JPS59185Y2 - コンクリ−トミキサ−車における洗浄汚水収容装置 - Google Patents

コンクリ−トミキサ−車における洗浄汚水収容装置

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Publication number
JPS59185Y2
JPS59185Y2 JP2830480U JP2830480U JPS59185Y2 JP S59185 Y2 JPS59185 Y2 JP S59185Y2 JP 2830480 U JP2830480 U JP 2830480U JP 2830480 U JP2830480 U JP 2830480U JP S59185 Y2 JPS59185 Y2 JP S59185Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
concrete mixer
support arm
pedestal
mixer truck
Prior art date
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Expired
Application number
JP2830480U
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English (en)
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JPS56130814U (ja
Inventor
巻雄 藤田
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
Priority to JP2830480U priority Critical patent/JPS59185Y2/ja
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Publication of JPS59185Y2 publication Critical patent/JPS59185Y2/ja
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンクリートミキサー車の排出シュート等の
洗浄汚水を収容して基地まで運ぞようにした洗浄汚水収
容装置に関するものである。
一般にコンクリートミキサー車においては、打設現場で
、ドラム内の生コンクリートを排出シュートより排出し
た後には、排出シュートに付着している生コンクリート
を固化しない内に洗浄して取り除く必要がある。
従来この排出シュートを洗浄した汚水は、道路や作業現
場で、そのまま捨てるかバケツで受けて、コンクリート
ミキサー車の後部支柱に設けたステップを登ってホッパ
よりドラム内に投入していた。
しかし最近環境規制がやかましく言われるようになって
から道路や作業現場で、上記洗浄汚水を流し捨てること
ができなくなり、またバケツで受けてホッパよりドラム
内へ入れる作業は、バケツの重量が20kgを越え、狭
いステップを登らなければならず相当な労力を要し危険
な作業でもある、さらに最近は生コンクリートの品質管
理上洗浄汚水をドラム内に入れることも規制されて来た
この考案は、上記に鑑みてなされたもので伸縮、旋回自
在なアームを設けた洗浄汚水収容タンクをコンクリート
ミキサー車の車両後部に取りつけ、洗浄汚水の収容、持
ち帰り、廃棄が容易にできるようにしたものである。
以下この考案を図面を参照して説明する。
図面は、この考案の一実施例を示すもので1はコンクリ
ートミキサー車のドラム、2はホッパ3はドラム1より
生コンクリートを排出するシュート、4は後部支柱、5
はコンクリートミキサー車の架台、6は架台5の後部支
柱4の下部中央より後方に突出して固定されているブラ
ケットで、その先端部が、L字型形状を有するサポート
アーム7の縦部材7bの上端部の軸8を回転自在に支持
し、該軸8の上端部にナツト8aがねしこまれて、サポ
ートアーム7を保持している。
サポートアーム7の横スリーブ軸7aには角形断面を有
する中空部9が形成され、スライドパー10の一端がそ
の軸方向(第1図の左右)に摺動するように挿入されて
おり、スライドパー10の他端部に汚水の収容タンク1
2の底部が固定されている。
収容タンク12には蓋13がタンク胴上部の一側にヒン
ジ14で支持され、第1図の実線で示す位置から同図の
2点鎖線で示す位置に蓋13を回動して、収容タンク1
2の上面が開口される。
蓋13のヒンジ14と反対側に押え板15が固定されて
おり、収容タンク胴に突出して設けられた支持金具17
に、頭部を回動自在に固定されたアイボルト18のねじ
軸が前記押え板15の溝16(第2図)にはめこまれて
、該わし軸に蝶ナツ1−19がねじ込まれ、蓋13がタ
ンク上面に固定される。
収容タンク12の底部には汚水の排出が容易なように底
板21が第1図の右方向に傾斜して設けられ、この傾斜
面の低い側における収容タンク12の下部側面にあけら
れた排出口にバタフライバルブ22が取りつけられてい
る。
サポートアーム7のスリーブ軸7aの先端下部に支点2
5が設けられロック爪26がピン軸にて回動自在に支持
されて、その先端の爪部26 aがスライドパー10の
下面に設けられたラチェツト溝27に噛み合っている。
2Bはロック爪26の爪部26 aと反対側に延長して
いるロックバンドルで、これとスリーブ軸7aとの間に
設けられたばね29がロック爪26の爪部26 aをラ
チェツト溝27に噛み合うようにロックバンドル28を
押圧している。
30は、サポートアーム7の軸8と軸心に合わせて、ブ
ラケット6の先端部に固定された半円形の方向割出板で
、その円周に沿って複数個の溝30 aが形成されてい
る。
31は、該方向割出板30の上面に重ねられてサポート
アーム7の軸Bに固定されている係止板で、方向割出板
30の溝30 aに対応する位置にロック穴32があけ
られ、ロックピン33を挿入することにより、サポート
アーム7の旋回が固定されるようになっている。
35は、コンクリートミキサー車の架台5の後方側端部
の下方に固定して設けられた収容タンク用の係留台で、
その受台36に収容タンク12を常時サポートアームの
縮小状態において係留するように構成されている。
即ち収容タンク12のスライドパー10をスリーブ軸7
aに押しこみ、かつサポートアーム7をミキサー車の中
心線と直角になるまで旋回させて、収容タンク12の側
板に前記スライドパー10と直角な方向に突出して設け
られている固定板37を前記受台36に載せ、固定板3
7にあけられているロック穴37 aを、受台36にあ
けられているロック穴36 Hに合わせて、ロックピン
38を挿入することにより収容タンク12が架台5に安
全強固に固定されるようになっている。
この考案は上記の構成を有し、コンクリートミキサー車
のドラム1より生コンクリートの排出作業が終って、排
出シュート3を水洗いする場合は、まずミキサー車の架
台後部の係留台35のロックピン38及びサポートアー
ム7の係止板31のロックピン38を抜いて、収容タン
ク12の係留を解くと共に、収容タンク12の蝶ナツト
19をゆるめて、蓋13を開き、同時にサポートアーム
7を旋回させて、スライドパー10を伸ばし、排出シュ
ート3の出口直下に収容タンク12を位置決めさせて、
係止板31のロック穴32を通して、方向割出板30の
溝30 aにロックピン33を挿入し、収容タンク12
の位置を固定する。
以上により排出シュートの洗浄準備が終り、洗浄を開始
する。
あるいは上記と別の準備操作として、サポートアーム7
をミキサー車の中心線と直角に係止させたまま、ミキサ
ー車の架台後部の係留台35のロックピン3Bを抜いて
、スライドパー10を伸ばし、収容タンク12の蝶ナツ
ト19をゆるめて蓋13を開き、排出シュート3をミキ
サー車の中心線と直角になるよう旋回させて、排出シュ
ート3の出口が゛収容タンク12の直上に来るよう位置
決めさせて、この位置で洗浄作業を行うこともできる。
洗浄作業が終って、汚水を収容タンクに収容したまま、
係止板31のロックピン33を抜いてサポートアーム1
を収容タンク12が係留台35に近づく方向に旋回して
、排出シュート3をかわしながら、ないしは排出シュー
ト3を収容タンク12の位置から側方へ旋回させながら
収容タンク12の蓋13を閉め蝶ナツト19でタンクに
固く締めつけた後、収容タンク12を係留台35に載せ
、ロックピン38をロック穴36 a、 37 aに挿
入して収容タンク12を固定し、同時にロックピン33
を係止板31のロック穴32に挿入して、サポートアー
ム7をコンクリートミキサー車の架台に固定する。
排出シュート部の洗浄作業は以上の作業で終了し、コン
クリートミキサー車は基地に帰る。
基地に帰着後指窓の場所で車を止めて収容タンク12の
バタフライバルブ22を開きタンク内の汚水を排出させ
る。
この際必要に応じて、収容タンク12の係留を解いて、
サポートアーム7を伸長あるいは旋回させて、収容タン
ク12を所要位置に移動させる。
なお、上記実施例では、サポートアーム7にスライドパ
ー10を設けて伸縮するようにしたものについて説明し
たが、サポートアーム7を折り曲げることにより伸縮す
るようにしてもよい、またサポートアームのスライドパ
ー10の先端部に収容タンク12の底部を固定し、タン
ク内の洗浄汚水を排出させる時は、タンク側面に設けた
バタフライバルブ22を開いて行うものについて説明し
たか゛、第3図に示すようにサポートアーム7のスフイ
ドバー10 Hの先端部と収容タンク12 aの底部を
ヒンジ39で結合しタンク内の洗浄汚水ヒンジ39で結
合しタンク内の洗浄汚水を排出するときは、収容タンク
の蓋13をあけて、矢印Aの方向に収容タンク12 a
を傾けて行うようにしてもよい。
以上説明したように、この考案は、コンクリートミキサ
ー車の架台後方に旋回と伸縮が可能なサポーI・アーム
を設け、その先端に汚水収容タンクを備えて、排出シュ
ートの洗浄汚水を直接に収容タンクに受入れた後、その
蓋を閉め、コンクリートミキサー車の架台後部に係留固
定して、基地に持ち帰るようにしたので、排出シューl
〜の洗浄時には、該排出シュートがその可動範囲のいか
なる位置にあっても、上記収容タンクを排出シュート先
端の出口の下に位置決めすることができ、したがって特
別な案内部材等を使用することなしに、洗浄汚水を確実
に収容タンクに収容でき、現場の状況に応じて適切な排
出シュートの洗浄作業ができる利点がある。
また、収容タンクに収容された洗浄汚水を基地で廃棄す
る際には、収容タンクをいちいちコンクリートミキサー
車から取外す必要がなく、その廃棄場所の状況に応じて
、適宜前記サポートアームを旋回または伸縮させて所要
位置に向けて、その位置で洗浄汚水を容易に排出するこ
とができる。
しかも、従来のように洗浄汚水を道路や、作業現場内に
流し捨てる必要がなく、あるいはバケツで洗浄汚水を受
けて、ミキサー車の後部支柱のステップに登ってホッパ
よりドラムに投入するような危険な作業がなくなるとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図はこの考
案に係る洗浄汚水収容タンクを備えたコンクリートミキ
サー車の側面図、第2図は洗浄汚水収容タンクが係留さ
れた状態を示す平面図、第3図は別の実施例を示す要部
側面図である。 5・・・・・・架台、7・・・・・・サポートアーム、
12・・・・・・収容タンク、13・・・・・・蓋、3
5・・・・・・係留台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートミキサー車の架台の後部に、一端部が旋回
    操作可能に支持されている伸縮操作可能なサポートアー
    ムと、該サポートアームの他端部に取付けられていると
    共に、上面が開口しており、該開口部を開閉する蓋を有
    する汚水の収容タンクと、前記架台の後部に固定されて
    おり、前記サポートアームの縮小状態において前記収容
    タンクを架台に係留固定する係留台とを備えていること
    を特徴とするコンクリートミキサー車における洗浄汚水
    収容装置。
JP2830480U 1980-03-06 1980-03-06 コンクリ−トミキサ−車における洗浄汚水収容装置 Expired JPS59185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2830480U JPS59185Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 コンクリ−トミキサ−車における洗浄汚水収容装置

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JP2830480U JPS59185Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 コンクリ−トミキサ−車における洗浄汚水収容装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56130814U JPS56130814U (ja) 1981-10-05
JPS59185Y2 true JPS59185Y2 (ja) 1984-01-06

Family

ID=29624230

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2830480U Expired JPS59185Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 コンクリ−トミキサ−車における洗浄汚水収容装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5860413U (ja) * 1981-10-19 1983-04-23 栄生工業株式会社 ミキサ車のシユ−ト洗浄用汚水溜箱
JPS6049903A (ja) * 1983-08-29 1985-03-19 極東開発工業株式会社 コンクリ−トミキサ−車の洗浄汚水収容装置

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Publication number Publication date
JPS56130814U (ja) 1981-10-05

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