JP2004123322A - ゴミ箱 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
- B65F1/00—Refuse receptacles; Accessories therefor
- B65F1/14—Other constructional features; Accessories
- B65F1/16—Lids or covers
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Abstract
【課題】ゴミの容積を圧縮し、収容量の拡大を図ることのできるゴミ箱を提供すること。
【解決手段】ゴミを収納する収納容器11と、該収納容器11の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体12と、該蓋体12を開閉動作させる開閉機構13とを備え、前記蓋体12に取付けられた押圧錘16によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮するので、ゴミの容積を圧縮し、収容量を2.5〜3倍に拡大することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】ゴミを収納する収納容器11と、該収納容器11の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体12と、該蓋体12を開閉動作させる開閉機構13とを備え、前記蓋体12に取付けられた押圧錘16によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮するので、ゴミの容積を圧縮し、収容量を2.5〜3倍に拡大することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ペーパータオルやテッシュペーパー等の嵩張った状態で捨てられるゴミの容積を縮小して収容することのできるゴミ箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のトイレ、洗面所等に設置されるゴミ箱は、単に使用済みのペーパータオルやテッシュペーパー等が手を拭いて丸められ、容積の増大した状態で投棄されるものである。したがって、すぐにゴミ箱が一杯になり清掃員が頻繁にゴミ袋を交換しなければならなかった。また、一杯になった場合、清掃員が来ない時は手で押し込む必要があり、衛生的でなかった。
また、これを解消するものとして、嵩張るゴミを押し潰して容積を小さくして処理するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−180503号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の嵩張るゴミの容積を小さくして処理するゴミ箱において、ゴミを押し潰し又は拡散して容器内に落下させるゴミ減容機構、昇降機構部、回転体等の各種機構を備えた複雑ものであり、装置が大掛かりになると云う欠点が存在した。また、製造コストも嵩むものであった。
【0005】
この発明は上記実情に鑑み提案されたもので、簡易な構造で嵩張るゴミを減容し、多量のゴミを収容することのできるゴミ箱を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ゴミを収納する収納容器と、該収納容器の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体と、該蓋体を開閉動作させる開閉機構とを備え、前記蓋体に取付けられた押圧錘によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮することを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、前記開閉機構は、足踏みぺダルとリンク機構と減衰ダンパーとから構成されたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は請求項1または2に記載の構成に限定を加えて、前記収納容器の開口部近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構が設けられたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係るゴミ箱の閉蓋状態を示す斜視図、図2は本願発明のゴミ箱の開蓋状態を示す斜視図である。ここで、ゴミ箱10は、ゴミを収納する収納容器11と、この収納容器11の上端開口部11aに開閉自在に軸支された蓋体12と、この蓋体12を開閉動作させる開閉機構13とを備えている。
【0010】
収納容器11は、上端開口部11aを有する筒状をしており、底部に設けた脚板14によって自立可能に形成されている。脚板14は、前後に突出して形成されている。これは、蓋体12の開閉操作を円滑にする為である。また、左右方向にも少量突出している。これは、壁面等に蓋体12の側面が当接して開閉動作に支障を生じないようにするためである。本実施の形態において、収納容器11は角筒状に形成されているが、これに限ることなく円形、楕円形等他の矩形であってもよい。
【0011】
蓋体12は、収納容器11の一端にヒンジ15で開閉可能に支持されている。ヒンジ15は、収納容器11の背面側に突出して形成されており、本実施の形態では、左右の2箇所に設けられている。また、蓋体12の下面には、押圧錘16が突出して形成されている。押圧錘16は、収納容器11の上端開口部11aに挿通され、収納容器11内に投棄されたゴミを押し潰すのに十分な重さを有している。本実施の形態において、押圧錘16の下面はヒンジ15から遠い回動端が厚く、ヒンジに近い部分が薄くなるように傾斜している。この傾斜面は、蓋体12が閉動する際に押圧錘16の下面からゴミ屑が前方にこぼれ落ちるのを阻止すると共に、ゴミ袋を収納容器11にセットする操作を容易にすることができる。
【0012】
更に、収納容器11の上端の開口部の外周近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構であるフック17が設けられている。フック17は、収納容器11の外周にスポット溶接等で取付けられており、収納容器11の内部に入れるゴミ袋の上端を引っ掛けることができる。ゴミ袋の上端を保持することによって、蓋体12を閉じる際に内部のゴミを圧縮してもゴミ袋がずり落ちることがない。なお、支持機構としては、マグネット、面ファスナー等の貼着手段でゴミ袋の上端を保持してもよい。
【0013】
また、収納容器11と開閉機構13の境界の上端に溝13aが形成されている。この溝13aは、ほぼフック17の取付けられた位置までの深さを有している。したがって、収納容器11内に入れたゴミ袋の上端を開閉機構13の設けられた側でも折り返すことができ、確実にゴミ袋を保持できる。
【0014】
開閉機構13は、本実施の形態では収納容器11の側面に配置されており、図8に示すように足踏みぺダル18とリンク機構19と減衰ダンパー20とから構成されている。足踏みぺダル18は、軸21を中心に回動可能に支承されており、下方にストッパ22が設けられている。リンク機構19は、足踏みペダル18の一部に連結された第1のアーム23と、第1のアーム23と連結された第2のアーム24と、第2のアーム24と連結された第3のアーム25とから構成されている。第2のアーム24の中間部は、支点26に回動自在に支持されている。また、第3のアーム25は、蓋体12の一部に回動自在に連結されている。更に、第2のアーム24と第3のアーム25の連結部には、減衰ダンパー20の一端が連結されている。減衰ダンパー20の他端は、装置本体の一部に回動自在に支持されている。
【0015】
以上のように構成された開閉機構13は、足踏みぺダル18を足で踏むことにより、リンク機構19を介して蓋体12を開成することができる。この際、減衰ダンパー20は、伸張されている。また、足踏みぺダル18から足を離すと、蓋体12は、自重で閉じようとする。しかし、第2のアーム24と第3のアーム25との連結部に減衰ダンパー20が連結されているので、蓋体12は減衰されて静かに閉成する。
【0016】
次に、以上のように構成されたゴミ箱の使用状態について説明する。先ず、手を拭く等して丸められて嵩の増したゴミが、収納容器11内にセットされたゴミ袋の中に投棄されて行き、収納容器11の上端近傍まで達すると蓋体12が閉成する際に上端が当接するようになる。内部に収納された嵩張るゴミの量が更に増すと、蓋体12の自重で圧縮される。この様にして、手を拭く等して丸められて嵩の増したゴミを、順次蓋体12の開閉の都度圧縮することで、従来の2.5から3倍収納することができる。
【0017】
図9は、本願発明のゴミ箱の他の実施例を示す全体斜視図である。本実施の形態において、ゴミ箱30は、ゴミを収納する収納容器31と、この収納容器31の上端開口部31aに開閉自在にヒンジ33で軸支された蓋体32とを備えている。
【0018】
収納容器31は、上端開口部31aを有する筒状をしており、底部に設けた脚板34によって自立可能に形成されている。前記実施例と同様に脚板34は、前後に突出して形成されている。これは、蓋体32の開閉操作を円滑にする為である。また、左右方向にも少量突出している。これは、壁面等に蓋体32の側面が当接して開閉動作に支障を生じないようにするためである。
【0019】
ヒンジ33は、収納容器31の背面側に突出して形成されており、本実施の形態では、左右の2箇所に設けられている。また、蓋体32の前面には、開閉操作をするための取手36が延設されている。
【0020】
また、蓋体32の下面には、押圧錘35が突出して形成されている。押圧錘35は、収納容器31の上端開口部31aに挿通され、収納容器31内に投棄されたゴミを押し潰すのに十分な重さを有している。本実施の形態において、押圧錘35の下面はヒンジ33から遠い回動端が厚く、ヒンジに近い部分が薄くなるように傾斜している。この傾斜面は、蓋体32が閉動する際に押圧錘35の下面からゴミ屑が前方にこぼれ落ちるのを阻止すると共に、ゴミ袋を収納容器31にセットする操作を容易にすることができる。
【0021】
以上のように構成した場合、手でもって蓋体32を開閉することができるので、簡易な構造であると共に静かに開閉することができる。また、簡易な構造であるので故障することもない。
【0022】
なお、以上の実施例では、開閉機構13を足踏みぺダル18とリンク機構19と減衰ダンパー20とから構成された例について説明したが、これに限ることなく、足踏みぺダルと歯車機構と減衰バネとから構成してもよい。また、足踏み式のスイッチと駆動モータとから構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0024】
請求項1に記載の発明では、ゴミを収納する収納容器と、該収納容器の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体と、該蓋体を開閉動作させる開閉機構とを備え、前記蓋体に取付けられた押圧錘によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮するので、嵩張るペーパータオルやテッシュペーパー等のゴミが蓋体を開閉する都度、圧し潰される。したがって、従来の2.5〜3倍の量のゴミを収納することができ、清掃作業員がゴミ袋を交換する回数を削減できる。
【0025】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記開閉機構は、足踏みぺダルとリンク機構と減衰ダンパーとから構成されたので、ゴミを投棄する際に蓋体を手で開閉する必要がなく、衛生的である。また、ダンパーにより押圧錘を有した蓋体の閉成動作が緩和されるので、蓋体の開閉を静粛に行うことができる。
【0026】
また、請求項3に記載の発明によれば、前記収納容器の開口部近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構が設けられたので、収納容器内にゴミ袋をセットする場合にゴミ袋の装着を極めて容易に行うことができる。また、蓋体が内部に収納されたゴミを圧縮する際にもゴミ袋がずり落ちる虞がない。更に、満タンとなったゴミ袋を廃棄する際にも容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るゴミ箱の閉蓋状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、同ゴミ箱の開蓋状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、同ゴミ箱の開蓋状態を示す正面図である。
【図4】図4は、同ゴミ箱の背面図である。
【図5】図5は、同ゴミ箱の側面図である。
【図6】図6は、同ゴミ箱の平面図である。
【図7】図7は、同ゴミ箱の蓋体を示す側面図である。
【図8】図8は、同ゴミ箱の開閉機構を示す要部縦断面図である。
【図9】図9は、同ゴミ箱の他の実施例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
10、30 ゴミ箱
11、31 収納容器
12、32 蓋体
13 開閉機構
14、34 脚板
15、33 ヒンジ
16、35 押圧錘
17 フック
18 足踏みぺダル
19 リンク機構
20 減衰ダンパー
21 軸
22 ストッパ
23 第1のアーム
24 第2のアーム
25 第3のアーム
26 支点
36 取手
【発明の属する技術分野】
この発明は、ペーパータオルやテッシュペーパー等の嵩張った状態で捨てられるゴミの容積を縮小して収容することのできるゴミ箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のトイレ、洗面所等に設置されるゴミ箱は、単に使用済みのペーパータオルやテッシュペーパー等が手を拭いて丸められ、容積の増大した状態で投棄されるものである。したがって、すぐにゴミ箱が一杯になり清掃員が頻繁にゴミ袋を交換しなければならなかった。また、一杯になった場合、清掃員が来ない時は手で押し込む必要があり、衛生的でなかった。
また、これを解消するものとして、嵩張るゴミを押し潰して容積を小さくして処理するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−180503号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の嵩張るゴミの容積を小さくして処理するゴミ箱において、ゴミを押し潰し又は拡散して容器内に落下させるゴミ減容機構、昇降機構部、回転体等の各種機構を備えた複雑ものであり、装置が大掛かりになると云う欠点が存在した。また、製造コストも嵩むものであった。
【0005】
この発明は上記実情に鑑み提案されたもので、簡易な構造で嵩張るゴミを減容し、多量のゴミを収容することのできるゴミ箱を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ゴミを収納する収納容器と、該収納容器の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体と、該蓋体を開閉動作させる開閉機構とを備え、前記蓋体に取付けられた押圧錘によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮することを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、前記開閉機構は、足踏みぺダルとリンク機構と減衰ダンパーとから構成されたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は請求項1または2に記載の構成に限定を加えて、前記収納容器の開口部近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構が設けられたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係るゴミ箱の閉蓋状態を示す斜視図、図2は本願発明のゴミ箱の開蓋状態を示す斜視図である。ここで、ゴミ箱10は、ゴミを収納する収納容器11と、この収納容器11の上端開口部11aに開閉自在に軸支された蓋体12と、この蓋体12を開閉動作させる開閉機構13とを備えている。
【0010】
収納容器11は、上端開口部11aを有する筒状をしており、底部に設けた脚板14によって自立可能に形成されている。脚板14は、前後に突出して形成されている。これは、蓋体12の開閉操作を円滑にする為である。また、左右方向にも少量突出している。これは、壁面等に蓋体12の側面が当接して開閉動作に支障を生じないようにするためである。本実施の形態において、収納容器11は角筒状に形成されているが、これに限ることなく円形、楕円形等他の矩形であってもよい。
【0011】
蓋体12は、収納容器11の一端にヒンジ15で開閉可能に支持されている。ヒンジ15は、収納容器11の背面側に突出して形成されており、本実施の形態では、左右の2箇所に設けられている。また、蓋体12の下面には、押圧錘16が突出して形成されている。押圧錘16は、収納容器11の上端開口部11aに挿通され、収納容器11内に投棄されたゴミを押し潰すのに十分な重さを有している。本実施の形態において、押圧錘16の下面はヒンジ15から遠い回動端が厚く、ヒンジに近い部分が薄くなるように傾斜している。この傾斜面は、蓋体12が閉動する際に押圧錘16の下面からゴミ屑が前方にこぼれ落ちるのを阻止すると共に、ゴミ袋を収納容器11にセットする操作を容易にすることができる。
【0012】
更に、収納容器11の上端の開口部の外周近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構であるフック17が設けられている。フック17は、収納容器11の外周にスポット溶接等で取付けられており、収納容器11の内部に入れるゴミ袋の上端を引っ掛けることができる。ゴミ袋の上端を保持することによって、蓋体12を閉じる際に内部のゴミを圧縮してもゴミ袋がずり落ちることがない。なお、支持機構としては、マグネット、面ファスナー等の貼着手段でゴミ袋の上端を保持してもよい。
【0013】
また、収納容器11と開閉機構13の境界の上端に溝13aが形成されている。この溝13aは、ほぼフック17の取付けられた位置までの深さを有している。したがって、収納容器11内に入れたゴミ袋の上端を開閉機構13の設けられた側でも折り返すことができ、確実にゴミ袋を保持できる。
【0014】
開閉機構13は、本実施の形態では収納容器11の側面に配置されており、図8に示すように足踏みぺダル18とリンク機構19と減衰ダンパー20とから構成されている。足踏みぺダル18は、軸21を中心に回動可能に支承されており、下方にストッパ22が設けられている。リンク機構19は、足踏みペダル18の一部に連結された第1のアーム23と、第1のアーム23と連結された第2のアーム24と、第2のアーム24と連結された第3のアーム25とから構成されている。第2のアーム24の中間部は、支点26に回動自在に支持されている。また、第3のアーム25は、蓋体12の一部に回動自在に連結されている。更に、第2のアーム24と第3のアーム25の連結部には、減衰ダンパー20の一端が連結されている。減衰ダンパー20の他端は、装置本体の一部に回動自在に支持されている。
【0015】
以上のように構成された開閉機構13は、足踏みぺダル18を足で踏むことにより、リンク機構19を介して蓋体12を開成することができる。この際、減衰ダンパー20は、伸張されている。また、足踏みぺダル18から足を離すと、蓋体12は、自重で閉じようとする。しかし、第2のアーム24と第3のアーム25との連結部に減衰ダンパー20が連結されているので、蓋体12は減衰されて静かに閉成する。
【0016】
次に、以上のように構成されたゴミ箱の使用状態について説明する。先ず、手を拭く等して丸められて嵩の増したゴミが、収納容器11内にセットされたゴミ袋の中に投棄されて行き、収納容器11の上端近傍まで達すると蓋体12が閉成する際に上端が当接するようになる。内部に収納された嵩張るゴミの量が更に増すと、蓋体12の自重で圧縮される。この様にして、手を拭く等して丸められて嵩の増したゴミを、順次蓋体12の開閉の都度圧縮することで、従来の2.5から3倍収納することができる。
【0017】
図9は、本願発明のゴミ箱の他の実施例を示す全体斜視図である。本実施の形態において、ゴミ箱30は、ゴミを収納する収納容器31と、この収納容器31の上端開口部31aに開閉自在にヒンジ33で軸支された蓋体32とを備えている。
【0018】
収納容器31は、上端開口部31aを有する筒状をしており、底部に設けた脚板34によって自立可能に形成されている。前記実施例と同様に脚板34は、前後に突出して形成されている。これは、蓋体32の開閉操作を円滑にする為である。また、左右方向にも少量突出している。これは、壁面等に蓋体32の側面が当接して開閉動作に支障を生じないようにするためである。
【0019】
ヒンジ33は、収納容器31の背面側に突出して形成されており、本実施の形態では、左右の2箇所に設けられている。また、蓋体32の前面には、開閉操作をするための取手36が延設されている。
【0020】
また、蓋体32の下面には、押圧錘35が突出して形成されている。押圧錘35は、収納容器31の上端開口部31aに挿通され、収納容器31内に投棄されたゴミを押し潰すのに十分な重さを有している。本実施の形態において、押圧錘35の下面はヒンジ33から遠い回動端が厚く、ヒンジに近い部分が薄くなるように傾斜している。この傾斜面は、蓋体32が閉動する際に押圧錘35の下面からゴミ屑が前方にこぼれ落ちるのを阻止すると共に、ゴミ袋を収納容器31にセットする操作を容易にすることができる。
【0021】
以上のように構成した場合、手でもって蓋体32を開閉することができるので、簡易な構造であると共に静かに開閉することができる。また、簡易な構造であるので故障することもない。
【0022】
なお、以上の実施例では、開閉機構13を足踏みぺダル18とリンク機構19と減衰ダンパー20とから構成された例について説明したが、これに限ることなく、足踏みぺダルと歯車機構と減衰バネとから構成してもよい。また、足踏み式のスイッチと駆動モータとから構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0024】
請求項1に記載の発明では、ゴミを収納する収納容器と、該収納容器の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体と、該蓋体を開閉動作させる開閉機構とを備え、前記蓋体に取付けられた押圧錘によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮するので、嵩張るペーパータオルやテッシュペーパー等のゴミが蓋体を開閉する都度、圧し潰される。したがって、従来の2.5〜3倍の量のゴミを収納することができ、清掃作業員がゴミ袋を交換する回数を削減できる。
【0025】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記開閉機構は、足踏みぺダルとリンク機構と減衰ダンパーとから構成されたので、ゴミを投棄する際に蓋体を手で開閉する必要がなく、衛生的である。また、ダンパーにより押圧錘を有した蓋体の閉成動作が緩和されるので、蓋体の開閉を静粛に行うことができる。
【0026】
また、請求項3に記載の発明によれば、前記収納容器の開口部近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構が設けられたので、収納容器内にゴミ袋をセットする場合にゴミ袋の装着を極めて容易に行うことができる。また、蓋体が内部に収納されたゴミを圧縮する際にもゴミ袋がずり落ちる虞がない。更に、満タンとなったゴミ袋を廃棄する際にも容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るゴミ箱の閉蓋状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、同ゴミ箱の開蓋状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、同ゴミ箱の開蓋状態を示す正面図である。
【図4】図4は、同ゴミ箱の背面図である。
【図5】図5は、同ゴミ箱の側面図である。
【図6】図6は、同ゴミ箱の平面図である。
【図7】図7は、同ゴミ箱の蓋体を示す側面図である。
【図8】図8は、同ゴミ箱の開閉機構を示す要部縦断面図である。
【図9】図9は、同ゴミ箱の他の実施例を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
10、30 ゴミ箱
11、31 収納容器
12、32 蓋体
13 開閉機構
14、34 脚板
15、33 ヒンジ
16、35 押圧錘
17 フック
18 足踏みぺダル
19 リンク機構
20 減衰ダンパー
21 軸
22 ストッパ
23 第1のアーム
24 第2のアーム
25 第3のアーム
26 支点
36 取手
Claims (3)
- ゴミを収納する収納容器と、
該収納容器の上端開口部に開閉自在に軸支された蓋体と、
該蓋体を開閉動作させる開閉機構とを備え、
前記蓋体に取付けられた押圧錘によって、蓋体を閉成する際に前記収納容器内のゴミを圧縮することを特徴とするゴミ箱。 - 前記開閉機構は、足踏みぺダルとリンク機構と減衰ダンパーとから構成されたことを特徴とする請求項1に記載のゴミ箱。
- 前記収納容器の開口部近傍に、ゴミ袋を支持する支持機構が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のゴミ箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002291096A JP2004123322A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | ゴミ箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002291096A JP2004123322A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | ゴミ箱 |
Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2002-10-03 JP JP2002291096A patent/JP2004123322A/ja active Pending
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