JPH0625583Y2 - 車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難防止装置

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JPH0625583Y2
JPH0625583Y2 JP13690587U JP13690587U JPH0625583Y2 JP H0625583 Y2 JPH0625583 Y2 JP H0625583Y2 JP 13690587 U JP13690587 U JP 13690587U JP 13690587 U JP13690587 U JP 13690587U JP H0625583 Y2 JPH0625583 Y2 JP H0625583Y2
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JP
Japan
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opening
closing plate
key pin
finger insertion
key
Prior art date
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JP13690587U
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JPS6443164U (ja
Inventor
伸 中村
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両盗難防止装置に係り、詳しくは針金等
によりドアロックを解除された後にアウタハンドルを操
作してドアが開かれるのを防止することができる車両盗
難防止装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図及び第8図は従来のアウタハンドル装置の外観図
及び断面図である。ハンドルケース10は、ドア12の外面
に設けられ、外側へ向かって開口する凹部14を有してい
る。アウタハンドル16は、ハンドルケース10の凹部14の
下半部を指挿入口18として残し、上半部を閉鎖するよう
に、ハンドルケース10を貫通するアーム(図示せず)を
介してハンドルケース10の背面上方を支点として揺動可
能に凹部14内に配設される。ドアロックキーシリンダ20
はハンドルケース10内において指挿入口18の横に配設さ
れる。アウタハンドル16を操作する場合には、指22(第
8図)を指挿入口18から凹部14内に入れ、アウタハンド
ル16の裏面を身体側に引く。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のアウタハンドル装置では、アウタハンドル16を任
意に操作することができるので、泥棒が、ドアとガラス
との隙間から針金等を挿入し、ドアロックキーシリンダ
のキーピンに連動するドアロックのロックキングレバー
を針金等の先端部により非ロック位置にすれば、直ちに
アウタハンドル16を操作して、ドア12を開くことがで
き、車両盗難が起こるおそれがあった。
この考案の目的は、ドアロックキーシリンダにおける解
錠によることなくドアロックのロックキングレバーが非
ロック位置にされた場合にもドアの開きを防止すること
ができる車両盗難防止装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案による車両盗難防止装置は、外側へ向かって開
口する凹部をもちドアの外面に設けられるハンドルケー
スと、指挿入口を残して凹部を閉鎖するようにハンドル
ケース内に揺動可能に配設されるアウタハンドルと、指
挿入口を開閉可能にハンドルケース内に配設される開閉
板と、この開閉板が指挿入口を閉鎖する方向へ開閉板を
付勢する付勢手段と、ドアロックキーシリンダのキーピ
ンがその中立位置から回転変位する際にキーピンと一体
的に回転しキーピンのロック位置では開閉板の裏面に当
接して開閉板を閉位置に保持するストッパプレートとを
有してなる。
〔作用〕
開閉板は、付勢手段により通常、ハンドルケースの指挿
入口を閉鎖する位置に保持されている。
ドアロックキーシリンダにおいて施錠されると、その施
錠に伴うキーピンの回動により、ストッパプレートが回
動し、ストッパプレートは開閉板の裏面の方へ突き出し
た位置になる。したがって、外側から開閉板を押して
も、開閉板は、ストッパプレートに当接して、指挿入口
を開いた位置へ動くのを阻止される。この結果、ドアロ
ックキーシリンダにおいて解錠されない限り、指挿入口
は開閉板により塞がれており、アウタハンドルの操作は
困難である。
ドアロックキーシリンダにおいて解錠されると、その解
錠に伴うキーピンの回動により、ストッパプレートが回
動し、ストッパプレートは開閉板の裏面側の位置から引
き込まれた位置になる。したがって、開閉板は凹部内へ
付勢手段に抗して押し倒し可能となり、開閉板を押し倒
して開かれた指挿入口から指を凹部へ入れ、アウタハン
ドルの裏面側に当てて、アウタハンドルの操作が可能に
なる。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図ないし第6図の一実施例につい
て説明する。
第2図及び第3図はこの考案に係る車両盗難防止装置を
具備するアウタハンドル装置の外観図及び断面図であ
る。開閉板24は、ハンドルケース10の凹部14の側壁部に
回動自在に軸支されるピン部26を下辺部の両端部におい
て一体的にもち、このピン部26を支点として揺動して指
挿入口18を開閉するように配設されている。係止部28
は、開閉板24の上辺部に一体的に形成され、アウタハン
ドル16の裏面に当接可能になっている。戻しばね30は、
両端部において開閉板24の裏面と凹部14の下面に固定さ
れ、開閉板24をその閉方向へ付勢している。
第1図はアウタハンドル16の裏面側からアウタハンドル
装置を見た斜視図である。ストッパプレート32は、一端
においてドアロックキーシリンダ20の後端部から突出す
るキーピン34に支持され、他端において開閉板24の裏面
に当接可能な押え部36を有している。キーピン34は、ド
ア12の外面側からドアロックキーシリンダ20に挿入され
たキーの回転に伴って、そのキーと一体的に回転する。
キーリンク38は、上下の端においてそれぞれストッパプ
レート32及びドアのロツクキングレバー45に回動可能に
嵌合しており、昭和60年実用新案登録願第13360
7号(実開昭62−40164)のマイクロフイルムに
記載されかつ本願の第9図に示すような構成において、
同一の支持ピン46に回動可能に支承されている前記ロツ
クキングレバー45と第二のロツクキングレバー47との間
には、この第二のロツクキングレバー47に枢支されるロ
ツクノブリンク48を針金49等で引掛けて引き上げ、前記
第二のロツクキングレバー47を反時計方向へ回動させる
ことにより、オープンリンク50を連結ピン51を中心とし
て時計方向に回転させることにより、A部がアウタハン
ドル側のアウトサイドハンドルリンク52を押し下げ、オ
ープンリフトレバー53が反時計方向へ回転して開扉可能
となつても、第二ロツクキングレバー47の回動は隙間g
の存在により、ロツクキングレバー45には伝わらず、つ
まり、キーリンク38には伝わらず、したがつて前記押え
部36が回動することはない。
第4図はストッパプレート32とキーピン34との結合部の
詳細図である。キーピン34は、円形の横断面に形成さ
れ、その円形横断面部から半径方向へ少し突出する凸部
40を有している。ストッパプレート32は、キーピン34の
円形横断面部に相対回転可能に嵌合する円形穴42と、凸
部40を挿入される円弧状溝44とを有している。円弧状溝
44は、90°の範囲に渡って円形穴42の外周部に形成さ
れている。ドアロックキーシリンダ20においてキーピン
34は、キーを抜かれると、自動的に中立位置に戻るよう
になっているので、キーピン34が中立位置からロック位
置又は非ロック位置へ回転されるときは、凸部40が、円
弧状溝44の周方向の端に当接し、キーピン34の回転によ
りストッパプレート32が連行されて回転するようにし、
キーピン34がロック位置又は非ロック位置から中立位置
へ戻るときは、凸部40が円弧状溝44内を移動してキーピ
ン34の中立位置への戻りに対してストッパプレート32は
連行されず、ストッパプレート32の自重にもかかわらず
ロックキングロッド38によりストッパプレート32はロッ
ク位置又は非ロック位置に保持されるようになってい
る。
実施例の作用について説明する。
開閉板24は、戻しばね30により閉方向へ付勢され、係止
部28をアウタハンドル16の裏面に当接し、ハンドルケー
ス10の指挿入口18を閉鎖する位置に保持されている(第
3図)。
ドアロックキーシリンダ20において施錠されると、その
施錠に伴うキーピン34の回動により、ストッパプレート
32が円弧状溝44の周方向の端への凸部40の当接のために
90°回動し、ストッパプレート32の押え部36は開閉板
24の裏面の方へ突き出した位置になる(第5図)。した
がって、外側から開閉板24を押しても、開閉板24は、ス
トッパプレート32の押え部36に当接して、指挿入口18を
開いた位置へ動くのを阻止される。この結果、ドアロッ
クキーシリンダ20において解錠されない限り、指挿入口
18は開閉板24により塞がれており、アウタハンドル16の
操作は困難である。
ドアロックキーシリンダ20において解錠されると、その
解錠に伴うキーピン34の回動により、ストッパプレート
32が90°回動し、ストッパプレート32の押え部36は開
閉板24の裏面側の位置から引き込まれた位置になる。し
たがって、開閉板24は凹部14内へ戻しばね30に抗して押
し倒し可能となり、開閉板24を押し倒して開かれた指挿
入口18から指22を凹部14へ入れて(第6図)、アウタハ
ンドル16の裏面側に当てて、アウタハンドル16の操作が
可能になる。
〔考案の効果〕
このように、この考案によれば、ハンドルケース指挿入
口を開閉する開閉板が設けられ、ドアロックキーシリン
ダにおける施錠によりストッパプレートは、キーピンに
操作されて開閉板の裏面側へ突き出し、開閉板の開きを
阻止する位置となる。この結果、自動車泥棒が、ドアと
ガラスとの隙間から針金等を挿入してロツクキングレバ
ー引き上げてもリンクは作動せず、アウタハンドルの操
作が不可能となり、ドアの開きを防止することができ
る。
この考案では、開閉板は付勢手段により付勢されて常時
はハンドルケースの凹部の指挿入口を閉じているので、
ドアのフラット感を出すことができ、意匠上、有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の車両盗難防止装置の一
実施例に関し、第1図はアウタハンドルの裏面側からア
ウタハンドル装置を見た斜視図、第2図及び第3図は車
両盗難防止装置を具備するアウタハンドル装置の外観図
及び断面図、第4図はストッパプレートとキーピンとの
結合部の詳細図、第5図及び第6図はそれぞれアウタハ
ンドルがストッパプレートにより開閉をそれぞれ阻止及
び許容されている状態の断面図、第7図及び第8図は従
来のアウタハンドル装置の外観図及び断面図で、第9図
は車両用ドアロツク装置の概要を示す図である。 10……ハンドルケース、12……ドア、14……凹
部、16……アウタハンドル、18……指挿入口、20
……ドアロックキーシリンダ、24……開閉板、30…
…戻しばね(付勢手段)、32……ストッパプレート、
34……キーピン、38……キーリンク。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側へ向かって開口する凹部をもちドアの
    外面に設けられるハンドルケースと、指挿入口を残して
    前記凹部を閉鎖するように前記ハンドルケース内に揺動
    可能に配設されるアウタハンドルと、前記指挿入口を開
    閉可能に前記ハンドルケース内に配設される開閉板と、
    この開閉板が前記指挿入口を閉鎖する方向へ前記開閉板
    を付勢する付勢手段と、ドアロックキーシリンダのキー
    ピンがその中立位置から回転変位する際に前記キーピン
    と一体的に回転し前記キーピンのロック位置では前記開
    閉板の裏面に当接して前記開閉板を閉位置に保持するス
    トッパプレートとを有してなることを特徴とする車両盗
    難防止装置。
  2. 【請求項2】前記キーピンは半径方向外方へ突出する凸
    部をもち、前記ストッパプレートには円弧状溝が形成さ
    れ、この円弧状溝は、中立位置からの前記凸部の回転変
    位に対して前記凸部に当接する両端をもつことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の車両盗難防止
    装置。
JP13690587U 1987-09-08 1987-09-08 車両盗難防止装置 Expired - Lifetime JPH0625583Y2 (ja)

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JP13690587U JPH0625583Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 車両盗難防止装置

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JP13690587U JPH0625583Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08 車両盗難防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6443164U JPS6443164U (ja) 1989-03-15
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