JP3117646U - 水栓取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】流し台等の所望箇所に水栓を取り付けることができる水栓取付装置を提供する。
【解決手段】ベース立板部1と、水栓装着孔を穿設して、ベース立板部の前面に突設した取付板部2と、ベース板部の背面に突設した固定挟持板部31、及び前記固定挟持板部と対面し、且つベース立板部のレール溝に嵌合すると共に、固定挟持板部から垂設した挟圧ボルト33を螺合して固定挟持部との間隙調整を可能とした可動挟持板部32とで構成する挟持機構部(第一挟持機構部)と、L状杆41の一辺の適宜箇所を、固定挟持板部上面と保持板42との間で挟持し、他辺を第一挟持機構部の背面側に臨ませてなる第二挟持機構部を付設してなる。
【選択図】図3
【解決手段】ベース立板部1と、水栓装着孔を穿設して、ベース立板部の前面に突設した取付板部2と、ベース板部の背面に突設した固定挟持板部31、及び前記固定挟持板部と対面し、且つベース立板部のレール溝に嵌合すると共に、固定挟持板部から垂設した挟圧ボルト33を螺合して固定挟持部との間隙調整を可能とした可動挟持板部32とで構成する挟持機構部(第一挟持機構部)と、L状杆41の一辺の適宜箇所を、固定挟持板部上面と保持板42との間で挟持し、他辺を第一挟持機構部の背面側に臨ませてなる第二挟持機構部を付設してなる。
【選択図】図3
Description
本考案は、流し台やポールに水栓(蛇口部材)を装着固定するための、水栓取付装置に関するものである。
水栓(蛇口部材)は、管路途中に開閉弁を備え、先端を放水口とし、基端には適宜な鍔部を備えると共に、鍔部より基端の周面にはネジを刻設し、水道管を連結するようにしている(特許文献1)。
このような水栓を流し台等に取り付ける場合には、流し台の適宜位置に所定の水栓装着孔や切欠部を設け、水栓基部を装着孔や切欠部に差込み、鍔部とネジに螺合される固定ナットで挟圧するようにしている(特許文献1)。
また流し台自体に水栓を取付可能とした水栓装着孔や切欠部を設けることが提案されている(特許文献2)。
流し台やその他の箇所に水栓を取り付けようとすると、設置箇所に所定の透孔や切欠部を設ける必要があり、また特許文献2記載のように予め装着構造を確保しておく必要がある。而して屋外の簡易流し台や仮設流し台等において、水栓を取り付けようとすると前記のとおり装着孔等を設けるという煩雑な作業が要求される。
そこで本考案は、所望の箇所に水栓を取り付けることができる新規な水栓取付装置を提案したものである。
本考案に係る水栓取付装置(第一部材)は、適宜大きさのベース立板部と、水栓装着孔を穿設して、ベース立板部の前面に突設した取付板部と、ベース板部の背面に突設した固定挟持板部、及び前記固定挟持板部と対面し、且つベース立板部のレール溝に嵌合すると共に、固定挟持板部から垂設した挟圧ボルトを螺合して固定挟持板部との間隙調整を可能とした可動挟持板部とで構成する挟持機構部(第一挟持機構部)とを備えたことを特徴とするものである。
而して第一部材単独使用は、挟持機構部で、流し台の縁部等の水栓を取り付けようとする所望箇所を挟持して第一部材を所望位置に設置固定でき、取付板部の水栓装着孔に所定の水栓を取り付けて水栓を備える流し台とすることができる。
また本考案(請求項2)は、更にL状杆の一辺の適宜箇所を、固定挟持板部上面と保持板との間で挟持し、他辺を挟持機構部の背面側に臨ませてなる第二挟持機構部を付設したもので、前記の第一挟持機構部による挟持と同時に第二挟持機構部のL状杆を所定位置に調整して、ベース板部背面とL状杆背面部とで第一挟持機構部の挟持方向と直交する方向からの挟持が可能となり、第一部材の設置固定を確実なものとする。
また本考案(請求項5)は、前記第一部材と組み合わせて使用される第二部材とで構成され、第二部材は、取付板部の装着孔に装着できる装着部、及び装着部を装着した際に第一部材の取付板部より起立する取付板部、及び取付板部を貫通する水栓装着孔を備えたものである。
而して所望箇所に設置固定した第一部材の水栓装着孔の装着方向が不適切の場合には、第二部材を第一部材の水栓装着孔に装着固定し、第二部材の水栓装着孔に水栓を取り付けることで、第一部材を水栓の取り付けに不適切な箇所に設置固定したとしても、第二部材との組み合わせ使用によって適切位置に水栓を取り付けることができるものである。
本考案(請求項1,5)は上記構成で、第一部材を流し台の縁部等に設置固定することで、第一部材の水栓装着孔や、前記水栓装着孔に装着固定した第二部材の水栓装着孔に所定の水栓を取り付けることができるものである。
また特に請求項2記載の考案第一部材の流し台縁部等への設置固定に際して、二方向(X−Y方向)から挟持することになるので、設置固定箇所からの離脱が防止され、またポールのような柱体への設置も確実になされる。
また第二部材との組み合わせ使用によって、第一部材の設置箇所が第一部材の水栓装着孔への水栓取付が不適切な場合でも、容易に所望方向に水栓を取り付けることができるもで、流し台等に水栓取付用の透孔や切欠部を形成することなく、所望の箇所に水栓を取り付けることができるものである。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した水栓取付装置は、第一部材Aと第二部材Bとで構成され、第一部材Aは、ベース立板部1と、取付板部2と、第一挟持機構部3と、第二挟持機構部4とを備えてなる。
ベース立板部1は、適宜大きさの立板で、前面上部に取付板部2を突設し、背面部に第一挟持機構部3の固定挟持板31を突設したものである。
取付板部2は、適宜箇所を上下に貫通する水栓装着孔21を穿設したものであり、水栓装着孔21の周囲に、係止凹部22を適宜間隔で周設してなる。
第一挟持機構部3は、前記の固定挟持板部31と可動挟持板部32と、挟圧ボルト33で構成され、可動挟持板部32は、L状板で、ベース立板部1の背面に形成したレール部34に嵌合して可動挟持板部32を安定して上下動させる縦板部321と、固定挟持板部31と対面する横板部322からなり、縦板部321には、挟圧ボルト33が螺合される螺孔323が設けられている。挟圧ボルト33は、前記螺孔323と対応する位置(同一軸線上)における固定挟持板部31及び後述する保持板42に穿設した軸孔35,36に相通して螺孔323に螺合するものである。
第二挟持機構部4は、L状杆41と保持板42と固定ボルト43で構成され、L状杆41はU条金属杆を折曲して形成し、開放端側を横杆411とし折り返し側を縦杆412としたものである。固定ボルト43は、保持板42の軸孔44を挿通して、固定挟持板部31の上面の螺穴45に螺合するものであり、また固定挟持板部31の上面と、保持板42下面にL状杆41の横杆411と対応する溝46を形成すると共に、取付板部2内に前記溝46と連続する差込透孔47を形成し、溝46及び差込透孔47内に横杆411を配置し、保持板42を被せ、固定ボルト43を緊締することで、縦杆412を第一挟持機構部3の背面側に臨ませて固定するものである。
第二部材Bは、装着部5と取付板部6とで構成され、装着部5は、取付対象の水栓Dと同様な装着構造を備えたもので、取付板部2の水栓装着孔21に装着可能な軸形状(又は管形状)で、外周面にネジを刻設し、取付ナット51を螺合してなる。また取付板部6は、装着部5を第一部材Aの取付板部2に装着した際に、取付板部2より起立する形状としたもので、取付板部2の水栓装着孔21と同様な水栓装着孔61を貫通形成し、取付板部2と当接する底面に、係止凹部22に選択的に嵌合できる係止突部62を設けてなるものである。
而して第一部材Aは単体で使用できるもので、図3に例示するとおり、フランジを有する流し台Cのような箇所への水栓Dの取り付けにおいては、流し台Cのフランジ部分aを第一挟持機構部3で挟持する。即ち挟圧ボルト33を緊締すると、可動挟持板部32が上昇して固定挟持板部31とで流し台Cのフランジ部aを挟持することになる。更に固定ボルト43を一旦緩めて、L状杆41を移動可能とし、L状杆41の縦杆412を流し台Cの内周面bに当接させると、第一部材Aは、流し台Cの縁部に二方向から挟持して設置固定される。そして水栓装着孔21に水栓Dを取り付けると、流し台Cに水栓Dを備えさせることができるものである。
また図4,5に示すように、流し台Cの縁部(フランジを有しない)cや、流し台Cの縦壁部d等に水栓取付装置を設置固定する場合には、第一部材Aの水栓装着孔21が水平方向となり、図示するような直立型水栓Dの取付に不適当であるので、第一部材の水栓装着孔21に第二部材Bの装着部5を挿通し、取付ナット51を螺合して連結固定する。
この場合に第二部材Bの装着方向は、取付板部6が水平方向となるように、係止凹部22と係止突部62の係止位置(嵌合位置)を適宜選択して定めものである。
このようにフランジを有しない縦壁面に装着する場合には第二挟持機構部4の挟持を必要としないので、取外しても良い。
更に図6に示すように、ポールEに第一部材Aを設置固定する場合には、第一挟持機構部3と第二挟持機構部4の双方による二方向挟持を行うことで第一部材Aの設置固定が確実になされる。
従って前記の水栓取付装置は、第一部材Aの単独使用の場合や、第二部材Bの組み合わせ使用や、更には第一部材Aの第二挟持機構部4の使用の有無等、装置の設置状況に応じて多様に対応できるものであり、水栓Dの取付が容易になしえるものである。
勿論水栓Dは直立型に限定されるものではなく、横方向へ突出するタイプの物でも良く、そのような場合でも、第一部材の単独使用や、第二部材との組み合わせ使用によって容易に対応できるものである。
A 第一部材
1 ベース立板部
2 取付板部
21 水栓装着孔
22 係止凹部
3 第一挟持機構部
31 固定挟持板部
32 可動挟持板部
321 縦板部
322 横板部
323 螺孔
33 挟圧ボルト
34 レール部
35,36 軸孔
4 第二挟持機構部
41 L状杆
411 横杆
412 縦杆
42 保持板
43 固定ボルト
44 軸孔
45 螺穴
46 溝
47 差込透孔
B 第二部材
5 装着部
51 取付ナット
6 取付板部
61 水栓装着孔
62 係止突部
1 ベース立板部
2 取付板部
21 水栓装着孔
22 係止凹部
3 第一挟持機構部
31 固定挟持板部
32 可動挟持板部
321 縦板部
322 横板部
323 螺孔
33 挟圧ボルト
34 レール部
35,36 軸孔
4 第二挟持機構部
41 L状杆
411 横杆
412 縦杆
42 保持板
43 固定ボルト
44 軸孔
45 螺穴
46 溝
47 差込透孔
B 第二部材
5 装着部
51 取付ナット
6 取付板部
61 水栓装着孔
62 係止突部
Claims (6)
- 適宜大きさのベース立板部と、水栓装着孔を穿設して、ベース立板部の前面に突設した取付板部と、ベース板部の背面に突設した固定挟持板部、及び前記固定挟持板部と対面し、且つベース立板部のレール溝に嵌合すると共に、固定挟持板部から垂設した挟圧ボルトを螺合して固定挟持部との間隙調整を可能とした可動挟持板部とで構成する挟持機構部とを備えたことを特徴とする水栓取付装置。
- L状杆の一辺の適宜箇所を、固定挟持板部上面と保持板との間で挟持し、他辺を挟持機構部の背面側に臨ませてなる第二挟持機構部を付設してなる請求項1記載の水栓取付装置。
- 固定挟持板部上面と、保持板下面にL状杆と対応する溝を形成すると共に、取付板部内に前記溝と連続する差込透孔を形成してなる請求項2記載の水栓取付装置。
- U状金属杆を折曲してL状杆を形成し、開放端側を溝内に納めてなる請求項3記載の水栓取付装置。
- 請求項1乃至4記載の何れかの部材を第一部材とし、前記第一部材と、取付板部の装着孔に装着できる装着部、及び装着部を装着した際に取付板部より起立する取付板部、及び取付板部を貫通する水栓装着孔を備えた第二部材とで構成される水栓取付装置。
- 第一部材の取付板部上面における水栓装着孔の周囲に、係止凹部を適宜間隔で周設し、第二部材の取付板部の底面に前記係止凹部に選択的に嵌合できる係止突部を設けてなる位置決め機構を備えた請求項5記載の水栓取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008017U JP3117646U (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 水栓取付装置 |
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JP3117646U true JP3117646U (ja) | 2006-01-12 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114929973A (zh) * | 2019-12-19 | 2022-08-19 | 艾默生电气公司 | 可配置水龙头设备及其实施和操作方法 |
KR102529922B1 (ko) * | 2021-11-23 | 2023-05-08 | 하지호 | 휴대용 수전세트 |
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- 2005-09-30 JP JP2005008017U patent/JP3117646U/ja not_active Expired - Fee Related
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