JP2000103502A - ダストコンテナボックスの反転装置 - Google Patents
ダストコンテナボックスの反転装置Info
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Abstract
位置の異なるダストコンテナボックスに汎用できるダス
トコンテナボックスの反転装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】本発明に係るダストコンテナボックスの反
転装置は、塵芥投入口の左右縁部に、上下に回動自在に
設けられた反転アームの下側回動位置において、ダスト
コンテナボックスの支点軸に対応する上下2領域に支点
軸と係合する係合部を有する。また、左右の反転アーム
に塵芥零れ防止ガイドが架設され、反転時にダストコン
テナボックスの開口部の位置が異なる場合でも塵芥が道
路上に零れないようにしている。また、塵芥投入口の左
右内縁に設けられるストッパ片によって、ダストコンテ
ナボックスの反転量を規制する。
Description
ックスを塵芥投入口へ反転させることにより、ダストコ
ンテナボックスに収容された塵芥を、塵芥投入口へ投入
するダストコンテナボックスの反転装置に関する。
軽減と作業能率の向上等を図るために、キャスター付き
のダストコンテナボックスを道路端に設置し、回収時、
塵芥が収容されているダストコンテナボックスを塵芥収
集車の塵芥投入箱の塵芥投入口側まで作業員によって移
動させ、これを投入口の上方に反転させて塵芥を塵芥投
入箱内に投入するものがある。
には、上記ダストコンテナボックスを反転させて内部の
塵芥を、塵芥収集車の塵芥投入口に投入するためのダス
トコンテナボックスの反転装置が装備されている。
ストコンテナボックスが用いられているので、塵芥収集
車に装備されるダストコンテナボックスの反転装置は、
ダストコンテナボックスの型式に応じた構造を有する。
即ち、ダストコンテナボックスと係合して、これを塵芥
投入口へ反転させる反転アームには、ダストコンテナボ
ックスの支点軸に対応する高さに、ダストコンテナボッ
クスの反転装置の支点軸と係合する係合部が設けられ
る。
ンテナボックスの反転装置は、ダストコンテナボックス
の型式に対応するように設計されるので、ダストコンテ
ナボックスの型式が異なると使用できない場合がある。
例えば、ダストコンテナボックスの型式によっては、ダ
ストコンテナボックスの支点軸の高さが異なることがあ
り、反転装置の係合部の高さが合致せず用いることがで
きなかった。
に示すように、ダストコンテナボックスの側壁の上縁両
側に支点軸32aが設けられた型式32と、図11
(b)に示すように、ダストコンテナボックスの側壁角
部の中間位置両側に支点軸34aが設けられた型式34
とが提案されている。この2種のダストコンテナボック
スが同一収集地域内で使用されている場合、一台の塵芥
収集車では、1種のダストコンテナボックスの反転作業
にしか対応できず、円滑な収集作業が困難な場合があ
る。
の設定される位置の異なるダストコンテナボックスに汎
用できるダストコンテナボックスの反転装置を提供する
ことを目的とする。
ボックスの反転装置は、塵芥収集車の塵芥投入口の左右
両縁部に、上下方向に回動自在に配設された反転アーム
と、反転アームの塵芥投入口に対する下側の回動位置に
おいて、反転アームの上下2領域に、ダストコンテナボ
ックスの支点軸と係合可能に設けられる係合部と、左右
の反転アーム間に介在し、ダストコンテナボックスの一
側面を支持する支持部とを有し、ダストコンテナボック
スを反転アームに係合させた状態で塵芥投入口側へ反転
させることによって、ダストコンテナボックスに収容さ
れた塵芥を、塵芥投入口へ投入するものである。
に突出し、反転アームに支持されて反転するダストコン
テナボックスのボックス上縁を係止するストッパを設け
ることが好ましい。また、左右の反転アーム間に架設さ
れた塵芥零れ防止ガイドを有することが好ましい。さら
に塵芥零れ防止ガイドは、左右の反転アームの回動基端
側に架設された軸部材に、一端が回動自在に配設されプ
レート状の部材で、上側の回動位置において反転アーム
に係止させるロック機構を有するものであることが好ま
しい。
ックスの反転装置を装備した塵芥収集車について、図面
に基づいて説明する。なお、塵芥収集車の前後、左右、
上下方向に基づいて、各装置又は各部材の位置関係を説
明する。
両に塵芥収容箱部(A)と、塵芥圧縮装置(B)と、ダ
ストコンテナボックスの反転装置(C)とを具備する。
口した箱状体で車両荷台部に配置される。塵芥圧縮装置
(B)は、塵芥収容箱部(A)の後部と連通して配置さ
れ、後部が塵芥投入口10として開口し、内部に塵芥圧
縮機構(図示省略)を有する。図5に示すように、塵芥
は、塵芥投入口10より塵芥圧縮装置(B)に投入され
て圧縮された後、塵芥収容箱部(A)に送られて収容さ
れる。塵芥投入口10の下辺には、塵芥の投入の際に、
投入される塵芥が外に零れるのを防止するガイドプレー
ト11が設けられている。また、塵芥投入口10の両側
縁部には、投入口の内側に突出するストッパ片12が設
けられる。ストッパ片12は、ダストコンテナボックス
が所定の反転量以上に反転するのを防止するためのもの
で、ダストコンテナボックスの上縁が当接するように、
所定位置で所定量突出して設けられる。
ボックスの反転装置(C)は、支柱フレーム21と、反
転アーム22と、脱落防止アーム23と、コンテナ支持
部24と、塵芥零れ防止ガイド25と、第一シリンダ2
6と、第二シリンダ27とを有する。
の塵芥投入口10の左右外側部において、一端が塵芥投
入口10の中間部に突出するように取付けられる。
り、図7は反転アームを外側から見た図面である。
出した左右の支柱フレーム21の先端に、それぞれ上下
方向に回動自在に枢着された部材である。左右の反転ア
ーム22の対向する内側に、係合ブラケット22aが設
けられる。係合ブラケット22aは、反転アーム22の
下側回動位置においてダストコンテナボックスの支点軸
に対応する上下2領域に、後側に開口した係合部22
b,22cを有する。上下の係合部(22b,22c)
は、それぞれダストコンテナボックスの支点軸が上下方
向に揺動可能な係合幅を有する。上下の係合部(22
b,22c)は、上端と下端にゴム製のクッション材
(22d,22e)が取付けられる。
部分を、反転アーム22の内側から見た図面である。図
8に示すように、この実施形態では、上側の係合部22
bの上端、及び、下側の係合部22cの上端と下端のク
ッション材は反転アーム22に取付けられており、上側
の係合部22bの下端のクッション材は、脱落防止アー
ム23に取付けられている。
合ブラケット22aの先端部内側において上下方向に回
動自在に枢着された部材である。脱落防止アーム23
は、後周りに回動し、上側回動位置において係合ブラケ
ット22aの係合部(22a,22b)の上縁に適合し
て閉鎖する。脱落防止アーム23の枢着軸23aは、左
右に対向する反転アーム22の外側に貫通し、貫通端に
回動操作片23bが一体的に取付けられる。
22の間における回動先端側の領域に架設された軸部材
24aと、軸部材の中間部に回転自在に支持されるロー
ラ部材24bとを有する。
5は、左右の反転アーム22の回動基端側に架設された
軸部材に、一端が回動自在に配設されたプレート状の部
材で、上側および下側の回動位置において反転アームの
係合ブラケット22aに係止させるロック機構(図示省
略)を有する。
反転アーム22との間の左右それぞれに配設された油圧
シリンダであり、反転アーム22を回動させるものであ
る。
ト22aの外側に枢支された油圧シリンダで、その先端
が脱落防止アーム23の回動操作片23aに枢支され、
反転アーム22に対する脱落防止アーム23を回動させ
るものである。
いて説明する。
いての使用状態を示す図面であり、図10は、ダストコ
ンテナボックス34についての使用状態を示す図面であ
る。
ス内に収容された塵芥を収集する場合は、まず、図9,
10に示すように、反転アーム22と脱落防止アーム2
3とを共に下側の回動位置に設定し、塵芥零れ防止ガイ
ド25を上側の回動位置でロックする。
に誘導し、ダストコンテナボックス(32,34)の支
点軸(32a、34a)を反転アーム22の係合部内に
収容する。このとき、ダストコンテナボックス(32,
34)は、反転アーム22の上下2領域の係合部のう
ち、その支点軸(32a,34a)の高さに対応した、
反転アーム22の係合部に枢支される。
ストコンテナボックス32は、上縁両側に支点軸32a
が設けられているので、支点軸32aが反転アーム22
の上側の係合部22bに収容され、図10に示すよう
に、ダストコンテナボックス34は、側壁角部の中間位
置両側に支点軸34aが設けられているので、支点軸3
4aが反転アーム22の下側の係合部22cに収容され
る。
ーム23を上側の回動位置に回動させて反転アーム22
の係合部(22a、22b)を閉鎖し、ダストコンテナ
ボックスの支点軸を係合部(22a、22b)から脱落
しないようにする。
リンダ26によって反転アーム22を上側回動位置に回
動させて、ダストコンテナボックス(32,34)を反
転させる。ダストコンテナボックス(32,34)は、
反転アーム22と一体的に回動するコンテナ支持部24
によって前側の側面が支持されるので、安定した状態で
反転する。
2,34)は、図2に示すように、まず支点軸(32
a,34b)が係合部(22b,22c)の下端のクッ
ション材22eに当接した状態で持ち上げられる。そし
て、図3に示すように、ダストコンテナボックス(3
2,34)は、支点軸(32a,34b)が(反転後下
側に位置する)係合部(22b,22c)の上端のクッ
ション材22eに当接する位置まで下に滑り、上端のク
ッション材22eに当接して止まる。このときダストコ
ンテナボックス(32,34)に生じる慣性力によっ
て、ダストコンテナボックス(32,34)内の塵芥が
塵芥投入口10に排出される。
ナボックス反転時にダストコンテナボックス(32,3
4)の開口部の下側において、反転アーム22の角度に
沿って傾斜した状態で位置している。これによって、ダ
ストコンテナボックス(32,34)から、塵芥零れ防
止ガイド25上に落ちた塵芥を塵芥投入口10に導くこ
とができる。図2に示すように、この塵芥零れガイド2
5は、反転時において反転アーム22の下側から塵芥投
入口10に延在しているので、ダストコンテナボックス
32のように、反転時に開口部の位置が塵芥投入口10
から遠くなる場合にも、塵芥が道路上等に零れることが
ない。
側に支点軸が設けられた型式のダストコンテナボックス
32は、側壁角部の中間位置両側に支点軸が設けられた
型式のダストコンテナボックス34に比べて、反転後の
ダストコンテナボックスの開口部の位置が、塵芥投入口
10から遠くなるが、開口部の下側に塵芥零れ防止ガイ
ド25が延在しているので、道路上に塵芥が零れること
がない。
パ片12は、反転時にダストコンテナボックスが予定さ
れた反転位置よりも、反転することを防止するために設
けられる。ストッパ片12は、塵芥投入口10の内側に
突出して設けられ、ダストコンテナボックス(32,3
4)の反転量が大きい場合に、ダストコンテナボックス
(32,34)の上縁が当接するものである。このた
め、ダストコンテナボックスの型式に関わらず、その反
転量を規制することができる。
入口10に直接塵芥を投入する場合は、図5に示すよう
に、反転アームを下側の回動位置に設定し、脱落防止ア
ームを上側の回動位置に設定し、塵芥零れ防止ガイドを
下側の回動位置でロックする。塵芥零れ防止ガイドが、
下側の回動位置にロックされることにより、塵芥投入口
が広く開口するので、作業員が塵芥を塵芥投入口に放り
込み易くなる。
スの反転装置の一実施形態について説明したが、本発明
に係るダストコンテナボックスの反転装置は、この実施
形態に限定されない。
さないで塵芥投入口の左右に直接枢着されるものとして
も良い。また、反転アームの係合部は、ダストコンテナ
ボックスの支点軸が脱落しない形態であれば、上述した
脱落防止アームを省略することができる。
ボックスの反転装置は、反転アームの上下2領域に、ダ
ストコンテナボックスの支点軸が係合する係合部を有す
るので、塵芥収集作業において、支点軸の高さの異なる
ダストコンテナボックスの型式に対応できる。
反転装置は、反転時に反転アームの係合部の下側から塵
芥投入口まで延在する塵芥零れ防止ガイドを有するの
で、反転時に、ダストコンテナボックスの開口部が塵芥
投入口から離れている場合にも、塵芥が道路上に零れる
ことを防止できる。さらに塵芥零れ防止ガイドが、左右
の反転アームの回動基端側に架設された軸部材に、一端
が回動自在に配設されプレート状の部材で、上側の回動
位置において反転アームに係止させるロック機構を有す
ることにより、作業員が塵芥投入口に塵芥を直接投入す
る態様で使用する場合にも、塵芥零れ防止ガイドを下側
の回動位置でロックさせることによって、塵芥投入口が
広く開口するので、作業員が塵芥を塵芥投入口に放り込
み易くなる。
の内側に突出するストッパ片を有するので、ダストコン
テナボックスの型式に関係なく、ストッパ片がダストコ
ンテナボックスの開口部に当接することによって、ダス
トコンテナボックスの反転を所定の反転量で規制でき
る。
ックスの反転装置の側面図。
ックスの反転装置の側面図。
ックスの反転装置の側面図。
図面。
ックスの反転装置の塵芥零れ防止ガイド及びストッパ片
を示す図面。
ックスの反転装置の反転アームを示す図面。
ックスの反転装置の反転アームを示す図面。
ックスの反転装置の係合ブラケット部分を示す図面。
ックスの反転装置のダストコンテナボックス32につい
ての使用状態を示す図図。
ボックスの反転装置のダストコンテナボックス34につ
いての使用状態を示す図面。
面図である。(b)はダストコンテナボックス34の側
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】塵芥収集車の塵芥投入口の左右両縁部に、
上下方向に回動自在に配設された反転アームと、 前記反転アームの塵芥投入口に対する下側の回動位置に
おいて、前記反転アームの上下2領域に、ダストコンテ
ナボックスの支点軸と係合可能に設けられる係合部と、 前記左右の反転アーム間に介在し、ダストコンテナボッ
クスの一側面を支持する支持部とを有し、 ダストコンテナボックスを反転アームに係合させた状態
で塵芥投入口側へ反転させることによって、ダストコン
テナボックスに収容された塵芥を、塵芥投入口へ投入す
るダストコンテナボックスの反転装置。 - 【請求項2】前記塵芥投入口の左右両側において投入口
内側に突出し、前記反転アームに支持されて反転するダ
ストコンテナボックスのボックス上縁を係止するストッ
パを有することを特徴とする請求項1記載のダストコン
テナボックスの反転装置。 - 【請求項3】前記左右の反転アーム間に架設され、反転
時に反転アームの係合部の下側から塵芥投入口まで延在
する塵芥零れ防止ガイドを有することを特徴とする請求
項1又は2記載のダストコンテナボックスの反転装置。 - 【請求項4】前記塵芥零れ防止ガイドが、左右の反転ア
ームの回動基端側に架設された軸部材に、一端が回動自
在に配設されプレート状の部材で、上側の回動位置にお
いて反転アームに係止させるロック機構を有することを
特徴とする請求項3記載のダストコンテナボックスの反
転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27371498A JP4180160B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ダストコンテナボックスの反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27371498A JP4180160B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ダストコンテナボックスの反転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000103502A true JP2000103502A (ja) | 2000-04-11 |
JP4180160B2 JP4180160B2 (ja) | 2008-11-12 |
Family
ID=17531544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27371498A Expired - Fee Related JP4180160B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ダストコンテナボックスの反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4180160B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107499768A (zh) * | 2017-07-05 | 2017-12-22 | 柳州六品科技有限公司 | 一种用于旋转式垃圾箱的垃圾回收装置 |
CN108581315A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-28 | 福建省劲牛重工发展有限公司 | 勾臂车翻转架总成拼焊工装及工艺 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP27371498A patent/JP4180160B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107499768A (zh) * | 2017-07-05 | 2017-12-22 | 柳州六品科技有限公司 | 一种用于旋转式垃圾箱的垃圾回收装置 |
CN108581315A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-28 | 福建省劲牛重工发展有限公司 | 勾臂车翻转架总成拼焊工装及工艺 |
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JP4180160B2 (ja) | 2008-11-12 |
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