JP2558308B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JP2558308B2 JP2558308B2 JP63009284A JP928488A JP2558308B2 JP 2558308 B2 JP2558308 B2 JP 2558308B2 JP 63009284 A JP63009284 A JP 63009284A JP 928488 A JP928488 A JP 928488A JP 2558308 B2 JP2558308 B2 JP 2558308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- image
- developing
- transfer
- photosensitive drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、画像記録装置に係り、特に、画像情報信号
に応じた光線で光学書込みユニットを介して感光体ドラ
ムに光書込みを行なうようにした画像記録装置に関す
る。
に応じた光線で光学書込みユニットを介して感光体ドラ
ムに光書込みを行なうようにした画像記録装置に関す
る。
(従来技術) レザープリンターやファクシミリ等の各種画像記録装
置では、画像情報信号に応じてレーザー光線が発光制御
あるいは変調され、その画像情報光線で光学書込みユニ
ットを介して潜像担持体としての感光体ドラムに光書込
みが行なわれ、これにより上記感光体ドラム上に静電潜
像が形成されるようになっている。この静電潜像は、現
像ユニットにより現像されてトナー像になされ、さらに
このトナー像は、転写チャージャーの作用のもとに給紙
ユニットから給紙された転写紙に転写された後、定着ユ
ニットにより定着が行なわれる。トナー像の転写後に感
光体ドラムに残留するトナーはクリーニングユニットに
より除去され、感光体ドラムが初期化されるようになっ
ている。
置では、画像情報信号に応じてレーザー光線が発光制御
あるいは変調され、その画像情報光線で光学書込みユニ
ットを介して潜像担持体としての感光体ドラムに光書込
みが行なわれ、これにより上記感光体ドラム上に静電潜
像が形成されるようになっている。この静電潜像は、現
像ユニットにより現像されてトナー像になされ、さらに
このトナー像は、転写チャージャーの作用のもとに給紙
ユニットから給紙された転写紙に転写された後、定着ユ
ニットにより定着が行なわれる。トナー像の転写後に感
光体ドラムに残留するトナーはクリーニングユニットに
より除去され、感光体ドラムが初期化されるようになっ
ている。
ところで、従来のこの種の記録装置においては、光学
書込みユニットは感光体ドラムの上方位置に設けられて
おり、光書込み動作は感光体ドラムの上部側で行なわれ
るのが一般的である。さらに、現像ユニットは感光体ド
ラムの側部に設けられるともに、転写チャージャーは感
光体ドラムの下方位置に配置されており、この転写チャ
ージャーと感光体ドラムとの間に形成される転写部に対
して転写紙が、その転写面を上に向けて給紙されるよう
になっているのが通常である。
書込みユニットは感光体ドラムの上方位置に設けられて
おり、光書込み動作は感光体ドラムの上部側で行なわれ
るのが一般的である。さらに、現像ユニットは感光体ド
ラムの側部に設けられるともに、転写チャージャーは感
光体ドラムの下方位置に配置されており、この転写チャ
ージャーと感光体ドラムとの間に形成される転写部に対
して転写紙が、その転写面を上に向けて給紙されるよう
になっているのが通常である。
そして給紙部は、上記現像ユニットのさらに側方に突
出するように配置されるか、あるいは転写チャージャー
のさらに下方に配置されることとなっている。給紙部が
現像ユニットの側方に突出するように配置される場合に
は、装置全体が長尺状に構成されざるを得ず、また、給
紙部が転写チャージャーの下方に配置される場合には、
転写紙を無理なくUターンさせるために十分なスペース
をとることから装置全体の高さが大きくなってしまうと
いう問題がある。
出するように配置されるか、あるいは転写チャージャー
のさらに下方に配置されることとなっている。給紙部が
現像ユニットの側方に突出するように配置される場合に
は、装置全体が長尺状に構成されざるを得ず、また、給
紙部が転写チャージャーの下方に配置される場合には、
転写紙を無理なくUターンさせるために十分なスペース
をとることから装置全体の高さが大きくなってしまうと
いう問題がある。
また上記従来装置では、転写紙が転写部あるいは給紙
経路中でジャム状態となった場合に、そのジャム状態の
用紙を除去するために、光学書込みユニットのみなら
ず、現像ユニットおよび感光体ドラムを収容するユニッ
トの全体を上方側に開くことが必要となり、操作性に難
点がある。
経路中でジャム状態となった場合に、そのジャム状態の
用紙を除去するために、光学書込みユニットのみなら
ず、現像ユニットおよび感光体ドラムを収容するユニッ
トの全体を上方側に開くことが必要となり、操作性に難
点がある。
これを解消するため本願発明者らは、光学書込みユニ
ットを感光体ドラムおよび現像ユニットの下方位置に配
置するとともに、転写チャージャーを感光体ドラムの上
方位置に配置し、さらに転写チャージャーおよび感光体
ドラムを機外上方側に向かって開放可能に設けるように
した画像記録装置をすでに提案している。この提案装置
における現像ユニットは、感光体ドラムの側方位置すな
わち光学書込みユニットの上方側かつ転写部の下方側に
配置されている。上記現像ユニットには、感光体ドラム
の一部を受入れるように所定大きさの開口部が設けられ
ているとともに、その開口部分に、上記感光体ドラム表
面に対面される現像剤担持体としての現像ローラが配置
されている。
ットを感光体ドラムおよび現像ユニットの下方位置に配
置するとともに、転写チャージャーを感光体ドラムの上
方位置に配置し、さらに転写チャージャーおよび感光体
ドラムを機外上方側に向かって開放可能に設けるように
した画像記録装置をすでに提案している。この提案装置
における現像ユニットは、感光体ドラムの側方位置すな
わち光学書込みユニットの上方側かつ転写部の下方側に
配置されている。上記現像ユニットには、感光体ドラム
の一部を受入れるように所定大きさの開口部が設けられ
ているとともに、その開口部分に、上記感光体ドラム表
面に対面される現像剤担持体としての現像ローラが配置
されている。
ところがこのような装置では、感光体ドラムの開放移
動を行なうと、それにともなって現像ローラが設置され
ている現像ユニットの開口部が外部に開放されることと
なり、その開口部からトナー飛散を生じやすくなるとい
う問題がある。例えば現像ユニットの交換時などにおい
て、感光体ドラムを開放した上で現像ユニットを動かす
と、感光体ドラムの開放移動にともなって外方に開口さ
れる現像ローラ設置用の開口部からトナー飛散が生じる
ことが多く、機内汚染の原因になる。特に、その飛散ト
ナーは、下方側に配置されている光学書込みユニットに
流入しやすく、光学書込みユニットがトナーに汚染され
ると画像形成に大きな影響を及ぼしてしまうこととな
る。
動を行なうと、それにともなって現像ローラが設置され
ている現像ユニットの開口部が外部に開放されることと
なり、その開口部からトナー飛散を生じやすくなるとい
う問題がある。例えば現像ユニットの交換時などにおい
て、感光体ドラムを開放した上で現像ユニットを動かす
と、感光体ドラムの開放移動にともなって外方に開口さ
れる現像ローラ設置用の開口部からトナー飛散が生じる
ことが多く、機内汚染の原因になる。特に、その飛散ト
ナーは、下方側に配置されている光学書込みユニットに
流入しやすく、光学書込みユニットがトナーに汚染され
ると画像形成に大きな影響を及ぼしてしまうこととな
る。
(目的) そこで本発明は、装置の小型化および操作性の向上を
図るとともに、現像ユニットからのトナー飛散を同時に
防止し、装置の信頼性を向上させることができるように
した画像記録装置を提供することを目的とする。
図るとともに、現像ユニットからのトナー飛散を同時に
防止し、装置の信頼性を向上させることができるように
した画像記録装置を提供することを目的とする。
(構成) 上記目的を達成するため、本発明は、画像情報信号に
応じた光線で像担持体上に光書込みを行ない静電潜像を
形成する光学書込みユニットを、前記像担持体の下方位
置に配置するとともに、上記静電潜像を現像して得られ
るトナー像を転写紙に転写せしめる転写部を像担持体の
上方位置に配置し、さらに静電潜像の現像を行なう現像
ユニットを上記光学書込みユニットの上方側かつ転写部
の下方側に配置するようにした画像形成装置において、
上記転写部および像担持体を機外上方側に向かって開放
移動可能に設けるとともに、この転写部および像担持体
の開放移動にともなって上記現像ユニットに形成される
開口部を閉塞せしめるトナー飛散防止用のカバーを付設
してなる構成を有している。
応じた光線で像担持体上に光書込みを行ない静電潜像を
形成する光学書込みユニットを、前記像担持体の下方位
置に配置するとともに、上記静電潜像を現像して得られ
るトナー像を転写紙に転写せしめる転写部を像担持体の
上方位置に配置し、さらに静電潜像の現像を行なう現像
ユニットを上記光学書込みユニットの上方側かつ転写部
の下方側に配置するようにした画像形成装置において、
上記転写部および像担持体を機外上方側に向かって開放
移動可能に設けるとともに、この転写部および像担持体
の開放移動にともなって上記現像ユニットに形成される
開口部を閉塞せしめるトナー飛散防止用のカバーを付設
してなる構成を有している。
このような構成を有する装置においては、まず、像担
持体を機外上方側に向かって開放することにより現像ユ
ニットを容易に露出させることができ、これによって現
像ユニットの操作が容易化されるとともに、像担持体の
開放移動にともなって外部に開放される現像ユニットの
開口部が、像担持体の開放動作に連動するように設けら
れたトナー飛散防止用のカバーにより閉塞されるように
なっている。
持体を機外上方側に向かって開放することにより現像ユ
ニットを容易に露出させることができ、これによって現
像ユニットの操作が容易化されるとともに、像担持体の
開放移動にともなって外部に開放される現像ユニットの
開口部が、像担持体の開放動作に連動するように設けら
れたトナー飛散防止用のカバーにより閉塞されるように
なっている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図には、本発明をレーザープリンタに適用した実
施例が示されている。本装置における像担持体としての
感光体ドラム1の周囲には、矢印で示すその回転方向に
沿って帯電器2、現像ユニット3、転写チャージャー
4、クリーニングユニット5等が配置されているととも
に、上記帯電器2と現像ユニット3との間の位置6で上
記感光体ドラム1に書込み光線が入射されて露光される
ように光学書込みユニット7が設けられている。
施例が示されている。本装置における像担持体としての
感光体ドラム1の周囲には、矢印で示すその回転方向に
沿って帯電器2、現像ユニット3、転写チャージャー
4、クリーニングユニット5等が配置されているととも
に、上記帯電器2と現像ユニット3との間の位置6で上
記感光体ドラム1に書込み光線が入射されて露光される
ように光学書込みユニット7が設けられている。
この実施例では、上記帯電器2および光線書込み位置
6は、感光体ドラム1の下側に配置されており、光学書
込みユニット7は、感光体ドラム1、現像ユニット3お
よびクリーニングユニット5の下方位置に配設されてい
る。また、上記転写チャージャー4は、感光体ドラム1
の上方位置に配置されているとともに、この転写チャー
ジャー4と感光体ドラム1との間に形成される転写部に
転写紙を給紙する転写紙収納手段としての給紙カセット
8は、上記光学書込みユニット7のさらに下部側に設け
られている。そして、転写紙はフィードローラ9とこれ
に圧接されるフリクションパット10により重送が分離さ
れて1枚づつ送り出され、現像ユニット3の側方で大き
くUターンされ、現像ユニット3の上方に設けられたレ
ジストローラ対11,12により感光体ドラム1上に形成さ
れた画像と位置が整合されるようにタイミングを合わせ
て転写部に給紙される。転写後の転写紙経路には、定着
ユニット13が配置されており、さらにこの定着ユニット
13の排出側には、排紙トレイ14が設けられている。
6は、感光体ドラム1の下側に配置されており、光学書
込みユニット7は、感光体ドラム1、現像ユニット3お
よびクリーニングユニット5の下方位置に配設されてい
る。また、上記転写チャージャー4は、感光体ドラム1
の上方位置に配置されているとともに、この転写チャー
ジャー4と感光体ドラム1との間に形成される転写部に
転写紙を給紙する転写紙収納手段としての給紙カセット
8は、上記光学書込みユニット7のさらに下部側に設け
られている。そして、転写紙はフィードローラ9とこれ
に圧接されるフリクションパット10により重送が分離さ
れて1枚づつ送り出され、現像ユニット3の側方で大き
くUターンされ、現像ユニット3の上方に設けられたレ
ジストローラ対11,12により感光体ドラム1上に形成さ
れた画像と位置が整合されるようにタイミングを合わせ
て転写部に給紙される。転写後の転写紙経路には、定着
ユニット13が配置されており、さらにこの定着ユニット
13の排出側には、排紙トレイ14が設けられている。
光学書込みユニット7においては、第1図,第2図お
よび第3図に示されるように、レーザーユニット21から
発された画像情報信号に応じて点滅される光線は、第1
ミラー22で反射された後、スキャナーモータ23の軸に一
体に取り付けられた偏光ミラー24に入射され、一定の角
度範囲にわたって繰り返し偏向されるようになってい
る。偏向光は、fθレンズ25により感光体ドラム1上の
入射位置6で直線上に結像され、等速度で投影点が移動
されるように補正される。そして、第2ミラー26、シリ
ンドリカルレンズ27を介して感光体ドラム1に入射さ
れ、この入射光の偏光により主走査が行なわれるととも
に、感光体ドラム1の回転により副走査が行なわれ、画
像情報信号に応じた画像が書き込まれて静電潜像が形成
されるようになっている。光学書込みユニット7の構成
要素は、装置のベースカバー28に直接取り付けられてい
る。なお、符号29は、同期検知センサを示している。
よび第3図に示されるように、レーザーユニット21から
発された画像情報信号に応じて点滅される光線は、第1
ミラー22で反射された後、スキャナーモータ23の軸に一
体に取り付けられた偏光ミラー24に入射され、一定の角
度範囲にわたって繰り返し偏向されるようになってい
る。偏向光は、fθレンズ25により感光体ドラム1上の
入射位置6で直線上に結像され、等速度で投影点が移動
されるように補正される。そして、第2ミラー26、シリ
ンドリカルレンズ27を介して感光体ドラム1に入射さ
れ、この入射光の偏光により主走査が行なわれるととも
に、感光体ドラム1の回転により副走査が行なわれ、画
像情報信号に応じた画像が書き込まれて静電潜像が形成
されるようになっている。光学書込みユニット7の構成
要素は、装置のベースカバー28に直接取り付けられてい
る。なお、符号29は、同期検知センサを示している。
前記感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、現像
ユニット3により現像されて可視化され、これによりト
ナー像が得られるようになっている。一方転写紙は、レ
ジストローラ対11,12により転写部に給紙され、そこで
転写チャージャー4の作用により上記トナー像が転写さ
れる。転写後、感光体ドラム1より分離された転写紙
は、定着ユニット13により定着され、排紙トレイ14に排
出される。
ユニット3により現像されて可視化され、これによりト
ナー像が得られるようになっている。一方転写紙は、レ
ジストローラ対11,12により転写部に給紙され、そこで
転写チャージャー4の作用により上記トナー像が転写さ
れる。転写後、感光体ドラム1より分離された転写紙
は、定着ユニット13により定着され、排紙トレイ14に排
出される。
転写後、感光体ドラム1上に残留されたトナーは、ク
リーニングユニット5によりクリーニングされ、つぎの
作像に備えられる。
リーニングユニット5によりクリーニングされ、つぎの
作像に備えられる。
この装置は、以上のように光学書込みユニット7が感
光体ドラム1および現像ユニット3の下方位置に設けら
れ、さらにその下に自動給紙ユニット8が配置され、転
写部4およびレジストローラ対11,12が感光体ドラム1
の上方位置に設けられているので、大きなスペースをと
ることなく給紙ユニット8から送り出された転写紙を現
像ユニット3の外側をUターンさせてレジストローラ対
11,12に送り込むことができ、装置を小型化することが
できる。
光体ドラム1および現像ユニット3の下方位置に設けら
れ、さらにその下に自動給紙ユニット8が配置され、転
写部4およびレジストローラ対11,12が感光体ドラム1
の上方位置に設けられているので、大きなスペースをと
ることなく給紙ユニット8から送り出された転写紙を現
像ユニット3の外側をUターンさせてレジストローラ対
11,12に送り込むことができ、装置を小型化することが
できる。
装置本体の上カバーの一部30は、装置の第1図右端部
に設けられた軸31を中心にして回動可能に設置されてお
り、上方側に跳ね上げるようにして開放することができ
るようになっている。また、転写チャージャー4および
レジストローラ対の上ローラ11も、上記上カバーの一部
30と一体となって移動するように設けられている。一
方、感光体ドラム1およびレジストローラ対の下ローラ
12は、上カバーの一部30を開いたときに装置本体側に残
るようにすることも、上カバー側と一体的に持ち上げら
れることも可能なように選択可能に支持されている。し
たがって転写部またはレジストローラ対11,12で転写紙
のジャム状態が生じたときには、第4図に示されるよう
に、上カバーの一部30に転写チャージャー4およびレジ
ストローラ対の上ローラ11を一体に付けて開放すれば、
転写紙の搬送経路は完全に開放され、ジャム紙を簡単に
除去することができる。上カバーの一部30は、例えば図
示を省略したスプリングにより掛止め部材を外すことに
よって自動的に開放される構成を採用すれば、操作性が
高めることができる。
に設けられた軸31を中心にして回動可能に設置されてお
り、上方側に跳ね上げるようにして開放することができ
るようになっている。また、転写チャージャー4および
レジストローラ対の上ローラ11も、上記上カバーの一部
30と一体となって移動するように設けられている。一
方、感光体ドラム1およびレジストローラ対の下ローラ
12は、上カバーの一部30を開いたときに装置本体側に残
るようにすることも、上カバー側と一体的に持ち上げら
れることも可能なように選択可能に支持されている。し
たがって転写部またはレジストローラ対11,12で転写紙
のジャム状態が生じたときには、第4図に示されるよう
に、上カバーの一部30に転写チャージャー4およびレジ
ストローラ対の上ローラ11を一体に付けて開放すれば、
転写紙の搬送経路は完全に開放され、ジャム紙を簡単に
除去することができる。上カバーの一部30は、例えば図
示を省略したスプリングにより掛止め部材を外すことに
よって自動的に開放される構成を採用すれば、操作性が
高めることができる。
また第5図に示されるように、感光体ドラム1および
レジストローラ対の下ローラ12も、上記上カバーの一部
30と一体的に移動可能となるようにすれば、クリーニン
グユニット5および現像ユニット3等の交換時における
操作が容易化されることとなる。
レジストローラ対の下ローラ12も、上記上カバーの一部
30と一体的に移動可能となるようにすれば、クリーニン
グユニット5および現像ユニット3等の交換時における
操作が容易化されることとなる。
つぎに、前記現像ユニット3は、タンク状の現像ケー
シング3aを有し、この現像ケーシング3aの前端部(第1
図左端部)に、感光体ドラム1側に向かって開口される
開口部3bが設けられている。そしてこの開口部3bから、
上記感光体ドラム1側にトナーを供給する現像剤担持体
としての現像ローラ3cの一部が露出するように設けられ
ている。この現像ローラ3cは回転駆動軸3dに支承されて
いる。さらに、上記現像ローラ3cの後方側(第1図面右
方側)には、現像ケーシング3a内のトナーを攪拌しなが
ら現像ローラ3c側に供給するアジテータ3eが配置されて
いるとともに、上記アジテータ3eの上方部には、新規ト
ナーを蓄えたトナーカートリッジ3fが装着されている。
シング3aを有し、この現像ケーシング3aの前端部(第1
図左端部)に、感光体ドラム1側に向かって開口される
開口部3bが設けられている。そしてこの開口部3bから、
上記感光体ドラム1側にトナーを供給する現像剤担持体
としての現像ローラ3cの一部が露出するように設けられ
ている。この現像ローラ3cは回転駆動軸3dに支承されて
いる。さらに、上記現像ローラ3cの後方側(第1図面右
方側)には、現像ケーシング3a内のトナーを攪拌しなが
ら現像ローラ3c側に供給するアジテータ3eが配置されて
いるとともに、上記アジテータ3eの上方部には、新規ト
ナーを蓄えたトナーカートリッジ3fが装着されている。
また、上記開口部3bには、該開口部3bを開閉するトナ
ー飛散防止用のカバー3gが付設されている。このカバー
3gは、細長状の湾曲板状部材から形成されており、その
長手方向における両端部が、揺動アーム3hの揺動先端部
に固定されている。上記揺動アーム3hは、その基端部側
が現像ローラ3cの回転駆動軸3dに対して回転自在に取り
付けられており、第1図上下方向に揺動されるように設
けられている。そしてこの揺動アーム3hの揺動作用によ
って上記カバー3gが、第5図に示す開口部3bを覆う閉塞
位置(上方側位置)と、第1図に示す開口部3bを開放さ
せ現像ケーシング3a側に接触される開放位置(下方側位
置)との間で往復移動されるようになっている。さらに
上記揺動アーム3hは、図示を省略したスプリングにより
上方側位置すなわち開口部3bを開放させる位置に向かう
揺動付勢力が与えられているとともに、前記上カバーの
一部30に連動されて揺動されるようになっている。具体
的には、第1図のように上カバーの一部30が閉じられて
いる状態では、上記カバー3bは前記スプリングの揺動付
勢力に抗して下方側位置である開口部3bの開放位置に維
持されるとともに、第5図に示すように上カバーの一部
30および感光体ドラム1が上方側に跳ね上げられている
状態では、上記カバー3gは前記スプリングの揺動付勢力
によって上方側位置である開口部3bの閉塞位置に移動さ
れるようになされている。この開口部3gの閉塞位置にカ
バー3gがある場合には、現像ケーシング3a内にあるトナ
ーが該開口部3gから流出しないようになっている。
ー飛散防止用のカバー3gが付設されている。このカバー
3gは、細長状の湾曲板状部材から形成されており、その
長手方向における両端部が、揺動アーム3hの揺動先端部
に固定されている。上記揺動アーム3hは、その基端部側
が現像ローラ3cの回転駆動軸3dに対して回転自在に取り
付けられており、第1図上下方向に揺動されるように設
けられている。そしてこの揺動アーム3hの揺動作用によ
って上記カバー3gが、第5図に示す開口部3bを覆う閉塞
位置(上方側位置)と、第1図に示す開口部3bを開放さ
せ現像ケーシング3a側に接触される開放位置(下方側位
置)との間で往復移動されるようになっている。さらに
上記揺動アーム3hは、図示を省略したスプリングにより
上方側位置すなわち開口部3bを開放させる位置に向かう
揺動付勢力が与えられているとともに、前記上カバーの
一部30に連動されて揺動されるようになっている。具体
的には、第1図のように上カバーの一部30が閉じられて
いる状態では、上記カバー3bは前記スプリングの揺動付
勢力に抗して下方側位置である開口部3bの開放位置に維
持されるとともに、第5図に示すように上カバーの一部
30および感光体ドラム1が上方側に跳ね上げられている
状態では、上記カバー3gは前記スプリングの揺動付勢力
によって上方側位置である開口部3bの閉塞位置に移動さ
れるようになされている。この開口部3gの閉塞位置にカ
バー3gがある場合には、現像ケーシング3a内にあるトナ
ーが該開口部3gから流出しないようになっている。
このような実施例では、第1図のように上カバーの一
部30が閉じられている状態においては、カバー3gがスプ
リングの付勢力に抗して下方側位置である開口部3bの開
放位置に維持されており、したがって、現像ケーシング
3aの開口部3bが開放状態になされる。そしてこの開口部
3bには、感光体ドラム1の一部が受け入れられととも
に、現像ローラ3cの一部が露出され感光体ドラム1と対
面して現像領域が形成されるようになっている。一方、
現像ユニット3の交換時などにおいて、上記第1図の状
態から、第5図に示されるように上カバーの一部30およ
び感光体ドラム1を上方側に跳ね上げてやれば、現像ユ
ニット3が外部に露出され、これにより現像ユニット3
に対する操作を容易に行なうことができることとなる。
部30が閉じられている状態においては、カバー3gがスプ
リングの付勢力に抗して下方側位置である開口部3bの開
放位置に維持されており、したがって、現像ケーシング
3aの開口部3bが開放状態になされる。そしてこの開口部
3bには、感光体ドラム1の一部が受け入れられととも
に、現像ローラ3cの一部が露出され感光体ドラム1と対
面して現像領域が形成されるようになっている。一方、
現像ユニット3の交換時などにおいて、上記第1図の状
態から、第5図に示されるように上カバーの一部30およ
び感光体ドラム1を上方側に跳ね上げてやれば、現像ユ
ニット3が外部に露出され、これにより現像ユニット3
に対する操作を容易に行なうことができることとなる。
またこのとき、上カバーの一部30および感光体ドラム
1の上方側跳ね上げ動作に連動し、カバー3gがスプリン
グの付勢力によって上方側位置である開口部3bの閉塞位
置に移動され、したがって、カバー3gにより現像ケーシ
ング3aの開口部3bが閉塞状態になされる。このように開
口部3bがカバー3gによって閉塞されていると、現像ケー
シング3a内にあるトナーは、開口部3bから流出しないこ
ととなり、その結果、現像ユニット3からのトナー飛散
が防止される。
1の上方側跳ね上げ動作に連動し、カバー3gがスプリン
グの付勢力によって上方側位置である開口部3bの閉塞位
置に移動され、したがって、カバー3gにより現像ケーシ
ング3aの開口部3bが閉塞状態になされる。このように開
口部3bがカバー3gによって閉塞されていると、現像ケー
シング3a内にあるトナーは、開口部3bから流出しないこ
ととなり、その結果、現像ユニット3からのトナー飛散
が防止される。
この場合、カバー3gと開口部3bとの接触部分にシール
部材を設置する構成を採用すれば、トナーのシール性を
一層高めることができる。
部材を設置する構成を採用すれば、トナーのシール性を
一層高めることができる。
(効果) 以上述べたように本発明は、現像ユニットの現像ロー
ラ設置用の開口部を開閉するトナー飛散防止用のカバー
を付設し、このカバーにより感光体ドラムの開放移動に
ともなって外部に開口される上記開口部を閉塞するよう
にしたから、感光体ドラムの開放時における現像ユニッ
トからのトナー飛散を防止し、機内のトナー汚染を回避
することができ、画像記録装置の信頼性を良好に維持す
ることができる。
ラ設置用の開口部を開閉するトナー飛散防止用のカバー
を付設し、このカバーにより感光体ドラムの開放移動に
ともなって外部に開口される上記開口部を閉塞するよう
にしたから、感光体ドラムの開放時における現像ユニッ
トからのトナー飛散を防止し、機内のトナー汚染を回避
することができ、画像記録装置の信頼性を良好に維持す
ることができる。
第1図は本発明の一実施例におけるレーザープリンタの
全体を表わした概略的側面断面図、第2図は第1図中の
II−II線に沿う断面図、第3図は光学書込みユニットの
構成を示す外観斜視図、第4図および第5図は第1図に
示した装置の動作を示した概略的側面断面図である。 1……感光体ドラム、3……現像ユニット、5……クリ
ーニングユニット、3a……現像ケーシング、3b……開口
部、3c……現像ローラ、3g……トナー飛散防止用カバ
ー、3h……揺動アーム。
全体を表わした概略的側面断面図、第2図は第1図中の
II−II線に沿う断面図、第3図は光学書込みユニットの
構成を示す外観斜視図、第4図および第5図は第1図に
示した装置の動作を示した概略的側面断面図である。 1……感光体ドラム、3……現像ユニット、5……クリ
ーニングユニット、3a……現像ケーシング、3b……開口
部、3c……現像ローラ、3g……トナー飛散防止用カバ
ー、3h……揺動アーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 敬二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−216066(JP,A) 特開 昭62−283363(JP,A) 実開 昭63−354(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】画像情報信号に応じた光線で像担持体上に
光書込みを行ない静電潜像を形成する光学書込みユニッ
トを、前記像担持体の下方位置に配置するとともに、上
記静電潜像を現像して得られるトナー像を運転紙に転写
せしめる転写部を像担持体の上方位置に配置し、さらに
静電潜像の現像を行なう現像ユニットを上記光学書込み
ユニットの上方側かつ転写部の下方側に配置するように
した画像形成装置において、上記転写部および像担持体
を機外上方側に向かって開放移動可能に設けるととも
に、この転写部および像担持体の開放移動にともなって
上記現像ユニットに形成される開口部を閉塞せしめるト
ナー飛散防止用のカバーを付設してなることを特徴とす
る画像記録装置。 - 【請求項2】上記光学書込みユニットの下方に転写紙収
納手段を配置したことを特徴とする請求項1記載の画像
記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63009284A JP2558308B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63009284A JP2558308B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01185670A JPH01185670A (ja) | 1989-07-25 |
JP2558308B2 true JP2558308B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=11716176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63009284A Expired - Lifetime JP2558308B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558308B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2604529B2 (ja) * | 1992-11-30 | 1997-04-30 | 三星電子株式会社 | 画像印刷装置 |
-
1988
- 1988-01-19 JP JP63009284A patent/JP2558308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01185670A (ja) | 1989-07-25 |
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