JPS609787Y2 - 電子複写機における原稿テ−ブル駆動装置 - Google Patents

電子複写機における原稿テ−ブル駆動装置

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JPS609787Y2
JPS609787Y2 JP16011579U JP16011579U JPS609787Y2 JP S609787 Y2 JPS609787 Y2 JP S609787Y2 JP 16011579 U JP16011579 U JP 16011579U JP 16011579 U JP16011579 U JP 16011579U JP S609787 Y2 JPS609787 Y2 JP S609787Y2
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JP
Japan
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document table
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rack
electronic copying
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JP16011579U
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JPS5677847U (ja
Inventor
守 下野
雅夫 斎藤
博 青谷
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株式会社東芝
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【考案の詳細な説明】 本考案は、原稿を載置する原稿テーブルを移動させて原
稿を走査する電子複写機における原稿テーブル駆動装置
に関する。
原稿を載置する原稿テーブルを移動させて原稿を走査す
る電子複写機においては、露光光学系の保守、点検およ
び紙詰りの排除を行なうために内部機構を開放して外部
から直接手を挿入してこれらの操作を行えることが望ま
しい。
そのために、原稿テーブルを本体に枢支して回動自在と
するこが考えられるが、そのためには原稿テーブルを駆
動する機構に種々の工夫を必要とする。
すなわち、原稿テーブルを回動して開いた際には原稿テ
ーブルをその駆動機構から離すようにして原稿テーブル
が不用意に駆動されることを防止する必要がある。
本考案は、上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、原稿テーブルを回動自在として内部
の保守点検を容易とするとともに保守点検の際に原稿テ
ーブルが不用意に駆動されることを防止し、かつ原稿テ
ーブルの点検が容易かつ安全に行えるようにした電子複
写機における原稿テーブル駆動装置を提供しようとする
ものである。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は電子複写機の外観を示すもので、図中1は電子
複写機の本体で、この本体1の上部には左端側を気侭と
して上方に回動し得る上部ユニット2が設けられている
とともに本体1の前面上部には操作パネル3、カウンタ
4およびクリップ入れ5等を配設した操作部6が設けら
れている。
また、本体1の右側面側にはカセット7およびコピー受
8が装着されているとともにカセット着脱レバー9およ
び第1の上部ユニットロック解除レバー10が配設され
ている。
なお、11は第2の上部ユニットロック解除レバーであ
り、12は原稿押えカバー13を有した往復動自在の原
稿テーブルである。
また、第2図に示すように上部ユニット2は原稿テーブ
ル12、露光光学系14、および機内の温度上昇を防止
するために機内の空気を排出する排気ファン15を備え
た構成となっており、左端側に設けられたヒンジ16を
介して本体1に枢着されている。
露光光学系14は、背部をリフレクタ17で囲繞された
露光ランプ18、第1ミラー19、レンズ20、第2ミ
ラー21、およびスリット22からなり、原稿テーブル
12上にセットされた原稿Aの像を本体1内に設けられ
たドラム状感光体23に投像露光して潜像を形成するよ
うになっている。
また、感光体23の周囲には露光前の感光体23に予め
電荷を与える帯電チャージャ24、感光体23上に形成
された潜像を現像する自動トナー補給装置付現像器25
、現像された像を用紙P上に転写する転写チャージャ2
6、用紙Pを感光体23から剥離する剥離・方向変換装
置27、感光体23上残留するトナー除去するクリーナ
ユニット28、および除電ランプ29が順次配置されて
いる。
また、本体1内には上記カセット7から給紙ローラ30
を介して取出した転写紙Pを上記転写チャージャ26と
感光体23との間の転写部31に搬入する用紙搬入路3
2が形成されているとともに転写部31を通過して剥離
・方向変換装置27で案内された用紙Pを排紙口33を
介してコピー受8に搬出するための用紙搬出路34が形
成されている。
上記用紙搬出路34の中途部には定着器35が配置され
ている。
しかして、原稿テーブル12に原稿Aをセットして操作
パネル3に配置されたコピーボタンを押すことにより、
感光体23が回転し始めるとともに除電ランプ29の点
灯によって予め感光体1の表面の残留電荷が除去された
のち帯電チャージャ24によって一様に帯電される。
つぎに、露光ランプ18が点灯した状態で原稿テーブル
12が本体1の右方向に往動し、原稿Aの画像が露光光
学系14を介して感光体1の表面にスリット露光され、
感光体1の表面に静電潜像が形成される。
ついで、この静電潜像は現像器25に対向することによ
り可視像化される。
一方、この感光体1の表面への可視像形成動作に同期し
てカセット7から転写紙Pが取出され用紙搬入路32を
介して転写部31に送り込まれ、転写チャージャ26の
働きで感光体1の表面に形成された可視像が転写紙Pに
転写される。
ついで、この転写紙Pは剥離・方向変換装置27を介し
て用紙搬出路34に送り込まれ排紙口33に搬送される
とともにこの搬送途上において定着器35によって転写
された画像の定着が行われることになる。
また、剥離・方向変換装置27部を通過した感光体1の
表面はクリーナユニット28に対向することにより、表
面に残留するトナーが清掃されたのち再び除電ランプ2
9に対向することになる。
また、何らかの原因で用紙搬出路24に転写紙Pが紙詰
りを生じた場合、露光光学系14のスリット22のスリ
ット幅を調整する場合、その他、本体1内を点検する場
合には第2の上部ユニットロック解除レバー11を解除
方向に操作して上部ユニット2の右端側を持上げヒンジ
16を支点として回動偏位させ図示しない支持機構によ
って支持させることになる。
また、上部ユニット2を閉じる場合には第1の上部ユニ
ットロック解除レバー11を解除方向に操作して上記支
持機構のロックを解除した状態で上部ユニット2の右端
側を押し下げることになる。
また、第3図および第4図に詳図するように上部ユニッ
ト2の原稿テーブル12のリヤ側にはラック36が取付
けられていて、本体1側に固定的に配置され図示しない
駆動機構によって正逆転可能なピニオン37と噛合する
ようになっており、ピニオン37の回転に伴って原稿テ
ーブル12が往復動するようになっている。
また、上記ピニオン37には歯先の尖った案内歯車38
が一体成形されているとともにこの案内歯車38と対向
して上記ラック36には歯先の尖ったプレートラック3
9が取付けられている。
そして、上部ユニット2を閉じたときプレートラック3
9と案内歯車38とが先に噛合って予めピニオン37の
位置決めを行い、こののちランク36とピニオン37と
が噛合するような構成となっている。
また、ラック36の移動路の一端側には原稿テーブル1
2の往動時にブレーキをかけるブレーキ機構40と、原
稿テーブル12の定位置復帰時の衝撃を吸収する緩衝機
構41とが配設されている。
すなわち、上部ユニット2のベース42にはフレーム4
3が取付けられ、このフレーム43に軸44.45が突
設されている。
上記軸44には上記ラック36と常時噛合する原動歯車
46およびこの原動歯車46とクラッチスプリング47
を介して連動する従動歯車48が取付けられている。
また、軸45には上記従動歯車48と常時噛合する摩擦
歯車49が回転自在に取付られている。
この摩擦歯車49は上記軸45に外嵌された摩擦板50
とスペーサ51との間に挟まれた状態になっているとと
もにスペーサ51は軸45に外嵌された圧力スプリング
52によって常時摩擦歯車49を摩擦板50に押付ける
方向に付勢されている。
なお53は摩擦力調整用ナツトである。
また、このように構成されたブレーキ機構40の上記軸
45に外嵌されたスペーサ51を回動中心とする状態に
アーム54が回動自在に取付られている。
このアーム54は第5図に示すように下端側−側縁部に
形成された回動範囲規制切欠溝54aの上下縁部ばフレ
ーム43に突設されたストッパ55に当接する範囲内に
おいて回動偏位可能となっているとともに戻しスプリン
グ56によって常時切欠溝54aの上縁側がストッパ5
5に当接するよう反時計方向に付勢されている。
また、アーム54の上端側には突起57が突設されてい
て、この突起57は上記ランク36の上端面側に突出し
た状態にあり、ラック36の一端側に取着されたストッ
パ58の移動路の終端部に位置している。
そして、上記緩衝機構41を構成するようになつ−Cい
る。
しかして、ピニオン37が反時計方向(実線矢印方向)
に回転することにより、そこのピニオン37が噛合する
ラック36を一体に有しえ原稿テーブル12が第3図の
実線矢印方向に往動する。
このとき、上記ラック36と噛合する原動歯車46が反
時計方向(実線矢印方向)に回転する。
このとき、原動歯車46の回転はクラッチスプリング4
7の働きによって従動歯車48に伝達され、さらに摩擦
歯車49に伝達される。
したがって、摩擦板50に押付けられた摩擦歯車49を
回転させることにより制動力が働く。
したがって、原稿テーブル12の往動が慣性力を抑えた
状態で精度良く行なわれ同期ぶれの発生が防止されるこ
とになる。
また、原稿テーブル12が往動の終点に到達すると上記
ピニオン37が逆方向(破線矢印方向)に回転し、原稿
テーブル2が第3図の破線矢印方向に復動する。
このとき、ラック36と噛合する原動歯車46が時計方
向(破線矢印方向)に回転するが、クラッチスプリング
47の働きにより摩擦歯車49と噛合する従動歯車48
に連動することなく空回溝し、制動力が加わらない状態
でスムースに戻ることになる。
そして、原稿テーブル12が原点に復帰する直前におい
て、ラック36の端部に取着されたストッパ58がアー
ム43に取着された突起に当接し、アーム54がスプリ
ング56の付勢力に抗して第5図の実線位置から時計方
向に回動し、スプリング56によって衝撃を吸収するこ
とになる。
したがって、復帰時の衝撃による原稿テーブル12、そ
の他機構の損傷が防止されることになる。
なお、ピニオン37の駆動力は遅くともアーム54がス
トッパ22によってその動きを規制される以前において
切られ、アーム54が第5図の2点鎖線位置に到達して
動きを規制された状態になることで原稿テーブル12が
停止する。
なお、上述の一実施例において、原稿テーブル12、露
光光学系14および排気ファン15を含めた上部ユニッ
ト2を構成腰この上部ユニット2を回動自在としたが、
本考案は原稿テーブル1のみを本体1に対して回動自在
に枢支する構成としたものであってもよい。
その他、本考案は本考案の要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。
以上説明したように本考案によれば、原稿テーブル側に
設けたラックと本体側に設けた正逆転駆動可能なピニオ
ンとを噛合させることにより原稿テーブルを往復動させ
るようにしたから、原稿テーブルの回動偏位に伴う駆動
系と原稿テーブルと切離し、連結が極めて簡単に行え、
原稿テーブルを回動して開いた際には原稿テーブルが不
用意に駆動されることがない。
また、ピニオンに案内歯車を一体的に設けるとともにラ
ックにプレートラックを取着し、原稿テーブルを閉じた
ときプレートラックと案内歯車とが先に噛合って予めピ
ニオンの位置決めを行ない、こののちラックとピニオン
とが噛合するようにしたから、原稿テーブルを閉じる際
のラックとピニオンとの噛合動作が確実に行なえ、噛合
時における異常音の発生や歯先の損傷を確実に防止し得
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を採用した電子複写機の外観
斜視図、第2図は同じく内部構成を示す概略的縦断正面
図、第3図は本考案原稿テーブル駆動装置の一実施例を
示す斜視図、第4図は同じく側面図、第5図は要部であ
る緩衝機構の動作を示す説明図である。 1・・・・・・電子複写機の本体、12・・・・・・原
稿テーブル、36・・・・・・ラック、37・・・・・
ゼニオン、40・・・・・・ブレーキ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写機本体と、この複写機本体上部に回動自在に枢支さ
    れ往復動自在な原稿テーブルを備えた電子複写機におい
    て、上記原稿テーブルに設けられたラックと、上記本体
    に設けられ上記ラックと噛合して原稿テーブルを往復動
    させる正逆転駆動可能なピニオンと、このピニオンに一
    体的に設けられた案内歯車およびこの案内歯車と対向し
    て上記ラックに取付けられたプレートラックを有し、原
    稿テーブルを閉じたとき先に噛合って予めピニオンの位
    置決めを行なう手段とを具備してなることを特徴とする
    電子複写機における原稿テーブル駆動装置。
JP16011579U 1979-11-19 1979-11-19 電子複写機における原稿テ−ブル駆動装置 Expired JPS609787Y2 (ja)

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JPS5677847U JPS5677847U (ja) 1981-06-24
JPS609787Y2 true JPS609787Y2 (ja) 1985-04-05

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