JPS593735B2 - 移動体の移動阻止機構 - Google Patents
移動体の移動阻止機構Info
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- JPS593735B2 JPS593735B2 JP51023777A JP2377776A JPS593735B2 JP S593735 B2 JPS593735 B2 JP S593735B2 JP 51023777 A JP51023777 A JP 51023777A JP 2377776 A JP2377776 A JP 2377776A JP S593735 B2 JPS593735 B2 JP S593735B2
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- swing support
- movable
- movable body
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- locking
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 title claims description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 16
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原稿台あるいは光学系等の移動体を往復動自
在に支持するとともに、装置本体に対し開閉自在になし
た上部機体が水平から傾斜態位に開放されたとき、上記
移動体がこの自重により移動するのを防止するようにし
た移動体の幾動阻止機構に関するものである。
在に支持するとともに、装置本体に対し開閉自在になし
た上部機体が水平から傾斜態位に開放されたとき、上記
移動体がこの自重により移動するのを防止するようにし
た移動体の幾動阻止機構に関するものである。
第1図は、本発明が適用される複写装置の一例を示すも
のである。
のである。
この複写装置は上部機体が開閉自在となつていて、シー
ト通路を全面的に開放し得るようになつている。即ち、
第1図において、装置本体1の軸2には揺動支持体3の
基部が枢着されており、同体3には光学系4、チャージ
ャー5、上部側の定着装置6などが取付けられている。
また、揺動支持体3の両側板8、9(第2図参照)には
感光体ドラム11を園芸した軸7が支承されている。こ
れらの機器類を備えた揺動支持体3は軸2を中心にして
手操作で通常の使用状態における閉じた状態の水平態位
から、傾斜態位へ回動し得るようになつていて、既に述
べたようにシート通路が全開されジャム紙の除去や感光
体の交換あるいは保全上の操作が頗る容易となつている
。さて、上述した揺動支持体3の上部には移動鉢部ち、
原稿台12が往復動自在に設けられており、この原稿台
12は、第2図に示す如く両側板8、9に、ベアリング
13、摺動用ボール14等の支持手段によつて保持され
ており、極く軽い負荷で移動自在となつている。原稿台
12は複写が行われるときにおいて、第3図に示す如く
、ストロークSだけ往復動し、矢印a方向の往動時に、
感光体ドラム11(第1図参照)の感光体上にスリット
露光が行われるようになつている。ところで、上記原稿
台12の往復動動作を行わせるための駆動機構は次のよ
うになつている。即ち、第4図において、感光体ドラム
11の軸7には往動用歯車15が園芸されるとともに、
復動用歯車16が回動自在に支持されている。そして、
軸Tに枢着されたワイヤードラム18と上記両歯車との
間には電磁クラッチ19、21が設けられ一方の電磁ク
ラッチ19が励磁されたとき駆動ピニオン22によつて
矢印を方向に常回転する往動用歯車15とワイヤードラ
ム18が連結されて、同ドラム18は同方法に回転し、
滑車23を介してワイヤー24を引張り、第3図に示す
如く、原稿台12を矢印a方向に往動させる。一方、復
動のときは電磁クラツチ21が励磁されて、駆動ピニオ
ン25によつて矢印c方向に回転する復動用歯車16と
ワイヤードラム18が連結されてこれは同方向に回転し
、第3図に示す如く原稿台12を復動させるようになつ
ている。ところで、複写動作が行われていないときにお
いては、電磁クラツチ19,21は切れた状態となつて
おり、従つて、軸7に枢着されたワイヤードラム18は
これの駆動機構に対し連結関係が断たれた状態になり、
第3図において、原稿台12は手動により自由な状態で
移動操作ができることになる。
ト通路を全面的に開放し得るようになつている。即ち、
第1図において、装置本体1の軸2には揺動支持体3の
基部が枢着されており、同体3には光学系4、チャージ
ャー5、上部側の定着装置6などが取付けられている。
また、揺動支持体3の両側板8、9(第2図参照)には
感光体ドラム11を園芸した軸7が支承されている。こ
れらの機器類を備えた揺動支持体3は軸2を中心にして
手操作で通常の使用状態における閉じた状態の水平態位
から、傾斜態位へ回動し得るようになつていて、既に述
べたようにシート通路が全開されジャム紙の除去や感光
体の交換あるいは保全上の操作が頗る容易となつている
。さて、上述した揺動支持体3の上部には移動鉢部ち、
原稿台12が往復動自在に設けられており、この原稿台
12は、第2図に示す如く両側板8、9に、ベアリング
13、摺動用ボール14等の支持手段によつて保持され
ており、極く軽い負荷で移動自在となつている。原稿台
12は複写が行われるときにおいて、第3図に示す如く
、ストロークSだけ往復動し、矢印a方向の往動時に、
感光体ドラム11(第1図参照)の感光体上にスリット
露光が行われるようになつている。ところで、上記原稿
台12の往復動動作を行わせるための駆動機構は次のよ
うになつている。即ち、第4図において、感光体ドラム
11の軸7には往動用歯車15が園芸されるとともに、
復動用歯車16が回動自在に支持されている。そして、
軸Tに枢着されたワイヤードラム18と上記両歯車との
間には電磁クラッチ19、21が設けられ一方の電磁ク
ラッチ19が励磁されたとき駆動ピニオン22によつて
矢印を方向に常回転する往動用歯車15とワイヤードラ
ム18が連結されて、同ドラム18は同方法に回転し、
滑車23を介してワイヤー24を引張り、第3図に示す
如く、原稿台12を矢印a方向に往動させる。一方、復
動のときは電磁クラツチ21が励磁されて、駆動ピニオ
ン25によつて矢印c方向に回転する復動用歯車16と
ワイヤードラム18が連結されてこれは同方向に回転し
、第3図に示す如く原稿台12を復動させるようになつ
ている。ところで、複写動作が行われていないときにお
いては、電磁クラツチ19,21は切れた状態となつて
おり、従つて、軸7に枢着されたワイヤードラム18は
これの駆動機構に対し連結関係が断たれた状態になり、
第3図において、原稿台12は手動により自由な状態で
移動操作ができることになる。
この状態において、例えば第1図に示すように揺動支持
体3を軸2を中心にして水平から傾斜態位に解放したと
き、ベアリング等の手段によつて支持された原稿台12
はこの自重により矢印方向に移動してしまうことになり
、機能上および操作上において極めて不都合となる。本
発明の目的は、装置本体に対し上述した揺動支持体の如
き上部機体が開閉し得るものにおいて、これに設けられ
た原稿台の如き移動体が、上記上部機体が傾斜態位に解
放された状態において、移動してしまうのを防止し、機
能上および操作上においての不具合を生じないようにす
ることにある。
体3を軸2を中心にして水平から傾斜態位に解放したと
き、ベアリング等の手段によつて支持された原稿台12
はこの自重により矢印方向に移動してしまうことになり
、機能上および操作上において極めて不都合となる。本
発明の目的は、装置本体に対し上述した揺動支持体の如
き上部機体が開閉し得るものにおいて、これに設けられ
た原稿台の如き移動体が、上記上部機体が傾斜態位に解
放された状態において、移動してしまうのを防止し、機
能上および操作上においての不具合を生じないようにす
ることにある。
以下、図示の一実施例によつて本発明を説明すると、第
4図において、ワイヤードラム18に、ラチエツト輪3
0を一体もしくは実質的に一体に設ける。また、第5図
に示す如く揺動支持体3の側板9(第2図参照)から張
り出すように軸31を同板9に固植し、同軸31に係止
部材32を枢着する。係止部材32の一端には、ラチエ
ツト輪30の歯部30aに係合する係止爪33を設ける
とともに、係止部材32にはばね34の弾力作用により
軸31の周りに反時計方向即ち係止爪33がラチエツト
輪30にかみ合う方向の回動習性を与えておく。そして
、装置本体1の側板に不動の係止ピン35を設けておき
、これに係止部材32の他端部32aを係合させるよう
にして、上述した反時計方向への回動習性を阻止させて
おく。このようにして本実施例における係止装置が構成
される。さて、第5図は揺動支持体3が水平態位におか
れている状態を示しており、この状態で係止部材32の
係止爪33はラチエツト輪30の歯部から離れている。
ここで、ジヤムが生じたりしてシートを取り除くために
揺動支持体3を第1図に示す如く解放する方向に回動さ
せると、原稿台3はこの自重により、示矢方向に移動し
ようとし、この結果、ワイヤー24を介したラチエツト
輪30は第6図に示すように矢印方向に回動しようとす
る。第6図は揺動支持体3が丁度開かれようとしている
初期の状態を示しており、これに伴つて第5図に示す如
く係止部材32の他腕部32aは係止ピン35から離れ
ようとするが、ばね34の弾力によつて他腕部32aは
係止ピン35に当接しながら、この状態で係止部材32
は、軸31の周りに第5図即ち、第6図において仮想線
で示す原態位から実線で示す位置へ左旋し、係止爪33
がラチエツト輪30の歯部30aにかみ合う。この結果
、ラチエツト輪30が矢印方向に回転しようとするのを
防止し、よつて原稿台12の矢印方向(第1図参照)へ
の移動が阻止される。即ち、この動作によつて自動口゛
ンクがなされること(こなる。そして、係止爪33がラ
チエツト輪30に係合すると同時に係止部材32の他腕
部32aは係止ピン35から離れてゆき、引き続いての
揺動支持体3の解放動作に伴つて上記ロツク状態が維持
される。従つて、揺動支持体3の解放角度に拘らず、原
稿台12の移動が阻止される。次に、揺動支持体12を
閉じるときにおいては、第6図に示す如く、係止部材3
2の他腕部32aが係止ピン35に衝突し、これととも
に係止部材32がばね34の弾力に抗して軸31の周り
に右旋し、仮想線で示す如く係止爪33はラチエツト輪
30の歯部30aから離間し、そのロツク動作が自動的
に解除される。
4図において、ワイヤードラム18に、ラチエツト輪3
0を一体もしくは実質的に一体に設ける。また、第5図
に示す如く揺動支持体3の側板9(第2図参照)から張
り出すように軸31を同板9に固植し、同軸31に係止
部材32を枢着する。係止部材32の一端には、ラチエ
ツト輪30の歯部30aに係合する係止爪33を設ける
とともに、係止部材32にはばね34の弾力作用により
軸31の周りに反時計方向即ち係止爪33がラチエツト
輪30にかみ合う方向の回動習性を与えておく。そして
、装置本体1の側板に不動の係止ピン35を設けておき
、これに係止部材32の他端部32aを係合させるよう
にして、上述した反時計方向への回動習性を阻止させて
おく。このようにして本実施例における係止装置が構成
される。さて、第5図は揺動支持体3が水平態位におか
れている状態を示しており、この状態で係止部材32の
係止爪33はラチエツト輪30の歯部から離れている。
ここで、ジヤムが生じたりしてシートを取り除くために
揺動支持体3を第1図に示す如く解放する方向に回動さ
せると、原稿台3はこの自重により、示矢方向に移動し
ようとし、この結果、ワイヤー24を介したラチエツト
輪30は第6図に示すように矢印方向に回動しようとす
る。第6図は揺動支持体3が丁度開かれようとしている
初期の状態を示しており、これに伴つて第5図に示す如
く係止部材32の他腕部32aは係止ピン35から離れ
ようとするが、ばね34の弾力によつて他腕部32aは
係止ピン35に当接しながら、この状態で係止部材32
は、軸31の周りに第5図即ち、第6図において仮想線
で示す原態位から実線で示す位置へ左旋し、係止爪33
がラチエツト輪30の歯部30aにかみ合う。この結果
、ラチエツト輪30が矢印方向に回転しようとするのを
防止し、よつて原稿台12の矢印方向(第1図参照)へ
の移動が阻止される。即ち、この動作によつて自動口゛
ンクがなされること(こなる。そして、係止爪33がラ
チエツト輪30に係合すると同時に係止部材32の他腕
部32aは係止ピン35から離れてゆき、引き続いての
揺動支持体3の解放動作に伴つて上記ロツク状態が維持
される。従つて、揺動支持体3の解放角度に拘らず、原
稿台12の移動が阻止される。次に、揺動支持体12を
閉じるときにおいては、第6図に示す如く、係止部材3
2の他腕部32aが係止ピン35に衝突し、これととも
に係止部材32がばね34の弾力に抗して軸31の周り
に右旋し、仮想線で示す如く係止爪33はラチエツト輪
30の歯部30aから離間し、そのロツク動作が自動的
に解除される。
以上のように簡単な構成で自動的なロツクおよびその解
除動作が可能であり、手動で行うものと違つて操作上頗
る有利である。ところで、本発明においては、上部機体
が開閉し、しかもこれに支持体された移動体としての機
能を有する光学系が、所定のストロークで移動する型式
の複写装置にも適用することができる。
除動作が可能であり、手動で行うものと違つて操作上頗
る有利である。ところで、本発明においては、上部機体
が開閉し、しかもこれに支持体された移動体としての機
能を有する光学系が、所定のストロークで移動する型式
の複写装置にも適用することができる。
即ち、第7図は上記型式の複写装置の一例を示したもの
で、本体装置40に対し上部機体即ち、揺動支持体41
が軸42を中心にして矢印方向に開放し得るようになつ
ている。揺動支持体41には、図における如く光源ラン
プ4&第1ミラー44、第2ミラー45、インミラーレ
ンズ46および第4ミラー47等で構成された光学系が
格納されている。この光学系の内の光源ランプ43、第
1ミラー44、第2ミラー45等は次に述べるように所
定の速度でかつ所定の光学距離を移動するようになつて
いる。即ち、第8図において、駆動側の正逆転し得るよ
うになした駆動ピニオン48によつて回転させられる歯
車49と定滑車51との間には電磁クラツチ52が介装
されており、これが適持に励磁されて定滑車51が矢印
方向に回動したとき、ワイヤー50および定滑車53を
介して、支持部材54に回動自在に支持された動滑車5
5を矢印方向に移動させる。また、その動滑車55の動
作によつてワイヤー50を固着したところの支持部材5
8に固設された第1ミラー44は光源ランプ43ととも
に矢印d方向に移動し、また、第2ミラー45は同方向
にしかも上記第1ミラー44に対し1/2の速度で移動
するように構成されている。この移動動作即ち、往動動
炸によつて第7図に示す如く感光体ドラム50の回転動
作に応じて、不動の原稿台59上に載置された原稿に対
応する静電潜像が形成される。なお、復動時においては
、駆動ピニオン48が逆転し、電磁クラツチ52が励磁
されて定滑車51は矢印方向とは逆方向に回転し、上述
した可動の光学系を復動させるようになつている。とこ
ろで、この種の複写装置においては、第7図に示す如く
、揺動支持体41内に格納された光学系に対し複写シー
トの移動通路は通常、その下部側に配設される。
で、本体装置40に対し上部機体即ち、揺動支持体41
が軸42を中心にして矢印方向に開放し得るようになつ
ている。揺動支持体41には、図における如く光源ラン
プ4&第1ミラー44、第2ミラー45、インミラーレ
ンズ46および第4ミラー47等で構成された光学系が
格納されている。この光学系の内の光源ランプ43、第
1ミラー44、第2ミラー45等は次に述べるように所
定の速度でかつ所定の光学距離を移動するようになつて
いる。即ち、第8図において、駆動側の正逆転し得るよ
うになした駆動ピニオン48によつて回転させられる歯
車49と定滑車51との間には電磁クラツチ52が介装
されており、これが適持に励磁されて定滑車51が矢印
方向に回動したとき、ワイヤー50および定滑車53を
介して、支持部材54に回動自在に支持された動滑車5
5を矢印方向に移動させる。また、その動滑車55の動
作によつてワイヤー50を固着したところの支持部材5
8に固設された第1ミラー44は光源ランプ43ととも
に矢印d方向に移動し、また、第2ミラー45は同方向
にしかも上記第1ミラー44に対し1/2の速度で移動
するように構成されている。この移動動作即ち、往動動
炸によつて第7図に示す如く感光体ドラム50の回転動
作に応じて、不動の原稿台59上に載置された原稿に対
応する静電潜像が形成される。なお、復動時においては
、駆動ピニオン48が逆転し、電磁クラツチ52が励磁
されて定滑車51は矢印方向とは逆方向に回転し、上述
した可動の光学系を復動させるようになつている。とこ
ろで、この種の複写装置においては、第7図に示す如く
、揺動支持体41内に格納された光学系に対し複写シー
トの移動通路は通常、その下部側に配設される。
従つてこのような配置構成上の点から、揺動支持体41
を傾斜態位に開いて、上記通路を解放させるものにおい
ては、その傾斜態位時に、前述した可動の光学系がこの
自重により動いてしまうことになる。即ち、第8図にお
いて、駆動機構が不作動状態のときなんとすれば電磁ク
ラツチ52の不作動時において、定滑車51は軸61に
対し自由な状態で回転させることができ、従つて案内ス
テー56,57によつてガイドされる第1ミラー44、
第2ミラー45の如き光学系は手操作で往復動させるこ
とができ、揺動支持体41の傾斜態位時に、上記可動の
光学系およびこれを支持する部材は、これらの自重によ
り往動方向へ動いてしまうことになる。そこで、軸61
に対し回動自在にした定滑車51に、ラチエツト輪62
を一体もしくは実質的に一体に設けるとともに、係止部
材63を揺動支持体41(第7図参照)の側板(図示さ
れず)に設ける。さらに本体装置40(第7図参照)の
側板に係止ピン(図示されず)を設けて、前記実施例即
ち、第5図に示すような構成にする。このように構成す
ることにより前記実施例と同様に、移動体としての光学
系がこの自重により移動するのを防止するのを防止する
ことができ、従つて光学系としての機能を損うおそれが
ない。ところで、第9図は本発明の別の実施例を示すも
ので、装置本体70に対し揺動支持体71が装置本体側
の軸72を中心にして開閉自在となつており、同支持体
71には原稿台の如き移動体73が前記実施例と同様に
往復動自在に支持されている。
を傾斜態位に開いて、上記通路を解放させるものにおい
ては、その傾斜態位時に、前述した可動の光学系がこの
自重により動いてしまうことになる。即ち、第8図にお
いて、駆動機構が不作動状態のときなんとすれば電磁ク
ラツチ52の不作動時において、定滑車51は軸61に
対し自由な状態で回転させることができ、従つて案内ス
テー56,57によつてガイドされる第1ミラー44、
第2ミラー45の如き光学系は手操作で往復動させるこ
とができ、揺動支持体41の傾斜態位時に、上記可動の
光学系およびこれを支持する部材は、これらの自重によ
り往動方向へ動いてしまうことになる。そこで、軸61
に対し回動自在にした定滑車51に、ラチエツト輪62
を一体もしくは実質的に一体に設けるとともに、係止部
材63を揺動支持体41(第7図参照)の側板(図示さ
れず)に設ける。さらに本体装置40(第7図参照)の
側板に係止ピン(図示されず)を設けて、前記実施例即
ち、第5図に示すような構成にする。このように構成す
ることにより前記実施例と同様に、移動体としての光学
系がこの自重により移動するのを防止するのを防止する
ことができ、従つて光学系としての機能を損うおそれが
ない。ところで、第9図は本発明の別の実施例を示すも
ので、装置本体70に対し揺動支持体71が装置本体側
の軸72を中心にして開閉自在となつており、同支持体
71には原稿台の如き移動体73が前記実施例と同様に
往復動自在に支持されている。
移動体73の下部には鋸歯状の歯が形成されており、こ
の歯には軸72に枢着された係止部材74の一端部に形
成された爪部74aが係合し得るようになつている。即
ち、第9図において、係止部材74には中央思案ばね6
9が連結されていて、揺動支持71を解放させる方向に
回動さセると、移動体73の基部側下側縁73aが係止
部材74の他端部を押圧し、同部材74を右旋せしめる
。そして、同部材74かある位置まで右旋すると、その
部材17は、ばね69の弾力によつて強制的に回動せし
められ、この際、爪部74aが第10図に示す如く上述
した歯にかみ合う。この際、移動体73は矢印方向に移
動しようとするが、この動きは上記係止部材74によつ
て阻止され、しかも移動体73の自重による右方への移
動習性によつて係止部材74による係合動作は確実に保
持される。なお、揺動支持体71の閉鎖時においては、
係止部材74が移動体73と共に左旋し、中央思案点を
過ぎると、ばね69の弾力により、係止部材74は強制
的に回動せしめられ、この際、爪部74aが移動体73
の歯から離隔する。係止装置としてかくの如く構成する
ことによつて、移動体の移動を阻止させることができる
が、この他に第11図に示すような構成にしてもよい。
即ち、装置本体80に対し、揺動支持体81を開閉自在
に支持する軸82に、鋸歯状歯を有する係止桿83を枢
着し、この把手83aを握つて第12図に示す如く揺動
支持体81を解放する方向に回動させ、移動体84に設
けた係止部材85を上記鋸歯状歯に係合させるようにし
て、移動体の移動を阻止させるようにしてもよい。以上
、本発明によれば、装置本体に対し、開閉し得る揺動支
持体の如き上部機体が、傾斜態位に解放された状態にお
いて、これに往復動自在に設けられた原稿台、光学系等
の如き移動体がこれらの自重により移動するのを防止す
ることができ、その移動によつて生ずる機能上および操
作上においての不具合を防止することができる。
の歯には軸72に枢着された係止部材74の一端部に形
成された爪部74aが係合し得るようになつている。即
ち、第9図において、係止部材74には中央思案ばね6
9が連結されていて、揺動支持71を解放させる方向に
回動さセると、移動体73の基部側下側縁73aが係止
部材74の他端部を押圧し、同部材74を右旋せしめる
。そして、同部材74かある位置まで右旋すると、その
部材17は、ばね69の弾力によつて強制的に回動せし
められ、この際、爪部74aが第10図に示す如く上述
した歯にかみ合う。この際、移動体73は矢印方向に移
動しようとするが、この動きは上記係止部材74によつ
て阻止され、しかも移動体73の自重による右方への移
動習性によつて係止部材74による係合動作は確実に保
持される。なお、揺動支持体71の閉鎖時においては、
係止部材74が移動体73と共に左旋し、中央思案点を
過ぎると、ばね69の弾力により、係止部材74は強制
的に回動せしめられ、この際、爪部74aが移動体73
の歯から離隔する。係止装置としてかくの如く構成する
ことによつて、移動体の移動を阻止させることができる
が、この他に第11図に示すような構成にしてもよい。
即ち、装置本体80に対し、揺動支持体81を開閉自在
に支持する軸82に、鋸歯状歯を有する係止桿83を枢
着し、この把手83aを握つて第12図に示す如く揺動
支持体81を解放する方向に回動させ、移動体84に設
けた係止部材85を上記鋸歯状歯に係合させるようにし
て、移動体の移動を阻止させるようにしてもよい。以上
、本発明によれば、装置本体に対し、開閉し得る揺動支
持体の如き上部機体が、傾斜態位に解放された状態にお
いて、これに往復動自在に設けられた原稿台、光学系等
の如き移動体がこれらの自重により移動するのを防止す
ることができ、その移動によつて生ずる機能上および操
作上においての不具合を防止することができる。
第1図は本発明が適用される。
原稿台が移動する型式の複写装置の一例を示す正面図、
第2図は上記装置における原稿台の縦断面図、第3図は
原稿台を所定行程量移動させる機構を略図的に示す正面
図、第4図は上記機構の一例を示す斜視図、第5図は本
発明の一実施例の移動体の移動阻止機構を示す正面図、
第6図は上記機構の移動体の移動阻止作用を示す正面図
、第7図は本発明が適用される、光学系が移動する型式
の複写装置の一例を示す正面図、第8図は上記光学系の
駆動機構の一例を示す斜視図である。第9図は本発明の
別の実施例を示す正面図、第10図は同上の実施例にお
ける移動体の移動動作が阻止されている態様を示す正面
図、第11図は本発明のさらに別の実施例を示す正面図
、第12図は同上の実施例における移動体の移動動作が
阻止されている態様を示す正面図である。1,40・・
・・・・装置本体、3,41・・・・・・揺動支持体、
12,43,44,45・・・・・・移動体。
第2図は上記装置における原稿台の縦断面図、第3図は
原稿台を所定行程量移動させる機構を略図的に示す正面
図、第4図は上記機構の一例を示す斜視図、第5図は本
発明の一実施例の移動体の移動阻止機構を示す正面図、
第6図は上記機構の移動体の移動阻止作用を示す正面図
、第7図は本発明が適用される、光学系が移動する型式
の複写装置の一例を示す正面図、第8図は上記光学系の
駆動機構の一例を示す斜視図である。第9図は本発明の
別の実施例を示す正面図、第10図は同上の実施例にお
ける移動体の移動動作が阻止されている態様を示す正面
図、第11図は本発明のさらに別の実施例を示す正面図
、第12図は同上の実施例における移動体の移動動作が
阻止されている態様を示す正面図である。1,40・・
・・・・装置本体、3,41・・・・・・揺動支持体、
12,43,44,45・・・・・・移動体。
Claims (1)
- 1 移動体を往復動自在に支持し、装置本体に対し、常
使用時における閉じた状態から開放傾針態位に回動自在
の揺動支持体と、上記移動体を往復動させる駆動機構と
を有する複写装置において、上記揺動支持体が閉じられ
た状態において上記移動体を、上記駆動機構により往復
動自在になし、上記揺動支持体を解放する方向に回動さ
せたとき、上記移動体がこの自重により移動しようとす
るのを防止する係止装置を、上記移動体または同移動体
と連動して移動する部材と装置本体との間に介装するよ
うになしたことを特徴とする移動体の移動阻止機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51023777A JPS593735B2 (ja) | 1976-03-05 | 1976-03-05 | 移動体の移動阻止機構 |
US05/772,682 US4128334A (en) | 1976-03-05 | 1977-02-28 | Anchorage for a moving body |
GB9054/77A GB1572660A (en) | 1976-03-05 | 1977-03-03 | Reprographic machines |
DE2709539A DE2709539C2 (de) | 1976-03-05 | 1977-03-04 | Kopiergerät mit an einem schwenkbaren Gehäuseoberteil befestigter, photoleitfähiger Fläche |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51023777A JPS593735B2 (ja) | 1976-03-05 | 1976-03-05 | 移動体の移動阻止機構 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59237842A Division JPS60227248A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 移動体の移動阻止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52107841A JPS52107841A (en) | 1977-09-09 |
JPS593735B2 true JPS593735B2 (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=12119755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51023777A Expired JPS593735B2 (ja) | 1976-03-05 | 1976-03-05 | 移動体の移動阻止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593735B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5521085A (en) * | 1979-05-07 | 1980-02-14 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Electrophotographic copier |
JPS59102224A (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機の走査系制御装置 |
JPS59111631A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機における光学系駆動用モ−タのブレ−キ機構 |
JPS59188630A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-26 | Mita Ind Co Ltd | 静電複写機 |
JPS59201039A (ja) * | 1983-04-30 | 1984-11-14 | Kyocera Corp | 複写機 |
JPS601144U (ja) * | 1983-06-15 | 1985-01-07 | 京セラミタ株式会社 | 複写機における原稿台の移動阻止機構 |
JP2527433B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1996-08-21 | 三田工業株式会社 | 画像形成装置 |
JPH0446279Y2 (ja) * | 1987-05-15 | 1992-10-30 |
-
1976
- 1976-03-05 JP JP51023777A patent/JPS593735B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52107841A (en) | 1977-09-09 |
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