JP2514011Y2 - 塵芥収集車の点検扉 - Google Patents

塵芥収集車の点検扉

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JP2514011Y2
JP2514011Y2 JP5825990U JP5825990U JP2514011Y2 JP 2514011 Y2 JP2514011 Y2 JP 2514011Y2 JP 5825990 U JP5825990 U JP 5825990U JP 5825990 U JP5825990 U JP 5825990U JP 2514011 Y2 JP2514011 Y2 JP 2514011Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塵芥収集車のテールゲートの後面上部に開
閉自在に設けられる点検扉、特に開閉操作が容易で、作
業に応じて開閉位置が適宜選択できるようにした点検扉
に関する。
〔従来の技術〕
塵芥積込装置を内蔵したテールゲートを塵芥収集箱の
後部に連接した塵芥収集車には、一般にこれらの装置の
整備・点検、或いは清掃ができるようにするための点検
口がテールゲートの後面上部に設けられ、この点検口に
は開閉開放な点検扉が備えられている。
即ち、第6図及び第7図に示すように、塵芥収集車1
の塵芥収容箱2の後端には、押込板3と回転板4とを備
えた塵芥積込装置5を内蔵したテールゲート6が連接さ
れ、このテールゲート6の後面には塵芥投入口7が開口
されているとともに、この内部上方にはディフレクタ8
が配設されている。これにより、塵芥投入口6からテー
ルゲート6のホッパ6a内に投入された塵芥は、塵芥積込
装置5の回転板4で掻き揚げられ、しかる後、押込板3
で押込まれディフレクタ8で案内されて塵芥収容箱2内
に積込まれるようになされている。
ここに、上記塵芥積込装置5の各種油圧機器は、上記
ディフレクタ8の上面側に装備されている。即ち、同図
に示すように、ディフレクタ8の上面には、バルブユニ
ット9が固着されているとともに、上記押込板3及びテ
ールゲート6を夫々揺動させる押込シリンダ10及びリフ
トシリンダ11がディフレクタ8の上方に、上記回転板4
を回転させる油圧モータ12がディフレクタ8の側方に夫
々配置されている。更に、このディフレクタ8の上面側
には、塵芥排出時の各種コントロールのためのセンサ類
も取付けられている。
そこで、 塵芥積込装置5の作動確認 各種油圧機器、センサ類の整備・点検 押込板3とディフレクタ8との間の隙間等から該デ
ィフレクタ8の上面に乗った塵芥Sの除去や内部の清掃 等のため、テールゲート6の後面には、上記投入口7の
上方に位置して点検口13が開口され、この点検口13に
は、開閉自在な点検扉14が備えられている。更に、この
点検扉14の上部には、ここに生ずる隙間を閉塞するため
の保護カバー15が配設されている。
従来、上記点検扉14は、一般に第8図に示すように、
その周囲においてボルト16を介してテールゲート6に締
結されていた。また、第9図に示すように、実開昭62-1
71506号として、点検扉14′を、2枚の板材をヒンジを
介して連結して構成し、この点検扉14′の上端をテール
ゲート6にヒンジ部材7を介して回転自在に連結すると
ともに、下端を支持部材18及び受部材19,20等により適
宜位置に支持可能としたものが提案されている。更に、
第10図に示すように、点検扉14″の上端を、ピン21を介
してテールゲート6に回転自在に支承するとともに、下
端を止め金具22を介して着脱自在にテールゲート6に取
付けたものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第8図に示すものは、ボルト16に
よる結合のため、工具を用いなければ点検扉14を開ける
ことがきないばかりでなく、点検扉14は比較的大きいた
め、この取外しを1人で行うことができず、しかも取外
した点検扉14を一時ストックするのにかなり広いスペー
スを必要とする。また、第9図に示すものは、ヒンジ部
材18の取付け部近傍下方の整備、点検及び清掃がやりず
らいばかりでなく、塵芥収容箱2の屋根上からの作業に
対しては、開口を距離Lの範囲でしか取ることができ
ず、作業効率が悪くなってしまう。更に、第10図に示す
ものは、上記第9図に示すものと同様に、塵芥収容箱2
の屋根上からの作業ができなくなってしまい、点検場所
によってはテールゲート14″側からの作業もし難くなっ
てしなうばかりでなく、ピン21の回転中心の下方近傍区
域Aの整備、点検及び清掃のために、点検扉14″の開度
を大きく取らなければならず、大きな点検扉14″を1人
の作業で行うのは、かなり大変であるといった問題点が
あった。
本考案は上記に鑑み、開閉操作が容易で、整備、点検
及び清掃等の作業の場所に応じて、最適な開閉位置を選
択することができるようにしたものを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案に係る塵芥収集車の
点検扉は、内部に塵芥積込装置を内蔵したテールゲート
を塵芥収容箱の後方に傾動自在に連結し、このテールゲ
ートの後面に塵芥投入口と該投入口の上方に点検口を夫
々開口するとともに、この点検口に開閉自在な点検扉を
設けた塵芥収集車の点検扉において、中央付近で2分割
するとともにヒンジを介して互いに屈折可能で且つ一体
化可能に連結した上カバーと下カバーとで構成し、この
上カバーの上端を点検口上端の上方に回転自在に支承す
るとともに着脱自在となし、更に上カバーと下カバーと
を一体化して上方に回動させた時に所定の位置で固定さ
せるステーを備えたものである。
〔作用〕
上記のように構成した本考案によれば、点検扉の開閉
に際に、上カバーと下カバーとを一体化して上カバーの
上端を中心に上方に回動させてステーで固体した第1位
置と、上カバーをその上端をテールゲートから取外して
ヒンジを中心に下方に回動させて下カバー上に折り畳ん
だ第2位置と、下カバーをヒンジを中心に上方に回動さ
せて上カバー上に折り畳んだ第3位置との3つの位置を
取ることができ、これによって点検扉を撤去することな
く、テールゲート背面での整備、点検及び清掃の作業箇
所に応じ、また必要な作業スペースに応じて、点検扉の
開閉位置を適宜選択することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図を参照して
説明する。
本実施例において、点検扉30は、高さ方向ほぼ中央で
2分割された上カバー31と下カバー32とから構成されて
いるとともに、この両カバー31,32の両側縁に沿って点
検扉30のほぼ全長に亙って上下に伸びる一対のアーム33
が備えられている。
この各アーム33の上端は、テールゲート6のサイドパ
ネル6bに設けられた支持軸34にブラケット35を介して回
転自在に連結されているとともに、アーム33間には、ク
ロスメンバ36が掛け渡されて骨組みが形成されている。
そして、このクロスメンバ36の上面には、下カバー用
ヒンジ37がその上方側37aにおいて、上カバー用ヒンジ3
8がその下方側38bにおいて、夫々左右1対ずつビス39に
よって固定され、更に下カバー用ヒンジ37の下方側37b
には、下カバー32の上縁が、上カバー用ヒンジ38の上方
側38aには、上カバー31の下縁がリベット40によって夫
々固着されている。
これにより、上カバー31が上カバー用ヒンジ38を中心
に下方に回動して下カバー32上に折り畳まれ、また下カ
バー32は下カバー用ヒンジ37を中心に上方に回動して上
カバー31の上に折り畳まれるようなされている。
なお、クロスメンバ36の上記リベット40による止め部
に対応する位置には、この止め部を挿通させるための通
孔36aが穿設されている。
更に、上記上カバー31と上記アーム33とは上カバー用
蝶ねじ41を介して、下カバー32とアーム33とは下カバー
用蝶ねじ42を介して、更に点検扉30とテールゲート6と
は点検扉用蝶ねじ43を介して夫々結合自在になされてい
る。
即ち、上カバー31に設けられた通孔31a内に上カバー
用蝶ねじ41を挿通させてアーム33内に螺入させることに
よりブラケット35を介して上カバー31とアーム33とが、
下カバー32に設けられた通孔32a内に上カバー用蝶ねじ4
2を挿通させてアーム33内に螺入させることにより下カ
バー32とアーム33とが夫々結合され、更に上端をアーム
33に連結して下カバー32の下端から垂設した支持板44を
介して、点検扉30とテールゲート6とが点検扉用蝶ねじ
43によって結合される。
更に、下カバー32の側部には、上端を回転自在に支承
したステー45が配置され、テールゲート6には、このス
テー45の下端を保持する受け金具46が固着され、これに
よって点検扉30全体を上方に回動させて点検口13を開放
させた際、ステー45の下端を受け金具46の内部挿入して
保持することによって、点検扉30を固定できるようにな
されている。
なお、上記上カバー用蝶ねじ41は、これを締結させる
ことにより、保護カバー15の端縁も同時に固定でき、蝶
ねじ41を外すことによって、保護カバー15の端部を解放
させてここを開くことができるようになされている。
次に、上記点検扉30の各開閉位置について説明する。
先ず、蝶ねじ41,42を締結することによりアーム33を
介して上カバー31と下カバー32とを一体化し、この状態
で蝶ねじ43を外して点検扉30全体を支持軸34を中心に第
5図(a)のに示すように上方に揺動させ、ステー45
を介してこれを固定することによって第1の開閉位置を
得る。
次に、蝶ねじ42,43を締結したまま蝶ねじ41の締結を
解くことによって、上カバー31とアーム33との結合を解
き、この状態で第5図(b)のに示すように、上カバ
ー31を下方に回動させて上カバー32上に折り畳むことに
よって第2の開閉位置を得る。
更に、蝶ねじ41を締結したまま、蝶ねじ42の締結を解
くことによって、下カバー32とアーム33との結合を解
き、更に蝶ねじ43を外した状態で第5図(b)のに示
すように、下カバー32を上方に回動させて上カバー31上
に折り畳むことによって第3の開閉位置を得るのであ
る。
このように第1、第2及び第3の開閉位置をとること
により、点検扉30を撤去することなく、テールゲート6
の背面での整備、点検及び清掃の作業箇所に応じ、また
必要な作業スペースに応じて、点検扉30の開閉位置を適
宜選択することができるようになる。
なお、支持軸34とアーム33を設けることなく、クロス
メンバ36を直接テールゲート6のサイドパネル6bに固着
して、第5図(b)に示す第2及び第3開閉位置を取る
ようにすることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成であるので、点検扉は3つ
異なった開閉位置を取ることができ、この開閉位置を適
宜選択することによって、点検扉をテールゲート背面の
高いところから撤去することなく、必要な箇所を適確に
整備、点検及び清掃することができる。しかも、開閉扉
を2分割し、かつ各々が開閉できるので、これらの操作
をそれ程の力を要することなく、1人作業でも充分に行
うことができる。
更に、蝶ねじを使用することにより、工具を使用する
ことなく、この締結を行うようにすることができるばか
りでなく、上カバーと保護カバーを共締とすることによ
り、塵芥収容箱に近い側を容易に、しかも広く開けるよ
うにすることもできるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
要部を示す側面図、第2図は同じく平面図、第3図はヒ
ンジを拡大して示す平面図、第4図は第3図のIV-IV線
断面図、第5図は(a)は第1開放位置を示す側面図、
同図(b)は第2及び第3開放位置を示す側面図、第6
図は塵芥収集車の側面図、第7図はテールゲートの内部
を上方から見た斜視図、第8図乃至第10図は夫々異なる
従来例を示し、第8図は斜視図、第9図は側断面図、第
10図は斜視図である。 2……塵芥収容箱、3……押込板、4……回転板、5…
…塵芥積込装置、6……テールゲート、7……塵芥投入
口、8……ディフレクタ、13……点検口、30……点検
扉、31……上カバー、32……下カバー、33……アーム、
34……支持軸、36……クロスメンバ、37……下カバー用
ヒンジ、38……上カバー用ヒンジ、41〜43……蝶ねじ、
45……ステー、46……受け金具。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に塵芥積込装置を内蔵したテールゲー
    トを塵芥収容箱の後方に傾動自在に連結し、このテール
    ゲートの後面に塵芥投入口と該投入口の上方に点検口を
    夫々開口するとともに、この点検口に開閉自在な点検扉
    を設けた塵芥収集車の点検扉において、中央付近で2分
    割するとともにヒンジを介して互いに屈折可能で且つ一
    体化可能に連結した上カバーと下カバーとで構成し、こ
    の上カバーの上端を点検口上端の上方に回転自在に支承
    するとともに着脱自在となし、更に上カバーと下カバー
    とを一体化して上方に回動させた時に所定の位置で固定
    させるステーを備えたことを特徴とする塵芥収集車の点
    検扉。
JP5825990U 1990-06-01 1990-06-01 塵芥収集車の点検扉 Expired - Lifetime JP2514011Y2 (ja)

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JPS5463711U (ja) * 1977-10-06 1979-05-04
WO2013190616A1 (ja) * 2012-06-18 2013-12-27 三菱電機株式会社 エレベータ装置

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JPH0416707U (ja) 1992-02-12

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