JP2557967Y2 - 自動車用バックドアのクロージャ装置 - Google Patents

自動車用バックドアのクロージャ装置

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JP2557967Y2
JP2557967Y2 JP4504492U JP4504492U JP2557967Y2 JP 2557967 Y2 JP2557967 Y2 JP 2557967Y2 JP 4504492 U JP4504492 U JP 4504492U JP 4504492 U JP4504492 U JP 4504492U JP 2557967 Y2 JP2557967 Y2 JP 2557967Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バックドアにストライ
カが固設される一方、ドア開口の周縁部にストライカに
係脱するラッチ部材が設けられており、動力により前記
ラッチ部材を介して、前記ストライカを引き込んで前記
バックドアを閉めるようにした自動車用バックドアのク
ロージャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用バックドアのクロージャ
装置としては、例えば、図11および図12に示すよう
なものがある。
【0003】すなわち、駆動モータ1は一方向に略半回
転するとラッチベース2が下方に揺動して、ラッチベー
ス2に装着したラッチ部材3がストライカを引込み、さ
らに一方向に略反回転するとラッチベース2が上方に揺
動して、ラッチ部材3が上昇してストライカが上昇可能
なものである。
【0004】一方、引込み時にバックドアとドア開口の
周縁部との間に異物が噛み込んで、引込み途中で作動停
止してしまうという不具合がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用バックドアのクロージャ装置で
は、、前記不具合があった際に、噛み込んだ異物を取る
には、マニュアル操作でラッチ部材を解除する方法があ
るが、その方法が採れない場合には駆動モータ1の+端
子と−端子とを逆にして駆動モータ1を逆転させる必要
があり、操作が容易ではない。また、異物を噛み込んだ
ままにしておくと、駆動モータ1が回転し続けて焼けて
しまったり、バッテリー上がりの原因になるという問題
点があった。
【0006】本考案は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、操作が容易で、駆動モータ1が焼
けたり、バッテリーが上がったりするのを防止すること
ができる自動車用バックドアのクロージャ装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本考案の要旨とするところは、バックドア(10)
とドア開口(14)の周縁部(16)との一方にストラ
イカ(12)が固設され、バックドア(10)とドア開
口(14)の周縁部(16)との他方にストライカ(1
2)に係脱するラッチ部材(60)が設けられており、
動力により前記ラッチ部材を介して、前記ストライカ
(12)を引き込んで前記バックドア(10)を閉める
ようにした自動車用バックドアのクロージャ装置であっ
て、前記ラッチ部材(60)を前記ストライカ(12)
に係合した状態に施錠するロッキングプレート(70)
を設けたものにおいて、前記バックドア(10)とドア
開口(14)の周縁部(16)との他方に固設される支
持べース(20)と、該支持べース(20)に一端部が
揺動可能に枢着され、該一端部から他端部側へ離間した
位置に前記ラッチ部材(60)および前記ロッキングプ
レート(70)が装着されたラッチベース(40)と、
前記支持べース(20)に、動力に連動し、前記ラッチ
ベース(40)の一端部を中心にしてその他端部を揺動
させるようにし、前記ラッチ部材(60)を介してスト
ライカ(12)を引込む引き込み機構(50)と、前記
ラッチ部材(60)を介してストライカ(12)を引込
んでいるときに、前記ラッチ部材(60)をストライカ
(12)から外して前記バックドア(10)を開けるべ
く、前記ロッキングプレート(70)を施錠位置から解
錠位置に揺動させるエマージェンシー機構(80,9
0)とを備え、前記エマージェンシー機構(80,9
0)は、前記動力により正逆回転可能なカム部材(8
0)を有するとともに、前記ロッキングプレート(7
0)に対して変位することにより空振りする一方向と、
前記ロッキングプレート(70)に対して変位しない前
記一方向とは反対の方向とに揺動可能に前記ロッキング
プレート(70)に支持され、ストライカ(12)の引
き込み時には正転したカム部材(80)により前記一方
向へ押され、前記ロッキングプレート(70)に対し変
位して、前記ロッキングプレート(70)を前記施錠位
置に維持させ、かつ、緊急時には逆転したカム部材(8
0)により前記反対の方向へ押され、前記ロッキングプ
レート(70)に対し変位しないで、前記ロッキングプ
レート(70)を前記施錠位置から前記解錠位置に変位
させる中継レバー部材(90)を有することを特徴とす
る自動車用バックドアのクロージャ装置に存する。
【0008】
【作用】バックドア(10)を閉じていき、例えば、ス
トライカ(12)にラッチ部材(60)が係合すると、
動力により、引込み機構(50)が作動し、前記ラッチ
ベース(40)の一端部を中心にして、例えば、その他
端部が引き下げられるようになり、それにより、ラッチ
ベース(40)を介してラッチ部材(60)がストライ
カ(12)を引き込み、バックドア(10)が全閉され
る。
【0009】このとき、カム部材(80)は正転し、カ
ム部材(80)により中継レバー部材(90)が空振り
する一方向へ押され、中継レバー部材(90)がロッキ
ングプレート(70)に対して変位するようになり、中
継レバー部材(90)がロッキングプレート(70)を
施錠位置の方向へ変位させることがなく、ロッキングプ
レート(70)は施錠位置に維持される。それにより、
ラッチ部材(60)はストライカ(12)から離脱しな
い。バックドア(10)を開くには、動力により、ラッ
チベース(40)を引込み前の位置に戻し、施錠位置に
あるロッキングプレート(70)を解錠操作して、ラッ
チ部材(60)をストライカ(12)から外し、バック
ドア(10)を開き可能にする。
【0010】ストライカ(12)の引込み時に、バック
ドア(10)とドア開口(14)の周縁部(16)との
間に異物が噛み込んで、引込み途中で作動停止してしま
うという不具合が生じた緊急時の場合には、カム部材
(80)を逆転すればよい。それにより、カム部材(8
0)により、中継レバー部材(90)が一方向と反対の
方向に押され、ロッキングプレート(70)に対し変位
しないようになり、ロッキングプレート(70)は中継
レバー部材(90)と共にカム部材(80)に押されて
解錠位置に変位する。それにより、ラッチ部材(60)
が、例えば付勢力によってストライカ(12)から離脱
する。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1〜図10は本考案の一実施例を示している。
図1〜図4に示すように、バックドア10の後縁中央部
にはストライカ12が固設されている。ストライカ12
にはダンパ部材13が固設され、ダンパ部材13の下部
は下方を細くした楔部13aが形成されている。ドア開
口14の周縁には図示省略したウエザーストリップが装
着され、また、ドア開口14の周縁部16には、ストラ
イカ12に対応して、クロージャ装置20aが装着され
ている。
【0012】クロージャ装置20aはドア開口14の周
縁部16のインナーパネルに固設される支持ベース20
と、支持ベース20に車体前後方向で重畳するように配
設されるモータベース30と、支持ベース20とモータ
ベース30との間に形成した収納空間に介装されるラッ
チベース40とが備えられている。
【0013】支持ベース20は両側方向の中央部にスト
ライカ案内溝21が上縁部から下方へ切り込まれてお
り、両側方向の一端部にはキー操作による解錠操作機構
25が装着されている。本実施例においては、支持ベー
ス20の他端部側に有効な空きスペースがあり、他端部
にはラッチベース40用の引込み機構50が装着されて
いる。
【0014】解錠操作機構25は、支持ベース20に揺
動可能に枢着される出力レバー26を有し、出力レバー
26の一端部には長孔27が穿設され、長孔27には移
動可能に連接ロッド29の一端部が嵌合し、連接ロッド
29の他端部が支持べース20の中央部に延ばされ、ロ
ッキングプレート70に連結されている。
【0015】引込み機構50はいわゆるトグル機構で、
ラッチベース40を前後から挟むようにした一対の円板
状の出力部材51,52を有している。出力部材51は
回転軸27により支持ベース20に正逆回転可能に枢着
され、出力部材52は、動力の出力軸37によりモータ
ベース30に正逆回転可能に支持されている。両方の回
転軸27,37は同一直線上に位置している。出力部材
51,52の各周縁部51a,52aの間には出力ピン
53が架設され、出力ピン53に装着したローラ部材5
4が、ラッチベース40に穿設した横長の案内溝43に
移動可能に嵌合している。
【0016】出力部材52にはカム部材80が一体的に
回転可能に嵌合し、カム部材80には動力の出力軸37
が貫通している。カム部材80の後端部にはキー溝81
が形成され、キー溝81には、出力軸37に一体的に形
成したキー部37aが一体的に回転可能に嵌合してい
る。
【0017】モータベース30の前面側には駆動モータ
35が装着され、駆動モータ35はモータ軸を両側方向
に延ばした横置きにされている。駆動モータ35には減
速機構36が付設され、駆動モータ35に減速機構36
を介して連動する出力軸37が前方へ突出している。
【0018】支持ベース20の一端部に枢軸41により
上昇位置と下降位置とに揺動可能にラッチベース40が
支持されている。ラッチベース40の両側方向の中央部
には、ストライカ用の溝42が形成されている。
【0019】ストライカ案内溝21、ストライカ用の溝
32およびストライカ用の溝42は、ダンパ部材13の
楔部13aが嵌合可能になように上方の溝幅が広くなっ
ている。
【0020】ラッチベース40には、枢軸61によりラ
ッチ部材60がストライカ12に係合する係合位置とス
トライカ12から外れる非係合位置とに揺動可能に枢支
されている。ストライカ用の溝42を中心にしてラッチ
部材60と反対側にはロッキングプレート70が配さ
れ、ロッキングプレート70が枢軸71によりラッチ部
材60を係合位置に拘束する施錠姿勢とラッチ部材60
を拘束解除する解錠姿勢とに揺動可能に枢支されてい
る。
【0021】ラッチ部材60はばね部材62により反時
計方向すなわち非係合位置に揺動する方向に付勢されて
いる。ロッキングプレート70はばね部材72により時
計方向すなわち施錠姿勢に揺動する方向に付勢されてい
る。
【0022】図1、図4および図10に示すように、ロ
ッキングプレート70は略L字状に形成され、ロッキン
グプレート70の一端部には、ラッチ部材60を係合位
置に拘束するための拘束爪73が形成され、ロッキング
プレート70のコーナ部75には解錠用の連接ロッド2
9が連結され、ロッキングプレート70の他端部76に
は、中継レバー部材90がピン部材91により枢着され
ている。
【0023】中継レバー部材90には、ロッキングプレ
ート70の他端部76に当接しロッキングプレート70
に対して中継レバー部材90を図4において時計方向へ
回動不能にする当接部92が形成されている。また、中
継レバー部材90には、正逆回転するカム部材80に当
接して押されるカムホロア部93が形成されている。さ
らに、中継レバー部材90には、ロッキングプレート7
0の他端部76の下縁に弾撥的に当接して、中継レバー
部材90を図4において時計方向に付勢する舌片部94
が形成されている。カム部材80および中継レバー部材
90がエマージェンシー機構を構成している。
【0024】ラッチ部材60にはピン部材65が植設さ
れ、ピン部材65が支持ベース20に揺動可能に枢着し
た検知レバー66の長孔67に嵌合している。検知レバ
ー66の枢着部には、検知レバー66の位置を検出する
ロータリスイッチ68が装着されている。
【0025】次に作用を説明する。図4に示すように、
バックドア10側のストライカ12がストライカ案内溝
21に挿入されないときには、ラッチ部材60は非係合
位置にあって、ロッキングプレート70はラッチ部材6
0のあご部64に当たっていて解錠姿勢にある。また、
引込み機構50の出力ピン53はほぼ上死点にあって、
ラッチベース40は上昇位置にある。さらに、中継レバ
ー部材90の当接部92がロッキングプレート70の他
端部76に当接している。
【0026】バックドア10を閉じていき、ストライカ
12がストライカ案内溝21に案内されて下方に移動し
て、ラッチ部材60のあご部64をばね部材62の付勢
力に抗して係合位置に押し込む。前後して、図5に示す
ように、ロッキングプレート70がばね部材72の付勢
力により揺動し、拘束爪73がラッチ部材60の被係止
突起63に掛止してラッチ部材60を係合位置に拘束す
る。
【0027】ロッキングプレート70が施錠姿勢に揺動
すると、検知レバー66もラッチ部材60に連動して揺
動し、ロータリスイッチ68によりラッチ部材60が係
合位置に揺動したことを検知する。ロータリスイッチ6
8の検知信号に基づいて、駆動モータ35が始動し、減
速機構36〜出力軸37〜カム部材80を介して出力部
材51,52が、図示省略したウエザーストリップやダ
ンパ部材13の反力に抗して時計方向に回転する。
【0028】ロッキングプレート70が施錠姿勢に揺動
するとき、中継レバー部材90もロッキングプレート7
0と一体的に揺動するため、中継レバー部材90の当接
部92がロッキングプレート70の他端部76に当接し
ている。
【0029】出力部材51,52が時計方向に回転する
と、出力部材51,52を介して出力ピン53が案内溝
43に沿って移動し、ラッチベース40の他端部が枢軸
41を中心にして下がる。出力部材51,52がさらに
時計方向に回転すると、図6に示すように、出力ピン5
3が下死点になり、ラッチベース40の他端部が下がっ
て、ラッチベース40が下降位置になり、ロッキングプ
レート70〜ラッチ部材60を介してストライカ12が
引込まれ、バックドア10が全閉する。
【0030】出力部材51,52が時計方向に回転する
と、出力部材51等と一体的にカム部材80が時計方向
に回転し、カム部材80が舌片部94の復元力に抗して
中継レバー部材90のカムホロア部93を押す。それに
より、中継レバー部材90が反時計方向に回転し、その
当接部92がロッキングプレート70の他端部76から
離間し、そのため、ロッキングプレート70は施錠位置
を維持する。
【0031】カム部材80が時計方向に回転して、やが
て、カム部材80が中継レバー部材90のカムホロア部
93を越えると、舌片部94の復元力により中継レバー
部材90が時計方向に回転して、中継レバー部材90の
当接部92がロッキングプレート70の他端部76に当
接した初期の状態に戻る。
【0032】ラッチベース40が下降位置になると、そ
れを図示省略したリミットスイッチが検出して、駆動モ
ータ35が回転停止する。
【0033】図6において、キー操作により、出力レバ
ー26を時計方向に回動すると、連接ロッド29を介し
てロッキングプレート70のコーナー部75が引かれ、
ロッキングプレート70が枢軸71を中心にして反時計
方向に揺動して施錠姿勢から解錠姿勢になる。それによ
り、ラッチ部材60がばね部材62の付勢力により非係
合位置に揺動可能になる。
【0034】また、検知レバー66が揺動して、ロータ
リスイッチ68によりラッチ部材60が非係合位置に揺
動したことを検知すると、駆動モータ35が始動して、
出力部材51,52が回転し、出力ピン53がラッチベ
ース40の他端部を押し上げ、ラッチベース40が枢軸
41を中心にして時計方向に揺動して、図4に示す上昇
位置になる。
【0035】前述したように、引込み機構50が作動
し、枢軸41を中心にして、ラッチベース40の他端部
が引き下げられているときに、バックドア10とドア開
口14の周縁部16との間に異物が噛み込んで、引込み
途中で作動停止してしまうという不具合が生じる場合が
あり得る。
【0036】このような緊急時の場合には、駆動モータ
35を逆回転して、図7に示すように、出力部材51,
52を反時計方向に回転すればよい。それにより、カム
部材80も反時計方向に回転し、やがて、図8に示すよ
うに、カム部材80が中継レバー部材90のカムホロア
部93を押し込む。それにより、中継レバー部材90が
時計方向に回動し、中継レバー部材90の当接部92が
ロッキングプレート70の他端部76に当接するように
なり、ロッキングプレート70は中継レバー部材90と
共にカム部材80に押されて解錠位置に揺動する。
【0037】それにより、図9に示すように、ラッチ部
材60が、ばね部材62の付勢力により非係合位置に揺
動し、ストライカ12から離脱する。前後して、駆動モ
ータ35が回転停止して、バックドア10を手動で持ち
上げて開けることができる。前記実施例においては、駆
動モータ35を正逆回転させて、出力軸37により直接
的にカム部材80を正逆回転するものを示したが、これ
に限らず、回転切換え機構を設けてカム部材を正逆回転
すればよい。
【0038】また、中継レバー部材90に一体的に舌片
部94を形成し、舌片部94の復元力により中継レバー
部材90を一回転方向に付勢したものを示したが、中継
レバー部材をばね部材などで一回転方向に付勢してもよ
い。
【0039】
【考案の効果】本考案にかかる自動車用バックドアのク
ロージャ装置によれば、バックドアとドア開口の周縁部
との間の隙間に噛み込まれた異物を取るには、動力であ
る例えば駆動モータを逆転させれば、カム部材が中継レ
バー部材を一方向とは反対の方向へ押し込み、中継レバ
ー部材がロッキングプレートに対し変位しないで、カム
部材が中継レバー部材と共にロッキングプレートを施錠
位置から解錠位置に揺動し、ラッチ部材がストライカか
ら外れ可能になり、バックドアを開くことができるよう
にしたので、異物を噛み込んだままにしないで、駆動モ
ータが回転し続けて焼けてしまったり、バッテリーが上
がったりするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の分解
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の装着
状態の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の一部
分解斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示すクロージャ装置のモー
タべースを外した状態の正面図である。
【図5】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図6】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図7】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図8】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図9】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図10】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の部
分斜視図である。
【図11】従来例を示すクロージャ装置の一部破断した
状態の斜視図である。
【図12】従来例を示すクロージャ装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…バックドア 12…ストライカ 20a…クロージャ装置 20…支持ベース 30…モータベース 35…駆動モータ 37…出力軸 40…ラッチベース 50…引込み機構 51,52…出力部材 53…出力ピン 60…ラッチ部材 70…ロッキングプレート 80…カム部材 90…中継レバー部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドアとドア開口の周縁部との一方に
    ストライカが固設され、バックドアとドア開口の周縁部
    との他方にストライカに係脱するラッチ部材が設けられ
    ており、動力により前記ラッチ部材を介して、前記スト
    ライカを引き込んで前記バックドアを閉めるようにした
    自動車用バックドアのクロージャ装置であって、前記ラ
    ッチ部材を前記ストライカに係合した状態に施錠するロ
    ッキングプレートを設けたものにおいて、 前記バックドアとドア開口の周縁部との他方に固設され
    る支持べースと、 該支持ベースに一端部が揺動可能に枢着され、該一端部
    から他端部側へ離間した位置に前記ラッチ部材および前
    記ロッキングプレートが装着されたラッチベースと、 前記支持ベースに、動力に連動し、前記ラッチべースの
    一端部を中心にしてその他端部を揺動させるようにし、
    前記ラッチ部材を介してストライカを引込む引き込み機
    構と、 前記ラッチ部材を介してストライカを引込んでいるとき
    に、前記ラッチ部材をストライカから外して前記バック
    ドアを開けるべく、前記ロッキングプレートを施錠位置
    から解錠位置に揺動させるエマージェンシー機構とを備
    え、 前記エマージェンシー機構は、前記動力により正逆回転
    可能なカム部材を有するとともに、前記ロッキングプレ
    ートに対して変位することにより空振りする一方向と、
    前記ロッキングプレートに対して変位しない前記一方向
    とは反対の方向とに揺動可能に前記ロッキングプレート
    に支持され、ストライカの引き込み時には正転したカム
    部材により前記一方向へ押され、前記ロッキングプレー
    トに対し変位して、前記ロッキングプレートを前記施錠
    位置に維持させ、かつ、緊急時には逆転したカム部材に
    より前記反対の方向へ押され、前記ロッキングプレート
    に対し変位しないで、前記ロッキングプレートを前記施
    錠位置から前記解錠位置に変位させる中継レバー部材を
    有することを特徴とする自動車用バックドアのクロージ
    ャ装置。
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