JPH0640162Y2 - 塵芥収集車の緊急停止装置 - Google Patents

塵芥収集車の緊急停止装置

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JPH0640162Y2
JPH0640162Y2 JP1988084760U JP8476088U JPH0640162Y2 JP H0640162 Y2 JPH0640162 Y2 JP H0640162Y2 JP 1988084760 U JP1988084760 U JP 1988084760U JP 8476088 U JP8476088 U JP 8476088U JP H0640162 Y2 JPH0640162 Y2 JP H0640162Y2
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JP
Japan
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dust
guide plate
work guide
emergency stop
plate
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JP1988084760U
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JPH027206U (ja
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満夫 西脇
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塵芥投入口の下枠にヒンジを介して結合され
た塵芥積込装置緊急停止用の停止板を有し、この停止板
を押動操作することにより塵芥積込装置を緊急停止させ
ることができるようにした塵芥収集車の緊急停止装置に
関する。
(従来の技術) 一般に、塵芥投入口の下枠にヒンジ結合された塵芥積込
装置緊急停止用の停止板を押動操作することにより塵芥
積込装置を緊急停止させることができるようにしたもの
は知られている(例えば、特公昭60-33721号公報、実公
昭50-22407号公報参照)。特公昭60-33721号公報記載の
ものはダンプストッパと連動して塵芥投入口下部を覆う
ように構成されたあおり扉に停止板の機能を持たせたも
のであり、実公昭50-22407号公報記載のものは、停止板
の押動操作により塵芥積込装置を作動あるいは停止させ
るように構成したものである。いずれの公報に記載のも
のも、押込板が前方に押動操作されたときに検出スイッ
チが作動し、これにより塵芥積込装置の積込回路がしゃ
断され塵芥積込装置が緊急停止されるよう構成されてい
る。
ところで、これら従来のものでは、停止板が自由に揺動
できるようになっており、塵芥積込時の振動などにより
停止板にばたつきが生じる恐れがある。そのため、検出
スイッチの検出感度を良くするための微妙な調整が厄介
となり、また、検出スイッチの耐久性も悪化する。さら
に、停止板が僅かに揺れた程度では検出スイッチが作動
しないように停止板の操作ストロークを大きく取らなけ
ればならず、これにより緊急時に僅かに押動操作しても
緊急停止されない場合が生じる。
これら欠点を解消するために、出願人は、先に、実願昭
62-4691号により、停止板のばたつきをなくし、検出ス
イッチの検出感度を良くする調整を容易にしたものを提
案している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、実願昭62-4691号によるものでは、停止
板が常に後方に突出しているので、塵芥投入中に塵芥や
作業者が不必要に接触して検出スイッチが誤動作を起し
たり、あるいは損傷したりするなどの問題がある。ま
た、停止板は固定式の作業用案内板の下方に垂下されて
いるが、この作業用案内板には作業時以外のときに格納
される可動式のものがある。この可動式のものに実願昭
62-4691号による停止板を適用すると、案内板の大きさ
に合わせて停止板を後方に突出させなければならず、案
内板格納時に不必要に後方に突出してしまい、車両全長
が長くなり、損傷しやすくなるという問題がある。
そこで、本考案の目的は、停止板のばたつきをなくし、
検出スイッチの検出感度を良くする調整を容易にし、し
かも可動式の作業用案内板を有するものにも適用でき、
さらには停止板が常に後方に突出するようなこともない
塵芥収集車の緊急停止装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、塵芥収容箱の後
端に塵芥積込装置を内蔵するテールゲートを設け、 このテールゲートの後部に形成された塵芥投入口の下枠
の上縁にほぼ水平位置まで後方へ向けて傾動自在の作業
用案内板を設け、 この作業用案内板の裏側の両端に、上縁両端が案内板支
持ピンで枢支され該作業用案内板の傾動軸と平行な軸ま
わりを揺動自在の揺動体を設け、 この揺動体の下縁両端と、上記塵芥投入口の下枠の下方
両側に設けたブラケットとを連結して該揺動体の揺動を
案内支持するリンクを設け、 上記揺動体に塵芥積込装置緊急停止用の押動自在の停止
板を後方に回動するようばね付勢した状態で設け、 後方への回動を制限するストッパを設け、 この停止板をばね力に抗して押動させると作動し上記塵
芥積込装置を緊急停止させる検出スイッチを設けたこと
を特徴としている。
(作用) このように構成されているため、塵芥積込作業時には、
作業用案内板をほぼ水平位置まで後方へ傾動する。この
とき、揺動体はリンクに案内されながら支持ピンを中心
にして作業用案内板の裏側に隠れるように回動される。
この揺動体はリンクにより支持されているので、塵芥積
込時の振動などにより揺動することはなく、またこの揺
動体は作業時に作業用案内板を越えて後方へ突出するよ
うなことがない。
また、塵芥積込作業が完了したときには、作業用案内板
を回動しほぼ垂直位置へ格納する。このとき揺動体はリ
ンクに案内されながら支持ピンを中心にして回動し作業
用案内板の背面側に格納される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図はテールゲート1の後部に開口して形成された塵
芥投入口2を示す斜視図である。塵芥投入口2の開口部
はテールゲート1の側板3の後縁3aと、同背板5の下縁
5aと、下枠6とで画成されており、側板3の外側にはテ
ールゲート1に内蔵された塵芥積込装置(図示せず)の
操作盤7が取り付けられている。また、後述するように
下枠6の上縁には横長の作業用案内板8が矢印の方向に
揺動自在に枢着され、この作業用案内板8の裏側にはこ
れもまた後述するように揺動体10が揺動自在に枢着され
ている。
第2〜4図はそれぞれ本考案の要部を示す図である。各
図において下枠6の両端には上述のようにピン12を介し
て横長の作業用案内板8が枢支され、この作業用案内板
8の裏側にはそこに突設されたブラケット13と支持ピン
15とを介して揺動体10が枢支されている。また、この揺
動体10には第4図に最も良く示されるように塵介積込装
置緊急停止用の押動自在な停止板11が支持ピン15まわり
に枢支され、この支持ピン15にはコイルばね16が装着さ
れ、このコイルばね16は支持ピン15を中心にして停止板
11を反時計方向に付勢している。また、この停止板11の
反時計方向への回動範囲はストッパ17(第2〜3図)に
より制限されるようになっている。
さらに、上記揺動体10の両側部にはリンク18の一端がピ
ン19を介してそれぞれ枢支され、このリンク18の他端は
下枠6の後端に突設されたブラケット20に対してピン21
を介してそれぞれ枢支されている。また、第2図および
第4図から明らかなように、揺動体10は前部板10aを有
し、この前部板10aのほぼ中央には近接スイッチ23が取
付けられ、この近接スイッチ23に対向して上記停止板11
の中央には検知板25が取付けられている。なお、検出ス
イッチは近接スイッチ23に限定するものではなく、他の
センサ、例えばリミットスイッチで構成しても良い。た
だし、近接スイッチは無接触のため耐久性に優れ、また
揺動体10の一部に接近することにより検知可能で、検知
板25を省略することもできる。
第5図は従来の塵介積込装置の積込回路に本実施例の近
接スイッチ23を接続した電気回路図である。電源30、主
スイッチ31、ヒューズ32、選択スイッチ33、近接スイッ
チ23、操作盤7および積込回路35が直列に接続されてい
る。選択スイッチ33で積込を指示し操作盤7の操作を行
うと積込回路35に通電され塵芥積込装置が作動する。こ
こで、緊急停止する際には第4図において停止板11を矢
印の方向へ手で押せばよい。すると、検知板25が近接ス
イッチ23に近接し、近接スイッチ23の接点が開き電路が
しゃ断され、よって塵芥積込装置が緊急停止する。
次に、本実施例の作用を説明する。
塵芥積込作業時には第3図に示されるように作業用案内
板8をほぼ水平位置まで後方へ傾動する。このとき揺動
体10はリンク18に案内されながら支持ピン15を中心にし
て作業用案内板8の裏側に隠れるように回動される。こ
の揺動体10はリンク18により支持されているので、塵芥
積込時の振動などにより揺動することはなく、またこの
揺動体10は作業時に作業用案内板8を越えて後方へ突出
するようなことがない。
したがって、作業中に作業者が不必要に揺動体10に取付
けられた停止板11に触れるようなことはなく、近接スイ
ッチ23に誤動作が生じるようなことはない。また、停止
板11はコイルばね16で付勢され、かつ停止板11には後方
への回動防止用のストッパ17が設けられているので、停
止板11が塵芥積込時の振動などにより揺動することはな
く、近接スイッチ23に誤動作が生じるようなことはな
い。
また、塵芥積込作業が完了したときには第3図に示され
るように作業用案内板8をピン12を中心にして回動しほ
ぼ垂直位置へ格納する。このとき揺動体10はリンク18に
案内されながら支持ピン15を中心にして回動し作業用案
内板8の背面側に格納される。これによって本実施例に
よる緊急停止装置はいわゆる可動式の作業用案内板8を
有するものに対しても適用することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、テー
ルゲートの後部に形成された塵芥投入口の下枠の上縁に
ほぼ水平まで後方に向けて傾動自在の作業用案内板を設
け、この作業用案内板の裏側に該作業用案内板の傾動軸
と平行な軸まわりを揺動自在の揺動体を設け、この揺動
体と上記塵芥投入口の下枠とを連結して該揺動体の揺動
を案内支持するリンクを設け、上記揺動体に塵芥積込装
置緊急停止用の押動自在の停止板を設け、この停止板の
押動により作動し上記塵芥積込装置を緊急停止させる検
出スイッチを設けたので、停止板のばたつきを抑え、検
出スイッチの検出感度を良くし、検出スイッチの耐久性
を向上させることができる。さらには、塵芥積込時に揺
動体が後方へ突出することがなく、停止板を不必要に押
動してしまうなどの不都合を回避することができる。揺
動体は、下枠より上方に、コンパクトに作業用案内板内
に収納されているため、下方からのチップなどによる損
傷を受けることがない。さらに、停止板は、コイルばね
で付勢され、かつ停止板には後方への回動防止用のスト
ッパが設けられているので、停止板が走行時の振動など
により揺動することはなく、検出スイッチ)に誤動作が
生じるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による塵芥収集車のテールゲートの後部
を示す斜視図、第2図は本考案による塵芥収集車の緊急
停止装置の一実施例による揺動体の取付構造を示す横断
面図、第3図および第4図はそれぞれ本考案による塵芥
収集車の緊急停止装置の一実施例による揺動体の取付構
造を示す側面図、第5図は本考案による塵芥収集車の緊
急停止装置の一実施例による電気回路図である。 1……テールゲート、2……塵芥投入口、6……下枠、
8……作業用案内板、10……揺動体、11……停止板、16
……コイルばね、18……リンク、23……検出スイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵芥収容箱の後端に塵芥積込装置を内蔵す
    るテールゲートを設け、 このテールゲートの後部に形成された塵芥投入口の下枠
    の上縁にほぼ水平位置まで後方へ向けて傾動自在の作業
    用案内板を設け、 この作業用案内板の裏側の両端に、上縁両端が案内板支
    持ピンで枢支され該作業用案内板の傾動軸と平行な軸ま
    わりを揺動自在の揺動体を設け、 この揺動体の下縁両端と、上記塵芥投入口の下枠の下方
    両側に設けたブラケットとを連結して該揺動体の揺動を
    案内支持するリンクを設け、 上記揺動体に塵芥積込装置緊急停止用の押動自在の停止
    板を後方に回動するようばね付勢した状態で設け、 後方への回動を制限するストッパを設け、 この停止板をばね力に抗して押動させると作動し上記塵
    芥積込装置を緊急停止させる検出スイッチを設けたこと
    を特徴とする塵芥収集車の緊急停止装置。
  2. 【請求項2】前記検出スイッチを近接スイッチで構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の塵芥収集車の緊急停
    止装置。
JP1988084760U 1988-06-27 1988-06-27 塵芥収集車の緊急停止装置 Expired - Lifetime JPH0640162Y2 (ja)

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JPH027206U JPH027206U (ja) 1990-01-18
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Family

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JP1988084760U Expired - Lifetime JPH0640162Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 塵芥収集車の緊急停止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0522484Y2 (ja) * 1987-07-15 1993-06-10

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JPH027206U (ja) 1990-01-18

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