JPH05106316A - 軒樋吊り具 - Google Patents
軒樋吊り具Info
- Publication number
- JPH05106316A JPH05106316A JP26935591A JP26935591A JPH05106316A JP H05106316 A JPH05106316 A JP H05106316A JP 26935591 A JP26935591 A JP 26935591A JP 26935591 A JP26935591 A JP 26935591A JP H05106316 A JPH05106316 A JP H05106316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- hole
- eaves
- fixing nail
- main body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、軒樋(雨樋)を家屋等の建物の軒先部
(鼻隠し板等)に取り付けるための軒樋吊り具に関し、取
付作業効率のみならず保管時,輸送時等の容積効率をも
改善しながら、取付時に吊り具本体に回転が生じないよ
うにして、軒樋の安定した係止・取付を可能にすること
を目的とする。 【構成】そこで、軒樋14を保持するための吊り具本体
12と、この吊り具本体12を建物側に取付・固定すべ
く建物側に先端部13aを打ち込まれる固定用釘13と
を有してなるものにおいて、吊り具本体12に、固定用
釘13が下方から斜め上方へ向かって貫通しうる貫通孔
12dを形成し、この貫通孔12dの断面形状、およ
び、吊り具本体12の固定時に貫通孔12d内に嵌合す
る固定用釘13の基端部13bの断面形状を非円形にす
ることを特徴とする。
(鼻隠し板等)に取り付けるための軒樋吊り具に関し、取
付作業効率のみならず保管時,輸送時等の容積効率をも
改善しながら、取付時に吊り具本体に回転が生じないよ
うにして、軒樋の安定した係止・取付を可能にすること
を目的とする。 【構成】そこで、軒樋14を保持するための吊り具本体
12と、この吊り具本体12を建物側に取付・固定すべ
く建物側に先端部13aを打ち込まれる固定用釘13と
を有してなるものにおいて、吊り具本体12に、固定用
釘13が下方から斜め上方へ向かって貫通しうる貫通孔
12dを形成し、この貫通孔12dの断面形状、およ
び、吊り具本体12の固定時に貫通孔12d内に嵌合す
る固定用釘13の基端部13bの断面形状を非円形にす
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒樋(雨樋)を家屋等の
建物の軒先部(鼻隠し板等)に取り付けるための軒樋吊り
具に関する。
建物の軒先部(鼻隠し板等)に取り付けるための軒樋吊り
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の軒樋吊り具としては、例
えば、実公平3−16335号公報等に開示されたもの
など種々のものがあり、その内のいくつかの例を図5〜
図7にそれぞれ示す。
えば、実公平3−16335号公報等に開示されたもの
など種々のものがあり、その内のいくつかの例を図5〜
図7にそれぞれ示す。
【0003】図5に示す軒樋吊り具1は、軒樋2を保持
するための吊り具本体3と、この吊り具本体3を建物側
に取り付ける取付部4とから構成されている。吊り具本
体3の両端部には、軒樋2の両上端縁の耳部2a,2b
を係合・保持する保持部3a,3bがそれぞれ形成され
るとともに、吊り具本体3は、取付部4にビス等によっ
て固定されている。
するための吊り具本体3と、この吊り具本体3を建物側
に取り付ける取付部4とから構成されている。吊り具本
体3の両端部には、軒樋2の両上端縁の耳部2a,2b
を係合・保持する保持部3a,3bがそれぞれ形成され
るとともに、吊り具本体3は、取付部4にビス等によっ
て固定されている。
【0004】このような軒樋吊り具1によれば、取付部
4を釘,ビス等で建物の軒先部の壁面等に係止・固定し
軒樋吊り具1を取り付けた後、吊り具本体3の保持部3
a,3bに軒樋2の耳部2a,2bを係止・嵌着させる
ことで、軒樋2の取付が行なわれる。
4を釘,ビス等で建物の軒先部の壁面等に係止・固定し
軒樋吊り具1を取り付けた後、吊り具本体3の保持部3
a,3bに軒樋2の耳部2a,2bを係止・嵌着させる
ことで、軒樋2の取付が行なわれる。
【0005】また、図6に示す軒樋吊り具1Aは、軒樋
2を下方から持ち上げて支持するための支持具本体5
と、この支持具本体5の底面から突設され斜め上方へ向
け曲折されてなる打込足6とから構成されている。
2を下方から持ち上げて支持するための支持具本体5
と、この支持具本体5の底面から突設され斜め上方へ向
け曲折されてなる打込足6とから構成されている。
【0006】このような軒樋吊り具1Aによれば、軒樋
2の取付時には、ハンマー等により、打込足6を下方か
ら斜め上方に向け軒先部の壁面等へ打ち込んで、軒樋吊
り具1Aを取り付けた後、支持具本体5上に軒樋2を嵌
合させることにより、軒樋2の取付が行なわれる。
2の取付時には、ハンマー等により、打込足6を下方か
ら斜め上方に向け軒先部の壁面等へ打ち込んで、軒樋吊
り具1Aを取り付けた後、支持具本体5上に軒樋2を嵌
合させることにより、軒樋2の取付が行なわれる。
【0007】さらに、図7に示す軒樋吊り具1Bは、軒
樋2を保持するための吊り具本体7と、この吊り具本体
7を建物側に取り付けるべく建物側に先端部を打ち込ま
れる固定用釘8とから構成されている。
樋2を保持するための吊り具本体7と、この吊り具本体
7を建物側に取り付けるべく建物側に先端部を打ち込ま
れる固定用釘8とから構成されている。
【0008】吊り具本体7の両端部には、図5に示した
ものと同様に、軒樋2の両上端縁の耳部2a,2bを係
合・保持する保持部7a,7bがそれぞれ形成されると
ともに、この吊り具本体7は、屋外側に円弧状に曲折さ
れた立上り部7cが形成され、この立上り部7cには、
固定用釘8が貫通しうる長孔7dが長手方向に形成され
ている。
ものと同様に、軒樋2の両上端縁の耳部2a,2bを係
合・保持する保持部7a,7bがそれぞれ形成されると
ともに、この吊り具本体7は、屋外側に円弧状に曲折さ
れた立上り部7cが形成され、この立上り部7cには、
固定用釘8が貫通しうる長孔7dが長手方向に形成され
ている。
【0009】また、固定用釘8の基端部には、螺条8a
が形成されており、この螺条8aに螺合するナット9と
蝶ナット10とによって、吊り具本体7の長孔7dの縁
部を挟持することで、吊り具本体7が固定用釘8に対し
て固定されるようになっている。
が形成されており、この螺条8aに螺合するナット9と
蝶ナット10とによって、吊り具本体7の長孔7dの縁
部を挟持することで、吊り具本体7が固定用釘8に対し
て固定されるようになっている。
【0010】このような軒樋吊り具1Bによれば、ま
ず、固定用釘8の先端部を軒先部の壁面等の適当な位置
に打ち込んでから、固定用釘8の基端部の螺条8aにナ
ット9を螺合させ、固定用釘8の基端部を吊り具本体7
の長孔7dに通した後、適当な位置で蝶ナット10を螺
条8aに螺合させて締め付けることにより、吊り具本体
7を固定する。そして、吊り具本体7の保持部7a,7
bに軒樋2の耳部2a,2bを係止・嵌着させること
で、軒樋2の取付が行なわれる。
ず、固定用釘8の先端部を軒先部の壁面等の適当な位置
に打ち込んでから、固定用釘8の基端部の螺条8aにナ
ット9を螺合させ、固定用釘8の基端部を吊り具本体7
の長孔7dに通した後、適当な位置で蝶ナット10を螺
条8aに螺合させて締め付けることにより、吊り具本体
7を固定する。そして、吊り具本体7の保持部7a,7
bに軒樋2の耳部2a,2bを係止・嵌着させること
で、軒樋2の取付が行なわれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来の軒樋吊り具1では、吊り具本体3と取付部4
とのビス止めや、取付部4の軒先部への取付などが必要
で、軒樋吊り具1の組立て工数が多くなり、軒樋2の取
付設置時の作業効率自体も悪くなる。
示す従来の軒樋吊り具1では、吊り具本体3と取付部4
とのビス止めや、取付部4の軒先部への取付などが必要
で、軒樋吊り具1の組立て工数が多くなり、軒樋2の取
付設置時の作業効率自体も悪くなる。
【0012】また、図6に示す従来の軒樋吊り具1A
は、軒樋2を取り付ける軒先部の壁面等に打込足6を打
ち込むだけで取り付けられ、取付施工は簡易であるが、
支持具本体5の底面に斜め上方へ向かう打込足6が固着
されて設けられているため、軒樋吊り具1Aの保管時や
輸送時には嵩張ってしまい容積効率が悪いという課題が
ある。
は、軒樋2を取り付ける軒先部の壁面等に打込足6を打
ち込むだけで取り付けられ、取付施工は簡易であるが、
支持具本体5の底面に斜め上方へ向かう打込足6が固着
されて設けられているため、軒樋吊り具1Aの保管時や
輸送時には嵩張ってしまい容積効率が悪いという課題が
ある。
【0013】一方、図7に示す従来の軒樋吊り具1Bで
は、吊り具本体7と固定用釘8とを分離して保管できる
ので、保管時や輸送時の容積効率は改善されるが、固定
用釘8の打込作業と、この固定用釘8への吊り具本体7
の取付作業とが必要で、軒樋2の取付設置時の作業効率
が悪い。また、ナット9,蝶ナット10の締付状態によ
っては、吊り具本体7が固定用釘8のまわりに回動する
可能性があり、軒樋2の安定した係止・取付を行なえな
いという課題もある。
は、吊り具本体7と固定用釘8とを分離して保管できる
ので、保管時や輸送時の容積効率は改善されるが、固定
用釘8の打込作業と、この固定用釘8への吊り具本体7
の取付作業とが必要で、軒樋2の取付設置時の作業効率
が悪い。また、ナット9,蝶ナット10の締付状態によ
っては、吊り具本体7が固定用釘8のまわりに回動する
可能性があり、軒樋2の安定した係止・取付を行なえな
いという課題もある。
【0014】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、取付作業効率のみならず保管時,輸送時等
の容積効率をも改善しながら、取付時に吊り具本体に回
転が生じないようにして、軒樋の安定した係止・取付を
可能にした軒樋吊り具を提供することを目的とする。
するもので、取付作業効率のみならず保管時,輸送時等
の容積効率をも改善しながら、取付時に吊り具本体に回
転が生じないようにして、軒樋の安定した係止・取付を
可能にした軒樋吊り具を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の軒樋吊り具は、軒樋を保持するための吊り
具本体と、該吊り具本体を建物側に取付・固定すべく該
建物側に先端部を打ち込まれる固定用釘とを有してなる
ものにおいて、前記吊り具本体に、前記固定用釘が下方
から斜め上方へ向かって貫通しうる貫通孔を形成し、該
貫通孔の断面形状、および、前記吊り具本体の固定時に
前記貫通孔内に嵌合する前記固定用釘の基端部の断面形
状を非円形としたことを特徴としている。
に、本発明の軒樋吊り具は、軒樋を保持するための吊り
具本体と、該吊り具本体を建物側に取付・固定すべく該
建物側に先端部を打ち込まれる固定用釘とを有してなる
ものにおいて、前記吊り具本体に、前記固定用釘が下方
から斜め上方へ向かって貫通しうる貫通孔を形成し、該
貫通孔の断面形状、および、前記吊り具本体の固定時に
前記貫通孔内に嵌合する前記固定用釘の基端部の断面形
状を非円形としたことを特徴としている。
【0016】
【作用】上述した本発明の軒樋吊り具では、吊り具本体
の貫通孔内に固定用釘を通して建物側にその先端部を打
ち込むだけで、吊り具本体が建物側に取付・固定され
る。このとき、固定用釘における断面非円形の基端部が
やはり同一形状で断面非円形の貫通孔内に嵌合するた
め、吊り具本体が、固定用釘まわりに回動するのを防止
することができる。また、吊り具の保管時や輸送時に
は、吊り具本体と固定用釘とを分離でき、容積効率を改
善することができる。
の貫通孔内に固定用釘を通して建物側にその先端部を打
ち込むだけで、吊り具本体が建物側に取付・固定され
る。このとき、固定用釘における断面非円形の基端部が
やはり同一形状で断面非円形の貫通孔内に嵌合するた
め、吊り具本体が、固定用釘まわりに回動するのを防止
することができる。また、吊り具の保管時や輸送時に
は、吊り具本体と固定用釘とを分離でき、容積効率を改
善することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
軒樋吊り具について説明すると、図1(a)はその側面
図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線に沿う拡大断面
図、図2はその平面図、図3は図1(a)のIII−III線に
沿う拡大断面図、図4は貫通孔および固定用釘の基端部
の断面形状の変形例を図1(b)の断面位置に対応させて
示す断面図である。
軒樋吊り具について説明すると、図1(a)はその側面
図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線に沿う拡大断面
図、図2はその平面図、図3は図1(a)のIII−III線に
沿う拡大断面図、図4は貫通孔および固定用釘の基端部
の断面形状の変形例を図1(b)の断面位置に対応させて
示す断面図である。
【0018】図1(a)および図2に示すように、本実施
例の軒樋吊り具11は、吊り具本体12と固定用釘(打
込足)13とを有して構成されている。吊り具本体12
は、例えば合成樹脂製のもので、その中央水平部12c
の両端部には、軒樋14の両上端縁の耳部14a,14
bと係合して軒樋14を保持する係止部12a,12b
が、それぞれ立上り形成されている。また、固定用釘1
3は、例えばステンレス材製のもので、吊り具本体12
を建物側(図示せず)に取付・固定すべく、図3に示すよ
うな円形断面を有する先端部13aを建物側に打ち込ま
れるものである。
例の軒樋吊り具11は、吊り具本体12と固定用釘(打
込足)13とを有して構成されている。吊り具本体12
は、例えば合成樹脂製のもので、その中央水平部12c
の両端部には、軒樋14の両上端縁の耳部14a,14
bと係合して軒樋14を保持する係止部12a,12b
が、それぞれ立上り形成されている。また、固定用釘1
3は、例えばステンレス材製のもので、吊り具本体12
を建物側(図示せず)に取付・固定すべく、図3に示すよ
うな円形断面を有する先端部13aを建物側に打ち込ま
れるものである。
【0019】そして、本実施例では、図1(a)に示すよ
うに、吊り具本体12の中央水平部12aには、固定用
釘13が下方から斜め上方へ向かって貫通しうる貫通孔
12dが形成されている。この貫通孔12dの断面形
状、および、吊り具本体12の固定時に貫通孔12d内
に合致・嵌合する固定用釘13の基端部13bの断面形
状は、図1(b)に示すような長方形(矩形,非円形)とな
っている。なお、貫通孔12dと固定用釘13の基端部
13bは同一の断面形状を有しているが、貫通孔12d
の内周寸法の方が固定用釘13の基端部13bの外周寸
法よりも若干を大きめに設定されている。
うに、吊り具本体12の中央水平部12aには、固定用
釘13が下方から斜め上方へ向かって貫通しうる貫通孔
12dが形成されている。この貫通孔12dの断面形
状、および、吊り具本体12の固定時に貫通孔12d内
に合致・嵌合する固定用釘13の基端部13bの断面形
状は、図1(b)に示すような長方形(矩形,非円形)とな
っている。なお、貫通孔12dと固定用釘13の基端部
13bは同一の断面形状を有しているが、貫通孔12d
の内周寸法の方が固定用釘13の基端部13bの外周寸
法よりも若干を大きめに設定されている。
【0020】上述の構成により、軒樋14の取付に際し
ては、まず、吊り具本体12の貫通孔12d内に固定用
釘13を通して建物側にその先端部13aを打ち込み、
吊り具本体12を建物側に取付・固定した後、この吊り
具本体12両端の係止部12a,12bに、軒樋14の
耳部14a,14bを係止することにより、軒樋14の
取付が行なわれる。
ては、まず、吊り具本体12の貫通孔12d内に固定用
釘13を通して建物側にその先端部13aを打ち込み、
吊り具本体12を建物側に取付・固定した後、この吊り
具本体12両端の係止部12a,12bに、軒樋14の
耳部14a,14bを係止することにより、軒樋14の
取付が行なわれる。
【0021】このとき、本実施例の軒樋吊り具11で
は、ハンマー等により軒樋14を取り付ける軒先部の壁
面等の建物側に固定用釘13を打ち込むだけで、吊り具
本体12を取り付けることができ、その取付施工は極め
て簡易に且つ素早く確実に行なわれる。
は、ハンマー等により軒樋14を取り付ける軒先部の壁
面等の建物側に固定用釘13を打ち込むだけで、吊り具
本体12を取り付けることができ、その取付施工は極め
て簡易に且つ素早く確実に行なわれる。
【0022】また、固定用釘13における矩形断面の基
端部13bがやはり同一矩形断面の貫通孔12d内に合
致・嵌合するため、吊り具本体12が固定用釘13まわ
りに回動するのを確実に防止でき、軒樋14の安定した
係止・取付を実現できる。
端部13bがやはり同一矩形断面の貫通孔12d内に合
致・嵌合するため、吊り具本体12が固定用釘13まわ
りに回動するのを確実に防止でき、軒樋14の安定した
係止・取付を実現できる。
【0023】さらに、吊り具の保管時や輸送時には、軒
樋吊り具11を、吊り具本体12と固定用釘13とに分
離して収納することができ、容積効率を改善できる利点
もある。
樋吊り具11を、吊り具本体12と固定用釘13とに分
離して収納することができ、容積効率を改善できる利点
もある。
【0024】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。例えば、上記
実施例では、吊り具本体12の貫通孔12dの断面形状
および固定用釘13の基端部13bの断面形状を矩形と
した場合について説明したが、図4に示すような楕円形
としてもよく、また、この他、円形以外の形状、つま
り、固定用釘13の基端部13bに対して吊り具本体1
2が回動しない形状であれば、どのような断面形状とし
てもよく、いずれの場合も、上記実施例と同様の作用効
果が得られる。
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。例えば、上記
実施例では、吊り具本体12の貫通孔12dの断面形状
および固定用釘13の基端部13bの断面形状を矩形と
した場合について説明したが、図4に示すような楕円形
としてもよく、また、この他、円形以外の形状、つま
り、固定用釘13の基端部13bに対して吊り具本体1
2が回動しない形状であれば、どのような断面形状とし
てもよく、いずれの場合も、上記実施例と同様の作用効
果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の軒樋吊り
具によれば、吊り具本体に、固定用釘が下方から斜め上
方へ向かって貫通しうる貫通孔を形成し、この貫通孔の
断面形状、および、吊り具本体の固定時に貫通孔内に嵌
合する固定用釘の基端部の断面形状を非円形にするとい
う極めて簡素な構成により、取付作業効率や、保管時,
輸送時等の容積効率が改善されるだけでなく、取付時に
吊り具本体に回転が生じなくなり、安定した軒樋の係止
・取付を実現できる効果がある。
具によれば、吊り具本体に、固定用釘が下方から斜め上
方へ向かって貫通しうる貫通孔を形成し、この貫通孔の
断面形状、および、吊り具本体の固定時に貫通孔内に嵌
合する固定用釘の基端部の断面形状を非円形にするとい
う極めて簡素な構成により、取付作業効率や、保管時,
輸送時等の容積効率が改善されるだけでなく、取付時に
吊り具本体に回転が生じなくなり、安定した軒樋の係止
・取付を実現できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例としての軒樋吊り具を示すも
ので、(a)はその側面図、(b)は(a)のIb−Ib線に
沿う拡大断面図である。
ので、(a)はその側面図、(b)は(a)のIb−Ib線に
沿う拡大断面図である。
【図2】本実施例の軒樋吊り具を示す平面図である。
【図3】図1(a)のIII−III線に沿う拡大断面図であ
る。
る。
【図4】貫通孔および固定用釘の基端部の断面形状の変
形例を図1(b)の断面位置に対応させて示す断面図であ
る。
形例を図1(b)の断面位置に対応させて示す断面図であ
る。
【図5】従来の軒樋吊り具を示す側面図である。
【図6】従来の軒樋吊り具の他の例を示す側面図であ
る。
る。
【図7】従来の軒樋吊り具のさらに他の例を示す斜視図
である。
である。
11 軒樋吊り具 12 吊り具本体 12a,12b 係止部 12c 中央水平部 12d 貫通孔 13 固定用釘 13a 先端部 13b 基端部 14 軒樋 14a,14b 耳部
Claims (1)
- 【請求項1】 軒樋を保持するための吊り具本体と、該
吊り具本体を建物側に取付・固定すべく該建物側に先端
部を打ち込まれる固定用釘とを有してなる軒樋吊り具に
おいて、 前記吊り具本体に、前記固定用釘が下方から斜め上方へ
向かって貫通しうる貫通孔が形成され、 該貫通孔の断面形状、および、前記吊り具本体の固定時
に前記貫通孔内に嵌合する前記固定用釘の基端部の断面
形状が非円形であることを特徴とする軒樋吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26935591A JPH05106316A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 軒樋吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26935591A JPH05106316A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 軒樋吊り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106316A true JPH05106316A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17471228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26935591A Pending JPH05106316A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 軒樋吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106316A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7584576B2 (en) * | 2003-06-10 | 2009-09-08 | Quality Edge, Inc. | Rain gutter guard and method |
US8117785B2 (en) | 2004-07-27 | 2012-02-21 | Quality Edge, Inc. | Gutter system |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP26935591A patent/JPH05106316A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7584576B2 (en) * | 2003-06-10 | 2009-09-08 | Quality Edge, Inc. | Rain gutter guard and method |
US8117785B2 (en) | 2004-07-27 | 2012-02-21 | Quality Edge, Inc. | Gutter system |
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