JPH066040U - 自動車用バックドアのクロージャ装置 - Google Patents
自動車用バックドアのクロージャ装置Info
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- JPH066040U JPH066040U JP4504492U JP4504492U JPH066040U JP H066040 U JPH066040 U JP H066040U JP 4504492 U JP4504492 U JP 4504492U JP 4504492 U JP4504492 U JP 4504492U JP H066040 U JPH066040 U JP H066040U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異物を噛み込んだりした緊急時に駆動モータ
が回転し続けて焼けてしまったり、バッテリーが上がっ
たりするのを防止する。 【構成】 噛み込んだ異物を取るには、駆動モータ35
を逆転させれば、カム部材80が中継レバー部材90を
介してロッキングプレート70を押し込み、ロッキング
プレート70が施錠位置から解錠位置に揺動し、ラッチ
部材60がストライカ12から外れて、バックドア10
を開くことができるようにしたので、異物を噛み込んだ
ままにしておくことがない。
が回転し続けて焼けてしまったり、バッテリーが上がっ
たりするのを防止する。 【構成】 噛み込んだ異物を取るには、駆動モータ35
を逆転させれば、カム部材80が中継レバー部材90を
介してロッキングプレート70を押し込み、ロッキング
プレート70が施錠位置から解錠位置に揺動し、ラッチ
部材60がストライカ12から外れて、バックドア10
を開くことができるようにしたので、異物を噛み込んだ
ままにしておくことがない。
Description
【0001】
本考案は、バックドアにストライカが固設される一方、ドア開口の周縁部にス トライカに係脱するラッチ部材が設けられており、動力により前記ラッチ部材を 介して、前記ストライカを引き込んで前記バックドアを閉めるようにした自動車 用バックドアのクロージャ装置に関する。
【0002】
従来の自動車用バックドアのクロージャ装置としては、例えば、図11および 図12に示すようなものがある。
【0003】 すなわち、駆動モータ1は一方向に略半回転するとラッチベース2が下方に揺 動して、ラッチベース2に装着したラッチ部材3がストライカを引込み、さらに 一方向に略反回転するとラッチベース2が上方に揺動して、ラッチ部材3が上昇 してストライカが上昇可能なものである。
【0004】 一方、引込み時にバックドアとドア開口の周縁部との間に異物が噛み込んで、 引込み途中で作動停止してしまうという不具合がある。
【0005】
しかしながら、このような従来の自動車用バックドアのクロージャ装置では、 、前記不具合があった際に、噛み込んだ異物を取るには、マニュアル操作でラッ チ部材を解除する方法があるが、その方法が採れない場合には駆動モータ1の+ 端子と−端子とを逆にして駆動モータ1を逆転させる必要があり、操作が容易で はない。また、異物を噛み込んだままにしておくと、駆動モータ1が回転し続け て焼けてしまったり、バッテリー上がりの原因になるという問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、操作が容易で 、駆動モータ1が焼けたり、バッテリーが上がったりするのを防止することがで きる自動車用バックドアのクロージャ装置を提供することを目的としている。
【0007】
かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところは、 バックドア(10)とドア開口(14)の周縁部(16)との一方にストライ カ(12)が固設され、バックドア(10)とドア開口(14)の周縁部(16 )との他方にストライカ(12)に係脱するラッチ部材(60)が設けられてお り、動力により前記ラッチ部材を介して、前記ストライカ(12)を引き込んで 前記バックドア(10)を閉めるようにした自動車用バックドアのクロージャ装 置であって、前記ラッチ部材(60)を前記ストライカ(12)に係合した状態 に施錠するロッキングプレート(70)を設けたものにおいて、 前記バックドア(10)とドア開口(14)の周縁部(16)との他方に固設 される支持べース(20)と、 該支持べース(20)に一端部が揺動可能に枢着され、該一端部から他端部側 へ離間した位置に前記ラッチ部材(60)および前記ロッキングプレート(70 )が装着されたラッチベース(40)と、 前記支持べース(20)に、動力に連動し、前記ラッチベース(40)の一端 部を中心にしてその他端部を揺動させるようにし、前記ラッチ部材(60)を介 してストライカ(12)を引込む引き込み機構(50)と、 前記ラッチ部材(60)を介してストライカ(12)を引込んでいるときに、 前記ラッチ部材(60)をストライカ(12)から外して前記バックドア(10 )を開けるべく、前記ロッキングプレート(70)を施錠位置から解錠位置に揺 動させるエマージェンシー機構(80,90)とを備え、 前記エマージェンシー機構(80,90)は、前記動力により正逆回転可能な カム部材(80)と、一方向へは前記ロッキングプレート(70)から離間して 回動可能に、かつ、前記一方向と反対の方向へは前記ロッキングプレート(70 )に当接して回動不能に支持されており、ストライカ(12)の引込み時には正 転したカム部材(80)に押されて前記一方向へ回動して、前記ロッキングプレ ート(70)を前記施錠位置に維持させ、かつ、緊急時には逆転したカム部材( 80)に押されて前記反対の方向に回動して、前記ロッキングプレート(70) を前記解錠位置に変位させる中継レバー部材(90)とを有することを特徴とす る自動車用バックドアのクロージャ装置に存する。
【0008】
バックドア(10)を閉じていき、例えば、ストライカ(12)にラッチ部材 (60)が係合すると、動力により、引込み機構(50)が作動し、前記ラッチ ベース(40)の一端部を中心にして、例えば、その他端部が引き下げられるよ うになり、それにより、ラッチベース(40)を介してラッチ部材(60)がス トライカ(12)を引き込み、バックドア(10)が全閉される。
【0009】 このとき、カム部材(80)は正転し、カム部材(80)に押されて中継レバ ー部材(90)が一方向に回動し、ロッキングプレート(70)から離間するよ うになり、ロッキングプレート(70)は施錠位置に維持される。それにより、 ラッチ部材(60)はストライカ(12)から離脱しない。
【0010】 ストライカ(12)の引込み時に、バックドア(10)とドア開口(14)の 周縁部(16)との間に異物が噛み込んで、引込み途中で作動停止してしまうと いう不具合が生じた緊急時の場合には、カム部材(80)を逆転すればよい。そ れにより、カム部材(80)に押されて中継レバー部材(90)が一方向と反対 の方向に回動し、ロッキングプレート(70)に当接するようになり、ロッキン グプレート(70)は中継レバー部材(90)と共にカム部材(80)に押され て解錠位置に変位する。それにより、ラッチ部材(60)が、例えば付勢力によ ってストライカ(12)から離脱する。
【0011】
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。 図1〜図10は本考案の一実施例を示している。 図1〜図4に示すように、バックドア10の後縁中央部にはストライカ12が 固設されている。ストライカ12にはダンパ部材13が固設され、ダンパ部材1 3の下部は下方を細くした楔部13aが形成されている。ドア開口14の周縁に は図示省略したウエザーストリップが装着され、また、ドア開口14の周縁部1 6には、ストライカ12に対応して、クロージャ装置20aが装着されている。
【0012】 クロージャ装置20aはドア開口14の周縁部16のインナーパネルに固設さ れる支持ベース20と、支持ベース20に車体前後方向で重畳するように配設さ れるモータベース30と、支持ベース20とモータベース30との間に形成した 収納空間に介装されるラッチベース40とが備えられている。
【0013】 支持ベース20は両側方向の中央部にストライカ案内溝21が上縁部から下方 へ切り込まれており、両側方向の一端部にはキー操作による解錠操作機構25が 装着されている。本実施例においては、支持ベース20の他端部側に有効な空き スペースがあり、他端部にはラッチベース40用の引込み機構50が装着されて いる。
【0014】 解錠操作機構25は、支持ベース20に揺動可能に枢着される出力レバー26 を有し、出力レバー26の一端部には長孔27が穿設され、長孔27には移動可 能に連接ロッド29の一端部が嵌合し、連接ロッド29の他端部が支持べース2 0の中央部に延ばされ、ロッキングプレート70に連結されている。
【0015】 引込み機構50はいわゆるトグル機構で、ラッチベース40を前後から挟むよ うにした一対の円板状の出力部材51,52を有している。出力部材51は回転 軸27により支持ベース20に正逆回転可能に枢着され、出力部材52は、動力 の出力軸37によりモータベース30に正逆回転可能に支持されている。両方の 回転軸27,37は同一直線上に位置している。出力部材51,52の各周縁部 51a,52aの間には出力ピン53が架設され、出力ピン53に装着したロー ラ部材54が、ラッチベース40に穿設した横長の案内溝43に移動可能に嵌合 している。
【0016】 出力部材52にはカム部材80が一体的に回転可能に嵌合し、カム部材80に は動力の出力軸37が貫通している。カム部材80の後端部にはキー溝81が形 成され、キー溝81には、出力軸37に一体的に形成したキー部37aが一体的 に回転可能に嵌合している。
【0017】 モータベース30の前面側には駆動モータ35が装着され、駆動モータ35は モータ軸を両側方向に延ばした横置きにされている。駆動モータ35には減速機 構36が付設され、駆動モータ35に減速機構36を介して連動する出力軸37 が前方へ突出している。
【0018】 支持ベース20の一端部に枢軸41により上昇位置と下降位置とに揺動可能に ラッチベース40が支持されている。ラッチベース40の両側方向の中央部には 、ストライカ用の溝42が形成されている。
【0019】 ストライカ案内溝21、ストライカ用の溝32およびストライカ用の溝42は 、ダンパ部材13の楔部13aが嵌合可能になように上方の溝幅が広くなってい る。
【0020】 ラッチベース40には、枢軸61によりラッチ部材60がストライカ12に係 合する係合位置とストライカ12から外れる非係合位置とに揺動可能に枢支され ている。ストライカ用の溝42を中心にしてラッチ部材60と反対側にはロッキ ングプレート70が配され、ロッキングプレート70が枢軸71によりラッチ部 材60を係合位置に拘束する施錠姿勢とラッチ部材60を拘束解除する解錠姿勢 とに揺動可能に枢支されている。
【0021】 ラッチ部材60はばね部材62により反時計方向すなわち非係合位置に揺動す る方向に付勢されている。ロッキングプレート70はばね部材72により時計方 向すなわち施錠姿勢に揺動する方向に付勢されている。
【0022】 図1、図4および図10に示すように、ロッキングプレート70は略L字状に 形成され、ロッキングプレート70の一端部には、ラッチ部材60を係合位置に 拘束するための拘束爪73が形成され、ロッキングプレート70のコーナ部75 には解錠用の連接ロッド29が連結され、ロッキングプレート70の他端部76 には、中継レバー部材90がピン部材91により枢着されている。
【0023】 中継レバー部材90には、ロッキングプレート70の他端部76に当接しロッ キングプレート70に対して中継レバー部材90を図4において時計方向へ回動 不能にする当接部92が形成されている。また、中継レバー部材90には、正逆 回転するカム部材80に当接して押されるカムホロア部93が形成されている。 さらに、中継レバー部材90には、ロッキングプレート70の他端部76の下縁 に弾撥的に当接して、中継レバー部材90を図4において時計方向に付勢する舌 片部94が形成されている。カム部材80および中継レバー部材90がエマージ ェンシー機構を構成している。
【0024】 ラッチ部材60にはピン部材65が植設され、ピン部材65が支持ベース20 に揺動可能に枢着した検知レバー66の長孔67に嵌合している。検知レバー6 6の枢着部には、検知レバー66の位置を検出するロータリスイッチ68が装着 されている。
【0025】 次に作用を説明する。 図4に示すように、バックドア10側のストライカ12がストライカ案内溝2 1に挿入されないときには、ラッチ部材60は非係合位置にあって、ロッキング プレート70はラッチ部材60のあご部64に当たっていて解錠姿勢にある。ま た、引込み機構50の出力ピン53はほぼ上死点にあって、ラッチベース40は 上昇位置にある。さらに、中継レバー部材90の当接部92がロッキングプレー ト70の他端部76に当接している。
【0026】 バックドア10を閉じていき、ストライカ12がストライカ案内溝21に案内 されて下方に移動して、ラッチ部材60のあご部64をばね部材62の付勢力に 抗して係合位置に押し込む。前後して、図5に示すように、ロッキングプレート 70がばね部材72の付勢力により揺動し、拘束爪73がラッチ部材60の被係 止突起63に掛止してラッチ部材60を係合位置に拘束する。
【0027】 ロッキングプレート70が施錠姿勢に揺動すると、検知レバー66もラッチ部 材60に連動して揺動し、ロータリスイッチ68によりラッチ部材60が係合位 置に揺動したことを検知する。ロータリスイッチ68の検知信号に基づいて、駆 動モータ35が始動し、減速機構36〜出力軸37〜カム部材80を介して出力 部材51,52が、図示省略したウエザーストリップやダンパ部材13の反力に 抗して時計方向に回転する。
【0028】 ロッキングプレート70が施錠姿勢に揺動するとき、中継レバー部材90もロ ッキングプレート70と一体的に揺動するため、中継レバー部材90の当接部9 2がロッキングプレート70の他端部76に当接している。
【0029】 出力部材51,52が時計方向に回転すると、出力部材51,52を介して出 力ピン53が案内溝43に沿って移動し、ラッチベース40の他端部が枢軸41 を中心にして下がる。出力部材51,52がさらに反時計方向に回転すると、図 6に示すように、出力ピン53が下死点になり、ラッチベース40の他端部が下 がって、ラッチベース40が下降位置になり、ロッキングプレート70〜ラッチ 部材60を介してストライカ12が引込まれ、バックドア10が全閉する。
【0030】 出力部材51,52が時計方向に回転すると、出力部材51等と一体的にカム 部材80が時計方向に回転し、カム部材80が舌片部94の復元力に抗して中継 レバー部材90のカムホロア部93を押す。それにより、中継レバー部材90が 反時計方向に回転し、その当接部92がロッキングプレート70の他端部76か ら離間し、そのため、ロッキングプレート70は施錠位置を維持する。
【0031】 カム部材80が時計方向に回転して、やがて、カム部材80が中継レバー部材 90のカムホロア部93を越えると、舌片部94の復元力により中継レバー部材 90が時計方向に回転して、中継レバー部材90の当接部92がロッキングプレ ート70の他端部76に当接した初期の状態に戻る。
【0032】 ラッチベース40が下降位置になると、それを図示省略したリミットスイッチ が検出して、駆動モータ35が回転停止する。
【0033】 図6において、キー操作により、出力レバー26を時計方向に回動すると、連 接ロッド29を介してロッキングプレート70のコーナー部75が引かれ、ロッ キングプレート70が枢軸71を中心にして反時計方向に揺動して施錠姿勢から 解錠姿勢になる。それにより、ラッチ部材60がばね部材62の付勢力により非 係合位置に揺動可能になる。
【0034】 また、検知レバー66が揺動して、ロータリスイッチ68によりラッチ部材6 0が非係合位置に揺動したことを検知すると、駆動モータ35が始動して、出力 部材51,52が回転し、出力ピン53がラッチベース40の他端部を押し上げ 、ラッチベース40が枢軸41を中心にして時計方向に揺動して、図4に示す上 昇位置になる。
【0035】 前述したように、引込み機構50が作動し、枢軸41を中心にして、ラッチベ ース40の他端部が引き下げられているときに、バックドア10とドア開口14 の周縁部16との間に異物が噛み込んで、引込み途中で作動停止してしまうとい う不具合が生じる場合があり得る。
【0036】 このような緊急時の場合には、駆動モータ35を逆回転して、図7に示すよう に、出力部材51,52を反時計方向に回転すればよい。それにより、カム部材 80も反時計方向に回転し、やがて、図8に示すように、カム部材80が中継レ バー部材90のカムホロア部93を押し込む。それにより、中継レバー部材90 が時計方向に回動し、中継レバー部材90の当接部92がロッキングプレート7 0の他端部76に当接するようになり、ロッキングプレート70は中継レバー部 材90と共にカム部材80に押されて解錠位置に揺動する。
【0037】 それにより、図9に示すように、ラッチ部材60が、ばね部材62の付勢力に より非係合位置に揺動し、ストライカ12から離脱する。前後して、駆動モータ 35が回転停止して、バックドア10を手動で持ち上げて開けることができる。 前記実施例においては、駆動モータ35を正逆回転させて、出力軸37により 直接的にカム部材80を正逆回転するものを示したが、これに限らず、回転切換 え機構を設けてカム部材を正逆回転すればよい。
【0038】 また、中継レバー部材90に一体的に舌片部94を形成し、舌片部94の復元 力により中継レバー部材90を一回転方向に付勢したものを示したが、中継レバ ー部材をばね部材などで一回転方向に付勢してもよい。
【0039】
本考案にかかる自動車用バックドアのクロージャ装置によれば、噛み込んだ異 物を取るには、駆動モータを逆転させれば、カム部材が中継レバー部材を介して ロッキングプレートを押し込み、ロッキングプレートが施錠位置から解錠位置に 揺動し、ラッチ部材がストライカから外れて、バックドアを開くことができるよ うにしたので、異物を噛み込んだままにしておいて、駆動モータが回転し続けて 焼けてしまったり、バッテリーが上がったりするのを防止することができる。
【図1】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の装着
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の一部
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示すクロージャ装置のモー
タべースを外した状態の正面図である。
タべースを外した状態の正面図である。
【図5】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
説明図である。
【図6】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
説明図である。
【図7】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
説明図である。
【図8】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
説明図である。
【図9】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の作用
説明図である。
説明図である。
【図10】本考案の一実施例を示すクロージャ装置の部
分斜視図である。
分斜視図である。
【図11】従来例を示すクロージャ装置の一部破断した
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図12】従来例を示すクロージャ装置の斜視図であ
る。
る。
10…バックドア 12…ストライカ 20a…クロージャ装置 20…支持ベース 30…モータベース 35…駆動モータ 37…出力軸 40…ラッチベース 50…引込み機構 51,52…出力部材 53…出力ピン 60…ラッチ部材 70…ロッキングプレート 80…カム部材 90…中継レバー部材
Claims (1)
- 【請求項1】バックドアとドア開口の周縁部との一方に
ストライカが固設され、バックドアとドア開口の周縁部
との他方にストライカに係脱するラッチ部材が設けられ
ており、動力により前記ラッチ部材を介して、前記スト
ライカを引き込んで前記バックドアを閉めるようにした
自動車用バックドアのクロージャ装置であって、前記ラ
ッチ部材を前記ストライカに係合した状態に施錠するロ
ッキングプレートを設けたものにおいて、 前記バックドアとドア開口の周縁部との他方に固設され
る支持べースと、 該支持ベースに一端部が揺動可能に枢着され、該一端部
から他端部側へ離間した位置に前記ラッチ部材および前
記ロッキングプレートが装着されたラッチベースと、 前記支持ベースに、動力に連動し、前記ラッチべースの
一端部を中心にしてその他端部を揺動させるようにし、
前記ラッチ部材を介してストライカを引込む引き込み機
構と、 前記ラッチ部材を介してストライカを引込んでいるとき
に、前記ラッチ部材をストライカから外して前記バック
ドアを開けるべく、前記ロッキングプレートを施錠位置
から解錠位置に揺動させるエマージェンシー機構とを備
え、 前記エマージェンシー機構は、前記動力により正逆回転
可能なカム部材と、一方向へは前記ロッキングプレート
から離間して回動可能に、かつ、前記一方向と反対の方
向へは前記ロッキングプレートに当接して回動不能に支
持されており、ストライカの引込み時には正転したカム
部材に押されて前記一方向へ回動して、前記ロッキング
プレートを前記施錠位置に維持させ、かつ、緊急時には
逆転したカム部材に押されて前記反対の方向に回動し
て、前記ロッキングプレートを前記解錠位置に変位させ
る中継レバー部材とを有することを特徴とする自動車用
バックドアのクロージャ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4504492U JP2557967Y2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 自動車用バックドアのクロージャ装置 |
US08/083,181 US5411302A (en) | 1992-06-29 | 1993-06-29 | Powered closing device |
DE19934321586 DE4321586C2 (de) | 1992-06-29 | 1993-06-29 | Motorbetriebene Schließvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4504492U JP2557967Y2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 自動車用バックドアのクロージャ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066040U true JPH066040U (ja) | 1994-01-25 |
JP2557967Y2 JP2557967Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=12708370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4504492U Expired - Fee Related JP2557967Y2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 自動車用バックドアのクロージャ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557967Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018531334A (ja) * | 2014-12-18 | 2018-10-25 | キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト | 自動車用ラッチ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187279A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 車輌用ロック装置 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4504492U patent/JP2557967Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187279A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 車輌用ロック装置 |
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JP2018531334A (ja) * | 2014-12-18 | 2018-10-25 | キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト | 自動車用ラッチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557967Y2 (ja) | 1997-12-17 |
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