JP3608188B2 - 机のパネル取付け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、机のパネル取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、机の周囲にパネルを取付けるとき、天板に取付けられたブラケットにパネルをねじ止めしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、天板の下に潜ってパネルをねじ止めしなければならず、ねじの位置合わせやねじの締め付け作業が困難である。
また、パネルが比較的重い場合や、長い場合、1人でパネルを支えながらの取付け作業は、困難である。
即ち、単にねじ止めするだけの取付け方は、作業性が悪く、組立に手間を要する問題を有している。
【0004】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、机等にパネルを取付け易くしたパネル取付け装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 机の側部に、外方に延出するブラケットを取付け、該ブラケットの延出端部に上下方向の溝を形成するとともに、前記延出端部の上端に受け部を形成し、かつ前記机の傍に配設されるパネルの前記机と対向する面から、前記机の方へ向かってパネル取付具を突設し、さらに、該パネル取付具の上部に係止部を突設し、パネル取付具を前記溝へ挿入して、該係止部を前記受け部に受け止めさせ、前記パネル取付具の前記係止部より下方の部分と前記ブラケットとを、一体化手段によって一体化する。
【0006】
(2) 上記(1)項において、係止部を、支持ボルトとする。
【0007】
(3) 上記(1)項において、一体化手段が、ブラケットに形成された雌ねじと、パネル取付具を貫通して頭部がパネル取付具に接触する取付ボルトとからなるものとする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0009】
図2に示すパネル(1)は、パネル(1)から突出するパネル取付具(2)を、机(3)に設けたブラケット(4)に係合させることによって、机(3)の周囲に取付けられるようになっている。
【0010】
ブラケット(4)は、机(3)の天板(5)の下面にボルト(6)によって取付けられ、机(3)の外方に延出している。図1に示すように、延出端部(4a)は、板状の基部(4b)の厚みより厚く形成されている。
延出端部(4a)には、溝(4c)が上下方向に形成されている。延出端部(4a)の上端は、平面視方形状にえぐられ、その底部には、溝(4c)の両側に位置する1対の円弧状の凹部(4d)が形成されている。
【0011】
延出端部(4a)の上下方向の中間部と下部とには、図4に示すように、溝(4c)を境にして後側の部分に後述するパネル取付具(2)を取付ける取付ボルト(7)がねじ込まれる雌ねじ(8)が形成され、前側の部分には、取付ボルト(7)の頭部(7a)を受け入れる逃げ孔(9)が形成されている。
【0012】
パネル(1)には、上下方向に長孔(10)が形成され、その長孔(10)から、パネル取付具(2)がパネル(1)の外方に突出している。パネル取付具(2)は、パネル(1)内に組込まれた図示しない昇降装置に取付けられている。
【0013】
図1及び図3に示すように、パネル取付具(2)の上端近傍には、ブラケット(4)の受け部としての凹部(4d)に受け止められる係止部である支持ボルト(11)が設けられている。ブラケット(4)の中間部と下部とに、取付ボルト(7)が貫通するボルト孔(12)が形成されている。下部のボルト貫通孔は図示省略してある。
【0014】
パネル(1)を机(3)に取付けるには、パネル取付具(2)の上端をブラケット(4)の溝(4c)に挿入し、下方に移動させて、支持ボルト(11)を凹部(4d)に落とし込み、パネル(1)をブラケット(4)に一旦支持させる。これによって、パネル(1)の上下方向の取付け位置が決まり、手を放しても、パネル(1)は落下するようなことがない。
【0015】
その後、ブラケット(4)の側端部の溝 (4c)をパネル取付具(2) に挿入し、ボルト孔(12)を雌ねじ(8)と一致させて、取付ボルト(7)を雌ねじ(8)にねじ込む。図4に示すように、取付ボルト(7)は、頭部(7a)によってパネル取付具(2)をブラケット(4)に密着させ、パネル取付具(2)とブラケット(4)とを一体化する。
【0016】
これによって、パネル(1)は机(3)に取付けられたことになる。パネル(1)内の昇降装置を作動させると、パネル取付具(2)が机(3)に固定されているため、パネル(1)が机(3)に対して昇降する。
本実施形態では、受け部として、凹部(4d)を設けているが、ブラケットを受け止めることができれば、その形態は、どのようなものでもよいことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】
本発明によると、係止部を受け部に受け止めさせて、パネルを一旦、ブラケットに支持させてから、一体化手段によって、パネル取付具をブラケットに一体的に取付けるようになっているため、一人であっても、パネルを机等に容易に取付けることができる。
しかも、係止部と受け部によってパネルの上下方向の位置が決められるため、一体化手段の組み込み作業が容易になり、取付け作業を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のパネル取付け装置の部分分解斜視図である。
【図2】パネル付き机の正面図である。
【図3】パネル取付け装置の平面図である。
【図4】図2中において、IV−IV矢視断面図である。
【図5】机にパネルを取付け状態の斜視図であり、机の一部分を切除した図である。
【符号の説明】
(1)パネル
(2)パネル取付具
(3)机
(4)ブラケット
(4a)延出端部
(4b)基部
(4c)溝
(4d)凹部
(5)天板
(6)ボルト
(7)取付ボルト(一体化手段)
(7a)頭部
(8)雌ねじ(一体化手段)
(9)逃げ孔
(10)長孔
(11)支持ボルト(係止部)
(12)ボルト孔
Claims (3)
- 机の側部に、外方に延出するブラケットを取付け、該ブラケットの延出端部に上下方向の溝を形成するとともに、前記延出端部の上端に受け部を形成し、かつ前記机の傍に配設されるパネルの前記机と対向する面から、前記机の方へ向かってパネル取付具を突設し、さらに、該パネル取付具の上部に係止部を突設し、パネル取付具を前記溝へ挿入して、該係止部を前記受け部に受け止めさせ、前記パネル取付具の前記係止部より下方の部分と前記ブラケットとを、一体化手段によって一体化したことを特徴とする机のパネル取付け装置。
- 係止部が、支持ボルトである請求項1記載の机のパネル取付け装置。
- 一体化手段が、ブラケットに形成された雌ねじと、パネル取付具を貫通して頭部がパネル取付具に接触する取付ボルトとからなっている請求項1記載の机のパネル取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08609298A JP3608188B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 机のパネル取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08609298A JP3608188B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 机のパネル取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11276258A JPH11276258A (ja) | 1999-10-12 |
JP3608188B2 true JP3608188B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=13877078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08609298A Expired - Fee Related JP3608188B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 机のパネル取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3608188B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5319735B2 (ja) * | 2011-06-06 | 2013-10-16 | 株式会社イトーキ | 机 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP08609298A patent/JP3608188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH11276258A (ja) | 1999-10-12 |
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