JP2010152350A - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents

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Teiji Takahashi
禎治 高橋
Hirofumi Takada
裕文 高田
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Abstract

【課題】カムスライダーと受圧ピンとの摩擦を大幅に低減せしめて、原稿圧着板の「浮き」現象を効果的に改善したり、ヒンジ軸の回動摩擦抵抗を低減することができる原稿圧着板の開閉装置を提供する。
【解決手段】複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、取付部材に回動自在に枢着される支持アームと、支持アームの先端部に回動自在に枢着されると共に原稿圧着板を取り付けるリフトアームと、支持アーム内に摺動自在に設けられる一対の第1および第2スライダーと、これら第1および第2スライダー間に設けられて第1スライダーをリフトアームと共に回動する作動ピンに弾性的に押圧すると同時に、第2スライダーのカム部を取付部材に軸架される受圧ピンを弾性的に押圧する圧縮スプリングから成り、受圧ピンおよび/またはヒンジ軸をベアリング軸受けおよび/または滑り軸受により軸架せしめる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ、或いはそれらの複合機などにおける原稿圧着板の開閉装置に関するものである。
従来の原稿圧着板の開閉装置としては、複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支軸を介し該支持アームと重なる方向に回動自在に枢着されると共に原稿圧着板を取り付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に設けられる一対の第1および第2スライダーと、これら第1および第2スライダー間に設けられて上記第1スライダーを上記リフトアームと共に回動する作動ピンに弾性的に押圧すると同時に、上記第2スライダーのカム部を上記取付部材に軸架される受圧ピンに回転自在に外挿されたローラーを弾性的に押圧する圧縮スプリングと、から構成される、薄い原稿を押さえる際には、前記圧縮スプリングの弾発力により上記支持アームとリフトアームを重ねた状態で原稿圧着板を閉じる方向に作動させ、一方、厚い原稿を押さえる際には、前記圧縮スプリングの弾発力に抗して上記リフトアームを上記支持アームに対して回動させて、上記原稿圧着板により厚い原稿全体を押さえ付けるように作動させるものがある。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、上記第2スライダーのカム部(カムスライダーとも称する)と上記受圧ピンのローラーとの摩擦が大きく、原稿圧着板の「浮き」現象が生じるという問題点があった。また、上記ヒンジ軸においても、回動摩擦抵抗が大きかった。
特開2000−180993号公報
本発明が解決しようとする課題は、カムスライダーと受圧ピンとの摩擦を大幅に低減せしめて、原稿圧着板の「浮き」現象を効果的に改善したり、ヒンジ軸の回動摩擦抵抗を低減することができる原稿圧着板の開閉装置を提供することにある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支軸を介し該支持アームと重なる方向に回動自在に枢着されると共に原稿圧着板を取り付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に設けられる一対の第1および第2スライダーと、これら第1および第2スライダー間に設けられて上記第1スライダーを上記リフトアームと共に回動する作動ピンに弾性的に押圧すると同時に、上記第2スライダーのカム部を上記取付部材に軸架される受圧ピンを弾性的に押圧する圧縮スプリングと、から成る原稿圧着板の開閉装置において、上記受圧ピンおよび/またはヒンジ軸をベアリング軸受けおよび/または滑り軸受により軸架せしめたことを特徴とする。また、上記ベアリング軸受けが、ボールベアリング軸受けであることを特徴とする。さらに、上記滑り軸受がオイル含浸樹脂により形成されていることを特徴とする。また更に、上記受圧ピンにローラーを回転自在に外挿したことを特徴とする。更に又、上記受圧ピンまたはヒンジ軸の接触面に油溝を形成したり、これらの滑り軸受けの接触面に油溝を形成することを特徴とする。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、カムスライダーと受圧ピンとの摩擦を大幅に低減せしめて、原稿圧着板の「浮き」現象を効果的に改善したり、ヒンジ軸の回動摩擦抵抗を低減することができる利点がある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置の1実施例を示す外観図である。 図1の装置のリフトアームを取り外すと共に支持部材を透視的に示した構成説明図である。 図2の透明の支持アームを取り外すと共に第1スライダーを透視的に示して圧縮スプリングの組み付け状態を示した構成説明図である。 本発明の別の実施例を示す要部断面図である。 受圧ピンやヒンジ軸の接触面に油溝を形成した実施例の要部斜視図である。 滑り軸受の接触面に油溝を形成した実施例の要部斜視図である。
図1は、本発明装置の1実施例を示す外観図であって、1は取付部材、2は支持アーム、3はリフトアームである。
上記取付部材1の両側片1aには、ヒンジ軸1bを介して、上記支持アーム2の両側片2aが回動自在に取り付けられている。
上記支持アーム2の先端部の上記両側片2aには、支軸2bを介して、上記リフトアーム3が回動自在に取り付けられている。
上記リフトアーム3は、上記支持アーム2と重なる方向に回動自在に枢着される。該リフトアーム3の取付片3aには、原稿圧着板(図示せず)が一体的に取り付けられる。
図2から明らかなように、上記支持アーム2内には、第1スライダー4および第2スライダー5が摺動自在に設けられている。
図3から明らかなように、上記第1スライダー4および第2スライダー5間には、圧縮スプリング6が収容されていて、上記第1スライダー4を作動ピン3bに弾性的に押圧するようになっている。該作動ピン3bは上記リフトアーム3と共に回動するように設けられている。
また、上記圧縮スプリング6は、上記第2スライダー5を弾性的に押圧しているため、該第2スライダー5のカム部5aを受圧ピン7に弾性的に押圧している。
上記受圧ピン7は、ボールベアリング8により、上記取付部材1の両側片1aに回動自在に取り付けられている。上記受圧ピン7には、窒化処理などの硬化処理を施して、表面を硬化させるのが好ましい。
上記ボールベアリング8は、図4に示すように、滑り軸受9に代えてもよい。この場合、少なくとも、上記受圧ピン7との滑り接触部分の材料は、オイル含浸樹脂にするのが好ましい。また、図5に示すように、上記受圧ピン7の接触面に油溝7aを形成したり、図6に示すように、滑り軸受9の接触面に油溝9aを形成し、これら油溝7a、9aにグリス等の潤滑剤が安定して保持されるようにしても良い。さらに、上記滑り軸受9の接触幅Aを出来るだけ大きくして、接触圧の低減を図るのが好ましい。
上記油溝7a、9aは上記受圧ピン7やその滑り軸受9の接触面に形成したが、本発明は、これに限定するものではなく、図5および図6に示すように、ヒンジ軸1bあるいはその軸受けに同じような油溝を形成して、潤滑剤を保持させるようにしてもよい。また、ヒンジ軸1bは、上記滑り軸受により支持する他に、ベアリング軸受けにより回動自在に支持せしめてもよい。
なお、上記受圧ピン7にローラーを外挿させて、該ローラーを上記カム部5aに当接せしめるように構成してもよい。
また、上記カム部5aと受圧ピン7あるいは上記ローラーの間に、グリス等の潤滑剤を塗布してもよい。
1 取付部材
1a 両側片
1b ヒンジ軸
2 支持アーム
2a 両側片
2b 支軸
3 リフトアーム
3a 取付片
3b 作動ピン
4 第1スライダー
5 第2スライダー
5a カム部
6 圧縮スプリング
7 受圧ピン
7a 油溝
8 ボールベアリング
9 滑り軸受
9a 油溝

Claims (6)

  1. 複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支軸を介し該支持アームと重なる方向に回動自在に枢着されると共に原稿圧着板を取り付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に設けられる一対の第1および第2スライダーと、これら第1および第2スライダー間に設けられて上記第1スライダーを上記リフトアームと共に回動する作動ピンに弾性的に押圧すると同時に、上記第2スライダーのカム部を上記取付部材に軸架される受圧ピンを弾性的に押圧する圧縮スプリングと、から成る原稿圧着板の開閉装置において、上記受圧ピンおよび/またはヒンジ軸をベアリング軸受けおよび/または滑り軸受により軸架せしめたことを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
  2. 上記ベアリング軸受けが、ボールベアリング軸受けであることを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
  3. 上記滑り軸受がオイル含浸樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
  4. 上記受圧ピンにローラーを回転自在に外挿したことを特徴とする請求項1、2または3に記載の原稿圧着板の開閉装置。
  5. 上記第2スライダーの上記カム部と上記受圧ピンまたは上記ローラーの間に潤滑剤を塗布することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の原稿圧着板の開閉装置。
  6. 上記受圧ピンまたは上記ヒンジ軸の接触面あるいは上記滑り軸受の接触面に油溝を形成し、該油溝にグリス等の潤滑剤を保持せしめることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の原稿圧着板の開閉装置。
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