JPH0634527U - 机上サイドパネルの取付構造 - Google Patents

机上サイドパネルの取付構造

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JPH0634527U
JPH0634527U JP7809792U JP7809792U JPH0634527U JP H0634527 U JPH0634527 U JP H0634527U JP 7809792 U JP7809792 U JP 7809792U JP 7809792 U JP7809792 U JP 7809792U JP H0634527 U JPH0634527 U JP H0634527U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 机にフロントパネルを立設してなる机におい
て、サイドパネルを天板とフロントパネルに関係づけて
簡単且つ強固に取付可能、サイドパネルの高さ、奥行方
向の長さ、天板の奥行幅の変化に対応でき、外観性に優
れた机上サイドパネルの取付構造を提供することにあ
る。 【構成】 天板5の後縁部に立設し、側部の目地部35
内に複数の係止孔36を形成してなるフロントパネル2
と、目地部に埋設し得る挿入板37の後端に係止孔に嵌
合係止するフック38を突設し、挿入板の前端に首部4
0とその先端に膨出部41を連設した係合条39を突設
してなる係止金具12と、天板の側部に立設してなる支
持金具13と、側端面であってその両側に係止金具の係
合条を嵌入し得る連結溝67を並設し、下端面の長さ方
向略全長に支持金具を嵌入する条溝72を形成してなる
サイドパネル3とよりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机上サイドパネルの取付構造に係り、更に詳しくはサイドパネルの 高さ及び奥行方向の長さ若しくは机天板の奥行幅の変化に対応でき、しかも取付 作業が簡単である机上サイドパネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天板の後縁部にフロントパネルを立設するとともに、該天板の側縁部に サイドパネルを立設してなる机は各種提供されている。そして、このサイドパネ ルを取付ける構造としては、例えば実公昭63−4808号公報にて開示される 如く、机天板の上面であって側縁に沿って両側に係止片を有する溝を形成し、該 溝の後部に設けた切欠から逆T字形の取付金具の底片を溝内に挿入し、該底片の 両側を係止片に係止した状態で適宜位置まで前後スライド移動させて、天板の側 縁部前後に一対の取付金具を立設し、該取付金具の垂片をサイドパネルの下端面 に開口した挿入孔に嵌入するとともに、サイドパネルの側面から前記垂片にボル トを螺合して抜け止め固定した構造のものが提供されている。
【0003】 前述の取付構造の場合には、取付金具が前後に移動可能であるので、サイドパ ネルの奥行方向の長さ、即ち挿入孔の位置に合わせて設定でき、またサイドパネ ルを取付けない場合には、前記溝を閉塞する蓋を装着して、溝を隠すことができ るものの、溝の長さよりサイドパネルの奥行方向の長さが短い場合には、溝の一 部が露出して塵屑が溜まったり、外観性を損なったりするといった問題を有する 。また、サイドパネルを抜け止め固定するためのボルトの頭部が該サイドパネル の側面に露出してやはり外嵌性を損なう。また、サイドパネルは、その下端部の みで支持しているので、横方向の強度が極端に弱く、不意に横方向から力が加わ ると、取付金具が変形する恐れがある。
【0004】 また、本出願人の先願に係る実願平3−97881号には、フロントパネルの 側端部の支柱に一体形成した突条にサイドパネルの後端面に設けた縦溝を前方へ の抜け止め状態で上方から嵌入するとともに、天板の側部に立設した支持金具を サイドパネルの下端面の略全長に形成した条溝内に嵌合してなる取付構造が提案 されおり、この構造ではサイドパネルの奥行方向の長さに対する自由度はあるが 、サイドパネルの高さに対する自由度はなく、またサイドパネルを取付けない場 合には、前記支柱の突条が露出したままになるのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、机の後縁部にフロン トパネルを立設してなる机において、サイドパネルを机天板とフロントパネルに 関係づけて簡単な取付作業で強固に取付けることができるとともに、サイドパネ ルの高さ及び奥行方向の長さ若しくは机天板の奥行幅の変化に対応でき、しかも 外観性にも優れた机上サイドパネルの取付構造を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題解決のために、机天板の後縁部に立設し、側部の前面側 に凹設した目地部に臨む内方に、上下方向に複数の係止孔を形成してなるフロン トパネルと、前記目地部に埋設し得る挿入板の後端に前記係止孔に嵌合係止する フックを突設するとともに、該挿入板の前端に首部とその先端に膨出部を連設し た係合条を突設してなる係止金具と、前記天板の側部に立設してなる板状の支持 金具と、側端面であってその両側に前記係止金具の係合条を前方への抜け止め状 態で嵌入し得る連結溝を並設するとともに、下端面の長さ方向略全長に前記支持 金具を嵌入する条溝を形成してなるサイドパネルとよりなる机上サイドパネルの 取付構造を構成した。
【0007】
【作用】
以上の如き内容からなる本考案の机上サイドパネルの取付構造は、机天板の後 縁部に立設したフロントパネルの側部の係止孔に、係止金具の挿入板を目地部に 埋設した状態でその後端のフックを嵌合係止すると、フロントパネルの前面には 係合条のみが突出した状態となり、該係合条にサイドパネルの側端面に形成した 内方側の連結溝を選択して上方から落し込み嵌入して前方への抜け止め状態、即 ち前方移動規制状態となし、一方、机天板の側部に立設した板状の係止金具にサ イドパネルの下端面に形成した条溝の適所を上方から落し込み嵌入して、天板の 側縁部にサイドパネルを立設するものである。このサイドパネルの取付状態では 、前記係止金具及び支持金具は全く露出することがないのである。そして、サイ ドパネルの奥行方向の長さ若しくは天板の奥行幅が変化しても、支持金具を嵌入 する条溝は奥行方向略全長に設けているので、条溝の何れの個所に嵌入しても所 望の取付状態が得られ、またサイドパネルの高さが変化しても、係止金具のフッ クを嵌合係止する係止孔の上下位置を適宜選択することによって対応できるので ある。
【0008】
【実施例】
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細を説明する。図1は本 考案に係るパネルを立設した机を示し、図2はその要部分解斜視図を示し、図中 1は机、2は机1の後端縁に沿って立設されるフロントパネル、3は側端縁に沿 って立設されるサイドパネルをそれぞれ示している。
【0009】 本実施例の机は、図1〜図3に示すように、両側の側脚4,4の上端面にその 後部を余して天板5を取付けるとともに、後端面に上端を該天板5と面一となし て幕板6を取付け、天板5の後端縁と幕板6の上端縁間に沿って横長のダクト開 口部7を形成し、該開口部7にはダクトカバー8を取付け、その下方には点検パ ネル9で囲まれた配線ダクト10を形成したものである。
【0010】 そして、前記机1の後端縁に沿って取付金具11,11を用いてフロントパネ ル2を立設し、また前記天板5の側端縁に沿ってサイドパネル3,3を立設する ために、フロントパネル2とサイドパネル3とを係止金具12を介して連結する とともに、天板5の側端とサイドパネル3とを支持金具13を介して連結するの である。
【0011】 先ず、前記フロントパネル2を机1に取付けるための構造について説明する。 前記フロントパネル2の両側部には取付金具11,11が下設されるとともに、 前記配線ダクト10内には前後に所定空間を形成した支持杆体14が横設されて おり、前記取付金具11を支持杆体14に取付けて、机1の後端縁に沿ってフロ ントパネル2を立設するのである。
【0012】 前記取付金具11は、アルミダイカスト製であり、図3〜図6に示すようにフ ロントパネル2の奥行幅と一致した幅を有する長尺の基板15を有し、該基板1 5の上面一端部にはフロントパネル2の側端部に挿入する支持棒16を突設し、 基板15の長辺側中央部には支持板17を垂設し、該支持板17の下端には前記 支持杆体14の上部に嵌合する上部挾持体18と、下部に嵌合する下部挾持体1 9を前記上部挾持体18に対して上下スライド変位可能となし、両挾持体間を締 付ボルト20にて関係づけて設けている。つまり、前記締付ボルト20を上部挾 持体18の前側面に突設した固定台21に挿通するとともに、下部挾持体19の 前側面に突設した引付台22に螺合し、該締付ボルト20の正逆回転によって上 部挾持体18と下部挾持体19とはその間隔を広狭調節可能となし、両挾持体1 8,19を開いた状態で、ダクト開口部7から挿入し、前記支持杆体14の上下 に両挾持体18,19を位置させた後、締付ボルト20を締付けて両挾持体18 ,19で支持杆体14を上下から挟み込んで固定するのである。
【0013】 そして、前記取付金具11をフロントパネル2に取付けるには、図4〜図6に 示すように、先ず支持棒16をフロントパネル2の側端縁の上下略全長に設けた 金属製の側枠体23の縦溝24内に下方から嵌入するとともに、基板15をフロ ントパネル2の木製芯材25の下端面26に当接し、該基板15に形成した取付 孔27,27を利用してネジ28,28にて締付け固定している。
【0014】 ここで、図4〜図8に示すように、前記フロントパネル2は、前記芯材25の 表裏面にパネル板29,29を接着若しくは面ファスナー等を利用して、両側部 においてはパネル板29を芯材25より突出させ、上下部においては芯材25を パネル板29より突出させて取付け、パネル板29の下方であって芯材25の下 方突出部にはアルミダイカスト製の中空の巾木30の上部を嵌合し且つネジ止め して取付けるとともに、パネル板29の上方であって芯材25の上方突出部には アルミダイカスト製の中空の笠木31を嵌合し且つ適宜ネジ止めして取付けてい る。また、フロントパネル2の両側部に芯材25とパネル板29,29とで形成 された凹溝内には、断面略コ字形の前記側枠体23が嵌合且つネジ止め固定され 、該側枠体23の両側端縁に表裏方向外側へ折曲形成した突片32,32に端部 カバー33が上下方向から嵌着されている。そして、該端部カバー33の下端は 前記基板15の上面に当止し、上端は上部キャップ34で笠木31と嵌合連結し ている。
【0015】 そして、前記フロントパネル2の両側部には、前記パネル板29の側端と端部 カバー33及び側枠体23とで所定間隙を有する目地部35が形成され、該目地 部35に臨む側枠体23には上下方向に一定間隔毎に複数の係止孔36,…を形 成している。
【0016】 前記係止金具12は、図2、図7及び図8に示す如く、前記目地部35に埋設 可能な横幅を有し且つフロントパネル2の高さより十分に短い縦長さを有する挿 入板37の後端の上下に前記係止孔36,36に嵌合係止する下向きフック38 ,38を突設するとともに、該挿入板37の前端全長に係合条39を突設し、該 係合条39は前記挿入板37の厚みより薄い首部40とその先端に膨出部41を 連設した形状のものである。ここで、前記挿入板37の厚みは、前記目地部35 の間隙より若干薄く形成し、該目地部35に挿入して埋設した際の横振れを防止 している。
【0017】 前記支持金具13は、図2、図9及び図10に示すように、天板5の側端面に 取付ける固定片42と、該固定片42の上縁に段折して上方へ延設した支持片4 3からなり、前記固定片42の中央部に設けた通孔44にボルト45を挿通し、 天板5の側端面内方に固定したナット等による螺孔46に螺合し、支持片43を 上方へ立設して締付け固定した際に、該支持片43の板厚の中心面が、天板5の 側端面47と一致するように前記段折を設定している。
【0018】 更に詳しくは、天板5の側端部の構造は、図10及び図11に示すように、天 板5のフレーム側面に取付けた側縁部材48には、その前後方向の適所に、前記 支持金具13を取付けるための取付凹所49が設けられ、図例のものは該取付凹 所49を側縁部材48の上下及び側方に開放状態に設けるとともに、該取付凹所 49を被覆するキャップ50を着脱自在に取付けている。このキャップ50の少 なくとも上部には周囲に溝部51を形成して必要に応じて切除可能とした切欠片 部52を設けてなり、例えばこの取付凹所49に前記支持金具13の固定片42 を取付ける場合には、前述の如く支持金具13を取付けた取付凹所49を前記上 方の切欠片部52を切除した状態のキャップ50で被覆する。ここで、前記キャ ップ50の取付凹所49への取付構造は、取付凹所49の両側部に上下の係止突 部53,54が設けられており、図11に示すように、前記係止突部53,54 にキャップ50の両側部に設けた上下の係止片55,56を落し込むように係合 させ、取付凹所49の係止突部54内面に設けた突起57をキャップ50の係止 片56内面に設けた凹部58へ係止させる等して両者を固定してなる。
【0019】 また、前記サイドパネル3は、図1、図2、図8及び図9に示すように、木製 芯材59の表裏面にパネル板60,60を接着若しくは面ファスナー等を利用し て、両側部においてはパネル板60を芯材59より突出させ、上部においては芯 材59をパネル板60より突出させ、下部においてはパネル板60を芯材59よ り若干突出させて取付け、パネル板60の上方であって芯材59の上方突出部に はアルミダイカスト製の中空の笠木61を嵌合し且つ適宜ネジ止めして取付けて いる。また、サイドパネル3の両側部に芯材59とパネル板60,60とで形成 された凹溝内には、断面略コ字形の側枠体62が嵌合且つネジ止め固定され、該 側枠体62の両側端縁に表裏方向外側へ折曲形成した突片63,63に端部カバ ー64が上下方向から嵌着されている。そして、該端部カバー64の下端は下部 キャップ65を嵌着し、上端は上部キャップ66で笠木61と嵌合連結している 。また、前記端部カバー64の側端面であって幅方向両側には、下部キャップ6 5に連通して下方開放した二条の連結溝67,67が形成されている。この連結 溝67は、断面形状において内部に径の大きい収容溝68を有し且つその開口縁 69の幅を収容溝68よりも狭く設定している。更に、前記サイドパネル3の下 端には芯材59の下端面70とパネル板60,60の下端突出部間で、前記支持 金具13の段折部を収容するための逃溝71が形成され、そしてサイドパネル3 の下面の奥行方向略全長、即ち前記芯材59の下端面70の全長に前記支持金具 13の支持片43を嵌入するスリット状の条溝72が形成されている。
【0020】 しかして、本考案の取付構造によってサイドパネル3を天板5の側端縁に立設 するには、先ず、机1の後端縁に前記取付金具11,11を介して立設したフロ ントパネル2の側部の目地部35に、係止金具12の挿入板37を挿入するとと もに、その後端のフック38,38を所定高さの係止孔36,36の嵌合係止し て装着する。この状態では、前記係止金具12の挿入板37は目地部35に埋設 されて、その前端に突設した係合条39のみがフロントパネル2の前面に突出し ている。一方、前記天板5の側端に設けた側縁部材48のキャップ50,50を 外して、取付凹所49を露出させ、該取付凹所49内に前記支持金具13の固定 片42をボルト45にて固定するとともに、前記キャップ50の上方の切欠片部 52を切除した後、該キャップ50を装着する。この状態では、天板5の側端縁 に支持金具13の支持片43が立起状態で固定されている。そして、前記サイド パネル3の端部カバー64の内方の連結溝67を選択し、該連結溝67を前記係 止金具12の係合条39に上方から嵌入するとともに、サイドパネル3の下端部 の前記条溝72を支持金具13の支持片43に上方から嵌入して取付ける。この 図8に示した取付状態では、前記係合条39の膨出部41が連結溝67の収容溝 68に位置し、該膨出部41が開口縁69に係止して前方への抜け止めがなされ ている。尚、図8中の73は机1の後端面を示している。
【0021】 図8において、サイドパネル3の中央線は、天板5の側端面47と一致するよ うに、前記目地部35及び連結溝67の位置は設定されている。また、図12に 示したものは、隣接する机1a,1bの後端縁にそれぞれフロントパネル2,2 を互いの端部カバー33,33を突き合い状態で立設し、そして両フロントパネ ル2,2の連設部に位置する両目地部35,35及び係止孔36,36を利用し て係止金具12,12を嵌合係止し、そしてサイドパネル3の端部カバー64の 両連結溝67,67にそれぞれ対応する係止金具12,12の係合条39,39 を嵌入して取付けたものである。この際、隣接する机1a,1bの側端縁に支持 金具13を立設する場合、一方の机1aでは前方の取付凹所49を利用して立設 し、他方の机1bでは後方の取付凹所49を利用して立設すれば、一つのサイド パネル3の条溝72内に、隣接する机1a,1bのそれぞれに立設した支持金具 13,13の支持片43,43が嵌入することになり、従って両机1a,1bの 位置が横方向に変位することがないのである。
【0022】
【考案の効果】
以上にしてなる本考案の机上サイドパネルの取付構造によれば、机天板の後縁 部に立設し、側部の前面側に凹設した目地部に臨む内方に、上下方向に複数の係 止孔を形成してなるフロントパネルと、前記目地部に埋設し得る挿入板の後端に 前記係止孔に嵌合係止するフックを突設するとともに、該挿入板の前端に首部と その先端に膨出部を連設した係合条を突設してなる係止金具と、前記天板の側部 に立設してなる板状の支持金具と、側端面であってその両側に前記係止金具の係 合条を前方への抜け止め状態で嵌入し得る連結溝を並設するとともに、下端面の 長さ方向略全長に前記支持金具を嵌入する条溝を形成してなるサイドパネルとよ りなるので、机天板の後縁部に立設したフロントパネルの側部の係止孔に、係止 金具の挿入板を目地部に埋設した状態でその後端のフックを嵌合係止し、係止金 具の係合条にサイドパネルの側端面に形成した内方側の連結溝を選択して上方か ら落し込み嵌入するとともに、机天板の側部に立設した板状の係止金具にサイド パネルの下端面に形成した条溝の適所を上方から落し込み嵌入するだけで、容易 に天板の側縁部にサイドパネルを立設することができ、その取付強度もフロント パネルに係止金具を介して取付けているので、サイドパネルが側方に変位する恐 れがなく強固である。また、サイドパネルを取付けた状態では、前記係止金具及 び支持金具は全く露出することがないので外観性に優れている。
【0023】 また、サイドパネルの奥行方向の長さ若しくは天板の奥行幅が変化しても、支 持金具を嵌入する条溝は奥行方向略全長に設けているので、条溝の何れの個所に 嵌入しても所望の取付状態が得られ、またサイドパネルの高さが変化しても、係 止金具のフックを嵌合係止する係止孔の上下位置を適宜選択することによって対 応でき、例えば奥行幅70cmの規格の机に、60cmの規格のサイドパネルを 取付けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る机の全体斜視図である。
【図2】サイドパネルを取付ける状態を示す要部分解斜
視図である。
【図3】フロントパネルを取付ける状態を示す要部分解
斜視図である。
【図4】フロントパネルを取付けた状態を部分断面で示
した一部省略正面図である。
【図5】取付金具を固定した状態のフロントパネルの縦
断面図である。
【図6】同じくトフロントパネルの横断面図である。
【図7】係止金具とフロントパネルの関係を示す一部省
略分解斜視図である。
【図8】フロントパネルとサイドパネルとを連結した状
態の要部横断面図である。
【図9】サイドパネルの条溝と天板の側端部に立設した
係止金具との関係を示す要部簡略縦断面図である。
【図10】天板の側端部に支持金具を取付ける状態を示す
一部省略分解斜視図である。
【図11】側縁部材とキャップの取付構造を示す断面図で
ある。
【図12】隣接した机に立設した二枚のフロントパネルに
サイドパネルを連結した状態の要部横断面図である。
【符号の説明】
1 机 2 フロントパネル 3 サイドパネル 4 側脚 5 天板 6 幕板 7 ダクト開口部 8 ダクトカバー 9 点検パネル 10 配線ダクト 11 取付金具 12 係止金具 13 支持金具 14 支持杆体 15 基板 16 支持棒 17 支持板 18 上部挾持体 19 下部挾持体 20 締付ボルト 21 固定台 22 引付台 23 側枠体 24 縦溝 25 芯材 26 下端面 27 取付孔 28 ネジ 29 パネル板 30 巾木 31 笠木 32 突片 33 端部カバー 34 上部キャップ 35 目地部 36 係止孔 37 挿入板 38 フック 39 係合条 40 首部 41 膨出部 42 固定片 43 支持片 44 通孔 45 ボルト 46 螺孔 47 側端面 48 側縁部材 49 取付凹所 50 キャップ 51 溝部 52 切欠片部 53 係止突部 54 係止突部 55 係止片 56 係止片 57 突起 58 凹部 59 芯材 60 パネル板 61 笠木 62 側枠体 63 突片 64 端部カバー 65 下部キャップ 66 上部キャップ 67 連結溝 68 収容溝 69 開口縁 70 下端面 71 逃溝 72 条溝 73 後端面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机天板の後縁部に立設し、側部の前面側
    に凹設した目地部に臨む内方に、上下方向に複数の係止
    孔を形成してなるフロントパネルと、 前記目地部に埋設し得る挿入板の後端に前記係止孔に嵌
    合係止するフックを突設するとともに、該挿入板の前端
    に首部とその先端に膨出部を連設した係合条を突設して
    なる係止金具と、 前記天板の側部に立設してなる板状の支持金具と、 側端面であってその両側に前記係止金具の係合条を前方
    への抜け止め状態で嵌入し得る連結溝を並設するととも
    に、下端面の長さ方向略全長に前記支持金具を嵌入する
    条溝を形成してなるサイドパネルと、 よりなることを特徴とする机上サイドパネルの取付構
    造。
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