JPH0761503A - ごみ収納庫 - Google Patents

ごみ収納庫

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Publication number
JPH0761503A
JPH0761503A JP32548093A JP32548093A JPH0761503A JP H0761503 A JPH0761503 A JP H0761503A JP 32548093 A JP32548093 A JP 32548093A JP 32548093 A JP32548093 A JP 32548093A JP H0761503 A JPH0761503 A JP H0761503A
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JP
Japan
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dust
opening
garbage
outer lid
bag
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Withdrawn
Application number
JP32548093A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Fujii
智明 藤井
Minetake Yamashita
峰毅 山下
Yoshiaki Abura
善紀 油
Kozo Hayashi
浩三 林
Kenji Okuyama
健二 奥山
Kenji Obata
健二 小幡
Toshio Tanabe
俊夫 田辺
Toshiyuki Yamauchi
俊幸 山内
Atsuhiro Saitou
篤裕 齋藤
Yoshimasa Tanaka
義昌 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ投入後に時間経過と共にごみが腐敗して
も、内部を遮蔽することにより悪臭を周囲に洩らさない
ようにする。ゴミ捨てによる不快感を無くす。 【構成】 収納庫本体2の内側に配置されたごみ袋5を
上部中央にて開閉自在に挟持するための挟持機構6が設
けられる。ごみ39を捨てる度に挟持機構6の開閉動作
を繰り返す。悪臭を周囲に洩らさずごみ39がごみ袋5
内に密閉状態で収納される。外蓋3を開いた際のごみ3
9の臭気の遮蔽が容易にしかも確実に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみや汚物等の生活
廃棄物を投入することができるごみ収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりごみ箱の悪臭を防ぐ手段として
は、単に蓋を閉じておくもの、或いは蓋の裏側に消臭フ
ィルタを単に取り付けたものや、消臭スプレーを散分す
るなどの方法が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来例では、一
般の家庭のごみ捨てにおいて、ごみ箱内に投入した後に
時間経過と共にごみが腐敗し、悪臭が発生して不快感を
与え、数日間の保管に耐えられないものであった。そこ
で、屋外に大容量のごみ箱を設置しておき、小まめに移
し替える方法をとっているが、その移し替えに手間がか
かるという問題がある。また、ごみの投入時に蓋を開け
ると前回捨てたごみが見えて視覚的不快感を与えるとい
う問題もあり、こうした問題は従来の技術では十分に解
決できなかった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ごみ投入後に時間
経過と共にごみが腐敗しても、内部を遮蔽することによ
り悪臭を周囲に洩らさないようにして、ごみ捨て時の不
快感を無くすことができるようにしたごみ収納庫を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、収納庫本体2の内側に配置されたごみ袋
5を上部中央にて開閉自在に挟持するための挟持機構6
を備えたことを特徴とする。ここで、上記収納庫本体2
の開口を開閉自在に覆う外蓋3の内面側に、ごみ袋5内
の臭気を消臭する消臭装置40を設けるのが好ましい。
また収納庫本体2の口枠7に、ごみ袋5の開口部5aを
固定するごみ袋止め部材45を設けるのが好ましい。ま
た挟持機構6におけるごみ袋5の遮蔽部28に、ごみ袋
5をシールするヒートシール部46を設けるのが好まし
い。また挟持機構6によるごみ袋5の挟持状態で、ごみ
袋5内の上部に空間部41が形成されているのが好まし
い。また挟持機構6におけるごみ袋5の遮蔽部28に、
遮蔽部28の上部に貯蔵されたごみ容量が所定以上にな
ったときにごみ39を遮蔽部28の下方に逃がすための
ごみ逃がし機構48を設けるのが好ましい。また挟持機
構6におけるごみ袋5の遮蔽部が緩衝材51から成るの
が好ましい。また上記挟持機構6によるごみ袋5の挟持
状態で、挟持機構6がごみ39を中央側に集める形状と
されると共に、ごみ39を収納させる方向に開閉自在で
あるのが好ましい。また挟持機構6がモータ53で開閉
駆動されるのが好ましい。また上記モータ53が駆動回
路70で駆動制御されるのが好ましい。さらに上記挟持
機構6は、外蓋3が開いた状態で開閉不能となり、外蓋
3が閉じた状態で開閉可能となるように構成されている
のが好ましい。
【0006】また、本発明は、収納庫本体2の内側に配
置されたごみ袋5を上部中央にて開閉自在に挟持するた
めの挟持機構6と、収納庫本体2の開口を開閉自在に覆
う外蓋3の開閉に連動して挟持機構6を開閉する連動開
閉手段100とを備えたことを特徴とする。ここで、上
記連動開閉手段100は、外蓋3の開閉に連動して回転
する回転部材103から成り、回転部材103の回転力
で挟持機構6を開閉させるのが好ましい。また、連動開
閉手段100は、外蓋3の開閉に連動してスライド移動
するスライド操作部材109から成り、スライド操作部
材109のスライド移動により挟持機構6を開閉させる
のが好ましい。また、連動開閉手段100は、外蓋3の
開閉に連動して回転する偏心カム117から成り、偏心
カム117の回転力で挟持機構6を開閉させるのが好ま
しい。
【0007】また、上記外蓋3のヒンジ部3aに、外蓋
3に開途中から開方向へ押し上げるバネ力と開途中から
閉方向へ押し下げるバネ力とを付勢するダンパー機構1
08を備えたものであってもよい。また、上記ごみ袋止
め部材45は、収納庫本体2の口枠7の四隅に夫々立設
される複数のピン121から成るものであってもよい。
【0008】ここで、上記複数のピン121のうち、少
なくとも口枠7の2隅に夫々立設されたピン121を移
動自在とするのが好ましい。また、収納庫本体2の口枠
7の隣合うピン121間の少なくとも一辺に、ごみ袋5
のたるみ部分5bを収納する孔部123を凹設するのが
好ましい。また、上記挟持機構6は、挟持機構6を開放
状態でロックする開放ロック機構130を備えたもので
あってもよい。
【0009】ここで、上記開放ロック機構130は、外
蓋3を閉じた時にロック解除されるのが好ましい。ま
た、上記挟持機構6の開放状態と閉成状態とを収納庫本
体2の外部に表示する開閉状態確認手段125を備える
のが好ましい。さらに、上記収納庫本体2内のごみ量を
光学的に検出する検出手段136を備えたものであって
もよい。
【0010】ここで、上記収納庫本体2内のごみ量が一
定量を越えたことをスイッチで検出する検出手段136
を備えるのが好ましい。上記検出手段136は、挟持体
12を駆動するリンク55の位置を検出するのが好まし
い。上記検出手段136は、挟持体12の位置を検出す
るのが好ましい。上記検出手段136は、挟持機構6を
駆動するモータ軸150の先端部を検出するのが好まし
い。上記検出手段136は、ごみ量の増減を時間に基づ
いて判定するのが好ましい。上記検出手段136は、収
納庫本体2内でごみ量が満杯になったときに外蓋3を強
制的に開放して報知する報知手段151を備えているの
が好ましい。上記報知手段151は、挟持機構6の開閉
動作が一定時間内に完了しない時に異常報知を行なうの
が好ましい。
【0011】
【作用】本発明によれば、収納庫本体2の内側に配置さ
れたごみ袋5を上部中央にて開閉自在に挟持するための
挟持機構6を設けるようにしたから、ごみ39を捨てる
度に挟持機構6の開閉動作を繰り返すことにより、悪臭
を周囲に洩らさずごみ39をごみ袋5内に密閉状態で収
納することができ、外蓋3を開いた際のごみ39の臭気
の遮蔽を容易にしかも確実に行うことができ、従って、
悪臭洩れを確実に防止できると共に、ごみ39の投入時
には、前回投入されてごみ袋5内に貯蔵されている腐敗
したごみ39を視覚的に見なくて済むようになり、ごみ
捨てによる不快感を確実に取り除くことができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1実施例を図1〜図5に示す。
本実施例では、ごみ収納庫1は、図2及び図3に示すよ
うに、ごみ投入口とごみ収納空間とを備えた収納庫本体
2と、収納庫本体2の開口部を開閉自在に覆う外蓋3
と、ごみ投入時に外蓋3を開閉するためのペダル4と、
収納庫本体2の内側に配置されたごみ袋5を上部中央に
て開閉自在に挟持するための挟持機構6を備えている。
図3において、収納庫本体2のごみ投入口の周辺には口
枠7がネジなどで固定され、上記口枠7には、外蓋3を
開閉自在に支持するための支点部8が形成されている。
外蓋3とペダル4との間には、ペダル4に連動して軸8
を支点に回動する回転板9と、回転板9に連動して上下
移動する中間軸10とから成る開閉機構11が設けら
れ、ペダル4を踏むことにより、回転板9が中間軸10
を押し上げて外蓋3が開くようになっている。
【0013】次に、収納庫本体2の内側に配置されたご
み袋5を上部中央にて密閉、開放させる挟持機構6は、
図1に示すように、ごみ袋5に直接接触する一対の挟持
体12と、ごみ39や汚物などを挟持体12の中央に寄
せるための一対の挟持板13と、挟持体12を開閉させ
るリンク機構14(図3)とを備えている。まず、図4
において、挟持体12は、その両端部が収納庫本体2の
両側壁に設けた軸受け部15,15(図3参照)に夫々
軸支されると共に、中央側のU字状部分には一対の挿入
孔16が穿設され、これら挿入孔16に接続リンク17
が挿入されており、接続リンク17が上記挟持体12に
支持されると共に、この接続リンク17に上記挟持板1
3が取り付けられるようになっている。また、上記接続
リンク17の一方の先端部に設けたL形アーム18は、
リンク止め19と固定ネジ20により、中間リンク21
の一方の先端部及び摺動部材22に夫々固定されてい
る。この摺動部材22は、摺動ガイド体23(図1)に
沿って上下方向に摺動可能に保持されており、従って、
上記接続リンク17は摺動ガイド体23に沿って上下移
動可能とされ、これに連動して挟持体12が収納庫本体
2の軸受け部15,15を支点に回転して、挟持板13
が開放又は密閉する方向に移動できるようになってい
る。
【0014】上記中間リンク21の他方の先端部は、図
5に示す回転軸24の一方の先端部に設けたL形アーム
25の先端部に中間リンク止め26と歯止め17によっ
て回動自在に連結されている。回転軸24は、収納庫本
体2の側壁に回動自在に支持されており、この回転軸2
4の他方の先端部は、止めピン27と、軸止め部29
と、止め部固定ナット30とを介して、回転リンク31
の一方の先端部にリンク止め32にて固定されており、
また回転リンク31の他方の先端部には、人間の手で回
転させるための操作つまみ33がワッシャ34及びナッ
ト35により固定されている。この操作つまみ33を回
転軸24を中心にその軸まわりに回転させることによ
り、回転軸24に連結された中間リンク21が上下移動
して挟持体12を開閉させるようになっている。なお、
図3に示すように、収納庫本体2の側壁部には、リンク
機構14とごみ袋5との間を仕切るための仕切板36が
配設され、また収納庫本体2の底面部には、上記外蓋3
の開閉機構11(回転板9、中間軸10)とごみ袋5と
の間を仕切るための仕切板37が配設され、ごみ袋5が
リンク機構14や開閉機構11に噛み込まないようにな
っている。
【0015】次に、動作を説明する。まず、図1(a)
に示すように、操作つまみ33が最上位に位置している
時は回転リンク31を介して中間リンク21は上死点に
あって、接続リンク17が挟持体12を全閉方向に保持
し、挟持板13の先端の遮蔽部28がごみ袋5の上部中
央を挟持する。この状態で、外蓋3を開いて挟持体12
の中央にごみ39を投入する。このごみ39はごみ袋5
の上部に一時貯蔵される。外蓋3を閉じた後、操作つま
み33を図1(a)の矢印方向Aに回転させると、回転
リンク31を介して中間リンク21が下方に押し下げら
れ、これに連動して接続リンク17が挟持体12を開く
方向に移動させ、中間リンク21が下死点にきたときに
挟持体12が全開状態(図1(b)の状態)となり、一
時貯蔵されたごみ39はすべて下方へ落下してごみ袋5
内に収納されるようになる。その後、操作つまみ33を
元の位置に回転操作することにより、挟持体12が閉じ
てごみ袋5の上部中央が再び密閉状態となり、次回に外
蓋3を開いた際の悪臭の洩れを防止する。
【0016】このように、ごみ39を捨てる度に上記挟
持機構6の手動による開閉動作を繰り返すことにより、
悪臭を周囲に洩らさずごみ39をごみ袋5内に密閉状態
で収納することができ、外蓋3を開いた際のごみ39の
臭気の遮蔽を容易にしかも確実に行うことができ、従っ
て、悪臭洩れを確実に防止できると共に、ごみ39の投
入時には、前回投入されてごみ袋5内に貯蔵されている
腐敗したごみ39を視覚的に見なくて済むようになり、
数日間保管した場合であっても、ごみ捨てによる不快感
を取り除くことができる。また、ごみ袋5の上部を挟持
するようにしたので、下部のごみ39を入れる空間が増
大し、数日間のごみ収納にも十分に対応できるようにな
るという利点がある。
【0017】なお上記実施例では、挟持体12をプレー
ト状に形成したけれども、これに限られるものではな
く、例えば図6に示すように、挟持体12′を互いに平
行に配置される一対の棒状体から構成し、これら挟持体
12′を互いに近接又は離反する方向に移動させること
によってごみ袋5を上部中央にて開閉自在に挟持するよ
うにしてもよい。この場合においても、上記実施例と同
様に、外蓋3を開いた際の悪臭防止等を図ることができ
る。 (実施例2)本実施例では、ごみ袋5の開口部5aを開
いた状態で保持するために、図7及び図8に示すよう
に、収納庫本体2の口枠7にごみ袋5の開口部5aを固
定するためのごみ袋止め部材45を備えたものである。
ここで、ごみ袋止め部材45は口枠7の上面形状に沿っ
た略リング状に形成され、ごみ袋止め部材45の一端が
口枠7に設けた止め棒固定部46にヒンジ結合され、こ
の止め棒固定部46を支点としてごみ袋止め部材45が
開閉自在となっている。従って、図8(a)に示すごみ
袋止め部材45を開いた状態で、ごみ袋5を口枠7とご
み袋止め部材45との間にセットし、ごみ袋止め部材4
5を閉じて図8(b)の状態とすることにより、ごみ袋
5の開口部5aをごみ袋止め部材45によって口枠7に
押し付けて固定することができ、その結果、ごみ収納庫
1の口枠7に対する袋止め及び袋外しが1つの部品で容
易且つ確実に行うことができると共に、ごみ袋5を確実
に固定したりする際の手間が省けるようになる。 (実施例3)本実施例では、上記実施例2のごみ袋止め
部材45を図9〜図11に示すように、収納庫本体2の
口枠7の四隅に夫々立設される4本のピン121にて構
成したものである。ここで、ごみ袋5の開口部5aを各
ピン121に引掛けることにより、ごみ袋5の開口部5
aを大きく開いた状態で口枠7に簡単に引掛け保持で
き、ごみをごみ袋5内に投入し易くなる。
【0018】また、上記4本のピン121のうち、口枠
7の隣合う2隅に夫々立設された2本のピン(図9の1
21a,121bで示す)が移動自在に立設されてい
る。一般に、市販のごみ袋5は寸法ばつらきが大きい。
そこで、四隅に立設される4本のピン121のうち、隣
合う2本のピン121(本実施例では、奥の2本のピン
121a,121b)だけを抜いて前後のピン孔122
に夫々移動させることにより、長さ調節ができるように
なり、ごみ袋5の寸法ばらつきに対応できるようにな
る。
【0019】また、本実施例では、上記ピン121は口
枠7に設けたピン孔122に圧入できる寸法に設定され
ると共に、ピン孔122は図10(a)に示すように、
テーパ状に形成してある。従って、移動したピン121
をピン孔122に確実に固定できるようになる。さら
に、上記収納庫本体2の口枠7の隣合うピン121間の
少なくとも一辺に、ごみ袋5のたるみ部分5bを収納す
る孔部123を凹設してある。例えば大きいごみ袋5を
使用するときのために、図11に示すように、口枠7の
例えば手前の一片にごみ袋5のたるみ部分5bを収納す
るための孔部123を設け、たるみ部分5bを収納して
外蓋3を閉じることにより、ごみ袋5を簡単にしかも確
実にセットできると共に、大きいごみ袋や小さいごみ袋
にも対応できる。そのうえ、ごみ袋5のたるみ部分5b
(ごみ袋の余った部分)を処理できるので、セット後の
ごみの入れ易さに加えて、挟持体12によるごみの挟み
込みの確実さ(ごみ袋5が垂れて挟持体12により挟み
込まれることのない確実さ)が得られるという利点があ
る。図10(b)中、124は孔部123を開閉するた
めの回転蓋である。 (実施例4)本実施例では、外蓋3を開けずに挟持体1
2の開閉状態を確認するために、図12及び図13に示
すように、挟持体12の開放状態と閉成状態とを収納庫
本体2の外部に表示する開閉状態確認手段125を設け
たものである。先ず挟持体12は収納庫本体2の支持軸
126によって回転自在に支持されている。上記支持軸
126の先端(本実施例では、収納庫本体2の手前側)
には表示板127がセットされている。この表示板12
7は、図12(a)に示すように、収納庫本体2の正面
から見える位置に突出して設けられるものであって、挟
持体12が閉成状態のときには正面(矢印Dで示す方
向)から見ると図12(b)に示す状態となり、且つ挟
持体12が開放状態のときには正面から見ると図12
(a)に示す状態となる。本実施例では、表示板127
の半分の領域127aに例えば青色の色彩が施され、表
示板127の残りの半分の領域127bには赤色の色彩
が施されており、表示板127が閉位置にきたときには
矢印Cで示す真上方向からは青色しか見えず、挟持体1
2が閉状態にあることを一目で確認できると共に、表示
板127が開位置にきたときには真上方向からは青色と
赤色とが半々に見えるようになり、挟持体12が開状態
にあることを一目で確認できるようになる。このよう
に、表示板127をごみ収納庫1の正面に突出させたこ
とにより、正面からも、真上からも表示板127を見て
挟持体12の異常を確認できるので、挟持体12が開い
ているときに外蓋3を誤って開いてしまう心配がなくな
ると共に、表示板127をごみ収納庫1の設置制約を受
けずに使用することができるという利点もある。 (実施例5)本実施例では、ごみ満杯表示を容易に行な
えるようにするために、図14及び図15に示すよう
に、挟持体12の回転軸300に挟持体12と別部材の
表示板301を設けたものである。
【0020】従来は、図68〜図70に示すように、挟
持体12は前面ハウジング302′の開口部303にて
挟持体12が開閉しているのを確認していたが、この形
状では有色のごみ袋等をセットした時、挟持体12の表
示部12aがごみ袋等で覆われて表示部12aが隠れて
しまい、このためごみの満杯を確認できなくなる恐れが
ある。
【0021】これに対して本実施例では、図14に示す
ように、挟持体12と別部材の表示板301を止め具3
04にて固定することにより、挟持体12の動きに応じ
た表示が可能となり、しかも図15に示すように、表示
板301を前面ハウジング302と遮蔽板305とで囲
まれた空間306のみで動作させるものであり、これに
よって表示板301はごみ袋側の内部空間307とは別
空間に配置されることとなり、ごみ袋等が表示板301
に接触できず、表示ができなくなるという心配がなくな
り、その結果、ごみ袋等に関係なく、挟持体12の動き
に応じたごみの満杯表示が容易に行なわれるものであ
る。 (実施例6)本実施例では、ごみ満杯表示を容易に行な
えるようにするために、図16〜図19に示すように、
駆動用バネ310付き表示体311a,311bに挟持
体12を接離自在としたものである。図16において、
前面ハウジング302に設けられた開口部303の下方
に前面ハウジング302の内側に向けて取付け用ボス3
12を突設すると共に、開口部303の両側に位置決め
用ボス313を夫々突設してある。上記取付け用ボス3
12には、一対の表示体311a,311bの各一端部
が回転自在に挿通されると共に、これら表示体311
a,311bの間には表示体311a,311bの各他
端部を上記取付け用ボス312を回転軸として互いに離
反する方向に常にバネ付勢するための駆動用バネ310
を介在させてある。また図17に示すように、挟持体1
2と表示体311a,311bが突起部314にて接触
するように配置してある。図中、315は抜け止め用座
金、316は固定用ネジである。
【0022】しかして、挟持体12が開状態のときに
は、図18に示すように、表示体311a,311bは
駆動用バネ310によって開いて前面ハウジング302
の開口部303に対向しない位置で保持される。従っ
て、開口部303を通して外部からは表示体311a,
311bを見ることができず、挟持体12が開状態にあ
るのを確認できる。またこのとき、位置決め用ボス31
3は表示体311a,311bの開き過ぎを防止してい
る。一方、図19に示すように、挟持体12が閉状態に
なると、表示体311a,311bは当接面317,3
18にて挟持体12と接触し、表示体311a,311
bが閉じられて開口部303と対向する位置まで移動
し、表示体311a,311bが開口部303を通して
外部から見えるようになり、挟持体12の動きに応じた
ごみの満杯表示を容易に行なうことが可能となる。
【0023】なお駆動用バネ310に代えて磁石(図示
せず)を用いてもよい。つまり、挟持体12が開状態の
ときに表示体311a,311bを磁気反発力によって
離反させ、挟持体12が閉状態のときには表示体311
a,311bが磁気反発力に抗して互いに接近して開口
部303まで移動させるように構成してもよく、この場
合においても駆動用バネ310を用いた場合と同様な作
用効果が得られる。 (実施例7)本実施例では、電球320等の点灯によっ
てごみ満杯表示を行なえるようにするために、図20〜
図22に示すように、挟持体12の回転軸300の一端
部に凸部321が突設された接点部322を止め具32
3にて固定すると共に、前面ハウジング302に接続部
324を固定してある。この前面ハウジング302には
図21(b)に示す基板325に電球320を取付けた
ものをネジ326にて固定してあり、リード線327は
接続部324に接続してある。しかして、図22(a)
に示すように、挟持体12が開状態にあるときは接点部
322の凸部321は接続部324には接触せず、電気
的接続は行なわれない。これに対して挟持体12が閉状
態にあるときは、図22(b)に示すように、接点部3
22の凸部321が接続部324に接触して電気的接続
が行なわれ、電球320が点灯してごみが満杯になった
ことを表示する。しかもこれら接点部322及び接続部
324は挟持体12とは別体に設けられているから、ご
み袋等に影響されずにごみ表示を行なうことができる。 (実施例8)本実施例では、ごみ袋5内のごみ量が満杯
になったことをユーザーに知らせるために、図23に示
すように、外蓋3を強制的に開放して報知する報知手段
151を備えたものである。この場合、例えば収納庫本
体2の口枠7にソレノイド152を取付け、外蓋3のヒ
ンジ部3aとは反対側の部分には、外蓋解除ボタン15
3を設けておくと共に、この外蓋解除ボタン153をバ
ネ200によってロックする方向にバネ付勢しておく。
そして、上記実施例8で述べた検出手段136によって
ごみが満杯になって異常を検出したときにはソレノイド
152に通電され、外蓋解除ボタン153のロック部1
54を解除して外蓋3を開放状態にする。また、かかる
異常の報知は、挟持体12の開閉動作が一定時間内に行
なわれない場合(例えば挟持体12間のごみ詰まりの場
合)に行なうようにしてもよい。 (実施例9)本実施例では、ごみ収納庫1内からごみ袋
5の取り出しを容易に行なえるようにするために、図2
4〜図26に示すように、挟持体12を開放状態でロッ
クする開放ロック機構130を備えたものである。この
開放ロック機構130は、図25に示すように、収納庫
本体2の内壁に沿って上下方向に移動自在に配置された
断面略L字状の開閉操作板131と、この開閉操作板1
31を常に上向きにバネ付勢する操作バネ132とを備
えている。操作バネ132の一端部は開閉操作板131
に支承され、操作バネ132の他端部は口枠7側に支承
されており、この操作バネ132のバネ力によって開閉
操作板131の先端部が収納庫本体2の口枠7よりも上
方に突出する方向にバネ付勢されている。また、外蓋3
の上記開閉操作板131の先端部に対応する位置には、
外蓋保護板133が設けられており、外蓋3を閉じた状
態で外蓋保護板133が開閉操作板131を押し下げる
ようになっている。
【0024】ここで、外蓋3を開放した状態で、一対の
挟持体12を手で左右に開くと、挟持体12の端面部1
35が開閉操作板131の引掛部134に当たり、それ
以上挟持体12を開くと、操作バネ132が伸びて開閉
操作板131が一旦下降し、挟持体12の端面部135
が開閉操作板131の引掛部134を乗り越えた後に開
閉操作板131は操作バネ132のバネ力によって上方
へ戻ることができ、これにより、挟持体12は引掛部1
34によって開放状態のままロックされる(図24の状
態)。従って、ごみ袋5の交換時及びセット時に挟持体
12が邪魔にならずに楽に交換及びセットができるとい
う利点がある。
【0025】さらに、上記開放ロック機構130は、外
蓋3を閉じた時にロック解除されるものである。図25
に示すように、外蓋3を閉じる方向に押し下げ操作する
と、外蓋3が閉じる寸前の角度までくると、外蓋保護板
133が開閉操作板131の先端部に当たり、さらに外
蓋3が閉じる方向に進むと、挟持体12の端面部135
が開閉操作板131の引掛部134から外れ、挟持体1
2は閉じた状態のままで保持される。従って、外蓋3を
閉じる力を利用して開放ロック機構130のロック解除
を自動的に行なうことができるので、使用者にとって煩
わしい挟持体12のロック解除操作をさせなくて済むと
いう利点がある。 (実施例10)本実施例では、外蓋3の開閉動作と挟持
体12の開閉動作を連動させるために、図27〜図32
に示すように、外蓋3の開閉に連動して回転して挟持機
構6を開閉させる回転部材103から成る連動開閉手段
100を備えたものである。
【0026】図27に示すように、収納庫本体2を開閉
自在に覆う外蓋3は、ヒンジ部3aを介して収納庫本体
2の口枠7の一辺に回動自在に取付けられている。収納
庫本体2の口枠7には、上記ヒンジ部3aとは反対側の
部分に、図28に示すように、リンク釦104が設けら
れている。このリンク釦104は、釦バネ(図示せず)
で常に上方へ向かって飛び出る方向にバネ付勢されてお
り、外蓋3を開いた状態で、リンク釦104は口枠7の
上面よりも上方へ突出するようになっている。一方、リ
ンク釦104の下方には回転部材103が配置されてい
る。この回転部材103の基端部はコイルバネ105付
きネジ106によって一対の接続リンク17(図29)
に連結されており、回転部材103は上記接続リンク1
7との接続部分を支点にリンク釦104に当接する角度
からリンク釦104から離脱する角度まで回転可能とな
っている。また、上記接続リンク17は一対の挟持体1
2,12に夫々回転自在に連結されると共に、挟持体1
2,12間には、図29に示すように、挟持バネ107
が配置され、挟持バネ107の一端部は一方の挟持体1
2と接続リンク17との枢着部分に支承され、挟持バネ
107の他端部は他方の挟持体12と接続リンク17と
の枢着部分に支承されており、この挟持バネ107によ
って、挟持体12,12は常に閉じる方向(ごみを挟持
する方向)にバネ付勢されている。
【0027】ここで、外蓋3を開いた時には、リンク釦
104が口枠7の上面よりも上方へ突出することによ
り、挟持体12は閉じた状態になる。この状態で挟持体
12の中央にごみを投入すると、そのごみはごみ袋の上
部に一時貯蔵される。従って、ごみの投入時には、前回
投入されてごみ袋内に貯蔵されている腐敗したごみを視
覚的に見なくて済むようになり、数日間保管した場合で
あっても、ごみ捨てによる不快感を取り除くことができ
るものとなる。
【0028】また、外蓋3を閉じる寸前においては、図
30に示すように、リンク釦104が押し込まれていく
途中で、回転部材103がリンク釦104によって押し
下げられる結果、接続リンク17が挟持体12を瞬間的
に押し広げる。これにより、一時貯蔵されたごみを下方
へ落下させることができる。さらに、外蓋3を最後まで
閉じると、リンク釦104が完全に押し込まれ、図31
及び図32に示すように、回転部材103がコイルバネ
105を圧縮しながら回転してリンク釦104から外れ
る。これにより、挟持バネ107のバネ力によって回転
部材103は再び上方へ押し上げられ、挟持体12が閉
じられる。これにより、ごみ袋の上部中央が再び密閉状
態となり、次回に外蓋3を開いた際の悪臭の洩れが防が
れる。
【0029】その後、再び外蓋3を開けると、リンク釦
104は釦バネのバネ力によって口枠7よりも上方に突
出し、回転部材103はリンク釦104に当接して図3
0の状態に自動的に戻るようになる。このように、外蓋
3を閉じる時の力が回転部材103を介して挟持機構6
に伝達されるので、外蓋3を閉じる時の力を利用して挟
持機構6を自動開閉できるようになる。従って、挟持機
構6を例えばモータで開閉駆動する場合と異なり、電気
配線が不要となり、しかも水洗いが可能になる。さら
に、モータ駆動の場合は回転位置を検出する必要が生じ
る場合があるが、本実施例ではかかる回転位置の検出は
不要となり、低コスト化を図ることができる。
【0030】ここで、上記外蓋3のヒンジ部3aには、
ダンパー機構108が設けられており、このダンパー機
構108によって外蓋3は開途中から開方向へ押し上げ
られるバネ力と開途中から閉方向へ押し下げられるバネ
力とが夫々付勢されており、外蓋3に開途中から少し開
いた時には大きく開く方向に向かってバネ力が働き、ま
た外蓋3に開途中から少し閉じた時には完全に閉じる方
向に向かってバネ力が働くようになっている。これによ
り、ごみが一層投入し易くなると共に、外蓋3が不十分
に閉じられてしまうこともなくなり、使い勝手がさらに
良くなる。 (実施例11)本実施例では、上記実施例10の連動開
閉手段100を、図33〜図35に示すように、蓋3の
開閉に連動してスライド移動して挟持機構6を開閉させ
るスライド操作部材109により構成したものである。
【0031】図33に示すように、収納庫本体2内に
は、リンク釦104と接続リンク17とを連動させるた
めのスライド操作部材109が配置される。スライド操
作部材109の上部に水平片110が形成され、この水
平片110の下部には下方に行くほど収納庫本体2の内
壁から離れる方向に傾斜した傾斜片111が形成され、
この傾斜片111の下部には下方に向かって垂下する垂
直片112が形成され、垂直片112には接続リンク1
7が回転自在に接続されている。スライド操作部材10
9の水平片110は、リンク釦104とバネ支承部材1
13との間に介在され、水平片110はリンク釦104
の下面に常に弾接している。また、スライド操作部材1
09の下部の垂直片112は、収納庫本体2の内壁に固
定されたリンクガイド114に保持されている。
【0032】このリンクガイド114は、収納庫本体2
の内壁と平行な垂直面115と、垂直面115の上部に
連なりスライド操作部材109の上記傾斜片111と同
じ方向に傾斜した傾斜面116とを有している。そして
上記スライド操作部材109の垂直片112は、リンク
ガイド114の垂直面115に螺合されたコイルバネ1
05付きネジ106によって、該垂直面115に対して
上下方向に摺動可能となり、且つ横方向(リンクガイド
114から離れる方向)にも移動可能となるように固定
されている。なお、図33〜図35では挟持体の図示を
省略し、挟持体に接続される接続リンク17のみを図示
する。
【0033】ここで、外蓋3を閉いた時には、図33に
示すように、リンク釦104が口枠7の上面よりも上方
へ突出することにより、スライド操作部材109は押し
上げバネ200のバネ力によって上昇して接続リンク1
7を上死点に押し上げ、これにより、接続リンク17に
接続された挟持体は閉じた状態となる。次に、外蓋3を
閉じる寸前において、図34に示すように、リンク釦1
04が押し込まれていく途中から、スライド操作部材1
09がリンク釦104によって押し下げられる。このと
き、スライド操作部材109の傾斜片111は、リンク
ガイド114の傾斜面116に接触せず、スライド操作
部材109とリンク釦104との当接状態は保たれる。
従って、スライド操作部材109は接続リンク17を下
死点に移動させて挟持体を瞬間的に押し広げ、これによ
り、一時貯蔵されたごみは下方に落下する。
【0034】その後、外蓋3を最後まで閉じると、リン
ク釦104が完全に押し込まれ、スライド操作部材10
9の傾斜片111がリンクガイド114の傾斜面116
に乗り上げることにより、図35に示すように、スライ
ド操作部材109の水平片110はリンク釦104の下
面から外れる。このとき、リンク釦104の釦バネのバ
ネ力によってスライド操作部材109は上方へ押し上げ
られ、挟持体のバネ力によって接続リンク17が上死点
に移動することにより、挟持体が自動的に閉じられ、ご
み袋の上部中央が再び密閉状態となり、次回に外蓋3を
開いた際の悪臭の洩れを防止する。
【0035】その後、再び外蓋3を開けると、リンク釦
104はリンク釦104のバネ力によって口枠7よりも
上方に突出し、スライド操作部材109は押し上げバネ
200のバネ力によって図35に示す元の位置に自動的
に戻るようになる。このように、外蓋3を閉じる時の力
はスライド操作部材109を介して接続リンク17から
挟持機構6に伝達されるので、外蓋3を閉じる時の力を
利用して挟持機構6を自動開閉できる。従って、挟持機
構6を例えばモータで開閉駆動する場合と異なり、電気
配線が不要となり、しかも水洗いが可能になり、さらに
モータ式のような回転位置の検出も不要となり、低コス
ト化が図られる。 (実施例12)本実施例では、上記実施例10の連動開
閉手段100を、図36〜図38に示すように、偏心カ
ム117により構成したものである。図36に示すよう
に、駆動板102の上部はリンク釦104の下部に押し
上げバネ120(図37)によって弾接しており、駆動
板102の両側面には上記ラック118が刻設されてい
る。駆動板102の両側方には上記ラック118に夫々
噛み合うピニオン119が配置されており、これらピニ
オン119には、ピニオン119と同軸の偏心カム11
7が取付けられている。ここで、外蓋3を閉いた時には
リンク釦104が口枠7の上面よりも上方へ突出するこ
とにより、駆動板102の上昇により挟持体12は閉じ
た状態になる。次に、外蓋3を閉じる寸前においては、
リンク釦104が押し込まれていく途中で、駆動板10
2がリンク釦104によって押し下げられる。このと
き、駆動板102の両側面のラック118によってピニ
オン119が正方向に回転し、これによりピニオン11
9と同軸の偏心カム117が挟持体12を押し広げる方
向に回転する。挟持体12が瞬間的に押し広げられるこ
とにより、一時貯蔵されたごみを下方に落下させること
ができる。
【0036】その後、外蓋3を最後まで閉じると、リン
ク釦104が完全に押し込まれ、図38に示すように、
リンク釦104から駆動板102が外れると共に、押し
上げバネ120によって駆動板102は上方へ押し上げ
られ、ピニオン119の逆回転により偏心カム117は
挟持体12を閉じる方向に回転することにより、挟持体
12は偏心カム117によって自動的に閉じられ、ごみ
袋の上部中央が再び密閉状態となり、次回に外蓋3を開
いた際の悪臭の洩れを防止する。このように、外蓋3を
閉じる時の力は駆動板102、ピニオン119、偏心カ
ム117を介して挟持機構6に伝達されるので、外蓋3
を閉じる時の力を利用して挟持機構6を自動開閉でき
る。従って、挟持機構6を例えばモータで開閉駆動する
場合と異なり、電気配線が不要となり、しかも水洗いが
可能になり、さらにモータ式のような回転位置の検出も
不要となり、低コスト化が図られる。 (実施例13)本実施例では、モータ53により挟持機
構6を開閉させるために、図39〜図41に示すよう
に、接続リンク17の上端部と中間リンク21とを接続
リンク止め70で回転自在に接続すると共に、中間リン
ク21の下端部に枢支軸71を介してモータリンク55
の一端部を枢支し、モータリンク55の他端部をモータ
53の駆動軸に連結したものであり、ピストン・クラン
ク機構を応用して挟持体12を開閉できる構造となって
いる。なお、モータ53は直流式或いは交流式のものが
使用される。
【0037】ここで、モータリンク55が図40(a)
に示すように、上死点にある時は挟持体12は閉じた状
態となる。この位置からモータ53が回転していくと中
間リンク21の上端部が下方に下がり、中間リンク21
に連動して接続リンク17が挟持体12を押し広げて図
40(b)の状態となる。そして、モータリンク55が
下死点まで下がると、接続リンク17は水平に位置し、
挟持体12は完全に広がった図40(c)の状態にな
る。さらに、モータリンク55が下死点から上死点へ回
転する過程で、接続リンク17が挟持体12を押し上げ
て、図40(a)の状態に戻ることができる。
【0038】このように、挟持機構6のモータ53によ
って開閉が自動的に行われることにより、人間によるミ
ス(例えば閉め忘れ、或いは不確実な開閉)がなくな
り、挟持機構6のより確実な開閉動作によって、悪臭の
飛散をより確実に防止することができる。また、上記挟
持体12は、図41(a)(b)に示すように、約12
0°となるようにごみ39を収納させる方向にV字の形
で閉じられるようになっており、これにより、投入され
たごみ39はV字の中央に寄せられる。しかも、挟持体
12はごみ39が収納される方向に開閉することによっ
て、水平開閉に比べて下方に落ち込み易くなり、投入さ
れたごみ39が挟持体12の上面に残留するのを確実に
防止できるものである。
【0039】さらに、挟持体12の下方への開閉運動
は、外蓋3を閉じた後、自動的に1回だけ行われるよう
に設定されている。またこのようにモータ53により挟
持体12を自動開閉することによって、挟持体12の下
方の収納部への投入忘れによる悪臭放出を防止できると
共に、挟持体12を閉じる動作自体の手間を省くことが
できる。 (実施例14)本実施例では、外蓋3が開放状態にある
ときには挟持体12が開閉駆動するのを防ぐために、図
42に示すように、挟持機構6は外蓋3が開いた状態で
挟持体12を開閉不能とし、且つ外蓋3が閉じた状態で
挟持体12を開閉可能となるように駆動回路70により
モータ53を駆動制御するものである。先ず外蓋3が開
いている状態から閉じた時に、外蓋3と収納庫本体2と
の間に設けたリミットスイッチSWが閉じられ、微分回
路60がHパルスを出力して、フリップフロップ61の
Q出力からHが出力される。この信号を受けてトランジ
スタQ1がオンとなり、これにより、トライアックTR
Cがオンとなり、モータ53が駆動する。その後、モー
タ53の軸に付いているスリット部(図示せず)をホト
インタラプタ62が検出してHを出力すると、微分回路
63がHパルスを出力し、フリップフロップ61のリセ
ット端子にHパルスが入力され、Q出力をLにする。こ
の信号を受けてトランジスタQ1がオフとなり、これに
より、トライアックTRC1がオフとなり、モータ53
を停止させる。従って、外蓋3を開いている間は挟持体
12が開放されるおそれがなくなり、ごみ捨て時に誤っ
て挟持機構6が開いてしまうおそれが無いものとなる。 (実施例15)本実施例では、ごみ袋5を取り出す際に
ごみ袋5を自動的に閉じるようにするために、図43及
び図44に示すように、挟持機構6におけるごみ袋5の
遮蔽部28にはごみ袋5のシールを可能にするヒートシ
ール部46を設けたものである。ごみ袋5をごみ収納庫
1から取り出す時には、図44(a)の状態で、ヒート
シール部46を加熱してごみ袋5のヒートシールを行
い、その後、図44(b)の状態でごみ袋5を取り出す
ようにする。このように溜められたごみ39を捨てる場
合にごみ袋5のシール47を行うことにより、そのまま
の状態でごみ捨てが容易にでき、しかもごみ捨て時の袋
閉めの際の悪臭の飛散を防止できる。 (実施例16)本実施例では、挟持機構6の遮蔽部28
を保護するために、図45及び図46に示すように、挟
持機構6の遮蔽部28の上部のごみ容量が所定以上にな
ったときにごみ39を自動的に下方へ逃がすためのごみ
逃がし機構48を設けたものである。この、ごみ逃がし
機構48は、挟持機構6の左右の挟持体12の各先端部
にごみ逃がし板49を逃がしバネ50によって夫々固定
したものであり、挟持体12の開閉動作とは無関係にご
み逃がし機構48が作動するようになっている。つま
り、挟持体12が密閉された状態において、図46
(a)に示すように、ごみ39の重量が規定重量よりも
軽い場合はごみ逃がし板49は作動せず、ごみ39はご
み逃がし板49上に乗っているが、図46(b)に示す
ように、ごみ39の重量が規定重量より重くなった場
合、或いは挟持機構6にごみ39が挟まった場合は、ご
み逃がし板49が逃がしバネ50のバネ性により一時的
に開き、ごみ39が下方へ落下した直後に元の状態に戻
ることにより、挟持機構6を作動させることなく挟持機
構6の負担を軽減することができる。従って、ごみ39
の重量による挟持機構6の破壊を防止でき、しかも容易
に故障しないようにすることができる。 (実施例17)本実施例では、挟持機構6の遮蔽部を緩
衝保護するために、図47及び図48に示すように、挟
持機構6の遮蔽部を緩衝材51にて形成したものであ
る。この緩衝材51は、挟持体12の先端部に嵌め込ま
れるものであって、例えばスリット溝52が切り込まれ
た中空円筒状のゴムパッキン、ウレタン等のクッション
材から成る。ここで、ごみ39を投入した際に、ごみ3
9が挟持体12に挟まれたままの状態で保持される可能
性(図47(a)の状態)があるが、クッション性のあ
る緩衝材51を挟持体12の先端部に取り付けたことに
より、ごみ39の形状を緩衝材51が吸収して隙間が大
きく開いてしまうのを防止でき、従って、ごみ39が挟
持体12に挟まれたままの状態で保持された場合であっ
ても、悪臭が挟持体12の隙間から上方に大量に洩れ出
すことを防ぐことができ、外蓋3の内側と挟持体12の
上部の空間部41に上昇してくる悪臭の量を低減させ
て、悪臭の外部への放出を少なくすることができる。し
かも、挟持機構6を作動させることなく挟持機構6の負
担を軽減することができるので、ごみ39を挟み込むこ
とによる挟持機構6の破壊を防止できるものとなる。 (実施例18)本実施例では、挟持機構6の遮蔽部28
を緩衝保護すると同時に臭気遮蔽効果を高めるようにす
るために、図49〜図51に示すように、挟持体12の
反動を吸収するゴム等の緩衝材330の位置を意図的に
交差状に設けたものである。つまり、図51に示すゴム
331と固定用ネジ332とで構成される緩衝材330
としてのストッパ用ゴム330aは、図50に示すよう
に、挟持体12の遮蔽部28間に配置されて反動吸収と
臭気遮断効果が得られるようにしたものである。つま
り、ストッパ用ゴム330aの位置は、挟持体12の遮
蔽部28間の中間位置Mではなく、中間位置Mよりも例
えば右寄りの位置Nに固定してあり、これにより挟持体
12の遮蔽部28は互いに交差状態でストッパ用ゴム3
30aに接触することができ、中間位置Mにおいて遮蔽
部28同士を合わせたときよりもストッパ用ゴム330
aによる臭気遮断効果が高められるという利点がある。 (実施例19)本実施例では、ごみ袋5の下部にごみが
満杯になっているときに挟持体12の開閉動作を停止さ
せるために、図52〜図54に示すように、挟持体12
よりも下部のごみの状況を光学的に検出する検出手段1
36を備えたものである。
【0040】通常、ごみ袋5の下部のごみ収納量は挟持
体12によって遮蔽されており、外部から見えないた
め、ごみが一杯になったにもかかわらず、ごみを無理矢
理押し込むなどの使用により、収納庫本体2が壊れる等
の問題がある。そこで、本実施例では、挟持体12より
も下部のごみの状況を検出する回路構造を有するもので
ある。その回路の一例を図52に示す。同図において、
フォトセンサ136aは受光素子aと発光素子bとを備
え、フォトセンサ136aが物体を検出すると、受光素
子がONになり、非検出状態ではOFFになる(図53
に示す透過型フォトセンサ136bの場合はこの論理は
逆転する)。また、フォトセンサ136a,136bに
代えて、図54に示すように、収納庫本体2内のごみ量
が一定量を越えたことを検出するためのスイッチ136
cを用いてもよい。
【0041】先ず、挟持体12が動き始めると、フォト
センサ136aは非検出状態となり、フリップフロップ
140のS入力にはHパルスが入力され、Q出力からは
Hパルスが出力される。このとき、アナログスイッチA
1 はONになる。また、微分回路B2 にもHパルスが
入力され、この微分回路B2 はHパルスを1発出力し
て、タイマー138をセットする。スイッチング素子
(回路図の例以外にも、リレー、FET、フォトカプラ
などで実施することも可能である)のトランジスタTR
のベースには、タイマー138がタイムアップするまで
の所定時間はHパルスが入力され、この状態ではトラン
ジスタTRはOFFのままである。
【0042】次に、所定時間内にフォトセンサ136a
が物体(挟持体12)を検出すると、微分回路B1 にL
パルスが入力され、この微分回路B1 は、Lパルスを1
発出力し、インバータ139を通してHパルスがフリッ
プフロップ140のR入力に入力される。これにより、
フリップフロップ140のQ出力は出力を反転してLパ
ルスを出力し、アナログスイッチAS1 はOFFとな
り、トランジスタTRへの電源供給を遮断する。この状
態では、仮りにタイマー138がタイムアップしてもト
ランジスタTRはOFFのままである。
【0043】一方、上記所定時間内にフォトセンサ13
6aが物体(挟持体12)を検出できない場合には、フ
リップフロップ140のQ出力はHパルスのままであ
り、タイマー138がタイムアップして出力をLパルス
に反転すると、トランジスタTRはONになり、例えば
LED等の表示器141を点灯したり、ブザーを鳴らし
たり、或いは外蓋3を自動的に開放したりして、異常状
態を報知することになる。
【0044】その結果、挟持体12の下方にあるごみが
一杯になっても、それを検出して報知することにより、
ごみ収納庫1の構造部品、機構部品を壊すことがなくな
る。また、モータ等によって挟持体12の開閉を行なう
場合、従来では挟持体の動作途中での停止はモータロッ
クとなり、発火、発煙等の危険性があるが、本方式を利
用することにより、かかる危険性を回避することができ
るという利点がある。
【0045】なお、上記検出手段136としては、図5
5に示すように、挟持体12を駆動するリンク55の位
置を検出するセンサ或いはスイッチ136dであっても
よい。この場合、モータリンク55の長さをL2 >L1
とし、挟持体12が閉じた状態では下側の方が長くなっ
ており、センサ或いはスイッチでリンク55の位置を検
出する。挟持体12が開くと、センサ等が検出状態とな
り、ごみ収納庫1内部のごみが一杯になると、この挟持
体12の動作は途中で停止し、センサ等は非検出状態と
なる。他の検出手段136として、図56に示すよう
に、挟持体12の位置を検出するセンサ或いはスイッチ
136eを用いてもよい。さらに他の検出手段136と
して、図57に示すように、挟持機構6を駆動するモー
タ軸150の先端部を検出するセンサ或いはスイッチ1
36fを用いてもよい。この場合、例えばモータ軸15
0に半円板を取付け、この半円板をセンサ或いはスイッ
チ136fで検出することが可能となる。さらに加えて
ごみ量の増減を時間に基づいて判定するものであっても
よい。これらいずれの場合においても、挟持体12より
も下部のごみの状況を外部から確実に判定できるように
なる。 (実施例20)本実施例では、ごみ収納庫1の内部にご
みの悪臭が溜まるのを防止するために、図58及び図5
9に示すように、外蓋3の内面側に、悪臭を消臭するた
めの消臭装置40を設けたものである。図58におい
て、挟持機構6でごみ袋5を挟持した状態で、ごみ袋5
内の上部には、外蓋3の内面側と、収納庫本体2の内面
側の口枠7に掛けられたごみ袋5の内面側のうち、挟持
体12によって閉じられている上方側の間に、凹状の空
間部41が形成され、この空間部41の上方に消臭装置
40が配置されている。消臭装置40は、図59に示す
ように、オゾンを発生させる沿面放電板42と、ハニカ
ム触媒43と、これらに悪臭を送り込むためのファンモ
ータ44とで構成されている。ハニカム触媒43は、例
えば活性炭消臭剤、Mn系触媒、Cu系触媒等が使用さ
れ、またファンモータ44は、シロッコタイプ、軸流タ
イプ等が使用される。なお図58中、53は挟持体12
を自動開閉させるためのモータである。
【0046】このように、外蓋3の内面中央に消臭装置
40を取り付けたことにより、挟持体12の隙間から空
間部41に洩れ出る悪臭がファンモータ44により消臭
装置40内に強制的に送り込まれることにより、その悪
臭が沿面放電板42より発生するオゾンと反応して無臭
の物質に分解される。このとき、ハニカム触媒43が分
解反応を促進させる。従って、挟持体12による抑臭だ
けでは防げない残臭を消臭装置40によって取り除くこ
とができ、外蓋3を開いてごみ39を投入する際に悪臭
を嗅ぐことがなくなる。なお、ファンモータ44を設け
なくとも十分な消臭効果は得られるが、ファンモータ4
4を設けた場合は、消臭をより一層効果的に行うことが
できる。 (実施例21)本実施例では、収納庫本体2内の消臭を
効果的に行なうために、図60及び図61に示すよう
に、外蓋3の内面側に設けられた消臭装置40にペルチ
ェ素子340を設けたものである。ここでペルチェ素子
340は、図61に示すように、消臭装置40内のハニ
カム触媒43周囲に配置されており、通電することによ
ってペルチェ素子340のハニカム触媒43に接する面
340a側が発熱するようになっている。一方、ペルチ
ェ素子340の面340bは消臭装置40から収納庫本
体2の内部空間307に向けて設置されており、内部空
間307を冷却するようになっている。このようにペル
チェ素子340の発熱−吸熱の性質を利用したものであ
ると同時に熱源と冷却源を同に保持できるようにしたこ
とにより、ペルチェ素子340の発熱側においてはハニ
カム触媒43が加熱されてオゾン分解能力の活性を向上
させ、一方、冷却側においては収納庫本体2の内部空間
307を冷却して生ごみ39aの腐敗進行を防止するこ
とができ、その結果、ハニカム触媒43の活性向上と生
ごみ39aの腐敗防止が一つの手段で可能となり、収納
庫本体2内の消臭をより効果的に行なうことができる。 (実施例22)本実施例では、収納庫本体2内の消臭を
より効果的に行なうために、図63〜図64に示すよう
に、外蓋3の内面側に設けられた消臭装置40内にオゾ
ン拡散用リブ350を設けたものである。消臭装置40
は図62に示すように、オゾンを発生させる沿面放電板
42とハニカム触媒43とこれらに悪臭を送り込むため
のファンモータ44とで構成されている。本実施例で
は、図63に示すように、沿面放電板42の手前側にオ
ゾン拡散用リブ350を設置し、このオゾン拡散用リブ
350で沿面放電板42を覆い被せるようにしてある。
これにより図64(a)に示すように、ファンモータ4
4によって送り込まれた循環風351は先ず沿面放電板
42の背面に接触してからハニカム触媒43に到達す
る。この沿面放電板42を通過する循環風351は沿面
放電板42から発生したオゾンを含むことになり、しか
もオゾンはオゾン拡散用リブ350によって均一に拡散
されるので、ハニカム触媒43に吸着された悪臭にオゾ
ンが到達し、効率良く悪臭との分解反応を起こさせるこ
とができ、消臭をより効果的に行なえるものである。一
方、図64(b)に示すようにオゾン拡散用リブ350
を設けない場合は、ファンモータ44によって送り込ま
れた循環風351の一部が沿面放電板42を素通りする
ためオゾンを含まず、悪臭との分解反応が起こらないと
いう欠点がある。 (実施例23)本実施例では、ごみ捨て時の悪臭漏れを
防止するために、図65及び図66に示すように、収納
庫本体2の口枠7に挟持機構6によって形成される下方
空間307aを消臭するためのバイパス経路360を設
けると共に、外蓋3の内面側に消臭装置40を設けたも
のである。このバイパス経路360は、図66に示すよ
うに、口枠7に設けた突出部361の側面にバイパス排
出口400が形成され、口枠7の前方側にバイパス吸引
口363が形成され、これらバイパス排出口400とバ
イパス吸引口363とを介して挟持機構6の上下空間を
バイパス経路360が貫通しており、さらに図65に示
すように、外蓋3が開状態にあるときは消臭装置40の
バイパス吸引口40aがバイパス排出口400付近に位
置するように設置してある。これにより、収納庫本体2
内の下方空間307aの悪臭は消臭装置40内のファン
モータによってバイパス排出口400から矢印方向に沿
って消臭装置40内に吸引され、消臭装置40内で消臭
された新鮮な空気は前方のバイパス吸引口363から下
方空間307a内に循環されるようになり、その結果、
今までは消臭不可能であった挟持機構6によって形成さ
れる下方空間307aの消臭がバイパス経路360を設
けたことによって可能となり、ごみ捨て時の悪臭の飛散
或いはごみ保存時の収納庫本体2の隙間からの悪臭漏れ
を夫々防止することができる。 (実施例24)本実施例では、ごみ捨て時の悪臭漏れを
防止するために、図67に示すように、収納庫本体2の
口枠7に挟持機構6によって形成される下方空間307
aを消臭するためのバイパス経路360を設けると共
に、外蓋3の内面側に設置される消臭装置40の排出口
362を外蓋3の上面部に設けたものである。従って、
収納庫本体2内に溜まった悪臭や挟持機構6の下方空間
307aに溜まった悪臭は消臭装置40内のファンモー
タ44により、バイパス吸引口363からバイパス経路
360内を通って口枠7の突出部361に形成したバイ
パス排出口400から消臭装置40内に吸引され、さら
に消臭装置40内で消臭された新鮮な空気は外蓋3の上
面部に設けた排出口362から外部に放出されるように
なる。このように収納庫本体2内の悪臭が収納庫本体2
外に強制的に放出されることによって、収納庫本体2内
は常に負圧の状態となり、収納庫本体2の隙間から新鮮
な外部空気が常に流入することとなる。その結果、ごみ
保存時の収納庫本体2の隙間からの悪臭漏れを確実に防
止できるようになる。
【0047】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明は、収
納庫本体の内側に配置されたごみ袋を上部中央にて開閉
自在に挟持するための挟持機構を備えたから、挟持機構
によって悪臭を周囲に洩らさずに、ごみをごみ袋内に密
閉状態で収納することができる結果、悪臭洩れを確実に
防ぐと同時に、ごみの投入時には前回投入されたごみを
ごみを視覚的に見なくて済むこととなり、数日間保管し
た場合であってもごみ捨てによる不快感を取り除くこと
ができるという効果がある。
【0048】また、請求項2記載の発明は、収納庫本体
の開口を開閉自在に覆う外蓋の内面側に、ごみ袋内の臭
気を消臭する消臭装置を設けたから、挟持機構による抑
臭だけでは防げない残臭を消臭装置によって取り除ける
ようになり、外蓋を開いてごみを投入する際に悪臭を嗅
ぐことがなくなるなど、消臭をより一層効果的に行うこ
とができる。
【0049】また、請求項3記載の発明は、収納庫本体
の口枠に、ごみ袋の開口部を固定するごみ袋止め部材を
設けたから、ごみ袋の開口部をごみ袋止め部材によって
口枠に押し付けて固定することができ、袋止め及び袋外
しが1つの部品で容易且つ確実に行うことができると共
に、ごみ袋を確実に固定したりする際の手間を省くこと
ができる。
【0050】また、請求項4記載の発明は、挟持機構に
おけるごみ袋の遮蔽部に、ごみ袋をシールするヒートシ
ール部を設けたから、溜められたごみを捨てる場合にご
み袋をシールすることにより、そのままの状態でごみ捨
てができ、ごみ捨て時の袋閉めの際の悪臭の飛散を防止
でき、しかもごみ捨てを容易に行うことができる。ま
た、請求項5記載の発明は、挟持機構によるごみ袋の挟
持状態で、ごみ袋内の上部に空間部が形成されているか
ら、ごみ袋を密閉した状態で上記空間部にごみを一時的
に貯蔵することができ、ごみ袋の中身を見ることなくご
み捨てができる。
【0051】また、請求項6記載の発明は、挟持機構に
おけるごみ袋の遮蔽部に、遮蔽部の上部に貯蔵されたご
み容量が所定以上になったときにごみを遮蔽部の下方に
逃がすためのごみ逃がし機構を設けたから、遮蔽部上の
のごみの重量が規定重量より重くなったり、或いは挟持
機構にごみが挟まった場合、挟持機構が作動しなくて
も、ごみ逃がし機構によってごみを下方へ落下させるこ
とができ、これにより、ごみの重量による挟持機構の破
壊を防止できる。
【0052】また、請求項7記載の発明は、挟持機構に
おけるごみ袋の遮蔽部が緩衝材から成るから、ごみを投
入した際に、ごみが挟持機構に挟まったままの状態で保
持される可能性があっても、緩衝材がごみに弾接して挟
持機構の隙間を小さくし、ごみ袋の上部の空間部に上昇
してくる悪臭の量を低減させて、悪臭の外部への放出を
極力少なくすることができる。
【0053】また、請求項8記載の発明は、挟持機構に
よるごみ袋の挟持状態で、挟持機構がごみを中央側に集
める形状とされると共に、ごみを収納させる方向に開閉
自在であるから、中央に寄せられたごみを下方に落下さ
せて下方の収納部に収納させる場合、挟持機構の開閉方
向をごみを収納させる方向とすることにより、水平開閉
に比べてごみが下方に落ち込み易くなり、投入されたご
みが挟持体の上面に残留するのをより確実に防止できる
ようになる。
【0054】また、請求項9記載の発明は、挟持機構が
モータで開閉駆動されるものであるから、さらに請求項
10記載の発明は、上記モータを駆動させるための駆動
回路を設けたから、挟持機構のモータによって開閉が自
動的に行われるようになり、人間によるミス(例えば閉
め忘れ、或いは不確実な開閉)がなくなり、挟持機構の
より確実な開閉動作によって、悪臭の飛散を確実に防止
することができる。
【0055】また、請求項11記載の発明は、上記挟持
機構が、外蓋が開いた状態で開閉不能となり、外蓋が閉
じた状態で開閉可能となるように構成されているから、
外蓋が開いている間は挟持体が開放されるおそれがなく
なり、従って、ごみ捨て時に誤って挟持機構を開いてし
まうおそれが無くなり、抑臭性能が一層優れたごみ収納
庫を得ることができる。
【0056】また、請求項12記載の発明は、収納庫本
体の内側に配置されたごみ袋を上部中央にて開閉自在に
挟持するための挟持機構と、収納庫本体の開口を開閉自
在に覆う外蓋の開閉に連動して挟持機構を開閉する連動
開閉手段とを備えたから、外蓋を閉じる時の力を利用し
て連動開閉手段によって挟持機構を自動開閉できる。従
って、挟持機構を例えばモータで開閉駆動する場合と異
なり、電気配線が不要となり、しかも水洗いが可能にな
る。さらに、モータ駆動の場合におけるような回転位置
の検出も不要となり、低コスト化が図られる。
【0057】また、請求項13乃至請求項15記載の発
明は、請求項12記載の連動開閉手段を、外蓋の開閉に
連動して回転する回転部材、外蓋の開閉に連動してスラ
イド移動するスライド操作部材、又は外蓋の開閉に連動
して回転する偏心カムにて構成し、外蓋を開閉する力が
回転部材の回転、スライド操作部材のスライド移動、又
は偏心カムの回転に夫々変換して挟持機構に直接伝えら
れ、電気配線の不要及び水洗いの可能性に加えて、連動
開閉手段の構造が簡略化する。
【0058】また、請求項16記載の発明は、上記外蓋
のヒンジ部に、外蓋に開途中から開方向へ押し上げるバ
ネ力と開途中から閉方向へ押し下げるバネ力とを付勢す
るダンパー機構を備えたから、外蓋を大きく開いた時に
はその開いたままの状態で保持され、外蓋を開いた時に
はごみの投入が一層容易になると共に、外蓋を閉じた時
には臭気発散をより効果的に防止できるものである。
【0059】また、請求項17記載の発明は、上記ごみ
袋止め部材は、収納庫本体の口枠の四隅に夫々立設され
る複数のピンから成るので、ごみ袋を引掛ける方式にお
いて、ごみ袋の開口部を各ピンに引掛けることにより、
ごみ袋の開口部を大きく開いた状態で口枠に簡単に引掛
け保持でき、ごみ袋の交換、セットが夫々容易になる。
【0060】また、請求項18記載の発明は、上記複数
のピンのうち、少なくとも口枠の隣合う2隅に夫々立設
されるピンを移動自在としたから、市販のごみ袋の寸法
ばつらきをピンの移動によって調節でき、ごみ袋の寸法
ばらつきに対応できるごみ袋の引掛け方式を提供できる
ようになる。また、請求項19記載の発明は、上記収納
庫本体の口枠の隣合うピン間の少なくとも一辺に、ごみ
袋のたるみ部分を収納する孔部を凹設したから、ごみ袋
のたるみ部分を孔部に収納して外蓋を閉じることによ
り、大きいごみ袋や小さいごみ袋の交換やセットにも対
応できると共に、ごみ袋が収納庫本体と外蓋との間から
外部にはみ出ることもなくなる。
【0061】また、請求項20記載の発明は、請求項1
記載の挟持機構を開放状態でロックする開放ロック機構
を備えたから、外蓋を開放した状態で、一対の挟持体を
開放状態のままでロックできるので、ごみ袋の交換時及
びセット時に挟持体が邪魔にならずに楽に交換及びセッ
トができるという利点がある。また、請求項21記載の
発明は、上記開放ロック機構が外蓋を閉じた時にロック
解除されるものであるから、外蓋を閉じる力を利用して
開放ロック機構のロック解除を自動的に行なうことがで
きるので、使用者に煩わしい挟持体のロック解除操作を
させなくて済むという利点がある。
【0062】また、請求項22記載の発明は、上記挟持
機構の開放状態と閉成状態とを収納庫本体の外部に表示
する開閉状態確認手段を備えたから、挟持体の開閉状態
がどの程度であるかを外部から一目で確認でき、挟持体
が開いているときに外蓋を誤って開いてしまうミスを防
ぐことができると共に、表示板をごみ収納庫の設置制約
を受けずに使用することができるという利点がある。
【0063】また、請求項23記載の発明は、上記収納
庫本体内のごみ量を光学的に検出する検出手段を備えた
から、ごみ袋の下部のごみ収納量が挟持体によって遮蔽
されている場合であっても、挟持体よりも下部のごみの
状況を非接触で検出でき、ごみが一杯になったにもかか
わらず、ごみを無理矢理押し込むなどの使用を未然に防
止でき、収納庫本体の構成部品、機構部品が壊れる等の
問題を解決できる。
【0064】また、請求項24記載の発明は、上記収納
庫本体内のごみ量が一定量を越えたことをスイッチで検
出する検出手段を備えたから、スイッチを使用して収納
庫本体内のごみ量が一定量を越えたことを検出すること
ができるので、部品コストの低減を図ることができる。
また、請求項25記載の発明は、上記検出手段が挟持体
を駆動するリンクの位置を検出するものであるから、セ
ンサ或いはスイッチでリンクの位置を検出することによ
り、低コストでごみ収納庫内部のごみが一杯になったこ
とを検出できるようになる。
【0065】また、請求項26記載の発明は、上記検出
手段が挟持体の位置を検出するものであるから、低コス
トでセンサ或いはスイッチを用いてごみ量を検出でき
る。また、請求項27記載の発明は、上記検出手段が挟
持機構を駆動するモータ軸の先端部を検出するものであ
るから、例えば半円板を取付けておき、この半円板をセ
ンサ或いはスイッチで検出することも可能となる。
【0066】また、請求項28記載の発明は、上記検出
手段がごみ量の増減を時間に基づいて判定することによ
り、回路内にタイマーをセットしておくだでよく、部品
点数が簡単になる。また、請求項29記載の発明は、上
記検出手段が収納庫本体内でごみ量が満杯になったとき
に外蓋を強制的に開放して報知する報知手段を備えてい
るから、外蓋の開放により、異常状態を即座に知ること
ができる。
【0067】さらに、請求項30記載の発明は、上記報
知手段が挟持機構の開閉動作が一定時間内に完了しない
時に異常報知を行なうものであるから、例えばLED等
の表示器を点灯したり、ブザーを鳴らしたりすること
で、構成部品、機構部品の壊れをより速やかに防止でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、(a)は挟持機構
が閉じた状態の側断面図、(b)は挟持機構が開いた状
態の側断面図である。
【図2】同上のごみ収納庫の斜視図である。
【図3】同上のごみ収納庫の側断面図である。
【図4】同上の挟持体及びリンク機構の一部を示す分解
斜視図である。
【図5】同上のリンク機構の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図6】図1の挟持体の変形例を示す概略構成図であ
る。
【図7】(a)(b)は本発明の第2の実施例を示す斜
視図である。
【図8】(a)(b)は同上の動作状態を説明する断面
図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示す斜視図である。
【図10】(a)(b)は同上の要部断面図である。
【図11】(a)は同上のごみ袋の取付け動作を説明す
る斜視図、(b)は要部断面図である。
【図12】本発明の第4の実施例を示し、(a)は斜視
図、(b)(c)は表示動作の説明図である。
【図13】(a)(b)は同上の挟持体の動作状態を示
す一部省略斜視図である。
【図14】(a)(b)は本発明の第5の実施例を示す
分解斜視図及び斜視図である。
【図15】同上の表示体付近の断面図である。
【図16】本発明の第6の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図17】同上の要部断面図である。
【図18】同上の表示体が開いた状態の正面図である。
【図19】同上の表示体が閉じた状態の正面図である。
【図20】本発明の第7の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図21】(a)は同上の一部切欠正面図、(b)は同
上の要部断面図である。
【図22】(a)(b)は同上の接点開閉動作を説明す
る正面図である。
【図23】(a)(b)は本発明の第8の実施例を示す
断面図である。
【図24】本発明の第9の実施例を示す断面図である。
【図25】同上の動作状態を示す断面図である。
【図26】同上の要部断面図である。
【図27】本発明の第10の実施例の斜視図である。
【図28】同上の外蓋を開いた状態の側面断面図であ
る。
【図29】同上の外蓋を開いた状態の正面断面図であ
る。
【図30】同上の外蓋を閉じた状態の側面断面図であ
る。
【図31】同上の外蓋を閉じた状態の正面断面図であ
る。
【図32】同上の外蓋を閉じた直後の断面図である。
【図33】本発明の第11の実施例を示す断面図であ
る。
【図34】同上の外蓋を閉じた直後の断面図である。
【図35】同上の外蓋を閉じた状態の断面図である。
【図36】本発明の第12の実施例を示す断面図であ
る。
【図37】同上の動作状態を示す正面断面図である。
【図38】同上の動作状態を示す側面断面図である。
【図39】本発明の第13の実施例を示す斜視図であ
る。
【図40】(a)〜(c)は同上の動作状態の正面図で
ある。
【図41】(a)(b)は同上のごみの落下を説明する
正面図である。
【図42】本発明の第14の実施例を示す回路図であ
る。
【図43】本発明の第15の実施例を示す正面図であ
る。
【図44】(a)(b)は同上の動作を説明する概略図
である。
【図45】本発明の第16の実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図46】(a)(b)は同上の動作を説明する概略図
である。
【図47】本発明の第17の実施例を示す斜視図であ
る。
【図48】(a)(b)は本発明の第18の実施例を示
す平面図及び斜視図である。
【図49】本発明の第18の実施例を示す斜視図であ
る。
【図50】(a)(b)は同上の動作を説明する正面図
である。
【図51】(a)は同上のストッパ用ゴムの正面図、
(b)(c)はストッパ用ゴムを構成するゴム及び固定
用ネジの断面図及び側面図である。
【図52】(a)は本発明の第19の実施例を示す回路
図、(b)はフォトセンサの斜視図である。
【図53】(a)は図52の変形例を示す回路図、
(b)はフォトセンサの斜視図である。
【図54】図52の他の変形例を示す回路図である。
【図55】(a)(b)は図52のさらに他の変形例を
示す概略図である。
【図56】(a)(b)は図52のさらに他の変形例を
示す概略図である。
【図57】(a)(b)は図52のさらに他の変形例を
示す概略図である。
【図58】本発明の第20の実施例を示す断面図であ
る。
【図59】同上の消臭装置付近の断面図である。
【図60】本発明の第21の実施例の斜視図である。
【図61】(a)は同上のペルチェ素子とハニカム触媒
の斜視図、(b)はペルチェ素子の斜視図である。
【図62】本発明の第22の実施例を示す断面図であ
る。
【図63】(a)は同上の消臭装置の断面図、(b)は
オゾン拡散用リブの斜視図である。
【図64】(a)はオゾン拡散用リブによる空気の流れ
を説明する断面図、(b)はオゾン拡散用リブの無い場
合の空気の流れを説明する断面図である。
【図65】本発明の第23の実施例を示す斜視図であ
る。
【図66】同上の断面図である。
【図67】本発明の第24の実施例の断面図である。
【図68】従来のごみ表示機能を備えたごみ収納庫の斜
視図である。
【図69】従来の挟持体と前面ハウジングの分解斜視図
である。
【図70】(a)(b)は従来の表示動作を説明する正
面図である。
【符号の説明】
2 収納庫本体 3 外蓋 3a ヒンジ部 5 ごみ袋 5a 開口部 6 挟持機構 7 口枠 28 遮蔽部 40 消臭装置 41 空間部 45 ごみ袋止め部材 46 ヒートシール部 48 ごみ逃がし機構 51 緩衝材 53 モータ 70 駆動回路 100 連動開閉手段 103 回転部材 104 リンク釦 107 挟持バネ 108 ダンパー機構 109 スライド操作部材 117 偏心カム 121 ピン 123 孔部 125 開閉状態確認手段 130 開放ロック機構 136 検出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】その後、外蓋3を最後まで閉じると、リン
ク釦104が完全に押し込まれ、図38に示すように、
リンク釦104から駆動板102が外れると共に、押し
上げバネ120によって駆動板102は上方へ押し上げ
られ、ピニオン119の逆回転により偏心カム117は
挟持体12を閉じる方向に回転することにより、挟持体
12は偏心カム117によって自動的に閉じられ、ごみ
袋の上部中央が再び密閉状態となり、次回に外蓋3を開
いた際の悪臭の洩れを防止する。このように、外蓋3を
閉じる時の力は駆動板102、ピニオン119、偏心カ
ム117を介して挟持機構6に伝達されるので、外蓋3
を閉じる時の力を利用して挟持機構6を自動開閉でき
る。従って、挟持機構6を例えばモータで開閉駆動する
場合と異なり、電気配線が不要となり、しかも水洗いが
可能になり、さらにモータ式のような回転位置の検出も
不要となり、低コスト化が図られる。 (実施例13)本実施例では、モータ53により挟持機
構6を開閉させるために、図39〜図41に示すよう
に、接続リンク17の上端部と中間リンク21とを接続
リンク止め70で回転自在に接続すると共に、中間リ
ンク21の下端部に枢支軸71を介してモータリンク5
5の一端部を枢支し、モータリンク55の他端部をモー
タ53の駆動軸に連結したものであり、ピストン・クラ
ンク機構を応用して挟持体12を開閉できる構造となっ
ている。なお、モータ53は直流式或いは交流式のもの
が使用される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図40
【補正方法】変更
【補正内容】
【図40】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 浩三 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥山 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小幡 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田辺 俊夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山内 俊幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 齋藤 篤裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田中 義昌 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納庫本体の内側に配置されたごみ袋を
    上部中央にて開閉自在に挟持するための挟持機構を備え
    たことを特徴とするごみ収納庫。
  2. 【請求項2】 上記収納庫本体の開口を開閉自在に覆う
    外蓋の内面側に、ごみ袋内の臭気を消臭する消臭装置を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のごみ収納庫。
  3. 【請求項3】 上記収納庫本体の口枠に、ごみ袋の開口
    部を固定するごみ袋止め部材を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のごみ収納庫。
  4. 【請求項4】 上記挟持機構におけるごみ袋の遮蔽部
    に、ごみ袋をシールするヒートシール部を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のごみ収納庫。
  5. 【請求項5】 上記挟持機構によるごみ袋の挟持状態
    で、ごみ袋内の上部に空間部が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のごみ収納庫。
  6. 【請求項6】 上記挟持機構におけるごみ袋の遮蔽部
    に、遮蔽部の上部に貯蔵されたごみ容量が所定以上にな
    ったときにごみを遮蔽部の下方に逃がすためのごみ逃が
    し機構を設けたことを特徴とする請求項1記載のごみ収
    納庫。
  7. 【請求項7】 上記挟持機構におけるごみ袋の遮蔽部が
    緩衝材から成ることを特徴とする請求項1記載のごみ収
    納庫。
  8. 【請求項8】 上記挟持機構によるごみ袋の挟持状態
    で、挟持機構がごみを中央側に集める形状とされると共
    に、ごみを収納させる方向に開閉自在であることを特徴
    とする請求項1記載のごみ収納庫。
  9. 【請求項9】 上記挟持機構がモータで開閉駆動される
    ことを特徴とする請求項1記載のごみ収納庫。
  10. 【請求項10】 上記モータが駆動回路で駆動制御され
    ることを特徴とする請求項9記載のごみ収納庫。
  11. 【請求項11】 上記挟持機構は、外蓋が開いた状態で
    開閉不能となり、外蓋が閉じた状態で開閉可能となるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載のご
    み収納庫。
  12. 【請求項12】 収納庫本体の内側に配置されたごみ袋
    を上部中央にて開閉自在に挟持するための挟持機構と、
    収納庫本体の開口を開閉自在に覆う外蓋の開閉に連動し
    て上記挟持機構を開閉する連動開閉手段とを備えたこと
    を特徴とするごみ収納庫。
  13. 【請求項13】 上記連動開閉手段は、外蓋の開閉に連
    動して回転する回転部材から成り、回転部材の回転力で
    挟持機構を開閉させることを特徴とする請求項12記載
    のごみ収納庫。
  14. 【請求項14】 上記連動開閉手段は、外蓋の開閉に連
    動してスライド移動するスライド操作部材から成り、ス
    ライド操作部材のスライド移動により挟持機構を開閉さ
    せることを特徴とする請求項12記載のごみ収納庫。
  15. 【請求項15】 上記連動開閉手段は、外蓋の開閉に連
    動して回転する偏心カムから成り、偏心カムの回転力で
    挟持機構を開閉させることを特徴とする請求項12記載
    のごみ収納庫。
  16. 【請求項16】 上記外蓋のヒンジ部に、外蓋に開途中
    から開方向へ押し上げるバネ力と開途中から閉方向へ押
    し下げるバネ力とを付勢するダンパー機構を備えたこと
    を特徴とする請求項12記載のごみ収納庫。
  17. 【請求項17】 上記ごみ袋止め部材は、収納庫本体の
    口枠の四隅に夫々立設される複数のピンから成ることを
    特徴とする請求項3記載のごみ収納庫。
  18. 【請求項18】 上記複数のピンのうち、少なくとも口
    枠の隣合う2隅に夫々立設されたピンを移動自在とした
    ことを特徴とする請求項17記載のごみ収納庫。
  19. 【請求項19】 上記収納庫本体の口枠の隣合うピン間
    の少なくとも一辺に、ごみ袋のたるみ部分を収納する孔
    部を凹設したことを特徴とする請求項17記載のごみ収
    納庫。
  20. 【請求項20】 上記挟持機構は、挟持機構を開放状態
    でロックする開放ロック機構を備えたことを特徴とする
    請求項1又は12記載のごみ収納庫。
  21. 【請求項21】 上記開放ロック機構は、外蓋を閉じた
    時にロック解除されることを特徴とする請求項20記載
    のごみ収納庫。
  22. 【請求項22】 上記挟持機構の開放状態と閉成状態と
    を収納庫本体の外部に表示する表示手段を備えたことを
    特徴とする請求項20記載のごみ収納庫。
  23. 【請求項23】 上記収納庫本体内のごみ量を光学的に
    検出する検出手段を備えたことを特徴とする請求項1又
    は12記載のごみ収納庫。
  24. 【請求項24】 上記収納庫本体内のごみ量が一定量を
    越えたことをスイッチで検出する検出手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は12記載のごみ収納庫。
  25. 【請求項25】 上記検出手段は、挟持体を駆動するリ
    ンクの位置を検出することを特徴とする請求項23又は
    24記載のごみ収納庫。
  26. 【請求項26】 上記検出手段は、挟持体の位置を検出
    することを特徴とする請求項23又は24記載のごみ収
    納庫。
  27. 【請求項27】 上記検出手段は、挟持機構を駆動する
    モータ軸の先端部を検出することを特徴とする請求項2
    3又は24記載のごみ収納庫。
  28. 【請求項28】 上記検出手段は、ごみ量の増減を時間
    に基づいて判定することを特徴とする請求項23又は2
    4記載のごみ収納庫。
  29. 【請求項29】 上記検出手段は、収納庫本体内でごみ
    量が満杯になったときに外蓋を強制的に開放して報知す
    る報知手段を備えていることを特徴とする請求項23、
    24、25、26、27又は28記載のごみ収納庫。
  30. 【請求項30】 上記報知手段は、挟持機構の開閉動作
    が一定時間内に完了しない時に異常報知を行なうことを
    特徴とする請求項29記載のごみ収納庫。
JP32548093A 1993-03-10 1993-12-22 ごみ収納庫 Withdrawn JPH0761503A (ja)

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