JP4005694B2 - ごみ箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ごみ箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、収容容器上部に取り外し可能に設けられると共に、上面に開口部を有するフレーム部材と、該フレーム部材の開口部を、開口又は閉口するように設けられる蓋部材と、該蓋部材の開閉動作に連動して回動し、蓋部材の開成動作の際、前記フレーム部材の開口部を閉口するように動作する受け皿とを備えたごみ箱があった。
【0003】
このごみ箱は、前記受け皿を有して構成されることにより、蓋部材を開けた場合でも受け皿がごみの受入口であるフレーム部材の開口部を一時的に閉口するため、外部からは収容容器の内部が見えない。そのため、利用者は、捨てたごみを後の利用者に見られることがないので安心してごみを捨てられる。また、後の利用者は、先の利用者が捨てたごみを見ることによる不快な思いをすることがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したごみ箱では、使用済み生理用ナプキン等のように使用に当たり人体に装着するために両面テープが付されているものや、糊、接着剤又は粘着剤がごみの表面に露出しているごみ(以下、接着性を有するごみという。)を捨てた場合、本来、収容容器内に収容されるはずのごみが受け皿表面に貼り付いてしまい、次の利用者が蓋部材を開けた場合には、そのごみが受け皿表面に貼り付いたままの状態で露見して、不快感を与えるという問題があった。また、そのごみが使用済み生理用品の場合には、血液等が付着していることもあって衛生上の問題もあった。
【0005】
かかる問題点に鑑み、従来、受け皿表面を凹凸状に形成することにより、受け皿とごみとの接触する部分を少なくする工夫がなされたごみ箱もあった。しかし、このごみ箱であっても受け皿表面に接着性を有するごみが貼り付く場合があり、そのごみを収容容器内に確実に収容することは困難であった。
【0006】
本発明の課題は、一般のごみはもちろんのこと、接着性を有するごみであっても、確実に収容容器内に収容することができるごみ箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明のごみ箱は、収容容器上部に取り外し可能に設けられると共に、上面に開口部を有するフレーム部材と、該フレーム部材の開口部を、開口又は閉口するように設けられる蓋部材と、該蓋部材の開閉動作に連動して回動し、蓋部材の開成動作の際、前記フレーム部材の開口部を閉口するように動作する受け皿と、を備えたごみ箱であって、前記蓋部材と受け皿とは、一端部同士が接続されて一体に形成されていると共に、該一端部が前記フレーム部材に軸支され、該一端部を中心として開閉可能に設けられており、前記受け皿には表面から裏面に貫通する複数のスリットが形成されていると共に、前記蓋部材の閉成動作の少なくとも終了時点において、前記受け皿が近接すると、各スリットに侵入して受け皿の裏面側から表面側に突出するように、前記フレーム部材内で各スリットに対応する位置に複数設けられた板部材を有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の本発明のごみ箱は、請求項1記載のごみ箱であって、前記蓋部材及び受け皿の幅方向両端部であって、蓋部材と受け皿との間に側壁が設けられていることを特徴とする。請求項3記載の本発明のごみ箱は、請求項1又は2記載のごみ箱であって、前記受け皿表面に凸部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の本発明のごみ箱は、請求項1〜3のいずれか1に記載のごみ箱であって、前記蓋部材を自動開閉させる開閉装置が設けられていることを特徴とする。請求項5記載の本発明のごみ箱は、請求項4記載のごみ箱であって、前記開閉装置が前記フレーム部材の背面に取り外し可能に設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項6記載の本発明のごみ箱は、請求項4又は5記載のごみ箱であって、前記開閉装置の駆動部が、電動モータであることを特徴とする。請求項7記載の本発明のごみ箱は、請求項4〜6のいずれか1項記載のごみ箱であって、前記開閉装置の起動スイッチが、センサスイッチであることを特徴とする。
【0011】
請求項8記載の本発明のごみ箱は、請求項4〜7のいずれか1項記載のごみ箱であって、前記開閉装置の起動スイッチが、ごみ箱とは別体に設けられるフットスイッチであることを特徴とする。請求項9記載の本発明のごみ箱は、請求項1〜8のいずれか1項記載のごみ箱であって、前記収容容器、フレーム部材、蓋部材、受け皿及び板部材が、抗菌性樹脂から形成されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明のごみ箱は、蓋部材を開けると、受け皿が蓋部材の開成動作に連動して回動し、ごみの受入口であるフレーム部材の開口部を下方から閉口するように現れる。そして、利用者がその受け皿にごみを載せ、蓋部材を閉めると、受け皿が蓋部材の閉成動作に連動して下方に回動し、フレーム部材内の背面に沿って収納されると共に、受け皿に形成されたスリットに板部材が侵入して受け皿表面に突出する。それにより、接着性を有するごみが受け皿に貼り付いた場合でも、そのごみは、スリットから突出してくる板部材によって、ごみ箱内方に押しやられるように受け皿から剥がし取られて収容容器内に収容される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施の形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るごみ箱1を示す正面図であり、図2は、図1のA−A線矢視断面図である。図において、符号2は収容容器、3はフレーム部材、4は蓋部材、5は受け皿、6は板部材、7はブラケットである。
【0014】
図1に示すように、収容容器2上部には、フレーム部材3が取り外し可能に設けられている。具体的には、収容容器2は、図3に示すように、上面2aが開口して形成されている。また、収容容器2上部の正面側には、断面略凹状の被係合部21が形成され、背面側には、断面略逆L字状の被係合部22が形成されている。一方、フレーム部材3は、図6に示すように、下面3aが開口して形成されていると共に、フレーム部材3下部の正面側内面には、断面略凸状の係合部31が形成され、背面側には、貫通孔である係合部32が形成されている。そして、フレーム部材3の各係合部31,32を、収容容器2の各被係合部21,22に係合させることにより、フレーム部材3が収容容器2上部に取り外し可能に取り付けられている。
【0015】
また、フレーム部材3の上面には、図4に示すように、ごみの投入口となる平面略四角形の開口部33が形成されていて、この開口部33を開口又は閉口するように蓋部材4が設けられる。具体的には、図7及び図8に示すように、蓋部材4の一端部41側には、軸受部41aが形成されていて、蓋部材4は、この軸受部41aに、フレーム部材3の左右の側面内側に設けられた支軸34(図4及び図6参照)が挿入されることにより、フレーム部材3に設けられている。それにより、蓋部材4は、図2に示すように、ごみ箱1の未使用時(常態)においては、蓋部材4の他端部42がフレーム部材3の開口部33の上端部に近接して該開口部33を閉口させる。一方、図10に示すように、ごみ箱1の使用時(ごみ箱1にごみを捨てる場合)においては、蓋部材4の他端部42が、フレーム部材3の支軸34を支点として上方向に回転することにより、フレーム部材3の開口部33から離間して該開口部33を開口させる。
【0016】
受け皿5は、図8に示すように、一端部51が蓋部材4の一端部41に接続されると共に、蓋部材4との間に設けられた側壁53によって、蓋部材4と一体形成されている。それにより、受け皿5は、蓋部材4の開閉動作に連動して回動し、図10に示すように、蓋部材4の開成時には、受け皿5の他端部52が、フレーム部材3の支軸34を支点として上方向に回転して、フレーム部材3の開口部33を下方から閉口させる。その結果、蓋部材4が開いた状態であっても、受け皿5が目隠しとなって、外部からは収容容器2の内部を見ることができない。また、受け皿5と蓋部材4との間に設けられた側壁53により、受け皿5が、ごみを捨てる際に加わる縦方向の負荷に対して耐え得るように補強されると共に、受け皿5に載せられたごみが左右方向へ脱落するのを防止することができる(図7参照)。
【0017】
また、受け皿5には、図7及び図9に示すように、受け皿5の表面54から裏面55へと貫通する複数のスリット56が形成され、また、フレーム部材3内には、図6に示すように、板状体の板部材6が設けられている。この板部材6は、図5に示すように、受け皿5に形成された各スリット56に対応して横並びに配設されており、図2に示すように、蓋部材4の閉成動作の少なくとも終了時点(未使用時)には、受け皿5の各スリット56に挿入されて受け皿5の表面54に突出する。それにより、受け皿5の表面54に、接着性を有するごみが貼り付いた場合でも、蓋部材4が閉成することによって、板部材6が受け皿5の各スリット56に侵入して受け皿5の表面54に突出するため、そのごみは該板部材6によってごみ箱1の内方に押しやられるようにして受け皿5の表面54から剥がし取られる。その結果、そのごみは確実に収容容器2内に落下して収容される。
【0018】
なお、受け皿5に形成されるスリット56は、本実施の形態のように、複数形成されることが好ましい。また、図7及び図9に示すように、受け皿5の表面54には、各スリット56間に凸部57が形成されることが好ましい。このように、受け皿5の表面54に凸部57が形成されることにより、受け皿5の表面54と、該表面54に載せられるごみとの接触する部分を少なくすることができる。その結果、受け皿5に接着性を有するごみが載せられた場合でも、そのごみが受け皿5の表面54に貼り付きにくくなる。また、そのごみが受け皿5の表面54に貼り付いてしまった場合でも、そのごみは容易に剥がれ易くなる。
【0019】
なお、上記した収容容器2、フレーム部材3、蓋部材4、受け皿5及び板部材6は、いずれも蓋部材4の開閉時に発生する音を小さくするため、ステンレス等の金属から形成するより、ポリプロピレン等の合成樹脂から形成することが好ましく、さらには抗菌性を付与した樹脂から形成することが好ましい。
【0020】
従来、使用済み生理用品を収容するごみ箱等は、収容容器内等に血液等が付着して悪臭や雑菌が発生しやすいため、収容容器等を定期的に回収して、回収した収容容器等を洗浄した後に、次亜塩素酸溶液等による殺菌処理が行われていたが、本実施の形態のように、収容容器2、フレーム部材3、蓋部材4等を形成するポリプロピレン等の樹脂に抗菌処理を施したものを用いることによって、悪臭や雑菌が発生しても、収容容器2等を洗浄さえすれば、上記の殺菌処理工程を省略することができる。
【0021】
ブラケット7は、ごみ箱1を所定の場所に設置するために設けられたものであり、図2に示すように、その上部に略L字状の被係合部71が突設されていると共に、その中央部に断面略逆三角形の被係合部72が突設されて構成されている。ブラケット7は、これらの被係合部71,72が、それぞれフレーム部材3に貫通形成された係合部35(図4参照)、及び収容容器2に貫通形成された係合部23(図3参照)に取り外し可能に係合されて、フレーム部材3及び収容容器2の背面に配設されている。
【0022】
また、ブラケット7は、図1に示すように、平面視で略三角形に形成されているが、これは、ごみ箱1が設置される場所のコーナー部の形状に合わせたものである。すなわち、ブラケット7をかかる形状とし、かつブラケット7をフレーム部材3及び収容容器2と設置場所のコーナー部壁面との間に介在させることによって、ごみ箱1を設置場所のコーナー部に収まり良く設置することができる。
【0023】
なお、ブラケット7を設置場所のコーナー部壁面に固定する場合には、ブラケット7に配設される収容容器2の底面と設置場所の床面との間に所定の空間が形成されるように調整することが好ましい。かかる空間を形成することによって、設置場所の床面を清掃する際に、ごみ箱1を移動させることなく清掃できるので、清掃作業者の負担を軽減させることができる。
【0024】
また、上記のように、収容容器2、フレーム部材3及びブラケット7は、それぞれ取り外し可能に配設されていることから、収容容器2内に収容されたごみを処分する際には、収容容器2のみをフレーム部材3及びブラケット7から取り外してごみを処分することができる。また、収容容器2、フレーム部材3をブラケット7から取り外して、収容容器2、フレーム部材3、及びフレーム部材3に配設された蓋部材4、受け皿5、板部材6を洗浄することもできる。
【0025】
また、ごみ箱1には、蓋部材4を自動開閉させる開閉装置が設けられていることが好ましい。なお、この開閉装置は、少なくとも利用者が蓋部材4に触れることなく蓋部材4を開閉し得る構成を備えたものであれば、特に限定されるものではなく、機械式のものでも電気式のものでも良い。
【0026】
また、この開閉装置は、フレーム部材3の背面に取り外し可能に設けられることが好ましい。すなわち、開閉装置は、フレーム部材3内に配設したり、フレーム部材3の背面に固定することも可能であるが、開閉装置が電気式のものである場合には、フレーム部材3、及びフレーム部材3に配設された蓋部材4、受け皿5及び板部材6を洗浄水等で洗浄することができなくなるという不都合が生じる。そこで、本実施の形態では、開閉装置がフレーム部材3等の洗浄に際して障害とならないように、開閉装置をブラケット7内に配設している。従って、フレーム部材3をブラケット7から取り外して、フレーム部材3、及びフレーム部材3に配設された蓋部材4、受け皿5、板部材6を洗浄水等で洗浄することができる。
【0027】
本実施の形態に係る開閉装置は、以下のように構成されている。すなわち、図2に示すように、受け皿5の裏面55側から受け皿5を支持するリンク部材81と、リンク部材81の先端部81aを回動させる駆動部としての電動モータ82と、電動モータ82の作動又は非作動を制御する回路部83とを備えて構成される。なお、図2において、符号85は開閉装置の電源部であり、本実施の形態に係るごみ箱1は、設置場所にコンセント等の電源部が無くても開閉装置を作動させることができるように、開閉装置の電源として電池を用いている。
【0028】
上記のように構成される開閉装置は、以下のように作用する。すなわち、起動スイッチ(図示せず)をONにすると、回路部83を介して電動モータ82が作動し、図11に示すように、電動モータ82の回転軸82aに接続されたカム部材84が矢印X方向又は矢印Y方向に回転するようになっている。蓋部材4を開成させる場合には、カム部材84が矢印X方向に回転することによって、カム部材84の頂点84aがリンク部材81の後端部81bを押し上げる。それにより、図10に示すように、蓋部材4の閉成時には破線で示した位置にあるリンク部材81の先端部81aが、フレーム部材3の軸受部36(図6参照)に回動自由に接続されたリンク部材81の支軸81cを支点として、下方向に回転する一方、リンク部材81に支持されている受け皿5が、下方向に回転するリンク部材81の先端部81aによって、裏面55側から押されるようにして上方向に回転する。その結果、受け皿5と連動して回動する蓋部材4が開成される。
【0029】
一方、蓋部材4を閉成させる場合には、電動モータ82が作動して、カム部材84が矢印Y方向に回転することによって、リンク部材81の後端部81bが下降し、リンク部材81の先端部81aが、支軸81cを支点として上方向に回転して、リンク部材81が初期の位置に戻る。それにより、図2に示すように、リンク部材81に支持された受け皿5が下方向に回転し、その結果、受け皿5と連動して回動する蓋部材4が閉成される。
【0030】
なお、上記の駆動部としての電動モータ82は、静音モータであることが好ましい。この静音モータとしては、空調機のスイングルーバー等の駆動部に用いられているモータと同様のものを用いることができる。このように、開閉装置の駆動部としてモータの回転音が小さい静音モータを用いることにより、蓋部材4の開閉時に発生する音をより小さくすることができる。なお、収容容器2、フレーム部材3、蓋部材4等を抗菌性樹脂から形成し、かつ開閉装置の駆動部として静音モータを用いることにより、蓋部材4の開閉時に発生する音を無音に近い状態とすることができる。
【0031】
また、開閉装置の起動スイッチは、いずれも図示しないセンサスイッチ又はフットスイッチであることが好ましい。起動スイッチとしてセンサスイッチ又はフットスイッチを用いることにより、利用者は、蓋部材4に手指を触れることなく蓋部材4を開閉させることができる。
【0032】
センサスイッチとしては、赤外線センサ等を用いることができる。センサスイッチの配設位置は特に限定されるものではないが、例えば、このセンサスイッチをブラケット7の上面に配設した場合、蓋部材4の上方にごみを捨てる利用者の手等が出現すると、センサスイッチはそれを感知してスイッチをONとし開閉装置を起動させる。
【0033】
フットスイッチとしては、押しボタン式のもの等を用いることができる。フットスイッチは、利用者の足下に配設され、利用者に足で踏まれることよりスイッチをONとし開閉装置を起動させる。なお、フットスイッチは、ごみ箱1とは別体に設けられることが好ましい。すなわち、従来のごみ箱は、蓋部材を開閉させるためのペダルの位置をごみ箱が設置される場所によって変更せざるを得ない等の構造上の制約があったが、フットスイッチをごみ箱1と別体に設けることによって、ごみ箱1は、そのような制約を一切受けることがない。
【0034】
【発明の効果】
本発明のごみ箱は、収容容器上部に取り外し可能に設けられると共に、上面に開口部を有するフレーム部材と、該フレーム部材の開口部を、開口又は閉口するように設けられる蓋部材と、該蓋部材の開閉動作に連動して回動し、蓋部材の開成動作の際、前記フレーム部材の開口部を閉口するように動作する受け皿と、を備えたごみ箱であって、前記受け皿がスリットを有すると共に、前記フレーム部材内に、前記蓋部材の閉成動作の少なくとも終了時点において、該スリットに侵入して受け皿表面に突出する板部材が設けられている。従って、受け皿に接着性を有するごみが貼り付いた場合でも、蓋部材の閉成動作の際、受け皿に形成されたスリットに板部材が挿入されて受け皿表面に突出するため、そのごみを受け皿から剥ぎ取って確実に収容容器内に収容することができる。その結果、先の利用者が捨てたごみが受け皿に貼り付いたままの状態で露見することがないので、利用者は、常に最初にごみを捨てるという思いでごみを捨てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るごみ箱の正面図である。
【図2】図2は、図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図3は、収容容器の断面図である。
【図4】図4は、フレーム部材の平面図である。
【図5】図5は、図4のB−B線矢視断面図である。
【図6】図6は、図4のC−C線矢視断面図である。
【図7】図7は、蓋部材及び受け皿の正面図である。
【図8】図8は、図7のD−D線矢視断面図である。
【図9】図9は、図7のE−E線矢視断面図である。
【図10】図10は、蓋部材の開成時の状態を示す断面図である。
【図11】図11は、リンク部材及び駆動モータを示す背面図である。
【符号の説明】
1 ごみ箱
2 収容容器
3 フレーム部材
4 蓋部材
5 受け皿
56 スリット
57 凸部
6 板部材
7 ブラケット
81 リンク部材
82 電動モータ
83 回路部
84 カム部材
85 電源部

Claims (9)

  1. 収容容器上部に取り外し可能に設けられると共に、上面に開口部を有するフレーム部材と、
    該フレーム部材の開口部を、開口又は閉口するように設けられる蓋部材と、
    該蓋部材の開閉動作に連動して回動し、蓋部材の開成動作の際、前記フレーム部材の開口部を閉口するように動作する受け皿と、
    を備えたごみ箱であって、
    前記蓋部材と受け皿とは、一端部同士が接続されて一体に形成されていると共に、該一端部が前記フレーム部材に軸支され、該一端部を中心として開閉可能に設けられており、
    前記受け皿には表面から裏面に貫通する複数のスリットが形成されていると共に、前記蓋部材の閉成動作の少なくとも終了時点において、前記受け皿が近接すると、各スリットに侵入して受け皿の裏面側から表面側に突出するように、前記フレーム部材内で各スリットに対応する位置に複数設けられた板部材を有することを特徴とするごみ箱。
  2. 請求項1記載のごみ箱であって、前記蓋部材及び受け皿の幅方向両端部であって、蓋部材と受け皿との間に側壁が設けられていることを特徴とするごみ箱。
  3. 請求項1又は2記載のごみ箱であって、前記受け皿表面に凸部が形成されていることを特徴とするごみ箱。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載のごみ箱であって、前記蓋部材を自動開閉させる開閉装置が設けられていることを特徴とするごみ箱。
  5. 請求項4記載のごみ箱であって、前記開閉装置が前記フレーム部材の背面に取り外し可能に設けられていることを特徴とするごみ箱。
  6. 請求項4又は5記載のごみ箱であって、前記開閉装置の駆動部が、電動モータであることを特徴とするごみ箱。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項記載のごみ箱であって、前記開閉装置の起動スイッチが、センサスイッチであることを特徴とするごみ箱。
  8. 請求項4〜7のいずれか1項記載のごみ箱であって、前記開閉装置の起動スイッチが、ごみ箱とは別体に設けられるフットスイッチであることを特徴とするごみ箱。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載のごみ箱であって、前記収容容器、フレーム部材、蓋部材、受け皿及び板部材が、抗菌性樹脂から形成されていることを特徴とするごみ箱。
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