JPH0455580A - ラッチ装置およびラッチ装置を有する携帯形情報機器 - Google Patents

ラッチ装置およびラッチ装置を有する携帯形情報機器

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JPH0455580A
JPH0455580A JP2162958A JP16295890A JPH0455580A JP H0455580 A JPH0455580 A JP H0455580A JP 2162958 A JP2162958 A JP 2162958A JP 16295890 A JP16295890 A JP 16295890A JP H0455580 A JPH0455580 A JP H0455580A
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piece
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小林 高一
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05C3/12Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、ラップトツブ形のポータプルコンピュータや
ワードプロセッサのような小型電子機器において、その
デイスプレィユニットをベースユニットに重なり合った
閉じ位置に保持するためのラッチ装置に関する。
(従来の技術) 携帯が可能なラップトツブ形のポータプルコンピュータ
は、四角形箱形をなすベースユニットを備えている。こ
のベースユニットの前部上面には、キーボードが取り付
けられており、このキーボードの後方にフラットパネル
形のデイスプレィユニットが取り付けられている。デイ
スプレィユニットは、キーボードを覆う閉じ位置と、こ
のキーボードの操作時にキーボードの後方において起立
する開き位置との間に亘って回動し得るように、ベース
ユニットにヒンジを介して回動可能に枢支されている。
そして、このデイスプレィユニットには、これを閉じ位
置に回動させた際に、ベースユニットに係脱可能に引っ
掛かって、上記閉じ位置に保持するためのラッチ装置が
設けられている。
このラッチ装置は、デイスプレィユニットの前端外周面
に沿って延びる細長いラッチ片を備えている。ラッチ片
は、合成樹脂材料によって厚み方向に弾性変形可能に形
成され、このラッチ片の一端部には、ベースユニット側
の凹部に係脱可能に引っ掛かる爪が設けられている。そ
して、従来のラッチ片は、爪とは反対側の端部がデイス
プレィユニットにねじを介して固定されており、このラ
ッチ片の爪は、ラッチ片自体の弾性によって四部に引っ
掛かり、デイスプレィユニットを閉じ位置に保持する構
成となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ラッチ片自体の弾性を利用してデイスプレィ
ユニットを閉じ位置に保持する構成の場合には、デイス
プレィユニットを閉じたり開いたりする度にラッチ片が
弾性変形することになる。
このため、ラッチ片の耐久性を考慮すると、ラッチ片の
肉厚は、ある程度厚く形成しなくてはならない。
すると、ラッチ片の弾性力も必然的に大きくなるので、
デイスプレィユニットを閉じ位置に回動させた際には、
ラッチ片の爪が凹部に節度感を伴って係合し、デイスプ
レィユニットを閉じ位置に確実に保持できる利点がある
しかしながら、その半面、上記のようにラッチ片の弾性
力が大きくなると、デイスプレィユニットを開くに当っ
て、指先でラッチ片を変形させて四部との係合を解除さ
せる際に、このラッチ片自体の弾性力が逆に大きな抵抗
となってしまう。
このため、ラッチ片の係合解除操作が重く感じることが
あり、デイスプレィユニットの開方向への操作性を高め
る上で、いま−歩改善の余地が残されていた。
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので
、ラッチ片の耐久性を何等損なうことなく、このラッチ
片の係合解除操作を円滑に行うことができ、開閉部材の
開方向への操作性が向上するラッチ装置の提供を目的と
する。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) そこで、本発明においては、ベースと、このベースに、
ベースから起立する開き位置と、このベースに重ね合わ
される閉じ位置との間に亘って回動可能に枢支された開
閉部材と、この開閉部材の外周面に露出して設けられ、
開閉部材を閉じ位置に回動させた際に、上記ベースの外
周面に係脱可能に引っ掛かって、この開閉部材を閉じ位
置に保持する弾性変形可能な板状のラッチ片とを具備し
、 上記開閉部材のラッチ片は、開閉部材の外周面から接離
する方向に回動可能に取り付け、このラッチ片と開閉部
材との間に、ラッチ片を上記ベースに係止する方向に向
けて回動付勢するばね手段を設けたことを特徴としてい
る。
(作 用) この構成によれば、ラッチ片は、開閉部材に回動可能に
支持されているので、ラッチ片がベースに係脱する際に
は、このラッチ片自体が回動してベースとの係脱時に生
じる力を逃がすことになり、従来に比べてラッチ片の変
形度合が少なくなる。
このため、ラッチ片に無理な力が加わらずに済み、ラッ
チ片の肉厚を厚くすることなく、その耐久性を高めるこ
とができる。
その上、ラッチ片は、ばね手段の付勢力によりベースに
引っ掛かっているので、ラッチ片の係合解除時に作用す
るのは、ラッチ片の弾性復帰力よりもばね手段の付勢力
が大部分となる。このため、ラッチ片を回動可能とした
ことと合わせて、ラッチ片の係合を解除する際に大きな
抵抗が生じることもなく、このラッチ片の係合解除操作
を少ない力で以て簡単に行うことができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を、ラップトツブ形のボー汐プル
コンピュータに適用した図面にもとづいて説明する。
第11図に示されたラップトツブ形のポータプルコンピ
ュータ1は、合成樹脂製のベースユニット2を備えてい
る。このベースユニット2は、平面形状が矩形状をなす
薄い箱形に形成されている。
ベースユニット2は、底板となるボトムケース3と、こ
のボトムケース3の後部上面を覆うトップカバー4とで
構成されている。そして、このトップカバー4に連なる
ボトムケース3の前部には、キーボード5が取り付けら
れている。
トップカバー4には、開閉部材としてのフラットパネル
形のデイスプレィユニット8が取り付けられている。デ
イスプレィユニット8のハウジング9は、平板状のベー
スパネル10aと、このベースパネル10aの前面を覆
う前面パネル10bとを備えている。これらベースパネ
ル10aと前面パネル10bは、互いに重ね合わされ、
その重なり部分の四隅部がねじ(図示せず)を介して締
め付は固定されている。ベースパネル10aと前面パネ
ル10bとの間には、フラットな液晶表示装置11が収
容されている。液晶表示装置11は、画像を表示する液
晶表示画面12を備えており、この液晶表示画面12は
、前面パネル10bの開口部13を通じて外方に露出さ
れている。
デイスプレィユニット8は、キーボード5を上方から覆
う閉じ位置と、このキーボード5の後方において起立す
る開き位置との間に亘って回動し得るように、トップカ
バー4に支持されている。
デイスプレィユニット8は、閉じ位置に倒された際に、
キーボード5を上方から覆い隠す大きさを有しており、
このデイプレイユニット8を閉じ位置に倒した状態では
、第12図に示されるように、デイスプレィユニット8
の上面、左右側面および前面がベースユニット2の上面
、左右側面および前面に路面−に連続し、このデイスプ
レィユニット8がベースユニット2と共に偏平な箱形状
を形作るようになっている。
ベースユニット2のトップカバー4は、キーボード5よ
りも上方に張り出しており、このトップカバー4のキー
ボード5側の角部には、デイスプレィユニット8を枢支
するための一対の四部14a、14bが形成されている
。これら凹部14a、14bは、トップカバー4の左右
方向に離間して配置されている。一方の凹部14aは、
第13図に示すように、トップカバー4の左右方向に幅
広く形成され、この凹部14a内には、トップカバー4
内に開口する開口部15が形成されている。開口部15
は、凹部14aの底面から左右の側面に連続して開口さ
れている。この凹部14aの左右の側面に位置する開口
部15の上縁部には、半円形状の切り欠き18a、18
bが形成され、凹部14aの左側の切り欠き18aの縁
部には、凹部14a内に突出する半円筒状の突部19が
設けられている。
開口部15には、トップカバー4の内側から合成樹脂製
のカバー20が取り付けられている。カバー20の左右
両側部には、半円形状の切り欠き21a、21bが形成
されている。切り欠き21a、21bは、凹部14a側
の切り欠き18a、18bと対向して、ベースユニット
2内に開口する円形の貫通孔22a、22bを構成して
いる。左側の切り欠き21aの縁部には、半円筒状の突
部23が突設されている。この突部23は、カバー20
と開口部15とが合わされた際に、凹部14a側の突部
19と対向し合い、凹部14aの左側面に中空円筒状の
軸部24を構成するようになっている。
また、他方の四部14bは、一方の凹部14aよりも幅
狭く形成されている。この凹部14b内には、ベースユ
ニット2内に開口する貫通孔25が形成され、この貫通
孔25は、凹部14bの右側面に開口されている。
デイスプレィユニット8のハウジング9には、ベース 第11図に示すように、狐tみ≠≠Jユニット2に向か
う一対の枢支用脚部30a、30bが突設されている。
これら枢支用脚部30a、30bは、ハウジング9の左
右方向に離間しているとともに、上記ベースユニット2
の凹部14a、14bに対応して設けられている。一方
の枢支用脚部30aは、一方の凹部14a内に入り込ん
でおり、この枢支用脚部30aの左側面には、上記軸部
24が軸回り方向に回動可能に嵌合する軸受孔31が形
成されている。
さらに、この枢支用脚部30aの内部には、デイスプレ
ィユニット8をベースユニット2に対し回動可能に枢支
するヒンジ装置32が収容されている。
ヒンジ装置32は、従来周知のものと同様の構成であり
、枢支用脚部30aの内面に固定される一対のブラケッ
ト33a、33bを備えている。
ブラケット33a、33bには、互いに対向し合う軸受
壁34が形成されており、これら軸受壁34の間にヒン
ジ軸35が架設されている。ヒンジ軸35の外周には、
一対のスリーブ36a。
36bが軸回り方向に回動可能に装着されている。
スリーブ36a、3.6bは、ヒンジ軸35上において
軸受壁34と一体に回動するようになっており、これら
スリーブ36a、36bの外周には、コイルばね37が
巻き付けられている。コイルばね37は、両方のスリー
ブ36a、36bに跨がっており、その内周面がスリー
ブ36a、36bの外周面に接している。
ヒンジ軸35の一端は、枢支用脚部15Hの右側側面お
よび凹部14aの右側の貫通孔22bを貫通してベース
ユニット2内に導入されている。
このベースユニット2の内部には、ヒンジ軸35の導入
端に対向して受は金具38が設置されており、この受は
金具38にヒンジ軸35の一端の係止部39が係止され
ている。係止部39は、偏平な角柱状をなしており、上
記受は金具38との係止によりヒンジ軸35の回り止め
をなしている。
このため、ヒンジ軸35とブラケット33a。
33bとを相対的に回動させると、ヒンジ軸35上をス
リーブ36a、36bが軸回り方向に回動するので、見
掛は上、一方のスリーブ36aは、コイルばね37を巻
き締める方向に、他方のスリーブ36bは、コイルばね
37を弛める方向に回動する。すると、一方のスリーブ
36a側では、コイルばね37がスリーブ36aの外周
に密着して、これらの間に大きな摩擦力が発生し、この
摩擦力によって、ヒンジ軸35とブラケット33a。
33bとの相対的な自由な回動が抑制される。
また、他方の枢支用脚部30bは、他方の凹部14b内
に入り込んでいる。この枢支用脚部30bの右側面には
、貫通孔25に連なる連通孔40が形成されている。こ
の連通孔40が開口するトップカバー4の内側には、デ
イスプレィユニット8をベースユニット2に対し回動可
能に枢支する他のヒンジ装置41が収容されている。こ
のヒンジ装置41は、トップカバー4に固定されたブラ
ケット42と、このブラケット42に回動可能に支持さ
れたヒンジ軸43を備えている。ヒンジ軸43の先端は
、上記貫通孔25や連通孔40を通じて枢支用脚部30
b内に導入されており、この枢支用脚部30bの内部に
は、ヒンジ軸43の先端の係止部44が係止する受は金
具45が固定されている。係止部44は、偏平な角柱状
をなしており、上記受は金具45との係止によりヒンジ
軸43の回り止めをなしている。
したがって、デイスプレィユニット8の一端部は、第1
3図に示すように軸部24と軸受孔31との嵌合と、ヒ
ンジ装置32によりベースユニット2に支持され、この
デイスプレィユニット8の他端部は、第14図に示すよ
うに、他のヒンジ装置41を介してベースユニット2に
支持されている。そして、この場合、デイスプレィユニ
ット8は、ヒンジ装置32のコイルばね37とスリーブ
36a、36bとの間に生じる摩擦力により、上記閉じ
位置と開き位置との間の任意な位置で静止されるように
なっている。
なお、第13図中符号46で示すケーブルは、ベースユ
ニット2内に収容されたキーボード(図示せず)と液晶
表示装置11とを電気的に接続しており、このケーブル
46は、上記軸部24および軸受孔31の内側を通じて
配線されている。
ところで、デイスプレィユニット8のハウジング9には
、デイスプレィユニット8を閉じ位置に保持するための
ラッチ装置50が設けられている。
ラッチ装置50は、デイスプレィユニット8を閉じ位置
に倒した状態において、このデイスプレィユニット8の
前面に露出する位置に設けられておリ、このラッチ装置
50の詳細が、第1図ないし第10図に詳図されている
すなわち、ハウジング9のベースパネル10aと前面パ
ネル10bの互いに突き合わされる縁部には、左右方向
に延びる凹み51が形成されている。この凹み51は、
ハウジング9の幅方向に沿う中央部に位置しており、こ
の凹み51上には、ラッチ片52が設けられている。ラ
ッチ片52は、弾性変形可能な合成樹脂材料にて構成さ
れ、ハウジング9の幅方向に細長い長方形板状をなして
いる。ラッチ片52の一側縁部には、断面円形の細部5
3が形成されており、この軸部53が凹み51の平坦な
底面51a上に重なり合っている。
ラッチ片52の軸部53とは反対側の部分は、前面パネ
ル10bよりも張り出している。このラッチ片52の張
り出し部分は、デイスプレィユニット8を閉じ位置に倒
した状態において、ボトムケース3の前端外周面に被さ
るようになっている。
そして、ラッチ片52の張り出し部分の先端縁部は、ボ
トムケース3とは離間する方向に彎曲された指掛は部5
4をなしており、この指掛は部54に連なる先端縁部の
中央部には、係止爪55か突設されている。係止爪55
は、デイスプレィユニット8を閉じ位置に倒した際に、
ボトムケース3の前端外周面の係止凹部56に引っ掛か
り、デイスプレィユニット8を閉じ位置に保持するよう
になっている。
ラッチ片52の軸部53に連続する部分には、ハウジン
グ9内に突出する一対のフランジ部57が一体成形され
ている。フランジ部57は、軸部53の軸方向に離間し
ており、これらフランジ部57が突出スるベースパネル
10aの内部には、凹み51に隣接して一対の支持壁5
8が突設されている。支持壁58の先端は、ラッチ片5
2のフランジ部57に当接し、上記前面パネル10bの
縁部との間でこのフランジ部57を挾み込んでいる。
このため、ラッチ片52の軸部53が凹み51の底面5
1aに押し付けられ、ラッチ片52は、軸部53を支点
としてハウジング9に対し接離する方向に回動可能に枢
支されている。
支持壁58の先端面には、夫々ガイド突起59が突設さ
れている。ガイド突起59は、フランジ部57に形成し
た四角形状のガイド孔60を貫通してラッチ片52の回
動をガイドしており、このガイド突起59の縁部は、軸
部53を中心とするガイド孔60の回動軌跡に沿うよう
な円弧状に形成されている。
なお、フランジ部57には、ラッチ片52の最大回動角
度αを規制するストッパ61が突設されており、このス
トッパ61は、う・ソチ片52をノ\ウジング9から離
脱する方向に回動させた際に、前面パネル10bの内面
に当接するようになっている。
凹み51に連続するベースパネル10aの内部には、一
対のボス部63が突設されている。ボス部63は、支持
壁58の間に位置しており、これらボス部63の先端面
は、ラッチ片52のフランジ部57よりも前面パネル1
0b側に突出している。そして、これらボス部63には
、ばね手段としてのばね部材64が取り付けられている
ばね部材64は、薄い金属板を折り曲げて構成したもの
で、上記ボス部63の間に跨がる連結片65を備えてい
る。連結片65は、ボス部63にねじ66を介して締め
付は固定されており、この連結片65の両端部には、ば
ね性を有する一対の舌片67が連続して形成されている
。これら舌片67の先端は、ラッチ片52のフランジ部
57に当接して、フランジ部57を支持壁58に押し付
ける方向に押圧付勢している。
このため、ラッチ片52は、軸部53を支点としてハウ
ジング9に近接する方向、つまり係止爪55が係止凹部
56に係合する方向に常時回動付勢されている。
また、本実施例の場合、ばね部材64の連結片65には
、ラッチ片52側に延びる一対の係止片68が一体に形
成されている。係止片68は、ラッチ片52のフランジ
部57の間において、その軸部53から延びる延出部6
9に引っ掛かっており、凹み51内での軸部53のずれ
を防止している。
なお、ベースパネル10aの前面パネル10bに突き合
わされる縁部には、第9図に示すように番 引っyけ爪70が形成されており、この引っ掛は爪70
は、ボス部63の間において前面パネル10b側の突起
71に引っ掛かり、ベースパネル10aと前面パネル1
0bとを結合している。
このような構成において、デイスプレィユニット8を閉
じ位置に倒していくと、まず、ラッチ片52の係止爪5
5がボトムケース3の前面に接触し、このラッチ片52
がばね部材64の舌片67の付勢力に抗してボトムケー
ス3から離脱する方向に回動される。そして、係止爪5
5がボトムケース3の係止凹部56の位置に達すると、
ラッチ片52は、上記舌片67の付勢力により軸部53
を支点にボトムケース3側に回動変位し、係止爪55が
節度感を以て係止凹部56に弾性的に引っ掛かる。
このため、デイプレイユニット8は、閉じ位置に保持さ
れ、ポータプルコンピュータ1の全体形状が携帯に便利
な偏平な箱形となる。
一方、デイスプレィユニット8を開いてキーボード5を
使用するには、ラッチ片520指掛は部54に指先を引
っ掛け、このラッチ片52をボトムケース3から離脱す
る方向に引き起こす。すると、ラッチ片52が舌片67
の付勢力に抗して軸部53を支点に回動するので、係止
爪55と係止凹部56との係合が解除され、デイスプレ
ィユニット8を開き位置に向けて回動させることができ
る。
このようにラッチ片52は、デイスプレィユニット8の
ハウジング9に回動可能に枢支されているので、ラッチ
片52の係止爪55がボトムケース3の係止凹部56に
引っ掛がったり、あるいはここから離脱する際には、ラ
ッチ片52自体が回動することになり、上記係止凹部5
6との係脱時にこのラッチ片52に加わる力が逃がされ
る。
このため、ラッチ片自体が弾性変形する従来のものに比
べて、ラッチ片52に無理な力が加わらなくなり、この
ラッチ片52の肉厚を増すことなく、ラッチ片52の耐
久性を高めることができる。
また、ラッチ片52の係止爪55は、ばね部材64の付
勢力により係止凹部56との係止状態を維持しているの
で、ラッチ片52の係合解除時に指先に加わるのは、ラ
ッチ片52の弾性力ではなくて、ばね部材64の付勢力
が大部分となる。
したがって、ラッチ片52が回動可能であることと合わ
せて、ラッチ片52の係合を解除する際に、大きな抵抗
が生じるのを防止でき、ラッチ片52の係合解除操作を
少ない力で以て簡単に行うことができる。
なお、本発明に係るラッチ装置は、ポータプルコンピュ
ータやワードプロセッサ等の小型電子機器に特定される
ものではなく、その他の種々な分野にも適用可能なこと
は勿論である。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、ラッチ片がベースに係脱
する際には、ラッチ片自体が回動するので、このラッチ
片に無理な力が加わらなくなり、ラッチ片の肉厚を増す
ことなくその耐久性を高めることができる。
しかも、ラッチ片の係合解除時に指先に加わるのは、ラ
ッチ片の弾性力ではなくて、ばね手段の付勢力が大部分
となるから、上記ラッチ片が回動可能であることと合わ
せて、ラッチ片の係合を解除する際に、大きな抵抗が生
じるのを防止でき、ラッチ片の係合解除操作を少ない力
で簡単に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、 第1図は、ラッチ片の取り付は部分を分解して示す斜視
図、 第2図は、ラッチ片の取り付は部分の側面図、第3図は
、ラッチ片の取り付は部分の断面図、第4図は、第3図
中C−C線に沿う断面図、第5図は、第3図中C−C線
に沿う断面図、第6図は、第3図中C−C線に沿う断面
図、第7図は、第3図中C−C線に沿う断面図、第8図
は、第3図中C−C線に沿う断面図、第9図は、第3図
中C−C線に沿う断面図、第10図は、第3図中G−G
線に沿う断面図、第11図は、本発明のラッチ装置を組
み込んだポータプルコンピュータの斜視図、 第12図は、デイスプレィユニットを閉じ位置に倒した
状態のポータプルコンピュータの側面図、第13図は、
デイスプレィユニットの一方の枢支部の断面図、 第14図は、デイスプレィユニットの他方の枢支部の断
面図である。 2・・・ベース(ベースユニット)、8・・・開閉部材
(デイスプレィユニット)  52・・・ラッチ片、6
4・・・ばね手段(ばね部材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ベースと、 このベースに、ベースから起立する開き位置と、このベ
    ースに重ね合わされる閉じ位置との間に亘って回動可能
    に枢支された開閉部材と、 この開閉部材の外周面に露出して設けられ、開閉部材を
    閉じ位置に回動させた際に、上記ベースの外周面に係脱
    可能に引っ掛かって、この開閉部材を閉じ位置に保持す
    る弾性変形可能な板状のラッチ片と、 を具備し、 上記開閉部材のラッチ片は、開閉部材の外周面から接離
    する方向に回動可能に取り付け、このラッチ片と開閉部
    材との間に、ラッチ片を上記ベースに係止する方向に向
    けて回動付勢するばね手段を設けたことを特徴とするラ
    ッチ装置。
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