JP2558486Y2 - 押込装置付コンテナの制御装置 - Google Patents

押込装置付コンテナの制御装置

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JP2558486Y2
JP2558486Y2 JP223691U JP223691U JP2558486Y2 JP 2558486 Y2 JP2558486 Y2 JP 2558486Y2 JP 223691 U JP223691 U JP 223691U JP 223691 U JP223691 U JP 223691U JP 2558486 Y2 JP2558486 Y2 JP 2558486Y2
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container
emergency stop
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cylinder
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JP223691U
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橋 真 司 板
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンテナ本体の内部に
シリンダを介して押込板を揺動させて塵芥を押圧する押
込装置を備えた押込装置付コンテナの制御装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記押込装置付コンテナは、一般に投入
口から投入された塵芥をシリンダを介して揺動する押込
板で押圧する押込装置を内蔵したコンテナ本体と、この
コンテナ本体と別体で上記シリンダを駆動する油圧発生
装置から構成され、この油圧発生装置と上記シリンダと
は、3本のホースで連結されている。そして、この油圧
発生装置には、起動ボタン及び停止ボタンを設けたリモ
コンボックスが付設され、この起動ボタンを押すことに
よって油圧発生装置からシリンダへの圧油の供給を行っ
て押込装置による積込動作を行い、任意に積込動作を中
止させたい時は、停止ボタンを押すことで上記シリンダ
への圧油の供給を停止させることによって制御するよう
なされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、塵芥の投入を容易にするため、投入口
をより低く設定しようとすると、投入口と押込板との間
の隙間から塵芥が作業者側後方に飛散して作業者に汚水
等が引っ掛かってしまうことがあるばかりでなく、巻込
まれ事故の発生等、安全性の面で問題があるのが現状で
あった。
【0004】本考案は上記に鑑み、投入口をより低く設
定して塵芥の投入の便を図ることができ、しかも安全性
の面でも問題がないようにしたものを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係る押込み装置付きコンテナの制御装置
は、コンテナ本体の後部に開閉扉を、前部に投入口を夫
々備えるとともに、この投入口より投入された塵芥を押
込むための押込板とこの押込板を揺動させるシリンダと
を有し、このシリンダをコンテナ本体と別個に設けられ
た油圧発生装置に油圧ホースで連結した押し込み装置付
きコンテナにおいて、コンテナ本体の前部に揺動自在な
緊急停止バーを横設するとともに、この緊急停止バーの
揺動に伴って切換作動する切換弁を前記油圧ホースの途
中に介装し、さらに前記投入口の下縁に開口部を設け、
この開口部に下端部を軸支して垂直位置と水平位置との
間を回動するアオリ板を配設し、このアオリ板が垂直位
置で前記開口部を閉塞し、このアオリ板が水平位置で前
記緊急停止バーを揺動させるリンク機構を作動させるこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のように構成した本考案によれば、投入口
の下縁に配設したアオリ板を倒すことによって、投入口
をより低く設定して塵芥の投入の便を図り、しかもこの
時、このアオリ板の回転に伴って緊急停止バー及びリン
ク機構を介して切換弁を切換えることによって、シリン
ダへの油圧発生装置からの圧油の供給を停止させ、アオ
リ板を立てた(閉じた)状態では、通常通りの運転を行
うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】図5に示すように、コンテナ本体1の後部
には、開閉自在な開閉扉2が設けられているとともに、
この前部には、上下方向に移動して左右の各投入口3を
開閉するホッパドア4が設けられている。一方、このコ
ンテナ本体1と別体に、油圧発生装置5が備えられ、こ
の油圧発生装置5には、リモコンボックス6が付設さ
れ、このリモコンボックス6には、起動ボタン7aと停
止ボタン7bとが設けられている。そして両者1,6
は、3本の油圧ホース8a〜8cによって繋がれてい
る。
【0009】上記コンテナ本体1の前方内部には、図3
に示すように、インサイドシリンダ9a,アウトサイド
シリンダ9b及び押込板10が備えられた押圧装置11
が内蔵されている。また、ホッパドア4は、その上端に
おいて、揺動自在なドアリフトアーム12に回転自在に
連結され、更にこのドアリフトアーム12には、引張コ
イルばね13が取付けられて、ホッパドア4の昇降が容
易に行えるようなされている。
【0010】そして、図4に示すように、上記インサイ
ドシリンダ9a及びアウトサイドシリンダ9bの各伸展
側に2本の油圧ホース8a,8bが、収縮側に1本の油
圧ホース8cが夫々連結され、更にこの油圧ホース8c
の途中に手動によって切換えできる切換弁14が介装さ
れている。
【0011】上記コンテナ本体1の前面の投入口3の下
縁には、アオリ板15が回転自在に配置され、これを倒
すことによって投入口3を下方に拡げ、これによって投
入口3からの塵芥の投入の便を図り、しかも安全性の面
から、アオリ板15を倒した状態では押込装置11が作
動しないようになされているのであるが、これを図1及
び図2により説明する。
【0012】図1は、アオリ板15を閉じた状態、即ち
押圧装置11が作動可能な状態を、図2はアオリ板15
を倒した状態、即ち投入口3を下方に拡げて塵芥投入の
便を図りかつ安全性の面から押圧装置11が作動しない
ようにした状態を夫々示すもので、アオリ板15は、コ
ンテナ本体1の前部に備えられた左右のごみ投入口3の
各々の下縁に、そのぼほ全幅に亙って装備され、コンテ
ナ本体1に設けられたピン16を介して回転自在に枢支
されている。そして、アオリ板15を立てた状態及び水
平に倒した状態において、アオリ板15に当接してこの
これ以上の回転を阻止するためのストッパ17a,17
bが配置され、実際は90°しか回転しないようなされ
ている。
【0013】また、アオリ板15の下方に位置して角チ
ューブ18が備えられ、この角チューブ18には、上下
方向に延びるプッシュロッド19がガイド20を介して
設けられている。このプッシュロッド19は、圧縮ばね
21を介して上方に付勢され、プッシュロッド19に固
着したばね受22によって上動が規制されているととも
に、上記アオリ板15を倒した時に、このアオリ板15
がプッシュロッド19の上面に当接して、これを圧縮ば
ね21の弾性力に抗して下動させるようなされている。
【0014】また、上記角チューブ18の下方には、こ
の下面に突設したヒンジ23にピン24を介してベルク
ランク状のリンクアーム25がそのほぼ中央において回
転自在に支承されて配置され、このリンクアーム25の
一端と上記プッシュロッド19の下面とが当接し、プッ
シュロッド19の下動に伴って図2の矢印で示す方向に
リンクアーム25が揺動するようなされている。
【0015】上記リンクアーム25の他端は、緊急停止
バー26のアーム27に設けられたヒンジ28にピン2
9を介して連結されている。この緊急停止バー26は、
緊急時にこれを押圧することによって、アーム27を揺
動させ、この揺動に伴って上記油圧発生装置5から押圧
装置11への圧油の供給を止めてこの積込作業を停止さ
せるためのものである。
【0016】即ち、この緊急停止バー26のアーム27
の下端は、回転自在に支承されたトルクチューブ30に
固定され、このトルクチューブ30には、ヒンジ31が
固着されている。このヒンジ31にリンクロッド32の
一端が連結されているとともに、このリンクロッド32
の他端に当接する位置に位置して、上記切換弁14がピ
ン33を介して取り付けられている。
【0017】そして、緊急停止バー26の押圧に伴っ
て、トルクチューブ30及びヒンジ31が一体となって
回転し、この回転に伴って切換弁14を図4に示す位置
から下方の遮断位置に切換え、これによって油圧ホース
8cからの圧油の供給を止めて、押圧装置11を停止さ
せるようなされている。
【0018】ここに、上記のようにリンクアーム25の
他端が緊急停止バー26のアーム27に設けられたヒン
ジ28にピン29を介して連結されているため、プッシ
ュロッド19を下動させてリンクアーム25を揺動させ
た際、このリンクアーム25を介して緊急停止バー26
を押圧した状態、即ち切換弁14を遮断位置に切換え、
油圧ホース8cからの圧油の供給を止めて、押圧装置1
1を停止させた状態(作動不能な状態)に保持するよう
なされている。
【0019】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0020】図1に示すアオリ板1を立てた状態では、
プッシュロッド19は、圧縮ばね21の弾性力によっ
て、ストッパ17bより少し頭を出した位置に保持され
ている。この状態において、切換弁14は、図4に示す
位置にあるため、押圧装置11による積込作業が可能
で、しかも緊急停止バー26を介してこの緊急停止も可
能である。
【0021】そして、塵芥を投入口2から投入するに当
たっては、アオリ板15を倒して図2に示す状態とな
し、これによって投入口2を下方に拡げて塵芥の投入の
便を図るのであるが、この時、プッシュロッド19は、
アオリ板15に押されて下動し、この下動に伴ってリン
クアーム25も同図に示す方向に揺動する。すると、緊
急停止バー26を押圧したのと同じ状態でトルクチュー
ブ28及びヒンジ29が一体となって回転し、この回転
に伴って切換弁14が図4に示す位置から下方の遮断位
置に切換えられる。これによって、油圧ホース8cを通
しての押圧装置11への圧油の供給が止められ、押圧装
置11が作動しない状態に維持される。
【0022】次に、アオリ板15を倒した状態からこれ
を立てると、プッシュロッド19は、圧縮ばね21の弾
性力によって上動して元の位置に自動的に復帰し、更に
緊急停止バー26を手前に引いて戻すことによって、切
換弁14を図4に示す位置に切換えて押圧装置11を作
動可能な状態とすることができる。
【0023】
【考案の効果】本考案は上記のような構成であるので、
アオリ板を介して投入口を下方に拡げ、これによって塵
芥の投入の便を図ることができる。しかも、この状態で
誤って押圧装置が作動してしまうことを確実に防止する
とともに、押圧装置作動時に塵芥が飛散してしまうこと
を防止することができる。
【0024】更に、アオリ板をごみ置きとして活用する
ことができ、塵芥投入作業の作業性の向上を図ることが
できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すアオリ板を立てた状態
の要部拡大図。
【図2】本考案の一実施例を示すアオリ板を倒した状態
の要部拡大図。
【図3】コンテナ本体の前部を示す側面図。
【図4】油圧回路図。
【図5】全体斜視図。
【符号の説明】
1 コンテナ本体 3 投入口 5 油圧発生装置 8a 油圧ホース 8b 油圧ホース 8c 油圧ホース 9a シリンダ 9b シリンダ 11 押込装置 14 切換弁 15 アオリ板 19 プッシュロッド 21 圧縮ばね 25 リンクアーム 26 緊急停止バー 30 トルクチューブ 32 リンクロッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナ本体の後部に開閉扉を、前部に投
    入口を夫々備えるとともに、この投入口より投入された
    塵芥を押込むための押込板とこの押込板を揺動させるシ
    リンダとを有し、このシリンダをコンテナ本体と別個に
    設けられた油圧発生装置に油圧ホースで連結した押し込
    み装置付きコンテナにおいて、コンテナ本体の前部に揺
    動自在な緊急停止バーを横設するとともに、この緊急停
    止バーの揺動に伴って切換作動する切換弁を前記油圧ホ
    ースの途中に介装し、さらに前記投入口の下縁に開口部
    を設け、この開口部に下端部を軸支して垂直位置と水平
    位置との間を回動するアオリ板を配設し、このアオリ板
    が垂直位置で前記開口部を閉塞し、このアオリ板が水平
    位置で前記緊急停止バーを揺動させるリンク機構を作動
    させることを特徴とする押込み装置付きコンテナの制御
    装置。
JP223691U 1991-01-28 1991-01-28 押込装置付コンテナの制御装置 Expired - Lifetime JP2558486Y2 (ja)

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JPH0496402U JPH0496402U (ja) 1992-08-20
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