JPH083687Y2 - 長尺体吊り金具 - Google Patents
長尺体吊り金具Info
- Publication number
- JPH083687Y2 JPH083687Y2 JP8598191U JP8598191U JPH083687Y2 JP H083687 Y2 JPH083687 Y2 JP H083687Y2 JP 8598191 U JP8598191 U JP 8598191U JP 8598191 U JP8598191 U JP 8598191U JP H083687 Y2 JPH083687 Y2 JP H083687Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- receiving
- bolt
- receiving member
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、配管等の長尺
体を吊すのに用いる長尺体吊り金具に関し、詳しくは、
長尺体支持用の受け部の一端に、吊り固定用のボルトに
外嵌状態で取り付いた金具受け止め部材の一例であるボ
ルトやナットに載置可能な載置部を連設し、その載置部
に吊り固定用のボルトを挿通させた状態で受け入れる受
入部を設け、その受入部にボルトを受け入れた状態で、
金具受け止め部材に載置部を載置させて受け部上の長尺
体を支持するもので、前記ボルトに対して、前記金具受
け止め部材を上下させることで、支持した長尺体のレベ
ル調整を実施できる長尺体吊り金具に関する。
体を吊すのに用いる長尺体吊り金具に関し、詳しくは、
長尺体支持用の受け部の一端に、吊り固定用のボルトに
外嵌状態で取り付いた金具受け止め部材の一例であるボ
ルトやナットに載置可能な載置部を連設し、その載置部
に吊り固定用のボルトを挿通させた状態で受け入れる受
入部を設け、その受入部にボルトを受け入れた状態で、
金具受け止め部材に載置部を載置させて受け部上の長尺
体を支持するもので、前記ボルトに対して、前記金具受
け止め部材を上下させることで、支持した長尺体のレベ
ル調整を実施できる長尺体吊り金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の長尺体吊り金具として
は、ボルト受入用の受入部を貫通孔によって形成してい
た。
は、ボルト受入用の受入部を貫通孔によって形成してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の長尺体吊り金
具(以後吊り金具という)の設置作業においては、ま
ず、長尺体・吊り金具を吊すためのボルトに、吊り金具
を固定する固定用ナットを設置しておき、次に、吊り金
具を一方の手で保持しつつ、その吊り金具の載置部に設
けられたボルト受入用の貫通孔を、前記ボルトに挿通さ
せて、その後から、他方の手で金具受け止め部材となる
ワッシャ及びナットを前記ボルトにはめて螺進させ、先
に設置してある固定用ナットとの間に、吊り金具の載置
部を挟持する形で締め付けて取り付けるものである。
具(以後吊り金具という)の設置作業においては、ま
ず、長尺体・吊り金具を吊すためのボルトに、吊り金具
を固定する固定用ナットを設置しておき、次に、吊り金
具を一方の手で保持しつつ、その吊り金具の載置部に設
けられたボルト受入用の貫通孔を、前記ボルトに挿通さ
せて、その後から、他方の手で金具受け止め部材となる
ワッシャ及びナットを前記ボルトにはめて螺進させ、先
に設置してある固定用ナットとの間に、吊り金具の載置
部を挟持する形で締め付けて取り付けるものである。
【0004】このような作業を、例えば、頭より上の位
置で実施するには、両方の手を吊り金具取り付け動作中
使用するため、疲労を伴ったり、作業性が低下したりす
る問題がある。更に、長いボルトの基端近くに吊り金具
を取り付けるような場合は、ナットの螺進距離も長くな
って、より両手作業がきついものになる。
置で実施するには、両方の手を吊り金具取り付け動作中
使用するため、疲労を伴ったり、作業性が低下したりす
る問題がある。更に、長いボルトの基端近くに吊り金具
を取り付けるような場合は、ナットの螺進距離も長くな
って、より両手作業がきついものになる。
【0005】この問題を緩和するために、吊り金具のボ
ルト受入部を、従来のものに形成されていた貫通孔に替
えて、切り欠きにすることが考えられた。即ち、受入部
を切り欠きにすることで、金具受け止め部材を、ボルト
に設置してからでも、先に設置してある固定用ナットと
の隙間に、載置部を挿入することが出来るようになり、
固定ナットか金具受け止め部材のナットの内、少なくと
も一方のナットを締め付けることで、吊り金具の取り付
けができる。従って、吊り金具の取り付けに、両手を長
い間使用する必要がなくなる。
ルト受入部を、従来のものに形成されていた貫通孔に替
えて、切り欠きにすることが考えられた。即ち、受入部
を切り欠きにすることで、金具受け止め部材を、ボルト
に設置してからでも、先に設置してある固定用ナットと
の隙間に、載置部を挿入することが出来るようになり、
固定ナットか金具受け止め部材のナットの内、少なくと
も一方のナットを締め付けることで、吊り金具の取り付
けができる。従って、吊り金具の取り付けに、両手を長
い間使用する必要がなくなる。
【0006】しかし、長尺体の長手方向に沿った複数箇
所にそれぞれ取り付けた吊り金具に対しては、それらの
上に長尺体を載せた後、長尺体の姿勢を整えるために、
各吊り金具の取り付き位置を調整する作業を行う必要が
あり、この調整作業は、一旦締め付けた前記ナットを、
再度緩めて実施することとなる。従って、この調整作業
において手間がかかると共に、ナットを緩めた時に吊り
金具が外れて、落下する危険もあり、作業性・安全性と
もに欠けるという欠点がある。
所にそれぞれ取り付けた吊り金具に対しては、それらの
上に長尺体を載せた後、長尺体の姿勢を整えるために、
各吊り金具の取り付き位置を調整する作業を行う必要が
あり、この調整作業は、一旦締め付けた前記ナットを、
再度緩めて実施することとなる。従って、この調整作業
において手間がかかると共に、ナットを緩めた時に吊り
金具が外れて、落下する危険もあり、作業性・安全性と
もに欠けるという欠点がある。
【0007】本考案の目的は、上述した欠点に鑑み、取
り付け、及び、取り付け後の位置調整が簡単で、位置調
整中にも不用意に外れにくい長尺体吊り金具を提供する
ところにある。
り付け、及び、取り付け後の位置調整が簡単で、位置調
整中にも不用意に外れにくい長尺体吊り金具を提供する
ところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本考案の特徴構成は、ボルトに外嵌状態で取り付いた
金具受け止め部材に載置させる載置部に、ボルトを挿通
させた状態で受け入れるための受入部を、切り欠きで形
成すると共に、前記受入部にボルトを受け入れた前記載
置部を前記金具受け止め部材に載置した状態で、前記金
具受け止め部材に係合する係合部を、前記載置部に設け
たところにある。
の本考案の特徴構成は、ボルトに外嵌状態で取り付いた
金具受け止め部材に載置させる載置部に、ボルトを挿通
させた状態で受け入れるための受入部を、切り欠きで形
成すると共に、前記受入部にボルトを受け入れた前記載
置部を前記金具受け止め部材に載置した状態で、前記金
具受け止め部材に係合する係合部を、前記載置部に設け
たところにある。
【0009】
【作用】本考案の特徴構成によれば、ボルトに外嵌状態
で取り付いた金具受け止め部材に載置させる載置部に、
ボルトを挿通させた状態で受け入れるための受入部を切
り欠きで形成してあるので、固定用ナット及び金具受け
止め部材用を、相互の間隔を明けてボルトに設置してさ
えあれば、その両ナット間へ後からでも、受入部の切り
欠きにボルトを受け入れる状態にして吊り金具の載置部
を挿入することが出来る。
で取り付いた金具受け止め部材に載置させる載置部に、
ボルトを挿通させた状態で受け入れるための受入部を切
り欠きで形成してあるので、固定用ナット及び金具受け
止め部材用を、相互の間隔を明けてボルトに設置してさ
えあれば、その両ナット間へ後からでも、受入部の切り
欠きにボルトを受け入れる状態にして吊り金具の載置部
を挿入することが出来る。
【0010】その結果、ボルトの設置作業とは別に、吊
り金具の取り付けを実施できるので、両手作業が減少す
ると共に、従来のように、吊り金具を保持しつつ金具受
け止め部材のワッシャとナットを螺進させる複合作業で
なくなるので、夫々の作業がしやすくなる。
り金具の取り付けを実施できるので、両手作業が減少す
ると共に、従来のように、吊り金具を保持しつつ金具受
け止め部材のワッシャとナットを螺進させる複合作業で
なくなるので、夫々の作業がしやすくなる。
【0011】又、受入部にボルトを受け入れた載置部
を、金具受け止め部材に載置した状態で、金具受け止め
部材に係合する係合部を、載置部に設けてあるので、上
述のようにして、両ナット間へ吊り金具の載置部を挿入
して、金具受け止め部材のワッシャに載置部の係合部を
係合させるだけで、抜け落ちることが無い状態に吊り金
具を取り付けることが出来る。
を、金具受け止め部材に載置した状態で、金具受け止め
部材に係合する係合部を、載置部に設けてあるので、上
述のようにして、両ナット間へ吊り金具の載置部を挿入
して、金具受け止め部材のワッシャに載置部の係合部を
係合させるだけで、抜け落ちることが無い状態に吊り金
具を取り付けることが出来る。
【0012】従って、載置部をその上下からナットで、
しっかり固定しなくても、吊り金具が抜け落ちないか
ら、その仮固定状態で長尺体を保持することができ、更
に、保持された長尺体のレベル調整作業も、従来のよう
に一旦ボルトを緩めてから実施しなくても、仮固定のま
ま金具受け止め部材のナットを上下させるだけで行え
る。そして、このレベル調整を完了してから、ナットを
締め付けて、本固定を行えば、長尺体をレベル調整され
た状態で、確実に保持することが出来る。
しっかり固定しなくても、吊り金具が抜け落ちないか
ら、その仮固定状態で長尺体を保持することができ、更
に、保持された長尺体のレベル調整作業も、従来のよう
に一旦ボルトを緩めてから実施しなくても、仮固定のま
ま金具受け止め部材のナットを上下させるだけで行え
る。そして、このレベル調整を完了してから、ナットを
締め付けて、本固定を行えば、長尺体をレベル調整され
た状態で、確実に保持することが出来る。
【0013】
【考案の効果】従って、長尺体吊り金具の取り付けに際
し、片手で金具受け止め部材に係合部を係合させるだけ
で不用意には外れ無い状態に簡単に仮固定できて、しか
も、その状態で位置調整が出来るようになったことで、
安全を確保しながらも作業効率を向上させて工期を短縮
できるようになり、全体として経済性も向上させること
が出来るようになった。
し、片手で金具受け止め部材に係合部を係合させるだけ
で不用意には外れ無い状態に簡単に仮固定できて、しか
も、その状態で位置調整が出来るようになったことで、
安全を確保しながらも作業効率を向上させて工期を短縮
できるようになり、全体として経済性も向上させること
が出来るようになった。
【0014】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】図1に、本考案による長尺体吊り金具1を
設置した状況を示しているが、天井から下げられたアン
カーボルト2に外嵌する金具受け止め部材の一例である
ワッシャ3aとナット3bに、長尺体吊り金具1を載置
した状態で、その上部を固定用ナット4で螺着して取り
付けてある。
設置した状況を示しているが、天井から下げられたアン
カーボルト2に外嵌する金具受け止め部材の一例である
ワッシャ3aとナット3bに、長尺体吊り金具1を載置
した状態で、その上部を固定用ナット4で螺着して取り
付けてある。
【0016】この長尺体吊り金具1(以後、吊り金具と
いう)は、長尺体の一例である8角ダクト5を受ける受
け部材6と、8角ダクト5の外れ止めとなる外れ止め部
材7によって形成してある。
いう)は、長尺体の一例である8角ダクト5を受ける受
け部材6と、8角ダクト5の外れ止めとなる外れ止め部
材7によって形成してある。
【0017】図2に見られるように、前記受け部材6
は、その先端6bで、前記外れ止め部材7と連結してヒ
ンジを構成する突出部8と、基端6aで前記金具受け止
め用ワッシャ3aに載置する載置部9と、8角ダクト5
を受ける受け部6cとで構成される。
は、その先端6bで、前記外れ止め部材7と連結してヒ
ンジを構成する突出部8と、基端6aで前記金具受け止
め用ワッシャ3aに載置する載置部9と、8角ダクト5
を受ける受け部6cとで構成される。
【0018】又、前記外れ止め部材7は、その基端7b
に受け部材6の突出部8が係合することで、ヒンジを形
成する貫通孔10を設け、先端7aには、受け部材6の
載置部9上面に重ね合わせて、載置部9と共に締め付け
られる重ね部11を設けてある。更に、この重ね部11
には、ボルト2受入用の切り欠き11aを、長手方向に
沿って設けてあり、その切り欠き11aの開口側端部
は、載置部9側に折曲させてある。
に受け部材6の突出部8が係合することで、ヒンジを形
成する貫通孔10を設け、先端7aには、受け部材6の
載置部9上面に重ね合わせて、載置部9と共に締め付け
られる重ね部11を設けてある。更に、この重ね部11
には、ボルト2受入用の切り欠き11aを、長手方向に
沿って設けてあり、その切り欠き11aの開口側端部
は、載置部9側に折曲させてある。
【0019】一方、前記受け部材6の載置部9にも、ボ
ルト2受入用の受入部として切り欠き9aを、受け部材
6の幅方向に沿って設けてあり、その切り欠き9aの開
口側端縁と、その縁に対向する辺の縁には、載置面側に
折曲する爪状の係合部12を形成してある。この係合部
12は、図3(イ)、(ロ)に示すように、爪の板バネ
作用により、金具受け止め用ワッシャ3a側縁を弾性的
に挟持することで係合できるように形成してある。又、
この載置部9の下方に、載置面に対向するように吊り金
具1の振れ止めのための振れ止め部13を、受け部材6
の外周面から突出する状態に設けてあり、この振れ止め
部13にもボルト2を受け入れる切り欠き13aが形成
してある。
ルト2受入用の受入部として切り欠き9aを、受け部材
6の幅方向に沿って設けてあり、その切り欠き9aの開
口側端縁と、その縁に対向する辺の縁には、載置面側に
折曲する爪状の係合部12を形成してある。この係合部
12は、図3(イ)、(ロ)に示すように、爪の板バネ
作用により、金具受け止め用ワッシャ3a側縁を弾性的
に挟持することで係合できるように形成してある。又、
この載置部9の下方に、載置面に対向するように吊り金
具1の振れ止めのための振れ止め部13を、受け部材6
の外周面から突出する状態に設けてあり、この振れ止め
部13にもボルト2を受け入れる切り欠き13aが形成
してある。
【0020】この吊り金具1の設置手順を説明すると以
下の通りである。 〈1〉アンカーボルト2に、固定用ナット4と金具受け
止め用ワッシャ3aと金具受け止め用ナット3bを設置
する。 〈2〉金具受け止め用ワッシャ3aに対して受け部材6
をはめて取り付ける。 〈3〉8角ダクト5を受け部材6の受け部6cに載せ
る。 〈4〉受け部材6に外れ止め部材7を取り付ける。 〈5〉8角ダクト5のレベル調整を行う。 〈6〉固定用ナット4を金具受け止め用ナット3b側に
螺進させて、吊り金具1をボルト2に固定する。
下の通りである。 〈1〉アンカーボルト2に、固定用ナット4と金具受け
止め用ワッシャ3aと金具受け止め用ナット3bを設置
する。 〈2〉金具受け止め用ワッシャ3aに対して受け部材6
をはめて取り付ける。 〈3〉8角ダクト5を受け部材6の受け部6cに載せ
る。 〈4〉受け部材6に外れ止め部材7を取り付ける。 〈5〉8角ダクト5のレベル調整を行う。 〈6〉固定用ナット4を金具受け止め用ナット3b側に
螺進させて、吊り金具1をボルト2に固定する。
【0021】上述の手順〈1〉については、吊り金具1
の取り付け位置に、金具受け止め用ワッシャ3aを載置
した状態で、金具受け止め用ナット3bを設置し、固定
用ナット4は、後で吊り金具1の取り付けが出来る程度
に間隔を空けて、上方に設置しておく。
の取り付け位置に、金具受け止め用ワッシャ3aを載置
した状態で、金具受け止め用ナット3bを設置し、固定
用ナット4は、後で吊り金具1の取り付けが出来る程度
に間隔を空けて、上方に設置しておく。
【0022】上述の手順〈2〉については、載置部9の
切り欠き9aと、振れ止め部13の切り欠き13aが、
共にボルト2を受け入れた状態で、載置部9の係合部1
2が、金具受け止め用ワッシャ3aに係合するように載
置して取り付ける。
切り欠き9aと、振れ止め部13の切り欠き13aが、
共にボルト2を受け入れた状態で、載置部9の係合部1
2が、金具受け止め用ワッシャ3aに係合するように載
置して取り付ける。
【0023】上述の手順〈4〉については、受け部材6
先端6bの突出部8に、外れ止め部材7基端7bの貫通
孔10を係合させてヒンジを形成し、そのヒンジを回転
軸として、外れ止め部材7先端7bの重ね部11が受け
部材6の載置部9上に重なるように、外れ止め部材7を
回転させて取り付ける。
先端6bの突出部8に、外れ止め部材7基端7bの貫通
孔10を係合させてヒンジを形成し、そのヒンジを回転
軸として、外れ止め部材7先端7bの重ね部11が受け
部材6の載置部9上に重なるように、外れ止め部材7を
回転させて取り付ける。
【0024】上述の手順〈5〉については、金具受け止
め用ナット3bを上下方向に螺進させることで、その上
に載った吊り金具1や8角ダクト5も上下し、レベルを
調整できる。
め用ナット3bを上下方向に螺進させることで、その上
に載った吊り金具1や8角ダクト5も上下し、レベルを
調整できる。
【0025】上述の手順〈6〉については、下部の金具
受け止め用ナット3bと、上部の固定用ナット4との間
に、金具受け止め用ワッシャ3aと、受け部材6の載置
部9と、外れ止め部材7の重ね部11を挟持した状態で
固定される。
受け止め用ナット3bと、上部の固定用ナット4との間
に、金具受け止め用ワッシャ3aと、受け部材6の載置
部9と、外れ止め部材7の重ね部11を挟持した状態で
固定される。
【0026】〔別実施例〕 以下に別実施例を説明する。
【0027】先の実施例による受け部材6・外れ止め部
材7の形状は、8角ダクト5を対象としたものに限ら
ず、長尺体5の形状や吊り本数等によって、様々なもの
が考えられ、例えば、円形や楕円形等でもよく、更に受
け部材6単独で用いる場合には、馬蹄形をした形状も考
えられる。
材7の形状は、8角ダクト5を対象としたものに限ら
ず、長尺体5の形状や吊り本数等によって、様々なもの
が考えられ、例えば、円形や楕円形等でもよく、更に受
け部材6単独で用いる場合には、馬蹄形をした形状も考
えられる。
【0028】又、前記金具受け止め部材3としては、先
の実施例のワッシャ3aとナット3bの組合せに限るも
のではなく、例えば、ナット3bだけでもよい。但し、
その場合は、係合部12を金具受け止め部材3に対応し
た係合部12形状に、変形する必要がある。
の実施例のワッシャ3aとナット3bの組合せに限るも
のではなく、例えば、ナット3bだけでもよい。但し、
その場合は、係合部12を金具受け止め部材3に対応し
た係合部12形状に、変形する必要がある。
【0029】次に、載置部9における係合部12の設置
位置については、先の実施例の位置に限らず、一例とし
て、切り欠き9a部分を除く載置部9の全縁に、それぞ
れ対向するように設けてもよく、更に他の例として、切
り欠き9aの開口端側の縁だけに設けてもよい。要する
に、吊り金具1の仮固定時に、金具受け止め部材3から
吊り金具1が外れる事を、防止できるものであればよ
い。
位置については、先の実施例の位置に限らず、一例とし
て、切り欠き9a部分を除く載置部9の全縁に、それぞ
れ対向するように設けてもよく、更に他の例として、切
り欠き9aの開口端側の縁だけに設けてもよい。要する
に、吊り金具1の仮固定時に、金具受け止め部材3から
吊り金具1が外れる事を、防止できるものであればよ
い。
【0030】又、前記載置部9・振れ止め部13・重ね
部11に設けた切り欠きについては、その形成方向を、
先の実施例のものに限るものではなく、吊り金具1設置
に当たり、切り欠きへのボルト2受入が、スムースに実
施でき、且つ、ボルト2受入方向に交差する方向への吊
り金具1移動を許さない利点を生かして、独特の作用を
するような方向に設けてあればよい。
部11に設けた切り欠きについては、その形成方向を、
先の実施例のものに限るものではなく、吊り金具1設置
に当たり、切り欠きへのボルト2受入が、スムースに実
施でき、且つ、ボルト2受入方向に交差する方向への吊
り金具1移動を許さない利点を生かして、独特の作用を
するような方向に設けてあればよい。
【0031】尚、実用新案登録請求の範囲の項に、図面
との対照を便利にするために符号を記すが、該記入によ
り本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
との対照を便利にするために符号を記すが、該記入によ
り本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】設置状況を表す図
【図2】実施例の斜視図
【図3】載置部詳細図
2 ボルト 3 金具受け止め部材 5 長尺体 6c 受け部 9 載置部 9a 受入部 12 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺体(5)支持用の受け部(6c)の
一端に、ボルト(2)に外嵌状態で取り付いた金具受け
止め部材(3)に載置可能な載置部(9)を連設し、そ
の載置部(9)にボルト(2)を挿通させた状態で受け
入れるための受入部(9a)を設けた長尺体吊り金具で
あって、 前記受入部(9a)を切り欠きで形成すると共に、前記
受入部(9a)にボルト(2)を受け入れた前記載置部
(9)を前記金具受け止め部材(3)に載置した状態
で、前記金具受け止め部材(3)に係合する係合部(1
2)を、前記載置部(9)に設けた長尺体吊り金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8598191U JPH083687Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 長尺体吊り金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8598191U JPH083687Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 長尺体吊り金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536111U JPH0536111U (ja) | 1993-05-18 |
JPH083687Y2 true JPH083687Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=13873884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8598191U Expired - Lifetime JPH083687Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 長尺体吊り金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083687Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP8598191U patent/JPH083687Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536111U (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |