JP2557141Y2 - 軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具 - Google Patents
軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具Info
- Publication number
- JP2557141Y2 JP2557141Y2 JP1991050223U JP5022391U JP2557141Y2 JP 2557141 Y2 JP2557141 Y2 JP 2557141Y2 JP 1991050223 U JP1991050223 U JP 1991050223U JP 5022391 U JP5022391 U JP 5022391U JP 2557141 Y2 JP2557141 Y2 JP 2557141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative cover
- gutter
- eaves
- fixing
- eaves gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は軒樋受け兼用化粧カバー
取付け金具に係り、詳しくは建家軒先に取付ける軒樋
と、該軒樋の前面を覆う化粧カバーとを一部材の取付け
金具により施工性良く取付け得る軒樋受け兼用化粧カバ
ー取付け金具に関する。
取付け金具に係り、詳しくは建家軒先に取付ける軒樋
と、該軒樋の前面を覆う化粧カバーとを一部材の取付け
金具により施工性良く取付け得る軒樋受け兼用化粧カバ
ー取付け金具に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】従来、一般に軒樋の化粧カバー
を取付けるには、軒先の鼻隠し面にアングル状の部材を
取付けて軒樋の下方から腕木を突設し、その前縁部に止
めビスを用いて化粧カバー取付け部を形成し、該取付け
部に化粧カバーを取着し施工することが行われている。
を取付けるには、軒先の鼻隠し面にアングル状の部材を
取付けて軒樋の下方から腕木を突設し、その前縁部に止
めビスを用いて化粧カバー取付け部を形成し、該取付け
部に化粧カバーを取着し施工することが行われている。
【０００３】また、実開昭６３−３４８２６号及び実開
平２−１２９５２４号には、軒先に取付けられる支持金
具の中途部に樋吊り具が設けられ、支持金具の端部で締
着手段により鼻隠しモールが取付けられ、樋吊り具に軒
樋が吊り下げられる軒樋装置が開示されている。
平２−１２９５２４号には、軒先に取付けられる支持金
具の中途部に樋吊り具が設けられ、支持金具の端部で締
着手段により鼻隠しモールが取付けられ、樋吊り具に軒
樋が吊り下げられる軒樋装置が開示されている。
【０００４】しかしながら、上記何れの取付け装置も軒
樋及び化粧カバー（鼻隠しモール）を取付けるために最
低二部材を必要とし、しかもねじ止め、ビス止め等によ
る取着箇所が多く、軒先の如く高所における作業が煩雑
となり、施工に手間取ると云う問題がある。
樋及び化粧カバー（鼻隠しモール）を取付けるために最
低二部材を必要とし、しかもねじ止め、ビス止め等によ
る取着箇所が多く、軒先の如く高所における作業が煩雑
となり、施工に手間取ると云う問題がある。
【０００５】本考案は上記課題を解決するものであっ
て、その要旨は軒樋前面及び後面の上端で外方に突出す
る耳部を具えた軒樋と、該軒樋の前面を覆う化粧カバー
とを共に取付ける取付け金具であって、支持固定杆と前
縁支持部とを一体に連設してなり、該支持固定杆の後縁
には、軒先固定部及び後面樋耳部を係止する後縁係着部
を具え、また支持固定杆の前縁側に連設した前縁支持部
には、前面樋耳部を係止する前縁係着部の上部に、内側
下方に向け傾斜して形成され、化粧カバー上端の挿着片
を掛け止めする切り込み部と、前縁支持部の前端から垂
下する垂下片の下端部に化粧カバー下端の固定片を止着
する止着部を形成してなる軒樋受け兼用化粧カバー取付
け金具である。
て、その要旨は軒樋前面及び後面の上端で外方に突出す
る耳部を具えた軒樋と、該軒樋の前面を覆う化粧カバー
とを共に取付ける取付け金具であって、支持固定杆と前
縁支持部とを一体に連設してなり、該支持固定杆の後縁
には、軒先固定部及び後面樋耳部を係止する後縁係着部
を具え、また支持固定杆の前縁側に連設した前縁支持部
には、前面樋耳部を係止する前縁係着部の上部に、内側
下方に向け傾斜して形成され、化粧カバー上端の挿着片
を掛け止めする切り込み部と、前縁支持部の前端から垂
下する垂下片の下端部に化粧カバー下端の固定片を止着
する止着部を形成してなる軒樋受け兼用化粧カバー取付
け金具である。
【０００６】
【実施例】以下、本考案を図面に基づき具体的に説明す
る。図１は本考案の一実施例を斜視図で示し、図２は本
考案を用いて軒樋及び化粧カバーを取付ける状態を斜視
図で示し、図３は本考案の他の実施例の取付け状態を一
部断面図で示す。
る。図１は本考案の一実施例を斜視図で示し、図２は本
考案を用いて軒樋及び化粧カバーを取付ける状態を斜視
図で示し、図３は本考案の他の実施例の取付け状態を一
部断面図で示す。
【０００７】本考案は図１に斜視図で示す如く、取付け
金具１の支持固定杆１−１の後縁に、止め孔１４を穿設
した軒先固定部１−２を立上げ形成すると共に、係止部
１１１とバネ片１１２を対向させた後縁係着部１１を垂
下形成し、また支持固定杆１−１の前縁側に連設した前
縁支持部１−３には、係止部１２１とバネ片１２２を対
向させた前縁係着部１２を形成すると共に、前縁係着部
の上部に、内側下方に向け傾斜した切り込み部１３１を
形成し、かつ前縁支持部１−３の前端から垂下する垂下
片１３の下端部にビス孔１３３を穿設した止着部１３２
を形成してなる軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具であ
る。
金具１の支持固定杆１−１の後縁に、止め孔１４を穿設
した軒先固定部１−２を立上げ形成すると共に、係止部
１１１とバネ片１１２を対向させた後縁係着部１１を垂
下形成し、また支持固定杆１−１の前縁側に連設した前
縁支持部１−３には、係止部１２１とバネ片１２２を対
向させた前縁係着部１２を形成すると共に、前縁係着部
の上部に、内側下方に向け傾斜した切り込み部１３１を
形成し、かつ前縁支持部１−３の前端から垂下する垂下
片１３の下端部にビス孔１３３を穿設した止着部１３２
を形成してなる軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具であ
る。
【０００８】上記本考案の金具本体１の支持杆１−１並
びに前縁支持部１−３の垂下片１３を断面コ字状に折曲
加工して機械的強度をもたせ、上記前縁支持部１−３、
軒先固定部１−２、バネ片１１２，１２２は支持固定杆
１−１に溶接手段により一体に取着されている。
びに前縁支持部１−３の垂下片１３を断面コ字状に折曲
加工して機械的強度をもたせ、上記前縁支持部１−３、
軒先固定部１−２、バネ片１１２，１２２は支持固定杆
１−１に溶接手段により一体に取着されている。
【０００９】本考案の軒樋受け兼用化粧カバー取付け金
具を軒先に取付け施工するには、図２及び図３に斜視図
及び一部断面図で示す如く、本考案の支持固定杆１−１
の軒先固定部１−２を、止め孔１４から釘またはビス１
５を通して軒先Ｃ面に固定し、下方より軒先Ａを押上げ
て後面樋耳部Ａ−１を後縁係着部１１に、また前面樋耳
部Ａ−２を支持固定杆１−１の前縁係着部１２に、各々
バネ片１１２，１２２のバネ弾性を利用して係止部１
１，１２に掛止して軒樋Ａを取付け、しかるのち本考案
の前縁支持部１−３上端の内側下方に向け傾斜した切込
み部１３１に、化粧カバーＢ上端に外側上方に向け傾斜
して形成された挿着片Ｂ−１を差込み掛止し、垂下片１
３の下端の固定片１３２のビス孔１３３からビス１３４
を通して前縁支持部１−３に化粧カバーＢを固定し、本
考案による軒樋並びに化粧カバーの取付けを完了する。
具を軒先に取付け施工するには、図２及び図３に斜視図
及び一部断面図で示す如く、本考案の支持固定杆１−１
の軒先固定部１−２を、止め孔１４から釘またはビス１
５を通して軒先Ｃ面に固定し、下方より軒先Ａを押上げ
て後面樋耳部Ａ−１を後縁係着部１１に、また前面樋耳
部Ａ−２を支持固定杆１−１の前縁係着部１２に、各々
バネ片１１２，１２２のバネ弾性を利用して係止部１
１，１２に掛止して軒樋Ａを取付け、しかるのち本考案
の前縁支持部１−３上端の内側下方に向け傾斜した切込
み部１３１に、化粧カバーＢ上端に外側上方に向け傾斜
して形成された挿着片Ｂ−１を差込み掛止し、垂下片１
３の下端の固定片１３２のビス孔１３３からビス１３４
を通して前縁支持部１−３に化粧カバーＢを固定し、本
考案による軒樋並びに化粧カバーの取付けを完了する。
【００１０】本考案は上記構成よりなるので下記効果を
奏する。即ち本考案によれば、一部材で軒先への固定機
能と軒樋の支持機能と化粧カバーの取付け機能とを兼備
しているので、取付けが簡易化され、また本考案はワン
タッチで樋耳部を受入れ止着できると共に、軒先固定部
を除きビス止め箇所は作業し易い化粧カバーの下端部の
みであるので、作業性が向上するばかりでなく、内側下
方に向け傾斜した切込み部と外側上方に向け傾斜して形
成された挿着片とが、噛み合うので、風などによる応力
によってはずれたりするおそれが無いという効果を奏す
る。
奏する。即ち本考案によれば、一部材で軒先への固定機
能と軒樋の支持機能と化粧カバーの取付け機能とを兼備
しているので、取付けが簡易化され、また本考案はワン
タッチで樋耳部を受入れ止着できると共に、軒先固定部
を除きビス止め箇所は作業し易い化粧カバーの下端部の
みであるので、作業性が向上するばかりでなく、内側下
方に向け傾斜した切込み部と外側上方に向け傾斜して形
成された挿着片とが、噛み合うので、風などによる応力
によってはずれたりするおそれが無いという効果を奏す
る。
【図１】本考案の一実施例を斜視図で示す。
【図２】本考案を用いて軒樋及び化粧カバーを取付ける
状態を斜視図で示す。
状態を斜視図で示す。
【図３】本考案の他の実施例の取付け状態を一部断面図
を示す。
を示す。
１ 金具本体 １−１ 支持固定杆 １−２ 軒先固定部 １−３ 前縁支持部 １１ 後縁係着部 １２ 前縁係着部 １３ 垂下片 １３１ 切込み部 １３２ 止着部 Ａ 軒樋 Ｂ 化粧カバー
Claims (1)
- 【請求項１】軒樋前面及び後面の上端で外方に突出する
耳部を具えた軒樋と、該軒樋の前面を覆う化粧カバーと
を共に取付ける取付け金具であって、支持固定杆と前縁
支持部とを一体に連設してなり、該支持固定杆の後縁に
は、軒先固定部及び後面樋耳部を係止する後縁係着部を
具え、また支持固定杆の前縁側に連設した前縁支持部に
は、前面樋耳部を係止する前縁係着部の上部に、内側下
方に傾斜して形成され、化粧カバー上端の挿着片を掛け
止めする切り込み部と、前縁支持部の前端から垂下する
垂下片の下端部に化粧カバー下端の固定片を止着する止
着部を形成してなる軒樋受け兼用化粧カバー取付け金
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991050223U JP2557141Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991050223U JP2557141Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134327U JPH04134327U (ja) | 1992-12-14 |
| JP2557141Y2 true JP2557141Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=31927699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991050223U Expired - Lifetime JP2557141Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 軒樋受け兼用化粧カバー取付け金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557141Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5636128B1 (ja) * | 2014-04-11 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 屋根の排水構造 |
| JP5636084B1 (ja) * | 2013-11-13 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 樋吊り具および軒樋の取付構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502263U (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-10 | ||
| DE2601900C2 (de) * | 1976-01-20 | 1987-05-27 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zur Festlegung des Bildschnittes für ein Video-Bandaufnahme- und Wiedergabegerät |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP1991050223U patent/JP2557141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5636084B1 (ja) * | 2013-11-13 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 樋吊り具および軒樋の取付構造 |
| JP5636128B1 (ja) * | 2014-04-11 | 2014-12-03 | パナソニック株式会社 | 屋根の排水構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04134327U (ja) | 1992-12-14 |
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