JP2548158Y2 - リッドロック装置 - Google Patents
リッドロック装置Info
- Publication number
- JP2548158Y2 JP2548158Y2 JP7933391U JP7933391U JP2548158Y2 JP 2548158 Y2 JP2548158 Y2 JP 2548158Y2 JP 7933391 U JP7933391 U JP 7933391U JP 7933391 U JP7933391 U JP 7933391U JP 2548158 Y2 JP2548158 Y2 JP 2548158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- lever
- cylinder lock
- escutcheon
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はリッドロック装置、特
にシリンダ錠を備えたリッドロック装置に関連する。
にシリンダ錠を備えたリッドロック装置に関連する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、特開平３ー１５６０８３号公報
に示されるように、産業車両のエンジン又はバッテリ等
を覆うフードのロック機構は公知である。このフードロ
ック機構はフードの側面に凹所を有し、この凹所にはレ
バーを有する回動可能なロック機構が設けられ、車体側
にはロック機構のカギ部を係合するためのフードキャッ
チが設けられている。
に示されるように、産業車両のエンジン又はバッテリ等
を覆うフードのロック機構は公知である。このフードロ
ック機構はフードの側面に凹所を有し、この凹所にはレ
バーを有する回動可能なロック機構が設けられ、車体側
にはロック機構のカギ部を係合するためのフードキャッ
チが設けられている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フードロック機構はシリンダ錠が設けられないため、不
正解錠を容易に行える欠点がある。
フードロック機構はシリンダ錠が設けられないため、不
正解錠を容易に行える欠点がある。
【０００４】そこで、この考案はシリンダ錠を備えるこ
とにより不正解錠の困難なリッドロック装置を提供する
ことを目的とする。
とにより不正解錠の困難なリッドロック装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案によるリッドロ
ック装置はエスカッションと、エスカッションに回転可
能に取り付けられたハンドルと、ストライカに係止され
る係止位置とストライカとの係合が解除される解除位置
との間で回動可能にエスカッションに取り付けられたフ
ックと、ハンドルに取り付けられかつレバーを有するシ
リンダ錠とを備え、シリンダ錠のレバーは係止位置にあ
るフックの解除位置への移動を阻止するロック位置とフ
ックの解除位置への移動を許容するアンロック位置との
間で回動される。この考案によるリッドロック装置には
種々の実施例がある。例えば、シリンダ錠のレバーはエ
スカッションとの係止、フックとの当接の解除、ピンの
押圧解除により、フックの解除位置への移動を阻止す
る。
ック装置はエスカッションと、エスカッションに回転可
能に取り付けられたハンドルと、ストライカに係止され
る係止位置とストライカとの係合が解除される解除位置
との間で回動可能にエスカッションに取り付けられたフ
ックと、ハンドルに取り付けられかつレバーを有するシ
リンダ錠とを備え、シリンダ錠のレバーは係止位置にあ
るフックの解除位置への移動を阻止するロック位置とフ
ックの解除位置への移動を許容するアンロック位置との
間で回動される。この考案によるリッドロック装置には
種々の実施例がある。例えば、シリンダ錠のレバーはエ
スカッションとの係止、フックとの当接の解除、ピンの
押圧解除により、フックの解除位置への移動を阻止す
る。
【０００６】
【作用】正規のキーによりシリンダ錠のレバーをロック
位置からアンロック位置に移動しない限り、フックを解
除位置に移動することができない。
位置からアンロック位置に移動しない限り、フックを解
除位置に移動することができない。
【０００７】
【実施例】以下、この考案によるリッドロック装置の実
施例を図１〜図１８について説明する。
施例を図１〜図１８について説明する。
【０００８】まず、図１〜図６に示すこの考案のリッド
ロック装置の第１実施例から明らかなように、リッドロ
ック装置１０は図示しないリッドに取り付けられたエス
カッション１１と、エスカッション１１に取り付けられ
た軸１８の回りに回転可能に取り付けられたハンドル１
２と、図示しないストライカに係止される係止位置とス
トライカとの係合が解除される解除位置との間で軸１８
の回りで回転可能に取り付けられたフック１３と、ハン
ドル１２に取り付けられかつレバー１４を有するシリン
ダ錠１５と、ハンドル１２に形成されたリブ１２aの孔
１２bに滑動可能に配置されたピン１６と、リブ１２aと
ピン１６の頭部１６aとの間に配置されたスプリング１
７とを備えている。フック１３はエスカッション１１に
形成された開口部１１bを通じてエスカッション１１の
外部に伸び出している。
ロック装置の第１実施例から明らかなように、リッドロ
ック装置１０は図示しないリッドに取り付けられたエス
カッション１１と、エスカッション１１に取り付けられ
た軸１８の回りに回転可能に取り付けられたハンドル１
２と、図示しないストライカに係止される係止位置とス
トライカとの係合が解除される解除位置との間で軸１８
の回りで回転可能に取り付けられたフック１３と、ハン
ドル１２に取り付けられかつレバー１４を有するシリン
ダ錠１５と、ハンドル１２に形成されたリブ１２aの孔
１２bに滑動可能に配置されたピン１６と、リブ１２aと
ピン１６の頭部１６aとの間に配置されたスプリング１
７とを備えている。フック１３はエスカッション１１に
形成された開口部１１bを通じてエスカッション１１の
外部に伸び出している。
【０００９】図１〜図４はシリンダ錠１５及びピン１６
がアンロック位置にある状態を示す。即ち、レバー１４
によりスプリング１７の弾力に抗してピン１６がフック
１３の長孔１３a内に挿入されている。このため、図４
に示すように、ハンドル１２を手動で引くと、フック１
３と共にハンドル１２を回動させることができる。この
ため、フック１３はストライカに係止される図３の係止
位置からストライカとの係合が解除される図４の解除位
置に移動される。図２に示すように、エスカッション１
１の内面には突起１１aが設けられ、スプリング１７の
弾力によるピン１６の脱落を防止する。
がアンロック位置にある状態を示す。即ち、レバー１４
によりスプリング１７の弾力に抗してピン１６がフック
１３の長孔１３a内に挿入されている。このため、図４
に示すように、ハンドル１２を手動で引くと、フック１
３と共にハンドル１２を回動させることができる。この
ため、フック１３はストライカに係止される図３の係止
位置からストライカとの係合が解除される図４の解除位
置に移動される。図２に示すように、エスカッション１
１の内面には突起１１aが設けられ、スプリング１７の
弾力によるピン１６の脱落を防止する。
【００１０】図５〜図８はロック状態にあるシリンダ錠
１５を示す。即ち、シリンダ錠１５のレバー１４はピン
１６から９０゜の角度離間した位置に回転されている。
このため、ピン１６はフック１３の長孔１３bから離間
した位置に保持され、ハンドル１２を回動させても、フ
ック１３は係止位置から解除位置に移動しない。
１５を示す。即ち、シリンダ錠１５のレバー１４はピン
１６から９０゜の角度離間した位置に回転されている。
このため、ピン１６はフック１３の長孔１３bから離間
した位置に保持され、ハンドル１２を回動させても、フ
ック１３は係止位置から解除位置に移動しない。
【００１１】図９及び図１０はこの考案による他の実施
例を示す。これらの図面では、図１〜図８に示す箇所と
同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。シ
リンダ錠１５のレバー１４はエスカッション１１に形成
された凹部１１c内に嵌合される。このため、レバー１
４がエスカッション１１の凹部１１cに係止され、ハン
ドル１２を回動させることができない。
例を示す。これらの図面では、図１〜図８に示す箇所と
同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。シ
リンダ錠１５のレバー１４はエスカッション１１に形成
された凹部１１c内に嵌合される。このため、レバー１
４がエスカッション１１の凹部１１cに係止され、ハン
ドル１２を回動させることができない。
【００１２】図１１〜図１６はこの考案の他の実施例を
示す。即ち、シリンダ錠１５のレバー１４はアンロック
時に直接フック１３の長孔１３bに係止される。ハンド
ル１２を回動させると、図１３に示すように、フック１
３を係止位置から解除位置に回動させることができる。
しかしながら、図１４〜図１６に示すように、シリンダ
錠１５のロック時にはレバー１４はフック１３の長孔１
３bに係合していないので、フック１３を解除位置に移
動させることができない。
示す。即ち、シリンダ錠１５のレバー１４はアンロック
時に直接フック１３の長孔１３bに係止される。ハンド
ル１２を回動させると、図１３に示すように、フック１
３を係止位置から解除位置に回動させることができる。
しかしながら、図１４〜図１６に示すように、シリンダ
錠１５のロック時にはレバー１４はフック１３の長孔１
３bに係合していないので、フック１３を解除位置に移
動させることができない。
【００１３】図１７及び図１８はこの考案の更に別の実
施例を示す。即ち、図１１〜図１６において、レバー１
４を更に回転することによりエスカッション１１に形成
された凹部１１cに係止させ、ハンドル１２の回転を確
実に阻止することができる。また、図１、図５及び図９
又は図１１、図１４及び図１７から明らかなように、シ
リンダ錠１５のキーの抜取り位置を変更することにより
種々の角度位置でレバー１４を固定させることができ
る。
施例を示す。即ち、図１１〜図１６において、レバー１
４を更に回転することによりエスカッション１１に形成
された凹部１１cに係止させ、ハンドル１２の回転を確
実に阻止することができる。また、図１、図５及び図９
又は図１１、図１４及び図１７から明らかなように、シ
リンダ錠１５のキーの抜取り位置を変更することにより
種々の角度位置でレバー１４を固定させることができ
る。
【００１４】
【考案の効果】上記のようにこの考案では、シリンダ錠
を備え、不正解錠の困難なリッドロック装置を得ること
ができる。
を備え、不正解錠の困難なリッドロック装置を得ること
ができる。
【図１】この考案によるリッドロック装置の正面図
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図
【図４】解除位置にあるフックを示す断面図
【図５】ロック位置にあるレバーを示す正面図
【図６】ロック位置にある図１のＡ−Ａ線に沿う断面図
【図７】ロック位置にある図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図
【図８】空振り状態を示す断面図
【図９】この考案の他の実施例を示す正面図
【図１０】図９のＡ−Ａ線に沿う断面図
【図１１】この考案の更に別の実施例を示す正面図
【図１２】図１１のＢ−Ｂ線に沿う断面図
【図１３】解除状態にあるフックを示す断面図
【図１４】図１１においてシリンダ錠がロック位置にあ
る状態を示す断面図
る状態を示す断面図
【図１５】図１４のＢ−Ｂ線に沿う断面図
【図１６】空振り状態を示す断面図
【図１７】この考案の更に別の実施例を示す正面図
【図１８】図１７のＢ−Ｂ線に沿う断面図
１０．．リッドロック装置、１１．．エスカッション、
１２．．ハンドル、１３．．フック、１４．．レバー、
１５．．シリンダ錠、１６．．ピン、
１２．．ハンドル、１３．．フック、１４．．レバー、
１５．．シリンダ錠、１６．．ピン、
Claims (4)
- 【請求項１】リッドに取り付けられたエスカッション
と、エスカッションに回転可能に取り付けられたハンド
ルと、ストライカに係止される係止位置とストライカと
の係合が解除される解除位置との間で回動可能にエスカ
ッションに取り付けられたフックと、ハンドルに取り付
けられかつレバーを有するシリンダ錠とを備え、シリン
ダ錠のレバーは係止位置にあるフックの解除位置への移
動を阻止するロック位置とフックの解除位置への移動を
許容するアンロック位置との間で回動されることを特徴
とするリッドロック装置。 - 【請求項２】シリンダ錠のレバーはエスカッションに係
止することによりフックの解除位置への移動を阻止する
「請求項１」に記載のリッドロック装置。 - 【請求項３】シリンダ錠のレバーはフックとの当接が解
除されることによりフックの解除位置への移動を阻止す
る「請求項１」に記載のリッドロック装置。 - 【請求項４】シリンダ錠のレバーはピンを押圧すること
によりピンを介してフックをハンドルと作動連結させる
「請求項１」に記載のリッドロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7933391U JP2548158Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | リッドロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7933391U JP2548158Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | リッドロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532642U JPH0532642U (ja) | 1993-04-30 |
| JP2548158Y2 true JP2548158Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=13686970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7933391U Expired - Lifetime JP2548158Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | リッドロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548158Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4613082B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-01-12 | ヤンマー株式会社 | 作業車両のボンネット構造 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7933391U patent/JP2548158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0532642U (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |