JP2562771Y2 - 自動車用バックドアのクロージャ装置 - Google Patents

自動車用バックドアのクロージャ装置

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JP2562771Y2
JP2562771Y2 JP5303193U JP5303193U JP2562771Y2 JP 2562771 Y2 JP2562771 Y2 JP 2562771Y2 JP 5303193 U JP5303193 U JP 5303193U JP 5303193 U JP5303193 U JP 5303193U JP 2562771 Y2 JP2562771 Y2 JP 2562771Y2
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勇一 北澤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バックドアとドア開口
の周縁部との一方にストライカが固設され、バックドア
とドア開口の周縁部との他方にストライカに係脱するラ
ッチ部材が設けられており、動力により前記ラッチ部材
を介して、前記ストライカを引き込んで前記バックドア
を閉めるようにした自動車用バックドアのクロージャ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用バックドアのクロージャ
装置としては、例えば、図10〜図13に示すようなも
のがある。すなわち、ラッチ部材1が図示省略したスト
ライカに係合し、ロッキングプレート2がラッチ部材1
を係合した状態に施錠すると、図外の駆動モータに連動
して出力ピン3が回転し、ラッチベース4の長溝4aの
下縁を押し込み、ラッチベース4が下方に揺動して、図
10に示すように、ラッチベース4に装着したラッチ部
材1がストライカを引込み、出力ピン3が回転停止して
引き込みが終了する。ストライカを引き込み開始位置に
戻すべく、出力ピン3が再び回転して、ラッチベース4
の長溝4aの上縁を押し込むと、図11に示すように、
ラッチベース4が上方へ揺動して、施錠状態でラッチ部
材1が上昇し、やがて、出力ピン3に連動する解錠用カ
ム5がロッキングプレート2に形成された凸部2aをた
たき、それにより、図12に示すように、ロッキングプ
レート2が付勢力に抗して解錠位置に揺動し、ラッチ部
材1はストライカから外れ可能になるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用バックドアのクロージャ装置で
は、、解錠用カム5がロッキングプレート2の凸部2a
をたたいて、ロッキングプレート2が揺動して解錠位置
に揺動した後、すぐに、付勢力により施錠位置に戻って
しまい、ラッチを解除している時間が短いため、図13
に示すように、ストライカから完全に外れずに係合した
状態にあって、十分に上昇していないラッチ部材1をロ
ッキングプレート2が再び施錠してしまうおそれがあ
り、再施錠を防止しにくい構成であるという問題点があ
った。本考案は、このような従来の問題点に着目してな
されたもので、ロッキングプレートを解錠位置に比較的
長い時間拘束するとともに、かつ、ラッチ部材を引き込
み開示位置へ大きく揺動するようにして、ロッキングプ
レートがラッチ部材に再施錠するのを防止することがで
きる自動車用バックドアのクロージャ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本考案の要旨とするところは、バックドア(10)
とドア開口(14)の周縁部(16)との一方にストラ
イカ12が固設され、バックドア(10)とドア開口
(14)の周縁部(16)との他方にストライカ(1
2)に係脱するラッチ部材(60)が設けられており、
動力により前記ラッチ部材(60)を介して、前記スト
ライカ(12)を引き込んで前記バックドア(10)を
閉めるようにした自動車用バックドアのクロージャ装置
であって、前記ラッチ部材(60)を前記ストライカ
(12)に係合した状態に施錠するロッキングプレート
(70)を設けたものにおいて、前記バックドア(1
0)とドア開口(14)の周縁部(16)との他方に固
設される支持べース(20)と、該支持べース(20)
に一端部が揺動可能に枢着され、該一端部から他端部側
へ離間した位置に前記ラッチ部材(60)および前記ロ
ッキングプレート(70)が装着されたラッチベース
(40)と、前記支持べース(20)に、動力に連動
し、前記ラッチベース(40)の一端部を中心にしてそ
の他端部を揺動させるようにし、前記ラッチ部材(6
0)を介してストライカ(12)を引込む引き込み機構
(50)と、前記ロッキングプレート(70)に連結さ
れ、動力に連動して、前記ロッキングプレート(70)
を解錠位置に揺動する解錠レバー(80)とを備え、引
き込み機構(50)は、トグル機構により構成されてお
り、前記支持べース(20)に円運動可能に支持された
出力ピン(53)と、前記ラッチベース(40)に形成
され、前記出力ピン(53)が相対移動可能に嵌合する
横長の案内溝(43)とを有し、前記解錠レバー(8
0)に、前記出力ピン(53)が前記引込開始位置に相
当する位置から前記引込終了位置に相当する位置までの
約半周を移動した際に、前記出力ピン(53)がその溝
内を相対移動して前記ロッキングプレート(70)を施
錠位置に維持し、かつ、前記出力ピン(53)が前記引
込終了位置に相当する位置から前記引込開始位置に相当
する位置までの約半周を移動した際に、前記出力ピン
(53)がその端縁を押し引きして前記ロッキングプレ
ート(70)を揺動させて解錠位置に拘束する解錠用の
長溝(83)を形成したことを特徴とする自動車用バッ
クドアのクロージャ装置に存する。
【0005】
【作用】バックドア(10)を閉じていき、例えば、ス
トライカ(12)にラッチ部材((60)が係合する
と、動力により、引込み機構(50)が作動し、出力ピ
ン(53)が横長の案内溝(43)の溝縁を押して、前
記ラッチベース(40)が、その一端部を中心にして、
例えば、その他端部が引き下げられ、引込開始位置から
引込終了位置に揺動するようになり、それにより、ラッ
チ部材(60)を介してストライカ(12)が引き込ま
れ、バックドア(10)が全閉される。
【0006】このとき、出力ピン(53)が引込み開始
位置に相当する位置から引込み終了位置に相当する位置
まで移動し、その際に、出力ピン(53)が解錠レバー
(80)の解錠用の長溝(83)内を相対移動して、解
錠レバー(80)を押し引きしないため、ロッキングプ
レート(70)は揺動することなく施錠位置に維持さ
れ、ラッチ部材(60)はストライカ(12)から離脱
しない。
【0007】ストライカ(12)からラッチ部材(6
0)を離脱させるとともに、ストライカ(12)を引込
開始位置に戻すには、動力により、引込み機構(50)
を再び作動すればよい。それにより、出力ピン(53)
が横長の案内溝(43)の溝縁を押して、前記ラッチベ
ース(40)が、その一端部を中心にして、例えば、そ
の他端部が押し上げられ、引込終了位置から引込開始位
置に揺動するようになり、ラッチ部材(60)が上昇す
る。このとき、出力ピン(53)が引込終了位置に相当
する位置から引込開始位置に相当する位置までの約半周
を移動し、出力ピン(53)が解錠用の長溝(83)の
端縁を押し引きして、解錠レバー(80)を介してロッ
キングプレート(70)を揺動させ、解錠位置に拘束す
る。出力ピン(53)が約半周移動するまでの間、ロッ
キングプレート(70)が解錠位置に拘束され、また、
この間に、ラッチ部材(60)が上昇するようになるた
め、ロッキングプレート(70)がラッチ部材(60)
から確実に離脱するようになる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1〜図10は本考案の一実施例を示している。
図1〜図4に示すように、バックドア10の後縁中央部
にはストライカ12が固設されている。ドア開口14の
周縁には図示省略したウエザーストリップが装着され、
また、ドア開口14の周縁部16には、ストライカ12
に対応して、クロージャ装置20aが装着されている。
【0009】クロージャ装置20aはドア開口14の周
縁部16のインナーパネルに固設される支持ベース20
と、支持ベース20に車体前後方向で重畳するように配
設されるモータベース30と、支持ベース20とモータ
ベース30との間に形成した収納空間に介装されるラッ
チベース40とが備えられている。支持ベース20は両
側方向の中央部にストライカ案内溝21が上縁部から下
方へ切り込まれており、両側方向の一端部にはキー操作
による解錠操作機構25が装着されており、両側方向の
他端部にはラッチベース40用の引込み機構50が装着
されている。
【0010】解錠操作機構25は、支持ベース20に揺
動可能に枢着される出力レバー26を有し、出力レバー
26が中継レバー28を介して連接ロッド29に連結さ
れ、連接ロッド29の他端部が支持べース20の中央部
に延ばされ、ロッキングプレート70に連結されてい
る。引込み機構50はいわゆるトグル機構で、ラッチベ
ース40を前後から挟むようにした一対の出力部材5
1,52を有している。出力部材51は円板形状で、回
転軸27により支持ベース20に正逆回転可能に枢着さ
れ、出力部材52は、動力の出力軸37によりモータベ
ース30に正逆回転可能に支持されている。両方の回転
軸27,37は同一直線上に位置している。出力部材5
1の周縁部51aと出力部材52の端部52aとの間に
は出力ピン53が架設され、出力ピン53に装着したロ
ーラ部材54が、ラッチベース40に穿設した横長の案
内溝43に移動可能に嵌合している。
【0011】モータベース30の前面側には駆動モータ
35が装着され、駆動モータ35はモータ軸を両側方向
に延ばした横置きにされている。駆動モータ35には減
速機構36が付設され、駆動モータ35に減速機構36
を介して連動する出力軸37が前方へ突出している。支
持ベース20の一端部に枢軸41により上昇位置と下降
位置とに揺動可能にラッチベース40が支持されてい
る。ラッチベース40の両側方向の中央部には、ストラ
イカ用の溝42が形成されている。
【0012】ラッチベース40には、枢軸61によりラ
ッチ部材60がストライカ12に係合する係合位置とス
トライカ12から外れる非係合位置とに揺動可能に枢支
されている。ストライカ用の溝42を中心にしてラッチ
部材60と反対側にはロッキングプレート70が配さ
れ、ロッキングプレート70が枢軸71によりラッチ部
材60を係合位置に拘束する施錠姿勢とラッチ部材60
を拘束解除する解錠姿勢とに揺動可能に枢支されてい
る。ラッチ部材60はばね部材62により反時計方向す
なわち非係合位置に揺動する方向に付勢されている。ロ
ッキングプレート70はばね部材72により時計方向す
なわち施錠姿勢に揺動する方向に付勢されている。
【0013】図1、図4および図10に示すように、ロ
ッキングプレート70は略L字状に形成され、ロッキン
グプレート70の先端部には中継レバー28が連結され
ている。ロッキングプレート70の基端部と先端部との
中央部には、ピン部材81を介して、解錠レバー80が
連結されている。解錠レバー80には解錠用の長溝83
が形成され、出力ピン53に装着したローラ部材54
が、解錠用の長溝83に嵌合している。解錠用の長溝8
3は、出力ピン53が引込開始位置に相当する位置から
引込終了位置に相当する位置までの約半円周を移動する
際には溝内を相対移動し、かつ、出力ピン53が引込終
了位置に相当する位置から引込開始位置に相当する位置
までの約半円周を移動する際には溝の端縁に当接して溝
の端縁を引き込み、解錠レバー80を介してロッキング
プレート70を解錠位置に揺動して拘束可能な程度の長
さに設定されている。
【0014】次に作用を説明する。図4に示すように、
バックドア10側のストライカ12がストライカ案内溝
21に挿入されないときには、ラッチ部材60は非係合
位置にあって、ロッキングプレート70はラッチ部材6
0のあご部64に当たっていて解錠姿勢にある。また、
引込み機構50の出力ピン53はほぼ上死点にあって、
ラッチベース40は引込開始位置にある。このとき、出
力ピン53は、解錠レバー80の解錠用の長溝83の長
手方向のほぼ中央部に位置している。
【0015】バックドア10を閉じていき、ストライカ
12がストライカ案内溝21に案内されて下方に移動し
て、ラッチ部材60のあご部64をばね部材62の付勢
力に抗して係合位置に押し込む。前後して、図5に示す
ように、ロッキングプレート70がばね部材72の付勢
力により揺動し、ロッキングプレート70がラッチ部材
60に掛止してラッチ部材60を係合位置に拘束する。
ロッキングプレート70が施錠姿勢に揺動すると、駆動
モータ35が始動し、減速機構36〜出力軸37を介し
て出力部材51,52が、図示省略したウエザーストリ
ップやダンパ部材13の反力に抗して時計方向に回転す
る。
【0016】ロッキングプレート70が施錠姿勢に揺動
するとき、解錠レバー80も移動するため、出力ピン5
3が解錠用の長溝83の端部に相対的に移動するように
なる。出力部材51,52が時計方向に回転すると、出
力部材51,52を介して出力ピン53が案内溝43に
沿って移動し、図6に示すように、ラッチベース40の
他端部が枢軸41を中心にして下がる。このとき、出力
ピン53は解錠用の長溝83の長手方向の中央部を移動
する。出力部材51,52がさらに反時計方向に回転す
ると、図7に示すように、出力ピン53が下死点にな
り、ラッチベース40の他端部が下がって、ラッチベー
ス40が引込終了位置になり、ロッキングプレート70
〜ラッチ部材60を介してストライカ12が引込まれ、
バックドア10が全閉し、引込が完了する。このとき、
出力ピン53が解錠用の長溝83の端部に相対的に移動
する。ラッチベース40が引込終了位置になると、それ
を図示省略したリミットスイッチが検出して、駆動モー
タ35が回転停止する。
【0017】出力部材51,52が時計方向に回転する
と、出力ピン53は引込終了位置に相当する位置から引
込開始位置に相当する位置に向かって円弧状に移動し、
図8に示すように、解錠用の長溝83の端縁に当接し
て、解錠レバー80を引き込む。出力ピン53が円弧上
に移動している間、出力ピン53が解錠レバー80を引
き込み続けるため、その間、ロッキングプレート70は
施錠位置を維持する。また、このとき、出力ピン53は
案内溝43の上側縁を押し上げていくため、ラッチベー
ス40が引込終了位置から引込開始位置へ上昇し、ラッ
チ部材60も上昇する。出力ピン53が解錠レバー80
を引き込み続けている間、ロッキングプレート70を施
錠位置に拘束し、かつ、その間に、ラッチ部材60が上
昇するため、ラッチ部材60はロッキングプレート70
の拘束から完全に解除され、ストライカ12から離脱す
る。それにより、ロッキングプレート70がばね部材7
2の付勢力により揺動して、再度ラッチ部材60を施錠
することは防止される。
【0018】さらに、出力部材51,52が時計方向に
回転すると、図9に示すように、引込み機構50の出力
ピン53はほぼ上死点に戻り、ラッチベース40は引込
開始位置に戻る。
【0019】
【考案の効果】本考案にかかる自動車用バックドアのク
ロージャ装置によれば、ストライカからラッチ部材を離
脱させるとともに、ストライカを引込開始位置に戻すべ
く、動力により引込み機構を作動すると、出力ピンが横
長の案内溝の溝縁を押し引きして、ラッチベースが、そ
の一端部を中心にして、引込終了位置から引込開始位置
に揺動するようになり、ラッチ部材も移動し、このと
き、出力ピンが引込終了位置に相当する位置から引込開
始位置に相当する位置までの半円周を移動し、移動して
いる間、出力ピンが解錠用の長溝の端縁を押し引きし続
け、解錠レバーを介してロッキングプレートを解錠位置
に拘束するようにしたので、ラッチ部材が揺動してスト
ライカから確実に離脱するようになり、ロッキングプレ
ートの再噛合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の分解
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の装着
状態の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の分解
斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図5】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図6】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図7】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図8】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図9】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
【図10】従来例を示すクロージャ装置の一部破断した
状態の正面図である。
【図11】従来例を示すクロージャ装置の一部破断した
状態の正面図である。
【図12】従来例を示すクロージャ装置の一部破断した
状態の正面図である。
【図13】従来例を示すクロージャ装置の一部破断した
状態の正面図である。
【符号の説明】
10…バックドア 12…ストライカ 20a…クロージャ装置 20…支持ベース 30…モータベース 35…駆動モータ 37…出力軸 40…ラッチベース 43…案内溝 50…引込み機構 51,52…出力部材 53…出力ピン 60…ラッチ部材 70…ロッキングプレート 80…解除レバー 83…解除用の長溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドアとドア開口の周縁部との一方に
    ストライカが固設され、バックドアとドア開口の周縁部
    との他方にストライカに係脱するラッチ部材が設けられ
    ており、動力により前記ラッチ部材を介して、前記スト
    ライカを引き込んで前記バックドアを閉めるようにした
    自動車用バックドアのクロージャ装置であって、前記ラ
    ッチ部材を前記ストライカに係合した状態に施錠する施
    錠位置と解錠位置とに揺動するロッキングプレートを設
    けたものにおいて、 前記バックドアとドア開口の周縁部との他方に固設され
    る支持べースと、 該支持ベースに一端部が揺動可能に枢着され、該一端部
    から他端部側へ離間した位置に前記ラッチ部材および前
    記ロッキングプレートが装着されたラッチベースと、 前記支持ベースに、動力に連動し、前記ラッチべースの
    一端部を中心にしてその他端部を引込開始位置と引込終
    了位置とに揺動させるようにし、前記ラッチ部材を介し
    てストライカを引込む引き込み機構と、 前記ロッキングプレートに連結され、動力に連動して、
    前記ロッキングプレートを解錠位置に揺動する解錠レバ
    ーとを備え、 引き込み機構は、トグル機構により構成されており、前
    記支持ベースに円運動可能に支持された出力ピンと、前
    記ラッチベースに形成され、前記出力ピンが相対移動可
    能に嵌合する横長の案内溝とを有し、 前記解錠レバーに、前記出力ピンが前記引込開始位置に
    相当する位置から前記引込終了位置に相当する位置まで
    の約半周を移動した際に、前記出力ピンがその溝内を相
    対移動して前記ロッキングプレートを施錠位置に維持
    し、かつ、前記出力ピンが前記引込終了位置に相当する
    位置から前記引込開始位置に相当する位置までの約半周
    を移動した際に、前記出力ピンがその端縁を押し引きし
    て前記ロッキングプレートを揺動させて解錠位置に拘束
    する解錠用の長溝を形成したことを特徴とする自動車用
    バックドアのクロージャ装置。
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