JPH083649Y2 - 迅速開放型扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

迅速開放型扉用ロックハンドル装置

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JPH083649Y2
JPH083649Y2 JP699492U JP699492U JPH083649Y2 JP H083649 Y2 JPH083649 Y2 JP H083649Y2 JP 699492 U JP699492 U JP 699492U JP 699492 U JP699492 U JP 699492U JP H083649 Y2 JPH083649 Y2 JP H083649Y2
Authority
JP
Japan
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lever
rod
plate
arm
lock
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JP699492U
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English (en)
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JPH0569276U (ja
Inventor
直之 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、保冷車の冷蔵・冷凍コ
ンテナ等に装着される扉用ロックハンドル装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】保冷車に使用される扉用ロックハンドル
装置では、扉に固着される本体ケースにロッド操作板の
基端部を駆動軸によって枢着し、駆動軸に連結した鎖錠
用ロッドの先端部にコンテナ本体側の受金と係脱する掛
金を設け、ロッド操作板の先端部にレバーハンドルを連
結軸によって枢着しているが、レバーハンドルが走行中
の振動衝撃で施錠位置から外れて、扉が無意図的に開放
される危険性を防止するために、何等かの手段によって
レバーハンドルを本体ケースに拘束する必要がある。
【0003】西ドイツ登録実用新案第7629803号
明細書に開示された従来の扉用ロックハンドル装置で
は、本体ケースの底面板に固定した支持軸によってラッ
チレバーを本体ケースに枢着し、ロッド操作板の正面板
部の溝孔からラッチレバーの前方部の錠止アームを突出
させ、溝孔の孔縁部と錠止アームの先端フック部との係
合をバネの付勢で保持することによって、レバーハンド
ルを本体ケースに拘束している。
【0004】この扉用ロックハンドル装置では、扉を解
放操作するときには、操作者は片方の手の指先で錠止ア
ームを押すことによって、ラッチレバーを先端フック部
が溝孔の孔縁部から離脱するまで回転させ、この拘束解
除状態を保持しながら、もう片方の手でレバーハンドル
を手前に引く必要がある。
【0005】しかしながら、混雑した道路事情から短い
駐車時間中に荷物の搬出入を行わねばならない保冷車で
は、扉用ロックハンドル装置の解施錠操作は、簡単かつ
迅速に行われる必要があるが、ラッチレバーの押回しに
よるレバーハンドルの拘束解除操作とレバーハンドルの
引張りによる鎖錠用ロッドの回転操作を、両手を使用し
て段階的に行なう上記方式では、操作性が悪くて扉の迅
速な解錠と開放を行なうことができない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案の目
的は、レバーハンドルの拘束解除操作と鎖錠用ロッドの
回転操作をレバーハンドルの引張りという単一動作によ
って的確に行なえる迅速開放型扉用ロックハンドル装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本考案の扉用ロックハンドル
装置では、扉1に固着される本体ケース2に駆動軸4で
ロッド操作板3の基端部を枢着し、駆動軸4に連結した
鎖錠用ロッド5に固定枠体6側の受金7と係脱する掛金
8を設け、本体ケース2の底面板9に固定した支持軸1
0でラッチレバー11を本体ケース2に枢着し、ロッド
操作板3の正面板部12の溝孔13からラッチレバー1
1の前方部の錠止アーム14を突出させ、溝孔13の孔
縁部15と錠止アーム14の先端フック部16との係合
をバネ17の付勢で保持する。
【0008】ラッチレバー11の中間部に駆動軸4の側
に突出した受動突起18を設け、ロッド操作板3の先端
部にレバーハンドル20を連結軸19で枢着し、駆動軸
4の側に突出したレバーハンドル20の駆動アーム21
の先端部に、受動突起18を押してラッチレバー11を
解錠方向に回転させる駆動棒22を固設し、ロッド操作
板3の正面板部12の先端部背面側の従動部23に係脱
する連動部24を駆動アーム21の根本部の前面側に設
ける。
【0009】
【作用】図1に示したように掛金8が受金7に係合して
扉1が閉鎖状態に施錠されているときには、図3に示し
たようにロッド操作板3とレバーハンドル20は本体ケ
ース2内に収納された位置にあり、ラッチレバー11の
先端フック部16はロッド操作板3の溝孔13の孔縁部
15に係合し、この係合状態はバネ17の付勢によって
保持されている。駆動アーム21の連動部24とロッド
操作板3の従動部23の間には遊動間隙が残されてい
る。
【0010】この扉1を解錠して開放するには、レバー
ハンドル20を手前に引張り操作すれば良い。図3にお
いてレバーハンドル20が連結軸19を中心に反時計回
り方向に回転すると、駆動アーム21の駆動棒22がラ
ッチレバー11の受動突起18を押すため、ラッチレバ
ー11は支持軸10を中心に反時計回り方向に回転し、
錠止アーム14は溝孔13内を駆動軸4の側に回動す
る。これによって先端フック部16が溝孔13の孔縁部
15から離脱するため、本体ケース2に対するレバーハ
ンドル20の拘束が解除される。
【0011】レバーハンドル20の拘束が解除されたと
きには、前記遊動間隙は消失しており、駆動アーム21
の連動部24がロッド操作板3の従動部23に係合して
いる。そのため、レバーハンドル20を更に手前に引く
と、ロッド操作板3が駆動軸4を中心に反時計回り方向
に回転し、駆動軸4を介して鎖錠用ロッド5が解錠方向
に回転して、掛金8を受金7の係合が解除される。この
ようにして固定本体6に対する施錠を解除された扉1は
レバーハンドル20を更に手前に引くことによって開放
される。
【0012】
【実施例】図示の実施例では、レバーハンドル20はU
字形に曲げられ、駆動アーム21は上下一対に設けられ
ている。レバ−ハンドル20の連結軸19は、ロッド操
作板3の上面板部25と下面板部25,26に両端部を
固定されている。ラッチレバー11の支持軸10は、本
体ケース2の底面板9に固着した上下一対の軸受板2
7,28に固定され、複数枚のL字形板部材で構成され
たラッチレバー11を貫通している。ラッチレバー11
の後方部には、駆動軸4とは反対側に突出した受動アー
ム29を設けてある。付勢用バネ17は捻りコイルバネ
で構成され、コイル部が支持軸10に嵌合され、中間直
線部17aが錠止アーム14に当接し、直線端部17b
が本体ケース2の底面板9に当接している。
【0013】ロッド操作板3の正面板部12には錠前ユ
ニット30が固着され、錠前ユニット30のロータの後
端部には、ラッチレバー11の受動突起18に係脱する
止め金板31を固着してある。荷物の搬出入を終了して
扉1と固定枠体6に本締め施錠したいときには、所定の
鍵で錠前ユニット30のロータを回転操作し、止め金板
31を受動突起18の背面側に係合させる。これによっ
てラッチレバー11の拘束解除方向への回転が阻止さ
れ、レバーハンドル20を引張り操作することができな
くなる。
【0014】受動アーム29の先端部は、本体ケース2
の底面板9の透孔32に対面しており、透孔32には非
常開放用操作棒33が挿入される。コンテナ本体等の固
定枠体6の内部で作業中に誤って扉1が閉鎖され、錠前
ユニット12で本締め施錠されることによって固定枠体
6に閉じ込められた作業員は、非常開放用操作棒33で
ラッチレバー11の受動アーム29を正面側に突き押
す。これによって、ラッチレバー11が止め金板31の
干渉を受けずに拘束解錠方向に回転するため、作業員は
早期に固定枠体6の内部から脱出することができる。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案の扉用ロックハンド
ル装置では、ラッチレバー11の中間部に受動突起18
を設け、レバーハンドル20の駆動アーム21の先端部
に受動突起18を押す駆動棒22を固設し、駆動アーム
21の根本部にロッド操作板3の正面板部12の先端部
の従動部23に係脱する連動部24を設けたものであ
り、レバーハンドル20の拘束解除操作と鎖錠用ロッド
5の回転操作がレバーハンドル20の引張りという単一
動作によって的確に行なえるため、扉1の迅速な解錠と
開放が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る扉用ロックハンドル装
置を装着した保冷車コンテナの扉閉鎖状態の正面図であ
る。
【図2】該扉用ロックハンドル装置の正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 本体ケース 3 ロッド操作板 4 駆動軸 5 鎖錠用ロッド 6 固定枠体 7 受金 8 掛金 9 本体ケースの底面板 10 支持軸 11 ラッチレバー 12 ロッド操作板の正面板部 13 溝孔 14 錠止アーム 15 孔縁部 16 ラッチレバーの先端フック部 17 付勢用バネ 18 ラッチレバーの受動突起 19 連結軸 20 レバーハンドル 21 駆動アーム 22 駆動棒 23 ロッド操作板の従動部 24 駆動アームの連動部 25 ロッド操作板の上面板部 26 ロッド操作板の下面板部 27 軸受板 28 軸受板 29 ラッチレバーの受動アーム 30 錠前ユニット 31 止め金板 32 本体ケースの底面板の透孔 33 非常開放用操作棒33

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着される本体ケース2にロッド
    操作板3の基端部を駆動軸4によって枢着し、駆動軸4
    に連結した鎖錠用ロッド5に固定枠体6側の受金7と係
    脱する掛金8を設け、本体ケース2の底面板9に固定し
    た支持軸10によってラッチレバー11を本体ケース2
    に枢着し、ロッド操作板3の正面板部12の溝孔13か
    らラッチレバー11の前方部の錠止アーム14を突出さ
    せ、溝孔13の孔縁部15と錠止アーム14の先端フッ
    ク部16との係合をバネ17の付勢によって保持し、ラ
    ッチレバー11の中間部に駆動軸4の側に突出した受動
    突起18を設け、ロッド操作板3の先端部に連結軸19
    によってレバーハンドル20を枢着し、駆動軸4の側に
    突出したレバーハンドル20の駆動アーム21の先端部
    に、受動突起18を押してラッチレバー11を解錠方向
    に回転させる駆動棒22を固設し、駆動アーム21の根
    本部の前面側にロッド操作板3の正面板部12の先端部
    背面側の従動部23に係脱する連動部24を設けた迅速
    開放型扉用ロックハンドル装置。
JP699492U 1992-01-23 1992-01-23 迅速開放型扉用ロックハンドル装置 Expired - Lifetime JPH083649Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPH0569276U JPH0569276U (ja) 1993-09-21
JPH083649Y2 true JPH083649Y2 (ja) 1996-01-31

Family

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JP699492U Expired - Lifetime JPH083649Y2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 迅速開放型扉用ロックハンドル装置

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