JPH0649522Y2 - 塵芥収集車の塵芥投入箱 - Google Patents
塵芥収集車の塵芥投入箱Info
- Publication number
- JPH0649522Y2 JPH0649522Y2 JP1989124874U JP12487489U JPH0649522Y2 JP H0649522 Y2 JPH0649522 Y2 JP H0649522Y2 JP 1989124874 U JP1989124874 U JP 1989124874U JP 12487489 U JP12487489 U JP 12487489U JP H0649522 Y2 JPH0649522 Y2 JP H0649522Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- box
- cover
- refuse
- throwing box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は塵芥収集車の塵芥投入箱に関する。
（従来の技術） 従来、この種塵芥収集車の塵芥投入箱内には回転駆動さ
れる回転板と前後に揺動駆動される押込板とからなる塵
芥積込装置あるいは昇降及び回転駆動される単一の押込
板からなる塵芥積込装置が組込まれている。
れる回転板と前後に揺動駆動される押込板とからなる塵
芥積込装置あるいは昇降及び回転駆動される単一の押込
板からなる塵芥積込装置が組込まれている。
よって塵芥投入箱の側板の一方には減速機を含む駆動装
置等が設けられ、他方にはリミットスイッチとカムとか
らなる検出装置等が設けられており、それぞれの部分が
カバーで覆われている。
置等が設けられ、他方にはリミットスイッチとカムとか
らなる検出装置等が設けられており、それぞれの部分が
カバーで覆われている。
また、塵芥投入箱の両側に油圧シリンダが配設されてい
る。
る。
（本考案が解決しようとする課題） しかしながら、従来塵芥投入箱の幅は側方に前記駆動装
置または検出装置等、付属部品を取付ける関係から塵芥
収容箱の幅より狭くなっており、塵芥収容箱の後端開口
部と連接する塵芥投入箱の鍔部と側板とに段差が生じ
る。そして、側板には前記駆動装置または検出装置等の
カバーが取付けられたり、油圧シリンダが露出して配設
されるためこれらが左右の側板から突出し、突出部にゴ
ミが溜り易い。
置または検出装置等、付属部品を取付ける関係から塵芥
収容箱の幅より狭くなっており、塵芥収容箱の後端開口
部と連接する塵芥投入箱の鍔部と側板とに段差が生じ
る。そして、側板には前記駆動装置または検出装置等の
カバーが取付けられたり、油圧シリンダが露出して配設
されるためこれらが左右の側板から突出し、突出部にゴ
ミが溜り易い。
また、凹凸が多いため作業終了後の清掃時においては高
圧洗浄をすると検出装置や駆動装置内に浸水して故障を
誘発したり、残水により錆が発生しやすくなる。
圧洗浄をすると検出装置や駆動装置内に浸水して故障を
誘発したり、残水により錆が発生しやすくなる。
さらに油圧シリンダや駆動装置付近にはグリスや油が露
出しやすく外観上も好ましくなかった。
出しやすく外観上も好ましくなかった。
（課題を解決するための手段） 本考案の塵芥収集車は、 車体枠上に搭載された塵芥収容箱と、該塵芥収容箱の後
方開口部に、傾動可能に連設され内部に塵芥押込装置を
装備した塵芥投入箱とよりなる塵芥収集車において、前
記塵芥投入箱の左右側板に該側板全体を覆うカバーを設
け、該カバーをカバー前部に設けたヒンジより開閉可能
とし、且つ前記ヒンジを抜き差し可能に構成することに
より前記カバーを前記塵芥投入箱と着脱自在にするとと
もに、塵芥収容箱と塵芥投入箱との側面を略同一平面に
形成したものである。
方開口部に、傾動可能に連設され内部に塵芥押込装置を
装備した塵芥投入箱とよりなる塵芥収集車において、前
記塵芥投入箱の左右側板に該側板全体を覆うカバーを設
け、該カバーをカバー前部に設けたヒンジより開閉可能
とし、且つ前記ヒンジを抜き差し可能に構成することに
より前記カバーを前記塵芥投入箱と着脱自在にするとと
もに、塵芥収容箱と塵芥投入箱との側面を略同一平面に
形成したものである。
（作用） 塵芥投入箱の側板に側板略全体を覆うカバーを取付け、
点検のときはヒンジ軸を中心に開放するか、または軸を
抜いてカバーを着脱させればよく、突出部に溜るゴミを
阻止することができる。
点検のときはヒンジ軸を中心に開放するか、または軸を
抜いてカバーを着脱させればよく、突出部に溜るゴミを
阻止することができる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図は、本考案に係る塵芥収集車１を示している。
同図において、２は塵芥収集車の車枠上に搭載された塵
芥収容箱であって、この塵芥収容箱２の後方開口部には
前面を開放した塵芥投入箱３が枢軸（図示せず）で傾動
可能に連設されている。塵芥投入箱３の左右には側板3
a,3bが備えられており、その内部には前後に揺動可能な
押込板５と、回動可能な回転板６とからなる塵芥押込装
置が装備されている。また、左側の側板3aにはカムやリ
ミットスイッチ等の検出装置を覆うケース７が設けられ
るとともに、右側の側板3bにはスプロケットやチェーン
等からなる駆動装置を覆うチェーンカバー８が設けられ
ている。９は塵芥収容箱２の後部開口部の隙間を覆うパ
ネルで、塵芥投入箱３の左右前部に側板3a,3bより外側
に突出した状態で設けられ、該パネル９と側板3a,3bと
の空間には、塵芥投入箱３の側方を覆うようにそれぞれ
カバー10が前方に設けたヒンジ11を中心に開閉自在に設
けられるとともに、カバー10の後部にはロック装置12が
設けられており、前記カバー10は側板3a,3bの外側に確
実にロックされている。カバー10の側面は塵芥収容箱２
の側面と略同一平面に形成され、段差がない。また前記
ヒンジ11のヒンジピンは着脱式となっており、該ヒンジ
ピンを抜き取ることにより、前記カバー10を塵芥投入箱
３から離脱させることができる。13はカバー10の側方に
形成した工具入れで、側面に入口を形成し、内部に工具
を入れるための空間が設けられている。
芥収容箱であって、この塵芥収容箱２の後方開口部には
前面を開放した塵芥投入箱３が枢軸（図示せず）で傾動
可能に連設されている。塵芥投入箱３の左右には側板3
a,3bが備えられており、その内部には前後に揺動可能な
押込板５と、回動可能な回転板６とからなる塵芥押込装
置が装備されている。また、左側の側板3aにはカムやリ
ミットスイッチ等の検出装置を覆うケース７が設けられ
るとともに、右側の側板3bにはスプロケットやチェーン
等からなる駆動装置を覆うチェーンカバー８が設けられ
ている。９は塵芥収容箱２の後部開口部の隙間を覆うパ
ネルで、塵芥投入箱３の左右前部に側板3a,3bより外側
に突出した状態で設けられ、該パネル９と側板3a,3bと
の空間には、塵芥投入箱３の側方を覆うようにそれぞれ
カバー10が前方に設けたヒンジ11を中心に開閉自在に設
けられるとともに、カバー10の後部にはロック装置12が
設けられており、前記カバー10は側板3a,3bの外側に確
実にロックされている。カバー10の側面は塵芥収容箱２
の側面と略同一平面に形成され、段差がない。また前記
ヒンジ11のヒンジピンは着脱式となっており、該ヒンジ
ピンを抜き取ることにより、前記カバー10を塵芥投入箱
３から離脱させることができる。13はカバー10の側方に
形成した工具入れで、側面に入口を形成し、内部に工具
を入れるための空間が設けられている。
尚、14は油圧シリンダで塵芥収容箱２と塵芥投入箱３と
の間に配設され、塵芥投入箱３を開閉するものである。
の間に配設され、塵芥投入箱３を開閉するものである。
さらに、保守点検時はロック装置を外し、カバーをヒン
ジ回りに回動して側方を開放するか、またはヒンジピン
を外しカバーを取り外すことにより支障なく作業を行う
ことができる。
ジ回りに回動して側方を開放するか、またはヒンジピン
を外しカバーを取り外すことにより支障なく作業を行う
ことができる。
因みに、第３図は従来の塵芥収集車を示し、本考案と対
応する部分に同一符号を付することにより説明を省略す
る。
応する部分に同一符号を付することにより説明を省略す
る。
（考案の効果） 以上のように本考案によれば、塵芥投入箱の側方空間に
カバーを開閉可能で、且つ着脱自在に取付けたことによ
り、側板の凹凸部にゴミや油が付着しなくなり常に清潔
に保持され、洗浄がし易すく、保守管理が向上するとと
もに、外観上も凹凸部がなくすっきりとした形状になり
美観が向上するものである。
カバーを開閉可能で、且つ着脱自在に取付けたことによ
り、側板の凹凸部にゴミや油が付着しなくなり常に清潔
に保持され、洗浄がし易すく、保守管理が向上するとと
もに、外観上も凹凸部がなくすっきりとした形状になり
美観が向上するものである。
第１図は本考案に係る塵芥収集車を示す斜視図、第２図
は第１図のＡ矢視図、第３図は従来の塵芥収集車を示す
斜視図である。 １……塵芥収集車、２……塵芥収容箱、３……塵芥投入
箱、3a,3b……側板、10……カバー、11……ヒンジ。
は第１図のＡ矢視図、第３図は従来の塵芥収集車を示す
斜視図である。 １……塵芥収集車、２……塵芥収容箱、３……塵芥投入
箱、3a,3b……側板、10……カバー、11……ヒンジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−186803（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−145204（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−118902（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】車体枠上に搭載された塵芥収集車と、該塵
芥収容箱の後方開口部に、傾動可能連設され内部に塵芥
積込装置を装備した塵芥投入箱とよりなる塵芥収集車に
おいて、前記塵芥投入箱の左右側板に該側板全体を覆う
カバーを設け、該カバーをカバー前部に設けたヒンジよ
り開閉可能とし、且つ前記ヒンジを抜き差し可能に構成
することにより前記カバーを前記塵芥投入箱と着脱自在
にするとともに、塵芥収容箱と塵芥投入箱との側面を略
同一平面に形成したことを特徴とする塵芥収集車の塵芥
投入箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989124874U JPH0649522Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 塵芥収集車の塵芥投入箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989124874U JPH0649522Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 塵芥収集車の塵芥投入箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0364904U JPH0364904U (ja) | 1991-06-25 |
| JPH0649522Y2 true JPH0649522Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31672770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989124874U Expired - Lifetime JPH0649522Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 塵芥収集車の塵芥投入箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649522Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015174718A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4576313B2 (ja) * | 2005-10-07 | 2010-11-04 | 極東開発工業株式会社 | 塵芥収集車 |
| JP5501779B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2014-05-28 | 新明和工業株式会社 | コンテナ反転装置およびこれを備えた塵芥収集車 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3739927A (en) * | 1971-09-10 | 1973-06-19 | Leach Corp | Mechanism for refuse collection vehicles |
| JPS5550120Y2 (ja) * | 1975-07-19 | 1980-11-21 | ||
| JPS611121U (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-07 | 敏明 吉村 | 勾配角度視認器具 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1989124874U patent/JPH0649522Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015174718A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 新明和工業株式会社 | 塵芥収集車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0364904U (ja) | 1991-06-25 |
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