JPH06345201A - ごみ箱 - Google Patents

ごみ箱

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JPH06345201A
JPH06345201A JP13360293A JP13360293A JPH06345201A JP H06345201 A JPH06345201 A JP H06345201A JP 13360293 A JP13360293 A JP 13360293A JP 13360293 A JP13360293 A JP 13360293A JP H06345201 A JPH06345201 A JP H06345201A
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JP
Japan
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dust
door
trash
opening
overload
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Application number
JP13360293A
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English (en)
Inventor
Akihisa Tsunakawa
昭久 綱川
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ORITETSUKU KK
Original Assignee
ORITETSUKU KK
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Publication date
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Publication of JPH06345201A publication Critical patent/JPH06345201A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
    • B65F1/16Lids or covers
    • B65F1/1623Lids or covers with means for assisting the opening or closing thereof, e.g. springs
    • B65F1/1638Electromechanically operated lids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ箱に触ることなく蓋が開いてごみの投入
が可能な、使用性に優れたごみ箱を提供する。 【構成】 ごみ投入口2と、このごみ投入口2を開閉す
るように設けられたごみ投入用ドア4と、前記ごみ投入
口2から投入されたごみを収容するごみ収容部が内部に
設けられたごみ箱本体1と、前記ごみ収容部からごみを
取り出すごみ廃棄用ドア5とを有するごみ箱において、
ごみ投入用ドア4の開閉動作を行なうモータ10、減速
機構及び回動板と、ごみ箱本体1に近づく人体を検知す
る人体検知センサ8と、この人体検知センサ8の検知出
力に応じて前記ドアモータを駆動制御してごみ投入用ド
ア2を開閉させる制御回路部15とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみを捨てるときに自
動的にごみ箱の投入口が開いて、ごみを捨てることがで
きるようにした自動開閉ドア付きのごみ箱に関する。
【0002】
【従来の技術】近年世界的規模で廃棄物による自然環境
の汚染が問題になっているが、この問題も基本的には、
地域的な住環境内での生活廃棄物の処理を完全に行うこ
とに、解決の糸口がある。そして、地域的な住環境内で
の生活廃棄物の処理の最初の段階が、発生した生活廃棄
物、すわなちごみを放置せずに収集することである。特
に近年のように消費が拡大し、それに伴って日常的にご
みの量が増大すると、発生したごみを処理しやすいよう
に捨てる、もしくは捨ててもらう必要がある。このため
に、この種のごみが出やすい場所、例えば駅などの公共
施設、ファーストフード店などでは、紙屑、包装、食品
などを捨てるためのごみ箱が置いてあり、いつでも捨て
ることができるようになっている。このようなごみ箱に
は、蓋が付いているものと付いていないものとがあり、
単なる紙屑を捨てるようになっているものは蓋なしで、
食品などが捨てられるものでは、ハエがたかったり、臭
がしたりするので蓋が付いてのいるものが多い。
【0003】そこで、蓋のついたごみ箱では、ごみを捨
てるときに蓋をわざわざ開けなければならないため、よ
り簡単に捨てることができるようにごみ箱にごみ投入用
のドアを予め設けておき、このドアを開けてごみを捨て
るような形式のものが大半である。例えばファーストフ
ード店では、出入口の傍に、大きなごみ投入用のドアが
付いたごみ箱を設けておき、食べ終わって出て行くとき
に、食べ物が入っていた容器や包装紙をそのごみ箱の中
に捨てるようになっている。このとき、トレイで食べ物
を運んだときには、トレイの先端で前記ドアを押し開け
て、トレイ上のものをごみ箱内に落とし込み、トレイが
ないときには手でドアを開けて捨てている。
【0004】また、病院では、使い捨ての注射器、ガー
ゼ、その他、患者に使用したものを廃棄するために、こ
れらを捨てるごみ箱が置いてある。この種のごみ箱も、
臭を防止したり虫が入らないように蓋が付いており、し
かも、手を使っていても捨てることができるように、さ
らには、ごみ箱に触って手が不潔にならないように、さ
らには細菌感染しないようにペダルを足で踏んで開ける
ようになっているものが多い。
【0005】このように、蓋は、衛生上の問題からごみ
箱に付けられている場合が多いが、前述のファーストフ
ード店などでは、捨てられているものが外部から見えな
いように、美観も考慮されてふた付きのものが使用され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なふた付きのごみ箱のうち、ペダルを足で踏んで開ける
ようになっていないものでは、荷物を持っていると手や
トレイによってドアを開けることはできない。そのた
め、結局ごみをごみ箱に捨てないで、適当に投げ捨てる
といったことがどうしても多くなる。このようにごみの
投げ捨てが多くなると、環境の美化を損ない、ごみの回
収効率も悪くなる。
【0007】また、病院でペダルを踏んで蓋を開ける形
式のものを使用した場合、靴底を介して細菌類の感染を
引き起こすおそれがあり、昨今の院内感染の状況からも
好ましいものではない。
【0008】この発明は、このような従来技術の実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、ごみ箱に触ること
なく蓋が開いてごみを投入することができる使用性に優
れたごみ箱を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ごみ投入口と、このごみ投入口を開閉す
るように設けられたごみ投入用ドアと、前記ごみ投入口
部から投入されたごみを収容するごみ収容部が内部に設
けられた本体部と、前記ごみ収容部からごみを取り出す
ごみ廃棄用ドアとを有するごみ箱において、前記ごみ投
入用ドアの開閉動作を行なうドア駆動手段と、前記本体
部に近づく人体を検知する人体検知手段と、この人体検
知手段の検知出力に応じて前記ドア駆動手段を駆動して
ごみ投入用ドアを開閉させる制御手段とを備えた構成に
なっている。
【0010】この場合、前記ごみ投入用ドアは、ごみ投
入口の上側の開口縁に揺動可能に取り付けられることが
好ましく、また、ごみ投入口の開口部に沿ってスライド
自在に設置するようにしてもよい。さらに、殺菌を考え
て前記本体部の内部に、ごみ収容部を照射する殺菌灯を
設けるとよい。
【0011】なお、ごみ投入用ドアを自動開閉するにつ
き、ごみ投入用ドアの開閉時の過負荷状態を検出する過
負荷検出手段をさらに設け、前記制御手段によって過負
荷検出手段の検出出力に応じて前記ドア駆動手段を介し
てごみ投入口用ドアを過負荷を解消する方向に駆動する
ように設定することが肝要である。なお、このとき、前
記検出された過負荷状態から警報手段によってごみ投入
用ドアの開閉動作ができないことを知らせるようにする
こともできる。
【0012】
【作用】上記のように構成にすると、ごみを捨てようと
人がごみ箱に近づくと、人体検知手段がこれを検知し、
あらかじめ設定された出力、例えばごみ箱から1m以内
に近づいたときに相当する出力になると、制御手段が駆
動手段を制御してごみ投入用ドアを開放する。そして、
ごみを開放された投入口から投入してごみ箱から例えば
1m以上離れると、人体検知手段の出力は前記あらかじ
め設定された出力よりも小さくなり、制御手段は、この
出力の低下に応じて駆動手段を制御してごみ投入用ドア
を閉鎖させる。
【0013】このドアの開閉駆動時に、ごみ収容部内の
ごみが開閉動作中のドアに当たってドアの開閉動作が阻
害されると、ドアが過負荷状態になるが、過負荷検出手
段がこの状態を検出すると、制御手段は、過負荷を解消
する方向にごみ投入用ドアを駆動し、ドアの故障等の発
生を防止する。さらに、警報手段では、ごみが一杯にな
っていることを外部に知らせ、中のごみを捨てるように
促す。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】[第1の実施例]図1ないし図4は第1の
実施例に係るごみ箱を説明するためのものである。ま
ず、実施例に係るごみ箱100は、図1の正面図に示す
ように、縦長の直方体状に形成されたごみ箱本体1と、
この本体1の前面の上部に設けられたごみ投入口2と、
このごみ投入口2に設けられたごみ投入用ドア4と、ご
み箱本体1の図において右側で蝶番6によって開閉可能
に取り付けられたごみ廃棄用ドア5とから基本的に構成
されている。ごみ投入用ドア4はごみ投入口2内の上縁
に沿って設けられた軸3に揺動自在に支持されている。
また、ごみ廃棄用ドア5の中央上部には、人体検知手段
としての人体検知センサ8が設置けられ、開放端の上方
に寄ったところに引手7が設けられている。
【0016】ごみ投入用ドア4は軸3に吊り下げ状態で
支承され、図1におけるA−A線断面図であるところの
図2に示すように、その背後側に設けられたモータ10
と駆動機構によって開閉駆動される。駆動機構は、モー
タ10の回転軸に減速機構10aを介して連結された回
動板11と、この回動板11の先端とごみ廃棄用ドア4
の開放端部4aを連結する連結棒12とからなり、モー
タ10の制御は、本体1の上面内部の背後側に設けた制
御回路部15によって実行される。なお、制御回路部1
5に隣接する部分には、本体1内を殺菌するための殺菌
灯9が設けてある。また、図示はしないが、本体1内に
は投入口2から投入されるごみを収容するごみ袋が開口
した状態で配置されており、引手7を引いてごみ廃棄用
ドア5を開くことにより回収できるようになっている。
このごみ袋は、ごみで破損しないように、それぞれのご
みの種類に応じて応じて特性や形状が選択される。すな
わち、例えばファーストフード店では、通常のポリ袋が
使用されるが、病院での使用に際しては、廃棄される注
射針や注射器で破れないような硬質もしくは厚手のもの
で形成され、この場合には取出し時に完全にパックされ
るような構造にすることもできる。なお、殺菌灯9は図
2で1点鎖線で示すような位置に設けてもよく、さらに
は2個所に設けてもよい。
【0017】前記制御回路部15は、図4に示すよう
に、ごみ投入用ドア4の開放を検知する扉開センサ1
6、ごみ投入用ドア4の閉鎖を検知する扉閉センサ1
7、前記人体検知センサ8、ごみがごみ投入用ドア4の
開閉時に引っ掛かり、ごみ投入用ドア4の開閉状態に異
常があることを検知する過負荷センサ18及び火災の発
生を検知する火災センサ19が接続されている。さら
に、このコントロール回路部15には、前記モータ1
0、火災検知センサ19からの検知信号により点灯する
アラーム表示灯21、過負荷センサ18と火災検知セン
サ19からの検知信号により鳴動するブザー20及び殺
菌灯9が接続されている。
【0018】この制御回路部15は、人体検知センサ8
からの所定の検知信号の出力レベルでモータ10を駆動
してごみ投入用ドア4を開放し、また、閉鎖状態に復帰
させる機能を有しており、扉開センサ16の検知信号で
殺菌灯9を消灯し、扉閉センサ17の検知信号で殺菌灯
9を点灯する機能を有している。なお、扉開センサ16
はごみ投入用ドア4の全開時に作動する位置に設置さ
れ、扉閉センサ17はごみ投入用ドア4の全閉時に作動
する位置、この場合は、投入口2の内側の縁部に設置さ
れている。これらの扉開センサ16および扉閉センサ1
7はそれぞれマイクロスイッチによって構成されてい
る。また、火災検知センサ19およびブザー20は制御
回路部15の裏面に設けられ、アラーム表示灯21は本
体1とは離れた管理者からすぐ見える個所に設置されて
いる。
【0019】引き続き、上述のように構成されたごみ箱
の動作について説明する。
【0020】このようなごみ箱では、平時は投入口2は
ごみ投入用ドア2によって閉鎖されており、本体1内の
殺菌灯9は点灯し、人体検知センサ8は作動状態にあ
る。この人体検知センサ8は、いわゆるホトリフレクタ
と称される赤外線を使用した反射式の光センサであっ
て、人が近づいてきたときに人体検知センサ8の発光部
から出射された出射光の反射光を検出し、制御回路部1
5でこの反射光の検出レベルに応じて、人が本体1にど
のくらい近づいているかを検出できるものである。この
実施例では、人がごみを捨てるタイミングから、本体1
から1m以内に近づいたときにごみ投入用ドア4を開放
し、1m以上離れたときに閉鎖するように設定されてい
る。なお、この1mというのは厳密なものではなく、比
較的多くの誤差を含むものである。
【0021】さらに詳しく言うと、ごみを捨てようとご
み箱に近づいてくると、その捨てようとする人がごみ箱
本体1からおおよそ1mぐらいの距離に来ると、制御回
路部15は人体検知センサ8の検出出力レベルからその
ことを検出し、モータ10を開放側に駆動させる。これ
によって図3において回動板11が実線の状態から矢印
α方向に回動し、これによって連結棒12を介してごみ
投入用ドア4を開放させる。そして、扉開センサ16に
よってごみ投入用ドア4が全開状態になったことを検知
するとモータ10を止めてロックさせ、開放状態を維持
する。また、モータ10の駆動開始に同期して殺菌灯2
0を消灯させる。
【0022】この状態でごみを投入口2から投入する
と、ごみは本体1内のごみ投入口2よりも下に位置する
ごみ収容部に設置された図示しないごみ袋に収容され
る。ごみを捨て終わり、ごみ箱本体1から離れると、人
体検知センサ8からの出力は低下するが、1m以上離れ
たことを示す所定のレベルまで下がると、制御回路部1
5からモータ10を逆転させる信号が出力され、この出
力に応じてモータ10が逆転し、ごみ投入用ドア4は閉
方向に回動する。そして、扉閉センサ17によってドア
4の閉鎖完了を検出した時点でモータ10は停止し、ご
み投入用ドア4は自動的に閉じられる。さらに、扉閉セ
ンサ17でドア4の閉鎖を検出した時点で、制御回路部
15は殺菌灯9を点灯して本体1内の殺菌を再開する。
【0023】また、ごみを捨てた際に、ごみが投入口2
に引っ掛かったり、捨てられたごみが多くなってごみ投
入用ドア4が閉鎖途中で止まり、モータ10が過負荷状
態になると、過負荷センサ18がこれを検知し、制御回
路部15は過負荷センサ18の検出出力によってモータ
10を逆転させ、過負荷状態を解除させる。と、同時に
ブザー20および/またはアラーム表示灯21によっ
て、外部にこのことを報知する。この報知により、ごみ
箱の設置者、言い換えれば管理者は、メインスイッチS
WをOFFして回路をリセットし、ごみを取り出すな
り、押し込むなりして過負荷状態を解除した後、メイン
スイッチSWをONにしてドア4を閉じさせ、再度の動
作に備える。なお、ドア4と投入口2の間で手を挟んだ
場合も過負荷になるが、この場合も、直ぐにモータ10
が反転して手の挟み込みを防ぐので、安全対策にもなっ
ている。また、モータ10に代えてあらかじめ回動角が
設定されたロータリーソレノイドを使用してもよい。こ
のようにロータリーソレノイドを使用した場合、モータ
よりもトルクが大きく、また、回動角が決まっているの
で、駆動機構および制御回路をより簡単に構成できる。
【0024】また、ごみの中に煙草の吸殻が混じってい
たり、マッチの燃えさしなどが入っていたりすると、ご
みに火が燃え移り、発火することがある。このような場
合には、火災検知センサ19がこれを検知し、この検出
出力によって制御回路部15ブザー20を鳴らし、アラ
ーム表示灯21を点灯する。この場合、前記の過負荷状
態と区別するため、ブザー20の鳴り方とアラーム表示
灯21の点灯状態を、過負荷状態のときとは異なるよう
にしてある。このようにしておくことにより、火災の報
知を受けたときには、前記管理者側で素早く火災に対応
した処置をとることができる。この火災検知センサ19
としては、公知の熱を検知するセンサと煙を検知するセ
ンサとを組み合わせたものが使用される。
【0025】なお、人体検知センサ8が人体を検知する
ことなくごみ投入用ドア4が開けられた場合、例えば、
ごみ箱本体1の側方からトレイだけを延ばしてごみをす
てようとする者があった場合、人体検知センサ8によっ
て充分な検出出力を得ることができないこともある。こ
のようなときには、ごみを捨てようとして手でドア4を
開けたり、トレイでドア4を開けるといったことがおこ
る。そこで、このような場合には、ドア4の開放側の動
きを扉閉センサ17によって検知し、扉閉センサ17が
OFFになった時点で、制御回路部15がモータを開放
方向に回動させ、ドア4を開かせる。これによって、も
し、人体検知センサ8によって人体を検知できなかった
ときにもドア4を自動的に開放させることができるよう
になっている。
【0026】このように、第1の実施例によると、ごみ
を捨てようとごみ箱本体1に近付くとごみ投入用ドア4
が自動的に開放され、ごみの投入が可能になるので、荷
物を持っているため手が使えないときも、簡単にごみを
捨てることができる。また、ごみの投入口2からの投入
に際して、ごみ箱のどこにも触らないで、言い換えれば
体とごみ箱との接触なしにごみを投入することができ
る。これにより、病院で処置した後の廃棄物も他のもの
と非接触の状態で廃棄することが可能になる。また、捨
てたものは、殺菌もしくは滅菌した状態でごみ箱から取
り出されるので、院内感染のおそれも最少限に押さえる
ことができる。また、不使用時にはごみ投入用ドア4が
完全に閉鎖され、ごみ箱本体1のごみ収容部分と外部と
の遮断も精度よく行なわれるので、廃棄されたごみ類に
よってごみ箱100の周囲の環境が劣化するおそれもな
い。
【0027】[第2の実施例]次に、図5ないし図7を
参照して第2の実施例について説明する。ここで、図5
は第2の実施例に係るごみ箱の正面図、図6は図5のB
−B断面図、図7は第2の実施例の開閉扉の開閉動作の
説明図であり、これらの図において、すでに説明した図
1ないし図4と同等な部分には同一符号が付されてい
る。
【0028】図5に示すように、ごみ箱本体1のごみ廃
棄用ドア5に設置された人体検知センサ8の上方にLE
Dからなる電源表示灯21a、過負荷表示灯21b及び
火災表灯21cが設けてあり、電源投入状態にあるこ
と、廃棄物の不完全投入が行われたこと、もしくは廃棄
物が過剰に投入されたこと、火災が発生したことなどが
本体1の正面側から確認できるようにしてある。また、
第2の実施例では、図6及び図7に示すように、本体1
の上面内部にモータ10が取り付けてあり、このモータ
10の出力軸にギアを利用した減速機構10aが連結さ
れ、さらに、減速機構10aの出力軸22には固定治具
24を介して傘歯車23aが軸着されている。一方、ご
み投入用ドア4の支持軸であった軸3は、ごみ投入用ド
ア4に固定され、さらに、この軸に傘歯車23bが軸着
されている。そして、両傘歯車23a、23bは互いに
噛合するように配設され、これによってモータ10の出
力が両傘歯車23a、23bを介してごみ投入用ドア4
に伝達され、開閉動作が行なわれる。
【0029】すなわち、図7に示すように、閉鎖時には
実線位置にあるドア4は、モータ10の回転に応じて矢
印β方向に回動し、実線位置に対してほぼ直角な破線で
示す位置に達して開閉扉4は全開状態になる。また、開
閉扉4の閉鎖時には、コントロール回路15の指令によ
って、モータ10が逆方向に回転し、開閉扉4は実線で
示す原位置に復帰する。
【0030】第2の実施例に係るごみ箱の特に説明しな
い各部の構成および動作は前述の第1の実施例と同様で
ある。
【0031】[第3の実施例]次に、図8ないし図11
を参照して第3の実施例について説明する。
【0032】図8は第3の実施例の要部正面図、図9は
図8のC−C断面図、図10は図9の一部を省略したD
−D断面図、図11は第3の実施例の開閉扉の開閉動作
の説明図であり、これらの図において、すでに説明した
図1ないし図4と同等な部分には同一符号が付されてい
る。
【0033】これらの図に示すように、第3の実施例に
係るごみ箱においては本体1の側面内部にモータ10が
取り付けてあり、モータ10の出力軸にはギアを利用し
た減速機構10aが連結され、さらに、減速機構10a
の出力軸には、傘歯車30aが軸着されている。一方、
投入口2は、本体1の前面から上面にかけて開口面が曲
面で90°にわたって開口するように形成されている。
【0034】ごみ投入用ドア4は、この実施例では、円
筒の側面の一部をなす曲面で形成され、その両側部に回
動板32の一端が固定されている。この回動板32の他
端は本体1の両側面に回転軸33により回転自在に取り
付けてあり、一方の回転軸33には前記傘歯車30aと
噛合する傘歯車30bが軸着されている。その他、特に
説明しない各部は第1および第2の実施例と同様に構成
されている。
【0035】この第3の実施例に係るごみ箱では、図1
0に示すようにごみ投入用ドア4によって投入口2が閉
鎖された状態から、前述のように人体検知センサ8が人
体を検知すると、モータ10が開放側に回転を開始す
る。これにによってドア4は前記傘歯車30a,30
b、回転軸33及び回動板32を介して矢印γ側に回動
し、図11に示すように、ドア4が点線で示す全開位置
に達するまで矢印δ方向に開放動作が行なわれ、その状
態を保持する。また、この状態から人が本体1から遠ざ
かると前述と同様にモータ10が逆転し、ドア4は閉鎖
される。
【0036】第3の実施例に係るごみ箱の特に説明しな
い各部の構成および動作は前述の第1及び第2の実施例
と同様である。なお、この実施例によれば、前面から上
面にかけて投入口2が開放されるので、ごみの投入が楽
に行なえる。
【0037】なお、各実施例では人体検知センサ8とし
て光検知方式のセンサを使用する場合を説明したが、感
圧マットを使用してごみ箱の前に置き、ごみ箱の前に人
が立ったときにそれを検知してごみ投入用ドア4が開放
されるようにすることもできるので、人の存在を検知す
る手段が、上記実施例に限定されるものではない。
【0038】また、第3の実施例においては、曲板状の
ものが例示されているが、この他に幅狭に板材を長手方
向に屈曲自在に接合したシャッタ状のものを使用し、ご
み投入口2の両側にガイド溝を備えたガイド部材を設
け、前記ガイド溝に当該シャッタ状の板材の両端部を挿
入し、当該板材の長手方向と直交する方向にスライド移
動可能に保持させて開閉させるように構成することもで
きる。この場合、シャッタ状の部材はそのままスライド
させてもよいし、巻き上げるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、上述
のように構成された本発明によれば、人体検知センサに
よってごみを捨てる人が近づいてきたことを検知して自
動的にごみ投入口を開放するので、ごみ箱に触ることな
くごみの投入が可能となり、使用性に優れたごみ箱を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の正面図である。
【図2】図1のA−C断面図である。
【図3】第1の実施例のごみ投入用ドアの開閉動作の説
明図である。
【図4】第1の実施例の制御回路部の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例の正面図である。
【図6】図1のB−B断面図である。
【図7】第2の実施例のごみ投入用ドアの開閉動作の説
明図である。
【図8】本発明の第3の実施例の正面図である。
【図9】図8のC−C断面図である。
【図10】図9のD−D断面図である。
【図11】第3の実施例のごみ投入用ドアの開閉動作の
説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 投入口 3 軸 4 ごみ投入用ドア 5 ごみ廃棄用ドア 7 引手 8 人体検知センサ 9 殺菌灯 10 モータ 10a 減速機構 11 回動板 15 制御回路部 23a、23b 傘歯車 30a、30b 傘歯車 32 回動板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ投入口と、このごみ投入口を開閉す
    るように設けられたごみ投入用ドアと、前記ごみ投入口
    部から投入されたごみを収容するごみ収容部が内部に設
    けられた本体部と、前記ごみ収容部からごみを取り出す
    ごみ廃棄用ドアとを有するごみ箱において、 前記ごみ投入用ドアの開閉動作を行なうドア駆動手段
    と、 前記本体部に近づく人体を検知する人体検知手段と、 この人体検知手段の検知出力に応じて前記ドア駆動手段
    を駆動してごみ投入用ドアを開閉させる制御手段と、を
    備えていることを特徴とするごみ箱。
  2. 【請求項2】 前記ごみ投入用ドアが、支持手段を介し
    て揺動可能に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1記載のごみ箱。
  3. 【請求項3】 前記ごみ投入用ドアが、案内手段を介し
    てごみ投入口の開口部に沿ってスライド自在に設置され
    ていることを特徴とする請求項1記載のごみ箱。
  4. 【請求項4】 前記本体部の内部に、ごみ収容部を照射
    する殺菌灯を備えていることを特徴とする請求項1記載
    のごみ箱。
  5. 【請求項5】 前記ごみ投入用ドアの開閉時の過負荷状
    態を検出する過負荷検出手段をさらに備え、前記制御手
    段は、過負荷検出手段の検出出力に応じて前記ドア駆動
    手段を介して過負荷を解消する方向に前記ごみ投入口用
    ドアを駆動するように設定されていることを特徴とする
    請求項1記載のごみ箱。
  6. 【請求項6】 前記過負荷検出手段によって過負荷が検
    出されたとき、ごみ投入用ドアが開閉不能であることを
    知らせる警報手段をさらに備えていることを特徴とする
    請求項5記載のごみ箱。
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