JP2980531B2 - 自動車用扉のクロージャー装置 - Google Patents

自動車用扉のクロージャー装置

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JP2980531B2
JP2980531B2 JP3686595A JP3686595A JP2980531B2 JP 2980531 B2 JP2980531 B2 JP 2980531B2 JP 3686595 A JP3686595 A JP 3686595A JP 3686595 A JP3686595 A JP 3686595A JP 2980531 B2 JP2980531 B2 JP 2980531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、開扉時にストライカ
と完全に離脱するオープン位置と、半閉扉時にストライ
カと僅かに係合するハーフラッチ位置と、完全閉扉時に
ストライカと完全に係合するフルラッチ位置とに回動可
能にラッチ部材をロック本体に支持し、動力によりラッ
チ部材を前記ハーフラッチ位置から前記フルラッチ位置
に強制的に回動するようにした自動車用扉のクロージャ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用扉のクロージャー装置と
しては、例えば、本出願人が先に提案した特願平6−1
78609号の願書添付の明細書に記載されたものがあ
る。すなわち、解錠状態において、動力により、クロー
ズレバーがラッチ部材をハーフラッチ位置からフルラッ
チ位置に回動しているときに、バックドアとドア開口の
周縁との間の隙間に異物などが挟まった際には、リリー
スレバーを操作して、ロッキングレバーをラッチ部材か
ら離脱させるとともに、リリースレバーに連結された連
接部材がクローズレバーをスライドさせて、ラッチピン
から離脱させ、バックドアの強制閉扉動作を中止するよ
うにして、駆動部に過大な荷重がかかるのを防止するよ
うにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、バックドアの強制閉扉動作を中止するの
は、解錠状態である場合に限ることから、施錠状態にお
いては、ドアハンドルを引いてもリリースレバーおよび
連接部材ともに動かないので、クローズレバーがラッチ
ピンに係合したままとなり、バックドアとドア開口周縁
との間の隙間に異物などが挟まったままで、強制閉扉さ
れるので、駆動部に過大な荷重がかかり、場合によって
は、その構成部品が損傷を招くという問題点があった。
そこで、本発明は、このような技術の問題点に着目して
なされたもので、リリースレバーが施錠状態であるか非
施錠状態であるかに関係なく、ドアハンドル操作によ
り、第1オープンレバーに第2オープンレバーが連動し
て、クローズレバーがラッチ部材から離脱するようにし
て、扉の強制閉扉動作を中止するようにし、駆動部の構
成部品に過大な荷重がかかるような場合をなくし、駆動
部の構成部品の損傷を防止して、構成部品の修理する必
要性をなくし、使い勝手の点で優れた自動車用扉のクロ
ージャー装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 開扉時にストライカ(17)と完全に離脱するオー
プン位置と、半閉扉時にストライカ(17)と僅かに係
合するハーフラッチ位置と、完全閉扉時にストライカ
(17)と完全に係合するフルラッチ位置とに回動可能
にラッチ部材(30)をロック本体に支持し、動力によ
りラッチ部材(30)を前記ハーフラッチ位置から前記
フルラッチ位置に強制的に回動させて、強制的に閉扉す
るようにした自動車用扉のクロージャー装置において、
前記ラッチ部材(30)をハーフラッチ位置とフルラッ
チ位置とにそれぞれ回動不能に拘束可能なロッキングプ
レート(40)と、ドアハンドルに連動する第1オープ
ンレバー(85)と、該第1オープンレバー(85)に
連動するとともに、施錠位置と解錠位置とに揺動可能に
支持され、前記施錠位置では前記ロッキングプレート
(40)を拘束解除不能に、かつ、前記解錠位置では前
記ロッキングプレート(40)を拘束解除可能にするリ
リースレバー(80)と、前記ラッチ部材(30)に係
合する係合位置と離脱位置とに揺動可能に支持され、前
記係合位置において動力により前記ラッチ部材(30)
を前記ハーフラッチ位置から前記フルラッチ位置に強制
的に回動可能にするクローズレバー(50)と、前記第
1オープンレバー(85)に連動し、前記強制閉扉動作
中に前記クローズレバー(50)を前記係合位置から前
記離脱位置に揺動させて、前記強制閉扉動作を中止可能
にする第2オープンレバー(88)とを備えたことを特
徴とする自動車用扉のクロージャー装置に存する。
【0005】
【作用】扉(15)を閉じ、ラッチ部材(30)がハー
フラッチ位置になると、動力により、クローズレバー
(50)が作動し、ラッチ部材(30)がハーフラッチ
位置からフルラッチ位置に回動する。ラッチ部材(3
0)がハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動し
て、扉(15)が強制的に閉扉動作するとき、例えば、
扉(15)と扉開口(12)の周縁とに間に異物が挟ま
れたりすると、そのままでは、駆動部の構成部材に過大
な荷重がかかるようになうが、ドアハンドルを操作する
と、第1オープンレバー(85)に第2オープンレバー
(88)が連動して、ラッチ部材(30)からクロース
レバー(50)が離脱し、例えば、リリースレバー(8
0)が施錠位置にあっても、ラッチ部材(30)がハー
フラッチ位置まで戻り、駆動部の構成部材に過大な荷重
がかからなくなり、構成部材の損傷を防止することがで
きる。
【0006】一方、リリースレバー(80)が解除位置
にあれば、第1オープンレバー(85)が作動すると、
リリースレバー(80)がラッチ部材(30)から離脱
し、ラッチ部材(30)がオープン位置に戻るようにな
り、同じく、駆動部の構成部材の損傷を防止することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例につい
て説明する。各図は本発明の一実施例を示している。図
2〜図4に示すように、自動車の車体10には後部開口
12が開設され、後部開口12を開閉するためのバック
ドア15が設けられている。後部開口12の下縁部には
ストライカ17が固設され、バックドア15には、ドア
ロック装置20が配設されている。ドアロック装置20
のロック本体21には、ラッチ部材30が軸23により
枢着され、ラッチ部材30には、ストライカ17に係脱
可能な係合溝32が形成されている。
【0008】ロック本体21には、ロッキングプレート
40が軸26により枢着され、ラッチ部材30に形成さ
れたハーフラッチ係合部33またはフルラッチ係合部3
4に係脱可能な爪部42を有している。爪部42は、ハ
ーフラッチ係合部33またはフルラッチ係合部34に係
合することにより、ラッチ部材30のオープン位置方向
に向けての回動を阻止するものである。ロッキングプレ
ート40は図示省略したばね部材により、ロッキングプ
レート40の爪部42がラッチ部材30のハーフラッチ
係合部33またはフルラッチ係合部34に係合する方向
へ付勢されているとともに、ラッチ部材30はばね部材
39によりオープン位置方向へ付勢されている。図1お
よび図5〜図13に示すように、ラッチ部材30は、ス
トライカ17から離脱したオープン位置と、係合溝32
にストライカ17が僅かに係合してロッキングプレート
40の爪部42がハーフラッチ係合部33に係合した図
10に示すハーフラッチ位置と、係合溝32にストライ
カ17が完全に係合してロッキングプレート40の爪部
42がフルラッチ係合部34に係合した図12および図
13に示すフルラッチ位置とに回動可能に支持されてい
る。ラッチ部材30には被押動用のピン35が植設され
ている。ラッチ部材30には、スイッチレバー38が一
体的に固着され、スイッチレバー38を介してラッチ部
材30がハーフラッチ位置に回動したことを検出するた
めの検出スイッチ36が設けられている。
【0009】ロック本体21にはクローズレバー50が
軸28により回動可能に枢着されている。また、クロー
ズレバー50は、ばね部材51により図10において時
計方向へ回動する方向へ付勢されている。クローズレバ
ー50には、長孔52が穿設されるとともに、被押圧用
のピン部材55が植設されている。長孔52には軸28
が相対移動可能に嵌合している。軸28により、クロー
ズレバー50が図12において想像線で示すようにその
一端53がラッチ部材30の被押動用のピン35に係合
する係合位置と、図12において実線で示すようにその
一端53が被押動用のピン35に係合しない非係合位置
とに移動可能に支持されている。ロック本体21には、
後述する動力部70によってクローズレバー50を介し
てラッチ部材30をハーフラッチ位置からフルラッチ位
置に強制的に回動する作動位置と、待機位置とに回動可
能に軸28により作動レバー60が支持されている。作
動レバー60の一端部には、クローズレバー50の被押
圧用のピン部材55に外嵌する押圧用の長孔64が穿設
されている。
【0010】図1〜図5および図15に示すように、ロ
ック本体21には動力部70を支持するベース部材71
が連結され、動力部70はモータ72、減速機構73、
クランク部材74を有して成る。クランク部材74の周
縁部には、クランク部材74と一体的に回動するクラン
クピン74aが植設されている。ベース部材71には、
軸29を同軸にして前面側に第1駆動レバー91および
後面側に第2駆動レバー95が揺動可能にそれぞれ支持
されている。第1駆動レバー91の外周縁には、作動レ
バー60の他端部67を押し込み可能な押込突起92が
形成されるとともに、被押込フランジ93が形成されて
いる。被押込フランジ93はベース部材71の挿通穴7
1aを通して後方へ突出しており、被押込フランジ93
には弾性部材100が嵌着されている。
【0011】第2駆動レバー95は、軸29を起点にし
て略直交する方向へ延設されており、第2駆動レバー9
5の延設部には円弧状に延ばされた長孔96が穿設さ
れ、長孔96には、クランク部材74のクランクピン7
4aが移動可能に嵌合している。第2駆動レバー95の
基端部には押込フランジ97が形成されている。弾性部
材100および第1駆動レバー91を介して作動レバー
60を待機位置から作動位置へ回動操作すべく、第1駆
動レバー91の被押込フランジ93を押し込み可能な押
込フランジ97が形成されている。すなわち、第2駆動
レバー95、弾性部材100、第1駆動レバー91、作
動レバー60およびクローズレバー50が駆動伝達経路
になっている。
【0012】弾性部材100の材料の性質は、フルラッ
チ時にラッチ部材30が受ける扉側からの反力、例え
ば、開口周縁に沿設されるシール部材のシール反力およ
びばね部材39のばね力よりその弾撥力が大きいこと、
すなわち、シール反力以上の力が、第1駆動レバー9
1、作動レバー60およびクローズレバー50を介して
ラッチ部材30の被押動用のピン35にかかるようにす
ることが条件となり、かつ、例えば、クローズレバー5
0が作動過多になって、駆動伝達経路を構成する部品に
破損するほどの過大な荷重が作用する前に弾性部材10
0が破損することが条件となる。図5および図14に示
すように、第1駆動レバー91にはピン部材94が植設
され、ピン部材94は、ベース部材71側の円弧状長孔
71bを貫通して後方へ突出しており、その突出端94
aが第2駆動レバー95側の長孔98に遊嵌している。
第2駆動レバー95の長孔98は、長孔98の端縁がピ
ン部材94を押込んで第1駆動レバー91が作動レバー
60を作動させ、ラッチ部材30が強制的にフルラッチ
位置に回動るように、その長手方向の巾が設定されてい
る。第1駆動レバー91のピン部材94および第2駆動
レバー95の長孔98が、遊動機構を構成している。
【0013】ロック本体21には、第1オープンレバー
85およびノブレバー86が同軸により揺動可能にそれ
ぞれ支持され、第1オープンレバー85の延設端部に軸
26が配設され、軸26によりリリースレバー80の基
端部が揺動可能に支持されている。リリースレバー80
の先端部がノブレバー86に設けた案内孔に挿通可能に
支持されている。リリースレバー80の基端部と先端部
との間には、ロッキングプレート40の被掛止端43に
係止して、付勢力に抗してロッキングプレート40をラ
ッチ部材30から離脱させるための係止端82が形成さ
れている。
【0014】第1オープンレバー85に第2オープンレ
バー88が係着され、第2オープンレバー88には、ク
ローズレバー50のピン部材55を押込んで、図12に
想像線で示すようにクローズレバー50が被押動用のピ
ン35に係合可能な係合状態から、同じく図12に実線
で示すようにクローズレバー50が被押動用のピン35
に係合不能な非係合状態に、クローズレバー50を移動
にする係止フランジ89が形成されている。
【0015】次に作用を説明する。ラッチ部材30がオ
ープン位置にあるドア開扉状態において、バックドアが
閉じられて、ラッチ部材30が図10に示すハーフラッ
チ位置を若干越えた位置に回動すると、スイッチレバー
38が検出スイッチ36にスイッチ片に当接して、ラッ
チ部材30がハーフラッチ位置であることを検出スイッ
チ36が検出して、モータ72が始動する。モータ72
が始動すると、減速機構73を介してクランク部材74
が回動し、クランクピン74aがクランク部材74と一
体的に回動し、長孔96の孔縁がクランクピン74aに
押し込まれて、第2駆動レバー95が図1において反時
計方向へ揺動する。第2駆動レバー95が揺動すると、
第2駆動レバー95の押込フランジ97が弾性部材10
0を介して第1駆動レバー91の被押込フランジ93を
押込み、第1駆動レバー91の押込突起92が作動レバ
ー60の他端部67を押し込んで、作動レバー60が図
10において反時計方向へ回動する。作動レバー60の
回動により、クローズレバー50のピン部材55が押さ
れて、同じく、図10において反時計方向へ回動する。
クローズレバー50が回動すると、クローズレバー50
は係合位置にあるため、クローズレバー50の一端53
が被押動用のピン35に当接してこれを押し込む。それ
により、ラッチ部材30が図10において、時計方向へ
回動し、図13に示すように、ラッチ部材30の係合溝
32がストライカ17を引き込む。
【0016】さらに、モータ72が回転すると、クラン
ク部材74が回転して、クランクピン74aが長孔96
の孔縁を引き込んで、第2駆動レバー95が図1におい
て時計方向へ揺動して原位置に戻り、モータ72が回転
停止する。第2駆動レバー95が原位置へ戻るとき、ば
ね部材51の付勢力により、クローズレバー50および
作動レバー60が図10において時計方向へ回動する。
それにより、クローズレバー50の一端53が被押動用
のピン35から離れて、ラッチ部材30が付勢力により
図13において時計方向へ回動するが、ロッキングプレ
ート40の爪部42がラッチ部材30のフルラッチ係合
部34に係合し、ラッチ部材30は回動不能にフルラッ
チ位置に拘束される。このとき、弾性部材100に、開
口周縁に沿って設けられたシール部材の反力がかかって
ある程度撓むが、その反力に抗する弾撥力を発揮し、モ
ータ72の駆動力が第1駆動レバー91、作動レバー6
0およびクローズレバー50を介してラッチ部材30の
被押動用のピン35に伝達される。
【0017】また、このとき、クローズレバー50が作
動過多となり、第2駆動レバー95〜クローズレバー5
0までの駆動伝達経路に過大な荷重がかかると、弾性部
材100が破損するようになり、結果的に、駆動伝達経
路を構成する他の部品が破損しないで済む。弾性部材1
00が破損したり、脱落したり、また、経年変化によっ
てその弾撥力が低下して、弾性部材100がモータ72
の駆動力を伝達不能となった場合には、第2駆動レバー
95が揺動して、第2駆動レバー95の長孔98の端縁
がピン部材94を押込んで第1駆動レバー91が揺動す
るようになり、それにより、作動レバー60が作動し
て、ラッチ部材30を強制的にフルラッチ位置に回動可
能になる。
【0018】図10および図13に示すように、クロー
ズレバー50がラッチ部材30をハーフラッチ位置から
フルラッチ位置に強制的に回動しているとき、バックド
ア15の下縁と後部開口12の周縁部との間の隙間に物
などが挟まれた場合には、例えば、リリースレバー90
を作動し得る図外のドアハンドルを操作すればよい。ド
アハンドルを操作すると、第1オープンレバー85が連
動して、リリースレバー80が解錠状態であれば、図5
において反時計方向へ回動し、リリースレバー80の係
止端82がロッキングプレート40の爪部42に係止し
て、付勢力に抗してロッキングプレート40を図5にお
いて時計方向へ回動し、ロッキングプレート40を拘束
解除操作して、ラッチ部材30がオープン位置に回動
し、クローズレバー50その他の動力部の構成部材の損
傷を防止することができる。
【0019】同じく、ドアハンドルを操作すると、第1
オープンレバー85に第2オープンレバー88が連動し
て、第2オープンレバー88の係止フランジ89がクロ
ーズレバー50のピン部材55を図10において右側に
押し込み、それにより、クローズレバー50がラッチ部
材30の被押動用のピン35から離脱し、例えば、リリ
ースレバー80が施錠位置にあっても、ラッチ部材30
がハーフラッチ位置まで戻り、同じく、クローズレバー
50その他の駆動部の構成部材に過大な荷重がかからな
くなり、構成部材の損傷を防止することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明にかかる自動車用扉のクロージャ
ー装置によれば、リリースレバーが施錠状態であるか解
錠状態であるかに関係なく、ドアハンドル操作により、
第1オープンレバーに第2オープンレバーが連動して、
クローズレバーがラッチ部材から離脱するようにして、
扉の強制閉扉動作を中止するようにし、駆動部の構成部
品に過大な荷重がかかるような場合をなくし、駆動部の
構成部品の損傷を防止して、構成部品の修理する必要性
をなくし、使い勝手の点で優れたものにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロージ
ャー装置の要部正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロージ
ャー装置を取り付けた状態の要部側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロージ
ャー装置の斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロージ
ャー装置の底面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロージ
ャー装置の要部正面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロージ
ャー装置の要部正面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す自動車用扉のロック装
置の背面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す自動車用扉のロック装
置の一部を破断して表わした背面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す自動車用扉のロック装
置の一部を破断して表わした背面図である。
【図10】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロー
ジャー装置の作用説明図である。
【図11】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロー
ジャー装置の作用説明図である。
【図12】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロー
ジャー装置の作用説明図である。
【図13】本発明の一実施例を示す自動車用扉のクロー
ジャー装置の作用説明図である。
【図14】図5のXIV-XIV 線断面図である。
【図15】図5のXV-XV 線断面図である。
【符号の説明】
10…車体 15…バックドア 17…ストライカ 20…ドアロック装置 21…ロック本体 30…ラッチ部材 40…ロッキングプレート 50…クローズレバー 60…作動レバー 70…動力部 80…リリースレバー 85…第1オープンレバー 88…第2オープンレバー 89…係止フランジ 91…第1駆動レバー 92…押込突起 93…被押込フランジ 94…ピン部材 95…第2駆動レバー 97…押込フランジ 98…長孔 100…弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/32 B60J 5/10 E05B 65/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開扉時にストライカと完全に離脱するオー
    プン位置と、半閉扉時にストライカと僅かに係合するハ
    ーフラッチ位置と、完全閉扉時にストライカと完全に係
    合するフルラッチ位置とに回動可能にラッチ部材をロッ
    ク本体に支持し、動力によりラッチ部材を前記ハーフラ
    ッチ位置から前記フルラッチ位置に強制的に回動させ
    て、強制的に閉扉するようにした自動車用扉のクロージ
    ャー装置において、 前記ラッチ部材をハーフラッチ位置とフルラッチ位置と
    にそれぞれ回動不能に拘束可能なロッキングプレート
    と、 ドアハンドルに連動する第1オープンレバーと、 該第1オープンレバーに連動するとともに、施錠位置と
    解錠位置とに揺動可能に支持され、前記施錠位置では前
    記ロッキングプレートを拘束解除不能に、かつ、前記解
    錠位置では前記ロッキングプレートを拘束解除可能にす
    るリリースレバーと、 前記ラッチ部材に係合する係合位置と離脱位置とに揺動
    可能に支持され、前記係合位置において動力により前記
    ハーフラッチ位置から前記フルラッチ位置に強制的に回
    動可能にするクローズレバーと、 前記第1オープンレバーに連動し、前記強制閉扉動作中
    に前記クローズレバーを前記係合位置から前記離脱位置
    に揺動させて、前記強制閉扉動作を中止可能にする第2
    オープンレバーとを備えたことを特徴とする自動車用扉
    のクロージャー装置。
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