JPH11174597A - 原稿圧着板開閉装置 - Google Patents

原稿圧着板開閉装置

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JPH11174597A
JPH11174597A JP9340443A JP34044397A JPH11174597A JP H11174597 A JPH11174597 A JP H11174597A JP 9340443 A JP9340443 A JP 9340443A JP 34044397 A JP34044397 A JP 34044397A JP H11174597 A JPH11174597 A JP H11174597A
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JP9340443A
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Takayuki Hashimoto
隆之 橋本
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Katoh Electrical Machinery Co Ltd
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Katoh Electrical Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複写機や印刷機等における原稿の自動送り装
置を取り付けた原稿圧着板のように、とくに重量のある
原稿圧着板をその本来の機能を損なうことなく、安全に
開閉させることができるように構成した原稿圧着板開閉
装置を提供する。 【解決手段】 装置本体2側へ取り付けられる取付部材
1と、この取付部材に第1のヒンジピン6を介して回動
可能に軸支された原稿圧着板19を支持する支持部材9
と、この支持部材の自由端側に第2のヒンジピン11を
介して該支持部材とは逆の方向へ回動可能に軸支された
リフト部材10と、前記支持部材と前記取付部材の間に
設けられた該支持部材を前記原稿圧着板の開成方向へ回
動可能に附勢させるための弾性手段17とから成るもの
において、少なくとも前記第1及び第2のヒンジピンの
いずれか一方或は双方の軸支部にベアリングを用いた軸
受手段12を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機や印刷機
等において、コンタクトガラス上に載置した原稿の上を
覆う原稿圧着板に用いて好適な原稿圧着板開閉装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿圧着板開閉装置とし
て、装置本体側へ取り付けられる取付部材と、この取付
部材に第1のヒンジピンを介して回動可能に軸支された
原稿圧着板を支持する支持部材と、この支持部材の自由
端側に第2のヒンジピンを介して該支持部材とは逆の方
向へ回動可能に軸支されたリフト部材と、前記支持部材
と前記取付部材の間に設けられた該支持部材を前記原稿
圧着板の開成方向へ回動可能に附勢させるための弾性手
段とから成るものが公知である。
【0003】また、上記構成の原稿圧着板開閉装置とし
て、弾性手段の作用点をリフト部材に取り付けた制御部
材に作用させ、前記支持部材を前記原稿圧着板の開成方
向へ回動附勢させつつ前記リフト部材の反転を同時に制
御するように構成したものも公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、原稿の自動送り
装置を取り付けた原稿圧着板が複写機に広く採用される
ようになって来ている。このようなものでも、本のよう
に一枚々々に分離できない綴り物の複写を行うために、
原稿圧着板を開閉させる機能を有していることが必要で
ある。この自動送り装置を取り付けた原稿圧着板はかな
りの重量があるため、これを開閉させ、中間開成角度で
安定支持させるために、この原稿圧着板を開閉させる開
閉装置に特別な工夫が必要となった。
【0005】また、原稿が本のように厚いものの場合に
は、その上面を原稿圧着板で水平状態に覆うために、支
持部材の自由端側に該支持部材の開成方向とは反対方向
へ回動するようにリフト部材を取り付け、このリフト部
材へ原稿圧着板の後部を取り付け、その通常時での反転
を防止するために、支持部材を開成方向へ附勢させる弾
性手段の弾力を利用するようにしたものは、複写機が大
型で原稿圧着板に重量のあるものの場合には、支持部材
を原稿圧着板の開成方向へ附勢させる弾性手段の弾力の
利用だけでは充分ではなく、リフト部材の不必要時での
反転を防止する何らかの手段の附加が望まれた。
【0006】この発明の目的は、複写機や印刷機等にお
ける原稿の自動送り装置を取り付けた原稿圧着板のよう
に、とくに重量のある原稿圧着板をその本来の機能を損
なうことなく、安全に開閉させることができるように構
成した原稿圧着板開閉装置を提供せんとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、装置本体側へ取り付けられる取付部
材と、この取付部材に第1のヒンジピンを介して回動可
能に軸支された原稿圧着板を支持する支持部材と、この
支持部材の自由端側に第2のヒンジピンを介して該支持
部材とは逆の方向へ回動可能に軸支されたリフト部材
と、前記支持部材と前記取付部材の間に設けられた該支
持部材を前記原稿圧着板の開成方向へ回動可能に附勢さ
せるための弾性手段とから成るものにおいて、少なくと
も前記第1及び第2のヒンジピンのいずれか一方或は双
方の軸支部にベアリングを用いた軸受手段を設けたこと
を特徴とする。
【0008】この発明はまた、装置本体側へ取り付けら
れる取付部材と、この取付部材に第1のヒンジピンを介
して回動可能に軸支された原稿圧着板を支持する支持部
材と、この支持部材の自由端側に第2のヒンジピンを介
して該支持部材とは逆の方向へ回動可能に軸支されたリ
フト部材と、前記支持部材と前記取付部材の間に設けら
れた該支持部材を前記原稿圧着板の開成方向へ回動可能
に附勢させるための弾性手段とから成るものにおいて、
この弾性手段の作用点を前記リフト部材に取り付けた制
御部材に作用させ、前記支持部材を前記原稿圧着板の開
成方向へ回動附勢させつつ前記リフト部材の反転を制御
すると共に、前記リフト部材の自由端側には、前記支持
部材の中間開成角度の所定範囲において該リフト部材を
係止することにより、その反転を防止するフック手段を
設けたことを特徴とする。
【0009】その際にこの発明は、前記第1と第2のヒ
ンジピンのいずれか一方或は双方の軸支部にベアリング
を用いた軸受手段を設けることができる。
【0010】この発明はさらに、前記制御部材を制御ピ
ンとし、この制御ピンをベアリングを用いた軸受手段を
介してリフト部材に軸受けさせることができる。
【0011】この発明はまた、上記いずれの技術的手段
においても、前記弾性手段の取付部材側に、スライダー
を取り付け、このスライダーを前記取付部材に取り付け
たカム部材のカム面と圧接させて構成することができ
る。
【0012】そして、前記カム部材に第2のカム面を設
け、前記フック手段にこの第2のカム面に当接する部分
を設け、これによってその姿勢を制御し、前記支持部材
の所定の中間開成角度では前記リフト部材の自由端側を
係止し、前記所定の中間開成角度以下では、この係止を
解くように構成することができる。
【0013】この発明はまた、上記いずれの技術的手段
においても、前記取付部材と支持部材との間に、さらに
前記原稿圧着板の閉成時にのみ動作するダンパー手段を
設けることができ、このダンパー手段を前記弾性手段の
中に収納させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
説明する。
【0015】図1乃至図7において、1は複写機や印刷
機等の装置本体2の後部上端に取り付けられる取付部材
であり、その両側板1a,1aの間にはカム部材3が固
定ピン4と固定ストッパーピン5を介して取り付けられ
ている。取付部材1の両側板1a,1a間には、また、
カム部材3を貫通させて第1のヒンジピン6が軸架され
ているが、この第1のヒンジピン6の両端部は両側板1
a,1aに取り付けたベアリング付きの軸受手段7,7
によって軸受けされている。尚、8,8はスペーサーで
ある。
【0016】この第1のヒンジピン6には、支持部材9
がその両側板9a,9aの端部を固定させており、支持
部材9の開閉操作と共に、第1のヒンジピン6が回動
し、この第1のヒンジピンが上述した軸受手段7,7で
軸受けされる構成となっている。尚、支持部材9の両側
板9a,9aに設けた9c,9cはトッパー部材であ
り、9d,9d(一方のみ表示)は後述する制御ピン1
3をガイドするガイド切欠溝である。
【0017】勿論、ここのところは、第1のヒンジピン
6を取付部材1の両側板1a,1aに軸架固定させ、軸
受手段7,7を支持部材9の両側板へ取り付け、支持部
材9の開閉操作によって、軸受手段7,7は第1のヒン
ジピン6の軸回りで回動し、この第1のヒンジピン6が
支持部材9の開閉操作によって共に回動しないように構
成することも可能である。
【0018】支持部材9の自由端側には、リフト部材1
0が、その両側板10a,10aを支持部材9の開閉方
向とは逆方向へ開閉するように第2のヒンジピン11を
介して軸支されており、この第2のヒンジピン11は、
支持部材9の両側板9a,9aに取り付けたベアリング
付きの軸受手段12,12に軸受けされている。したが
って、この第2のヒンジピン11は、リフト部材10の
両側板10a,10aに固定されており、リフト部材1
0の反転操作と共に回動する。
【0019】勿論、ここのところは、先ほどの軸受手段
7,7の場合と同じように、この軸受手段12,12
を、リフト部材10の両側板10a,10aへ取り付
け、第2のヒンジピン11を支持部材9の両側板9a,
9aへ固定させるようにしても良い。尚、10bは原稿
圧着板19に対する取付板である。
【0020】リフト部材10の両側板10a,10aの
支持部材9に対する第2のヒンジピン11による軸受個
所とは異なる位置には、制御部材の一例としての制御ピ
ン13が軸架されており、この制御ピン13は両側板1
0a,10aに取りつけたベアリング付きの軸受手段1
4,14によって軸受けされている。
【0021】支持部材9の両側板9a,9aの間は、カ
ム部材3のカム面3aに接する第1のスライダー15
と、制御ピン13に接する第2のスライダー16が摺動
可能に拘持されており、この第2のスライダー16の間
には、2連のダブルコイルスプリング17a,17b・
17a,17bから成る弾性手段17が弾設されてい
る。ダブルコイルスプリング17a,17b・17a,
17bのうち、一方のものの中には、例えば流体式のダ
ンパー手段18が収装され、各スライダー15と16の
間に設置されている。尚、18aはピストン杆であり、
このダンパー手段18の内部構造の説明は省略するが、
例えば特願平8−12302号に記載されているもので
ある。しかし、その構造に限定はない。
【0022】制御部材としての制御ピン13は、これを
軸受手段を介して軸受させると、後述するようにリフト
部材10の反転時に第2のスライダー16の上面を揺動
する際に、摩擦の発生を防止できる利点を有するが、潤
滑油を用いることにより、軸受手段で軸受けされない制
御ピン、カム、その他の制御部材であっても良く、実施
例のものに限定されない。また、2連のダブルコイルス
プリング17a,17bによる弾性手段17も実施例の
ものに限定されず、1連或は3連であっても良いし、コ
イルスプリングもダブルの他にシングル、トリプル等の
実施の形態が考えられる。ダンパー手段18も1個以外
に複数個用いることができ、これらの部分は弾性手段の
組合せでさまざまな実施の形態が考えられる。また、第
1のスライダー15の他に、スプリング受け部材を第1
のヒンジピン6とは異なる位置に支承させる従来公知の
構成に代えても良い。
【0023】取付部材1の後部側にはリフト部材10の
フック手段20が設けられている。このフック手段20
は、取付部材1の両側板1a,1aにピン21を介して
揺動可能にその両側板22a,22aを取り付けられた
略U字形状の揺動部材22と、この揺動部材22の両側
板22a,22aの支点を越えた他端部の両側板22
a,22aに設けた長孔22b,22bに軸架させられ
その両端部がリフト部材10の両側板10a,10aに
設けた係止部10c,10cに対向している係止ピン2
4と、この係止ピン24と支持部材9の背板9bとの間
に張設されたテレションスプリング25と、揺動部材2
2の両側板22a,22aの支点を越えた側に取り付け
られ、カム部材3の第2のカム面3bに接している作動
ピン23とで構成されている。
【0024】そして、リフト部材10に取付板10bを
介して原稿圧着板19がその後端部を取り付けられてい
る。尚、原稿圧着板19へ附設される原稿の自動送り装
置は図示を省略してある。
【0025】したがって、弾性手段17の弾力は制御部
材の一例である制御ピン13を介して支持部材9に作用
しており、原稿圧着板19を閉成状態から開くと、支持
部材9は共に回動し、その際に、制御ピン13を介して
支持部材9を原稿圧着板19が開く方向へ作用している
弾性手段17の弾力により、該原稿圧着板19を軽く開
くことができ、第1のスライダー15と圧接しているカ
ム部材3のカム面3aとの協同作業により、原稿圧着板
19はその30°〜35°の最も使用頻度の高い開成角
度で、安定的に停止保持される。
【0026】この際に、原稿圧着板19の重量により反
転する方向へ力を受けるリフト部材10は、制御ピン1
3を介して反転を阻止する方向へ回動附勢されているこ
とと、カム部材3の第2のカム面3bと協動して揺動し
ているフック手段20の揺動部材22に装着させた係止
ピン24によって、係止部10c,10cを係止されて
いることにより反転することなく、原稿圧着板19を開
成状態で安定的に停止保持せしめる。
【0027】この原稿圧着板19の安定停止保持状態
は、しかる後の開成角度のどの位置においても保たれ
る。原稿圧着板19を閉じる際にも、所定の閉成角度ま
では制御ピン13を押している弾性手段17の弾力とフ
ック手段20によるリフト部材10の係止部10c,1
0cに対する係止により、図8に示したように原稿圧着
板19の反転は阻止される。
【0028】原稿圧着板が30°位まで閉じられると、
カム部材3の第2のカム面3bに当接させている作動ピ
ン23に案内されて、揺動部材22が右方向へ揺動旋回
し、係止ピン24によるリフト部材10の係止部10
c,10cに対する係止を解離させるが、制御ピン13
に作用している弾性手段17の弾力により、原稿圧着板
19は反転することなく閉じられる。
【0029】原稿が本のように厚い厚物原稿27の場合
には、上述したように原稿圧着板19の所定の閉成角度
からフック手段20によるリフト部材10に対する係止
状態が解離されるので、この厚物原稿27を図8に示し
たようにコンタクトガラス28上に載置させ、原稿圧着
板19の手前側を少し強く下押しすることによって、リ
フト部材10が制御ピン13に作用している弾性手段1
7の弾力に抗して反転し、図9に示したように厚物原稿
27の上面を略水平に原稿圧着板19で覆うことができ
るものである。
【0030】その際に、リフト部材10と共に揺動する
制御ピン13が第2のスライダー16の上面を圧接状態
で摺動するが、この制御ピン13自体が軸受手段14,
14に軸受けされているので、この摺動は自らが回転す
ることにより円滑になされることになる。
【0031】原稿圧着板19が所定の閉成角度まで閉じ
られると、ダンパー手段18がきき始め、重量のある原
稿圧着板19が急速に閉じられる場合でも、急激な落下
を防止することができるものである。
【0032】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
【0033】請求項1のように構成すると、原稿圧着板
を中間開成角度で安定停止保持できるので、原稿の取り
替え作業が容易であり、急激な落下を防止できるので、
手を挟んでしまったり、コンタクトガラスを割ってしま
うことを防止できる上に、原稿圧着板の開閉操作に伴い
最も荷重の加わるヒンジピンをベアリングを用いた軸受
手段で軸受けしたので、長期間の使用の後にあっても、
軸受部分に摩耗が生じてガタが生じたり、異音やきしみ
音が発生したり、バランスが崩れてコンタクトガラスを
割ってしまったり、手を挟んでしまったりすることを防
止することができるものである。また、原稿が本のよう
な厚物原稿の場合でも、リフト部材を反転させることに
より、その上面を水平に覆い、外光が光学系へ侵入した
り、露光が外部へ漏れて複写ミスが生ずるのを防止する
ことができるものである。
【0034】請求項2のように構成すると、原稿圧着板
を中間開成角度で安定停止保持できるので、原稿の取り
替えが容易であり、急激な落下を防止できるので、手を
挟んでしまったり、コンタクトガラスを割ってしまうこ
とを防止できる上に、原稿が本のような厚物原稿の場合
でも、リフト部材を反転させることにより、その上面を
水平に覆い、外光が光学系へ侵入したり、露光が外部へ
漏れて複写ミスが生ずるのを防止することができるもの
である。その上、原稿圧着板が重量のあるものであって
も、リフト部材に作用させている弾性手段の弾力と、原
稿圧着板の所定範囲の中間開成角度ににおけるフック手
段によるリフト部材の係止により、原稿圧着板が不必要
に反転してしまうことがないものである。
【0035】請求項3のように構成すると、請求項1と
請求項2を合わせた効果を奏し得る。
【0036】請求項4のように構成すると、リフト部材
を反転させる際に制御ピンが第2のスライダーの上面を
滑り易くなり、異音やきしみ音の発生を防止し、操作性
の向上を図ることができるという効果を奏し得る。
【0037】請求項5のように構成すると、カム部材と
スライダーの協同作用により、原稿圧着板を中間開成角
度で安定的に停止保持させることができた上で、重量の
ある原稿圧着板の急激な落下を防止させ易いという効果
を奏し得る。
【0038】請求項6のように構成すると、とくに重量
のある原稿圧着板が所定の中間開成角度以上の開成角度
以上において、手で下押しした際、或は何らかの原因に
よって、不必要時に反転して頭を下げてしまうのを有効
に防止することができるものである。
【0039】請求項7と8のように構成すると、手動或
は何らかの原因によって、原稿圧着板が急速に閉じられ
る際にも、ダンパー手段がこれを支えて急激な落下を防
止することができることから、コンタクトガラスが割れ
てしまったり、手を挟んで怪我をしてしまうのをより確
実に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る原稿圧着板開閉装置の斜視図で
ある。
【図2】図1に示した原稿圧着板開閉装置を装置本体へ
取り付けて見た一部断面側面図である。
【図3】図2の原稿圧着板開閉装置をリフト部材の側板
の部分を割って見た側断面図である。
【図4】図2の原稿圧着板開閉装置を弾性手段の部分で
割って見た側断面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】図4に示したC−C線断面図である。
【図8】図4に示した原稿圧着板開閉装置を中間開成角
度(70°)まで開いた状態を示す側断面図である。
【図9】図4に示した原稿圧着板開閉装置を中間開成角
度(30°)まで開いた状態で厚物原稿の上面を水平に
覆うためにリフト部材を反転させた状態を示す側断面図
である。
【符号の説明】
1 取付部材 2 装置本体 3 カム部材 6 第1のヒンジピン 7 軸受手段 8 スペーサー 9 支持部材 10 リフト部材 11 第2のヒンジピン 12 軸受手段 13 (制御部材)制御ピン 14 軸受手段 15 第1のスライダー 16 第2のスライダー 17 弾性手段 18 ダンパー手段 19 原稿圧着板 20 フック手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体側へ取り付けられる取付部材
    と、この取付部材に第1のヒンジピンを介して回動可能
    に軸支された原稿圧着板を支持する支持部材と、この支
    持部材の自由端側に第2のヒンジピンを介して該支持部
    材とは逆の方向へ回動可能に軸支されたリフト部材と、
    前記支持部材と前記取付部材の間に設けられた該支持部
    材を前記原稿圧着板の開成方向へ回動可能に附勢させる
    ための弾性手段とから成るものにおいて、少なくとも前
    記第1及び第2のヒンジピンのいずれか一方或は双方の
    軸支部にベアリングを用いた軸受手段を設けたことを特
    徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 【請求項2】 装置本体側へ取り付けられる取付部材
    と、この取付部材に第1のヒンジピンを介して回動可能
    に軸支された原稿圧着板を支持する支持部材と、この支
    持部材の自由端側に第2のヒンジピンを介して該支持部
    材とは逆の方向へ回動可能に軸支されたリフト部材と、
    前記支持部材と前記取付部材の間に設けられた該支持部
    材を前記原稿圧着板の開成方向へ回動可能に附勢させる
    ための弾性手段とから成るものにおいて、この弾性手段
    の作用点を前記リフト部材に取り付けた制御部材に作用
    させ、前記支持部材を前記原稿圧着板の開成方向へ回動
    附勢させつつ前記リフト部材の反転を制御すると共に、
    前記リフト部材の自由端側には、前記支持部材の中間開
    成角度の所定範囲において該リフト部材を係止すること
    によりその反転を防止するフック手段を設けたことを特
    徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2のヒンジピンのいずれか
    一方或は双方の軸支部にベアリングを用いた軸受手段を
    設けたことを特徴とする、請求項2に記載の原稿圧着板
    開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部材が制御ピンであり、この制
    御ピンはベアリングを用いた軸受手段を介してリフト部
    材に軸受けされていることを特徴とする、請求項2に記
    載の原稿圧着板開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性手段の取付部材側には、スライ
    ダーが取り付けられており、このスライダーは前記取付
    部材に取り付けたカム部材のカム面と圧接していること
    を特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の原稿
    圧着板開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記カム部材は第2のカム面を有し、前
    記フック手段はこの第2のカム面に当接する部分を有
    し、これによって原稿圧着板の開閉操作に伴いその姿勢
    を制御し、前記支持部材の所定の中間開成角度では前記
    リフト部材の自由端側を係止し、前記所定の中間開成角
    度以下では、この係止を解くことを特徴とする、請求項
    5に記載の原稿圧着板開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記取付部材と前記支持部材との間に
    は、さらに前記原稿圧着板の閉成時にのみ動作するダン
    パー手段を設けたことを特徴とする、請求項1乃至6の
    いずれかに記載の原稿圧着板開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記ダンパー手段が前記弾性手段の中に
    収納されていることを特徴とする、請求項7記載の原稿
    圧着板開閉装置。
JP9340443A 1997-12-10 1997-12-10 原稿圧着板開閉装置 Pending JPH11174597A (ja)

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