
ファイ音声ヘッドからノーマル音声ヘッドに切り換えら
れて、再生音声が、話速変換回路の処理可能な主音声
(日本語)に切り替わってしまう問題があった。
【0006】本発明の目的は、副音声信号を1倍速未満
の特殊再生モードで再生することが出来るバイリンガル
音声再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバイリンガ
ル音声再生装置は、ハイファイ音声ヘッド(21)とノーマ
ル音声ヘッド(26)を具えて、異なる言語の2つの音声信
号(主音声信号及び副音声信号からなるバイリンガル信
号)を磁気テープから再生することが可能である。 該バ
イリンガル音声再生装置において、ハイファイ音声ヘッ
ド(21)及びノーマル音声ヘッド(26)にはそれぞれハイフ
ァイ音声再生系及びノーマル音声再生系が接続され、ハ
イファイ音声再生系の主音声出力端及び副音声出力端に
は、第1切換えスイッチ(11)の一対の入力端が接続され
る一方、該第1切換えスイッチ(11)の出力端とノーマル
音声再生系の出力端には、第2切換えスイッチ(12)の一
対の入力端が接続され、該第2切換えスイッチ(12)の出
力端は、話速変換回路(41)を介して、主音声出力端子(3
9)及び副音声出力端子(40)に接続されている。
【0008】そして、1倍速未満の特殊再生モードに
て、第1切換えスイッチ(11)が何れか一方の入力端に切
り換えられると共に、第2切換えスイッチ(12)が第1切
換えスイッチ側の入力端に切り換えられて、ハイファイ
音声ヘッド(21)によって再生される信号が、話速変換回
路(41)を経て主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(4
0)から出力される。又、2倍速以上の特殊再生モードに
て、第2切換えスイッチ(12)がノーマル音声再生系側の
入力端に切り換えられて、ノーマル音声ヘッド(26)によ
って再生される音声信号が話速変換回路(41)を経て主音
声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)から出力され
【0009】具体的には、前記第1切換えスイッチ(11)
及び第2切換えスイッチ(12)は、ハイファイ音声再生系
から得られる主音声信号及び副音声信号が異なる言語の
2つの音声信号であるバイリンガル状態であるか否かを
判別するバイリンガル自動判別回路(38)の判別結果に基
づいて切換えが制御されており、1倍速未満の特殊再生
モードにて、バイリンガル状態であると判別されたと
き、第1切換えスイッチ(11)が所定の何れか一方の入力
端に切り換えられると共に、第2切換えスイッチ(12)が
第1切換えスイッチ側の入力端に切り換えられる。
【0010】上記本発明のバイリンガル音声再生装置に
おいては、磁気テープ(10)からハイファイ音声ヘッド(2
1)によって再生される主音声信号及び副音声信号がバイ
リンガル自動判別回路(38)へ供給されて、これらの信号
がバイリンガル信号であるか否かが判断される。 ここ
で、磁気テープ(10)に、ハイファイ音声ヘッドによって
バイリンガル信号が記録されると共に、ノーマル音声ヘ
ッドによって主音声信号又は副音声信号の何れか一方が
記録されている場合において、通常テープ速度による再
生モード、一定のテープ区間に記録されている信号を繰
り返し再生する一時停止モード、若しくは、1倍速未満
の特殊再生モードを設定すると、バイリンガル自動判別
回路(38)によってバイリンガル状態が判別され、第2切
換えスイッチ(12)は第1切換えスイッチ(11)側に切り換
えられる。又、第1切換えスイッチ(11)は、ハイファイ
音声再生系から得られる主音声信号又は副音声信号の
内、予め決められている何れか一方の信号(例えば副音
声信号)を選択して、第2切換えスイッチ(12)の一方の
入力端へ出力する。
【0011】これによって、第1切換えスイッチ(11)の
出力端から得られる一方の音声信号(副音声信号)が、話
速変換回路(41)へ供給されて特殊再生モードに応じた話
速変換の処理を受けた後、主音声出力端子(39)及び副音
声出力端子(40)から出力される。ここで、話速変換回路
(41)へ供給される音声信号は、ハイファイ音声ヘッド(2
1)によって再生された信号であるため、高音質の音声に
よる語学学習が実現される。又、通常再生モードによる
副音声(外国語音声)の再生中に、上記特殊再生モードに
切り換えたとしても、引き続き、ハイファイ音声ヘッド
(21)を用いた副音声(外国語音声)の再生が継続されるこ
とになる。
【0012】これに対し、2倍速以上の特殊再生モード
(例えばサーチモード)を設定すると、バイリンガル自動
判別回路(38)によってバイリンガル状態が判別され、第
2切換えスイッチ(12)はノーマル音声ヘッド(26)側に切
り換えられる。これによって、ノーマル音声ヘッド(26)
から得られる音声信号(副音声信号)が、話速変換回路(4
1)へ供給されて特殊再生モードに応じた話速変換の処理
を受けた後、主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(4
0)から出力される。
【0013】この結果、2倍速以上の特殊再生モードが
実現される。ここで、話速変換回路(41)へ供給される音
声信号は、ノーマル音声ヘッド(26)によって再生された
信号であるため、ハイファイ音声信号に比べて音質が劣
るが、サーチモード等の特殊再生モードでは、多少の音
質の低下は問題とならない。
【0014】具体的構成において、ハイファイ音声再生
系の主音声出力端及び副音声出力端には、第3切換えス
イッチ(13)の一対の入力端が接続されると共に、第4切
換えスイッチ(14)の一対の入力端が接続され、第3切換
えスイッチ(13)及び第4切換えスイッチ(14)の出力端が
それぞれ主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)に
接続されており、バイリンガル自動判別回路(38)によっ
てバイリンガル状態でないと判別されたとき、第3切換
えスイッチ(13)は主音声出力端側に切り換えられると共
に、第4切換えスイッチ(14)は副音声出力端側に切り換
えられて、主音声信号及び副音声信号が直接に主音声出
力端子(39)及び副音声出力端子(40)へ供給される。該具
体的構成によれば、磁気テープ(10)に主音声信号として
左チャンネル音声信号、副音声信号として右チャンネル
音声信号が記録されている場合、第3切換えスイッチ(1
3)及び第4切換えスイッチ(14)を切り換えて、ハイファ
イ音声再生系からの左チャンネル信号及び右チャンネル
信号を直接に主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(4
0)へ供給して、ステレオ音声として放音することが出来
る。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るバイリンガル音声再生装置
によれば、磁気テープに記録されているハイファイ音声
を1倍速未満の特殊再生モードで再生することが可能で
あるので、例えば副音声(外国語)を1倍速の通常再生モ
ードで再生している状態から0.8倍速の特殊再生モー
ドに切り換えたとしても、継続して副音声(外国語)が再
生され、特に語学学習等に好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバイリンガル音声
再生装置をVTRに実施した形態につき、図面に沿って
具体的に説明する。本発明に係るVTRは、図1に示す
如きバイリンガル音声記録装置を具えており、主音声信
号入力端子(5)へ入力された主音声信号と、副音声信号
入力端子(50)へ入力された副音声信号は、それぞれノイ
ズリダクション回路(4)を経て変調器(3)へ入力され、
異なる周波数のキャリアによって変調を受けた後、互い
に加算され、更にプリアンプ(2)へ供給される。プリア
ンプ(2)の出力信号はハイファイ音声ヘッド(1)によっ
て磁気テープ(10)に記録される。又、両入力端子(5)(5
0)から得られる主音声信号及び副音声信号は、切換えス
イッチ(8)を経て、両信号が混合され、若しくは何れか
一方の信号が選択されて、記録アンプ(7)へ供給され
る。そして、記録アンプ(7)の出力信号はノーマル音声
ヘッド(6)によって磁気テープ(10)に記録される。
【0017】切換えスイッチ(8)の切換えは、マイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)(9)によって制御
されており、マイコン(9)は、ユーザの操作に基づい
て、主音声(L)を選択した第1切換え状態と、副音声
(R)を選択した第2切換え状態と、両音声の混合信号
(MIX)を選択した第3切換え状態の何れかに切換え
る。例えば、上記の3つの切換え状態を選択するための
オンスクリーン表示を行なえば、画面上で所望の切換え
状態を設定することが出来る。バイリンガル音声の記録
時には、自動的に第2切換え状態を設定することも可能
である。
【0018】又、本発明に係るVTRは、図2に示す如
きバイリンガル音声再生装置を具えており、ハイファイ
音声ヘッド(21)からの再生信号は、プリアンプ(22)及び
バンドパスフィルター(23)を経て、一対の復調器(24)(2
4)へ供給されて、主音声信号と副音声信号に分離され、
これらの音声信号は更にノイズリダクション回路(25)(2
5)を経て、第1切換えスイッチ(11)の一対の入力端へ供
給される。一方、ノーマル音声ヘッド(26)からの再生信
号は、等価器(27)を経て、第2切換えスイッチ(12)の一
方の入力端へ供給される。該第2切換えスイッチ(12)の
他方の入力端には、前記第1切換えスイッチ(11)の出力
端が接続されている。
【0019】第2切換えスイッチ(12)の出力端は、アン
プ(28)を介して、話速変換回路(41)へ接続されている。
話速変換回路(41)は、例えば三洋電機株式会社製「LC
85400シリーズ」によって構成することが可能であ
る。前記アンプ(28)からの再生音声信号は、先ずオート
レベルコントロールアンプ(29)によってA/D変換のた
めの最適レベルまで増幅した後、A/D変換器(30)へ供
給する。これによって得られるデジタル信号はデジタル
シグナルプロセッサー(31)によってメモリインターフェ
ース(35)を経てメモリー(36)に書き込む。又、メモリー
(36)から読み出されたデジタル信号は、D/A変換器(3
2)へ供給する。これによって得られるアナログ信号は、
ローパスフィルター(33)によって量子化ノイズを除去し
た後、音声信号として出力する。ここで、CPUインタ
ーフェース(34)を介して接続したマイコン(37)によっ
て、メモリー(36)に対するデータの書込み及び読出しを
制御することにより、種々の再生速度による特殊再生動
作を実現するのである。
【0020】ハイファイ音声ヘッド(21)によって再生さ
れてノイズリダクション回路(25)(25)を経た主音声信号
及び副音声信号は、それぞれ第1切換えスイッチ(11)の
両入力端子を経た後、それぞれ第3切換えスイッチ(13)
の主音声入力端子L及び副音声入力端子Rへ入力され
る。ノーマル音声ヘッド(26)によって再生されて第2切
換えスイッチ(12)の出力端から出力される音声信号は第
3切換えスイッチ(13)のノーマル音声入力端子NORへ
入力される。更に、話速変換回路(41)から出力される音
声信号は第3切換えスイッチ(13)の話速変換信号入力端
子VSCへ入力される。又、ハイファイ音声ヘッド(21)
によって再生されてノイズリダクション回路(25)(25)を
経た主音声信号及び副音声信号は、それぞれ第4切換え
スイッチ(14)の主音声入力端子L及び副音声入力端子R
へ入力される。ノーマル音声ヘッド(26)によって再生さ
れて第2切換えスイッチ(12)の出力端から出力される音
声信号は第4切換えスイッチ(14)のノーマル音声入力端
子NORへ入力される。更に、話速変換回路(41)から出
力される音声信号は第4切換えスイッチ(14)の話速変換
信号入力端子VSCへ入力される。第3切換えスイッチ
(13)及び第4切換えスイッチ(14)の出力端はそれぞれ主
音声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)へ接続されて
いる。
【0021】又、ハイファイ音声ヘッド(21)によって再
生されて第1切換えスイッチ(11)の両入力端を経た主音
声信号及び副音声信号は、バイリンガル自動判別回路(3
8)へ供給されて、これらの信号がバイリンガル信号であ
る(バイリンガル状態)か否かが判別される。例えば、主
音声信号及び副音声信号の平均レベルを比較し、平均レ
ベルが大きく異なるときは、バイリンガル状態であると
判別することが出来る。
【0022】バイリンガル自動判別回路(38)の判別結果
はマイコン(37)へ供給され、これに応じてマイコン(37)
は、第1〜第4切換えスイッチ(11)(12)(13)(14)の切り
換えを制御する。即ち、磁気テープ(10)に、上記バイリ
ンガル音声記録装置のハイファイ音声ヘッド(1)によっ
てバイリンガル信号が記録されると共に、ノーマル音声
ヘッド(6)によって副音声信号が記録されている場合に
おいて、通常テープ速度による再生モード、一定のテー
プ区間に記録されている信号を繰り返し再生する一時停
止モード、若しくは、1倍速未満の特殊再生モードを設
定すると、バイリンガル自動判別回路(38)によってバイ
リンガル状態が判別され、第2切換えスイッチ(12)は第
1切換えスイッチ(11)側に切り換えられる。又、第1切
換えスイッチ(11)は、ハイファイ音声ヘッド(21)によっ
て再生される副音声信号を選択して、第2切換えスイッ
チ(12)の一方の入力端へ出力する。第3切換えスイッチ
(13)及び第4切換えスイッチ(14)はそれぞれ話速変換信
号入力端子VSCに切り換えられる。
【0023】この結果、第1切換えスイッチ(11)の出力
端から得られる副音声信号が、話速変換回路(41)へ供給
されて特殊再生モードに応じた話速変換の処理を受けた
後、主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)から出
力される。ここで、話速変換回路(41)へ供給される音声
信号は、ハイファイ音声ヘッド(21)によって再生された
信号であるため、高音質の音声による語学学習が実現さ
れる。尚、通常再生モードによる副音声(外国語音声)の
再生中に、上記特殊再生モードに切り換えたとしても、
引き続き、ハイファイ音声ヘッド(21)を用いた副音声
(外国語音声)の再生が継続されることになる。
【0024】これに対し、2倍速以上の特殊再生モード
(例えばサーチモード)を設定すると、バイリンガル自動
判別回路(38)によってバイリンガル状態が判別され、第
2切換えスイッチ(12)はノーマル音声ヘッド(26)側に切
り換えられる。又、第3切換えスイッチ(13)及び第4切
換えスイッチ(14)はそれぞれ話速変換信号入力端子VS
Cに切り換えられる。
【0025】これによって、ノーマル音声ヘッド(26)か
ら得られる副音声信号が、話速変換回路(41)へ供給され
て特殊再生モードに応じた話速変換の処理を受けた後、
主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)から出力さ
れる。この結果、2倍速以上の特殊再生モードが実現さ
れる。ここで、話速変換回路(41)へ供給される音声信号
は、ノーマル音声ヘッド(26)によって再生された信号で
あるため、ハイファイ音声信号に比べて音質が劣るが、
サーチモード等の特殊再生モードでは、多少の音質の低
下は問題とならない。
【0026】一方、磁気テープ(10)に主音声信号及び副
音声信号としてステレオの左チャンネル音声信号及び右
チャンネル音声信号が記録されている場合は、バイリン
ガル自動判別回路(38)によってバイリンガル状態でない
と判別され、第3切換えスイッチ(13)は主音声入力端子
L若しくは副音声入力端子Rに切り換えられると共に、
第4切換えスイッチ(14)は副音声入力端子R若しくは主
音声入力端子Lに切り換えられる。これによって、ハイ
ファイ音声ヘッド(21)によって再生される主音声信号及
び副音声信号が直接に主音声出力端子(39)及び副音声出
力端子(40)へ供給されることになる。
【0027】又、磁気テープ(10)に前記ノーマル音声ヘ
ッド(6)によってノーマル音声信号が記録されている場
合において、該ノーマル音声信号を通常再生モードで再
生するときは、第2切換えスイッチ(12)がノーマル音声
ヘッド(26)側に切り換えられると共に、第3切換えスイ
ッチ(13)及び第4切換えスイッチ(14)がそれぞれノーマ
ル音声入力端子NORに切り換えられる。これによっ
て、主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)から
は、ノーマル音声信号が得られることになる。
【0028】上述の如く、本発明に係るハイファイ音声
/再生装置を具えたVTRによれば、主音声(日本語)及
び副音声(外国語)からなるバイリンガル音声をハイファ
イ音声ヘッドによって磁気テープに記録することが出来
ると同時に、副音声をノーマル音声ヘッドによって磁気
テープに記録することが出来、この磁気テープに記録さ
れている副音声を特殊再生モードで再生することが可能
である。従って、例えば副音声(外国語)を1倍速の通常
再生モードで再生している状態から0.8倍速の特殊再
生モードに切り換えたとしても、継続して副音声(外国
語)が再生され、特に語学学習等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイリンガル音声記録装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係るバイリンガル音声再生装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
(10) 磁気テープ (1) ハイファイ音声ヘッド (6) ノーマル音声ヘッド (5) 主音声信号入力端子 (50) 副音声信号入力端子 (8) 切換えスイッチ (21) ハイファイ音声ヘッド (26) ノーマル音声ヘッド (39) 主音声出力端子 (40) 副音声出力端子 (11) 第1切換えスイッチ (12) 第2切換えスイッチ (13) 第3切換えスイッチ (14) 第4切換えスイッチ (38) バイリンガル自動判別回路 (41) 話速変換回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイファイ音声ヘッド(21)とノーマル音
    声ヘッド(26)を具えて、異なる言語の2つの音声信号を
    磁気テープから再生することが可能なバイリンガル音声
    再生装置において、ハイファイ音声ヘッド(21)及びノー
    マル音声ヘッド(26)にはそれぞれハイファイ音声再生系
    及びノーマル音声再生系が接続され、ハイファイ音声再
    生系の主音声出力端及び副音声出力端には、第1切換え
    スイッチ(11)の一対の入力端が接続される一方、該第1
    切換えスイッチ(11)の出力端とノーマル音声再生系の出
    力端には、第2切換えスイッチ(12)の一対の入力端が接
    続され、該第2切換えスイッチ(12)の出力端は、話速変
    換回路(41)を介して、主音声出力端子(39)及び副音声出
    力端子(40)に接続され、1倍速未満の特殊再生モードに
    て、第1切換えスイッチ(11)が何れか一方の入力端に切
    り換えられると共に、第2切換えスイッチ(12)が第1切
    換えスイッチ側の入力端に切り換えられて、ハイファイ
    音声ヘッド(21)によって再生される信号が話速変換回路
    (41)を経て主音声出力端子(39)及び副音声出力端子(40)
    から出力され、2倍速以上の特殊再生モードにて、第2
    切換えスイッチ(12)がノーマル音声再生系側の入力端に
    切り換えられて、ノーマル音声ヘッド(26)によって再生
    される音声信号が話速変換回路(41)を経て主音声出力端
    子(39)及び副音声出力端子(40)から出力されることを特
    徴とするバイリンガル音声再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第1切換えスイッチ(11)及び第2切
    換えスイッチ(12)は、ハイファイ音声再生系から得られ
    る主音声信号及び副音声信号が異なる言語の2つの音声
    信号であるバイリンガル状態であるか否かを判別するバ
    イリンガル自動判別回路(38)の判別結果に基づいて切換
    えが制御されており、1倍速未満の特殊再生モードに
    て、バイリンガル状態であると判別されたとき、第1切
    換えスイッチ(11)が所定の何れか一方の入力端に切り換
    えられると共に、第2切換えスイッチ(12)が第1切換え
    スイッチ側の入力端に切り換えられる請求項1に記載の
    バイリンガル音声再生装置。
  3. 【請求項3】 ハイファイ音声再生系の主音声出力端及
    び副音声出力端には、第3切換えスイッチ(13)の一対の
    入力端が接続されると共に、第4切換えスイッチ(14)の
    一対の入力端が接続され、第3切換えスイッチ(13)及び
    第4切換えスイッチ(14)の出力端がそれぞれ主音声出力
    端子(39)及び副音声出力端子(40)に接続されており、
    イリンガル自動判別回路(38)によってバイリンガル状態
    でないと判別されたとき、第3切換えスイッチ(13)は主
    音声出力端側に切り換えられると共に、第4切換えスイ
    ッチ(14)は副音声出力端側に切り換えられて、主音声信
    号及び副音声信号が直接に主音声出力端子(39)及び副音
    声出力端子(40)へ供給される請求項2に記載のバイリン
    ガル音声再生装置。
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