JP4420656B2 - 開閉体のヒンジ - Google Patents

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本発明は、例えばコピー機の原稿圧着板などの開閉体を任意の開き角度に停止保持させることができると共に、厚物原稿のコピーなどにも適用できる開閉体のヒンジに関するものである。
従来のこの種の開閉体のヒンジとしては、図6に示すように、開閉体2が水平姿勢に全閉した状態から図7のように傾斜状態に開くと、これと一体となって、第2可動側ヒンジ体11および第1可動側ヒンジ体4が、固定側ヒンジピン5を中心に回動する。この際、上記第1スライダ6′が圧縮ばねSにより第1可動側ヒンジ体4内を摺動して、その第1カム部6aは固定側カム板12の第1カム部12aに当接する。
図8に示すように、上記開閉体2を更に開くと、上記第1スライダ6′の第1カム部6a′および第2カム部6b′が、上記固定側カム板12の第1カム部12aおよび第2カム部12bにそれぞれ当接する。
次に、図9に示すように、上記開閉体2の先端部を下げて、その傾き角度を小さくすると、上記第2可動側ヒンジ体11が、第1可動側ヒンジ体4に設けられた第1可動側ヒンジピン9′を中心に回動する。この際、第1可動側ヒンジ体4に設けられた第2可動側ヒンジピン13が、上記第2可動側ヒンジ体11に形成された横長溝11b内を摺動する。また、第2スライダ7′のカム部7a′が第2可動側ヒンジ体11のカム部11cに当接している。
図10に示すように、上記開閉体2の先端部を更に下げると、上記第2可動側ヒンジピン13が上記横長溝11bの端部に当接すると共に、上記第1可動側ヒンジピン9′が縦長溝11a内を摺動して、開閉体2を水平状態にすることができる。この際、上記カム部7a′がカム部11cに当接した状態で移動する。
しかし、上記従来のヒンジは、開閉体2の開閉と上下平行移動(リフト)の機構を分けているため、開閉体2は途中まで平行に上がり、そこから回動して開き、また、閉じる場合にも、開閉体2は途中まで回動して閉まり、平行になった時点で平行に下がるようになっているため、下記のような問題点があった。
1)ブックモード(厚い本のコピー)の際に、原稿が後ろにずれる。
2)ダンパー効果を出すためのダンパーを特別に設けているために、その中のオイル変化による耐久性に問題があった。
3)開閉体の高さを調節するためのネジを設けているので、市場において、初期調整を必要とする。
4)開閉体を速く閉じようとすると、ブックモードになってしまい、時には、開閉の2段動作が機械的に発生する。
5)ブックモードの際に原稿が薄くなれば薄くなるほど、操作力は重くなる。
本発明が解決しようとする課題は、上記従来の欠点や問題点の無い開閉体のヒンジを提供することにある。
本発明の開閉体のヒンジは、コピー機本体などのベースに取り付けられた固定側ヒンジ体と、固定側ヒンジピンを介して回動自在に取り付けられた第1可動側ヒンジ体と、該第1可動側ヒンジ体に摺動可能に設けられると共にカム部を形成したスライダと、該スライダと上記第1可動側ヒンジ体の先端部との間に設けられる圧縮バネと、上記第1可動側ヒンジ体の先端部に可動側ヒンジピンを介して該第1可動側ヒンジ体とは反対方向に回動するように回動自在に取り付けられると共にコピー機の圧着板などの開閉体を取り付けた第2可動側ヒンジ体と、両端部にそれぞれ規制ピンを有し、一方の規制ピンが上記固定側ヒンジ体に形成されたカム溝に挿設されると共に他方の規制ピンが上記第2可動側ヒンジ体に形成されたカム溝に挿設されたリンクアームと、上記固定側ヒンジ体に取り付けられると共に上記スライダのカム部が上記圧縮バネにより弾性的に当接するカム部を形成した固定側カム板と、から構成されることを特徴とする。
本発明の開閉体のヒンジは、次のような利点がある。
1)開閉体を回動させながら平行移動(リフト・ダウン)させることができる。
2)開閉体の開閉動作中にリフトさせることができる。
3)リンク機構によりダンパー効果を出すようにしたので、ダンパーを特別に設ける必要がない。
4)開閉体が原稿面に平行に降りるため、原稿ずれを起こさない。
5)軽量かつ小型で、コストダウンを図ることができる。
6)市場での初期調整が不要である。
7)中折れの不自然な動作がない。
8)リフト操作が無いため手にかかる負担が軽減される。
9)厚い原稿、薄い原稿にかかわらず操作力が一定である。
図1は、本発明の開閉体のヒンジの一実施例を示す構成説明図であって、1はコピー機本体などのベース、2は圧着板などの開閉体である。上記ベース1には固定側ヒンジ体3取り付け固定されている。該固定側ヒンジ体3には、固定側ヒンジピン5を介して第1可動側ヒンジ体4が回動自在に取り付けられている。
上記第1可動側ヒンジ体4内にはスライダ6が摺動可能に設けられている。該スライダ6には第1カム部6aおよび第2カム部6bが形成されていて、上記固定側ヒンジ体3に取り付けられた固定側カム板7の第1カム部7aおよび第2カム部7bに、それぞれ圧縮バネSにより弾性的に当接するようになっている。
上記第1可動側ヒンジ体4の先端部には、可動側ヒンジピン8が取り付けられていて、これに第2可動側ヒンジ体9が回動自在に取り付けられている。
10はリンクアームであって、その基端部および先端部には、第1規制ピン10aおよび第2規制ピン10bがそれぞれ設けられている。該第1規制ピン10aは、上記固定側ヒンジ体3に形成した第1カム溝3aに挿設されている。また、上記第2規制ピン10bは、上記第2可動側ヒンジ体9に形成した第2カム溝9aに挿設されている。
次に、上記実施例のヒンジの作用について説明する。図1は開閉体2が水平姿勢に全閉した状態を示し、この全閉状態から開閉体2を図2のように平行に開くと、上記第1可動側ヒンジ体4が上記固定側ヒンジピン5を中心に回動する。この際、上記第1規制ピン10aは上記第1カム溝3aを移動しないが、上記第2規制ピン10bも上記第2カム溝9aを移動しない。また、上記固定側カム板7の第1カム部7aに当接していた上記スライダ6の第1カム部6aに当接状態で移動する。
図3は、厚物原稿を開閉体2で押さえた時のヒンジの状態を示すもので、上記第1可動側ヒンジ体4が固定側ヒンジピン5を中心に回動傾斜すると共に、該第1可動側ヒンジ体4の先端部の可動側ヒンジピン8に枢着された第2可動側ヒンジ体9が反対方向に回動して、開閉体2を水平状態に保つ。この際、上記固定側カム板7の第1カム部7aに当接している上記スライダ6の第1カム部6aは多少摺動する。また、上記第1規制ピン10aおよび第2規制ピン10bは、上記第1カム溝3aおよび第2カム溝9aに対して、図1と同じ状態に位置する。
図4に示すように、開閉体2を更に開くと、上記第1可動側ヒンジ体4は、更に上記固定側ヒンジピン5を中心に回動し、上記第1規制ピン10aは上記第1カム溝3aに沿って移動する。上記スライダ6の第2カム部6bは第2カム部7aに当接状態で移動する。
図5は、開閉体2を使用最大状態まで開いた時のヒンジの状態を示すもので、上記第1可動側ヒンジ体4及び上記第2可動側ヒンジ体9は固定側ヒンジピン5を中心に更に回動して傾斜を強める。この際、上記第1カム部7aには第2カム部6bが当接するようになるが、上記第1規制ピン10aは、上記第1カム溝3aの端部に移動して停止する。
本発明のヒンジは原稿圧着板のヒンジに限定するものではなく、例えば、コピー機、スキャナー、コピーとスキャナーの複合機、又は蓋、などのヒンジであってもよい。
本発明の開閉体のヒンジの一実施例を示す縦断面の構成説明図である。 図1のヒンジの第1の作用説明図である。 図1のヒンジの第2の作用説明図である。 図1のヒンジの第3の作用説明図である。 図1のヒンジの第4の作用説明図である。 従来の開閉体のヒンジを示す縦断面の構成説明図である。 図6のヒンジの第2の作用説明図である。 図6のヒンジの第3の作用説明図である。 図6のヒンジの第4の作用説明図である。 図6のヒンジの第5の作用説明図である。
符号の説明
1 ベース
2 開閉体
3 固定側ヒンジ体
3a 第1カム溝
4 第1可動側ヒンジ体
5 固定側ヒンジピン
6 スライダ
6a 第1カム部
6b 第2カム部
7 固定側カム板
7a 第1カム部
7b 第2カム部
8 可動側ヒンジピン
9 第2可動側ヒンジ体
9a 第2カム溝
10 リンクアーム
10a 第1規制ピン
10b 第2規制ピン
S 圧縮バネ

Claims (1)

  1. コピー機本体などのベースに取り付けられた固定側ヒンジ体と、固定側ヒンジピンを介して回動自在に取り付けられた第1可動側ヒンジ体と、該第1可動側ヒンジ体に摺動可能に設けられると共にカム部を形成したスライダと、該スライダと上記第1可動側ヒンジ体の先端部との間に設けられる圧縮バネと、上記第1可動側ヒンジ体の先端部に可動側ヒンジピンを介して該第1可動側ヒンジ体とは反対方向に回動するように回動自在に取り付けられると共にコピー機の圧着板などの開閉体を取り付けた第2可動側ヒンジ体と、両端部にそれぞれ規制ピンを有し、一方の規制ピンが上記固定側ヒンジ体に形成されたカム溝に挿設されると共に他方の規制ピンが上記第2可動側ヒンジ体に形成されたカム溝に挿設されたリンクアームと、上記固定側ヒンジ体に取り付けられると共に上記スライダのカム部が上記圧縮バネにより弾性的に当接するカム部を形成した固定側カム板と、から構成されることを特徴とする開閉体のヒンジ。
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