JPH0643538Y2 - カバーの固定装置 - Google Patents

カバーの固定装置

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Publication number
JPH0643538Y2
JPH0643538Y2 JP4877192U JP4877192U JPH0643538Y2 JP H0643538 Y2 JPH0643538 Y2 JP H0643538Y2 JP 4877192 U JP4877192 U JP 4877192U JP 4877192 U JP4877192 U JP 4877192U JP H0643538 Y2 JPH0643538 Y2 JP H0643538Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
shaft
fixing device
bent portion
opened
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4877192U
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English (en)
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JPH061832U (ja
Inventor
昇 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通常は外面に出ない操
作部で、操作時に操作者により開閉されるカバーの固定
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばコントラスト調整等の調整部は普
段は調整の必要がないが、特別な場合には外面から操作
する要求が生ずることがある。このような部分は従来、
カバーを設け、そのカバーを外して調整する。このカバ
ーを固定するには例えばネジで止めるか、カバーが閉ま
る方向に付勢されたスプリングを用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらネジ式の
ものはカバーの開閉に時間が掛かり操作性が悪いばかり
でなく、外観も劣る。また、スプリング式のものは簡単
に開閉できるが、カバーが閉じる方向にスプリングが付
勢されているので、調整時に手で抑えながら作業をする
必要があり、作業性が悪い。
【0004】本考案はこのような状況に鑑みてなされた
もので、カバーを固定し作業性を向上させるようにした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本考案は、カバーの対向する辺の中央部よりも
端部寄りの部分からそれぞれ立ち上げられる爪と、爪の
間に掛け渡され弾性を有する針金で構成した軸と、軸の
中央部付近から対向する辺とは異なる辺のうち爪に近い
第1の辺の方向に折曲げられた折曲部とを備え、軸はカ
バー開放時に前記第1の辺が折曲部に押圧される位置に
取り付けられるようにしたものである。
【0006】
【作用】カバー1が閉じているときは軸4の両端部6
a、6bが筐体7の内部に当接しており、そのバネ力で
カバー1が閉じる方向の力が付勢されている。カバー1
を開くと辺1cが折曲部5を辺1cの外側方向に押し出
すので、辺1cは境界部5a、5bによって押圧され、
固定される。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、1は図示しない装置の調整部に設けられるカバーで
あり、紙面裏側が装置外面側となっている。このカバー
1の対向する辺1a、1bの中央部より図1における下
側寄り、すなわち辺1c寄りにカバー1より紙面表方向
(装置内側方向)に爪2、3が立ち上げられている。
【0008】その爪2、3の先端部分に穴2a、3aが
穿設されており、その穴2a、3aに軸4が挿入され、
カバー1はその軸4を中心に回動するようになってい
る。ている。
【0009】軸4は弾性のある針金で構成され、その中
央付近には辺1cの方向に折曲げられた折曲部5が設け
られている。また軸4の両端部6a、6bは筐体7の内
面方向に折り曲げられ、筐体7の内面に押しつけられる
ようになっており、このためバネ力が与えられ、これに
よりカバー1は軸4のバネ力により付勢され、閉じられ
ている。この結果、折曲部5はカバー1の面とほぼ平行
になっている。
【0010】軸4の取り付け高さは、カバー1を開放方
向に回動させたとき折曲部5が辺1cを滑りながら、折
曲部5を辺1c方向に押し出す位置となるように設定さ
れている。
【0011】この結果、折曲部5は辺1cに押圧され外
側方向(辺1cの方向)に押し出される。このことによ
り軸4は図2に示すように撓み、かつ回動部分は矢印方
向に移動し、カバー1が開き切った位置では折曲部5の
境界部5a、5bがカバー1の辺1cと当接したとき、
カバー1を閉じようとする軸4の回転力が0となり、手
を離してもカバー1が閉じることがない。
【0012】従って、カバー1は開いたままとなり、そ
こに現れる調整部は必要があれば両手を使用して調整す
ることができる。
【0013】カバーを閉じる場合は手でカバー1を閉じ
ると前述の動作と逆な動作を行い、撓んでいた軸4の撓
みがとれるので、図1のような状態となり、カバー1は
軸4の両端部6a、6bのバネ力によって閉じられる方
向に付勢される。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案はカバーが回
動する軸を弾性のある針金で構成し、更にその中央部分
に折り曲げ部を形成した上で、軸の両端部を筐体の内面
に当接させるように折り曲げたので、カバーが閉じられ
る方向に付勢され、そのカバーを開いたときはカバーの
一つの辺によって折曲部が外側方向に押し出されること
によって軸が撓むので、カバーが開き切った状態で折曲
部を押し出した辺はその折曲部との摩擦によって固定さ
れ、手を離しても閉じないので、内部の調整が容易にな
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図
【図2】カバーを開いたときの動作を示す斜視図
【符号の説明】
1 カバー 2、3 爪 4 軸 5 折曲部 5a、5b 境界部 6a、6b 両端部 7 筐体内部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーの対向する辺から立ち上がる爪の
    間に掛け渡された軸を中心に回動しカバー開放時にその
    端部が前記軸により押圧されることによって固定される
    カバーの固定装置において、 前記カバーの対向する辺の中央部よりも端部寄りの部分
    からそれぞれ立ち上げられる爪と、 前記爪の間に掛け渡され弾性を有する針金で構成した軸
    と、 前記軸の中央部付近から前記対向する辺とは異なる辺の
    うち前記爪に近い第1の辺の方向に折曲げられた折曲部
    とを備え、 前記軸はカバー開放時に前記第1の辺が前記折曲部に押
    圧される位置に取り付けられていることを特徴とするカ
    バーの固定装置。
JP4877192U 1992-06-19 1992-06-19 カバーの固定装置 Expired - Lifetime JPH0643538Y2 (ja)

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JP4877192U JPH0643538Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 カバーの固定装置

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JP4877192U JPH0643538Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 カバーの固定装置

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JPH061832U JPH061832U (ja) 1994-01-14
JPH0643538Y2 true JPH0643538Y2 (ja) 1994-11-14

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ID=12812542

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JP4877192U Expired - Lifetime JPH0643538Y2 (ja) 1992-06-19 1992-06-19 カバーの固定装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343410U (ja) * 1976-09-18 1978-04-14

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JPH061832U (ja) 1994-01-14

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