JPH0238291Y2 - - Google Patents

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JPH0238291Y2
JPH0238291Y2 JP11823783U JP11823783U JPH0238291Y2 JP H0238291 Y2 JPH0238291 Y2 JP H0238291Y2 JP 11823783 U JP11823783 U JP 11823783U JP 11823783 U JP11823783 U JP 11823783U JP H0238291 Y2 JPH0238291 Y2 JP H0238291Y2
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JP11823783U
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JPS6026044U (ja
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、原稿台を往復動自在に支持するとと
もに、下部支持枠体に設けられた旋回中心軸を中
心として閉位置と開位置との間を旋回せしめる際
に前記原稿台が上部支持枠体の傾斜に沿つて自重
により移動するのを阻止するようにした原稿台の
移動阻止機構に関するものである。
第1図は本考案が適用される複写機の一実施例
を示すものである。この複写機においては、上部
支持枠体が下部支持枠体に対して開閉自在であ
り、複写機搬送経路の大部分を開放可能に構成さ
れている。即ち、第1図においては複写機本体2
は上部支持枠体4、下部支持枠体6から構成さ
れ、上部支持枠体4は旋回中心軸8(枢軸として
機能する)を中心として、第1図において実線で
示す閉位置と仮想線で示す開位置との間を旋回自
在である。
次に、前記上部支持枠体4の上部には、該上部
支持枠体4に対し往復動自在の原稿台10が設け
られており、該原稿台10は第2図に示す如く両
側部保持部材20,22に摺動手段24,26
(例えば、摺動手段24としてガイドローラを用
い、摺動手段26として日本アキユライド株式会
社から商品名“アキユライド”として販売されて
いるアキユライドを用いる。)により保持されて
おり、上部支持枠体4に対し軽負荷で往復動自在
である。尚、原稿台10は側部保持部材20に設
けられた摺動部材24は上部支持枠体4に設けら
れた被摺動部材28上面上を摺動する。前記原稿
台10は、複写動作中以外は、上部支持枠体4に
対して移動可能な状態である。この状態におい
て、例えば複写紙搬送経路18内に詰つた複写紙
を除去する際や、保守点検の際に上部支持枠体4
を旋回中心軸8を中心として第1図に仮想線で示
す開位置に旋回せしめる際には、原稿台10がそ
の自重により矢符16の方向に移動してしまう。
この時原稿台移動方向にいる人物を傷つけたり、
又駆動機構14に負担が掛かり損傷する等の弊害
が生ずる。
本考案の目的は、上記した欠点を極めて簡単な
構成でかつ、複写機本体2に対して上部支持枠体
4を開位置に位置付けせしめる際に、原稿台10
の移動を阻止するために特別の操作をすることな
く、自動的に上部支持枠体4に原稿台10を固定
しうる、卓越した原稿台の移動阻止機構を提供す
ることである。
第3図は複写機本体2の上部支持枠体4が開位
置に位置している状態を示し、原稿台の移動阻止
機構30により原稿台10が上部支持枠体4に対
して固定されている状態を示している。
第4図は複写機本体2の上部支持枠体4が閉位
置に位置している状態を示すものであり、第5
図、第6図は、第3図、第4図における原稿台の
移動阻止機構30の要部を拡大した図であり、第
3図及び第6図を参照して本考案を説明する。
原稿台の移動阻止機構30は揺動部材32、爪
部36、バランサー部材37及び、係合部34か
ら構成される。該揺動部材32は、揺動中心軸3
8を中心に揺動自在であり、第5図中に示す仮想
線40を境界とし、一端に爪部36を配置し、他
端にバランサー部材37を設け揺動部材32が複
写機本体2に対し、常時水平を維持する。更に揺
動部材32は原稿台10の係合部34と、爪部3
6が上部支持枠体4が傾斜した際、係合可能な位
置に設置する。
尚、上カバー29には上部支持枠体4を開位置
に位置付けせしめた時に爪部36が突出する位置
に開孔42を設ける。前記係合部34は原稿台1
0における側部保持部材20又は22の底部の少
なくとも一方に設ける。
今、上部支持枠体4が第4図に示す如く閉位置
に位置する際は、揺動部材32は第4図及び第5
図に示された如く複写機本体2に対して平行であ
り、爪部36と係合部34は係合することなく、
上部支持枠体4に対して原稿台10が往復動自在
であるため複写動作が遂行可能となる。
次に、上部支持枠体4を第3図に示す如く開位
置に位置付けせしめた際の原稿台の移動阻止機構
30の動作原理を、第3図及び第6図を参照して
説明すると、上部支持枠体4を旋回中心軸8を中
心として第3図の如く時計回り方向に旋回させ
て、閉位置から開位置に位置付けせしめる際に
は、上部支持枠体4と同様に原稿台10も時計回
り方向に旋回せしめられる。すると揺動部材32
は、揺動中心軸38を中心として、上部支持枠体
4に対しては相対的に反時計回り方向に旋回する
が、上述した如くバランサー部材37と爪部36
の釣り合いにより、上部支持枠体4を閉位置から
開位置へ旋回途中においても、常時水平状態を保
つているため、上部支持枠体4の上カバー29に
設けられた開孔42より爪部36が突出し原稿台
10に設けられた係合部34に係合する。
従つて、上部支持枠体4の開放態様による原稿
台10の自重による原稿台10の移動は阻止され
得る。
次に、第7図乃至第12図に原稿台の移動阻止
機構30の他の実施例を示す。
第7図、第8図参照の如く揺動部材32の一端
に爪部44を設ける。該爪部44は係合部46と
係合する爪を複数個設け、原稿台10の底面に少
なくとも一個所設けた係合部46も同様に複数個
の係合凹所を設ける。上記構成により、爪部44
の複数個の爪と、係合部46の複数個の係合凹所
が、上部支持枠体4の開放態様に伴ない確実に係
合されると共に、上部支持枠体4の開放動作が急
速に行なわれて爪部44の複数個の爪と係合部の
複数個の係合凹所が係合されなくても、爪部44
の爪44cと係合部46の係合凹所46b及び爪
部44cと係合凹所46aとが係合することによ
り更に確実に原稿台10を上部支持枠体4に対し
て固定しうる。
更に、原稿台の移動阻止機構30の他の実施例
として、第9図、第10図を参照の如く、揺動部
材32の両端に爪部54a,54bを配置する。
両爪部54a,54bは相互にバランスをとり合
い、第5図におけるバランサー部材37と同様の
機能を有すと同時に、原稿台10の底部の少なく
とも一個所に、連続して設けた係合部56と係合
する機能を有する。揺動部材32の両端に爪部5
4を設けた場合、第10図に実線で示す上部支持
枠体4及び原稿台10が旋回中心軸8を中心とし
て時計回り方向に旋回せしめた際には爪部54a
が係合部56と係合する。逆に第10図に仮想線
で示した上部支持枠体4及び原稿台10が旋回中
心軸8を中心として反時計回り方向に旋回せしめ
た際には、爪部54bが係合部56と係合する。
上部支持枠体4をどちらの方向へ開放せしめても
原稿台10の自重による移動を阻止可能な原稿台
の移動阻止機構である。
更に、原稿台の移動阻止機構30の他の実施例
として、第11図、第12図を参照して説明する
と、揺動部材32に配置した爪部57及び係合部
59のそれぞれ係合する部分に、緩衝部材58及
び60を設ける事により、原稿台10の移動を阻
止する際の衝撃を緩和する。
以上詳述した如く、本考案による原稿台の移動
阻止機構は、原稿台を複写機本体に対して往復動
自在に支持するとともに、下部支持枠体及び、該
下部支持枠体に設けられる旋回中心軸を中心とし
て開位置と閉位置との間を旋回自在の上部支持枠
体を通常の使用時の閉位置から開位置に旋回せし
める際に、前記原稿台が自重により移動するのを
自動的に阻止する原稿台の移動阻止機構であるの
で、機能上及び操作保安上、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される原稿台が移動する
型式の複写機の一実施例を示す簡略断面図、第2
図は上記複写機における原稿台の縦断面図、第3
図、第4図は上記複写機の上部支持枠体の閉状態
及び開状態における、原稿台移動阻止機構の態様
を示した複写機の正面図、第5図、第6図は、第
3図、第4図における原稿台の移動阻止機構部を
拡大して示した図、第7図乃至第12図は、原稿
台の移動阻止機構の他の実施例を示した図であ
る。 2……複写機本体、4……上部支持枠体、6…
…下部支持枠体、8……旋回中心軸、10……原
稿台、14…駆動機構、30……原稿台の移動阻
止機構、32……揺動部材、34……係合部、3
6……爪部、37……バランサー部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下部支持枠体及び、該下部支持枠体に設けら
    れる旋回中心軸を中心として、開位置と閉位置
    との間を旋回自在の上部支持枠体とを有し、更
    に上部支持枠体に対し往復動自在に原稿台が支
    持され該原稿台を往復動させる駆動機構を有す
    る複写機において、前記上部支持枠体を閉位置
    から開位置に旋回させる際に、前記原稿台が自
    重により移動するのを阻止する原稿台の移動阻
    止機構が、上部支持枠体の開閉動作に関係なく
    枢軸を中心として常に水平状態を維持する揺動
    部材と、該揺動部材の一端部に設けた爪部と、
    他端部に設けたバランサー部材と、上記原稿台
    底部に設けられ、前記上部支持枠体の開閉動作
    に伴う原稿台の傾斜に関連して上記爪部と係合
    する位置に形成される係合部より成ることを特
    徴する複写機における原稿台の移動阻止機構。 (2) 上記爪部が係合部と係合する部分に緩衝部材
    を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の原稿台の移動阻止機構。
JP11823783U 1983-07-29 1983-07-29 原稿台の移動阻止機構 Granted JPS6026044U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11823783U JPS6026044U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 原稿台の移動阻止機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP11823783U JPS6026044U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 原稿台の移動阻止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6026044U JPS6026044U (ja) 1985-02-22
JPH0238291Y2 true JPH0238291Y2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=30271850

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11823783U Granted JPS6026044U (ja) 1983-07-29 1983-07-29 原稿台の移動阻止機構

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JPS6026044U (ja) 1985-02-22

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