JP2554647Y2 - コンクリ−ト型枠用桟 - Google Patents

コンクリ−ト型枠用桟

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JP2554647Y2
JP2554647Y2 JP4146292U JP4146292U JP2554647Y2 JP 2554647 Y2 JP2554647 Y2 JP 2554647Y2 JP 4146292 U JP4146292 U JP 4146292U JP 4146292 U JP4146292 U JP 4146292U JP 2554647 Y2 JP2554647 Y2 JP 2554647Y2
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昌樹 岩田
雅章 楠田
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般的にはコンクリ−
トの型枠の裏面に使用される型枠用桟に関するものであ
り、さらに具体的には、所定幅の枠板の裏面両側端部へ
縦方向に固定される型枠用桟に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の従来の型枠用桟を使用し
た型枠材の部分断面図で、型枠材3は、所定の幅の枠板
2とこの型枠材2の裏面へ縦方向に固定された型枠用桟
4及び図示しない他の形状の桟によって構成されてい
る。枠板2の裏面側端部に固定される型枠用桟4は、ア
ルミニウム合金を押出成形した押出材であり、枠板2か
らほぼ垂直に立ち上がる所定長さの連結部40と、連結
部40の下端から一側方へほぼ水平に張り出された状態
で一体に形成された枠板固定部41から構成されてお
り、連結部40と型枠固定部41とで形成される出隅部
43が、枠板2の側端部と一致するように桟4を枠板2
の裏面へ縦方向に沿わせ、この状態で図示しないボルト
ナットにより枠板固定部41を枠板2へ固定している。
型枠を施工するときは、それぞれの桟4,4の連結部4
0,40の外側面42,42が合致するように隣接の型
枠材3,3を突き合わせ、連結部40,40へ所定間隔
に形成された孔44に通した図示しないクリップ又はボ
ルトナットにより、隣接の型枠材3,3相互を順次連結
する要領で施工する。なお、連結部40の外側面が溝状
に形成されているのは、クリップ又はボルトナットその
他の締付具の締め付け力をより有効に作用させるためで
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図2で使用されている
従来の型枠用桟4は、連結部40の頂部の外側面42と
出隅部43が同一垂直面上にあり、同図のように隣接の
桟4と連結したとき、連結部40,40相互の頂部の外
側面42と出隅部43は突き合わされ、その結果枠板
2,2相互の端部に及ぶ締付具の締め付け力は制約され
る。本考案の目的は、前述の問題点を改善した型枠用桟
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る型枠用桟は
前述の目的を達成するため、枠板に固定された状態にお
いて、枠板側に位置する基部から垂直に立ち上がる連結
部の頂部の外側面を、基部の出隅部よりも枠板固定部の
反対側へやや突出させたものである。
【0005】
【作用】本考案にかかる型枠用桟は、連結部と枠板固定
部とが形成する出隅部が、枠板の裏面の側端部よりやや
中央よりに位置するように枠板の裏面に固定すると、隣
接する相互の型枠材の桟を連結した場合、連結された桟
の出隅部相互は突き合わずに両者間に間隙が生ずる。こ
の間隙により、締付具の締め付け力は隣接の型枠材の桟
相互の出隅部によって制約を受けることなく、その締め
付け力が隣接の枠板相互の接合面に対してより有効に作
用する。
【0006】
【実施例】図1を参照しながら、本考案に係る型枠用桟
の好ましい実施例を具体的に説明する。図1は、本考案
の実施例による型枠用桟を使用した型枠材相互を連結し
た状態の部分断面図である。なお、以下の実施例の説明
において、前述の従来の技術と同じ部材には差し支えな
い限り同じ符号を付してそれらの説明は省略する。
【0007】この実施例の型枠用桟1は、アルミニウム
合金を一定の断面形状に押出成形したものであり、ベニ
ヤ合板からなる枠板2の裏面へ固定されるほぼ水平で所
定幅の枠板固定部11と、この枠板固定部11の幅方向
の一側部からほぼ垂直に立ち上がる状態に長手方向に沿
って一体に形成され、隣接の型枠材3における側端部の
型枠用桟1と連結される連結部10とによって構成され
ている。
【0008】そして、前記連結部10の頂部の外側面1
2(L形の外側の面)は、連結部10と枠板固定部11
とで形成される出隅部13よりも前記枠板固定部11の
反対側、すなわち、施工するときの隣接の型枠材3の側
端部の桟1の方向へやや突出するように形成されてい
る。
【0009】この実施例の桟1は、枠板2の裏面の側端
部より出隅部13がやや中央寄りになるように枠板2へ
縦方向に沿わせ、この状態でボルト5とナット6とによ
り枠板2へ固定する。さらに、枠板2の裏面の両側端の
間には別の断面形状の図示しない桟を適数本縦方向に固
定するとともに、上端部に図示しない横桟を固定して型
枠材3を構成する。なお、枠板2は前述のようにベニヤ
合板であるので、ボルト5の外周には予め回り止めの突
起を形成している。
【0010】前述のように構成された型枠材3は、型枠
の施工時に図のように隣接する型枠材3,3相互の側端
部が突き合わされ、隣接の型枠用桟1の連結部10,1
0の外側面を重ね合わせ、連結部10,10へ所定の間
隔に形成された孔14にクリップ7の基端部を挿入し、
クリップ7の先端を挿入側の反対側面へ強制的に越えさ
せて連結する。このクリップ7は、図示しないボルトナ
ットやその他の締付具に代えることができる。
【0011】前述のように施工した状態においては、隣
接の桟1,1の出隅部13,13の間に図示のように間
隙が生じ、出隅部13相互は突き合わないので、クリッ
プ7の締め付け力は相互の出隅部13によって制約され
ず、その作用は枠板2,2の突き合わせ部分へ有効に及
ぶ。したがって、型枠材3,3相互はより強く締め付け
られた状態で連結され、型枠をより強固に施工すること
ができる。
【0012】本考案に係る型枠用桟において、枠板固定
部はその外側面(枠板に面する面)がほぼ水平になって
いれば、肉厚の全体が水平になっていることを要しない
とともに、他の断面形状に成形されていても差し支えな
い。また、出隅部13は円弧状になっていても実施する
ことができる。
【0013】
【考案の効果】本考案に係る型枠用桟によれば、施工状
態における隣接の枠板相互に対する締付具の締め付け作
用がより有効に及ぶので、より強固に型枠を施工するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による型枠用桟を使用した型枠
材相互を連結した状態の部分断面図である。
【図2】従来の型枠用桟を使用した型枠材相互を連結し
た状態の部分断面図である。
【符号の説明】
1,4 型枠用桟 10,40 連結部 11,41 枠板固定部 12,42 連結部の外側面 13,43 出隅部 14,44 連結部の孔 2 枠板 3 型枠材 5 ボルト 6 ナット 7 クリップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠板の裏面へ固定されるほぼ水平で所定
    幅の枠板固定部と、この枠板固定部の幅方向の一側部か
    らほぼ垂直に立ち上がる状態に長手方向に沿って一体に
    形成され、隣接の型枠材における側端部の型枠用桟と連
    結される連結部とを備えた金属製の桟において、連結部
    の頂部の外側面が当該連結部と枠板固定部とで形成され
    る出隅部よりも前記枠板固定部の反対側へやや突出して
    いることを特徴とする、コンクリ−ト型枠用桟。
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JPH0594453U JPH0594453U (ja) 1993-12-24
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