JPH0772558A - 原稿押え装置のヒンジユニット - Google Patents

原稿押え装置のヒンジユニット

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Publication number
JPH0772558A
JPH0772558A JP15835493A JP15835493A JPH0772558A JP H0772558 A JPH0772558 A JP H0772558A JP 15835493 A JP15835493 A JP 15835493A JP 15835493 A JP15835493 A JP 15835493A JP H0772558 A JPH0772558 A JP H0772558A
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JP
Japan
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pressure plate
document
hinge
shaft
hinge unit
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JP15835493A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
健一 中村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、原稿載置台上に設けられた原稿押
え用の圧板の開放端部を開閉可能に支持するとともにそ
の圧板を任意の開度で保持する原稿押え装置のヒンジユ
ニットに関し、部品点数の削減および小型化を実現し
て、共通使用可能で低コストのヒンジユニットを提供す
ることを目的とする。 【構成】 原稿載置台近傍に固設されるベース部12およ
び内側面13aを有する軸支持壁13を一体成形された下ヒ
ンジ11と、圧板17の基端部17aを支持する支持板15およ
び内側面13aに対向する外側面16aを有する軸支持壁16
を一体成形された上ヒンジ14と、軸支持壁13、16の軸穴
13b、16bに挿入された回動軸18と、を備え、軸穴13b
の法線方向に延在し凸状に突出したリブ21を内側面13a
に、軸穴16bの法線方向に延在し凸状に突出した複数の
リブ22を外側面16aに設け、圧板17の開度に応じてリブ
21と所定位置のリブ22が互いに噛み合うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿押え装置のヒンジ
ユニットに関し、詳しくは原稿画像読取装置の原稿載置
台上に設けられた原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可
能にその基端部を支持するとともにその圧板を任意の開
度で保持する所謂フリーストップ機能を備えた原稿押え
装置のヒンジユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿画像読取装置の原稿載置台の
近傍に少なくとも1つ以上固設され、該原稿載置台上に
設けられた原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可能にそ
の基端部を支持する原稿押え装置のヒンジユニットが知
られており、例えば複写機のコンタクトガラス(原稿載
置台)の一辺側の外方に固定されるベース部材と、ベー
ス部材の軸支持部に支持された軸に一端側を回動自在に
支持され圧板の基端部を固定されるアーム部材と、から
構成されたヒンジユニットがある。
【0003】このようなヒンジユニットには、所定弾性
力を有しベース部材の軸支持部よりもコンタクトガラス
側に設けられた保持部に一端側を保持されるとともに他
端側をアーム部材の他端側に保持され圧板をコンタクト
ガラスから離隔する方向にアーム部材を付勢するスプリ
ングと、ベース部材の保持部に支持された第1摺動部材
と、アーム部材の他端側に支持された第2摺動部材と、
を設け、この第1、2摺動部材を所定の摩擦力で摺接さ
せてその摩擦力とスプリングの弾性力とによって圧板を
任意の開度で保持するフリーストップ機能を備えたもの
がある。
【0004】なお、リフトアップ機能等の他の機能を設
けたヒンジユニットもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のヒンジユニットにあっては、フリーストップ
機能を実現するため、スプリングや第1、2摺動部材お
よびこれら部材を保持するための保持部材等が必要なの
で部品点数が多くなってしてしまい、さらに圧板を保持
するためスプリングの弾性力を所定以上にしなけらばな
らないため大型化してしまいそれに伴って他の部品も大
型化してしまいコスト高になるという問題があった。
【0006】また、ヒンジユニットが大型化してしまう
ため圧板が原稿を押える際に邪魔にならないように圧板
あるいは装置本体をそのヒンジユニットを取り付け可能
にする形状にする必要がある。そのため、装置本体のデ
ザイン毎に設計しなければならず部品を共通化すること
ができず低コスト化することが困難という問題があっ
た。
【0007】さらに、第1、2摺動部材の摩擦力によっ
て圧板を保持するためその摺接面の摩耗によって所定の
摩擦力が得られなくなり任意の開度で圧板を保持できな
くなってしまうという問題があった。そこで、請求項1
記載の発明は、上、下ヒンジが圧板の開度に応じて互い
に係合することにより、部品点数の削減および小型化を
実現して、共通使用可能で低コストのヒンジユニットを
提供することを目的とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上、下ヒンジのど
ちらか一方を他方に所定の押圧力で押圧することによ
り、部品点数の削減および小型化を実現するとともに摩
耗によるガタツキや摩擦力の低下を防止して、共通使用
可能で耐久性の向上した低コストのヒンジユニットを提
供することを目的とする請求項3または4記載の発明
は、上、下ヒンジが圧板の開度に応じて互いに嵌合する
ことにより、部品点数の削減および小型化を実現すると
ともに摩耗による影響を無くして、共通使用可能で耐久
性の向上した低コストのヒンジユニットを提供すること
を目的とする。
【0009】また、請求項5記載の発明は、上ヒンジを
回動自在に下ヒンジに支持する回動軸を上ヒンジあるい
は下ヒンジから離脱可能にすることにより、圧板を容易
に原稿載置台上から取り外すことを容易にして、原稿押
え装置の利便性を向上させるヒンジユニットを提供する
ことを目的とする。請求項6記載の発明は、原稿載置台
上を開放する際の圧板の開度を制限することにより、過
度の圧板の回動を防止して、フリーストップ機能の確実
性の高いヒンジユニットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、原稿画像読取装置の原稿載置台の
近傍に少なくとも1つ以上固設され、該原稿載置台上に
設けられた原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可能にそ
の基端部を支持する原稿押え装置のヒンジ機構であっ
て、前記原稿載置台の近傍に固設される下ヒンジと、前
記圧板に固設される上ヒンジと、上、下ヒンジの側面に
設けられた軸穴に挿入され該上ヒンジを回動自在に支持
する回動軸と、を備え、前記上、下ヒンジの対向する側
面のどちらか一方に少なくとも1つ以上の第1リブと、
他方の側面に前記圧板を開閉するとき該圧板の開度に応
じて前記第1リブに係合する少なくとも1つ以上の第2
リブと、を設けたことを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、原稿画像読取装置
の原稿載置台の近傍に少なくとも1つ以上固設され、該
原稿載置台上に設けられた原稿押え用の圧板の開放端部
を開閉可能にその基端部を支持する原稿押え装置のヒン
ジ機構であって、前記原稿載置台の近傍に固設される下
ヒンジと、前記圧板に固設される上ヒンジと、上、下ヒ
ンジの側面に設けられた軸穴に挿入され該上ヒンジを回
動自在に支持する回動軸と、を備え、前記上、下ヒンジ
のどちらか一方を側方に撓む弾性部材により構成し、前
記回動軸に、上、下ヒンジの一方の側面を他方の側面に
押圧するバネ材を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の発明は、原稿画像読取装置
の原稿載置台の近傍に少なくとも1つ以上固設され、該
原稿載置台上に設けられた原稿押え用の圧板の開放端部
を開閉可能にその基端部を支持する原稿押え装置のヒン
ジ機構であって、前記原稿載置台の近傍に固設される下
ヒンジと、前記圧板に固設される上ヒンジと、上、下ヒ
ンジの側面に設けられた軸穴に挿入され該上ヒンジを回
動自在に支持する回動軸と、を備え、前記回動軸を上、
下ヒンジのどちらか一方に回転しないよう固定し、前記
上、下ヒンジの他方の軸穴の曲面に少なくとも1つ以上
の嵌合溝と、前記回動軸に設けられその軸の法線方向に
伸縮し前記圧板を開閉するとき該圧板の開度に応じて前
記嵌合溝に嵌合する伸縮ピンと、を設けたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項4記載の発明は、原稿画像読取装置
の原稿載置台の近傍に少なくとも1つ以上固設され、該
原稿載置台上に設けられた原稿押え用の圧板の開放端部
を開閉可能にその基端部を支持する原稿押え装置のヒン
ジ機構であって、前記原稿載置台の近傍に固設される下
ヒンジと、前記圧板に固設される上ヒンジと、上、下ヒ
ンジの側面に設けられた軸穴に挿入され該上ヒンジを回
動自在に支持する回動軸と、を備え、前記上、下ヒンジ
の対向する側面のどちらか一方に少なくとも1つ以上の
嵌合穴と、他方の側面に前記圧板を開閉するとき該圧板
の開度に応じて前記嵌合穴に嵌合するようバネ材により
押圧される少なくとも1つ以上の嵌合ピンと、を設けた
ことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項5記載の発明は、前記上、下
ヒンジの少なくともどちらか一方の側面に、軸穴から外
部に臨む所定幅のスリットを設けたことを特徴とするも
のである。請求項6記載の発明は、前記回動軸を上、下
ヒンジのどちらか一方に回転しないように固定するとと
もに該回動軸の軸面の所定位置にその法線方向に突出し
た第1衝止部と、前記上、下ヒンジの他方の軸穴の曲面
の所定位置にその軸芯方向に突出した第2衝止部と、を
設け、前記原稿載置台上を開放する際に、前記第1、2
衝止部の一方が他方を衝止して圧板の開度を制限するこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、上、下ヒンジの対向
する側面のどちらか一方に第1リブが少なくとも1つ以
上配設され、圧板を開閉するときその圧板の開度に応じ
て第1リブに係合する第2リブが他方の側面に少なくと
も1つ以上配設される。したがって、第1リブが圧板の
開度に応じて第2リブに係合され、上ヒンジが下ヒンジ
に保持される。
【0016】請求項2記載の発明では、上、下ヒンジの
どちらか一方が側方に撓む弾性部材により構成され、回
動軸に上、下ヒンジの一方の側面を他方の側面に押圧す
るバネ材が設けられる。そして、上、下ヒンジの一方は
バネ材により常時その押圧力で押圧される。したがっ
て、上、下ヒンジの一方が他方にバネ材によって押圧さ
れ、その押圧力による上、下ヒンジ間の摩擦力により上
ヒンジが下ヒンジに保持される。また、その摩擦力は維
持され低下してしまうことがない。
【0017】請求項3記載の発明では、回動軸が上、下
ヒンジのどちらか一方に回転しないよう固定され、上、
下ヒンジの他方の軸穴の曲面に嵌合溝が少なくとも1つ
以上配設され、圧板を開閉するときその圧板の開度に応
じて軸の法線方向に伸縮し嵌合溝に嵌合する伸縮ピンが
回動軸に設けられる。したがって、伸縮ピンが圧板の開
度に応じて伸縮されて嵌合溝に嵌合され、上ヒンジが下
ヒンジに保持される。
【0018】請求項4記載の発明では、上、下ヒンジの
対向する側面のどちらか一方に嵌合穴が少なくとも1つ
以上配設され、バネ材により押圧され圧板を開閉すると
きその圧板の開度に応じて嵌合穴に嵌合する嵌合ピンが
他方の側面に少なくとも1つ以上配設される。したがっ
て、嵌合ピンがバネ材により押圧されて圧板の開度に応
じて嵌合穴に嵌合され、上ヒンジが下ヒンジに保持され
る。
【0019】また、請求項5記載の発明では、上、下ヒ
ンジの少なくともどちらか一方の側面にその軸穴から外
部に臨む所定幅のスリットが設けられる。したがって、
スリットにより回動軸の軸穴および外部間の移動が可能
にされ、圧板の原稿載置台上からの取り外し作業が容易
にされる。請求項6記載の発明では、回動軸が上、下ヒ
ンジのどちらか一方に回転しないように固定されるとと
もにその法線方向に突出した第1衝止部がその軸面の所
定位置に設けられ、上、下ヒンジの他方の軸穴の軸芯方
向に突出した第2衝止部がその曲面の所定位置に設けら
れる。そして、原稿載置台上を開放する際に、圧板が回
動されて第1、2衝止合部の一方が他方に衝止されると
上ヒンジの回動が制限される。したがって、原稿載置台
上を開放する際の過度の圧板の回動が防止される。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニット
の第1実施例を示す図である。本実施例は、請求項1記
載の発明に対応している。図1および図2において、11
は下ヒンジであり、下ヒンジ11は、例えば複写機(原稿
画像読取装置)のコンタクトガラス(原稿載置台)の一
辺側の近傍に固設されるベース部12と、内側面13aが前
記一辺に直交するようベース部12と一体に形成された軸
支持壁13と、から構成されている。
【0021】14は上ヒンジであり、上ヒンジ14は原稿を
前記コンタクトガラス上に押える圧板17の基端部17aに
固設され支持する支持板15と、外側面16aが軸支持壁13
の内側面13aに対向するよう支持板15の基端部15aに一
体に形成された軸支持壁16と、から構成されている。軸
支持壁13、16はともに一対設けられており、軸支持壁16
は軸支持壁13の内方となるよう形成されている。また、
この軸支持壁13、16には回動軸18が挿入される軸穴13
b、16bが穿孔されており、この回動軸18は下ヒンジ11
に支持されて上ヒンジ14を回動自在に支持して圧板17の
開閉端部(図示していない)を開閉可能にしている。
【0022】また、軸支持壁13の内側面13aには軸穴13
bの軸芯に向かって延在しその内側面13aから凸状に突
出しているリブ21(第1リブ)が形成されており、軸支
持壁16の外側面16aには軸穴16bの軸芯に向かって延在
しその外側面16aから凸状に突出している複数のリブ22
(第2リブ)が形成されている。リブ21、22は、圧板17
の開度に応じて互いに噛み合う(係合)ように形成され
ており、図3に示すように、前記コンタクトガラス上を
開放するために圧板17を回動させると、上ヒンジ14が回
動されて軸支持壁16に形成された所定位置のリブ22が下
ヒンジ11の軸支持壁13に形成されたリブ21に噛み合うこ
とにより下ヒンジ11が上ヒンジ14をその位置で保持して
圧板17をその開度で保持するようになっている。
【0023】この上、下ヒンジ11、14は、ベース部12お
よび支持板15にそれぞれリブ21、22を有する軸支持壁1
3、16を形成する簡易な構成となっているため、モール
ド部材の一体成形によって形成される。本実施例では、
圧板17を回動して前記コンタクトガラス上を開放する
際、圧板17の開度に応じてリブ21、22が互いに噛み合う
ことにより上ヒンジ14が下ヒンジ11に保持されるので、
圧板17をその開度で保持することができる。したがっ
て、上、下ヒンジ14、11を簡易な構成にすることがで
き、部品点数の削減および小型化を実現することができ
る。また、上、下ヒンジ14、11を一体成形することがで
き、より低コストで作製することができる。
【0024】また、図4に示すように本実施例の他の態
様として、上述実施例と同様なため詳細な説明は省略す
るが、上ヒンジ14の軸支持壁16の外側面16aの裏面16
a’にリブ22と同一形状のリブ22’を一体成形し、また
上ヒンジ14の軸支持壁16の裏面16a’の対向面23aにリ
ブ21と同一形状のリブ21’を有する軸支持壁23を下ヒン
ジ11に一体成形することにより圧板17よりも重い圧板1
7’を所定開度で保持可能にすることができる。
【0025】次に、図5は本発明に係る原稿押え装置の
ヒンジユニットの第2実施例を示す図であり、本実施例
は請求項5記載の発明に対応している。なお、本実施例
は、上述第1実施例に適用した場合を説明する。また、
上述実施例と同様な構成には同一の符合を付してその説
明を省略する。同図において、31はスリットであり、ス
リット31は下ヒンジ11の軸支持壁13に穿孔されている軸
穴13bから軸支持壁13の外部に臨むよう形成されてお
り、このスリット31は回動軸18の軸径よりも幅狭の溝幅
xで切り込まれている。
【0026】このスリット31は、所定以上の押圧力ある
いは牽引力によって回動軸18の軸穴13bおよび軸支持壁
13外部間の移動を可能にしている。本実施例では、上述
第1実施例の作用効果に加え、スリット31により回動軸
18の軸穴13bおよび軸支持壁13外部間の移動が可能にさ
れるので、回動軸18を下ヒンジ11から容易に取り外すこ
とができ、例えば圧板17 清掃するときなどにその圧板1
7を前記コンタクトガラス上から容易に取り外すことが
できる。
【0027】次に、図6および図7は本発明に係る原稿
押え装置のヒンジユニットの第3実施例を示す図であ
り、本実施例は請求項2記載の発明に対応している。な
お、本実施例では、上述実施例と同様な構成には同一の
符合を付してその説明を省略する。両図において、41は
下ヒンジであり、下ヒンジ41はベース部12および前記コ
ンタクトガラスの一辺に直交し所定の摩擦力を有する内
側面43aを備えた軸支持壁43が一体成形されている。
【0028】44は上ヒンジであり、上ヒンジ44は支持板
15および下ヒンジ41の軸支持壁43の内側面43aに摺接し
所定の摩擦力を有する外側面46aを備えた軸支持壁46が
一体成形されており、軸支持壁46は側方に撓むよう所定
の弾性力を有する弾性材料(弾性部材)により構成され
ている。軸支持壁43、46はともに一対設けられ軸支持壁
46は軸支持壁43の内方となるよう形成されており、軸支
持壁46の外側面46a間距離yは軸支持壁43の内側面43a
間距離zと略同一になるよう成形されている。また、こ
の軸支持壁43、46には回動軸48が挿入される軸穴13b、
16bが穿孔されており、回動軸48はバネ棒51により支持
されている。
【0029】バネ棒51は、回動軸48を固設された一対の
摺動ピン52と、摺動ピン52を摺動可能に両端側に遊挿さ
れた側壁パイプ53と、側壁パイプ53内に介装され摺動ピ
ン52を外方に摺動するよう付勢する所定の弾性力を有す
るスプリング(バネ材)54と、から構成されている。こ
のバネ棒51は、軸支持壁46を軸支持壁43方向に押し広げ
るようスプリング54の弾性力によって付勢し、軸支持壁
46の外側面46aを軸支持壁の内側面43aに押し付けるこ
とによって、圧板17を回動して前記コンタクトガラス上
を開放する際に、その外側面46aおよび内側面43a間の
摩擦力によって下ヒンジ41が上ヒンジ44を保持して圧板
17を所定の開度で保持するようになっている。
【0030】また、このバネ棒51は、軸支持壁46を軸支
持壁43方向に押し広げるよう常時付勢しているので、圧
板17を繰り返し回動することによって軸支持壁43、46の
内、外側面43a、46aが摩耗してもその摩耗量に応じて
軸支持壁46が軸支持壁43方向に撓み前記摩擦力を維持す
るようになっている。本実施例では、バネ棒51により軸
支持壁46の外側面46aが軸支持壁43の内側面43aに押し
付けられ、その外側面46aおよび内側面43a間に所定の
摩擦力が発生される。そのため、前記コンタクトガラス
上を開放する際に圧板17を回動しても、その摩擦力によ
り上ヒンジ44が下ヒンジ41により保持されるので、圧板
17を所定の開度で保持することができる。また、軸支持
壁46および軸支持壁43が摩耗しても軸支持壁46はバネ棒
51により押圧されその摩耗量に応じて撓むため、その摩
擦力が低下してしまうことがない。したがって、上、下
ヒンジ44、41を簡易な構成にすることができ、部品点数
の削減および小型化を実現するとともに摩耗によるガタ
ツキや摩擦力の低下を防止することができる。
【0031】次に、図8〜図14は本発明に係る原稿押え
装置のヒンジユニットの第4実施例を示す図であり、本
実施例は請求項6記載の発明に対応している。なお、本
実施例は上述第3実施例に適用した場合を説明する。ま
た、上述実施例と同様な構成には同一の符合を付してそ
の説明を省略する。図8〜図13において、68は回動軸で
あり、回動軸68はバネ棒51の摺動ピン52に固設されてお
り、図10に示す図9のA矢視図のように、この回動軸68
には法線方向に円弧部61a、62a、中央付近に平行部61
b、62bが形成されたストッパ部61および衝止部62(第
1衝止部)が設けられている。このストッパ部61および
衝止部62は互いに直交するよう回動軸68の軸面から突出
しており、ストッパ部61は摺動ピン52に近接した側に、
衝止部62は摺動ピン52から離隔した側に固設されてい
る。
【0032】この回動軸68は、軸支持壁43、46に穿孔さ
れた軸穴63b、66bに挿入されるようになっており、回
動軸68にはストッパ部61および衝止部62が設けられてい
るため、軸穴63b、66bはそれぞれ挿入可能に形成され
ている。軸穴66bは、図11に示すように、回動軸68のス
トッパ部61に対応して法線方向が円弧状に、中央が平行
な鍵穴状に形成されており、ストッパ部61を嵌合されて
圧板17を回動させる際に上ヒンジ44の回動とともに回動
軸68を連れ回して回転させるようになっている。
【0033】軸穴63bは、図8に示すように、衝止部62
よりも摺動ピン52から離隔した部位の回動軸68の軸径と
略同一に形成され回動軸68を回転自在に支持する小径部
と、前記小径部よりも大径に形成され回動軸68の衝止部
62を挿入可能な大径部とからなり、この大径部には、図
12および図13に示すように、その曲面から軸芯方向に衝
止部63c(第2衝止部)が突出している。この衝止部63
cは、図14に示すように、回動軸68が所定量回転したと
きに衝止部62の平行部62bに当接して回動軸68の回転を
衝止して回動軸68の回転を制限するようになっており、
例えば、図中実線で示すように圧板17の閉時にはそれ以
上圧板17が下降しないように、また図中一点鎖線で示す
ように前記コンタクトガラス上を開放する際には所定の
開度より圧板17が回動させてしまうことを防止するよう
になっている。
【0034】本実施例では、上述第3実施例の作用効果
に加え、圧板17を回動して前記コンタクトガラス上を開
放する際に、回動軸68のストッパ部61が軸支持壁46の軸
穴66bに嵌合しているため、上ヒンジ44の回動とともに
回動軸68が回転される。そして、圧板17が所定量回動さ
れて回動軸68も所定量回転されると、回動軸68の衝止部
62は軸穴63bの衝止部63cに当接され回動軸68の回転が
衝止されて上ヒンジ44の回動が制限され圧板17の回動が
制限される。したがって、過度の圧板17の回動を防止し
て、圧板17の開度を制限することができ、圧板17の保持
開度が決められている場合のフリーストップ機能の確実
性を向上させることができる。
【0035】次に、図15〜図18は本発明に係る原稿押え
装置のヒンジユニットの第5実施例を示す図であり、本
実施例は請求項3記載の発明に対応している。なお、本
実施例は上述第4実施例に適用した場合を説明する。ま
た、上述実施例と同様な構成には同一の符合を付してそ
の説明を省略する。図15〜図18において、78は回動軸で
あり、回動軸78は、図15に示すように、バネ棒51の摺動
ピン52に固設されており、この回動軸78にはストッパ部
61および伸縮ピン72が設けられている。このストッパ部
61および伸縮ピン72は互いに直交するよう回動軸78の設
けられており、伸縮ピン72は図16に示すように、頂部を
半球状に形成された一対の摺接部72aと、摺接部72aを
摺動可能に両端側に遊挿されたパイプ72bと、側壁パイ
プ72b内に介装され摺接部72aを外方に摺動するよう付
勢する所定の弾性力を有するスプリング72cと、から構
成され、摺動ピン52から離隔した側に固設されている。
【0036】この回動軸78は、軸支持壁43、46に穿孔さ
れた軸穴73b、66bに挿入されるようになっており、回
動軸78にはストッパ部61および伸縮ピン72が設けられて
いるため、軸穴73b、66bはそれぞれ挿入可能に形成さ
れている。軸穴73bは、図17および図18に示すように、
前記小径部と回動軸78の伸縮ピン72を挿入可能な大径部
とからなり、この大径部には衝止部63cおよび嵌合溝73
cが形成されており、回動軸78が所定量回転したときに
伸縮ピン72のパイプ72bに当接して回動軸78の回転を衝
止し回動軸78の回転を制限するとともに、回動軸78の回
転に応じて伸縮ピン72の摺接部72aが伸縮して軸穴73b
の大径部の壁面を摺動し嵌合溝73cに所定力で嵌合する
ようになっている。なお、軸穴66bは上述第4実施例で
詳述しているため詳細な説明は省略する。
【0037】本実施例では、上述第3および4実施例の
作用効果に加え、圧板17を回動して前記コンタクトガラ
ス上を開放する際に、回動軸78の回転に応じて伸縮ピン
72の摺接部72cが伸縮されその摺接部72cが圧板17の開
度に応じた嵌合溝73cに所定力で嵌合されるので、回動
軸78は嵌合溝73cが設けられた下ヒンジ41により保持さ
れる。そのため、下ヒンジ41により上ヒンジ44が保持さ
れ、圧板17をその開度で保持することができる。したが
って、フリーストップ機能の信頼性をより向上させるこ
とができる。また、伸縮ピン72の嵌合力によって回動軸
78の回動を制限するため耐久性も向上させることができ
る。
【0038】なお、本実施例では、上述第3実施例のフ
リーストップ機能の信頼性をより向上させているが、伸
縮ピンが嵌合溝に嵌合する嵌合力を調整することにより
伸縮ピンおよび嵌合溝のみによって部品点数の少ない小
型で耐久性の高いフリーストップ機能を実現することも
できることはいうまでもない。次に、図19〜図21は本発
明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの第6実施例を
示す図であり、本実施例は請求項4記載の発明に対応し
ている。なお、上述実施例と同様な構成には同一の符合
を付してその説明を省略する。
【0039】図19〜図21において、86bは嵌合穴であ
り、嵌合穴86bは上ヒンジ84の支持板15と一体に成形さ
れた軸支持壁86の外側面86aに半球形の凹状に形成され
ており、回動軸18の軸芯から所定距離となるよう複数設
けられている。87は嵌合ピンであり、嵌合ピン87は頂部
を半球径に形成されており、下ヒンジ81のベース部12に
一体に成形された軸支持壁83の内側面83aに設けられた
凹状の穴83b内に介装されたスプリング88(バネ材)に
より軸支持壁86方向に所定の押圧力で付勢され嵌合穴86
bに所定の嵌合力で嵌合するようになっている。
【0040】この嵌合ピン87は、圧板17を回動して前記
コンタクトガラス上を開放する際に、圧板17の開度に応
じてスプリング88が伸縮されて軸支持壁86の外側面86a
を摺動され圧板17の所定開度のとき嵌合穴86bに嵌合し
てその嵌合力によって上ヒンジ84を支持するようになっ
ている。本実施例では、圧板17を回動して前記コンタク
トガラス上を開放する際、嵌合ピン87が圧板17の開度に
応じて嵌合穴86bに嵌合することにより上ヒンジ84が下
ヒンジ81に保持されるので、圧板17をその開度で保持す
ることができる。したがって、上、下ヒンジ14、11を簡
易な構成にすることができ、部品点数の削減および小型
化を実現することができる。また、嵌合ピン87は軸支持
壁86の外側面86aを摺動され圧板17が所定開度のときに
嵌合穴86bに嵌合するので、耐久性を向上させることが
できる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、圧板を回
動して原稿載置台上を開放する際、第1リブが圧板の開
度に応じて第2リブに係合するので、上ヒンジを下ヒン
ジが保持することができ、圧板をその開度で保持するこ
とができる。その結果、部品点数の削減および小型化を
実現することができ、共通使用可能で低コストのヒンジ
ユニットを提供することができる。また、上、下ヒンジ
に第1、2リブを一体成形してより低コスト化すること
ができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、上、下ヒン
ジの一方の側面が他方の側面を常時押圧するので、圧板
を回動して原稿載置台上を開放する際、その押圧力によ
る上、下ヒンジ間の摩擦力により上ヒンジが下ヒンジを
保持することができ、圧板を任意の開度で保持すること
ができる。また、その摩擦力を維持することができ低下
してしまうことがない。その結果、部品点数の削減およ
び小型化を実現するとともに摩耗によるガタツキや摩擦
力の低下を防止することができ、共通使用可能で耐久性
の向上した低コストのヒンジユニットを提供することが
できる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、圧板を回動
して原稿載置台上を開放する際、伸縮ピンが伸縮して圧
板の開度に応じて嵌合溝に嵌合するので、上ヒンジを下
ヒンジが保持することができ、圧板をその開度で保持す
ることができる。その結果、部品点数の削減および小型
化を実現するとともに摩耗による影響を無くすことがで
き、共通使用可能で耐久性の向上した低コストのヒンジ
ユニットを提供することができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、圧板を回動
して原稿載置台上を開放する際、バネ材が嵌合ピンを押
圧して圧板の開度に応じて嵌合穴に嵌合させるので、上
ヒンジを下ヒンジが保持することができ、圧板をその開
度で保持することができる。その結果、部品点数の削減
および小型化を実現するとともに摩耗による影響を無く
すことができ、共通使用可能で耐久性の向上した低コス
トのヒンジユニットを提供することができる。
【0045】また、請求項5記載の発明によれば、回動
軸の軸穴から外部に臨む所定幅のスリットを設けるの
で、スリットにより回動軸が軸穴および外部間を移動す
ることができ、原稿載置台上からの圧板の取り外し作業
を容易に行なうことができる。その結果、原稿押え装置
の利便性を向上させるヒンジユニットを提供することが
できる。
【0046】請求項6記載の発明では、圧板を回動して
原稿載置台上を開放する際に、回動軸の第1衝止部およ
び軸穴の第2衝止部の一方が他方に衝止されることによ
り、上ヒンジの回動を制限するので、過度の圧板の回動
を防止することができ、圧板の開度を制限することがで
きる。その結果、フリーストップ機能の確実性の高いヒ
ンジユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの
第1実施例の全体構成を示す正面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】その図2と異なる状態を示す側面図である。
【図4】その他の態様例の全体構成を示す正面図であ
る。
【図5】本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの
第2実施例を示す分解側面図である。
【図6】本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの
第3実施例の全体構成を示す正面図である。
【図7】その要部を示す断面図である。
【図8】本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの
第4実施例の全体構成を示す正面図である。
【図9】その要部を示す断面図である。
【図10】その要部を示すA矢視図である。
【図11】図10と異なる要部を示す側面図である。
【図12】図11と異なる要部を示す側面図である。
【図13】図12に示す要部を示す拡大図である。
【図14】その要部を説明する状態図である。
【図15】本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの
第5実施例の要部構成を示す正正面図である。
【図16】その要部を示すB矢視図である。
【図17】図16と異なる要部を示す拡大側面図である。
【図18】その要部を説明する状態図である。
【図19】本発明に係る原稿押え装置のヒンジユニットの
第6実施例の要部構成を示す正正面図である。
【図20】その要部を示す一部断面拡大図である。
【図21】その側面図である。
【符号の説明】
11、41、81 下ヒンジ 13、16、23、43、46、83、86 軸支持壁 13a、43a、83a 内側面(側面) 13b、16b、63b、66b、73b 軸穴 16a、46a、86a 外側面(側面) 16a’ 裏面(側面) 14、44、84 上ヒンジ 17、17’ 圧板 17a 基端部 18、48、68、78 回動軸 21、21’ リブ(第1リブ) 22、22’ リブ(第2リブ) 23a 対向面(側面) 31 スリット 51 バネ棒 54 スプリング(バネ材) 73c 嵌合溝 78 伸縮ピン 86b 嵌合穴 87 嵌合ピン 88 スプリング(バネ材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像読取装置の原稿載置台の近傍に少
    なくとも1つ以上固設され、該原稿載置台上に設けられ
    た原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可能にその基端部
    を支持する原稿押え装置のヒンジユニットであって、 前記原稿載置台の近傍に固設される下ヒンジと、前記圧
    板に固設される上ヒンジと、上、下ヒンジの側面に設け
    られた軸穴に挿入され該上ヒンジを回動自在に支持する
    回動軸と、を備え、 前記上、下ヒンジの対向する側面のどちらか一方に少な
    くとも1つ以上の第1リブと、他方の側面に前記圧板を
    開閉するとき該圧板の開度に応じて前記第1リブに係合
    する少なくとも1つ以上の第2リブと、を設けたことを
    特徴とする原稿押え装置のヒンジユニット。
  2. 【請求項2】原稿画像読取装置の原稿載置台の近傍に少
    なくとも1つ以上固設され、該原稿載置台上に設けられ
    た原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可能にその基端部
    を支持する原稿押え装置のヒンジユニットであって、 前記原稿載置台の近傍に固設される下ヒンジと、前記圧
    板に固設される上ヒンジと、上、下ヒンジの側面に設け
    られた軸穴に挿入され該上ヒンジを回動自在に支持する
    回動軸と、を備え、 前記上、下ヒンジのどちらか一方を側方に撓む弾性部材
    により構成し、 前記回動軸に、上、下ヒンジの一方の側面を他方の側面
    に押圧するバネ材を設けたことを特徴とする原稿押え装
    置のヒンジユニット。
  3. 【請求項3】原稿画像読取装置の原稿載置台の近傍に少
    なくとも1つ以上固設され、該原稿載置台上に設けられ
    た原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可能にその基端部
    を支持する原稿押え装置のヒンジユニットであって、 前記原稿載置台の近傍に固設される下ヒンジと、前記圧
    板に固設される上ヒンジと、上、下ヒンジの側面に設け
    られた軸穴に挿入され該上ヒンジを回動自在に支持する
    回動軸と、を備え、 前記回動軸を上、下ヒンジのどちらか一方に回転しない
    よう固定し、 前記上、下ヒンジの他方の軸穴の曲面に少なくとも1つ
    以上の嵌合溝と、前記回動軸に設けられその軸の法線方
    向に伸縮し前記圧板を開閉するとき該圧板の開度に応じ
    て前記嵌合溝に嵌合する伸縮ピンと、を設けたことを特
    徴とする原稿押え装置のヒンジユニット。
  4. 【請求項4】原稿画像読取装置の原稿載置台の近傍に少
    なくとも1つ以上固設され、該原稿載置台上に設けられ
    た原稿押え用の圧板の開放端部を開閉可能にその基端部
    を支持する原稿押え装置のヒンジユニットであって、 前記原稿載置台の近傍に固設される下ヒンジと、前記圧
    板に固設される上ヒンジと、上、下ヒンジの側面に設け
    られた軸穴に挿入され該上ヒンジを回動自在に支持する
    回動軸と、を備え、 前記上、下ヒンジの対向する側面のどちらか一方に少な
    くとも1つ以上の嵌合穴と、他方の側面に前記圧板を開
    閉するとき該圧板の開度に応じて前記嵌合穴に嵌合する
    ようバネ材により押圧される少なくとも1つ以上の嵌合
    ピンと、を設けたことを特徴とする原稿押え装置のヒン
    ジユニット。
  5. 【請求項5】前記上、下ヒンジの少なくともどちらか一
    方の側面に、軸穴から外部に臨む所定幅のスリットを設
    けたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の
    原稿押え装置のヒンジユニット。
  6. 【請求項6】前記回動軸を上、下ヒンジのどちらか一方
    に回転しないように固定するとともに該回動軸の軸面の
    所定位置にその法線方向に突出した第1衝止部と、前記
    上、下ヒンジの他方の軸穴の曲面の所定位置にその軸芯
    方向に突出した第2衝止部と、を設け、 前記原稿載置台上を開放する際に、前記第1、2衝止部
    の一方が他方を衝止して圧板の開度を制限することを特
    徴とする請求項1から4の何れかに記載の原稿押え装置
    のヒンジユニット。
JP15835493A 1993-06-29 1993-06-29 原稿押え装置のヒンジユニット Pending JPH0772558A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6926493B1 (en) 1997-06-27 2005-08-09 Ebara Corporation Turbo-molecular pump
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JP2017181598A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社ナチュラレーザ・ワン ヒンジ並びにこのヒンジを備えた事務機器

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